JPH0713846Y2 - ローラ幅可変の形鋼矯正機 - Google Patents

ローラ幅可変の形鋼矯正機

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JPH0713846Y2
JPH0713846Y2 JP16582488U JP16582488U JPH0713846Y2 JP H0713846 Y2 JPH0713846 Y2 JP H0713846Y2 JP 16582488 U JP16582488 U JP 16582488U JP 16582488 U JP16582488 U JP 16582488U JP H0713846 Y2 JPH0713846 Y2 JP H0713846Y2
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roller
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rollers
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恒雄 瀬戸
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川崎製鉄株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、形鋼の変形を矯正する矯正機の改善に関し、
更に詳しくは、形鋼矯正機のローラ幅を、オンラインで
変更することを可能とすると共に、設備規模の増大化を
防止したローラ幅可変の形鋼矯正機に関する。
〔従来の技術〕
熱間圧延で圧延、成形されたH形鋼を例に説明する。第
4図に示すようにH形鋼のフランジ1とウェブ2には厚
みに差のあること、およびフランジ1aとフランジ1bに温
度差があることから、圧延終了後の冷却過程において第
5図に示すようにフランジ1とウェブ2の冷却速度に差
を生じ、常温まで冷却した状態で、曲がり(第6図
(a))、反り(第6(b))、直角度変形(第6
(c))などの変形が発生する。この状態のままでは商
品価値がないので矯正する必要がある。矯正機には一般
に第3図(a)および第3図(b)に示すローラ矯正機
およびプレス矯正機が使用されている。ローラ矯正機は
第3図(a)に示すように、H形鋼のフランジ内面をロ
ーラ側面に当接させるか或は僅かの隙間を設け、かつロ
ーラ外周面でウェブ面を押圧しH形鋼の長手方向に繰返
し曲げ変形を付与し、その曲げ変形を徐々に軽減しなが
らH形鋼の変形を矯正するものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来のローラ矯正機では、矯正されるH形鋼の内幅寸法
HWに応じてレベラローラの幅をHWに合わせるために(第
2図)、第1のローラ(固定側ローラ)6と第2のロー
ラ(移動側ローラ7)の間隔を変更してレベラローラの
幅を変更する必要があった。
レベラローラの幅を変更するには、第2図に示すよう
に、親スリーブ締付ナット4を外して親スリーブ5を取
外し、次いでローラ締付けナット8を外し、移動させる
側の第2のローラ7を取外した後、ネジ構造体9、9aの
幅調整を行いレベラローラの幅を所定の幅に設定する。
その後、親スリーブ5に第2のローラ7を組入れローラ
締付けナット8で締付ける。ネジ構造体9、9aの調整幅
を越すような大きな幅変更が必要な時はネジ構造体9、
9aを取替える。さらに、この親スリーブ5を主軸3に組
入れた後、親スリーブ締付ナット4で締付け作業は完了
する。このローラ幅の変更作業に要する時間は1回当た
り20〜30分である。生産するH形鋼のサイズおよび圧延
頻度によっても異なるが、一般に50回/月程度は必要で
ある。従って、ローラ幅の変更作業に要する時間は1000
〜1500分/月程度となり、そのため、操業は阻害されて
生産性は低下するとともに、ローラ幅の変更作業量が増
大していた。
一方、矯正されるH形鋼は、従来、フランジの内幅寸法
HWが一定でフランジ厚が異なるタイプのものが一般的で
あったが、近年圧延によるH形鋼の製造方法が開発さ
れ、従来溶接組立てによって製造されていたフランジの
外幅寸法HOが一定で内幅寸法HWの異なるH形鋼が圧延に
よって製造されるようになった。このような製品を一般
に外矩(そとのり)一定H形鋼と称しているが、この製
品は同一呼称寸法でもフランジの厚みが多種類あり、内
幅寸法(=ローラ幅寸法)HWがフランジの厚みに応じて
変ってくるため、ローラ幅の変更作業はその頻度が従来
より大幅に増大することとなった。そのため、操業は阻
害されて生産性は更に低下するとともに、ローラ幅の変
更作業量も更に増大するという問題があった。
また、第1のローラおよび第2のローラを別々に駆動す
るためには両方に駆動装置が必要で、かつ、同心ローラ
間の同調装置が必要となり設備コストが高くなるという
欠点がある。
本考案は上述の問題点を解決するために提案されたもの
であり、生産性の低下を伴わずにレベラローラの幅を可
変とすると共に、設備コストの増大を防止したローラ幅
可変の形鋼矯正機を提供することを課題とするものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は同芯同外径の並列した第1および第2のローラ
からなるレベラローラを備えた形鋼矯正機に適用され、
次ぎの技術手段を採った。
第1および第2のローラを回転駆動する主軸と、 主軸に外嵌すると共に第1および第2のローラを外装
するスリーブと、 スリーブを該主軸に固定するピンと、 スリーブに締付ナットで固定された第1のローラと、 主軸に主軸と同一軸芯に摺動自在に貫設されたピスト
ンロッドと、 一端をピストンロッドに固設されると共にスリーブの
一端側に外嵌し主軸の軸方向に往復動自在とするスライ
ドスリーブと、 スライドスリーブに螺合された第2のローラと、 主軸の駆動トルクをスリーブに伝達する結合キー並び
にスリーブの駆動トルクをスライドスリーブに伝達する
と共にスライドスリーブの主軸軸方向移動を案内するキ
ーと、 ピストンロッドを往復駆動する駆動装置と、 を備えた。
〔作用〕
本考案は上述のように構成されているので、矯正される
H形鋼の内幅寸法HWに応じ、簡単に第1のローラと第2
のローラの間隔(レベラローラの幅)をオンライン遠隔
操作によって変更することが可能となる。従って、矯正
されるH形鋼の内幅寸法HWが度々変化しても、矯正機の
ローラ幅の変更作業によって操業が阻害されて生産性が
低下することはなく、また、作業員は従来のようなロー
ラの組替え、組立てによるローラ幅の変更作業から開放
される。
〔実施例〕
本考案の一実施例を第1図によって説明する。第1図
(a)は正面の断面図、第1図(b)は第1図(a)の
A−A矢視断面図を示している。
第3図に示すように形鋼のローラ矯正機は、上下の矯正
ローラから構成されるが、第1図(a)は上矯正機を示
している。10は第1のローラ(固定側ローラ)6a、第2
のローラ(移動側ローラ)7aを回転駆動する主軸であ
り、主軸10は、ベアリング11、12および13を介して矯正
機フレーム14、15に取付けられている。主軸10には主軸
10に外嵌すると共に第1のローラ6aおよび第2のローラ
7aを外装するスリーブ16が設けられ、第1および第2の
ローラはスリーブ16上を軸方向に移動可能な構造となっ
ている。スリーブ16の軸方向移動を防止するためスリー
ブ16は主軸10にピン17で固定されている。
主軸10には主軸10と同一軸芯に摺動自在にブッシュ18を
介してピストンロッド19が貫設され、ピストンロッド19
の一端には、スリーブ16の一端側に外嵌し主軸10の軸方
向に往復動自在とするスライドスリーブ20がナット21で
固定されており、スライドスリーブ20の他端は第2のロ
ーラ7aとネジ22によって結合され、第2のローラ7aがス
リーブ16上を移動可能となっている。また第1のローラ
6aは締付ナット23でスリーブ16に固定されている。
また主軸10の駆動トルクをスリーブ16に伝達するために
結合キー24が設けられ、さらにスリーブ16の駆動トルク
をスライドスリーブ20に伝達すると共に、スライドスリ
ーブ20と第2のローラ7aを主軸軸方向に移動させるとき
ガイドの役目を持つキー25が備えられている。これらの
キー24および25は主軸10、スリーブ16、スライドスリー
ブ20間それぞれの剪断応力に耐えるために挿入される必
要本数が決められるが、要は主軸10の駆動トルクが十分
第1のローラ6aおよび第2のローラ7aに伝達されるもの
でなければならない。なお、第1図(b)の点線は、キ
ー24および25を複数本設ける場合の例を示したものであ
る。
また、H形鋼の内幅寸法HWによって第2のローラ7aを移
動させるピストンロッド19は、フレーム15に軸受カバー
26を介して固定したフレーム27上に保持され、かつ、ピ
ストンロッド19を駆動するため、スペーサ28とベアリン
グ29および取付けナット34を内蔵したスライド軸受箱30
とスライド軸受箱30を主軸軸方向に移動させるシリンダ
31がピン32、フォーク33を介してスライド軸受箱30に取
付けられている。
なお、シリンダ31は電動、液圧何れを用いてもよい。
次に、第1のローラ6a、第2のローラ7aの間隔の変更操
作について説明する。
第1図において、内幅寸法HWのH形鋼の矯正を実施中、
次の被矯正H形鋼の内幅寸法が(HW+ΔW)であると
き、上位コンピュータからの指示によりΔWだけスライ
ド軸受箱30をシリンダ31によって矢印方向へ移動させ
る。従って、ピストンロッド19、スライドスリーブ20を
介して第2のローラ7aはΔWだけ移動し、第1および第
2のローラ間を所定の間隔(HW+ΔW)に設定すること
ができる。なお、図中間隔Lは変化しない。
このスライド軸受箱30の移動量ΔWは図示していない位
置検出装置により検出確認され、コンピュータの指示ど
おりの移動量が得られる。
本考案によれば、H形鋼の内幅寸法の変更を遠隔制御に
よってオンラインで行うことが可能となり、従来1回当
たり20〜30分を要していたものが、数秒間に短縮され
た。
〔考案の効果〕
本考案は、次ぎのような極めて優れた効果を奏する。
従来は、H形鋼の内幅寸法に応じてローラの組替え、
組立てによるローラ幅の変更作業を実施する必要があ
り、また、外矩一定のH形鋼では同一呼称寸法でもフラ
ンジ厚みが多種類ありフランジ厚みに応じてローラの組
替え、組立てによるローラ幅の変更作業を頻繁に実施す
る必要があった。本考案は、これら作業をオンライン遠
隔操作によって実施することが可能となる。従ってこれ
ら作業によるロスタイムを解消して生産性の向上を図る
ことができる。
作業員は従来のようなローラの組替え、組立てによる
ローラ幅の変更作業から開放されることとなった。
第1のローラおよび第2のローラを別々に駆動するた
めの駆動装置を必要としないので、設備コストが低廉化
される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の説明図であり、第1図
(a)は正面の断面図、第1図(b)は第1図(a)の
A−A矢視断面図、第2図は従来例の説明図であり正面
の断面図を示し、第3図(a)はローラ矯正機の矯正作
用説明図、第3図(b)はプレス矯正機の矯正作用説明
図、第4図はH形鋼の断面図、第5図はH形鋼の冷却曲
線、第6図(a)は曲がり、第6図(b)は反り・第6
図(c)は直角度変形を示しそれぞれ形鋼の変形例の説
明図である。 6a……第1のローラ、7a……第2のローラ 10……主軸 11、12、13……ベアリング 14、15……フレーム、16……スリーブ 17……ピン、18……ブッシュ 19……ピストンロッド、20……スライドスリーブ 21……ナット、22……ネジ 23……締付ナット、24……キー 25……キー、26……軸受カバー 27……フレーム、28……スペーサ 29……ベアリング、30……軸受箱 31……シリンダ、32……ピン 33……フォーク、34……ナット HW……内幅寸法 HO……外幅寸法HO L、ΔW……長さ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】同芯同外径の並列した第1および第2のロ
    ーラからなるレベラローラを備えた形鋼矯正機におい
    て、 前記第1および第2のローラを回転駆動する主軸と、該
    主軸に外嵌すると共に該第1および第2のローラを外装
    するスリーブと、該スリーブを該主軸に固定するピン
    と、該スリーブに締付ナットで固定された該第1のロー
    ラと、該主軸に該主軸と同一軸芯に摺動自在に貫設され
    たピストンロッドと、一端を該ピストンロッドに固設さ
    れると共に前記スリーブの一端側に外嵌し該主軸の軸方
    向に往復動自在とするスライドスリーブと、該スライド
    スリーブに螺合された前記第2のローラと、前記主軸の
    駆動トルクを前記スリーブに伝達する結合キー並びに該
    スリーブの駆動トルクを前記スライドスリーブに伝達す
    ると共に該スライドスリーブの該主軸軸方向移動を案内
    するキーと、前記ピストンロッドを往復駆動する駆動装
    置とを備えたことを特徴とするローラ幅可変の形鋼矯正
    機。
JP16582488U 1988-12-23 1988-12-23 ローラ幅可変の形鋼矯正機 Expired - Lifetime JPH0713846Y2 (ja)

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JPH0287510U JPH0287510U (ja) 1990-07-11
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