JPH07134110A - 組合型半導体気体感応素子 - Google Patents

組合型半導体気体感応素子

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JPH07134110A
JPH07134110A JP4213212A JP21321292A JPH07134110A JP H07134110 A JPH07134110 A JP H07134110A JP 4213212 A JP4213212 A JP 4213212A JP 21321292 A JP21321292 A JP 21321292A JP H07134110 A JPH07134110 A JP H07134110A
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Japan
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gas
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sensitive
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gas sensitive
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JP4213212A
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Xinghui Wu
シン ホエ ウー
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Yunnan University YNU
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Yunnan University YNU
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
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    • G01N33/0009General constructional details of gas analysers, e.g. portable test equipment
    • G01N33/0027General constructional details of gas analysers, e.g. portable test equipment concerning the detector
    • G01N33/0031General constructional details of gas analysers, e.g. portable test equipment concerning the detector comprising two or more sensors, e.g. a sensor array

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高感度の選択能力を持つ組合型気体感応素子
であって、同時に熱安定性と温度安定性及び初期緩和時
間の改善も可能とする。 【構成】本発明は一種の気体感応素子である。本発明の
組合型気体感応素子は二つの部分からなっている。いず
れの部分も違う気体感応材料から造られ、その電気抵抗
は気体濃度の変化によって変わるのである。試験信号は
両部分の接点から出される。上記の素子は両部分のお互
いの補償増強作用或は補償帰還作用によって、総体素子
の選択性、感度、温度と湿度の安定性及び初期緩和時間
が改善された。必要によって、組合せの違う気体感応材
料で、本発明原理のもとで効用の違う気体感応材料を造
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はー種の半導体気体感応素
子である。特に二種類の気体感応材料から成り、高感
度、良い選択性、よい安定性及び耐湿度能力を持つ複合
型半導体気体感応素子である。
【0002】
【従来の技術】半導体気体感応素子は感度が高く、製造
技術が複雑ではなく、使用便利などの優れた点によっ
て、目前、発展のー番速い応用範囲のー番広い産品とな
った。それに種類がだんだん多くなっている。検出気体
の種類も可燃気体、易爆気体から毒気、香気、臭気及び
気体新鮮度の検出まで発展してきた。半導体と集積回路
の生産用気体の中である種類は毒性が強いので、検出濃
度は 1〜100ppm、更にPPbクラスにも達してい
る。中毒予防と人身安全保障の面からも考えれば、気体
低濃度検出に進めなければならないのである。
【0003】例えば、慢性中毒を防ぐために、8時間仕
事の気体濃度制限は次のようである。H2 Sの平均値は
15PPmで、COなら50PPmである。急性中毒を
防ぐために15分間の濃度制限はH2 sが100PPm
で、COは400PPmである。今までの気体感応素子
は性能が上述のような検出要求は満足しかねるのであ
る。
【0004】半導体気体感応素子の感度を高めることに
ついては、普通以下の方法を使う。 1.触媒をつけ加えて、気体感応素子の活性を強化する
こと。 2.材料は超微粒化にすること。 3.感度の高く、新しい材料を捜し求めること。 しかし、上記の方法によって気体感応素子の感度を高め
るにはやはり制限があって、違った素子はPPbクラス
の検出には到底達することができないのである。
【0005】そのうえ、現在の気体感応素子は基体材料
に改善性能を持つ添加剤をつけ加えたもので、選択性能
もよくないし、安定性もよくないのである。応用面では
普通は補償のために、外から一つのサ−ミスタ−を投入
して、気体感応探子と温度補償素子とつなぎ合わせる場
合もある。上述の温度補償素子は一つのサ−ミスタ−な
ので、ただ温度補償として、温度補償はできないので、
気体感応素子の選択性と初期緩和時間を改善するには役
割を果せないのである。
【0006】本発明はー種の組合型半導体気体感応素子
である。二つの部分からなっている。この二つの部分は
それぞれ違う気体感応特性と導電種類の半導体気体感応
材料から造られ、各部分の電気抵抗は気体濃度の変化に
よって違うのである。上述の気体感応素子を検出電気回
路に投入すると、出力信号は二種類の材料の接点から出
され、上述二つの部分の一つは兼ねて負荷とすること。
必要によって、二種類の気体感応材料からなる絶体気体
感応素子は高感度と選択性及びよい温度、湿度の安定性
を持ち、初期緩和時間を改善することができるのであ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はよい選択能力
を持つ組合型気体感応素子を提供することを目的1とす
るものである。本発明は高感度の組合型気体感応素子を
提供することを目的2とするものである。本発明は高感
度とよい選択能力を兼ね備える組合型気体感応素子を提
供することを目的とすることを目的3とするものであ
る。本発明は感度と選択能力を改善すると同時に熱安定
性と温度安定性及び初期緩和時間も改善される組合型気
体感応素子を提供することを目的4とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の技術の問
題点を解決するためのもので、上記の目的を達成するた
めに、この発明では、気体濃度を測るための複合型半導
体気体感応素子であって、二つの部分からなり、この二
つの部分はそれぞれ違う気体感応材料で造られ、その電
器抵抗は気体濃度の変化によって違う素子を利用してい
る。上述の気体感応素子を検出電器回路と接入すると、
出力信号は気体感応素子の二つの部分の接点から出さ
れ、そのうち、一つの部分は兼ねて負荷ともすること。
この部分の気体感応材料の温度係数の絶対値はほかの部
分の気体感応材料の温度係数の絶対値を上回らない構成
としている。
【0009】本発明の組合型気体感応素子は、二種類の
気体感応材料で造られた二つの部分からなっている。そ
の構成はN−N型、P−P型、N−P型とP−N型四種
類ある。二種類の材料選択によって、総体気体感応素子
の性能が違うのである。N−N型或はP−P型を利用す
れば、選択性を高めること。N−P型或はP−N型を利
用すれば感度を高める。即ち感度だけではなく、選択性
も高められる。これらの組み合わせの気体感応素子はい
ずれもよい熱安定性、耐湿度能力、よい呼応時間及び回
復時間をもっている。
【0010】気体感応素子の選択性についての論述する
と、よい選択性をもつ気体感応素子を作るために、待測
気体に感応があって、妨害気体には感応がない気体感応
材料Aと待測気体に感応がなく、妨害気体に感応がある
気体感応材料Bを選んで、組み合わせて、総体気体感応
素子となる。図1に示すように、出力信号はAとBの接
点から出され、そのうちBは負荷ともする。材料Aと材
料BはそれぞれN型半導体材料或はP型半導体材料で、
とちらでもいいので、総体気体感応素子は以下のN−N
型、及びP−P型となるのである。N−P型とP−N型
の選択性の実現については、「感度についての論述」に
述べてある。
【0011】図1に示すように,本発明の気体感応素子
のワ−キングの電圧で、VTは出力電圧ある。AとBは
それぞれ二種類の気体感応材料A、Bからなる二つの部
分のことである。N−N型を例として,以下のように検
討する。A部分は清浄気体での電気抵抗がRAでした
ら、B部分は清浄気体での電気抵抗がRBでしたら、一
種の気体と接触してから、電気抵抗がそれぞれRA’、
RB’となって、材料Aと材料Bはこの気体に対する感
度は次のようになる。 βA = RA / RA' βB = RB / RB'
【0012】もし清浄気体での出力電圧がVTでした
ら、気体と接触してから、出力電圧がVT1’となっ
て、そして、
【0013】
【数2】
【0014】上算式から図2に示すように曲腺を引い
た。 (i)βA >βB だったら, VT'>VT ,出力電圧上昇 (ii)βA =βB だったら, VT'=VT ,出力電圧不変 (iii)βA <βB だったら, VT'=VT ,出力電圧下降 だから、もし材料Aの待測気体に対する感度が材料Bの
待測気体に対する感度より高ければ、即ち(i) のように
出力電圧が上昇する。それと同時に、材料Aが妨害気体
に対する感度は材料Bが妨害気体に対する感度ほど高く
なければ、即ち(iii) のように出力電圧が下降する。そ
して、待測気体と妨害気体をはっきり区別して,選択性
を高めることができる。
【0015】普通に言えば、N型半導体は還元気体と接
触すると、電気抵抗が低くなり、酸化気体と接触する場
合は高くなる。N型にたいして、P型はちょうど逆であ
る。このような特徴に基づいて、選択性を持つ還元気体
感応素子を作るなら、N−N型域はP−P型を選んだ方
がよい。通用型或は広域型気体感応素子を作るなら、N
−P型、P−N型を選んだ方がいいのである。上記の原
理のもとで、材料のそれぞれの組み合わせによって、あ
らゆる気体に対する選択性を持つ気体感応素子を作るこ
とができるのである。
【0016】素子の感度についての論述すると、素子の
感度を高めるため,本発明は二種類の電気伝導型の違
う、そしてほとんど待測気体に感応する半導体材料Aと
Bを組み合せて,総体気体感応素子となるのである。そ
のワ−キング原理は図1のようである。材料AとBはそ
れぞれN型とP型或はP型とN型で,組合せた素子はN
−P型とP−N型二種類である。待測気体と接触する
と、N型材料は電気抵抗が気体濃度の増加によって減少
して、P型材料は電気抵抗が気体濃度の減少によって増
加するのである。
【0017】図1のように,回路をカット・インする
時,二つの部分の分圧の出力電圧Vtは図3のような一
種類材料だけで構成した気体感応素子素子の出力電圧よ
りずっと多くなるので,感度は著しく高められる。具体
的な分析は次のようである。かりに組合型気体感応素子
二種類の材料AとBが清潔空気での電気抵抗値はそれぞ
れRA とRB で,それに対する出力信号電圧はVtとす
ると,待測気体に接触すれば、A・Bの電気抵抗はそれ
ぞれRA'とRB'となって,それに応じて出力信号電圧も
V 'tとなって,そして,総体組合型素子の感度をβ=
V 't/Vtと定義する。
【0018】材料AとBがそれぞれN型とP型半導体気
体感応材料だった場合を例として、それに相応する感度
を次のように定義する。 βA =RA /RA' (7) βB =RB'/RB (8) N型半導体気体感応材料の電気抵抗は気体濃度の増加に
よって,減少して,P型半導体材料の電圧抵抗は気体濃
度の増加によって,増えるので,βA >,βB >1とな
る。
【0019】 図1から Vt = RB /(RA + RB )・VC (9) V 't= RB'/(RA' +RB') (10) (9) と(10)を(6) に入れて,(7) と(8) を利用して,そ
して, β=( 1 +RB/RA )/( 1 +RB'/ RA')・PA PB (11)
【0020】次は(11)の各種の状況について検討する。 1.RA >> RB の場合 (i) RA' >> RB'時 β=PA ・PB,もしAはN型材料,BはP型材料だった
ら,βA >1,βB >1,そして,β=βA βB >βA
或はβB (ii)RA'=RB'時 β=βA βB 〔 RA'/(RA'+ RB')〕= 1/2β
A βB (iii) RA'<RB'時 β=βA βB 〔 RA'/(RA'+ RB')〕
【0021】2.RA =RB の場合 (i) RA'>RB'時
【数2】(ii) RA'=RB'時 β=βA βB
【0022】(iii) RA'<RB'時
【数3】
【0023】3.RA <RB の場合 (i) RA'>RB'時
【数4】 (ii) RA'=RB'時
【数5】 (iii) RA'<RB'時
【数6】
【0024】以上の検討によりますと,1.(ii),(iii)
2.(iii) 及び3.(iii) のある状況のほかに,ほとんどの
場合は素子の感度βがβA βB より大きい域は等しい。
実際に,使用する便利のため,1.(i)条件を満足するよ
うに素子を設計すれば, 材料A,Bの清浄空気での電気
抵抗がRA >>RB ,それに待測気体濃度があまり高くな
い時,RA' >> RB'( 或いはRA' >RB' )を満足するこ
とができる。いわゆる総体組合型気体感応素子の感度が
普通気体感応素子より高い。
【0025】ところで,注意するべきなのは,素子感度
を高めると同時に,素子の選択性を改善することもでき
る。分析は以下のようである。かりに材料Aが待測気体
(I) に対する感度がBAI,妨害気体 (II) に対する感度
はBA IIとすると,材料Aが二種類気体に対する識別率
は次のように定義する。
【0026】材料Bが二種類気体に対する識別率を次の
ように定義する。
【0027】そして,総体気体感応素子が二種類気体に
対する識別率の定義は βBIとβBII は材料Bがそれぞれ気体 (I) と(II) に
対する感度で,βI とβIIは総体素子が気体 (I) と
(II) に対する感度である。総体気体感応素子は感度が
β=βA ・βB を満足する時,その識別率は次のようで
ある。
【0028】
【数7】
【0029】上式からみれば,もし総体感応素子となる
二種類気体感応材料AとBがいずれも待測気体Iに対し
て選択性を持つと,即ちβA I >βA II, βB I >βB
II時、α>αA 或はα>αB 。いわゆる総体気体感応素
子の識別率が単一種類気体感度材料より高い。このよう
な構成は気体感応素子の選択性をも高められることを表
した。
【0030】上記の論述から,次の結論が得られた。R
A>> RB 尚RA'>>RB'、或はRA'RB'の時、β=βA β
B が満足される。いわゆるRA>> RB 尚RA'> RB'(或
はRA'>>RB') 時,素子の感度が高められる。この時,
もし素子となる二種類気体感応材料AとBが同一種類気
体に対して、いずれも選択性を持てば,総体型素子が感
度だけでなく、選択性も高められる。勿論,上記の感度
についての論述は、N−P型素子即ち組合型気体感応素
子のうち,兼ねて負荷とする部分はP型材料として、も
う一つの部分はN型材料とすることを前提として行われ
たのである。
【0031】素子の熱安定性についての論述すると、ま
ず,普通構成(即ちただ一種の気体感応材料で作った)
気体感応素子の熱安定性について検討する。図3の示す
ように、普通構成の気体感応素子のワ−キング原理図で
ある。気体感応素子の温度係数は次のようである。V
(T) =1/R・dR/dT 温度の変化があまり大きく
ない時、V=V(T) =1/R・ΔR/ΔT とアプロ−
チする。
【0032】もし,温度がT1 からT1 +ΔTに変化し
たら,気体感応素子の電気抵抗がR1 からR1 +R1 V
ΔT1 に変わって,図3の兼ねて負荷とするR2 は固定
電気抵抗で、温度変化の影響を受けない。かりに温度が
T1 とT2 の時、出力電圧がそれぞれV'T1 とV'T2 と
すると、そして、 V'T1 =R2 /(R1 +R2 )・VC =VC /( 1+R1 / R2 ) (1) V'T2 =R2 ・VC /(R2 +R1 +R1 V1 ΔT) (2) =VC /{1+(1+V1 ΔT)R1 /R2 } (1) と(2) を比べると,出力電圧が温度によって変化し
ないために、(1+VI ΔT)を1にアプロ−チするべ
きである。即ち、ΔT→0或はVI →O。しかし、この
ような条件は揃いかねて、それにR1はR2よりずっと
高いので,1+VIΔTが1からすこし逸れると、( 1
+V1ΔT) R1/R2は大きな変化がでてきて、出力
電圧VTの大きな変動をもたらす。
【0033】次は本発明の組合型気体感応素子の熱安定
性について検討する。本発明の組合型感応素子について
は、上述とは違うのである。図1に示すように、兼ねて
不荷とする気体感応材料の電気抵抗値RBはずっと固定
ではなく、かりにその電気抵抗温度の変化する勢によっ
て、。RAと同じことを選択することができる。適当な
材料があれば、AとB両部分の分圧即ち素子の出力電圧
の変化が温度の変化によらない或は変化があっても常に
小さいのである。次は具体的に分析する。
【0034】図1に示すように、かりに温度がT1 から
2 に変化して素子の出力電圧がVT1 からVT2 に変
化することとすると、気体感応材料Aの電気抵抗RAか
らRA+RA・VAΔT に変わって、気体感応材料B
の電気抵抗はRBからRB+RBVBΔTに変わるので
ある。そして、出力信号VT1 とVT2 は次のようにな
る。
【0035】
【数8】
【0036】(3) と(4)を比べると、VT2 をVT1
アプローチさせるために (5) を満足するには、二つの条件が必要である。
【0037】 (i) 1+VA ΔT=1+VB ΔT 即ちVA =VB 上式は二種類の気体感応材料の温度係数が等しいなら、
出力信号は温度の変化によって,変化しないことを表し
た。勿論,厳格にVA =VB という式を満足するのは無
理である。なぜなら、たとえ、材料が同じでも,製造技
術と塗料の違いで差別がでてくるはずである。けれど
も、VA とVB が等しい場合或は近似の場合を選択する
なら、組合型気体感応体素子の熱安定性がよくなるに違
いない。
【0038】(ii) VA ΔT<<1,VB ΔT<<1 上式は二種類の材料は温度係数が非常に小さい時、出力
信号は温度による変化も非常に少ないことを表した。次
は(2) と(4) を比べると、区別はR1 /R2 或はRA /
RB の係数は同じではないのである。かりにR1 /R2
=RA /RB 、V1 =VA とすると,比べることが易し
くなり,温度の変化によって、VT2 ’とVT2 の変化
を比べると,ただ( 1+V1 ΔT) と(5) 式がどちらが
もっと1に近いのを比べたらいい。1にもっと近い方は
熱安定性がわりあい良いのである。以下の二種類の情況
から考えればいい。
【0039】(i) ΔT>O 時普通の陶器半導体は温度
係数がほとんどマイナスである。即ち、VA <O、VB
<O、だから O<1+VA ΔT<1、O<1+VB ΔT<1 (すでにV1 =VA を仮定したことに気をつけてくださ
い) |VA |<|VB |時、不確定な情況が出てくる。
【0040】(ii)ΔT<O時 1+VA ΔT>1、 1+VB ΔT>1 そして、 |VA |<|VB |時、不確定な情況が出てくる。
【0041】総合して述べると,次の結論を得た。組合
型気体感応素子となる二種類気体感応材料が以下の条件
を満足したら、VA がVB と等しい或はVB と近似して
|VA |>|VB |だったら、組合型気体感応素子は熱
安定性が普通構式の気体感応素子よりいい。勿論、もし
二種類の材料の温度係数が非常に小さければ素子の熱安
定性もとてもいいのである。
【0042】1,呼応時間 かりに材料が気体に接触してから,その電気抵抗が以下
の条件を満足すると そして,図1に示すような本発明の組合型気体感応素子
は,材料Aに対して 素子が気体に接触してから,その出力電圧がVT からV
T'となって,そして
【0043】
【数9】
【0044】τA =τB 時、VT'=VT τA <τB 時、VT'>VT 、呼応が速い τA >τB 時、VT'<VT 、呼応が遅い 待測気体に対して、τA <τB 、即ち材料Aの呼応は材
料Bよりはやい,妨害気体に対して、τA >τB 、即ち
材料Aの呼応は材料Bより遅い。
【0045】2.回復時間 かりに材料が気体から離服してから,電気抵抗が回復す
るには下の条件を満足 かりに素子の出力電圧がV'TからVTSとなると、そし
て、
【0046】
【数10】
【0047】ζ=1時、即ちτA =τB 時、VTS=VT' ζ>1時、即ちτA <τB 時、VTS<VT'回復が速い ζ<1時、即ちτA >τB 時、VTS>VT'回復が遅い 待測気体に対して,τA<τB を要求する,即ち材料Aの
回復が材料Bより速い。この条件は呼応の速い条件と一
致している。
【0048】初期緩和時間についての論述すると、普
通,現在の気体感応素子はほとんど初期緩和時間を持っ
ている。即ち,加熱電圧とカットインしたら素子の電気
抵抗が小さくなって,しばらくして,だんだん回復し
て,安定値に近よってくる。電流を流してから電気抵抗
が安定になるまでのかかる時間は初期緩和時間と呼ばれ
ている。初期緩和時間は応用には不便なところをたくさ
ん持たらした。本発明は初期電気抵抗の上昇と下降の幅
の差が大きくない初期緩和時間が近いこの二種類気体感
応材料を選んで,総体組合型気体感応素子を組み合わせ
たのである。素子の出力電圧即ちAとB部分の分圧VT'
は安定性を保って,素子の初期緩和時間を短縮して,初
期安定性がたかめられる。
【0049】耐温度能力についての論述すると、普通の
気体感応素子はほとんど温度の影響を受ける主存原因は
素子の電気抵抗が温度の変化によって変わるのである。
温度の変化は気体感応素子の不安定をもたらす。そし
て,温度変化の妨害をとり除くために,本発明はAとB
気体感応材料を選ぶ時,上記の状況を考えるだけではな
く,AとB材料の電気抵抗ができるだけの温度のによる
変化を大体同じようにして,AとBの互いの補償作用を
利用して,温度変化による電気抵抗に互いに双方相殺さ
せて,このようにしてから,総体素子の耐温度能力が高
められる。
【0050】実施例としての焼結型 焼結型気体感応素子の断面図は図5に示すように,陶管
をキャリアーとしてその上に相互連ならない三種電極を
作って,図の1,2,3のように,それぞれ接地と出力
信号VT とワーキング電圧VC とつながっている。加熱
電極4が陶管の真ん中に置かれている。電極1と2の間
に気体感応材料Bを塗って,電極2と3の間に気体感応
材料Aを塗って置く。焼結処理を受けてから,図5のよ
うに焼結を受けた管を台座に熔接し,同封してから,本
発明の気体感応素子となったのである。
【0051】(ii)薄膜型と厚膜型 図6は本発明の薄膜型と厚膜型気体感応素子の正面図で
ある。図7は加熱電極が背面に造られた場合の薄膜型と
厚膜型の気体感応素子の背面図である。薄膜型と厚膜型
素子は RuO2或いは Pt を陶基板、 SiO2 表面のシリコ
ン片域かガラス基板に三組電極を作って、図6のような
4、5,6はそれぞれ接地と出力信号Vtとワーキング電
圧Vcとして使われる。これから、蒸発、スパッター、化
学気相沈積 (プラズマ気相沈積) という方法で材料Aを
電極5と6の間に沈積して、材料Bを電極4と5の間に
沈積して置く。もし、加熱電極が正面に造られたら、加
熱電極の上に一枚の絶縁被覆を覆ってからその上に材料
AとBを沈積することができる。もし加熱電極が背面に
造られたら、(図7のように)、絶縁層を覆わない。上
記の仕事が終わったら、管芯を台座に熔接すること。
【0052】(iii)具体的な例 本発明の原理を利用して、N−N型組み合わせでブタン
感応素子を作った。センシング・ユニットAの材料は S
nO2 、WO3 、SiO2、ThO2、Pt: 磁製粉、酸洗い石綿など
をそれぞれ 51.2 %、 24 %、 10.3 %、 10.3 %、
0.8%、 1.7%、1.7 %の割合で称重して、万遍なくか
くまぜて、充分にみがいて、パルプに作って、電極付き
の磁管の上に塗って、恒温度600℃で1時間ぐらい焼
結してからセンシング・ユニットAの製作が完成した。
センシング・ユニットBの材料はそれぞれZnSn
3 、SnO2 、ThO2 、TiO2 、MgO、CO2
3 、Sn、Al2 3 酸洗い石綿、磁性粉を54.4
%−56.7%、27.5%−29.8%、1%、0.
5%、4.7%、1%、3.6%、2%、1.5%、
1.5%の割合で称重して、万遍なくかきまぜて、充分
にみがいて、パルプに作って、電極付きの別の磁管の上
に塗って、恒温度1時間ぐらい焼結して、センシング・
ユニットBの製作が完成した。AとBからなる総体期待
感応素子は選択性の高いブタン素子である。プタン、ガ
ソリン、エチル・アルコール、アセトンを検出した結果
【表1】 のようである。
【0053】
【表1】からみれば、ブタンが100ppm時、出力電
圧Vtが1057mVである。このデータは妨害気体ガ
ソリン、エチル・アルコールとアセトンが5000pp
m時のデータよれ上回るのである。素子はよい選択性を
持っていることを表した。もし、AとBが上記割合と違
う材料で作ったら、それに別の製作技術を使って、選択
性の高いブタン感応素子も造られる。このように造った
素子の検出結果は表2のようである。
【表2】 のデータによって図8のような曲線を引いて、この曲線
はアセトン、エチル・アルコール、ガソリンの濃度が1
000ppmを越える場合、出力電圧Vtは上昇が非常
に遅い、いわゆる下降の傾向も出てきた。但し、ブタン
に対しては、出力電圧Vtが濃度の増加によって増え
て、有効に妨害気体と待測気体を区別したとのことを表
した。
【0054】本発明のもう一つの実施例は上記と違う気
体感応材料と焼結技術で作ったN−N型高選択性酒感応
素子である。センシング・ユニットAの材料は、ZnS
nO2 、SnO2 、Al2 3 、CaO、Ag2 O、S
bと磁性粉で、その割合は51.4%、41.1%、
1.5%、2%、1.5%、1%、1.5%である。ま
ず、Sbと磁性粉以外の材料を万遍なくかきまぜて、充
分にみがいてから、ディオナイジング水でかきまぜて、
圧力で塊状に作って、恒温1000℃で2時間焼結し
て、自ら冷却してから、マッシングして細かくみがい
て、Sbと磁性粉を混ぜて、充分にみがいてディオナイ
ジッグ水で糊状までかきまぜて、電極付きの磁管に塗っ
て、恒温900℃で1時間焼結してセンシング・ユニッ
トAとなった。センシング・ユニットBの材料はW
3 、Al2 3 磁性粉でその割合はそれぞれ90.4
%−91%、3%−3.1%、6%−6.5%である。
これらの材料を万遍なくかきまぜて、充分にみがいてか
ら、パルプに作って、電極付きの半分の磁管に塗って、
恒温600℃で1時間ぐらい焼結し、センシング・ユニ
ットBとなった。このようなAとB両部分からなる高選
択性のN−N型エチル・アルコール感応素子はエチル・
アルコール、ブタン、ガソリンに対する検出結果は表9
に示してある。三本の曲線は出力電圧Vtがエチル・ア
ルコール濃度の増加によって増えるのであるが、ブタン
とガソリンに対して、濃度の増加によって、減少するこ
とを表した。だから当の素子はガソリンに対する選択性
は非常に著しい。
【0055】次の二つの実施例は本発明の原理によっ
て、基本材料SnO2 にPt、CO34 磁性粉などを
混ぜて、作ったセンシング・ユニットA と基本材料Mo
3 に磁性粉などを混ぜて作ったセンシング・ユニット
BからなるN−P型気体感応素子である。エチル・アル
コール、ガソリン、ブタンに対して、検出の結果は
【表3】 のようである。
【表3】からN−P型気体感応素子は感度Bが総体気体
感応素子の各種気体感度材料の感度B1 或B2 より高
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の総合型気体感応素子のワーキング方式
構成図である。
【図2】本発明の選択性分析曲線である。
【図3】普通の気体感応素子のワーキング方式構成図で
ある。
【図4】本発明の焼結型気体感応素子の断面図である。
【図5】本発明の焼結型気体感応素子の包封後見取り図
である。
【図6】本発明の薄膜型と厚膜型素子の正面図である。
【図7】本発明の薄膜型と厚膜型素子の背面図である。
【図8】本発明のもう一つの実施検出曲線図である。
【符号の説明】
1〜3:電極 4:加熱電極 5:電極 6:電極 A,B:気体感応材料
【数1】
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月4日
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の総合型気体感応素子のワーキング方式
構成図である。
【図2】本発明の選択性分析曲線である。
【図3】普通の気体感応素子のワーキング方式構成図で
ある。
【図4】本発明の焼結型気体感応素子の断面図である。
【図5】本発明の焼結型気体感応素子の包封後見取り図
である。
【図6】本発明の薄膜型と厚膜型素子の正面図である。
【図7】本発明の薄膜型と厚膜型素子の背面図である。
【図8】本発明の実施検出曲線図である。
【図9】本発明のもう一つの実施検出曲線図である。
【符号の説明】 1〜3:電極 4:加熱電極 5:電極 6:電極 A,B:気体感応材料
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 これは一種の気体濃度を測るための複合
    型半導体気体感応素子である。二つの部分からなり、こ
    の二つの部分はそれぞれ違う気体感応材料で造られ、そ
    の電器抵抗は気体濃度の変化によって違うのである。上
    述の気体感応素子を検出電器回路と接入すると、出力信
    号は気体感応素子の二つの部分の接点から出され、その
    うち、一つの部分は兼ねて負荷ともすること。この部分
    の気体感応材料の温度係数の絶対値はほかの部分の気体
    感応材料の温度係数の絶対値を上回らないことを特徴と
    する組合型半導体気体感応素子。
  2. 【請求項2】 二つの部分の温度係数は等しい或は近似
    している請求項1記載の組合型半導体気体感応素子。
  3. 【請求項3】 二種類の気体感応材料をそれぞれN型に
    しても、P型にしてもよろしいこと。組合型気体感応素
    子はN−N型、P−P型であること。そのうち、一種類
    の気体感応材料は待測気体に感応して、妨害気体には感
    応しないこと。これに対して、もう一種類の気体感応材
    料は妨害気体に感応して、待測気体に感応しない請求項
    1記載の組合型半導体感応素子。
  4. 【請求項4】 二種類の気体感応材料はそれぞれN型と
    P型ですが、N型とP型からなる素子はN−P型或はP
    −N型である。いずれも待測気体に感応する請求項1記
    載の組合型半導体気体感応素子。
  5. 【請求項5】 二種類の気体感応材料はいずれも妨害気
    体に感応しない請求項4記載の組合型半導体気体感応素
    子。
  6. 【請求項6】 上述のP型気体感応材料は兼ねて負荷と
    すること。上述N型気体感応材料は清潔な空気での電気
    抵抗は清浄な空気でのP型材料の電気抵抗値よりずっと
    高いこと。それにN型気体感応材料の待測気体の濃度の
    あまり高くない時の電器抵抗値はP型材料の同じ条件で
    の電気抵抗値よりも高い請求項4記載の組合型半導体気
    体感素子。
  7. 【請求項7】 気体感応素子は焼結型、薄膜型式は厚膜
    型である請求項1記載の組合半導体気体感素子。
  8. 【請求項8】 兼ねて負荷とする気体感応材料はZnS
    nO3 、SnO2 、ThO2 、TiO2 、MgO、CO
    2 3 、Sb、Al2 3 、酸洗い石綿、磁製粉などを
    54.4%−56.7%、27.5%−29.8%、1 %、0.5 %、4.7
    %、1 %、3.6 %、2 %、1.5 %、1.5 %との割合で混
    ぜるのである;別の部分の材料はSnO2 、W03 、S
    OiO2 、ThO2 、Pt、磁製粉、酸洗い石綿を51.2
    %、24%、10.3%、10.3%、0.8 %、1.7 %、1.7 %の
    割合いで作った請求項3記載の組合型半導体気体感応素
    子である。
  9. 【請求項9】 兼ねて負荷とする部分の気体感応材料は
    WO3 Al2 3 、磁製粉を90.4%−91 %、3 %−
    3.19%、6 %−6.5 %、の割合で混ぜて作るのであ
    る;別のー部分の材料はZnSnO3 、SnO2 、Al
    2 3 、CaO、Ag2 O、Sbと磁製粉を51.4%、4
    1.1%、1.5%、2 %、1.5 %、1 %、1.5 %、の割合
    で混ぜて作った請求項3の気体感素子である。
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