JPH07134537A - 立体表示装置 - Google Patents

立体表示装置

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JPH07134537A
JPH07134537A JP27940293A JP27940293A JPH07134537A JP H07134537 A JPH07134537 A JP H07134537A JP 27940293 A JP27940293 A JP 27940293A JP 27940293 A JP27940293 A JP 27940293A JP H07134537 A JPH07134537 A JP H07134537A
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Withdrawn
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JP27940293A
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English (en)
Inventor
Manabu Ishimoto
学 石本
Masayuki Kato
雅之 加藤
Takakazu Aritake
敬和 有竹
Nobuko Sato
宣子 佐藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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  • Holo Graphy (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホログラムを利用した立体表示装置に関し,
解像度の低いホログラムパターンであっても,立体像の
広い視覚領域を得られるようにする。 【構成】 ホログラムに対する再生光を発生する複数の
再生光の発生手段(1) ,(2) と,各再生光(10),(11) に
対応するホログラムパターンの位相分布を時分割もしく
は空間分割して表示する位相分布表示手段(3) とを備
え,各再生光(10),(11) により得られる視覚領域が単一
の再生光により得られる視覚領域より拡大したものであ
る構成をもつ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ホログラムを利用した
立体表示装置に関する。ホログラムにレーザー光等の可
干渉性の光を照射することにより三次元像を再現するこ
とができる。
【0002】このようにして三次元像を再現する立体表
示装置では,立体像の視覚領域はできるだけ広いほうが
良い。本発明は視覚領域の広い立体表示装置を提供す
る。
【0003】
【従来の技術】図7は従来のホログラムの作成方法と再
生方法を示す。図7 (a)はホログラムの作成方法を示
す。
【0004】図7 (a) において,100はレーザー光
源である。101,102,103はミラーである。ミ
ラー101は半透明であり,入射光の一部を透過するも
のである。
【0005】104はレンズであって,ミラー102の
反射光を写真乾板110に入射するようにするものであ
る。105はレンズであって,ミラー103で反射する
光を物体111に入射するものである。
【0006】110は写真乾板であり,ホログラムとな
るものである。111は物体であって,ホログラム作成
の対象物である。115は参照光であって,写真乾板1
10に入射するレーザー光源100から直接出力される
光である。
【0007】116は物体光であって,レーザー光源1
00の光が物体111で反射した光である。図示のよう
な光学系において,参照光115と物体光116が干渉
し,写真乾板110上に干渉縞を生じる。そのようにし
て物体111のホログラムが得られる。
【0008】図 (b)はホログラムの再生方法を示し,上
記のように作成されたホログラム110により物体11
1の立体像125を再生する方法を示す。図7 (b)にお
いて,120はレーザー光源であって,ホログラムの再
生光の光源である。
【0009】121はレンズであって,レーザー光源1
20の出力光をホログラム122に入射するものであ
る。122は位相分布表示手段であって,図7 (a)の方
法により作成されたホログラム,もしくはそのホログラ
ムパターンの位相分布を表示する液晶表示手段等であ
る。
【0010】123は再生光であって,レーザー光源1
20から出力されるものである。124は回折光であっ
て,再生光123が位相分布表示手段122により回折
した光(回折光の波面)である。
【0011】125は視覚的に映される立体像である。
126は観察者である。図7 (a)の方法により生成され
たホログラム122に再生光123を位相分布表示手段
122に入射することにより,表示された位相分布表示
に基づいて回折光124を生じる。その結果,回折光1
24のホログラムパターンを作成した物体111の立体
像125が再現され,その回折光の観察者126に再現
された立体像125が視覚される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図8は発明が解決しよ
うとする課題の説明図である。図8において,122は
位相分布表示手段であって,ホログラム,液晶表示手段
等である。
【0013】124は再生光である。130,131は
回折光であって,再生光124が位相分布表示手段12
2で回折したものである。
【0014】132は,視覚領域であって,再生光12
4が位相分布表示手段122で回折する範囲であり,観
察者が立体像を視覚する範囲を表す。ホログラムによる
立体表示装置において,視覚領域132を広くするため
には,再生光124を広い範囲に回折させる必要があ
る。そのためには,位相分布表示手段122に表示する
パターンの空間周波数をなるべく高い周波数で表示する
必要がある。
【0015】しかし,写真乾板によるホログラムの場合
には,写真乾板の粒子の大きさでパターンの空間周波数
を表示する分解能が制限され,また,ホログラムパター
ンを液晶表示手段等で表示する場合には画素ピッチ等で
空間周波数が制限される。そのため,ホログラムパター
ンに対する解像度が充分に得られず,立体像を再現する
視覚領域132を広くすることは困難であった。
【0016】本発明は,解像度の限られた位相分布表示
手段でも広い視覚領域を得られる立体表示装置を提供す
ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は,複数の再生光
と,時分割(複数の位相分布を時分割して表示する)も
しくは空間分割(複数の位相分布を表示領域に分けて表
示する)により位相分布を表示する位相分布表示手段を
備え,各再生光を異なる角度で入射するようにする。そ
の際,時分割により立体像を再現する場合には,表示さ
れている位相分布に対応する再生光が入射されるよう
に,再生光出力と位相分布表示の同期をとるようにし
た。また,空間分割的に立体像を再現する場合には,再
生光の位相分布領域にそれぞれの再生光が入射されるよ
うに入射光を選択的に入射する。そのようにして,各再
生光により得られる視覚領域が単一の再生光に得られる
視覚領域より拡大されたものとなるようにした。
【0018】図1は本発明の基本構成を示す。図1は複
数再生光が再生光Aと再生光Bの2つの場合の基本構成
を示す。図1において,1は再生光Aの発生手段であ
る。
【0019】2は再生光Bの発生手段である。3は位相
分布表示手段であって,ホログラム,液晶表示手段等で
ある。位相分布表示手段3は時分割もしくは空間分割に
より,再生光Aの位相分布表示および再生光Bの位相分
布表示をするものである。
【0020】10は再生光Aである。11は再生光Bで
ある。15は領域Aであって,再生光A(10)の回折領域
である。領域A(15)は再生光(10)に基づく立体像の視覚
領域である。
【0021】16は領域Bであって,再生光B(11)の回
折領域である。領域B(16)は再生光(11)に基づく立体像
の視覚領域である。17は視覚領域Cであって,領域A
(15)と領域B(16)を合わせて得られる視覚領域である。
【0022】θaは再生光A(10)の入射角度である。θ
bは再生光B(11)の入射角度である。θa’は再生光A
の最大回折角度であり,視覚領域Aの範囲である。
【0023】θb’は再生光Bの最大回折角度であり,
視覚領域Bの範囲である。なお,θa,θbは位相分布
表示手段3の垂線を基準として,θa×θb<0とす
る。
【0024】
【作用】図1の基本構成の動作を説明する。時分割によ
り,位相分布表示を切り換える場合には,再生光の選択
と位相分布表示の選択の同期をとる。即ち,位相分布表
示手段(3) に再生光A(10)のための位相分布表示がなさ
れているときは,再生光A(10)が入射されるように
する。その結果,領域A(15)に再生光A(10)に基づく立
体像の視覚領域が得られる。
【0025】次に,位相分布表示手段(3) の表示を再生
光B(11)のための位相分布表示に切り換える。そして,
再生光B(11)を選択して再生光B(11)が入射されるよう
にする。その結果,再生光B(11)に基づいて立体像を視
覚できる領域B(16)が得られる。
【0026】以上の処理を交互に繰り返すことにより拡
大した視覚領域C(17)が得られる。次に,位相分布表示
手段3に位相分布表示を空間分割的に行う場合の動作を
説明する。
【0027】空間分割的に位相分布表示する場合には位
相分布表示手段(3) を,例えば再生光A(10)の位相分布
の表示領域と再生光B(11)の位相分布の表示領域を平面
的に交互に配置する。そして,再生光A(10)の位相分布
の表示領域に再生光A(10)が入射され,再生光B(11)の
位相分布の表示領域には再生光B(11)が入射されるよう
にする。そのようにして,再生光A(10)の回折光により
領域A(15)が得られる。また,再生光B(11)の回折光に
より領域B(16)が得られる。その結果,再生光A(10)と
再生光B(11)の視覚領域により単一の再生光により得ら
れる視覚領域より拡大した視覚領域C(17)が得られる。
【0028】図2,図3を参照して本発明の基本構成の
動作を具体的に説明する。図2には,時分割した位相分
布表示により視覚領域を拡大する場合の本発明の基本構
成の動作説明図(1) を示す。
【0029】図2において,1は再生光Aの発生手段で
ある。2は再生光Bの発生手段である。
【0030】3は位相分布表示手段であって,液晶表示
手段等により構成され,位相分布表示を時分割して書き
換えることのできるものである。10は再生光Aであ
る。
【0031】11は再生光Bである。15は領域Aであ
って,再生光A(10)の回折光により得られる視覚領域で
ある。
【0032】16は領域Bであって,再生光B(11)の回
折光により得られる視覚領域である。17は視覚領域C
であって,領域A(15)と領域B(16)を合わせて得られる
拡大した視覚領域である。
【0033】20は位相分布切り換え手段であって,位
相分布表示手段3に表示する再生光Aの位相分布表示と
再生光Bの位相分布表示を交互に切り換えるものであ
る。21は再生光切り換え手段であって,再生光Aの発
生手段1の再生光出力と再生光Bの発生手段2の再生光
出力を交互に切り換えるものである。
【0034】22は同期手段であって,位相分布切り換
え手段20の位相分布表示の切り換えと再生光切り換え
手段21の再生光出力の切り換えの同期をとるものであ
る。図2の構成の動作を説明する。
【0035】位相分布切り換え手段20はまず,同期手
段22から出力される同期信号に基づいて位相分布表示
手段3に再生光A(10)の位相分布を表示する。そして,
再生光切り換え手段21は,これに同期して再生光Aの
発生手段1が再生光A(10)を出力し,再生光Bの発生手
段2は再生光B(11)を出力しないように制御する。その
結果,再生光A(10)が位相分布表示手段3において回折
し,領域A(15)が得られる。
【0036】次に,位相分布切り換え手段20は,同期
信号に基づいて,位相分布表示手段3に再生光B(11)の
位相分布を表示する。そして,再生光切り換え手段21
はこれに同期して,再生光Bの発生手段2が再生光B(1
1)を出力し,再生光Aの発生手段1は再生光A(10)を出
力しないように制御する。その結果,再生光B(11)が位
相分布表示手段3において回折し,領域B(16)が得られ
る。
【0037】上記の処理を交互に,例えば1秒につき3
0回程度繰り返すことにより,拡大された視覚領域C(1
7)が得られる。図3は,空間分割により視覚領域を拡大
する場合の本発明の基本構成の動作説明図(2) を示す。
【0038】図3において,1は再生光Aの発生手段で
ある。2は再生光Bの発生手段である。
【0039】3は位相分布表示手段であって,領域単位
に異なる位相分布表示を備えるホログラム,あるいは画
素単位の領域に異なる位相分布表示をする液晶手段等で
ある。
【0040】10は再生光Aである。11は再生光Bで
ある。15は領域Aであって,再生光A(10)により得ら
れる視覚領域である。
【0041】16は領域Bであって,再生光B(11)によ
り得られる視覚領域である。17は視覚領域Cであっ
て,再生光A(10)と再生光B(11)により得られる拡大し
た視覚領域である。
【0042】25は再生光選択手段であって,位相分布
表示手段3の再生光Aの位相分布表示領域30に再生光
A(10)のみが入射されるようにし,再生光Bの位相分布
表示領域31に再生光B(11)のみが入射されるように再
生光を選択するものである。
【0043】30は再生光Aの位相分布表示領域であっ
て,再生光A(10)の位相分布表示を備える領域である。
31は再生光Bの位相分布表示領域であって,再生光B
(11)の位相分布表示を備える領域である。
【0044】図3の構成において,再生光A(10)と再生
光B(11)は再生光選択手段25に同時に入射されて良
い。再生光選択手段25は再生光Aの位相分布表示領域
30に再生光A(10)のみが入射されるように再生光を選
択して透過し,再生光Bの位相分布表示領域31に再生
光B(11)のみが入射されるように再生光を選択して透過
する。その結果,再生光A(10)の回折により立体像を再
現する領域A(15)が得られ,再生光B(11)の回折により
立体像を再現する領域B(16)が得られる。再生光Aの位
相分布表示領域30と再生光Bの位相分布表示領域31
の大きさを充分に小さくとっておけば,領域A(15)と領
域B(16)による連続した立体像を再現できる視覚領域C
(17)が得られる。
【0045】本発明によれば,位相分布表示手段3の分
解能が限られているような場合でも,視覚領域を大幅に
拡大した立体表示装置を実現することが可能となる。
【0046】
【実施例】図4は本発明の実施例1を示す。図4は,時
分割により位相分布表示をする場合の実施例構成であ
る。
【0047】図4において,50はデータ入力部であっ
て,物体の三次元の撮影データ等を入力するものであ
る。データ入力部50は撮像装置等からリアルタイムに
撮影データを入力するものもしくは撮影データを記録し
た磁気記録装置等である。
【0048】51は位相分布作成部であって,三次元像
のデータに基づいて,再生光Aにより再生される位相分
布と再生光Bにより再生される位相分布を計算して出力
するものである。
【0049】52は同期信号発生部であって,位相分布
作成部51の位相分布表示と再生光発生手段53の発生
光出力の同期をとる同期信号を発生するものである。5
3は再生光発生手段であって,再生光Aと再生光Bを同
期信号により交互に発生するものである。
【0050】54は位相分布表示手段であって,液晶表
示手段等である。55は位相表示駆動部であって,位相
分布表示手段54の表示駆動を行うものである。
【0051】位相分布作成部51において,60は再生
光Aの位相分布計算部であって,再生光Aにより立体像
を再現するための位相分布を三次元像の入力データに基
づいて計算し,位相分布の表示データを作成するもので
ある。
【0052】61は再生光Bの位相分布計算部であっ
て,再生光Bにより立体像を再現するための位相分布を
三次元像の入力データに基づいて計算し,位相分布の表
示データを作成するものである。
【0053】62は再生光Aの位相分布保持部であっ
て,再生光Aの位相分布の表示データを格納するメモリ
(磁気ディスク装置等)である。63は再生光Bの位相
分布保持部であって,再生光Aの位相分布の表示データ
を格納するメモリ(磁気ディスク装置等)である。
【0054】64は位相分布表示切り換え部であって,
同期信号に同期して再生光Aの位相分布表示と再生光B
の位相分布表示を切り換えて出力するものである。再生
光発生手段53において,70は光源用ドライバであっ
て,再生光A光源72および再生光B光源73を発光さ
せるものである。
【0055】71は再生光切り換え部であって,同期信
号に同期して再生光発生手段53の出力を再生光Aもし
くは再生光Bに切り換えるものである。72は再生光A
光源である。
【0056】73は再生光B光源である。図4の構成の
動作を説明する。位相分布作成部51は,データ入力部
50から三次元像のデータを入力する。再生光Aの位相
分布計算部60は再生光Aにより立体像を再現するため
の位相分布を入力された三次元像のデータに基づいて計
算し,その位相分布の表示データを作成する。そして,
再生光Aの位相分布保持部62はその表示データを格納
する。
【0057】また,再生光Bの位相分布計算部61は再
生光Bにより立体像を再現するため位相分布を入力され
た三次元像のデータに基づいて計算し,その位相分布の
表示データを作成する。そして,再生光Bの位相分布保
持部63はその表示データを格納する。
【0058】同期信号発生部52は同期信号を出力し,
位相分布表示切り換え部64は同期信号に同期して,再
生光Aの位相分布の表示データを選択する。このとき,
再生光切り換え部71は同期信号に同期して,再生光A
光源72を選択し,再生光Aのみが出力され,再生光B
は出力されないようにする。次の同期信号により,位相
分布表示切り換え部64は再生光Bの位相分布の表示デ
ータを選択し,再生光切り換え部71は再生光B光源7
3を選択する。そして,再生光Bのみが出力され,再生
光Aは出力されないようにする。
【0059】上記の再生光Aによる立体像の再現と再生
光Bによる立体像の再現を交互に繰り返す。例えば,繰
り返し周期を毎秒数10回以上の程度とすることにより
再生領域の切り換えが意識されることなく広い視覚領域
の立体像を再現することができる。
【0060】図5は,本発明の実施例2の構成であり,
空間分割的な位相分布表示手段により視覚領域を拡大す
る場合を示す。図5 (a)は断面図である。
【0061】図5 (a)において,80は再生光Aの発生
部であって,例えば,垂直方向の偏波面をもつ再生光A
を発生するものである。
【0062】81は再生光Bの発生部であって,例え
ば,水平方向の偏波面をもつ再生光Bを発生するもので
ある。82は再生光Aである。
【0063】83は再生光Bである。85は偏光子アレ
イてあって,垂直偏光および水平偏光した再生光を領域
単位に通過させるものであり,垂直偏光フィルタである
領域A(86)と水平偏光フィルタである領域B(8
7)とが平面的に交互に配列されているものである(図
6 (a)参照)。偏光子アレイは図3の再生光選択手段2
5に対応する。
【0064】86は偏光子アレイ85の領域Aであっ
て,垂直偏光フィルタの領域である。87は偏光子アレ
イ85の領域Bであって,水平偏光フィルタの領域であ
る。なお,領域A(86),領域B(87)の大きさは
例えば,数mm単位であり,各領域を通過する再生光の
回折により立体像の連続性が保たれる程度に微小に形成
されるものである。
【0065】88は位相分布表示手段であって,再生光
Aの位相分布表示領域(領域A(89))と再生光Bの
位相分布表示領域(領域B(90))とが平面的に交互
に配列されたものである(図6 (b)参照)。位相分布表
示手段88はホログラム,液晶表示手段等により構成さ
れるものである。
【0066】89は位相分布表示手段88の領域Aであ
って,再生光Aの位相分布表示領域である。90は位相
分布表示手段88の領域Bであって,再生光Bの位相分
布表示領域である。
【0067】図5 (b)は斜視図であって,図5 (a)と共
通の番号は共通部分を示す。図6は本発明の実施例2の
偏光子アレイと位相分布表示手段の実施例である。85
は偏光子アレイである。
【0068】86は領域Aであって,垂直偏光フィルタ
の領域である。87は領域Bであって,水平偏光フィル
タの領域である。88は位相分布表示手段である。
【0069】89は領域Aであって,偏光子アレイ85
の領域A(86)を通過した再生光Aの位相分布表示を
する領域である。90は領域Bであって,偏光子アレイ
85の領域B(87)を通過した再生光Bの位相分布表
示をする領域である。
【0070】図5 (a), (b)の構成の動作を説明する。
再生光Aの発生部80から出力される再生光A(垂直偏
光)は偏光子アレイ85の領域A(86)のみ通過し,
位相分布表示手段88の領域A(再生光Aの位相分布表
示領域)89に入射される。そして,その領域A(8
9)で再生光Aが回折して立体像を再現する。
【0071】また,再生光Bの発生部81で発生した再
生光B(水平偏光)は偏光子アレイ85の領域B(8
7)のみ通過し,位相分布表示手段88の領域B(再生
光Bの位相分布表示領域)90に入射される。そして,
その領域B(90)で再生光Bが回折して立体像を再現
する。
【0072】偏光子アレイ85の領域A(86),領域
B(87)および,位相分布表示手段88の領域A(8
9),領域B(90)の領域サイズを,例えば数mm程
度に形成しておけば,各領域を通過した再生光の回折に
より再現される立体像が連続し,視覚領域の拡大した立
体像を再現することができる。
【0073】なお,本実施例では,再生光Aと再生光B
は同時に照射して良い。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば,複数のホログラムの再
生光とホログラムの位相分布表示により,低い解像度の
ホログラムパターンであっても,広い立体像の視覚領域
域を備える立体表示装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す図である。
【図2】本発明の基本構成の動作説明図(1) である。
【図3】本発明の基本構成の動作説明図(2) である。
【図4】本発明の実施例1を示す図である。
【図5】本発明の実施例2を示す図である。
【図6】本発明の実施例2の偏光子アレイと位相分布表
示手段の実施例を示す図である。
【図7】従来のホログラムの作成方法と再生方法の説明
図である。
【図8】発明が解決しようとする課題の説明図である。
【符号の説明】
1:再生光Aの発生手段 2:再生光Bの発生手段 3:位相分布表示手段 10:再生光A 11:再生光B 15:領域A 16:領域B 17:視覚領域C
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 宣子 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホログラムに対して複数の再生光の発生
    手段(1) ,(2) と,各再生光(10),(11)に対応するホロ
    グラムパターンの位相分布を時分割もしくは空間分割し
    て表示する位相分布表示手段(3) とを備え,該各再生光
    (10),(11)により得られる視覚領域が単一の再生光に基
    づく視覚領域より拡大したものであることを特徴とする
    立体表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,複数のホログラムの
    再生光の任意のものを再生光A(10)および再生光B(11)
    とし,該位相分布表示手段(3) への入射角をそれぞれθ
    a,θbとし,該再生光A(10),再生光B(11)に対する
    該ホログラムパターンの空間周波数をそれぞれfa,f
    b,該再生光A(10),再生光B(11)の波長をそれぞれλ
    a,λbとしたとき,sinθa=faλa,sinθ
    b=−faλa(但し,θa,θbは位相分布表示手段
    (3) の垂直方向を基準とした角度であり,θa・θb<
    0)であることを特徴とする立体表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1もしくは2において,該位相分
    布表示手段(3) は時分割により異なる位相分布を表示す
    るものであり,位相分布表示手段(3) に入射する再生光
    (10),(11)を切り換える再生光切り換え手段(21)と,位
    相分布表示手段(3) に表示する該位相分布を切り換える
    位相分布切り換え手段(20)と,再生光切り換え手段(21)
    と位相分布切り換え手段(20)の切り換えの同期をとる同
    期手段(22)とを備えたことを特徴とする立体表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項1もしくは2において,該位相分
    布表示手段(3) は複数の再生光(10),(11)に対応するそ
    れぞれのホログラムパターンの位相分布を異なる領域に
    空間分割して表示する位相分布表示領域(30),(31)を備
    え,該再生光(10),(11)がそれぞれの位相分布表示領域
    (30),(31)に入射されるように該再生光(10),(11)を選
    択する再生光選択手段(25)を備えたことを特徴とする立
    体表示装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022154753A (ja) * 2021-03-30 2022-10-13 学校法人 関西大学 ホログラム表示システム、ホログラム表示方法、及びホログラム

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