JPH07136017A - 化粧パフ - Google Patents

化粧パフ

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JPH07136017A
JPH07136017A JP30597993A JP30597993A JPH07136017A JP H07136017 A JPH07136017 A JP H07136017A JP 30597993 A JP30597993 A JP 30597993A JP 30597993 A JP30597993 A JP 30597993A JP H07136017 A JPH07136017 A JP H07136017A
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JP
Japan
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absorbent layer
puff
weight
fiber
examples
Prior art date
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Pending
Application number
JP30597993A
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English (en)
Inventor
Akihiro Imoto
昭裕 井元
Yusuke Nakano
雄介 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Boseki KK
Daiwabo Co Ltd
Original Assignee
Daiwa Boseki KK
Daiwabo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daiwa Boseki KK, Daiwabo Co Ltd filed Critical Daiwa Boseki KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 湿潤時において優れた耐へたり性および弾性
回復を示す化粧パフを提供する。 【構成】 吸収層および表面材、もしくは吸収層のみか
らなる化粧パフにおいて吸収層が、立体捲縮を有する複
合繊維を20重量%以上含有する。 【効果】 化粧水等を含浸させてもへたることがなく、
使用中、優れた使用感を維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、湿潤時において優れた
耐へたり性および弾性回復を示す化粧パフに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】化粧パフは化粧水、乳液等の塗布やクレ
ンジング剤やマニキュア等の拭き取りに使用されるもの
であり、その多くは使い捨てである。一般に化粧パフ
は、化粧水を吸収・保持する吸収層を不織布等の表面材
で被覆して構成されている。このうち吸収層の素材とし
て、レーヨン、コットンなどの吸水性繊維が汎用されて
いる。しかしながら、レーヨンやコットンを使用した化
粧パフは優れた吸水性を示すものの、吸水すると嵩が出
なくなる、いわゆるへたりやすいといった問題や、一度
肌に押さえ付けると嵩が回復せずパフが固くなって使用
感が損なわれるといった問題があった。
【0003】特に最近、化粧水やクレンジング剤を予め
パフに含浸させた化粧パフが多く販売されている。これ
らの多くは個別包装されており、一枚のパフで化粧水の
塗布もしくはクレンジングを済ませようとするものであ
るから、使用中にへたりが生じたり固くなるようなもの
は消費者に受け入れられず、化粧水の塗布中に繰り返し
肌に押し付けられても使用感が損なわれないようなもの
が望ましい。
【0004】そこでかかる問題を解決すべく、特開昭6
0−88177号において、ポリエステル捲縮繊維を化
粧パフ材に使用することが提案されている。この公報に
は、無水ケイ酸粒子を固着し、通常の方法で捲縮を付与
したポリエステル繊維を化粧パフに用いると、濡れても
へたりがなく、弾力性が損なわれない旨、記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
60−88177号のポリエステル繊維は、その捲縮が
常法で付与された、いわゆる平面的な捲縮であるため、
湿潤時における耐へたり性が不十分であり、また肌に押
し付けられた後の弾性回復についても決して満足できる
ものではない。
【0006】そこで本発明者らは、吸水性および保水性
が損なわれることがなく、湿潤時における耐へたり性に
優れ、かつ肌に押し付けられた後でも良好な弾性回復を
示し使用開始から終了まで優れた使用感を維持する化粧
パフを得るべく鋭意検討した結果、本発明に至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、その吸収層が
立体捲縮を有する複合繊維(以下、立体捲縮繊維と略
す)を20重量%以上含むことを特徴とする化粧パフで
ある。
【0008】本発明における立体捲縮繊維とは、特に捲
縮を発現させるための処理を施さなくてもスパイラル状
の三次元的な捲縮を有する複合繊維、もしくは熱処理等
によってスパイラル状の捲縮を発現した複合繊維をい
う。このような立体捲縮繊維として、特開平2−539
16号、特開平2−191716号、特開平3−161
519号等において示されているようなポリエステル系
複合繊維やポリオレフィン系複合繊維を挙げることがで
き、本発明においてはこれらを任意に、単独であるいは
混合して使用することができる。立体捲縮は化粧パフと
した時に発現していれば良く、格別な処理を施さなくて
も立体捲縮を有する複合繊維はそのまま使用することが
できる。また熱処理等によって捲縮が発現する複合繊維
は、熱処理等によって捲縮を発現させてからウェブとす
るか、或いはウェブとした後に熱処理等を施して捲縮を
発現させることができる。本発明の化粧パフにこれらの
立体捲縮繊維を使用する場合、その捲縮数は1インチあ
たり8以上であることが好ましく、より好ましくは10
以上である。8未満では十分な耐へたり性および弾性回
復を示すことができない。また、発現処理を施すことに
よりこれらの繊維は30〜40の捲縮を発現することも
あるが、それらも好ましく使用することができる。
【0009】本発明において特に好ましい立体捲縮繊維
は、ポリプロピレンを一成分とし、エチレン−プロピレ
ンランダム共重合体および/またはエチレン−ブテン−
プロピレン三元共重合体をもう一成分とする偏芯型芯鞘
複合繊維もしくは背腹型複合繊維である。この複合繊維
は疎水性のポリオレフィンで構成されているので、湿潤
時でも耐へたり性に優れており、また捲縮発現性が良好
であることから好ましく使用できる。この複合繊維は捲
縮発現性が良好であるから、格別な処理を施さなくても
立体捲縮を発現する。よって本発明ではそのまま使用す
ることもでき、また熱処理を施して更に捲縮を発現さ
せ、耐へたり性および弾性回復のより優れた化粧パフを
得ることもできる。化粧パフの吸収層に用いる場合、そ
の繊度は1.5〜5デニールであることが好ましい。こ
の範囲内であれば、立体捲縮が発現しやすいからであ
る。
【0010】本発明において、吸収層全体に占める立体
捲縮繊維の割合は20重量%以上であれば良いが、好ま
しくは30〜70重量%、より好ましくは40〜60重
量%である。20重量%未満では、湿潤時において十分
な耐へたり性および弾性回復を得ることができない。立
体捲縮繊維の割合が増加するにつれ、耐へたり性および
弾性回復は向上し、また空隙率も増加するので保水性も
向上するが、70重量%を超えると化粧水等が均一に吸
水されず、化粧水を塗布する際に顔にべたついたり、或
いは均一に塗布されないことがあり好ましくない。
【0011】立体捲縮繊維が上記の範囲で含まれていれ
ば、他に種々の繊維を混合することができる。混合する
繊維としては、コットンなどの天然繊維、ポリエステ
ル、ポリプロピレン等の合成繊維、レーヨン、キュプラ
等の再生繊維が挙げられ、任意に単独であるいは混合し
て使用することができる。中でもコットン、レーヨン等
の吸水性繊維は吸収層へ化粧水等を速やかに吸水させる
ことができるので好ましく使用することができる。特
に、レーヨンは優れた吸水性を示し、かつ安定して入手
できることから最も好ましく使用できる。
【0012】立体捲縮繊維とレーヨン等を混合して吸収
層とする場合、両者を混綿してパラレルカード等でウェ
ブとしたものを用いても良いし、両者を別個にウェブと
しこれを積層したものを用いて吸収層としても良い。
【0013】吸収層の目付は用途等に応じて定めること
ができるが、一般的な化粧パフでは30〜50g/m2
である。そして、この吸収層を不織布等で被覆し、ある
いはプレス加工等することにより化粧パフを得ることが
できる。
【0014】
【作用】本発明において、立体捲縮繊維は、繊維の捲縮
が三次元的なスパイラル状であるため、化粧パフの湿潤
時におけるへたりを抑え、かつ肌に押し付けられた場合
の嵩の回復に寄与する。さらに立体捲縮繊維は、その捲
縮によりウェブの空隙率を大きくするので、化粧パフの
保水性の向上にも寄与するものである。また、立体捲縮
繊維と混合するレーヨン等の吸水繊維は、化粧水を吸収
層へ速やかにかつ均一に浸透・保水させる働きをする。
【0015】
【実施例】以下、本発明を実施例を挙げて具体的に説明
するが、もとより本発明は以下の実施例に限定されるも
のではない。また、実施例中、特にことわりのないかぎ
り%は重量%を示すものとする。
【0016】[実施例1〜3]ポリプロピレンを一成分
とし、エチレン−プロピレンランダム共重合体をもう一
成分とする背腹型複合繊維(以下、CPP繊維と略す)
を特開平2−191720号に記載された方法に従って
製造し、繊度3デニール、繊維長51mm、1インチあ
たりの立体捲縮数が17個のステープルファイバーとな
した。このCPP繊維の混合率が、それぞれ30%、5
0%、70%となるようにCPP繊維とレーヨン(3デ
ニール、51mm)を混合し、これをパラレルカードに
2回通して40g/m2 のカードウェブを作成し実施例
1、2、3とした。
【0017】[実施例4]3デニール、51mmのCP
P繊維を120℃で10分間加熱して1インチあたり4
0個の立体捲縮を発現させ、これをその混合率が30%
となるようにレーヨン(3デニール、51mm)と混合
し、実施例1〜3と同様の方法で目付40g/m2 のカ
ードウェブを作成し、実施例4とした。
【0018】[比較例1]上記実施例で使用した3デニ
ール、51mmのレーヨンのみを用いて、上記実施例と
同様の方法で目付40g/m2 のカードウェブを作成
し、これを比較例1とした。
【0019】[比較例2]実施例1〜3で使用したCP
P繊維を、混合率が10%となるようにレーヨン(3デ
ニール、51mm)と混合し、上記実施例と同様の方法
で、目付40g/m2 のカードウェブを作成し、これを
比較例2とした。
【0020】[比較例3]3デニール、51mmのCP
P繊維を120℃で10分間加熱して1インチあたり4
0個の立体捲縮を発現させ、これをその混合率が10%
となるようにレーヨン(3デニール、51mm)と混合
し、上記実施例と同様の方法で目付40g/m2 のカー
ドウェブを作成し、これを比較例3とした。
【0021】[比較例4、5]3デニール、51mmの
ポリプロピレン繊維を、その混合率が30%、50%と
なるようにレーヨンと混合し、上記実施例と同様の方法
でカードウェブを作成し、比較例4、5とした。
【0022】[比較例6、7]3デニール、38mmの
ポリエステル繊維を、その混合率が30%、50%とな
るようにレーヨンと混合し、上記実施例と同様の方法で
カードウェブを作成し比較例6、7とした。
【0023】上記実施例および比較例について、保水
量、湿潤時の耐へたり性(嵩高さ)、湿潤時の弾性回
復、および放水率を評価した。その結果を表1、表2に
示す。
【0024】
【表1】
【0025】
【表2】
【0026】[実施例5〜7]実施例1〜3で使用した
CPP繊維を、その混合率が50%となるようにレーヨ
ン(3デニール、51mm)と混合して目付10、2
0、33g/m2 のカードウェブを上記実施例と同様の
方法で作成し、これを実施例5、6、7とした。
【0027】[実施例8〜10]実施例1〜3で使用し
たCPP繊維を、その混合率が70%となるようにレー
ヨン(3デニール、51mm)と混合して、目付10、
20、36g/m2 のカードウェブを上記実施例と同様
の方法で作成し、これを実施例8、9、10とした。
【0028】[比較例8]3デニール、51mmのレー
ヨンのみを用いて目付35g/m2 のウェブを上記実施
例と同様の方法で作成し、これを比較例8とした。
【0029】実施例5〜10および比較例8のウェブに
ついて、保水量および放水率を評価した。その結果を表
3に示す。
【0030】
【表3】
【0031】ここで表1〜3中の保水量は次のように測
定した。まず、アクリル樹脂板を用いて上部が開放され
た5cm×5cmの角柱状の容器を作った。そして4つの側
面のうち一面を着脱自在として試料の出し入れをしやす
くし、また水を排出させるために下底部に小孔を5個設
け、これを測定用容器として用いることとした。さら
に、小孔を4個設けた薄いアクリル板を蓋として用い
た。この容器に、5cm×5cmにカットしたウェブを10
枚重ねて入れ、その上に蓋を載せて上から静かに100
gの水を注ぎ、容器の下底部の小孔から漏れ出す水をビ
ーカーに溜めた状態で静置した。5分間静置した後、漏
れ出た水の量を測定し、最初に注入した水の量から漏れ
出た水の量を差し引いた水の量をウェブの保水量とし
た。ここではウェブ1gあたりの保水量を算出してい
る。
【0032】また、湿潤時における耐へたり性は次のよ
うに評価した。吸水していない状態のウェブの嵩を測定
した後、保水量の測定と同様の方法でウェブを湿潤状態
にし10g、20g、30g、50g、80gのおもり
を載せて5分間静置した後のウェブの嵩を容器ごしに測
定した。そして吸水前後のウェブの嵩の差から嵩の減少
率を算出し、これにより耐へたり性を評価した。
【0033】弾性回復の評価は次のように行った。前述
の方法により荷重がない時のウェブの嵩を測定した後、
蓋の上に100gのおもりを載せて30秒間放置した。
続いておもりを取り除き、さらに5分間放置した後の嵩
を測定し、おもりを載せる前後のウェブの嵩の差から弾
性回復率を算出し、弾性回復を評価した。
【0034】放水率は、一定荷重を加えたときのウェブ
中の水の放出量を測定することにより算出した。まず上
記の方法で保水量を測定した後、さらに100gのおも
りを載せ、5分間放置した後の放水量を測定し、この放
水量を先の保水量で除して放水率を算出した。
【0035】
【発明の効果】本発明の化粧パフは、吸収層に立体捲縮
を有する複合繊維が含まれているので従来のレーヨンや
合成繊維を使用したものに比べ、湿潤時において良好な
耐へたり性および弾性回復を示す。よって化粧水等を含
浸させた場合でも、使用開始から終了まで快適に使用す
ることができる。
【0036】また、立体捲縮繊維の混合率が大きくなる
と保水率は向上するが、立体捲縮繊維の混合率の大小に
かかわらず放水率の差異はなく、レーヨンのみからなる
ウェブと同程度である。つまり本発明の化粧パフは保水
量の大小にかかわらず、肌に押し付けられた場合、一定
割合の化粧水を放出し得るものであるといえる。よって
本発明によれば、吸収層が低目付でも嵩高く、保水性も
良好な化粧パフを得ることができ非常に経済的である。
さらに化粧水等を予め含浸させておく化粧パフとする場
合、本発明によれば、使用中、良好な使用感を維持する
だけでなく、低目付でも保水性が良好であるから、コン
パクトな化粧パフを提供することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸収層および表面材、もしくは吸収層の
    みからなる化粧パフにおいて、吸収層が、立体捲縮を有
    する複合繊維を20重量%以上含有することを特徴とす
    る化粧パフ。
  2. 【請求項2】 吸収層および表面材、もしくは吸収層の
    みからなる化粧パフにおいて、吸収層が、立体捲縮を有
    する複合繊維を30〜70重量%、レーヨンを70〜3
    0重量%含み、それらが混合および/または積層されて
    いることを特徴とする化粧パフ。
  3. 【請求項3】 立体捲縮を有する複合繊維がポリプロピ
    レンを一成分とし、エチレン−プロピレンランダム共重
    合体および/またはエチレン−ブテン−プロピレン三元
    共重合体をもう一成分とする偏芯型芯鞘複合繊維もしく
    は背腹型複合繊維であることを特徴とする請求項1〜2
    の化粧パフ。
JP30597993A 1993-11-10 1993-11-10 化粧パフ Pending JPH07136017A (ja)

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JP30597993A JPH07136017A (ja) 1993-11-10 1993-11-10 化粧パフ

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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