JPH0713381B2 - 吸音・遮音層を備えたスラブ型枠 - Google Patents
吸音・遮音層を備えたスラブ型枠Info
- Publication number
- JPH0713381B2 JPH0713381B2 JP61245591A JP24559186A JPH0713381B2 JP H0713381 B2 JPH0713381 B2 JP H0713381B2 JP 61245591 A JP61245591 A JP 61245591A JP 24559186 A JP24559186 A JP 24559186A JP H0713381 B2 JPH0713381 B2 JP H0713381B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- material layer
- slab formwork
- sound absorbing
- concrete
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- Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、床板構築現場にセットし、その上部にコンク
リートを打設するだけで、吸音性に優れ、さらに下段の
天井下地も兼ね備えた床板を構築することのできるスラ
ブ型枠に関する。
リートを打設するだけで、吸音性に優れ、さらに下段の
天井下地も兼ね備えた床板を構築することのできるスラ
ブ型枠に関する。
(従来の技術) 従来、マンション、集合住宅、高層ビル等のコンクリー
トを使用する床板の構築方法としては、次のような方法
が知られている。
トを使用する床板の構築方法としては、次のような方法
が知られている。
まず、梁に渡した本製の型枠を数本の支柱で下から支
え、これにコンクリートを打設し、その後に支柱と型枠
を取り外す方法がある。
え、これにコンクリートを打設し、その後に支柱と型枠
を取り外す方法がある。
また、現場での型枠の撤去作業を無くして、省力化及び
工期の短縮を図る方法として、工場あるいは構築現場近
くでプレキャスト板(以下、PC板という)を製作し、こ
の製作したPC板を床板構築位置にセットし、次いでセッ
トしたPC板を打ち込み型枠として利用して、その上部に
コンクリートを打設する方法がある。
工期の短縮を図る方法として、工場あるいは構築現場近
くでプレキャスト板(以下、PC板という)を製作し、こ
の製作したPC板を床板構築位置にセットし、次いでセッ
トしたPC板を打ち込み型枠として利用して、その上部に
コンクリートを打設する方法がある。
さらに、現場以外でのPC板の製作や、現場での型枠の撤
去作業の要らない方法として、鋼製で平板、波型、凹凸
型等のデッキプレートを床板構築位置にセットし、次い
でこのデッキプレートを打ち込型枠としてその上部にコ
ンクリートを打設する方法も知られている。
去作業の要らない方法として、鋼製で平板、波型、凹凸
型等のデッキプレートを床板構築位置にセットし、次い
でこのデッキプレートを打ち込型枠としてその上部にコ
ンクリートを打設する方法も知られている。
一方、上下階の床を通ずる床衝撃音による問題も深刻で
あり、このため高度な遮音性能を有する床板が要求され
ている。
あり、このため高度な遮音性能を有する床板が要求され
ている。
これに対して、コンクリート床スラブ上に遮音効果のあ
る床材、例えば発泡プラスチック等を貼ったり、その他
各種の遮音構造が床スラブ構築後に施工されている。
る床材、例えば発泡プラスチック等を貼ったり、その他
各種の遮音構造が床スラブ構築後に施工されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の床板構築方法は型枠や支柱の構築
及び撤去作業に手間がかかったり、PC板と後打ちされる
上部コンクリートとの打継ぎ部分の結合強度が弱く、こ
の部分の補強の問題が残されていたり、さらに床板の遮
音方法も、上記のようにコンクリート床スラブを構築し
た後の作業となるなど、多くの手間と工期のかかる結果
となっていた。
及び撤去作業に手間がかかったり、PC板と後打ちされる
上部コンクリートとの打継ぎ部分の結合強度が弱く、こ
の部分の補強の問題が残されていたり、さらに床板の遮
音方法も、上記のようにコンクリート床スラブを構築し
た後の作業となるなど、多くの手間と工期のかかる結果
となっていた。
このため、床板の構築現場で簡単に構築することがで
き、さらに得られる床板が吸音性及び遮音性を備えてい
るような床板の構築手段の提供が望まれている。
き、さらに得られる床板が吸音性及び遮音性を備えてい
るような床板の構築手段の提供が望まれている。
(問題点を解決するための手段) そこで本発明者は、上記のような問題点を解決すべく研
究を重ねた結果、デッキプレートをその一面をコンクリ
ート用型枠とし、他面のリブ部間には、吸音・遮音層を
挟持するごとく充填して設け、それらに重ねて天井下地
材層を設置して一体化した型枠を開発し、これを使って
現場でコンクリートを打設することにより、遮音性のあ
る床板が簡単に得られ、従来の床板構築に対する問題点
が一挙に解決されることを見出だし、本発明を完成させ
た。
究を重ねた結果、デッキプレートをその一面をコンクリ
ート用型枠とし、他面のリブ部間には、吸音・遮音層を
挟持するごとく充填して設け、それらに重ねて天井下地
材層を設置して一体化した型枠を開発し、これを使って
現場でコンクリートを打設することにより、遮音性のあ
る床板が簡単に得られ、従来の床板構築に対する問題点
が一挙に解決されることを見出だし、本発明を完成させ
た。
すなわち本発明は、デッキプレートの突出リブ部間の一
方面の凹部に吸音・遮音材層を挟着し、それらに重着し
て天井下地材層を設けたことを特徴とする吸音・遮音層
を備えたスラブ型枠である。
方面の凹部に吸音・遮音材層を挟着し、それらに重着し
て天井下地材層を設けたことを特徴とする吸音・遮音層
を備えたスラブ型枠である。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面を参照しながら、さら
に詳しく説明する。
に詳しく説明する。
添付図面は、本発明の吸音層・遮音層を備えたスラブ型
枠の一実施例を示す一部断面斜視説明図である。
枠の一実施例を示す一部断面斜視説明図である。
まず、本発明のスラブ型枠本体1は、デッキプレートで
あり、その一方の面にはスラブコンクリートを導入する
ための平坦部2が、他方の面にはこの平坦部2から突出
したリブ部3がある。
あり、その一方の面にはスラブコンクリートを導入する
ための平坦部2が、他方の面にはこの平坦部2から突出
したリブ部3がある。
このリブ部3の本数は、複数でもよいし、また1〜2本
でもよく、1〜2本の場合には、これを1ユニットとし
て幾つかのユニットを組み合わせて使用する。
でもよく、1〜2本の場合には、これを1ユニットとし
て幾つかのユニットを組み合わせて使用する。
これらのリブ部3間に形成される凹所には、図示のよう
に吸音材からなる吸音材層4及び遮音材からなる遮音材
層5が挟着されて設けられている。
に吸音材からなる吸音材層4及び遮音材からなる遮音材
層5が挟着されて設けられている。
使用する吸音材としては、常用のものでよく、例えばコ
ルク、各種繊維材、発泡プラスチック、各種穴あき板等
でもよい。同様に、遮音材も従来使用されているもの、
例えばコンクリートパネル、タイル、鉄、銅等の金属、
石膏板等でもよい。
ルク、各種繊維材、発泡プラスチック、各種穴あき板等
でもよい。同様に、遮音材も従来使用されているもの、
例えばコンクリートパネル、タイル、鉄、銅等の金属、
石膏板等でもよい。
この吸音材層4及び遮音材層5をリブ部3間内に挟着す
る方法としては、図示例のように、2枚の遮音材層5の
間に吸音材層4を入れてもよいし、吸音材層4と遮音材
層5がさらに数層積み重なっていても、逆に吸音材層4
と遮音材層5が1層ずつであってもよい。
る方法としては、図示例のように、2枚の遮音材層5の
間に吸音材層4を入れてもよいし、吸音材層4と遮音材
層5がさらに数層積み重なっていても、逆に吸音材層4
と遮音材層5が1層ずつであってもよい。
図示例では、リブ部3の内部の上方に他のリブ部材6を
設けて、さらにスラブ型枠1の補強を行っているが、本
発明はこれに限定されるものではない。リブ部間3内に
挟着された吸音材層4及び遮音材層5の下方には、その
全面に、天井下地材層7が重着されている。
設けて、さらにスラブ型枠1の補強を行っているが、本
発明はこれに限定されるものではない。リブ部間3内に
挟着された吸音材層4及び遮音材層5の下方には、その
全面に、天井下地材層7が重着されている。
これによって本発明のスラブ型枠を床板構成位置にセッ
トし、上方面にスラブコンクリートを導入打設するだけ
で下階の天井下地までも完成し、作業が大いに短縮され
ることとなる。
トし、上方面にスラブコンクリートを導入打設するだけ
で下階の天井下地までも完成し、作業が大いに短縮され
ることとなる。
さらに、天井下地材層7の面に予め天井仕上材を貼付し
ておけば、さらに工期短縮にとって好ましい結果とな
る。
ておけば、さらに工期短縮にとって好ましい結果とな
る。
次に、本発明のスラブ型枠を使用して床板を構築する方
法について説明する。
法について説明する。
まず、本発明のスラブ型枠を床板構築位置にセットし、
この時例えば、さらにスラブ床板の補強用に、図示のよ
うにスラブ型枠1の平坦部2に鉄筋トラス8を配置して
からコンクリートを上方のスラブコンクリート打設部9
へ導入打設する。
この時例えば、さらにスラブ床板の補強用に、図示のよ
うにスラブ型枠1の平坦部2に鉄筋トラス8を配置して
からコンクリートを上方のスラブコンクリート打設部9
へ導入打設する。
本発明のスラブ型枠本体1は鋼製のデッキプレートで、
構造的にはリブ部3に流し込まれるコンクリートが梁の
役目をするために非常に強度的に優れており、このため
現場打ちするコンクリートは少量で充分であり、その量
としては例えば平坦部2の頂部上は数cmのコンクリート
が被う程度でもよい。このように現場打ちするコンクリ
ートが少なくて済むということは、現場での作業と工期
が短縮され、床そのものの重量も軽くなって、構造的に
も非常に好ましいものである。
構造的にはリブ部3に流し込まれるコンクリートが梁の
役目をするために非常に強度的に優れており、このため
現場打ちするコンクリートは少量で充分であり、その量
としては例えば平坦部2の頂部上は数cmのコンクリート
が被う程度でもよい。このように現場打ちするコンクリ
ートが少なくて済むということは、現場での作業と工期
が短縮され、床そのものの重量も軽くなって、構造的に
も非常に好ましいものである。
こうして本発明の吸音・遮音層を備えたスラブ型枠を使
用して、遮音性及び強度的にも優れ、さらに下階の天井
下地材をも備えた床板が簡単に得られるわけである。
用して、遮音性及び強度的にも優れ、さらに下階の天井
下地材をも備えた床板が簡単に得られるわけである。
(発明の効果) 以上の説明より明らかなように、本発明はデッキプレー
トの突出リブ部間の一方面の凹部に吸音・遮音材層を挟
着し、それらに重着して天井下地材層を設けた構造の吸
音・遮音層を備えたスラブ型枠であるので、 施工後にスラブ型枠を取り外す必要がなく、これによ
って床板構築の作業手順及び工期が大いに短縮される。
トの突出リブ部間の一方面の凹部に吸音・遮音材層を挟
着し、それらに重着して天井下地材層を設けた構造の吸
音・遮音層を備えたスラブ型枠であるので、 施工後にスラブ型枠を取り外す必要がなく、これによ
って床板構築の作業手順及び工期が大いに短縮される。
吸音材層や遮音材層を後から施工する必要がないため
かなりな省力化となる。
かなりな省力化となる。
工場、地上でユニット化して組み立てることができる
ので、小規模建築物から大型建造物まで幅広く使用する
ことができる。
ので、小規模建築物から大型建造物まで幅広く使用する
ことができる。
下階の天井下地材も備えているので工期短縮と簡便化
に非常に有利である。
に非常に有利である。
等の多くの優れた効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】 添付図面は、本発明実施例の吸音・遮音層を備えたスラ
ブ型枠の一部断面斜視図である。 1:スラブ型枠本体、2:平坦部、3:リブ部、4:吸音材層、
5:遮音材層、6:リブ部材、7:天井下地材、8:鉄筋トラ
ス、9:スラブコンクリート打設部
ブ型枠の一部断面斜視図である。 1:スラブ型枠本体、2:平坦部、3:リブ部、4:吸音材層、
5:遮音材層、6:リブ部材、7:天井下地材、8:鉄筋トラ
ス、9:スラブコンクリート打設部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下村 英男 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 越田 和憲 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 佐藤 孝典 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 前林 和彦 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 伊東 和廣 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水建 設株式会社内 (56)参考文献 実公 昭36−32676(JP,Y1) 実公 昭46−1981(JP,Y1)
Claims (2)
- 【請求項1】デッキプレートの突出リブ部間の一方面の
凹部に吸音・遮音材層を挟着し、それらに重着して天井
下地材層を設けたことを特徴とする吸音・遮音層を備え
たスラブ型枠。 - 【請求項2】天井下地材層が、天井仕上材を貼着したも
のであることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
吸音・遮音層を備えたスラブ型枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61245591A JPH0713381B2 (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 | 吸音・遮音層を備えたスラブ型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61245591A JPH0713381B2 (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 | 吸音・遮音層を備えたスラブ型枠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63103147A JPS63103147A (ja) | 1988-05-07 |
| JPH0713381B2 true JPH0713381B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=17136005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61245591A Expired - Lifetime JPH0713381B2 (ja) | 1986-10-17 | 1986-10-17 | 吸音・遮音層を備えたスラブ型枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0713381B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9787069B2 (en) | 2012-06-04 | 2017-10-10 | Yazaki Corporation | Structure for mounting retrofit part to cladding member |
| JP2023136917A (ja) * | 2022-03-17 | 2023-09-29 | 株式会社フジタ | 合成スラブ構造、及び合成スラブ構造の施工方法 |
-
1986
- 1986-10-17 JP JP61245591A patent/JPH0713381B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9787069B2 (en) | 2012-06-04 | 2017-10-10 | Yazaki Corporation | Structure for mounting retrofit part to cladding member |
| JP2023136917A (ja) * | 2022-03-17 | 2023-09-29 | 株式会社フジタ | 合成スラブ構造、及び合成スラブ構造の施工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63103147A (ja) | 1988-05-07 |
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