JPH07133792A - ドライ真空ポンプ - Google Patents
ドライ真空ポンプInfo
- Publication number
- JPH07133792A JPH07133792A JP27929193A JP27929193A JPH07133792A JP H07133792 A JPH07133792 A JP H07133792A JP 27929193 A JP27929193 A JP 27929193A JP 27929193 A JP27929193 A JP 27929193A JP H07133792 A JPH07133792 A JP H07133792A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- pump mechanism
- rotor
- stator
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Non-Positive Displacement Air Blowers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】吸込口1と吐出口2を有するケーシング3内に
ロータ4とステータ5を収納したポンプ機構部6とポン
プ外からシールガスを供給する軸封部7とを有し、ポン
プ機構部6の最終段のロータ4とステータ5の隙間を性
能に影響を及ぼさないくらい大きくした。 【効果】ポンプの排気能力を損うことなく、ポンプ機構
部への反応生成物の付着堆積を防止できるので、より長
時間連続運転が可能となる。
ロータ4とステータ5を収納したポンプ機構部6とポン
プ外からシールガスを供給する軸封部7とを有し、ポン
プ機構部6の最終段のロータ4とステータ5の隙間を性
能に影響を及ぼさないくらい大きくした。 【効果】ポンプの排気能力を損うことなく、ポンプ機構
部への反応生成物の付着堆積を防止できるので、より長
時間連続運転が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吐出口を大気圧とする
真空ポンプに係り、特に、低い温度で壁面に付着堆積し
やすい物質を含む気体を排気するのに好適なドライ真空
ポンプに関する。
真空ポンプに係り、特に、低い温度で壁面に付着堆積し
やすい物質を含む気体を排気するのに好適なドライ真空
ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の真空ポンプを示す。
【0003】吸気口1,排気口2を有するケーシング3
の内部に、軸受6によって回転自在に支承されたロータ
4及びケーシング3内に固定され静止しているステータ
5とが設けられている。
の内部に、軸受6によって回転自在に支承されたロータ
4及びケーシング3内に固定され静止しているステータ
5とが設けられている。
【0004】吸気口1から吸い込まれた気体は、ロータ
4とステータ5から成るポンプ機構部による気縮作用に
より順次圧縮され、吐出口2から大気へ排気される。ポ
ンプ機構部7と軸受6との間に位置する軸封部に、ポン
プ外部からシールガスを供給するためのシール供給口9
を設け、このシールガスは、ポンプ機構部7と軸受6と
の両方へ分かれ分かれて流れるようなっているため、ポ
ンプ機構部7を通過する気体と軸受潤滑油が接すること
がない。ポンプ機構部に流入したシールガスは、ポンプ
の吸込口1から流入する気体と混り合って、吐出口2よ
り排気されるため、反応生成物を含むガスは、シールガ
スによって希釈されることになる。反応生成物の中に
は、圧力が上昇し、温度が低下すると固体化しやすくな
るものが多く、特に半導体製造装置の一種であるアルミ
エッチング装置から排気されるガスには、そのような物
質が含まれている。このような物質であっても、不活性
ガスで希釈されると、固体化する温度が低くなり、固体
化しにくくなる。
4とステータ5から成るポンプ機構部による気縮作用に
より順次圧縮され、吐出口2から大気へ排気される。ポ
ンプ機構部7と軸受6との間に位置する軸封部に、ポン
プ外部からシールガスを供給するためのシール供給口9
を設け、このシールガスは、ポンプ機構部7と軸受6と
の両方へ分かれ分かれて流れるようなっているため、ポ
ンプ機構部7を通過する気体と軸受潤滑油が接すること
がない。ポンプ機構部に流入したシールガスは、ポンプ
の吸込口1から流入する気体と混り合って、吐出口2よ
り排気されるため、反応生成物を含むガスは、シールガ
スによって希釈されることになる。反応生成物の中に
は、圧力が上昇し、温度が低下すると固体化しやすくな
るものが多く、特に半導体製造装置の一種であるアルミ
エッチング装置から排気されるガスには、そのような物
質が含まれている。このような物質であっても、不活性
ガスで希釈されると、固体化する温度が低くなり、固体
化しにくくなる。
【0005】なお、この種従来技術としては、特願昭60
−292727号明細書に記載のものがある。
−292727号明細書に記載のものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、軸封
部に供給するシールガスにより、ポンプ吸込口から流入
するガスを希釈することにより、最終段のポンプ機構部
及び吐出口部への反応生成物の付着堆積の時間を延ばす
ことができる。さらに、反応生成物が流入しても長時間
運転ができるようにするには、この部分における付着を
防止することが重要である。
部に供給するシールガスにより、ポンプ吸込口から流入
するガスを希釈することにより、最終段のポンプ機構部
及び吐出口部への反応生成物の付着堆積の時間を延ばす
ことができる。さらに、反応生成物が流入しても長時間
運転ができるようにするには、この部分における付着を
防止することが重要である。
【0007】本発明の目的は、最終段のポンプ機構部及
び吐出口部分における反応生成物の付着堆積を防止し、
より長時間の連続運転を可能とすることにある。
び吐出口部分における反応生成物の付着堆積を防止し、
より長時間の連続運転を可能とすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、最終段のポンプ機構のロータとステータ
の間の隙間を大きくし、ポンプ機構側に流れ込むシール
ガスを少なくするようにする。
に、本発明は、最終段のポンプ機構のロータとステータ
の間の隙間を大きくし、ポンプ機構側に流れ込むシール
ガスを少なくするようにする。
【0009】
【作用】吸込口からポンプ内へ流入するガス中に、昇華
性の反応生成物が含まれる場合は、ポンプ内を通過する
に従い、ポンプの圧縮作用で圧力が上昇し、最終段が一
番高い圧力となり、昇華性の反応生成物が一番付着しや
すくなる。また、最終段の後面はロータとステータの隙
間が小さく、ロータが高速で回転しているため、ポンプ
作用により負圧状態となり、反応生成物が最終段後面に
入り込み易くなる。本発明では、最終段のロータとステ
ータの隙間を大きくし、ポンプ作用を軽減することによ
って、最終段に入ってこようとする反応生成物の侵入を
防ぐ。かつ、軸封部に外部から供給されるシールガスの
量を減らすことによって、最終段での発熱を助長させ
る。その結果、吐出口の温度が高くなり、この部分への
反応生成物の付着堆積が防止され、ポンプをより長時間
連続運転することが可能となる。
性の反応生成物が含まれる場合は、ポンプ内を通過する
に従い、ポンプの圧縮作用で圧力が上昇し、最終段が一
番高い圧力となり、昇華性の反応生成物が一番付着しや
すくなる。また、最終段の後面はロータとステータの隙
間が小さく、ロータが高速で回転しているため、ポンプ
作用により負圧状態となり、反応生成物が最終段後面に
入り込み易くなる。本発明では、最終段のロータとステ
ータの隙間を大きくし、ポンプ作用を軽減することによ
って、最終段に入ってこようとする反応生成物の侵入を
防ぐ。かつ、軸封部に外部から供給されるシールガスの
量を減らすことによって、最終段での発熱を助長させ
る。その結果、吐出口の温度が高くなり、この部分への
反応生成物の付着堆積が防止され、ポンプをより長時間
連続運転することが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。
る。
【0011】図1において、吸込口1と吐出口2とを有
するケーシング3内には、軸受7によって支承されてモ
ータ8により駆動されるロータ4と、ロータ4を囲むよ
うにして取り付けられたステータ5とからなるポンプ機
構部6がある。吸込口1から流入した気体は、ポンプ機
構部で、順次、圧縮され、吐出口2を通って大気へ排気
される。ポンプ機構部6と軸受7との間には軸封部9が
あり、この軸封部9には外部からシールガス供給口10
を通って、シールガスが供給される。シールガスは吸込
口から流入する気体と反応することのないように、乾燥
窒素などの不活性ガスを用いる。シールガス供給口10
から流入したシールガスは二方向に分かれて流れ、一部
はポンプ機構部6の最終段に流入し、吸込口1から流入
した気体と一緒に吐出口2から排気される。残りは軸受
7を通ってモータ室12に入り、モータ室排気口11か
ら排気される。この二方向に分かれて流れるシールガス
によって、潤滑油がポンプ機構部6に流入するのを防ぐ
とともに、吸込口1から流入した気体がモータ室12に
流入するのを防止している。
するケーシング3内には、軸受7によって支承されてモ
ータ8により駆動されるロータ4と、ロータ4を囲むよ
うにして取り付けられたステータ5とからなるポンプ機
構部6がある。吸込口1から流入した気体は、ポンプ機
構部で、順次、圧縮され、吐出口2を通って大気へ排気
される。ポンプ機構部6と軸受7との間には軸封部9が
あり、この軸封部9には外部からシールガス供給口10
を通って、シールガスが供給される。シールガスは吸込
口から流入する気体と反応することのないように、乾燥
窒素などの不活性ガスを用いる。シールガス供給口10
から流入したシールガスは二方向に分かれて流れ、一部
はポンプ機構部6の最終段に流入し、吸込口1から流入
した気体と一緒に吐出口2から排気される。残りは軸受
7を通ってモータ室12に入り、モータ室排気口11か
ら排気される。この二方向に分かれて流れるシールガス
によって、潤滑油がポンプ機構部6に流入するのを防ぐ
とともに、吸込口1から流入した気体がモータ室12に
流入するのを防止している。
【0012】ロータ4とステータ5は一定の隙間を保っ
て、ロータ4が高速回転し、吸込口1より吸込まれた気
体を圧縮している。この圧縮作用でポンプ機構部6は温
度が上昇するが、ポンプ機構部6の最終段の後面はシー
ルガス供給口10より供給されたシールガスの一部がポ
ンプ機構部6の最終段後面を通って流れるために冷却さ
れる。また、吐出口2の付近ではケーシング3に熱が逃
げるため、気体の温度は低下する。このため、真空ポン
プの吸込側が、例えば、半導体デバイスのアルミドライ
エッチング装置に連結されている場合には、エッチング
後の反応生成物としてAlCl3 が生成する。
て、ロータ4が高速回転し、吸込口1より吸込まれた気
体を圧縮している。この圧縮作用でポンプ機構部6は温
度が上昇するが、ポンプ機構部6の最終段の後面はシー
ルガス供給口10より供給されたシールガスの一部がポ
ンプ機構部6の最終段後面を通って流れるために冷却さ
れる。また、吐出口2の付近ではケーシング3に熱が逃
げるため、気体の温度は低下する。このため、真空ポン
プの吸込側が、例えば、半導体デバイスのアルミドライ
エッチング装置に連結されている場合には、エッチング
後の反応生成物としてAlCl3 が生成する。
【0013】ロータ4とステータ5は微小隙間なため、
ポンプ作用により、図3に示すような圧力分布となる。
図3からわかるようにロータ4の根元の方が圧力が低い
ため、反応生成物が侵入しやすいので、図4のようにポ
ンプ機構部6の最終段後面のロータ4とステータ5の隙
間を性能に影響を及ぼさない範囲まで広げ、ポンプ作用
を軽減することによって、反応生成物が侵入してくるの
を防止する。また、ポンプ作用が軽減されることによっ
て、ポンプ最終段に入ってくるシールガス量が減り、最
終段ポンプの内部温度が上昇し、反応生成物がステータ
5壁面に付着しなくなる。ロータ4とステータ5の隙間
を大きくすると円板摩擦損失が増え、その結果、発熱量
が増え、ポンプ内部温度が高くなり、反応生成物の壁面
への付着堆積を防止する。
ポンプ作用により、図3に示すような圧力分布となる。
図3からわかるようにロータ4の根元の方が圧力が低い
ため、反応生成物が侵入しやすいので、図4のようにポ
ンプ機構部6の最終段後面のロータ4とステータ5の隙
間を性能に影響を及ぼさない範囲まで広げ、ポンプ作用
を軽減することによって、反応生成物が侵入してくるの
を防止する。また、ポンプ作用が軽減されることによっ
て、ポンプ最終段に入ってくるシールガス量が減り、最
終段ポンプの内部温度が上昇し、反応生成物がステータ
5壁面に付着しなくなる。ロータ4とステータ5の隙間
を大きくすると円板摩擦損失が増え、その結果、発熱量
が増え、ポンプ内部温度が高くなり、反応生成物の壁面
への付着堆積を防止する。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、ポンプの排気性能を損
うことなく、ポンプ機構部への反応生成物の付着堆積を
防止できるので、より長時間の連続運転が可能になる。
うことなく、ポンプ機構部への反応生成物の付着堆積を
防止できるので、より長時間の連続運転が可能になる。
【図1】本発明の一実施例の断面図。
【図2】従来技術の断面図。
【図3】従来技術の最終段の断面図。
【図4】本発明の一実施例の最終段の断面図。
1…吸込口、2…吐出口、3…ケーシング、4…ロー
タ、5…ステータ。
タ、5…ステータ。
Claims (1)
- 【請求項1】吸込口と吐出口を有するケーシング内にロ
ータおよびステータを収納したポンプ機構と、前記ポン
プ機構の下方に設けられたポンプ外からシールガスを供
給する軸封部とを有し、前記吸込口から吸込まれた気体
が前記吐出口より大気へ排気される真空ポンプにおい
て、前記ポンプ機構の最終段の前記ロータと前記ステー
タの隙間を前段の隙間より大きくしたことを特徴とする
ドライ真空ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27929193A JPH07133792A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | ドライ真空ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27929193A JPH07133792A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | ドライ真空ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07133792A true JPH07133792A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17609128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27929193A Pending JPH07133792A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | ドライ真空ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07133792A (ja) |
-
1993
- 1993-11-09 JP JP27929193A patent/JPH07133792A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4797068A (en) | Vacuum evacuation system | |
| JP2572699B2 (ja) | 回転機械の軸受潤滑構造 | |
| CN1055800A (zh) | 真空泵 | |
| JPH0525040B2 (ja) | ||
| JPH0133677B2 (ja) | ||
| JP4000611B2 (ja) | 真空排気システム | |
| JPH086708B2 (ja) | 真空ポンプ | |
| JPH07133792A (ja) | ドライ真空ポンプ | |
| JP3695865B2 (ja) | 真空排気装置 | |
| JPS60204997A (ja) | 複合真空ポンプ | |
| JPS61152990A (ja) | スクリユ−真空ポンプ | |
| JP3051515B2 (ja) | 多段真空ポンプの冷却装置 | |
| JP3386202B2 (ja) | 2段式油回転真空ポンプ | |
| JP2875335B2 (ja) | 真空ポンプ | |
| US6537049B2 (en) | Screw pump having a thermal shield | |
| JP2006138216A (ja) | ターボ分子ポンプの軸封防塵構造 | |
| JPH01216082A (ja) | 真空ポンプ | |
| JP2770732B2 (ja) | 無潤滑真空ポンプ | |
| JPH05231369A (ja) | 多段スクリュー真空ポンプ | |
| JPH08296557A (ja) | 真空ポンプ | |
| JP2557551Y2 (ja) | 真空ポンプ | |
| JPH02136595A (ja) | 真空ポンプ | |
| JPH0219693A (ja) | 真空ポンプ | |
| JP2002285987A (ja) | 小型真空ポンプ | |
| JPH02146291A (ja) | 真空ポンプ |