JPH07135501A - 分散ノードパケットシステム - Google Patents
分散ノードパケットシステムInfo
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- JPH07135501A JPH07135501A JP27976093A JP27976093A JPH07135501A JP H07135501 A JPH07135501 A JP H07135501A JP 27976093 A JP27976093 A JP 27976093A JP 27976093 A JP27976093 A JP 27976093A JP H07135501 A JPH07135501 A JP H07135501A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 帯域保証を要求する通信に対しては帯域を保
証し、揺らぎ遅延時間を保証する必要のある通信に対し
ては揺らぎ遅延時間をある上限値以内に制限することが
可能な、分散ノードパケットシステムを提供すること。 【構成】 伝送路上の連続する複数(固定数)のパケット
をフレームとして扱い、帯域保証や揺らぎ遅延時間保証
が必要な通信に対しては、これらの要求品質を満たすよ
うに通信ノードがフレーム内でのパケットに”予約”印
を付して予約パケットとし、これらの予約パケットを使
いて通信を行うことにより、要求された帯域や揺らぎ遅
延時間を保証し、また、呼処理に関しては、各通信ノー
ドが個別に呼処理を行うことを可能としたことにより、
集中して呼処理を行う呼処理ノードを配置する必要をな
くして、経済化を図れるようにした分散ノードパケット
システム。
証し、揺らぎ遅延時間を保証する必要のある通信に対し
ては揺らぎ遅延時間をある上限値以内に制限することが
可能な、分散ノードパケットシステムを提供すること。 【構成】 伝送路上の連続する複数(固定数)のパケット
をフレームとして扱い、帯域保証や揺らぎ遅延時間保証
が必要な通信に対しては、これらの要求品質を満たすよ
うに通信ノードがフレーム内でのパケットに”予約”印
を付して予約パケットとし、これらの予約パケットを使
いて通信を行うことにより、要求された帯域や揺らぎ遅
延時間を保証し、また、呼処理に関しては、各通信ノー
ドが個別に呼処理を行うことを可能としたことにより、
集中して呼処理を行う呼処理ノードを配置する必要をな
くして、経済化を図れるようにした分散ノードパケット
システム。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝送路を複数の通信ノ
ードで共有し、かつ、音声および画像等のマルチメディ
ア通信を行うに好適な分散ノードパケットシステムに関
し、特に、帯域保証を要求する通信に対しては帯域を保
証するとともに、揺らぎ遅延時間を制限する必要のある
通信に対しては揺らぎ遅延時間を制限することが可能で
あり、かつ、通信ノード間の呼処理を集中して行う呼処
理ノードを設置せず、通信ノードが分散して呼処理を行
う分散ノードパケットシステムに関する。
ードで共有し、かつ、音声および画像等のマルチメディ
ア通信を行うに好適な分散ノードパケットシステムに関
し、特に、帯域保証を要求する通信に対しては帯域を保
証するとともに、揺らぎ遅延時間を制限する必要のある
通信に対しては揺らぎ遅延時間を制限することが可能で
あり、かつ、通信ノード間の呼処理を集中して行う呼処
理ノードを設置せず、通信ノードが分散して呼処理を行
う分散ノードパケットシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】伝送路を複数の通信ノードで共有するL
ANの技術としては、衝突検出型キャリア・センス・マル
チプル・アクセス(CSMA/CD)方式、すなわち、伝送
路が使用中でないことを確認してからデータを送出し、
他の通信ノードの送出したデータと衝突した場合はこれ
を検出して再送する方式や、トークン方式、すなわち、
ネットワーク上で送信権を表わすトークンを受信した通
信ノードだけがデータを送信でき、送信が終了するとト
ークンを次の通信ノードに渡す方式等が知られている。
これら従来のLANプロトコルは、1台の通信ノードが
バースト的なデータを伝送路に送信する機会が公平にな
ることを目的として設計されている。一方、音声や画像
等のメディアはデータの損失に弱いので、音声や画像の
通信を行う場合には、他の通信による影響を受けること
なく、帯域を厳密に保証することが必要である。すなわ
ち、データ,音声および画像を含むマルチメディアの通
信プロトコルには、帯域を保証する機能が必要となる。
しかしながら、従来のLANプロトコルでは、FDDI
(Fiber DistributedDate Interface)−IIを除い
て、帯域を保証する機能を備えたものはない。また、上
述のFDDI−IIでは、帯域保証型の通信もサポートす
る機能があるが、これは帯域保証型通信用の帯域と非帯
域保証型通信用の帯域とに分けて、ハイブリッドで伝送
路を使用する構造となっているため、分割損による帯域
の無駄が生じる。
ANの技術としては、衝突検出型キャリア・センス・マル
チプル・アクセス(CSMA/CD)方式、すなわち、伝送
路が使用中でないことを確認してからデータを送出し、
他の通信ノードの送出したデータと衝突した場合はこれ
を検出して再送する方式や、トークン方式、すなわち、
ネットワーク上で送信権を表わすトークンを受信した通
信ノードだけがデータを送信でき、送信が終了するとト
ークンを次の通信ノードに渡す方式等が知られている。
これら従来のLANプロトコルは、1台の通信ノードが
バースト的なデータを伝送路に送信する機会が公平にな
ることを目的として設計されている。一方、音声や画像
等のメディアはデータの損失に弱いので、音声や画像の
通信を行う場合には、他の通信による影響を受けること
なく、帯域を厳密に保証することが必要である。すなわ
ち、データ,音声および画像を含むマルチメディアの通
信プロトコルには、帯域を保証する機能が必要となる。
しかしながら、従来のLANプロトコルでは、FDDI
(Fiber DistributedDate Interface)−IIを除い
て、帯域を保証する機能を備えたものはない。また、上
述のFDDI−IIでは、帯域保証型の通信もサポートす
る機能があるが、これは帯域保証型通信用の帯域と非帯
域保証型通信用の帯域とに分けて、ハイブリッドで伝送
路を使用する構造となっているため、分割損による帯域
の無駄が生じる。
【0003】また、揺らぎ遅延時間に関しては、受信通
信ノードの受信バッファ溢れを防止するために、揺らぎ
遅延時間をある一定値以内に制限する必要がある。従来
のLANプロトコルには、揺らぎ遅延時間を制限する機
能はない。また、ATM通信方式では、公衆網の中継系
で確保する伝送路帯域は、通信が要求する帯域およびセ
ルの揺らぎ(揺らぎ遅延時間)に依存する。中継系で確保
しなければならない伝送路帯域は、要求帯域が小さいほ
ど、また、揺らぎ遅延時間が小さいほど小さくすること
ができる。ATM通信方式では、通信ノードは発呼時
に、網に対して要求帯域や揺らぎ遅延時間等のUPC
(使用量パラメータ制御)パラメータを申告し、網は、T
点(ユーザ・網インタフェースの参照点)で通信ノードが
この値を守ってデータを送出しているかどうかを監視す
る。従って、ATM通信のプロトコル、例えば、複数の
ユーザ通信ノード相互間のセル送出量を制御する方式の
GFC(一般フロー制御)プロトコルでは、揺らぎ遅延時
間を申告した値以下に制限する機能が必要である。な
お、これらに関しては、例えば、水溜 尚器訳「FDDI
技術解説」(共立出版1993年刊)の記載を参考にすること
ができる。
信ノードの受信バッファ溢れを防止するために、揺らぎ
遅延時間をある一定値以内に制限する必要がある。従来
のLANプロトコルには、揺らぎ遅延時間を制限する機
能はない。また、ATM通信方式では、公衆網の中継系
で確保する伝送路帯域は、通信が要求する帯域およびセ
ルの揺らぎ(揺らぎ遅延時間)に依存する。中継系で確保
しなければならない伝送路帯域は、要求帯域が小さいほ
ど、また、揺らぎ遅延時間が小さいほど小さくすること
ができる。ATM通信方式では、通信ノードは発呼時
に、網に対して要求帯域や揺らぎ遅延時間等のUPC
(使用量パラメータ制御)パラメータを申告し、網は、T
点(ユーザ・網インタフェースの参照点)で通信ノードが
この値を守ってデータを送出しているかどうかを監視す
る。従って、ATM通信のプロトコル、例えば、複数の
ユーザ通信ノード相互間のセル送出量を制御する方式の
GFC(一般フロー制御)プロトコルでは、揺らぎ遅延時
間を申告した値以下に制限する機能が必要である。な
お、これらに関しては、例えば、水溜 尚器訳「FDDI
技術解説」(共立出版1993年刊)の記載を参考にすること
ができる。
【0004】しかしながら、現在、ITU−TS(以前
のCCITT)等で検討されているGFCプロトコル案
では、揺らぎ遅延時間をある値以下に制限する機能は付
与されていなかった。例えば、現在、ITU−TS S
G13を中心に進められているB−ISDN UNIの
標準化の1992年勧告では、B−ISDNサービスが
提供可能な必要最小限の機能を盛り込むのみで、ATM
セルレイヤの最も大きな課題の一つである、複数のユー
ザ通信ノードを1UNIに収容するマルチアクセス構成
の実現については、ATMセルヘッダの先頭に4ビット
の制御領域が確保されているのみで、揺らぎ遅延時間の
保証方法等の具体的な実現方法については全く未規定で
ある。また、従来は、呼処理に関しても、ユーザ構内網
で内線通信を行うためには、図17に、呼処理ノードを
設置した場合のユーザ構内網の構成例を示す如く、PB
X(呼処理ノード)が必要であった。このため、企業など
で構内網を構築しようとする場合、 (1)ユーザ構内網全体として経済化が図れない (2)初期投資額が大きい という問題点があった。更に、N−ISDNの宅内網で
は、複数通信ノードをバス接続するマルチポイント形態
のネットワーク構成とすることが可能であるが、通信ノ
ード間で内線通信をすることができないという問題があ
った。B−ISDNの宅内網では、PBXの如き高価な
装置を配置することなく、内線通信機能,LANとして
の機能を実現することが望まれている。
のCCITT)等で検討されているGFCプロトコル案
では、揺らぎ遅延時間をある値以下に制限する機能は付
与されていなかった。例えば、現在、ITU−TS S
G13を中心に進められているB−ISDN UNIの
標準化の1992年勧告では、B−ISDNサービスが
提供可能な必要最小限の機能を盛り込むのみで、ATM
セルレイヤの最も大きな課題の一つである、複数のユー
ザ通信ノードを1UNIに収容するマルチアクセス構成
の実現については、ATMセルヘッダの先頭に4ビット
の制御領域が確保されているのみで、揺らぎ遅延時間の
保証方法等の具体的な実現方法については全く未規定で
ある。また、従来は、呼処理に関しても、ユーザ構内網
で内線通信を行うためには、図17に、呼処理ノードを
設置した場合のユーザ構内網の構成例を示す如く、PB
X(呼処理ノード)が必要であった。このため、企業など
で構内網を構築しようとする場合、 (1)ユーザ構内網全体として経済化が図れない (2)初期投資額が大きい という問題点があった。更に、N−ISDNの宅内網で
は、複数通信ノードをバス接続するマルチポイント形態
のネットワーク構成とすることが可能であるが、通信ノ
ード間で内線通信をすることができないという問題があ
った。B−ISDNの宅内網では、PBXの如き高価な
装置を配置することなく、内線通信機能,LANとして
の機能を実現することが望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記各従来技術に示し
た、伝送路を複数の通信ノードで共有して使用する通信
プロトコルでは、帯域保証型通信と非帯域保証型通信と
を混在させて通信することが困難であり、また、揺らぎ
遅延時間を保証する機構も具備されていないという問題
があった。更に、呼処理方式に関しては、上記各従来技
術に示した、ユーザ構内網内にPBXを設置して内線呼
処理を行う方式では、経済化が図れないという問題があ
った。本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その
第1の目的は、従来の技術における上述の如き問題を解
消し、帯域保証を要求する通信に対しては帯域を保証
し、揺らぎ遅延時間を保証する必要のある通信に対して
は揺らぎ遅延時間をある上限値以内に制限することが可
能な、分散ノードパケットシステムを提供することにあ
る。また、本発明の第2の目的は、呼処理ノードを設置
することなく、通信ノード分散で呼処理の排他制御・呼
処理・帯域管理等を行い、これにより、経済的なユーザ
構内網を構築するに好適な、分散ノードパケットシステ
ムを提供することにある。
た、伝送路を複数の通信ノードで共有して使用する通信
プロトコルでは、帯域保証型通信と非帯域保証型通信と
を混在させて通信することが困難であり、また、揺らぎ
遅延時間を保証する機構も具備されていないという問題
があった。更に、呼処理方式に関しては、上記各従来技
術に示した、ユーザ構内網内にPBXを設置して内線呼
処理を行う方式では、経済化が図れないという問題があ
った。本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その
第1の目的は、従来の技術における上述の如き問題を解
消し、帯域保証を要求する通信に対しては帯域を保証
し、揺らぎ遅延時間を保証する必要のある通信に対して
は揺らぎ遅延時間をある上限値以内に制限することが可
能な、分散ノードパケットシステムを提供することにあ
る。また、本発明の第2の目的は、呼処理ノードを設置
することなく、通信ノード分散で呼処理の排他制御・呼
処理・帯域管理等を行い、これにより、経済的なユーザ
構内網を構築するに好適な、分散ノードパケットシステ
ムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、複
数の通信ノードを伝送リンクで接続し、任意の通信ノー
ド間で伝送路上のフレーム内パケットを用いてパケット
通信を行う分散ノードパケットシステムにおいて、前記
複数の通信ノードが同時に呼処理を行わないようにする
ための排他制御用トークンを巡回させ、前記各通信ノー
ドは発呼時に前記トークンを捕捉し、呼毎にまたは呼に
よらず、前記通信ノードの帯域要求分のパケットをフレ
ーム内に確保できるか否かを判定し、確保可能な場合、
要求帯域分のパケットのパケット予約領域に予約表示を
設定し、前記トークンを解放し、予約した位置のパケッ
トを捕捉してパケット通信を行うことを特徴とする分散
ノードパケットシステム、または、前記複数の通信ノー
ドが同時に呼処理を行わないようにするための排他制御
用トークンを巡回させ、前記各通信ノードは発呼時に前
記トークンを捕捉し、呼毎にまたは呼によらず、前記通
信ノードの帯域要求分のパケットを許容揺らぎ遅延時間
を保証できる範囲でフレーム内に確保できるか否かを判
定し、確保可能な場合、前記許容遅延時間を保証する帯
域要求帯域分のパケットのパケット予約領域に予約表示
を設定し、前記トークンを解放し、予約した位置のパケ
ットを捕捉してパケット通信を行うことを特徴とする分
散ノードパケットシステムによって達成される。
数の通信ノードを伝送リンクで接続し、任意の通信ノー
ド間で伝送路上のフレーム内パケットを用いてパケット
通信を行う分散ノードパケットシステムにおいて、前記
複数の通信ノードが同時に呼処理を行わないようにする
ための排他制御用トークンを巡回させ、前記各通信ノー
ドは発呼時に前記トークンを捕捉し、呼毎にまたは呼に
よらず、前記通信ノードの帯域要求分のパケットをフレ
ーム内に確保できるか否かを判定し、確保可能な場合、
要求帯域分のパケットのパケット予約領域に予約表示を
設定し、前記トークンを解放し、予約した位置のパケッ
トを捕捉してパケット通信を行うことを特徴とする分散
ノードパケットシステム、または、前記複数の通信ノー
ドが同時に呼処理を行わないようにするための排他制御
用トークンを巡回させ、前記各通信ノードは発呼時に前
記トークンを捕捉し、呼毎にまたは呼によらず、前記通
信ノードの帯域要求分のパケットを許容揺らぎ遅延時間
を保証できる範囲でフレーム内に確保できるか否かを判
定し、確保可能な場合、前記許容遅延時間を保証する帯
域要求帯域分のパケットのパケット予約領域に予約表示
を設定し、前記トークンを解放し、予約した位置のパケ
ットを捕捉してパケット通信を行うことを特徴とする分
散ノードパケットシステムによって達成される。
【0007】
【作用】本発明に係る分散ノードパケットシステムにお
いては、伝送路上の連続する複数(固定数)のパケットを
フレームとして扱い、帯域保証や揺らぎ遅延時間保証が
必要な通信に対しては、これらの要求品質を満たすよう
に通信ノードがフレーム内でのパケットに”予約”印を
付して予約パケットとし、これらの予約パケットを使い
て通信を行うことにより、要求された帯域や揺らぎ遅延
時間を保証し、また、呼処理に関しては、各通信ノード
が個別に呼処理を行うことを可能としたことにより、集
中して呼処理を行う呼処理ノードを配置する必要をなく
して、経済化を図れるようにしたものである。なお、B
−ISDNの加入者構内網では、高価な呼処理ノードを
設置することなく、通信ノード機能のみで内線通信を行
うことが可能になる。
いては、伝送路上の連続する複数(固定数)のパケットを
フレームとして扱い、帯域保証や揺らぎ遅延時間保証が
必要な通信に対しては、これらの要求品質を満たすよう
に通信ノードがフレーム内でのパケットに”予約”印を
付して予約パケットとし、これらの予約パケットを使い
て通信を行うことにより、要求された帯域や揺らぎ遅延
時間を保証し、また、呼処理に関しては、各通信ノード
が個別に呼処理を行うことを可能としたことにより、集
中して呼処理を行う呼処理ノードを配置する必要をなく
して、経済化を図れるようにしたものである。なお、B
−ISDNの加入者構内網では、高価な呼処理ノードを
設置することなく、通信ノード機能のみで内線通信を行
うことが可能になる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。なお、以下に述べる実施例においては、前
述の、GFCプロトコルの要求品質を満たす通信方法を
示している。まず、GFCプロトコルの要求品質とそれ
に基づいた分類について説明する。GFCプロトコルへ
の通信品質に関する要求条件は、主に次の二つである。 (1)帯域 (2)揺らぎ遅延時間 以下、個別に詳述する。 (1)帯域 GFCプロトコルが扱うメディアにより、通信品質は、
下記の二つに分けられる。 (a)厳密な帯域保証が必要なメディア(音声・画像) 画像の場合にはセル廃棄品質が10-9程度以下、音声の
場合には10-3〜10-5程度以下となるように帯域を保
証する必要がある。 (b)厳密な帯域保証は必要ではないメディア(データ)
に説明する。なお、以下に述べる実施例においては、前
述の、GFCプロトコルの要求品質を満たす通信方法を
示している。まず、GFCプロトコルの要求品質とそれ
に基づいた分類について説明する。GFCプロトコルへ
の通信品質に関する要求条件は、主に次の二つである。 (1)帯域 (2)揺らぎ遅延時間 以下、個別に詳述する。 (1)帯域 GFCプロトコルが扱うメディアにより、通信品質は、
下記の二つに分けられる。 (a)厳密な帯域保証が必要なメディア(音声・画像) 画像の場合にはセル廃棄品質が10-9程度以下、音声の
場合には10-3〜10-5程度以下となるように帯域を保
証する必要がある。 (b)厳密な帯域保証は必要ではないメディア(データ)
【0009】(2)揺らぎ遅延時間 ATM通信方式では、通信ノードは発呼時に、網に、要
求帯域や揺らぎ遅延時間等のUPCパラメータを申告
し、網は、T点で通信ノードがこの値を守ってデータを
送出しているかどうかを監視する。従って、GFCプロ
トコルには、揺らぎ遅延時間を申告した値以下に制限す
る機能が必要である。従って、揺らぎ遅延時間に関し
て、通信品質は、下記の二つに分けられる。 (a)揺らぎ遅延時間を保証する必要がある通信(外線) (b)揺らぎ遅延時間を保証する必要がない通信(内線) 以上により、GFCプロトコルが扱うトラヒックは、要
求帯域と揺らぎ遅延時間の要求条件の違いにより、下記
の4種類に分類される。 (第1種の通信)帯域保証必要、かつ、揺らぎ遅延時間保
証必要なし (第2種の通信)帯域保証必要、かつ、揺らぎ遅延時間保
証必要 (第3種の通信)帯域保証必要なし、かつ、揺らぎ遅延時
間保証必要 (第4種の通信)帯域保証必要なし、かつ、揺らぎ遅延時
間保証必要なし
求帯域や揺らぎ遅延時間等のUPCパラメータを申告
し、網は、T点で通信ノードがこの値を守ってデータを
送出しているかどうかを監視する。従って、GFCプロ
トコルには、揺らぎ遅延時間を申告した値以下に制限す
る機能が必要である。従って、揺らぎ遅延時間に関し
て、通信品質は、下記の二つに分けられる。 (a)揺らぎ遅延時間を保証する必要がある通信(外線) (b)揺らぎ遅延時間を保証する必要がない通信(内線) 以上により、GFCプロトコルが扱うトラヒックは、要
求帯域と揺らぎ遅延時間の要求条件の違いにより、下記
の4種類に分類される。 (第1種の通信)帯域保証必要、かつ、揺らぎ遅延時間保
証必要なし (第2種の通信)帯域保証必要、かつ、揺らぎ遅延時間保
証必要 (第3種の通信)帯域保証必要なし、かつ、揺らぎ遅延時
間保証必要 (第4種の通信)帯域保証必要なし、かつ、揺らぎ遅延時
間保証必要なし
【0010】次に、上述の4種類の通信を行う方法を説
明する。図3は、本発明の一実施例に係る分散ノードパ
ケットシステムの構成を示す図である。図3において、
21〜23,25,27は通信ノード(B−TE*)、2
4,28は網終端装置(B−NT1)である。また、SS
B,SB,TBは、インタフェースの参照点を示してい
る。図3(a)に示すデュアルバス構成では、通信ノー
ド,網終端装置が上り,下りのデュアルバスで接続され
た構成であり、それぞれのバス上にパケットが送出され
る。一方、図3(b)はデュアルリング構成であり、通信
ノード間をリング状に接続した構成である。この場合、
パケットはリング上に送出される。なお、本発明は、こ
れ以外の物理構成でも適用可能である。通信ノード間に
転送されるパケットのフォーマットを、図4に示す。本
実施例に示すパケットは、ユーザ情報領域と制御用情報
領域に大きく分かれ、制御用情報領域には宛先アドレス
領域や予約状況設定領域29が含まれる。この予約状況
設定領域29が、本実施例の特徴的な領域である。
明する。図3は、本発明の一実施例に係る分散ノードパ
ケットシステムの構成を示す図である。図3において、
21〜23,25,27は通信ノード(B−TE*)、2
4,28は網終端装置(B−NT1)である。また、SS
B,SB,TBは、インタフェースの参照点を示してい
る。図3(a)に示すデュアルバス構成では、通信ノー
ド,網終端装置が上り,下りのデュアルバスで接続され
た構成であり、それぞれのバス上にパケットが送出され
る。一方、図3(b)はデュアルリング構成であり、通信
ノード間をリング状に接続した構成である。この場合、
パケットはリング上に送出される。なお、本発明は、こ
れ以外の物理構成でも適用可能である。通信ノード間に
転送されるパケットのフォーマットを、図4に示す。本
実施例に示すパケットは、ユーザ情報領域と制御用情報
領域に大きく分かれ、制御用情報領域には宛先アドレス
領域や予約状況設定領域29が含まれる。この予約状況
設定領域29が、本実施例の特徴的な領域である。
【0011】図5に、伝送路上のフレームフォーマット
を示す。本実施例のフレームは、150セル/フレーム
(ATM通信方式の場合、セル長は固定となる)の固定長
である。また、フレームを構成するセルは、通信情報を
格納するATMセルペイロードとそのセルの予約状況を
設定するためのGFC領域で構成される。図5に示す例
では、すべてのセルが未予約セルである予約状況を示し
ている。以下、本実施例における各種通信について説明
する。 (1)第1種の通信を行う場合 この場合、通信ノードは呼処理排他制御用のトークンを
捕捉し、フレーム上のセルの予約状況を観測して”未予
約セル”のセル位置情報を得、このフレーム上のセルの
予約状況と自通信ノードの要求帯域から、この呼が受付
け可能か否かを判定する。要求帯域相当のセル数が確保
できる場合、すなわち、要求帯域相当の未予約セルがフ
レーム上に残っている場合には、この呼で使用するセル
のGFC領域を”予約”に変更し、トークンを解放し、
その位置のセルを使用して通信を行う。
を示す。本実施例のフレームは、150セル/フレーム
(ATM通信方式の場合、セル長は固定となる)の固定長
である。また、フレームを構成するセルは、通信情報を
格納するATMセルペイロードとそのセルの予約状況を
設定するためのGFC領域で構成される。図5に示す例
では、すべてのセルが未予約セルである予約状況を示し
ている。以下、本実施例における各種通信について説明
する。 (1)第1種の通信を行う場合 この場合、通信ノードは呼処理排他制御用のトークンを
捕捉し、フレーム上のセルの予約状況を観測して”未予
約セル”のセル位置情報を得、このフレーム上のセルの
予約状況と自通信ノードの要求帯域から、この呼が受付
け可能か否かを判定する。要求帯域相当のセル数が確保
できる場合、すなわち、要求帯域相当の未予約セルがフ
レーム上に残っている場合には、この呼で使用するセル
のGFC領域を”予約”に変更し、トークンを解放し、
その位置のセルを使用して通信を行う。
【0012】また、上の説明では、ATM通信方式の場
合にGFC領域を使用する例を示したが、一般には、要
求帯域申告やセル位置指定等は、図4に示したパケット
フォーマットを用いて行われ、予め決められた情報設定
方法に従って示されればよいことは言うまでもない。ま
た、”予約”表示方法も、同様に、決められた方法で示
されればよい。 (2)第2種の通信を行う場合 この場合、通信ノードは呼処理排他制御用のトークンを
捕捉し、フレーム上のセルの予約状況を観測して”未予
約セル”のセル位置情報を得、このフレーム上のセルの
予約状況と自通信ノードの要求帯域および揺らぎ遅延時
間から、この呼が受付け可能か否かを判定する。揺らぎ
遅延時間が保証できるように要求帯域相当のセル数が確
保できる場合、すなわち、揺らぎ遅延時間が保証できる
ような要求帯域相当の未予約セルがフレーム上に残って
いる場合には、この呼で使用すセルのGFC領域を”予
約”に変更し、トークンを解放し、その位置のセルを使
用して通信を行う。
合にGFC領域を使用する例を示したが、一般には、要
求帯域申告やセル位置指定等は、図4に示したパケット
フォーマットを用いて行われ、予め決められた情報設定
方法に従って示されればよいことは言うまでもない。ま
た、”予約”表示方法も、同様に、決められた方法で示
されればよい。 (2)第2種の通信を行う場合 この場合、通信ノードは呼処理排他制御用のトークンを
捕捉し、フレーム上のセルの予約状況を観測して”未予
約セル”のセル位置情報を得、このフレーム上のセルの
予約状況と自通信ノードの要求帯域および揺らぎ遅延時
間から、この呼が受付け可能か否かを判定する。揺らぎ
遅延時間が保証できるように要求帯域相当のセル数が確
保できる場合、すなわち、揺らぎ遅延時間が保証できる
ような要求帯域相当の未予約セルがフレーム上に残って
いる場合には、この呼で使用すセルのGFC領域を”予
約”に変更し、トークンを解放し、その位置のセルを使
用して通信を行う。
【0013】次に、上記実施例の動作を具体的に説明す
る。図1および図2は、第2種の通信を行う場合におけ
る呼受付け制御方法を示す図である。図1(a)は、通信
ノードから要求帯域と揺らぎ遅延時間が申告される前の
フレームの状態を示している。この例では、セル4,
7,8,10が上述の第1種の通信,第2種の通信用に
予約されており、セル150が第3種の通信用に予約さ
れている。また、セル2,3,5,6,9,11,・・・
・,149は未予約セルである。なお、各数字はフレー
ム先頭からのセル位置を示している。ここで、通信ノー
ド(#1)が、図1(b)に示すような申告、すなわち、揺
らぎ遅延時間が2セルで、要求帯域が50M(bps)の
申告を行うものとする。本実施例では、伝送路帯域が1
50M(bps)であり、1フレームが150セルで構成
されていることを前提としているので、要求帯域が50
M(bps)であるということは、他の通信ノードがフレ
ーム内のセルを予約していなければ、3セル等間隔でフ
レーム内にセルを予約できることになる。
る。図1および図2は、第2種の通信を行う場合におけ
る呼受付け制御方法を示す図である。図1(a)は、通信
ノードから要求帯域と揺らぎ遅延時間が申告される前の
フレームの状態を示している。この例では、セル4,
7,8,10が上述の第1種の通信,第2種の通信用に
予約されており、セル150が第3種の通信用に予約さ
れている。また、セル2,3,5,6,9,11,・・・
・,149は未予約セルである。なお、各数字はフレー
ム先頭からのセル位置を示している。ここで、通信ノー
ド(#1)が、図1(b)に示すような申告、すなわち、揺
らぎ遅延時間が2セルで、要求帯域が50M(bps)の
申告を行うものとする。本実施例では、伝送路帯域が1
50M(bps)であり、1フレームが150セルで構成
されていることを前提としているので、要求帯域が50
M(bps)であるということは、他の通信ノードがフレ
ーム内のセルを予約していなければ、3セル等間隔でフ
レーム内にセルを予約できることになる。
【0014】しかし、この例のように、他のノードが既
にセルを予約している場合には、上述の如き3セル等間
隔でセル位置を予約することはできないことになる。通
信ノードは、図2(c)に示すように、揺らぎ遅延時間を
保証できる要求帯域相当分のセルを未予約セルから確保
する。すなわち、揺らぎ遅延と要求帯域からセル間が最
大5セル(3セル+2セル)から最小1セル(3セル−2
セル)となる範囲の未予約セルを、揺らぎ遅延時間を満
たす要求帯域分として予約する。予約後のフレームの状
況は、図2(d)に示す通りである。すなわち、セル2,
5,9,11,・・・・,149が確保され、図2(e)に示
すように、通信ノードが使用する。なお、第1種の通信
の場合は、図1および図2から揺らぎ遅延を満足するセ
ル選択を除いた動作となる。 (3)第3種の通信を行う場合 この通信は、いわゆる、コネクションレスの通信を行う
場合等に用いられる。この場合、通信ノードは予め、コ
ネクションレス(CL)データサービスに加入しており、
通信ノードとコネクションレスサーバ(CLS)間には、
ATMレイヤコネクションが張られている。
にセルを予約している場合には、上述の如き3セル等間
隔でセル位置を予約することはできないことになる。通
信ノードは、図2(c)に示すように、揺らぎ遅延時間を
保証できる要求帯域相当分のセルを未予約セルから確保
する。すなわち、揺らぎ遅延と要求帯域からセル間が最
大5セル(3セル+2セル)から最小1セル(3セル−2
セル)となる範囲の未予約セルを、揺らぎ遅延時間を満
たす要求帯域分として予約する。予約後のフレームの状
況は、図2(d)に示す通りである。すなわち、セル2,
5,9,11,・・・・,149が確保され、図2(e)に示
すように、通信ノードが使用する。なお、第1種の通信
の場合は、図1および図2から揺らぎ遅延を満足するセ
ル選択を除いた動作となる。 (3)第3種の通信を行う場合 この通信は、いわゆる、コネクションレスの通信を行う
場合等に用いられる。この場合、通信ノードは予め、コ
ネクションレス(CL)データサービスに加入しており、
通信ノードとコネクションレスサーバ(CLS)間には、
ATMレイヤコネクションが張られている。
【0015】この通信では、最大帯域および揺らぎ遅延
時間は、サービス加入時にユーザから申告されており、
呼処理ノードはこの通信用に使用するセルをGFC領域
に”CL予約”と表示することにより予約されている。
CLデータサービスを使用する通信ノードは、この予約
セルを使用して送信を行う。なお、当然ながら、この”
CL予約”は、GFC領域に予め決められたコードを記
載することにより表示される。次に、上記動作を具体的
に説明する。図6は、第3種の通信を行う場合における
呼受付け制御方法を示す図である。図6(a)に示す、第
3種の通信に用いられるセルは、加入者からのサービス
申告により申告された合計の帯域と揺らぎ遅延を保証す
るように、予め予約されている。なお、CL予約等の表
示方法は、予め決められた方法であれば、どのような方
法でもよい。図6(b),(c),(d)に示すように、第3
種の通信を行う通信ノード#2〜#4は、GFC領域か
ら第3種の通信用セルであることを判別して、空きセル
を捕捉して送信を行う。
時間は、サービス加入時にユーザから申告されており、
呼処理ノードはこの通信用に使用するセルをGFC領域
に”CL予約”と表示することにより予約されている。
CLデータサービスを使用する通信ノードは、この予約
セルを使用して送信を行う。なお、当然ながら、この”
CL予約”は、GFC領域に予め決められたコードを記
載することにより表示される。次に、上記動作を具体的
に説明する。図6は、第3種の通信を行う場合における
呼受付け制御方法を示す図である。図6(a)に示す、第
3種の通信に用いられるセルは、加入者からのサービス
申告により申告された合計の帯域と揺らぎ遅延を保証す
るように、予め予約されている。なお、CL予約等の表
示方法は、予め決められた方法であれば、どのような方
法でもよい。図6(b),(c),(d)に示すように、第3
種の通信を行う通信ノード#2〜#4は、GFC領域か
ら第3種の通信用セルであることを判別して、空きセル
を捕捉して送信を行う。
【0016】(4)上述の第1種〜第3種以外の通信を行
う場合 この場合には、第1種〜第3種の通信に予約されている
セル以外の未予約セルを捕捉して送信を行う。図7は、
第4種の通信を行う場合における呼受付け制御方法を示
す図である。図7(a)に示すように、第1種〜第3種の
通信に予約されていない未予約セルがあると、図7
(b),(c),(d)に示すように、第4種の通信を行う通
信ノード#5〜#74は、未予約セルを捕捉して送信を
行う。図8〜図15は、上述の各実施例における呼処理
シーケンスの一例を示す図であり、図8〜図12は、外
線通信を行う場合の呼処理信号シーケンスを説明する
図、図13〜図15は、内線通信を行う場合の呼処理信
号シーケンスを説明する図である。なお、図8および図
9,図13は完了呼の場合の呼処理信号シーケンスの一
例を示す図であり、図10,図14は発側で帯域が不足
した場合の呼処理信号シーケンスの一例を示す図、図1
1,図12は着側での帯域不足等により、着側で応答し
なかった場合の呼処理信号シーケンスの一例を示す図、
図15は着側で応答しなかった場合の呼処理信号シーケ
ンスの一例を示す図である。
う場合 この場合には、第1種〜第3種の通信に予約されている
セル以外の未予約セルを捕捉して送信を行う。図7は、
第4種の通信を行う場合における呼受付け制御方法を示
す図である。図7(a)に示すように、第1種〜第3種の
通信に予約されていない未予約セルがあると、図7
(b),(c),(d)に示すように、第4種の通信を行う通
信ノード#5〜#74は、未予約セルを捕捉して送信を
行う。図8〜図15は、上述の各実施例における呼処理
シーケンスの一例を示す図であり、図8〜図12は、外
線通信を行う場合の呼処理信号シーケンスを説明する
図、図13〜図15は、内線通信を行う場合の呼処理信
号シーケンスを説明する図である。なお、図8および図
9,図13は完了呼の場合の呼処理信号シーケンスの一
例を示す図であり、図10,図14は発側で帯域が不足
した場合の呼処理信号シーケンスの一例を示す図、図1
1,図12は着側での帯域不足等により、着側で応答し
なかった場合の呼処理信号シーケンスの一例を示す図、
図15は着側で応答しなかった場合の呼処理信号シーケ
ンスの一例を示す図である。
【0017】比較のため、図16に、Q.931(CCIT
T標準)の外線通信・完了呼の呼処理信号シーケンスを
示す。図8〜図15と図16の示すところの相異点は、
本発明に係る分散ノードパケットシステムにおいては、
呼受付け判定を行うために、呼処理排他制御用トークン
の捕捉解放の処理と、通信ノード内での判定処理を追加
した点にある。以下、まず、図8,図9に示される動作
を、各シーケンス毎に説明する。始めに、発通信ノード
に発呼要求が生じると、発通信ノードはトークンを捕捉
し(ステップ1、以下、これを「S1」のように記す)、フ
レーム上のセルの予約状況を観測し、セル位置の予約が
可能か否か、すなわち、伝送路上に空き帯域があるか否
かの判定を行う(S2)。予約が可能である場合には、セ
ル位置の予約を行い(S3)、発呼(SETUP)を行う
(S4)。着通信ノードでは、発呼要求が到着すると(S
5)、トークンを捕捉し(S6)、セル位置の予約が可能
か否か、すなわち、伝送路上に空き帯域があるか否かの
判定を行う(S7)。予約が可能である場合には、セル位
置の予約を行って(S8)、CALL PROCを返送す
る(S9)。
T標準)の外線通信・完了呼の呼処理信号シーケンスを
示す。図8〜図15と図16の示すところの相異点は、
本発明に係る分散ノードパケットシステムにおいては、
呼受付け判定を行うために、呼処理排他制御用トークン
の捕捉解放の処理と、通信ノード内での判定処理を追加
した点にある。以下、まず、図8,図9に示される動作
を、各シーケンス毎に説明する。始めに、発通信ノード
に発呼要求が生じると、発通信ノードはトークンを捕捉
し(ステップ1、以下、これを「S1」のように記す)、フ
レーム上のセルの予約状況を観測し、セル位置の予約が
可能か否か、すなわち、伝送路上に空き帯域があるか否
かの判定を行う(S2)。予約が可能である場合には、セ
ル位置の予約を行い(S3)、発呼(SETUP)を行う
(S4)。着通信ノードでは、発呼要求が到着すると(S
5)、トークンを捕捉し(S6)、セル位置の予約が可能
か否か、すなわち、伝送路上に空き帯域があるか否かの
判定を行う(S7)。予約が可能である場合には、セル位
置の予約を行って(S8)、CALL PROCを返送す
る(S9)。
【0018】S10は、前述のQ.931(CCITT標準)
のシーケンスと同じである。通信が終了すると、トーク
ンをを捕捉し(S11)、予約したセル位置を解放し(S
12)、DISCを送出する(S13)。対向の通信ノー
ドでは、DISCを受信すると(S14)、トークンをを
捕捉し(S15)、予約したセル位置を解放する(S1
6)。S17は、前述のQ.931のシーケンスと同じであ
る。図10〜図15では、シーケンス内のセル位置の予
約判定結果のみが異なり、各信号メッセージ,判定処理
の内容は、図8,図9の場合と同様である。すなわち、
図10では、発側で帯域不足のため予約が不可能である
のでセル位置の予約を行わないことを示しており、図1
1,図12では、着側で帯域不足のため予約が不可能で
あるので、セル位置の予約を行わないことを示してい
る。また、図13〜図15は、内線通信の場合におけ
る、完了呼の場合,発側で帯域が不足した場合および着
側で応答しなかった場合の呼処理信号シーケンスの一例
を、それぞれ、示している。本実施例によれば、帯域の
保証を行う必要のある通信に対しては、発呼時に、使用
する帯域相当のセルを予約し、通信ノードが予約位置の
セルを使用することにより、要求帯域を100%保証す
ることが可能である。ここでは、衝突による廃棄セル数
は0である。
のシーケンスと同じである。通信が終了すると、トーク
ンをを捕捉し(S11)、予約したセル位置を解放し(S
12)、DISCを送出する(S13)。対向の通信ノー
ドでは、DISCを受信すると(S14)、トークンをを
捕捉し(S15)、予約したセル位置を解放する(S1
6)。S17は、前述のQ.931のシーケンスと同じであ
る。図10〜図15では、シーケンス内のセル位置の予
約判定結果のみが異なり、各信号メッセージ,判定処理
の内容は、図8,図9の場合と同様である。すなわち、
図10では、発側で帯域不足のため予約が不可能である
のでセル位置の予約を行わないことを示しており、図1
1,図12では、着側で帯域不足のため予約が不可能で
あるので、セル位置の予約を行わないことを示してい
る。また、図13〜図15は、内線通信の場合におけ
る、完了呼の場合,発側で帯域が不足した場合および着
側で応答しなかった場合の呼処理信号シーケンスの一例
を、それぞれ、示している。本実施例によれば、帯域の
保証を行う必要のある通信に対しては、発呼時に、使用
する帯域相当のセルを予約し、通信ノードが予約位置の
セルを使用することにより、要求帯域を100%保証す
ることが可能である。ここでは、衝突による廃棄セル数
は0である。
【0019】また、揺らぎ遅延時間の保証を行う必要の
ある通信に対しては、発呼時に、許容揺らぎ遅延時間以
内になるように、使用するセルの予約(指定)を行うよう
にすることにより、UPC違反となるセルを0とするこ
とが可能である。また、複数のCL通信である一定の帯
域を使用し、かつ、揺らぎ遅延時間を守らなくてはなら
ない通信(第3種の通信)に対しては、複数のCL通信で
使用するセルを割当て、複数のCL通信で共用する。こ
れにより、平均レートとピークレートの比が大きいCL
通信に対して、統計多重的効果を得ることができる。更
に、帯域の保証も揺らぎ遅延時間の保証も必要のない通
信(第4種の通信)に対しては、他通信により予約されて
いないセルを使用することにより、残余帯域を一時的に
占有して送信することができる。なお、上記実施例は本
発明の一例を示したものであり、本発明はこれに限定さ
れるべきものではないことは言うまでもないことであ
る。
ある通信に対しては、発呼時に、許容揺らぎ遅延時間以
内になるように、使用するセルの予約(指定)を行うよう
にすることにより、UPC違反となるセルを0とするこ
とが可能である。また、複数のCL通信である一定の帯
域を使用し、かつ、揺らぎ遅延時間を守らなくてはなら
ない通信(第3種の通信)に対しては、複数のCL通信で
使用するセルを割当て、複数のCL通信で共用する。こ
れにより、平均レートとピークレートの比が大きいCL
通信に対して、統計多重的効果を得ることができる。更
に、帯域の保証も揺らぎ遅延時間の保証も必要のない通
信(第4種の通信)に対しては、他通信により予約されて
いないセルを使用することにより、残余帯域を一時的に
占有して送信することができる。なお、上記実施例は本
発明の一例を示したものであり、本発明はこれに限定さ
れるべきものではないことは言うまでもないことであ
る。
【0020】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、帯域保証を要求する通信に対しては帯域を保証
し、揺らぎ遅延時間を保証する必要のある通信に対して
は揺らぎ遅延時間をある上限値以内に制限することが可
能な、分散ノードパケットシステムを実現できるという
顕著な効果を奏するものである。また、呼処理ノードを
設置することなく、通信ノード分散で呼処理の排他制御
・呼処理・帯域管理等を行い、これにより、経済的なユ
ーザ構内網を構築するに好適な、分散ノードパケットシ
ステムを実現できるという顕著な効果を奏するものであ
る。より具体的に述べれば、本発明により、音声や画像
等の帯域保証を必要とする通信、および、データ等の多
重化効果による帯域の有効利用を必要とする帯域非保証
型通信の両方を、単一のプロトコルにより扱うことが可
能になる。また、揺らぎ遅延時間の制限がある通信もま
た同時に扱うことが可能である。更に、バースト性の高
いデータ通信も同時に扱うことが可能である。これらに
より、本発明は、T点における揺らぎ遅延時間条件が特
に厳しい場合も含め、ATM通信方式のGFCプロトコ
ルとして適用可能である。
れば、帯域保証を要求する通信に対しては帯域を保証
し、揺らぎ遅延時間を保証する必要のある通信に対して
は揺らぎ遅延時間をある上限値以内に制限することが可
能な、分散ノードパケットシステムを実現できるという
顕著な効果を奏するものである。また、呼処理ノードを
設置することなく、通信ノード分散で呼処理の排他制御
・呼処理・帯域管理等を行い、これにより、経済的なユ
ーザ構内網を構築するに好適な、分散ノードパケットシ
ステムを実現できるという顕著な効果を奏するものであ
る。より具体的に述べれば、本発明により、音声や画像
等の帯域保証を必要とする通信、および、データ等の多
重化効果による帯域の有効利用を必要とする帯域非保証
型通信の両方を、単一のプロトコルにより扱うことが可
能になる。また、揺らぎ遅延時間の制限がある通信もま
た同時に扱うことが可能である。更に、バースト性の高
いデータ通信も同時に扱うことが可能である。これらに
より、本発明は、T点における揺らぎ遅延時間条件が特
に厳しい場合も含め、ATM通信方式のGFCプロトコ
ルとして適用可能である。
【図1】本発明の一実施例に係る第2種の通信の呼受付
け制御方式を示す図の一部である。
け制御方式を示す図の一部である。
【図2】本発明の一実施例に係る第2種の通信の呼受付
け制御方式を示す図の他の一部である。
け制御方式を示す図の他の一部である。
【図3】実施例に係る分散ノードパケットシステムの構
成を示す図である。
成を示す図である。
【図4】実施例に係る分散ノードパケットシステムにお
ける通信ノード間で転送されるパケットのフォーマット
を示す図である。
ける通信ノード間で転送されるパケットのフォーマット
を示す図である。
【図5】実施例に係る分散ノードパケットシステムにお
ける通信ノード間で転送されるフレームフォーマットを
示す図である。
ける通信ノード間で転送されるフレームフォーマットを
示す図である。
【図6】実施例に係る第3種の通信の呼受付け制御方式
を示す図である。
を示す図である。
【図7】実施例に係る第4種の通信の呼受付け制御方式
を示す図である。
を示す図である。
【図8】実施例における外線通信を行う場合の、完了呼
の呼処理信号シーケンスを説明する図(その1)である。
の呼処理信号シーケンスを説明する図(その1)である。
【図9】実施例における外線通信を行う場合の、完了呼
の呼処理信号シーケンスを説明する図(その2)である。
の呼処理信号シーケンスを説明する図(その2)である。
【図10】実施例における外線通信を行う場合の、発側
で帯域が不足した場合の呼処理信号シーケンスを説明す
る図である。
で帯域が不足した場合の呼処理信号シーケンスを説明す
る図である。
【図11】実施例における外線通信を行う場合の、着側
で応答しなかった場合の呼処理信号シーケンスを説明す
る図(その1)である。
で応答しなかった場合の呼処理信号シーケンスを説明す
る図(その1)である。
【図12】実施例における外線通信を行う場合の、着側
で応答しなかった場合の呼処理信号シーケンスを説明す
る図(その2)である。
で応答しなかった場合の呼処理信号シーケンスを説明す
る図(その2)である。
【図13】実施例における内線通信を行う場合の、完了
呼の呼処理信号シーケンスを説明する図である。
呼の呼処理信号シーケンスを説明する図である。
【図14】実施例における内線通信を行う場合の、発側
で帯域が不足した場合の呼処理信号シーケンスを説明す
る図である。
で帯域が不足した場合の呼処理信号シーケンスを説明す
る図である。
【図15】実施例における内線通信を行う場合の、着側
で応答しなかった場合の呼処理信号シーケンスを説明す
る図である。
で応答しなかった場合の呼処理信号シーケンスを説明す
る図である。
【図16】Q.931(CCITT標準)の外線通信・完了呼
の呼処理信号シーケンスを示す図である。
の呼処理信号シーケンスを示す図である。
【図17】呼処理ノードを設置した場合のユーザ構内網
の構成例を示す図である。
の構成例を示す図である。
21〜23 通信ノード 24 網終端装置 25〜27 通信ノード 28 網終端装置 29 パケットの制御用情報領域内の予約状況設定領域 30〜32 通信ノード 33 呼処理ノード 34 網終端装置 35〜37 通信ノード 38 呼処理ノード 39 網終端装置
Claims (2)
- 【請求項1】 複数の通信ノードを伝送リンクで接続
し、任意の通信ノード間で伝送路上のフレーム内パケッ
トを用いてパケット通信を行う分散ノードパケットシス
テムにおいて、前記複数の通信ノードが同時に呼処理を
行わないようにするための排他制御用トークンを巡回さ
せ、前記各通信ノードは発呼時に前記トークンを捕捉
し、呼毎にまたは呼によらず、前記通信ノードの帯域要
求分のパケットをフレーム内に確保できるか否かを判定
し、確保可能な場合、要求帯域分のパケットのパケット
予約領域に予約表示を設定し、前記トークンを解放し、
予約した位置のパケットを捕捉してパケット通信を行う
ことを特徴とする分散ノードパケットシステム。 - 【請求項2】 複数の通信ノードを伝送リンクで接続
し、任意の通信ノード間で伝送路上のフレーム内パケッ
トを用いてパケット通信を行う分散ノードパケットシス
テムにおいて、前記複数の通信ノードが同時に呼処理を
行わないようにするための排他制御用トークンを巡回さ
せ、前記各通信ノードは発呼時に前記トークンを捕捉
し、呼毎にまたは呼によらず、前記通信ノードの帯域要
求分のパケットを許容揺らぎ遅延時間を保証できる範囲
でフレーム内に確保できるか否かを判定し、確保可能な
場合、前記許容遅延時間を保証する帯域要求帯域分のパ
ケットのパケット予約領域に予約表示を設定し、前記ト
ークンを解放し、予約した位置のパケットを捕捉してパ
ケット通信を行うことを特徴とする分散ノードパケット
システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27976093A JPH07135501A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 分散ノードパケットシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27976093A JPH07135501A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 分散ノードパケットシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07135501A true JPH07135501A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17615529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27976093A Pending JPH07135501A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 分散ノードパケットシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07135501A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012023520A (ja) * | 2010-07-14 | 2012-02-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 呼制御システムおよびその動作方法 |
-
1993
- 1993-11-09 JP JP27976093A patent/JPH07135501A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012023520A (ja) * | 2010-07-14 | 2012-02-02 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 呼制御システムおよびその動作方法 |
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