JPH07134681A - 印刷制御装置 - Google Patents

印刷制御装置

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JPH07134681A
JPH07134681A JP5279864A JP27986493A JPH07134681A JP H07134681 A JPH07134681 A JP H07134681A JP 5279864 A JP5279864 A JP 5279864A JP 27986493 A JP27986493 A JP 27986493A JP H07134681 A JPH07134681 A JP H07134681A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セキュリティ条件の更新後に、誤って更新前
のセキュリティ条件に基づいて印刷データが処理される
ことなく、守秘印刷データを確実に保護する。 【構成】 印刷ジョブ制御部22はセキュリティ条件テ
ーブル30の設定/更新を制御するために、印刷ジョブ
に付加される送信時刻を用い、予めセキュリティジョブ
名保持手段28に登録されたジョブ名とアクセスされる
印刷ジョブのジョブ名を順に比較し、一致したジョブ名
を持つ印刷ジョブを検出した場合は、その印刷ジョブ内
のダウンロードジョブの内容でセキュリティ条件テーブ
ル30を設定或いは既に設定している内容を更新する。
それ以後の印刷ジョブは、更新後のセキュリティ条件テ
ーブル30の内容でセキュリティ対象の判断がなされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信回線を介して接続さ
れたリモートプリンティングシステムにおける印刷制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】メインフレームをホストとする情報処理
システムは、多量のデータ処理及び多量の処理結果の印
刷出力ではバッチ処理を主体とした運用が一般的であ
る。
【0003】バッチ処理では印刷データも、このバッチ
処理の実行単位であるバッチジョブ、或いはバッチジョ
ブステップ単位に処理される。
【0004】このような情報処理システムに組み込まれ
たリモートプリンティングシステムでは、ホストコンピ
ュータから送信される印刷データは、バッチジョブ、或
いはバッチジョブステップ単位に印刷処理される。
【0005】以後、このようなバッチジョブ、或いはバ
ッチジョブステップ単位の印刷データを印刷ジョブと称
する。
【0006】通信回線を用いたリモートプリンティング
システムでは、システムの障害時のリカバリのため、受
信した印刷ジョブを一旦印刷制御装置上のスプールファ
イルへ格納し、受信を終了した印刷ジョブから順次印刷
装置に出力する方式と採っている。
【0007】このようなシステムでは、不特定多数のユ
ーザがバッチジョブを実行し、処理結果をプリンタに出
力する。そのため、特定の人以外には見せられないよう
な守秘印刷データについては、TAT(ターン・アラウ
ンド・タイム)が予測しにくいバッチ処理システムで
は、その印刷に多くの問題を含んでいる。
【0008】一般に守秘印刷データを通信回線を用いた
リモートプリンティングシステムに出力する場合は、バ
ッチ処理結果をホストコンピュータ上の出力スプールに
ホールドしておき、有資格者が、ホストコンピュータに
対してリモートプリンティングシステムへの出力を指示
することで、印刷装置に守秘印刷データの印刷結果が放
置されるようなことを避ける。一般的にホストコンピュ
ータ上には、強力なセキュリティ機能を実装することが
できるので、このような処理手順により、印刷データは
十分に保護される。
【0009】ところが、守秘印刷データが非常に大きな
ものであったり、また、通信回線上の転送時間が長い場
合は、以上の方式では、有資格者は、ホストコンピュー
タへリモートプリンティングシステムへの出力を指示し
た後、守秘印刷データの転送開始から印刷終了まで、印
刷装置を監視する必要がある、このように、長時間にわ
たり、有資格者を拘束することは、時には不可能であっ
たり、コストの上昇をも招く。
【0010】守秘印刷データに対しての安全性を保持し
つつ、有資格者の負担を最小限にするため、守秘印刷デ
ータに対してのセキュリティ機能を印刷装置或いは印刷
制御装置に実装する方式が考えられる。この方式では、
守秘印刷データに対して、印刷装置からの出力を抑止
し、有資格者が印刷装置、或いは印刷制御装置に対して
オペレーションをすることで、守秘印刷データの印刷を
実行する機能である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】守秘印刷データに対し
てのセキュリティ機能を印刷制御装置に持たせる場合、
印刷制御装置は、ホストコンピュータより転送されてき
た印刷データより守秘印刷データを識別し、守秘印刷デ
ータの印刷を抑止する手段と、守秘印刷データに対して
有資格者が印刷要求を出すため、有資格者であることを
判別する手段が必要となる。また、有資格者は複数い
て、それぞれの有資格者は別々の守秘印刷データを扱え
るような仕組みが必要である。
【0012】このような手段を提供するため、印刷制御
装置は、守秘印刷データを識別するための情報と、有資
格者を判別するための情報を保持している必要がある。
また、この情報自体もセキュリティの対象でなければな
らない。
【0013】本発明は上記事実を考慮し、セキュリティ
条件の更新後に、誤って更新前のセキュリティ条件に基
づいて印刷データが処理されることなく、守秘印刷デー
タを確実に保護することができる印刷制御装置を得るこ
とが目的である。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ホストコンピュータから送信されジョブ名、送信時
刻及びジョブ制御情報を含む印刷データをスプールファ
イルに格納する通信制御手段と、受信した印刷データの
印刷順を制御するための印刷キュー及び該印刷キューへ
の登録順に印刷データを印刷装置に出力するライタを備
えた出力手段と、前記印刷データが守秘印刷データか否
かを識別するセキュリティ条件データを保持するセキュ
リティ条件テーブルと、守秘印刷データを印刷キューへ
登録するための暗証データを入力する入力手段と、前記
入力手段で入力された暗証データに対応する守秘印刷デ
ータを印刷キューへ登録する守秘印刷データ登録制御手
段と、前記セキュリティ条件データに対応するジョブ名
を予め設定し保持するセキュリティジョブ名保持手段
と、送信時刻順にスプールファイル内の印刷データを印
刷キューに登録する際に印刷データのジョブ名とセキュ
リティジョブ名保持手段に保持されたジョブ名とを比較
し、一致した場合にセキュリティ条件テーブルの内容を
セキュリティ条件設定データに基づいて設定或いは置き
換える設定/更新手段と、有することを特徴としてい
る。
【0015】請求項2に記載の発明は、前記ホストコン
ピュータ、通信制御手段及び出力手段が複数設けられ、
各ホストコンピュータから送信される印刷データをそれ
ぞれのホストコンピュータに対応して設けられた通信制
御手段及び出力手段によって並行処理する印刷制御装置
であって、一のホストコンピュータから前記セキュリテ
ィ条件データが送信されてセキュリティ条件テーブルが
設定又は更新されたとき、その他のホストコンピュータ
に対応する印刷キューに既に登録されている印刷データ
の送信時刻と前記セキュリティ条件データの送信時刻と
を比較して、前記セキュリティ条件データの送信時刻よ
りも遅い時刻に登録された印刷データをキャンセルし、
新たなセキュリティ条件データに基づいて守秘印刷デー
タか否かを識別することを特徴としている。
【0016】請求項3に記載の発明は、前記通信制御手
段によってスプールファイルに格納された印刷データを
暗号化する暗号化手段と、前記出力手段のライタによる
印刷時に暗号化された印刷データを復合化する復合手段
と、を有している。
【0017】請求項4に記載の発明は、前記セキュリテ
ィ条件に一致する印刷データのみを選択的に暗号化する
ことを特徴としている。
【0018】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、ホストコンピ
ュータから送信された印刷データは、まずスプールファ
イルに格納され、通常の印刷データは印刷キューに登録
され、この印刷キューからライタへ出力されることによ
って、印刷装置で印刷処理される。
【0019】ここで、守秘印刷データの場合は、印刷キ
ューには登録されず、別にファイルされ、入力手段によ
って入力された暗証データに基づいて、印刷キューへ登
録される。従って、暗証データが一致しない限り守秘印
刷データを印刷することはできず、セキュリティが保証
される。
【0020】ところで、このセキュリティ条件は、例え
ば更新される場合があるが、ホストコンピュータと印刷
制御装置とが遠隔であり、ホストコンピュータ側からセ
キュリティ条件を更新しようとした場合、更新後のセキ
ュリティ条件で管理されるべき、印刷データが印刷キュ
ーへ登録される場合がある。
【0021】そこで、印刷制御装置では、セキュリティ
ジョブ名を予め保持しておき、スプールファイルからの
出力を送信時刻の早い順とし、セキュリティジョブ名が
一致した場合に、セキュリティ条件テーブルの内容を更
新するようにしている。これにより、更新後に新たに守
秘印刷データとされるものが誤って印刷キューへ登録さ
れるような不具合がなく、セキュリティが確実となる。
【0022】請求項2に記載の発明によれば、複数のホ
ストコンピュータ及び複数の印刷装置を用いて印刷処理
を行う場合、処理効率のアップのため、スプールファイ
ルを独立して処理するようにしている。この結果、セキ
ュリティ条件をホストコンピュータからダウンロードす
る際に、このダウンロードされる時刻よりも後に受信し
た新たに守秘印刷データとされるべき印刷データが印刷
キューに登録されることがある。
【0023】そこで、ダウンロードがなされた時点で、
このダウンロードジョブの時刻よりも遅い時刻に受信さ
れた印刷ジョブを印刷キューから検索して、一旦キャン
セルし、再度守秘印刷データか否かを識別する。これに
より、守秘印刷データを誤って出力(印刷)することが
なく、セキュリティを保証できる。
【0024】請求項3に記載の発明によれば、スプール
ファイルに格納された印刷データを暗号化し、ライタに
おいて復合化することにより、汎用的なOS(オペレー
ティングシステム)を適用しても、セキュリティを維持
することができる。
【0025】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の発明において、守秘印刷データのみを暗号化す
ることによって、暗号化する印刷データ量を削減し、障
害時のデータ解析を容易とすることができる。
【0026】
【実施例】
〔第1実施例〕図1には、本発明の第1実施例に係るシ
ステム全体を表すブロック図が示されている。
【0027】ホストコンピュータ10は、通信回線12
を介して印刷制御装置14と接続されている。この印刷
制御装置14は、印刷装置16を制御する役目を有して
いる。
【0028】ホストコンピュータ10から送信された印
刷ジョブは、通信回線12を介して前記印刷制御装置1
4の一部を構成する通信制御部18により受信される。
通信制御部18は、受信した印刷ジョブを受信スプール
ファイル20に順次格納するようになっており、受信ス
プールファイル20は、このように転送された印刷ジョ
ブを一旦格納することができる。
【0029】この受信スプールファイル20に格納され
た印刷ジョブは、印刷ジョブ制御部22によって制御さ
れるようになっている。この印刷ジョブ制御部22は、
以下の3つの働きを有している。
【0030】すなわち、印刷ジョブ制御部22の第1の
働きは、印刷順の制御である。印刷ジョブ制御部22
は、受信スプールファイル20を常時監視しており、受
信終了した印刷ジョブを順に印刷キュー24に登録して
いく。印刷キュー24は、FIFO(ファーストイン・
ファーストアウト)の待ち行列であり、登録された順に
ライタ26に供給するようになっている。ライタ26
は、このように印刷キュー24から供給された印刷ジョ
ブを印刷装置16に出力する。以上のようにして印刷ジ
ョブ制御部22により印刷順序が決定される。
【0031】次に、印刷ジョブ制御部22の第2の働き
は、セキュリティ対象の印刷ジョブの検出とその印刷抑
止である。印刷ジョブ制御部22は、受信スプールファ
イル20を監視して格納された印刷ジョブが、セキュリ
ティ対象の印刷ジョブであるか否かをチェックする。す
なわち、印刷ジョブ制御部22には、セキュリティジョ
ブ名保持手段28とセキュリティ条件テーブル30とが
接続されている。セキュリティジョブ名保持手段には、
セキュリティ対象の印刷ジョブの名称が登録され、セキ
ュリティ条件テーブル30には、セキュリティ対象の印
刷ジョブの条件が登録されている。
【0032】印刷ジョブ制御部22は、セキュリティ対
象の印刷ジョブを判断する際に印刷ジョブの名称及び、
印刷ジョブに付属してホストコンピュータ10から送ら
れている印刷制御情報と、セキュリティ条件テーブル3
0のセキュリティ対象の印刷ジョブの条件を比較する。
【0033】セキュリティ対象である判断された印刷ジ
ョブは、そのセキュリティ情報と共にセキュリティジョ
ブ保存ファイル32に格納されるようになっている。
【0034】セキュリティ情報とは該印刷ジョブに対し
て印刷を実行させる権限を持つユーザを決めるためのユ
ーザ名及びパスワードである。これらの情報は、セキュ
リティ条件テーブル30に各条件を予め格納する際にこ
のセキュリティ情報を付加する。
【0035】セキュリティジョブ保存ファイル32に格
納された印刷ジョブはそのままでは印刷されないように
なっており、この印刷ジョブを印刷するためには、オペ
レータコンソール34から印刷要求を発行することが条
件となっている。
【0036】セキュリティジョブ保存ファイル32に
は、モニタ36が接続され、また、このモニタ36にオ
ペレータコンソンール34が接続されている。モニタ3
6は、オペレータコンソール34からユーザが入力した
ユーザ名及びパスワードに基づいてセキュリティジョブ
保存ファイル32上の印刷ジョブの持つセキュリティ情
報と比較し、アクセス可能な印刷ジョブのみをオペレー
タコンソール34の表示部に表示する。
【0037】ユーザはオペレータコンソール34の表示
部に表示された印刷ジョブに対して印刷要求を発行する
ことができる。これにより、モニタ36から印刷要求の
あった印刷ジョブが印刷キュー24に登録され、印刷の
実行が可能となる。
【0038】印刷ジョブ制御部22の第3の働きは、セ
キュリティ条件テーブル30の設定/更新を制御するこ
とである。
【0039】本実施例では、この設定/更新のために、
印刷ジョブに付加される送信時刻を用いている。すなわ
ち、印刷ジョブ制御部22は、受信スプールファイル2
0を常時監視しており、印刷キュー24への登録もこの
時刻により順序を制御している。
【0040】そのため、時刻順に受信スプールファイル
20の印刷ジョブをアクセスする際に条件のダウンロー
ドジョブの有無のチェックを行う。すなわち、予めセキ
ュリティジョブ名保持手段28に登録されたジョブ名と
アクセスされる印刷ジョブのジョブ名を順に比較し、一
致したジョブ名を持つ印刷ジョブを検出した場合は、そ
の印刷ジョブ内のダウンロードジョブの内容でセキュリ
ティ条件テーブル30を設定或いは既に設定している内
容を更新する。それ以後の印刷ジョブは、更新後のセキ
ュリティ条件テーブル30の内容でセキュリティ対象の
判断がなされる。
【0041】以下に第1実施例の作用を図2及び図3の
フローチャートに従い説明する。まず、印刷データの登
録手順を図2のフローチャートに従い説明する。
【0042】ステップ200では、印刷ジョブを受信し
たか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ20
2へ移行して受信スプールファイル20に格納する。こ
の受信スプールファイル20には、通常の印刷データ、
守秘印刷データ等無関係に格納される。
【0043】次のステップ204では、受信スプールフ
ァイル20から最も早い時刻の印刷ジョブを読取り、次
いでステップ206でこの読み取った印刷ジョブがセキ
ュリティ対象のジョブか否かが判断される。
【0044】ステップ206において、肯定判定、すな
わちセキュリティ対象ジョブと判定された場合は、ステ
ップ208へ移行して、セキュリティ条件テーブルに基
づいて、該印刷ジョブにセキュリティ情報を付加し、セ
キュリティジョブ保存ファイル32へ格納し、ステップ
200へ戻る。このセキュリティ保存ファイル32に格
納された印刷データ(守秘印刷データ)は、通常状態で
は、印刷キュー24へは登録されないため、守秘を保つ
ことができる。
【0045】また、ステップ206において、否定判
定、すなわちセキュリティ対象ジョブではないと判定さ
れた場合は、ステップ210へ移行して、セキュリティ
条件設定データか否かが判断される。このステップ21
0で肯定判定された場合は、セキュリティ条件テーブル
30を更新(又は設定)する必要があるため、ステップ
212へ移行して、受信スプールファイル20から読み
取られたセキュリティ条件設定データに基づいてセキュ
リティ条件テーブル30の内容を更新し、ステップ20
0へ戻る。これにより、以後は、更新されたセキュリテ
ィ条件に基づいてステップ206の判断がなされること
になる。
【0046】この場合、受信スプールファイル20から
の読取りを、受信時刻の早い順に行っているため、セキ
ュリティ条件設定データよりも遅い時刻に受信した印刷
ジョブを更新前のセキュリティ条件に基づいて守秘印刷
データか否かを判断するといった不具合はない。
【0047】ステップ210において、否定判定された
場合は、通常の印刷データであると判断され、ステップ
214へ移行してこの印刷データを印刷キュー24へ登
録する。
【0048】印刷キュー24では、登録された順に、す
なわちFIFOによって印刷データを順次ライタ26へ
と供給し、印刷装置16によって印刷処理が行われる。
【0049】次に、セキュリティジョブ名保存ファイル
28に保存された守秘印刷データを印刷するための手順
について図3のフローチャートに従い説明する。
【0050】図3のフローチャートは、例えば、印刷装
置の操作パネル等に設けられた守秘印刷データの印刷指
示操作ボタン等が操作されたときに割り込まれるルーチ
ンである。
【0051】ステップ250では、守秘印刷データの運
用を許可されているユーザを特定するためのID番号等
の入力指示を行い、ユーザがこの指示に従いID番号等
を入力すると、ステップ252で肯定判定されて、ステ
ップ254へ移行する。ステップ254では、入力され
たID番号等に基づいて実際に守秘印刷データの運用が
許可されているか否かを判断し、NGと判定された場合
はこのルーチンは終了する。なお、誤入力の場合を考慮
して、数回の再入力を許可するようにしてもよい。
【0052】ステップ254において、OKと判定され
た場合は、ステップ256へ移行して、セキュリティジ
ョブ保存ファイル32から該当する印刷データを検索す
る。
【0053】次のステップ258では、検索された印刷
データを印刷キュー24へ登録する。これにより、印刷
キュー24では、通常の印刷データの途中にこの守秘印
刷データが割り込まれて登録され、この割り込まれた位
置に従い、ライタ26へ送られ印刷がなされる。
【0054】本実施例によれば、印刷制御装置14が通
信回線12を介してホストコンピュータ10とが遠隔地
に設置されており、印刷制御装置14のオペレータコン
ソール34からセキュリティ条件を設定することが困難
な場合でも、ホストコンピュータ10でセキュリティ条
件を作成し、印刷制御装置14にダウンロードすること
により、遅滞なくセキュリティ条件テーブル30を更新
することができる。
【0055】すなわち、ホストコンピュータ10での運
用形態がバッチ処理であると、処理順序や、通信回線へ
の出力順が逆転することがあるが、送信時刻に基づいて
セキュリティ条件を更新するようにしたため、更新タイ
ミングを最適とすることができる。
【0056】〔第2実施例〕以下に、図4に従い本発明
の第2実施例について説明する。
【0057】この第2実施例において、上記第1実施例
と同一構成部分については、同一符号を付してその構成
の説明を省略する。
【0058】図4に示される如く、第2実施例では、1
台の印刷制御装置14に、2台のホストコンピュータ1
0、11及び2台の印刷装置16、17が接続されてい
る。
【0059】これに伴い、印刷制御装置14の内部構成
は、ホストコンピュータ10、11に対応して通信制御
部18、19、受信スプールファイル20、21がそれ
ぞれ設けられ、印刷装置16、17に対応してライタ2
6、27、印刷キュー24、25が設けられている。
【0060】印刷ジョブ制御部22は、2つの受信スプ
ールファイル20、21を開始し、印刷キュー24、2
5へ登録するようになっている。印刷ジョブの出力先
は、印刷ジョブ制御部22によって印刷キュー24、2
5の何れかが選択される。
【0061】印刷ジョブ制御部22は、受信スプールフ
ァイル20、21上の印刷ジョブをその制御情報内に格
納された時刻情報に基づいて、時刻の早い順に処理する
ようにしている。
【0062】ところで、2つの受信スプールファイル2
0、21に対して同時に処理する場合、あたかも1つの
受信スプールファイルのように処理すると、接続された
ホストコンピュータ10、11の処理機能や印刷ジョブ
の混み具合により、効率が落ちることがある。例えば、
一方のホストコンピュータ10から非常に大容量の印刷
ジョブが転送されている間に、他方から小容量の印刷ジ
ョブが多量に送られてくるような場合、印刷ジョブ制御
部22は、小容量の印刷ジョブを順次処理すべきである
が、時刻順に処理すると、小容量の印刷ジョブの処理が
またされることが考えられる。
【0063】このため、受信スプールファイル20、2
1に対する制御を独立して行うようにし、処理効率のア
ップを図っている。
【0064】この処理効率のアップのため、第1実施例
で示したようなセキュリティ条件の更新を行う場合に、
この更新タイミングが保証されなくなる場合がある。例
えば、一方のホストコンピュータ10からセキュリティ
条件データがダウンロードされる場合に、他方のホスト
コンピュータ11から送られる印刷ジョブが前記セキュ
リティ条件データのダウンロードジョブの時刻よりも後
であっても、印刷キュー24(又は25)に登録される
可能性がある。
【0065】そこで、本実施例では、印刷ジョブ制御部
22がセキュリティ条件のダウンロードを検出し、セキ
ュリティ条件テーブル30を更新する時に、印刷キュー
24、25を検索して、セキュリティ条件ダウンロード
時刻よりも遅い時刻に登録された印刷ジョブを印刷キュ
ー24(又は25)からキャンセルし、再度、更新後の
セキュリティ条件に基づいて、印刷キュー24、25へ
登録するか、セキュリティジョブ保存ファイル32に登
録するかを決定し、かつ実行するようにしている。
【0066】このように、第2実施例においては、複数
のホストコンピュータ10、11及び複数の印刷装置1
6、17を用いた場合に、処理効率を向上させ、かつ、
セキュリティ条件の更新タイミングがずれても、印刷キ
ュー24、25に登録されている印刷ジョブの内、セキ
ュリティ条件の更新時よりも後に登録された印刷ジョブ
を一旦キャンセルし、再度守秘印刷データか否かを識別
するようにしたので、守秘印刷データが誤って印刷さ
れ、放置されるようなことを防止することができる。
【0067】〔第3実施例〕以下に、図5に従い本発明
の第3実施例について説明する。
【0068】この第2実施例において、上記第1実施例
と同一構成部分については、同一符号を付してその構成
の説明を省略する。
【0069】図5に示される如く、受信スプールファイ
ル20には暗号処理部38が接続されており、通信制御
部18によって受信スプールファイル20に格納された
印刷ジョブの内容を全て暗号化するようになっている。
印刷ジョブ制御部22では、受信スプールファイル20
の印刷ジョブへアクセスする場合、印刷ジョブが暗号化
されるのを待ってアクセスするようになっている。
【0070】一方、ライタ26には、印刷キュー24か
ら送られてくる暗号化された印刷ジョブを復合化する機
能(複合処理部40)を持たせている。このため、印刷
装置16へ出力される印刷ジョブは、ホストコンピュー
タ10から送信されてきた当初の内容とされ、印刷装置
16によって印刷されるようになっている。
【0071】この第3実施例において、印刷制御装置1
4は、複数のプログラムの同時動作により実現される
が、このような複数のプログラム動作を制御するため、
OS(オペレーティングシステム)と呼ばれる制御プロ
グラムが動作している。OSの目的は、システムの資源
を有効に活用できるようにするもので、プログラムのス
ケジューリングやファイルの管理、入出力の制御等を司
っている。
【0072】印刷制御装置14のような専用装置を設計
する場合、設計効率を向上するため、汎用的に作られた
情報処理装置を準備し、そのハードウエアやOSの上に
印刷制御装置14として必要な各種プログラム(アプリ
ケーションソフト)や印刷装置16とのインターフェイ
スとなる入出力ハードウエアを新たに作成し、実装す
る。
【0073】ところが、このような構成とした場合、印
刷データのセキュリティに対しては、無防備となってい
た。そこで、上述の如く、印刷制御装置14で受信され
てから印刷されるまでの殆どの時間、印刷ジョブの内容
を暗号化することによって、OSからのアクセスに対し
てセキュリティを保証することができる。なお、暗号処
理部38を、通信制御部18から分離させているため、
通信制御部18自体は汎用的なものを適用できるとい効
果もある。
【0074】なお、上記第3実施例では、印刷ジョブの
全てに対して暗号化するようにしたが、守秘印刷データ
のみを暗号化するようにしてもよい。これによれば、暗
号化する印刷ジョブが少なくなるため、障害時のデータ
解析等において有利となる。
【0075】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る印刷制御
装置は、セキュリティ条件の更新後に、誤って更新前の
セキュリティ条件に基づいて印刷データが処理されるこ
となく、守秘印刷データを確実に保護することができる
という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るリモートプリンティングシス
テムの制御ブロック図である。
【図2】第1実施例に係る印刷制御の印刷ジョブ登録制
御ルーチンを示すフローチャートである。
【図3】第1実施例に係る印刷制御の守秘印刷データ出
力時の割込みルーチンを示すフローチャートである。
【図4】第2実施例に係るリモートプリンティングシス
テムの制御ブロック図である。
【図5】第3実施例に係るリモートプリンティングシス
テムの制御ブロック図である。
【符号の説明】
10(11) ホストコンピュータ 14 印刷制御装置 16(17) 印刷装置 18(19) 通信制御部(通信制御手段) 20(21) 受信スプールファイル 22 印刷ジョブ制御部(守秘印刷データ登録制御手
段、設定/更新手段) 24(25) 印刷キュー(出力手段) 26(27) ライタ(出力手段) 28 セキュリティジョブ名保持手段 30 セキュリティ条件テーブル 34 オペレータコンソール(入力手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータから送信されジョブ
    名、送信時刻及びジョブ制御情報を含む印刷データをス
    プールファイルに格納する通信制御手段と、 受信した印刷データの印刷順を制御するための印刷キュ
    ー及び該印刷キューへの登録順に印刷データを印刷装置
    に出力するライタを備えた出力手段と、 前記印刷データが守秘印刷データか否かを識別するセキ
    ュリティ条件データを保持するセキュリティ条件テーブ
    ルと、 守秘印刷データを印刷キューへ登録するための暗証デー
    タを入力する入力手段と、 前記入力手段で入力された暗証データに対応する守秘印
    刷データを印刷キューへ登録する守秘印刷データ登録制
    御手段と、 前記セキュリティ条件データに対応するジョブ名を予め
    設定し保持するセキュリティジョブ名保持手段と、 送信時刻順にスプールファイル内の印刷データを印刷キ
    ューに登録する際に印刷データのジョブ名とセキュリテ
    ィジョブ名保持手段に保持されたジョブ名とを比較し、
    一致した場合にセキュリティ条件テーブルの内容をセキ
    ュリティ条件設定データに基づいて設定或いは置き換え
    る設定/更新手段と、 有することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ホストコンピュータ、通信制御手段
    及び出力手段が複数設けられ、各ホストコンピュータか
    ら送信される印刷データをそれぞれのホストコンピュー
    タに対応して設けられた通信制御手段及び出力手段によ
    って並行処理する印刷制御装置であって、 一のホストコンピュータから前記セキュリティ条件デー
    タが送信されてセキュリティ条件テーブルが設定又は更
    新されたとき、その他のホストコンピュータに対応する
    印刷キューに既に登録されている印刷データの送信時刻
    と前記セキュリティ条件データの送信時刻とを比較し
    て、前記セキュリティ条件データの送信時刻よりも遅い
    時刻に登録された印刷データをキャンセルし、新たなセ
    キュリティ条件データに基づいて守秘印刷データか否か
    を識別することを特徴とする請求項1記載の印刷制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記通信制御手段によってスプールファ
    イルに格納された印刷データを暗号化する暗号化手段
    と、 前記出力手段のライタによる印刷時に暗号化された印刷
    データを復合化する復合手段と、を有する請求項1又は
    請求項2記載の印刷制御装置。
  4. 【請求項4】 前記セキュリティ条件に一致する印刷デ
    ータのみを選択的に暗号化することを特徴とする請求項
    3記載の印刷制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09293036A (ja) * 1996-04-26 1997-11-11 Fuji Xerox Co Ltd プリント処理装置
JP2001188664A (ja) * 1999-10-04 2001-07-10 Canon Inc 印刷制御装置及び印刷制御方法

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