JPH0713345Y2 - ヘッドホーン - Google Patents

ヘッドホーン

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JPH0713345Y2
JPH0713345Y2 JP1988138374U JP13837488U JPH0713345Y2 JP H0713345 Y2 JPH0713345 Y2 JP H0713345Y2 JP 1988138374 U JP1988138374 U JP 1988138374U JP 13837488 U JP13837488 U JP 13837488U JP H0713345 Y2 JPH0713345 Y2 JP H0713345Y2
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JP
Japan
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housing
pipe
driver unit
lead wire
outside
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JP1988138374U
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JPH0260392U (ja
Inventor
清一 藤井
茂治 窪谷
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アイワ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、低音補償用の管体が設けられたヘッドホー
ンに関する。
[従来の技術] 第16図は、従来各種音響機器において使用されているイ
ンナーイヤー型ヘッドホーンの一例を示すものである。
同図において、1はハウジングであり、このハウジング
1の前面側(第16図において左側)は開放され、略お椀
状とされている。このハウジング1内にドライバーユニ
ット2が収納される。
すなわち、3は円形の凹部を有しフレームを兼用するヨ
ーク、4は円形のマグネット、5は円盤状のポールプレ
ート(ポールピース)であり、これらによって磁気回路
が構成される。また、6は振動板であり、この振動板6
の端部はヨーク3の外周部に固定されると共に、その中
央部にはボイスコイルの巻装されたボイスコイルボビン
7の一端が接続される。そして、このボイスコイルボビ
ン7はポールプレート5とヨーク3との間に移動自在に
配される。なお、8は保護板であり、9はドライバーユ
ニット2をハウジング1に固定するためのリング状部材
である。
また、ドライバーユニット2のヨーク3のフランジ部に
は開口10が形成されると共に、ハウジング1の背面側に
も開口11が形成される。そして、開口11に対応するハウ
ジング1の内面には音響抵抗体12が被着される。
また、13は所定長および所定径を有する管体である。こ
の管体13の一端はハウジング1内に連通すると共に、そ
の他端は外部に連通するようにされる。この例では、管
体13はハウジングと一体に形成されている。なお、14は
ドライバーユニット2からのリード線であり、このリー
ド線14は管体13の側面より外部に導出される。
第17図は、第16図例の音響等価回路を示している。同図
において、 mo:振動板の等価質量 so:振動板の等価スティフネス ro:振動板の等価抵抗 ml:インナーイヤー型ヘッドホーンと耳孔との漏れによ
る等価質量 rl:インナーイヤー型ヘッドホーンと耳孔との漏れによ
る等価抵抗 sc:インナーイヤー型ヘッドホーンと耳孔によって形成
される容積の等価スティフネス sl:ハウジング容積の等価スティフネス rl:ハウジングと外気とを連結する音響抵抗 F:信号電流によるボイスコイルの駆動力 mm:管体の等価質量 rm:管体の等価抵抗 この第17図の音響等価回路からわかるように、管体13の
等価質量mmおよび等価抵抗rmが振動板6の等価質量moお
よび等価スティフネスsoに直列に接続された形になって
いる。したがって、振動板6の最低共振周波数foは、 となり、mmを大きくすることにより低音限界周波数を低
くすることが容易に可能となる。
第18図の一点鎖線Lbは、第16図例の音圧周波数特性を示
すものである。なお、同図の実線Laは、管体13がない場
合の音圧周波数特性を示している。
[考案が解決しようとする課題] 第16図例において、低音限界周波数を低くするには、
(1)式より管体13の等価質量mmを大きくすればよいこ
とがわかる。
ここで、管体13のインピーダンスZmは次のように表され
る。
Zm=jωmm+rm =jω(4ρl/3πr2) +8μl/πr4……(2) ここに、 ρ :空気の密度 μ :空気の粘性係数 l :管体の長さ r :管体の半径 ω :音波の角周波数速度 さて、等価質量mmを大きくするには、管体13の径を小さ
くしたり、あるいはその長さを長くすればよい。
しかし、管体13の長さをあまり長くすることなく、管体
13の径を小さくすると、(2)式より抵抗成分rmが急激
に増加し、先鋭度Qが低下して補償効果がなくなる。逆
に、管体13の径が大きい状態で、その長さを長くして等
価質量mmを大きくするときには、その長さが実用的でな
い長さとなる。
従って、管体13による最低共振周波数foは、第18図の一
点鎖線Lbに示すように150Hz程度が限界であった。
そこで、管体13の径が大きい状態でその長さを長くして
も、全体としてその長さが実用的でない長さとならない
ようにするため、管体としてU字状パイプを使用するこ
とが考えられる。
しかし、このU字状パイプを形成する際には折曲部が扁
平とならないように加工する必要があり、その加工に手
間がかかり、ひいては全体として高価となってしまうお
それがある。
又、ドライバーユニットに接続されたリード線を外部に
導出するために、同図のようにハウジングの側部に穴を
設けてここから出すようにすると、リード線を約90度程
度曲げなければならず、断線等の原因となるおそれがあ
った。
そこで、この考案では、最低共振周波数をさらに低くで
きるようにして抵域特性を一層改善すると共に、安価に
構成できるようにすることを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] この考案は、振動板を有するドライバーユニットと、ド
ライバーユニットを収納するハウジングと、ドライバー
ユニットからハウジング内を通過して外部に導出される
リード線と、ドライバーユニット背面のハウジング内に
形成された空気室の下方側に設けられ、一端がハウジン
グ内に連通されるとともに他端が外部に連通する低音補
償用の管体とを有するヘッドホーンにおいて、管体は直
接部材とその連結部材とを用いて折曲形状に形成される
とともにリード線は管体の内部を介して外部に導出され
るようにしたことを特徴とするものである。
[作用] 上述構成においては、低音補償用の管体は折り曲げて形
成されるので、管体の径が大きい状態で、その長さを充
分に長くしても、全体として実用的でない長さとなるこ
とを回避することが可能となる。
また、管体は直線部材、例えば2本の直線状のパイプ4
5,46と、その結合部材とを用いて形成されるので、U字
状パイプを形成する工程が不要となり加工が容易とな
る。また、本考案では、リード線14とドライバーユニッ
トとの接続部からハウジング16の長さだけ離れてからリ
ード線14がほぼまっすぐ外部に露出されるので、リード
線14やリード線14とドライバーユニットとの接続部が切
断されたり、外れたりすることが防止できる。
さらに、また本考案では、リード線14が管体の内部を介
して外部に導出されるようになされるため、上述の効果
に他にハウジング16内にリード線14を通過用の溝部等を
形成しなくてもこれを外部に導出でき、リード線14の処
理を容易に行うことができる。
[実施例] 以下、第1図〜第7図を参照しながら、この考案の一実
施例について説明する。
本例はインナーイヤー型ヘッドホーンに適用した例であ
る。これら第1図〜第7図において第16図と対応する部
分には同一符号を付して示している。
同図において、1はハウジングであり、このハウジング
1の前面側は開放され、略お椀状とされている。このハ
ウジング1内に第16図例と同様にドライバーユニット
(図面の簡単化のため図示せず)が収納される。15はド
ライバーユニットの固定用に使用される弾性を有する係
合爪である。このハウジング1の背面側には開口11が形
成され、この開口11に対応するハウジング1の内面には
音響抵抗体12が被着される。
また、16もハウジングであり、このハウジング16内に隔
板27が配され、このハウジング16内に管状部28,29が形
成される。管状部28の一端はハウジング1の内部に連通
するようにされる。また、管状部29の一端はハウジング
16の背面側に形成された開口25と対応するようにされ
る。また、ハウジング16の管状部28,29の他端側には閉
塞部材18の挿入部が挿入されて塞がれるので、この閉塞
部材18によって管状部28,29の他端側を結ぶ通路30が形
成される。これにより、管状部28、通路30、管状部29に
よって低音補償用の管体が構成される。
この閉塞部材18の挿入部の前面側にはクリック機構を構
成する凸部19が形成され、この凸部19はハウジング16に
形成されたクリック機構を構成する方形孔20に係合さ
れ、挿入状態で安定に保持される。この例では、ハウジ
ング16はハウジング1と一体に形成される。
また、14はドライバーユニットからのリード線であり、
このリード線14はハウジング1内よりハウジング16内お
よび閉塞部材18内を介して外部に導出される。なお、26
はコードブッシュである。
本例において、ドライバーユニットの背面側に出る音波
は、ハウジング16の管状部28、通路30、管状部29を通過
して開口25より外部に出る。従って、本例においても、
第16図例と同様に最低共振周波数を低くでき、低域特性
を改善することができる。
本例によれば、低音補償用の管体はハウジング16の管状
部28、通路30、管状部29で形成され、折曲形状とされる
ので、その径が大きい状態でその長さを充分に長くして
も、全体として実用的でない長さとなることはない。従
って、本例によれば、等価質量mmを充分に大きくするこ
とができ、最低共振周波数を従来のものより低くするこ
とができ、低域特性を一層改善することができる。
また、本例によれば、パイプを折り曲げてU字状パイプ
を形成する工程が不要となるので、加工が容易となり、
ひいては安価に構成することができる。
次に、第8図〜第15図を参照しながら、この考案の他の
一実施例について説明する。本例はインナーイヤー型ヘ
ッドホーンに適用した例である。これら第8図〜第15図
において、第16図と対応する部分には同一符号を付して
示している。
同図において、1はハウジングであり、このハウジング
1の前面側は開放され、略お椀状とされている。このハ
ウジング1内に第16図例と同様にドライバーユニット
(図示せず)が収納される。15はドライバーユニットの
固定用に使用される弾性を有する係合爪である。このハ
ウジング1の背面側には開口31,32が形成される。開口3
1,32の中間位置に対応するハウジング1の内面にはそれ
ぞれ凹部33,34が形成される。そして、開口31に対応し
て凹部33には音響抵抗体12が被着される。また、凹部34
の左右の側壁面に夫々段差部35,36が形成され、この段
差部35,36に平板37が配置固定される。これにより凹部3
4は平板37で覆われて空間が形成される。
また、16もハウジングであり、このハウジング16の一端
はハウジング1に接続される。この例ではハウジング16
はハウジング1と一体に形成される。このハウジング16
の内面には、後述するパイプ載置部材が挿入される断面
方形状の主空間部38と、ドライバーユニット(図示せ
ず)からのリード線14の通路となる断面半円形状の溝部
39とが長手方向に向かって形成される。なお、この例で
はハウジング16の背面側に開口40が形成され、内部のパ
イプが観察できるようにされている。
また、このハウジング16のハウジング1との接続部に
は、主空間部38に対応して2個の円形の開口41,42が形
成されると共に、溝部39に対応して開口43が形成され
る。開口41,43はハウジング1内に連通するようにされ
ると共に、開口42はハウジング1内の凹部34と平板37と
で構成される空間に連通するようにされる。
また、44はパイプ載置部材であり、その載置部44aには
直線状のパイプ45,46が並行して配置固定される。この
場合、パイプ45,46の一端側は載置部44aよりわずかには
み出すようにされると共に、その他端側は載置部44aに
続けて設けられた筒部44b内に連通するように接着剤を
もって接着固定される。そして、この筒部44b内には隔
板47が筒部44b内に空間をつくるように斜めに配置固定
される。これにより、パイプ45,46の他端側を結ぶ通路4
8が形成される。そして、パイプ45、通路48、パイプ46
によって低音補償用の管体が構成される。
ハウジング16の主空間部38には、上述したようにパイプ
45,46が載置された状態でパイプ載置部材44の載置部44a
が挿入される。この場合、載置部44aの底部にはクリッ
ク機構を構成する凸部49,50が形成され、これら凸部49,
50は夫々ハウジング16に形成されたクリック機構を構成
する方形孔51,52に係合され、挿入状態が安定して保持
される。そして、この状態では、パイプ45の一端は開口
41と対向するようになされると共に、パイプ46の一端は
開口42と対向するようになされる。
また、ハウジング16の主空間部38に挿入されないパイプ
載置部材44の筒部44bは被覆部材53で覆われる。この被
覆部材53には、ハウジング16の溝部39に対応する溝部54
が形成される。なお、実際には、パイプ載置部材44の筒
部44bを被覆部材53内に圧入して、筒部44bを覆ったのち
に載置部44aがハウジング16の主空間部38に挿入され
る。
また、14はドライバーユニットからのリード線であり、
このリード線14はハウジング16の溝部39内および被覆部
材53の溝部54内を介して外部に導出される。なお、26は
コードブッシュである。
本例において、ドライバーユニットの背面側に出る音波
は、パイプ45、通路48、パイプ46を通過して開口32より
外部に出る。従って、本例においても、第16図例と同様
に最低共振周波数を低くでき、低域特性を改善すること
ができる。
本例によれば、低音補償用の管体はパイプ45、通路48、
パイプ46で形成され、折曲形状とされ、また、パイプを
折り曲げてU字状パイプを形成する工程が不要となるの
で、第1図〜第7図に示す実施例と同様の作用効果を得
ることができる。
また、本例によれば、ハウジング16に溝部39が形成され
ると共に、被覆部材53に溝部54が形成され、リード線14
がそれら溝部39,54内を通るようになされているので、
パイプ載置部材44の載置部44aをハウジング16の主空間
部38に挿入する工程においてもリード線14が妨げとなる
ことはなく、組立てをスムーズに行うことができる。
なお、上述実施例においては、低音補償用の管体の折曲
部が1個所のものを示したが、複数個所のものも同様に
構成することができる。また、上述実施例においては、
インナーイヤー型ヘッドホーンにこの考案を適用したも
のであるが、例えばオープンエアー型の通常のヘッドホ
ーンにもこの考案を同様に適用して低域の一層の改善を
図ることができる。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、低音補償用の
管体は折曲形状とされるとともに、リード線は管体の内
部を介して外部に導出されるので、管体の径が大きい状
態でその長さを充分に長くしても、全体として実用的で
ない長さとなることはない。また、リード線の切断や外
れを防止することができる。従って、この考案によれ
ば、管体の等価質量を充分に大きくすることができ、最
低共振周波数を従来のものより低くすることができ、低
域特性を一層改善することができる。
また、管体は直線部材と、その結合部材とを用いて形成
されるので、例えばU字状パイプを形成する工程が不要
となり加工が容易となる。従って、この考案によれば安
価に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図はこの考案の一実施例を示す構成図、第
8図〜第15図はこの考案の他の実施例を示す構成図、第
16図はインナーイヤー型ヘッドホーンの一例の構成図、
第17図はその音響等価回路を示す図、第18図はその音圧
周波数特性を示す図である。 1,16……ハウジング 14……リード線 18……閉塞部材 25,32……開口 28,29……管状部 30,48……通路 38……主空間部 39,54……溝部 44……パイプ載置部材 45,46……パイプ 53……被覆部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】振動板を有するドライバーユニットと、 上記ドライバーユニットを収納するハウジングと、 上記ドライバーユニットから上記ハウジング内を通過し
    て外部に導出されるリード線と、 上記ドライバーユニット背面のハウジング内に形成され
    た空気室の下方側に設けられ、一端が上記ハウジング内
    に連通されるとともに他端が外部に連通する低音補償用
    の管体とを有するヘッドホーンにおいて、 上記管体は直線部材とその連結部材とを用いて折曲形状
    に形成されるとともに上記リード線は上記管体の内部を
    介して外部に導出されるようにしたことを特徴とするヘ
    ッドホーン。
JP1988138374U 1988-10-24 1988-10-24 ヘッドホーン Expired - Lifetime JPH0713345Y2 (ja)

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JP1988138374U JPH0713345Y2 (ja) 1988-10-24 1988-10-24 ヘッドホーン

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JP1988138374U JPH0713345Y2 (ja) 1988-10-24 1988-10-24 ヘッドホーン

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Publication Number Publication Date
JPH0260392U JPH0260392U (ja) 1990-05-02
JPH0713345Y2 true JPH0713345Y2 (ja) 1995-03-29

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ID=31400651

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