JPH07134973A - 密閉鉛蓄電池 - Google Patents
密閉鉛蓄電池Info
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- JPH07134973A JPH07134973A JP5305795A JP30579593A JPH07134973A JP H07134973 A JPH07134973 A JP H07134973A JP 5305795 A JP5305795 A JP 5305795A JP 30579593 A JP30579593 A JP 30579593A JP H07134973 A JPH07134973 A JP H07134973A
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- Japan
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- battery
- electrode plate
- battery case
- sealed lead
- partition wall
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】電槽1内への極板群2の挿入を容易にして電池
組立効率を向上させるとともに、セパレータ2Cの厚さ
如何にかかわらず電解液注入後に極板群2に均一な圧迫
を加えることにより、電池特性のバラツキを少なくす
る。 【構成】隔壁5にて複数のセルに仕切られたモノブロッ
ク電槽1の各々のセルに極板群2が挿入されてなる密閉
鉛蓄電池において、前記隔壁5のうち極板に平行な部分
に電槽上下に貫通する中空部6を設けた。
組立効率を向上させるとともに、セパレータ2Cの厚さ
如何にかかわらず電解液注入後に極板群2に均一な圧迫
を加えることにより、電池特性のバラツキを少なくす
る。 【構成】隔壁5にて複数のセルに仕切られたモノブロッ
ク電槽1の各々のセルに極板群2が挿入されてなる密閉
鉛蓄電池において、前記隔壁5のうち極板に平行な部分
に電槽上下に貫通する中空部6を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は密閉鉛蓄電池に関する。
【0002】
【従来の技術】密閉鉛蓄電池では、使用中充電時に陽極
側から発生する酸素ガスを陰極板に吸収させることによ
り、陰極側からの水素ガス発生を抑制し、電池内の圧力
が過大となるのを防止している。従って、両極板間に
は、電解液の他に前記酸素ガスの通路となる空隙が必要
となる。このため電解液は、セパレータ内部の繊維間に
ガス通路としての連続した空隙部を存在させるべく、滲
み出ない程度の液ガレ状態でセパレータに含浸されてい
る。その結果、セパレータと極板面との接触度合いによ
って極板間の抵抗値が大幅に変化し、これが電池特性の
変化として現れる。
側から発生する酸素ガスを陰極板に吸収させることによ
り、陰極側からの水素ガス発生を抑制し、電池内の圧力
が過大となるのを防止している。従って、両極板間に
は、電解液の他に前記酸素ガスの通路となる空隙が必要
となる。このため電解液は、セパレータ内部の繊維間に
ガス通路としての連続した空隙部を存在させるべく、滲
み出ない程度の液ガレ状態でセパレータに含浸されてい
る。その結果、セパレータと極板面との接触度合いによ
って極板間の抵抗値が大幅に変化し、これが電池特性の
変化として現れる。
【0003】このように密閉鉛蓄電池では、流動液を有
する従来の鉛蓄電池と異なり、セパレータと極板面との
圧迫度が特性を左右する一番大きな要因となっている。
しかもこの圧迫度は電槽形状、モノブロック電槽内のセ
ルの位置によっても相違するため、セル間でも特性差が
出るのが常である。そこで、密閉鉛蓄電池では、弾力性
のあるガラス繊維製のリテーナマットをセパレータとし
て用い、セパレータを極板で圧迫しながら極板群を電槽
内に挿入する。
する従来の鉛蓄電池と異なり、セパレータと極板面との
圧迫度が特性を左右する一番大きな要因となっている。
しかもこの圧迫度は電槽形状、モノブロック電槽内のセ
ルの位置によっても相違するため、セル間でも特性差が
出るのが常である。そこで、密閉鉛蓄電池では、弾力性
のあるガラス繊維製のリテーナマットをセパレータとし
て用い、セパレータを極板で圧迫しながら極板群を電槽
内に挿入する。
【0004】しかし、あまり高い圧迫度のもとで極板群
を電槽内に挿入すると、極板群が破損したり、活物質が
セパレータを貫通して短絡を誘起するので、圧迫度の上
限が規定されている。例えばセパレータの厚さを1/1
0厚くすると、圧迫度が高くなりすぎて極板群を電槽に
挿入できなくなることもある。かといって、セパレータ
は電解液を吸収すると収縮するので、その圧迫度が1/
5〜1/10以下に急激に低下する。例えばセパレータ
の厚さを1/10薄くすると、電解液含浸状態で極板間
の圧迫度が0になることもある。従って、セパレータの
厚さを安易に変更することはできない。又、セパレータ
の弾性は経年によっても低下する。このような理由で密
閉鉛蓄電池内の極板群に加わる圧迫度の均一化は難しく
寿命といった特性面で大きくバラツク原因となってい
る。
を電槽内に挿入すると、極板群が破損したり、活物質が
セパレータを貫通して短絡を誘起するので、圧迫度の上
限が規定されている。例えばセパレータの厚さを1/1
0厚くすると、圧迫度が高くなりすぎて極板群を電槽に
挿入できなくなることもある。かといって、セパレータ
は電解液を吸収すると収縮するので、その圧迫度が1/
5〜1/10以下に急激に低下する。例えばセパレータ
の厚さを1/10薄くすると、電解液含浸状態で極板間
の圧迫度が0になることもある。従って、セパレータの
厚さを安易に変更することはできない。又、セパレータ
の弾性は経年によっても低下する。このような理由で密
閉鉛蓄電池内の極板群に加わる圧迫度の均一化は難しく
寿命といった特性面で大きくバラツク原因となってい
る。
【0005】密閉鉛蓄電池であっても単槽で構成したも
のは、サイド・トウ・サイドタイプのモノブロック電槽
のものよりはるかに安定した特性が得られることが知ら
れている。これは密閉鉛蓄電池内では既述のように発生
ガスを陰極板が吸収するため、常に減圧状態となって大
気圧との間に差圧が存在し、その差圧が単槽の両側壁面
を湾曲させ極板群を圧迫するのに対し、後者の場合には
中間セルに差圧による圧迫がかからないからである。
のは、サイド・トウ・サイドタイプのモノブロック電槽
のものよりはるかに安定した特性が得られることが知ら
れている。これは密閉鉛蓄電池内では既述のように発生
ガスを陰極板が吸収するため、常に減圧状態となって大
気圧との間に差圧が存在し、その差圧が単槽の両側壁面
を湾曲させ極板群を圧迫するのに対し、後者の場合には
中間セルに差圧による圧迫がかからないからである。
【0006】例えば密閉電池の内圧は0.2〜0.3気
圧まで低下することもあり、この場合、差圧が0.7気
圧であるから電槽側壁片面の面積を10cm×10cm
=100cm2とすると70kg重の荷重が電槽側壁面
にかかる。このように単セル構成の密閉電池では非常に
大きな差圧の助けにより極板面とセパレータは安定した
接触が得られ、安定した放電特性となっている。
圧まで低下することもあり、この場合、差圧が0.7気
圧であるから電槽側壁片面の面積を10cm×10cm
=100cm2とすると70kg重の荷重が電槽側壁面
にかかる。このように単セル構成の密閉電池では非常に
大きな差圧の助けにより極板面とセパレータは安定した
接触が得られ、安定した放電特性となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】これに対し、密閉鉛蓄
電池でもコンビネーションタイプのモノブロック電槽の
場合、電槽外周壁を薄く構成すれば、電槽外周壁が減圧
時に電池内部に湾曲することにより、極板群に均一な圧
迫がかかることは知られていたが、電槽外周壁の湾曲
は、見栄えが悪くて商品性を損なう。
電池でもコンビネーションタイプのモノブロック電槽の
場合、電槽外周壁を薄く構成すれば、電槽外周壁が減圧
時に電池内部に湾曲することにより、極板群に均一な圧
迫がかかることは知られていたが、電槽外周壁の湾曲
は、見栄えが悪くて商品性を損なう。
【0008】また、サイド・トウ・サイドのモノブロッ
ク電槽では短側面に梁を設け電槽外面から圧迫を加える
などの工夫がなされているが、中央部セル内の極板群に
まで均一な圧がかからず、セル間特性のバラツキ原因と
もなっている。このようにセル間で特性がばらつくと、
電池全体としては低い特性のセルに支配されるので、電
池の信頼性低下につながる。
ク電槽では短側面に梁を設け電槽外面から圧迫を加える
などの工夫がなされているが、中央部セル内の極板群に
まで均一な圧がかからず、セル間特性のバラツキ原因と
もなっている。このようにセル間で特性がばらつくと、
電池全体としては低い特性のセルに支配されるので、電
池の信頼性低下につながる。
【0009】このためコンビネーションタイプにしても
サイド・トウ・サイドタイプにしても従来のモノブロッ
ク電槽の場合、極板群に加わる圧迫度はセパレータの弾
力に頼る以外はなかった。従って、結局、前述したとお
り、セパレータの厚さが若干でも変化すると、これがプ
ラス方向の誤差であれば電槽内への極板群の挿入不可と
なり、逆にマイナス方向の誤差であれば電解液注入後の
圧迫度低下による電池性能低下を招来していた。
サイド・トウ・サイドタイプにしても従来のモノブロッ
ク電槽の場合、極板群に加わる圧迫度はセパレータの弾
力に頼る以外はなかった。従って、結局、前述したとお
り、セパレータの厚さが若干でも変化すると、これがプ
ラス方向の誤差であれば電槽内への極板群の挿入不可と
なり、逆にマイナス方向の誤差であれば電解液注入後の
圧迫度低下による電池性能低下を招来していた。
【0010】この発明の目的は、電槽内への極板群の挿
入を容易にして電池組立効率を向上させるとともに、セ
パレータの厚さ如何にかかわらず電解液注入後に極板群
に均一な圧迫を加えることにより、電池特性のバラツキ
を少なくすることにある。
入を容易にして電池組立効率を向上させるとともに、セ
パレータの厚さ如何にかかわらず電解液注入後に極板群
に均一な圧迫を加えることにより、電池特性のバラツキ
を少なくすることにある。
【0011】尚、本発明において、サイド・トウ・サイ
ドタイプとは図1のように全ての隔壁が極板面に平行に
形成されている型のものをいい、コンビネーションタイ
プとは図2のように極板面に平行な隔壁と極板面に垂直
な隔壁とで形成されている型のものをいうものとする。
ドタイプとは図1のように全ての隔壁が極板面に平行に
形成されている型のものをいい、コンビネーションタイ
プとは図2のように極板面に平行な隔壁と極板面に垂直
な隔壁とで形成されている型のものをいうものとする。
【0012】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するため
に本発明の密閉鉛蓄電池は、隔壁にて複数のセルに仕切
られたモノブロック電槽の各々のセルに極板群が挿入さ
れてなるものにおいて、前記隔壁のうち極板に平行な部
分に電槽上下に貫通する中空部を設けたことを特徴とす
る。
に本発明の密閉鉛蓄電池は、隔壁にて複数のセルに仕切
られたモノブロック電槽の各々のセルに極板群が挿入さ
れてなるものにおいて、前記隔壁のうち極板に平行な部
分に電槽上下に貫通する中空部を設けたことを特徴とす
る。
【0013】この場合、中空部に直面する隔壁の厚さ
が、電槽の外周壁の厚さより薄くなっていると好まし
い。本発明の典型的な態様としては、モノブロック電槽
がサイド・トウ・サイドに配列した6セルにて構成され
ており、端から数えて奇数番目の隔壁に中空部が設けら
れている電池、あるいはモノブロック電槽がコンビネー
ションタイプに配列した6セルにて構成されており、極
板に平行な全ての隔壁に中空部が設けられている電池が
挙げられる。
が、電槽の外周壁の厚さより薄くなっていると好まし
い。本発明の典型的な態様としては、モノブロック電槽
がサイド・トウ・サイドに配列した6セルにて構成され
ており、端から数えて奇数番目の隔壁に中空部が設けら
れている電池、あるいはモノブロック電槽がコンビネー
ションタイプに配列した6セルにて構成されており、極
板に平行な全ての隔壁に中空部が設けられている電池が
挙げられる。
【0014】
【作用】密閉鉛蓄電池内では既述のように充電時の発生
酸素ガスを陰極板が吸収するため、使用中は常に減圧状
態となって大気圧との間に差圧が存在する。従って、外
気に通じた中空部に直面する隔壁及び電槽外周壁が、そ
の差圧を受けて内側に湾曲する。そして、中空部に直面
する隔壁は、極板と平行しているから、湾曲と同時に極
板に平行な外周壁と押し合って両側から極板群をほぼ全
面一様に圧迫する。この点、圧迫度をガラスマットの弾
力のみに頼っていた従来の密閉鉛蓄電池と異なり、極板
群に対する圧迫度が、セパレータの厚さ誤差やガラスマ
ットの弾性の経年変化の影響を受けない。
酸素ガスを陰極板が吸収するため、使用中は常に減圧状
態となって大気圧との間に差圧が存在する。従って、外
気に通じた中空部に直面する隔壁及び電槽外周壁が、そ
の差圧を受けて内側に湾曲する。そして、中空部に直面
する隔壁は、極板と平行しているから、湾曲と同時に極
板に平行な外周壁と押し合って両側から極板群をほぼ全
面一様に圧迫する。この点、圧迫度をガラスマットの弾
力のみに頼っていた従来の密閉鉛蓄電池と異なり、極板
群に対する圧迫度が、セパレータの厚さ誤差やガラスマ
ットの弾性の経年変化の影響を受けない。
【0015】すなわち、ガラスマットの弾力に勝る蓄電
池内外の差圧が極板群に加わるので、セパレータの厚さ
誤差やガラスマットの経年変質にかかわらず、極板群に
対する圧迫度は、上記差圧で決まる。従って、セル間の
特性のバラツキが微少になり、電池全体の特性も安定す
る。中空部に直面する隔壁の厚さを、電槽の外周壁の厚
さより薄くすると、外周壁よりも隔壁のほうが優先的に
大きく湾曲するので、外観上の商品性を損なうこともな
い。
池内外の差圧が極板群に加わるので、セパレータの厚さ
誤差やガラスマットの経年変質にかかわらず、極板群に
対する圧迫度は、上記差圧で決まる。従って、セル間の
特性のバラツキが微少になり、電池全体の特性も安定す
る。中空部に直面する隔壁の厚さを、電槽の外周壁の厚
さより薄くすると、外周壁よりも隔壁のほうが優先的に
大きく湾曲するので、外観上の商品性を損なうこともな
い。
【0016】モノブロック電槽がサイド・トウ・サイド
に配列した6セルにて構成されている場合、全ての隔壁
が極板と平行しているが、端から数えて奇数番目の隔壁
にのみ中空部を設けると、各々のセルに同等の差圧が発
生するので、セル間のバラツキがほとんど解消する。ま
た、モノブロック電槽がコンビネーションタイプに配列
した6セルにて構成されている場合、極板に平行な全て
の隔壁すなわち長側面方向の隔壁に中空部を設けると、
各々のセルに同等の差圧が発生するので、セル間のバラ
ツキがほとんど解消する。
に配列した6セルにて構成されている場合、全ての隔壁
が極板と平行しているが、端から数えて奇数番目の隔壁
にのみ中空部を設けると、各々のセルに同等の差圧が発
生するので、セル間のバラツキがほとんど解消する。ま
た、モノブロック電槽がコンビネーションタイプに配列
した6セルにて構成されている場合、極板に平行な全て
の隔壁すなわち長側面方向の隔壁に中空部を設けると、
各々のセルに同等の差圧が発生するので、セル間のバラ
ツキがほとんど解消する。
【0017】
−実施例1− 以下、本発明を具体的実施例を用いて説明する。図1
は、本発明の第一の実施例にかかる密閉鉛蓄電池の電槽
部を示したものである。
は、本発明の第一の実施例にかかる密閉鉛蓄電池の電槽
部を示したものである。
【0018】図1(A)は電槽部の平面図、図1(B)
は図1(A)のAA線に沿って切断された断面図であっ
て、1点鎖線部分は電池蓋であって、密閉機能を持って
封口した状態を示すものである。
は図1(A)のAA線に沿って切断された断面図であっ
て、1点鎖線部分は電池蓋であって、密閉機能を持って
封口した状態を示すものである。
【0019】図において、密閉鉛蓄電池は、モノブロッ
ク電槽1、極板群(2点鎖線部)2及び電池蓋3からな
る。モノブロック電槽1は、その外周壁の短側面4Aに
平行な5つの隔壁5にてNo.1〜6の6つのセル空間
に仕切られており、各セルがサイド・トウ・サイドに配
列している。そして、各々のセルに極板群2が外周壁の
短側面4Aと平行に挿入され、図示しない導体にて直列
に接続されている。前記隔壁5のうち電槽1の短側面4
Aから数えて第1番目、第3番目及び第5番目の隔壁5
には、電槽上下に貫通する中空部6が設けられており、
この中空部6に直面する隔壁の両面5A,5Bの厚さ
は、外周壁の短側面4Aの厚さより薄くなっている。電
池蓋3は、密閉鉛蓄電池を構成する上で必要な機能、例
えば内圧上昇時にのみ内から外に気体が流出しうる逆止
弁7を備えて電槽1の上部に接着、溶着等の周知の固着
手段にて固着されている。
ク電槽1、極板群(2点鎖線部)2及び電池蓋3からな
る。モノブロック電槽1は、その外周壁の短側面4Aに
平行な5つの隔壁5にてNo.1〜6の6つのセル空間
に仕切られており、各セルがサイド・トウ・サイドに配
列している。そして、各々のセルに極板群2が外周壁の
短側面4Aと平行に挿入され、図示しない導体にて直列
に接続されている。前記隔壁5のうち電槽1の短側面4
Aから数えて第1番目、第3番目及び第5番目の隔壁5
には、電槽上下に貫通する中空部6が設けられており、
この中空部6に直面する隔壁の両面5A,5Bの厚さ
は、外周壁の短側面4Aの厚さより薄くなっている。電
池蓋3は、密閉鉛蓄電池を構成する上で必要な機能、例
えば内圧上昇時にのみ内から外に気体が流出しうる逆止
弁7を備えて電槽1の上部に接着、溶着等の周知の固着
手段にて固着されている。
【0020】蓄電池内部が減圧状態となると、隔壁5の
中空部6に直面する表面は大気に接触するため、蓄電池
内部と中空部6との間に差圧Pが働く。従って、外周壁
の短側面4Aから数えて奇数番目の隔壁5は、この差圧
Pを受けて湾曲するとともに各々の極板群2を常に一定
の力で圧迫する。しかも外周壁の短側面4Aよりも隔壁
5のほうが薄くて変形し易いので、外周壁は、湾曲しな
い。従って、外観上の商品性が損なわれない。図中湾曲
した点線部8A,8Bは、中空部6に直面する隔壁面5
A,5Bが減圧状態のときを示す。
中空部6に直面する表面は大気に接触するため、蓄電池
内部と中空部6との間に差圧Pが働く。従って、外周壁
の短側面4Aから数えて奇数番目の隔壁5は、この差圧
Pを受けて湾曲するとともに各々の極板群2を常に一定
の力で圧迫する。しかも外周壁の短側面4Aよりも隔壁
5のほうが薄くて変形し易いので、外周壁は、湾曲しな
い。従って、外観上の商品性が損なわれない。図中湾曲
した点線部8A,8Bは、中空部6に直面する隔壁面5
A,5Bが減圧状態のときを示す。
【0021】これに対して、従来の電槽は、隔壁5に中
空部6が設けられていない。このため減圧状態の密閉鉛
蓄電池ではどのような強靭な樹脂材を使用しても短側面
4Aは必ず電池内側に湾曲し、極板群2の圧迫度とバラ
ンスした時点で止まる。また、上記の差圧は、両端のセ
ルのセパレータの弾性収縮により吸収されるので、隔壁
5は、湾曲しない。従って、両端のセルNo.1,6と
中央のセルNo.2〜5とで極板群に加わる圧迫度が異
なる。その結果、セル間で特性がばらついてしまう。電
池全体の特性としては、劣ったセルの特性に支配される
ことから、結局、電池性能としても劣ったものとならざ
るを得ない。しかも上記の差圧の全てを外周壁の短側面
4Aのみが受けることとなるので、外周壁が破損するこ
ともある。
空部6が設けられていない。このため減圧状態の密閉鉛
蓄電池ではどのような強靭な樹脂材を使用しても短側面
4Aは必ず電池内側に湾曲し、極板群2の圧迫度とバラ
ンスした時点で止まる。また、上記の差圧は、両端のセ
ルのセパレータの弾性収縮により吸収されるので、隔壁
5は、湾曲しない。従って、両端のセルNo.1,6と
中央のセルNo.2〜5とで極板群に加わる圧迫度が異
なる。その結果、セル間で特性がばらついてしまう。電
池全体の特性としては、劣ったセルの特性に支配される
ことから、結局、電池性能としても劣ったものとならざ
るを得ない。しかも上記の差圧の全てを外周壁の短側面
4Aのみが受けることとなるので、外周壁が破損するこ
ともある。
【0022】尚、本例において隔壁5の中空部6は、セ
ルNo.1とセルNo.2,セルNo.3とセルNo.
4,セルNo.5とセルNo.6の間に設けられている
が、セルNo.2とセルNo.3,セルNo.4とセル
No.5の間に設けてもよい。あるいは各セル間5箇所
の隔壁5に中空部6を設けてもよい。
ルNo.1とセルNo.2,セルNo.3とセルNo.
4,セルNo.5とセルNo.6の間に設けられている
が、セルNo.2とセルNo.3,セルNo.4とセル
No.5の間に設けてもよい。あるいは各セル間5箇所
の隔壁5に中空部6を設けてもよい。
【0023】−実施例2− 図2は、本発明の第二の実施例にかかる密閉鉛蓄電池を
示したものである。図2(A)はコンビネーションタイ
プに配置した6セルモノブロック電槽の平面図、図2
(B)は図2(A)の電槽に極板群を挿入し電池蓋をか
ぶせ完成電池とした場合のBB線に沿って切断した断面
図である。
示したものである。図2(A)はコンビネーションタイ
プに配置した6セルモノブロック電槽の平面図、図2
(B)は図2(A)の電槽に極板群を挿入し電池蓋をか
ぶせ完成電池とした場合のBB線に沿って切断した断面
図である。
【0024】密閉鉛蓄電池は、モノブロック電槽1、陽
極板2A、陰極板2B及び両極間のセパレータ2Cより
なる極板群2並びに電池蓋3からなる。モノブロック電
槽1は、その外周壁の短側面4A又は長側面4Bに平行
な縦横6つの隔壁5にてNo.1〜6の6つのセル空間
に仕切られており、各セルがコンビネーションタイプに
配列している。そして、各々のセルに極板群2が外周壁
の長側面4Bと平行に挿入され、図示しない導体にて直
列に接続されている。前記隔壁5のうち極板2A,2B
に平行な全ての隔壁5には、電槽上下に貫通する中空部
6が設けられており、この中空部6に直面する隔壁5の
両側面5A,5Bの厚さは、外周壁の長側面5Bの厚さ
より薄くなっている。電池蓋3は、密閉鉛蓄電池を構成
する上で必要な機能、例えば内圧上昇時にのみ内から外
に気体が流出しうる逆止弁7を備えて電槽1の上部に固
着されている。
極板2A、陰極板2B及び両極間のセパレータ2Cより
なる極板群2並びに電池蓋3からなる。モノブロック電
槽1は、その外周壁の短側面4A又は長側面4Bに平行
な縦横6つの隔壁5にてNo.1〜6の6つのセル空間
に仕切られており、各セルがコンビネーションタイプに
配列している。そして、各々のセルに極板群2が外周壁
の長側面4Bと平行に挿入され、図示しない導体にて直
列に接続されている。前記隔壁5のうち極板2A,2B
に平行な全ての隔壁5には、電槽上下に貫通する中空部
6が設けられており、この中空部6に直面する隔壁5の
両側面5A,5Bの厚さは、外周壁の長側面5Bの厚さ
より薄くなっている。電池蓋3は、密閉鉛蓄電池を構成
する上で必要な機能、例えば内圧上昇時にのみ内から外
に気体が流出しうる逆止弁7を備えて電槽1の上部に固
着されている。
【0025】本例の密閉鉛蓄電池は一般的な密閉電池の
特性を有するものであって、電池内で発生した酸素ガス
は陰極板に吸収されるので、通常の充放電サイクル使用
時には電池内圧は約0.5気圧程度、放置時には発生ガ
スが完全に陰極板に吸収されるため、0.2気圧程度ま
で低下する。内圧が0.5気圧としても大気との差圧は
0.5気圧となって、電池の長側面4Bの面積がセル当
たり、10cm×10cm=100とすると、50kg
重の荷重が長側面4Bにかかる。
特性を有するものであって、電池内で発生した酸素ガス
は陰極板に吸収されるので、通常の充放電サイクル使用
時には電池内圧は約0.5気圧程度、放置時には発生ガ
スが完全に陰極板に吸収されるため、0.2気圧程度ま
で低下する。内圧が0.5気圧としても大気との差圧は
0.5気圧となって、電池の長側面4Bの面積がセル当
たり、10cm×10cm=100とすると、50kg
重の荷重が長側面4Bにかかる。
【0026】このように蓄電池内部が減圧状態となる
と、隔壁5の中空部6に直面する表面は大気に接触する
ため、蓄電池内部と中空部6との間に差圧Pが働く。従
って、外周壁の長側面4Bに平行な隔壁5は、この差圧
Pを受けて湾曲する(図中の1点鎖線部)とともに各々
の極板群2を常に一定の力で圧迫する。この差圧Pによ
る圧迫度は、中空部6を有する隔壁5が1mm湾曲して
もセパレータの弾力のみによる圧迫度の10倍以上にも
なるため、変形の微小な剛体状の電槽を使用した密閉鉛
蓄電池よりはるかに安定した放電特性が得られる。しか
も外周壁の長側面4Bよりも隔壁5のほうが薄くて変形
し易いので、外周壁は、湾曲しない。従って、外観上の
商品性が損なわれない。
と、隔壁5の中空部6に直面する表面は大気に接触する
ため、蓄電池内部と中空部6との間に差圧Pが働く。従
って、外周壁の長側面4Bに平行な隔壁5は、この差圧
Pを受けて湾曲する(図中の1点鎖線部)とともに各々
の極板群2を常に一定の力で圧迫する。この差圧Pによ
る圧迫度は、中空部6を有する隔壁5が1mm湾曲して
もセパレータの弾力のみによる圧迫度の10倍以上にも
なるため、変形の微小な剛体状の電槽を使用した密閉鉛
蓄電池よりはるかに安定した放電特性が得られる。しか
も外周壁の長側面4Bよりも隔壁5のほうが薄くて変形
し易いので、外周壁は、湾曲しない。従って、外観上の
商品性が損なわれない。
【0027】これに対して、従来の電槽は、隔壁5に中
空部6が設けられていない。このため減圧状態の密閉鉛
蓄電池ではどのような強靭な樹脂材を使用しても長側面
4Bは必ず電池内側に湾曲し、極板群2の圧迫度とバラ
ンスした時点で止まる。従って、電池外観の商品性を大
きく損なう。
空部6が設けられていない。このため減圧状態の密閉鉛
蓄電池ではどのような強靭な樹脂材を使用しても長側面
4Bは必ず電池内側に湾曲し、極板群2の圧迫度とバラ
ンスした時点で止まる。従って、電池外観の商品性を大
きく損なう。
【0028】
【発明の効果】本発明の密閉鉛蓄電池は、上記の構成を
備えるので、次のように多大の効果を発揮する。
備えるので、次のように多大の効果を発揮する。
【0029】(1)電池内外の差圧により、中空部が設
けられた隔壁を変形・湾曲させ、極板群を常に圧迫でき
る。従って、セパレータ厚に誤差があっても、安定した
特性と大幅な延命化が得られるようになった。
けられた隔壁を変形・湾曲させ、極板群を常に圧迫でき
る。従って、セパレータ厚に誤差があっても、安定した
特性と大幅な延命化が得られるようになった。
【0030】(2)中空部を有する隔壁が優先的に変形
するので、電槽外周壁の変形を皆無にすることができ、
外観上の商品性の向上に大きな貢献となった。 (3)ガラスマットの圧迫度に頼る必要がなくなったた
め、電槽への極板群の挿入が容易になり、組み立て上の
作業性が大幅に向上した。
するので、電槽外周壁の変形を皆無にすることができ、
外観上の商品性の向上に大きな貢献となった。 (3)ガラスマットの圧迫度に頼る必要がなくなったた
め、電槽への極板群の挿入が容易になり、組み立て上の
作業性が大幅に向上した。
【0031】(4)中空部は、電槽上下に貫通している
ので、電槽を射出成形する際、中空部を造形する金型を
両端で固定することができる。従って、金型の最も薄い
部分の破損及び変形を防止することができる。
ので、電槽を射出成形する際、中空部を造形する金型を
両端で固定することができる。従って、金型の最も薄い
部分の破損及び変形を防止することができる。
【図1】第一の実施例にかかる密閉鉛蓄電池の電槽部を
示し、(A)は電槽部の平面図、(B)は(A)のAA
線に沿って切断された断面図である。
示し、(A)は電槽部の平面図、(B)は(A)のAA
線に沿って切断された断面図である。
【図2】第二の実施例にかかる密閉鉛蓄電池を示し、
(A)は電槽の平面図、(B)は(A)の電槽に極板群
を挿入し電池蓋をかぶせ完成電池とした場合のBB線に
沿って切断した断面図である。
(A)は電槽の平面図、(B)は(A)の電槽に極板群
を挿入し電池蓋をかぶせ完成電池とした場合のBB線に
沿って切断した断面図である。
1…モノブロック電槽 2…極板群 2A…陽極板 2B…陰極板 2C…セパレータ 3…電池蓋 4…電槽外周壁 4A…電槽外周壁の短側面 4B…電槽外周壁の長側
面 5…隔壁 5A,5B…中空部を有する隔壁の両側面 6…中空部 7…逆止弁 9…接続杆の位置 10…固着部
面 5…隔壁 5A,5B…中空部を有する隔壁の両側面 6…中空部 7…逆止弁 9…接続杆の位置 10…固着部
Claims (4)
- 【請求項1】 隔壁にて複数のセルに仕切られたモノブ
ロック電槽の各々のセルに極板群が挿入されてなる密閉
鉛蓄電池において、前記隔壁のうち極板に平行な部分に
電槽上下に貫通する中空部を設けたことを特徴とする密
閉鉛蓄電池。 - 【請求項2】 中空部に直面する隔壁の厚さが、電槽の
外周壁の厚さより薄くなっている請求項1に記載の密閉
鉛蓄電池。 - 【請求項3】 モノブロック電槽がサイド・トウ・サイ
ドに配列した6セルにて構成されており、端から数えて
奇数番目の隔壁に中空部が設けられている請求項1又は
2に記載の密閉鉛蓄電池。 - 【請求項4】 モノブロック電槽がコンビネーションタ
イプに配列した6セルにて構成されており、極板に平行
な全ての隔壁に中空部が設けられている請求項1又は2
に記載の密閉鉛蓄電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5305795A JPH07134973A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 密閉鉛蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5305795A JPH07134973A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 密閉鉛蓄電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07134973A true JPH07134973A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17949453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5305795A Pending JPH07134973A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | 密閉鉛蓄電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07134973A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1126533A3 (en) * | 2000-02-15 | 2002-04-10 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Closed battery module |
| JP2012227072A (ja) * | 2011-04-22 | 2012-11-15 | Hitachi Ltd | 二次電池モジュール及び二次電池パック |
| JP2012252959A (ja) * | 2011-06-06 | 2012-12-20 | Mitsubishi Motors Corp | 組電池 |
| KR101521431B1 (ko) * | 2013-12-30 | 2015-05-19 | 주식회사 대동 | 차량의 멀티펑션 스위치 어셈블리 |
| WO2022149886A1 (ko) * | 2021-01-11 | 2022-07-14 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 전지 모듈 및 이를 포함하는 전지팩 |
-
1993
- 1993-11-10 JP JP5305795A patent/JPH07134973A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1126533A3 (en) * | 2000-02-15 | 2002-04-10 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Closed battery module |
| KR100404440B1 (ko) * | 2000-02-15 | 2003-11-03 | 도요다 지도샤 가부시끼가이샤 | 밀폐형 전지 모듈 |
| US6645668B2 (en) | 2000-02-15 | 2003-11-11 | Toyohiko Etou | Closed battery module |
| JP2012227072A (ja) * | 2011-04-22 | 2012-11-15 | Hitachi Ltd | 二次電池モジュール及び二次電池パック |
| JP2012252959A (ja) * | 2011-06-06 | 2012-12-20 | Mitsubishi Motors Corp | 組電池 |
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| WO2022149886A1 (ko) * | 2021-01-11 | 2022-07-14 | 주식회사 엘지에너지솔루션 | 전지 모듈 및 이를 포함하는 전지팩 |
| US12580244B2 (en) | 2021-01-11 | 2026-03-17 | Lg Energy Solution, Ltd. | Battery module and battery pack including the same |
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