JPH0713516U - 日射検出センサ - Google Patents
日射検出センサInfo
- Publication number
- JPH0713516U JPH0713516U JP4340593U JP4340593U JPH0713516U JP H0713516 U JPH0713516 U JP H0713516U JP 4340593 U JP4340593 U JP 4340593U JP 4340593 U JP4340593 U JP 4340593U JP H0713516 U JPH0713516 U JP H0713516U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solar radiation
- photoelectric conversion
- light
- light receiving
- receiving means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 検出感度のばらつきがなく、信頼性が高く、
高精度に日射状態を検出し得る「日射検出センサ」を提
供すること。 【構成】 日射検出センサ30の受光手段32は、半導
体チップからなる光電変換素子35R、35Lと、光電
変換素子35R、35Lが分離帯39を介して取り付け
られた平坦な基板34と、分離帯39に配置され斜め日
射を遮る遮光手段44とを有する。そして、遮光手段4
4は、光電変換素子35R、35Lと基板34とを樹脂
モールドして保護体38を形成する際に、当該遮光手段
44の中心線と分離帯39の中心線40とが一致するよ
うに、保護体38と一体的に形成されている。
高精度に日射状態を検出し得る「日射検出センサ」を提
供すること。 【構成】 日射検出センサ30の受光手段32は、半導
体チップからなる光電変換素子35R、35Lと、光電
変換素子35R、35Lが分離帯39を介して取り付け
られた平坦な基板34と、分離帯39に配置され斜め日
射を遮る遮光手段44とを有する。そして、遮光手段4
4は、光電変換素子35R、35Lと基板34とを樹脂
モールドして保護体38を形成する際に、当該遮光手段
44の中心線と分離帯39の中心線40とが一致するよ
うに、保護体38と一体的に形成されている。
Description
【0001】
本考案は、自動車用空気調和装置の温度制御装置に用いられる日射検出センサ に係り、特に、車両の二方位からの斜め日射を検出する日射検出センサの改良に 関する。
【0002】
最近の自動車用空気調和装置は、外気温度や内気温度の他に車両が受ける日射 量を感知して車室内の気温を所望の温度に自動調整する温度制御部を有している 。車室内にいる乗員の体感温度は、単に自動車用空気調和装置からの吹出し温度 のみでなく、日射量によっても変化するので、車両が受ける日射量を日射検出セ ンサにより検知し、室温を微調整している。
【0003】 しかし、太陽光の最も強い真上日射の場合、斜め日射に比べて車室内に入る日 射量は少なく、体感温度にあまり影響しないので、日射検出センサの検出出力の ピークを真上日射のときには減衰させ、斜め日射に合わせる必要がある。
【0004】 さらに、車室内の左右方向の温度調整を個々に行う左右独立温調タイプの自動 車用空気調和装置にあっては、左右二方位からの斜め日射を個別に検出する必要 がある。また、前後二方位からの斜め日射のうちフロントガラスを通して車室内 に照射される日射が体感温度に大きな影響を与えることから、前方からの斜め日 射も正確に検出する必要がある。
【0005】 そこで、例えば左右二方位の斜め日射を確実に検出すべく、図8および図9に 示すような二方位からの日射を検出する日射検出センサが提案されている。
【0006】 図8に示す日射検出センサ10は、透明または半透明のカバー部11内に、2 個の受光手段12R、12Lをベース13上に水平方向に配置し、これら受光手 段12R、12Lの間の隙間19の中央に遮光板14を立設して各受光手段12 R、12Lを左右に分け、一方を左側斜め日射を検出する左方検出受光手段12 Lとし、他方を右側斜め日射を検出する右方検出受光手段12Rとしている。
【0007】 図9に示す日射検出センサ10aは、透明または半透明のカバー部内11に、 断面山形形状を有するベース15の各斜面15R、15Lのそれぞれに受光手段 12R、12Lを配置し、一方の斜面15Lに設けた受光手段を左側斜め日射を 検出する左方検出受光手段12Lとし、他方の斜面15Rに設けた受光手段を右 側斜め日射を検出する右方検出受光手段12Rとしている。
【0008】 これらの日射検出センサ10、10aは、車のダッシュボード等に載置されて おり、左方検出受光手段12L及び右方検出受光手段12Rが受光した光量に基 づいて、日射強度の他、日射光の入射方向、入射角度等の日射状態を算出し、こ の日射状態に基づいて車室内に吹き出す空気温度の調整が行われるようになって いる。
【0009】 図示した受光手段12R、12Lのそれぞれは、半導体チップからなる光電変 換素子16R(16L)を一素子だけ導電性基板17上に取り付け、さらに光電 変換素子16R(16L)と導電性基板17とを透明樹脂により封止したつまり 樹脂モールドした構造を有している。この透明樹脂により、保護体18が形成さ れている。このような受光手段12R、12Lは、その外周の保護体18が樹脂 からなることから、ベース13、15が金属製であっても半田を用いて固定する ことができないため、接着剤を用いてベース13、15上に固着するようになっ ている。
【0010】
上述した左右二方位からの日射を検出する従来の日射検出センサ10、10a にあっては、光電変換素子16R(16L)が一素子だけ封止された受光手段1 2R(12L)を2個配置しなければならないため、ベース13、15やカバー 部11が必然的に大きくなってしまい、日射検出センサ10、10aの小型化を 図ることができなかった。
【0011】 また、複数の受光手段12R、12Lを配置した日射検出センサ10、10a では、以下に詳述するように、測定精度の向上にも一定の限界があった。
【0012】 つまり、図8に示した日射検出センサ10では、2つの受光手段12R、12 Lをベース13の水平な上端面13aに接着剤で固着し、さらに隙間19の中心 に遮光板14を接着剤で固着しなければならず、遮光板14の中心線を隙間19 の中心線に一致させることが困難であった。このため、遮光板14と右方の光電 変換素子16Rの距離と、遮光板14と左方の光電変換素子16Lの距離とが等 しくなるとは限らない。このため、遮光板14が日射光を遮光する光量が右方検 出受光手段12Rと左方検出受光手段12Lとで異なり、左右の検出感度が非対 称となってしまうことがあった。さらに、個々の受光手段12R、12Lを固着 する際の接着剤の量の不均一等によって、個々の受光手段12R、12Lがベー ス13の同一平面13a上に取り付けられたとしても、各光電変換素子16R、 16Lの受光面20R、20Lが同一平面上に位置するとは限らず、この点にお いても遮光板14の遮光量が光電変換素子16Rと16Lとで相違することにな り、左右の検出感度が非対称となると共に、個々の日射検出センサごとに検出感 度のばらつきが生じていた。
【0013】 図9に示した日射検出センサ10aでは、受光手段12R、12Lが、断面山 形形状の基板15の2つの斜面15R、15L上に接着剤で固着されているため 、右方の光電変換素子16Rの位置と、左方の光電変換素子16Lの位置とが斜 面方向に沿って多少ずれたとしても、検出感度が左右方向で非対称になる虞は少 ない。しかしながら、個々の受光手段12R、12Lを斜面15R、15Lに接 着剤を介して取り付ける構造である以上、右方の光電変換素子16Rの受光面2 0Rがベース15の底面15aとの間でなす傾斜角度と、左方の光電変換素子1 6Lの受光面20Lが前記底面15aとの間でなす傾斜角度とが等しいとは限ら ず、この傾斜角度の相違に起因して、左右の検出感度が非対称となると共に、個 々の日射検出センサごとに検出感度のばらつきが生じていた。
【0014】 このように、従来技術の受光手段を用いた場合には、個々の日射検出センサ1 0、10aごとに検出感度のばらつきがあるので、精度良く日射状態を検出する ことができなかった。
【0015】 図8に示した日射検出センサ10において左右の検出感度のばらつきをなくす ためには、上述したように、右方の光電変換素子16Rと左方の光電変換素子1 6Lとの間の中間位置に遮光板14を精度良く取り付けなければならず、ベース 13に固定する作業が著しく煩雑となり、また、接着剤による固定であるので固 定強度も十分なものではなかった。しかも、遮光板14を2個の受光手段12R 、12Lの間に設ける構造では、部品点数そのものが増えるため、日射検出セン サ10のコストアップも招来する問題があった。
【0016】 本考案は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、個 々の日射検出センサごとに検出感度のばらつきがなく、信頼性が高く、高精度に 日射状態を検出し得る日射検出センサを提供することを目的とする。
【0017】
上記目的を達成する請求項1に記載の本考案は、光電変換素子が樹脂封止され た受光手段をベース上に固定してなる日射検出センサにおいて、 前記受光手段は、 日射光を受光して受光光量に応じた光量信号を出力する半導体チップからなる 少なくとも2個の光電変換素子と、 これら少なくとも2個の光電変換素子が分離帯を介して取り付けられた平坦な 基板と、 前記分離帯に配置され斜め日射を遮る遮光手段と、を有し、 前記遮光手段は、前記光電変換素子と前記基板とを日射光透過材料で封止して 当該日射光透過材料により保護体を形成する際に、当該遮光手段の中心線と前記 分離帯の中心線とが一致するように、前記保護体と一体的に形成されてなる日射 検出センサである。
【0018】 また、請求項2に記載の本考案は、光電変換素子が樹脂封止された受光手段を ベース上に固定してなる日射検出センサにおいて、 前記受光手段は、 日射光を受光して受光光量に応じた光量信号を出力する半導体チップからなる 少なくとも2個の光電変換素子と、 基準面に対して等しい角度で傾斜する少なくとも2つの斜面部が設けられ、こ れら斜面部のそれぞれに前記光電変換素子のそれぞれが取り付けられた基板と、 を有し、 前記光電変換素子と前記基板とを日射光透過材料で封止して当該日射光透過材 料により保護体を形成してなる日射検出センサである。
【0019】
半導体チップからなる光電変換素子は平坦性が優れているため、光電変換素子 を平坦な基板に取り付けるだけで、各光電変換素子の受光面は、同一平面上に位 置する。さらに、受光手段の遮光手段は、光電変換素子を樹脂封止して保護体を 形成する際に、この保護体と一体的に、当該遮光手段の中心線と分離帯の中心線 とが一致して形成される。このため、受光手段は、遮光手段により遮られる日射 量が各光電変換素子ごとに等しいため、光電変換素子ごとに検出感度がばらつく ことがない。したがって、この受光手段を備えた日射検出センサによれば、少な くとも二方位からの斜め日射が対称的にかつ正確に検出される。また、1個の受 光手段をベース上に固定するだけで、少なくとも二方位からの斜め日射を検出し 得る日射検出センサとなるため、センサの組み立ても容易になる。さらに、遮光 手段が保護体と一体的に形成されるため、衝撃等に対して遮光手段がずれたりす ることがない。
【0020】 また、半導体チップからなる光電変換素子は平坦性が優れているため、光電変 換素子を基準面に対して等しい角度で傾斜する斜面部が設けられた基板に取り付 けるだけで、各光電変換素子の受光面は、基準面に対して等しい角度で傾斜する ことになる。このため、受光手段は光電変換素子ごとに検出感度がばらつくこと がなく、この受光手段を備えた日射検出センサによれば、少なくとも二方位から の斜め日射が対称的にかつ正確に検出される。また、1個の受光手段をベース上 に固定するだけで、少なくとも二方位からの斜め日射を検出し得る日射検出セン サとなるため、センサの組み立ても容易になる。
【0021】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案の一実施例に係る日射検出センサを示す概略構成図、図2は、 図1に示される受光手段の平面図である。
【0022】 図1に示す日射検出センサ30は左右二方位の斜め日射を検出するためのもで あり、この日射検出センサ30は、透明または半透明のカバー部31内に、1個 の受光手段32がベース33上に水平方向に配置されている。
【0023】 本実施例の受光手段32は、基板34上に取り付けられた複数個の光電変換素 子35R、35Lが一体的に樹脂モールドされた構造となっている。詳述すれば 、この受光手段32は、図2に示すように、2個の光電変換素子35R、35L と、これら2個の光電変換素子35R、35Lが分離帯39を介して配置され導 電ペースト等の導電材料を介して固着される基板34と、該基板34と一体的に 構成された第1リード部36a、36bと、光電変換素子35R、35Lとボン ディングワイヤーを介して接続される第2リード部37a、37bとを有する。 基板34には、光電変換素子35R、35Lをリード部36a、36b、37a 、37bと電気的に接続する回路がパターン印刷されている。そして、これら光 電変換素子35R、35L、基板34、リード部36a、36b、37a、37 bは、透明樹脂又は半透明樹脂等の封止材料を加熱成形した保護体38により封 止され、一体となって固定されている。
【0024】 前記保護体38を構成する透明樹脂又は半透明樹脂は光を透過するので、光電 変換素子35R、35Lは日射光を受光し、受光光量に応じた光量信号を出力す る。これら光電変換素子35R、35Lのそれぞれは半導体チップからなる電子 部品であるため、厚みが等しくかつ平坦性が極めて良好である。また、光電変換 素子35R、35Lが取り付けられる基板34も、平坦面が精度良く形成された 部品である。このため、光電変換素子35R、35Lを基板34上に取り付ける だけで、各々の光電変換素子35R、35Lの受光面47R、47L(図3参照 )は基板34と平行をなす同一平面上に位置することになる。また、光電変換素 子35R、35Lを取り付けるにあたっては、その取り付け位置を容易に調整で きるため、各光電変換素子35R、35Lを分離帯39の中心線40と平行に、 かつ、中心線40から等距離の位置に容易に配置することができる。
【0025】 前記リード部36a、36b、37a、37bによって、光電変換素子35R 、35Lから出力される光量信号を伝達する信号伝達部材が構成されている。こ れらリード部36a、36b、37a、37bは保護体38から導出され、光量 信号は、保護体38の外部に設けられた温度制御部(図示せず)に入力される。 そして、温度制御部では、光電変換素子35R、35Lから出力される光量信号 に基づいて所定の日射補正を行い、乗員が快適に感じる温度に車室内の温度を制 御する。
【0026】 本実施例の受光手段32にあってはさらに、保護体38を成形する樹脂成形型 に突部を設けることにより、あるいは、インサート成形することにより、斜め日 射を遮る遮光手段44が分離帯39の中心線40に沿って保護体38と一体的に 形成されるようになっている。
【0027】 つまり、図3(a)に示す遮光手段44は、突部が設けられ樹脂成形型を使用 して保護体38と一体的に形成されるものであり、型の突部に対応した形状を有 する深溝45が中心線40に沿って、かつ、基板34に対して直交するように形 成されている。深溝45により受光手段32が左右に分けられ、図中右側の光電 変換素子35Rは左側の斜め日射が遮光されて右側斜め日射を検出する右方日射 検出素子として機能し、図中左側の光電変換素子35Lは右側の斜め日射が遮光 されて左側斜め日射を検出する左方日射検出素子として機能する。なお、深溝4 5中に、保護体38よりも屈折率の小さい材料や、光を透過しない材料等で充填 すれば、遮光効果はより高まり左右の分離感度が増して好ましい。
【0028】 一方、図3(b)に示す遮光手段44は、深溝45に代えて、樹脂モールドの 際に中心線40に沿ってインサート成形された遮光板46により構成されている 。この場合にも、遮光板46により受光手段32が左右に分けられ、図中右側の 光電変換素子35Rは右方日射検出素子として機能し、図中左側の光電変換素子 35Lは左方日射検出素子として機能する。遮光板46は保護体38や光電変換 素子35R、35L等と一緒に封止され一体的に固定されているため、遮光板1 4をベース13上に立設した従来の日射検出センサ10と比較すると、衝撃や振 動等に対して著しく強度が向上する。
【0029】 保護体38の上端面および下端面は、光電変換素子35R、35Lの受光面4 7R、47Lと平行をなすように成形されている。そして、受光手段32は、そ の保護体38の下端面を接着剤等を介してベース33上に固定してある。
【0030】 上記構成の受光手段32によれば、まず、寸法精度の高い半導体チップからな る光電変換素子35R、35Lを精度良く加工可能な基板34上に直接配置する ことができるため、分離帯39の中心線40に対する各光電変換素子35R、3 5Lの取り付け位置の精度が著しく高まり、各光電変換素子35R、35Lの受 光面47R、47Lも同一平面上に配置されることになる。このような光電変換 素子35R、35Lの取り付け位置精度の向上に加えて、さらに、精度良く形成 できる樹脂成形型を用いた樹脂モールドの際に遮光手段44(45、46)が前 記中心線40に沿って保護体38と一体的に形成されるため、遮光板14を2個 の光電変換素子12R、12Lの中間位置でベース13上に取り付ける従来例に 比べると、遮光手段44の中心線と分離帯39の中心線40とを精度良く一致さ せることが容易であり、また、受光面47R、47Lに対して垂直をなすように 設けることができる。
【0031】 したがって、右側の光量変換素子35Rと遮光手段44との距離VR と、左側 の光量変換素子35Lと遮光手段44との距離VL を容易に等しくすることがで き、遮光手段44の遮光量が左右の光電変換素子35Rと35Lとで相違せず、 図4に示される特性線図から明らかなように、左右の検出感度が対称となる。し かも、個々の受光手段32ごとの検出特性(例えば検出ピーク等)のばらつきが 極めて小さくなり、これを組み付けた日射検出センサ30によれば、日射状態を 精度良くかつ均一に検出することが可能となる。
【0032】 また、日射検出センサ30の組み立ては、2個の光電変換素子35R、35L が組み込まれると共に遮光手段44が一体的に形成された1個の受光手段32を ベース33上に固着するだけでよい。このため、1個の受光手段32をベース3 3に取り付ける際の精度を管理するだけで一定の検出精度を確保することができ 、さらに、部品点数の削減をも通して組立作業が容易になり、コスト的にも優れ たものとなる。
【0033】 なお、3個以上の光電変換素子を分離帯39を介して配置し、各々の分離帯3 9に上述した構成の遮光手段44を設けることにより、3方向以上の複数の方向 からの日射状態を精度良く検出することも可能である。
【0034】 図5は、他の実施例に係る日射検出センサの受光手段を示す斜視図であり、図 6は、図5に示す受光手段の断面図である。 この実施例の日射検出センサ30aも左右二方位の斜め日射を検出するための もであり、上述した日射検出センサ30と同様に、透明または半透明のカバー部 31内に、1個の受光手段50がベース33上に水平方向に配置されている。こ の受光手段50の基板51は、図5に示すように、長手方向の中央部分で折り曲 げられて2つの斜面部51R、51Lが形成され、凸部を上面に向けて配置され ている。2つの斜面部51R、51Lの斜距離は、光電変換素子35R、35L の長さよりも大きい寸法を有する。斜面部51R、51Lの下端には、第1リー ド部36a、36bが基板51と一体的に構成されており、これら第1リード部 36a、36bは同一平面上に位置する様に配置されている。また、光電変換素 子35R、35Lとボンディングワイヤーを介して接続される第2リード部37 a、37bは、斜面部51R、51Lの側方近傍に当該斜面部51R、51Lの 位置する傾斜面と同一平面上に傾斜して配置された傾斜部52と、前記第1リー ド部36a、36bの位置する平面と同一平面上に配置された平坦部53とから 構成される。ボンディングワイヤーは、第2リード部37a、37bの傾斜部5 2に接続される。そして、これら光電変換素子35R、35L、斜面部51R、 51Lを有する基板51、リード部36a、36b、37a、37bは、透明樹 脂又は半透明樹脂等の封止材料を加熱成形した保護体54により封止され、一体 となって固定されている。
【0035】 日射検出センサ30aの断面を示す図6において、符号「55」は一の基準平 面を示している。基板51は、一方の斜面部51Rと基準平面55とのなす角度 αR と、他方の斜面部51Lと基準平面55とのなす角度αL とが等しくなるよ うに形成されている。ところで、半導体チップである光電変換素子35R、35 Lの受光面47R、47Lと底面は平行であるので、斜面部51R、51Lに受 光手段50を固着させれば、一方の光電変換素子35Rの受光面47Rが位置す る平面が基準平面55となす角度は前記αR と等しくなり、他方の光電変換素子 35Lの受光面47Lが位置する平面と基準平面55とのなす角度は前記αL と 等しくなり、結果的に、各光電変換素子35R、35Lの基準平面55に対する 傾斜角度は、等しくなる。
【0036】 保護体54の上端面および下端面は、基準平面55と平行をなすように成形さ れている。そして、受光手段50は、その保護体54の下端面を接着剤等を介し てベース33上に固定してある。
【0037】 このような受光手段50によっても、寸法精度の高い半導体チップからなる光 電変換素子35R、35Lを精度良く加工可能な基板51上に直接配置すること ができることから、基板51に対する光電変換素子35R、35Lの取り付け位 置の精度が著しく高まり、各光電変換素子35R、35Lの受光面47R、47 Lの基準平面55に対する傾斜角度も等しくなる。光電変換素子35R、35L の取り付け位置の精度向上に加えて、さらに、精度良く形成できる樹脂成形型を 用いた樹脂モールドの際に各光電変換素子35R、35Lが保護体54により一 体的に封止されるため、図9の従来例のごとく2個の受光手段12R、12Lの それぞれを斜面部15R、15L上に取り付ける場合に比べると、受光面47R 、47Lの基準平面55に対する傾斜角度は均一なものとなる。したがって、保 護体54の底面及びベースの上面を基準平面55と平行になるように水平に形成 し、一方の光電変換素子35Rを右側に向け、他方の光電変換素子35Lを左側 に向けて受光手段50をベース33上に取り付けるだけで、図7に示される特性 線図から明らかなように、左右の検出感度が対称となり、車両左側からの日射と 右側からの日射とを対称的に精度良く検出することができる。しかも、個々の受 光手段50ごとの検出特性(例えば検出ピーク等)のばらつきが極めて小さく、 日射状態を精度良くかつ均一に検出することが可能となる。
【0038】 また、日射検出センサ30aの組み立ては、2個の光電変換素子35R、35 Lが傾斜して組み込まれた1個の受光手段50をベース33上に配置するだけで よいため、1個の受光手段50をベース33に取り付ける際の精度を管理するだ けで一定の検出精度を確保することができ、さらに、部品点数の削減をも通して 組立作業が容易になり、コスト的にも優れたものとなる。
【0039】 なお、基準平面55に対して等しい角度で傾斜する3面以上の傾斜部を基板5 1に形成し、各傾斜部に光電変換素子を設けることにより、3方向以上の複数の 方向からの日射状態を精度良く検出することも可能である。
【0040】
以上説明した様に、本考案によれば、1個の受光手段だけをベース上に固定す るだけで、少なくとも二方位からの斜め日射を検出し得る日射検出センサとなる ため、センサの組み立てが容易になる。
【0041】 更に、受光手段はその光電変換素子ごとに検出感度がばらつくことがなく、こ の受光手段を備えた日射検出センサによれば、少なくとも二方位からの斜め日射 を対称的にかつ高精度に検出することが可能となる。
【0042】 また、遮光手段を保護体と一体的に形成することにより、衝撃等によって遮光 手段がずれたりすることがなく、信頼度の高い日射検出センサとなる。
【図1】 本考案の一実施例に係る日射検出センサを示
す概略構成図である。
す概略構成図である。
【図2】 図1に示される受光手段の平面図である。
【図3】 図3(a)(b)は遮光手段の例を示す断面
図である。
図である。
【図4】 図1〜図3に示される受光手段の特性線図で
ある。
ある。
【図5】 他の実施例に係る日射検出センサの受光手段
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図6】 図5に示す受光手段の断面図である。
【図7】 図5、図6に示される受光手段の特性線図で
ある。
ある。
【図8】 従来の日射検出センサの一例を示す概略構成
図である。
図である。
【図9】 従来の日射検出センサの他の例を示す概略構
成図である。
成図である。
32、50…受光手段、 33…ベー
ス、34、51…基板、 38、
54…保護体、35(35R、35L)…光電変換素
子、 39…分離帯、40…分離帯の中心線、
44(45、46)…遮光手段、51R、5
1L…斜面部、 55…基準面。
ス、34、51…基板、 38、
54…保護体、35(35R、35L)…光電変換素
子、 39…分離帯、40…分離帯の中心線、
44(45、46)…遮光手段、51R、5
1L…斜面部、 55…基準面。
Claims (2)
- 【請求項1】 光電変換素子が樹脂封止された受光手段
(32)をベース(33)上に固定してなる日射検出センサにお
いて、 前記受光手段(32)は、 日射光を受光して受光光量に応じた光量信号を出力する
半導体チップからなる少なくとも2個の光電変換素子(3
5R,35L) と、 これら少なくとも2個の光電変換素子(35R,35L) が分離
帯(39)を介して取り付けられた平坦な基板(34)と、 前記分離帯(39)に配置され斜め日射を遮る遮光手段(44)
と、を有し、 前記遮光手段(44)は、前記光電変換素子(35R,35L) と前
記基板(34)とを日射光透過材料で封止して当該日射光透
過材料により保護体(38)を形成する際に、当該遮光手段
(44)の中心線と前記分離帯(39)の中心線(40)とが一致す
るように、前記保護体(38)と一体的に形成されてなる日
射検出センサ。 - 【請求項2】 光電変換素子が樹脂封止された受光手段
(50)をベース(33)上に固定してなる日射検出センサにお
いて、 前記受光手段(50)は、 日射光を受光して受光光量に応じた光量信号を出力する
半導体チップからなる少なくとも2個の光電変換素子(3
5R,35L) と、 基準面(55)に対して等しい角度で傾斜する少なくとも2
つの斜面部(51R,51L)が設けられ、これら斜面部(51R,51
L) のそれぞれに前記光電変換素子(35R,35L)のそれぞれ
が取り付けられた基板(51)と、を有し、 前記光電変換素子(35R,35L) と前記基板(51)とを日射光
透過材料で封止して当該日射光透過材料により保護体(5
4)を形成してなる日射検出センサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993043405U JP2603430Y2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 日射検出センサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993043405U JP2603430Y2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 日射検出センサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0713516U true JPH0713516U (ja) | 1995-03-07 |
| JP2603430Y2 JP2603430Y2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=12662855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993043405U Expired - Lifetime JP2603430Y2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 日射検出センサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2603430Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008533708A (ja) * | 2005-03-10 | 2008-08-21 | プレー・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | Mid技術による太陽センサ |
| KR20180093591A (ko) * | 2017-02-14 | 2018-08-22 | 현대자동차주식회사 | 차량용 일사 감지 센서 조립체 및 이를 갖는 공조 시스템 |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP1993043405U patent/JP2603430Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008533708A (ja) * | 2005-03-10 | 2008-08-21 | プレー・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング | Mid技術による太陽センサ |
| KR20180093591A (ko) * | 2017-02-14 | 2018-08-22 | 현대자동차주식회사 | 차량용 일사 감지 센서 조립체 및 이를 갖는 공조 시스템 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2603430Y2 (ja) | 2000-03-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4134912B2 (ja) | 光検出器 | |
| US6297740B1 (en) | Solar radiation sensor | |
| US6333544B1 (en) | Integrated photo sensor | |
| WO1994011703A1 (fr) | Capteur pyrheliometrique | |
| JPS63176A (ja) | 複合型光センサ | |
| JPWO2005019790A1 (ja) | センサ装置 | |
| JP5154556B2 (ja) | 太陽センサ | |
| US6462328B2 (en) | Photo-detection sensor and method of manufacturing the same | |
| JPH0743145A (ja) | 日射センサ | |
| JPH0713516U (ja) | 日射検出センサ | |
| JP2554119B2 (ja) | 自動車空調用日射センサー | |
| US8785858B2 (en) | Solar sensor for the detection of the direction of incidence and the intensity of solar radiation | |
| US6526820B1 (en) | Rain sensor with bonded chips | |
| JP2606818Y2 (ja) | 自動車用日射検出センサ | |
| JP2001015792A (ja) | 光センサ | |
| JP2582494Y2 (ja) | 自動車用空気調和装置の日射量検出センサー | |
| US20020024000A1 (en) | Photosensor having shading member between optical lens and light sensing element | |
| JP2735249B2 (ja) | 自動車用空気調和装置の日射量検出装置 | |
| US20040211890A1 (en) | Positional encoder assembly | |
| JPH0643687Y2 (ja) | 光方向検出装置 | |
| CN218002700U (zh) | 一种车载阳光传感器及传感装置 | |
| JP2582493Y2 (ja) | 自動車用空気調和装置の日射量検出センサー | |
| JPH07167710A (ja) | 日射センサ | |
| JPH0612124U (ja) | 自動車用空気調和装置の二方位日射検出センサ | |
| JPH05226691A (ja) | 光半導体装置 |