JPH07139364A - ターボチャージャー - Google Patents

ターボチャージャー

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JPH07139364A
JPH07139364A JP28636093A JP28636093A JPH07139364A JP H07139364 A JPH07139364 A JP H07139364A JP 28636093 A JP28636093 A JP 28636093A JP 28636093 A JP28636093 A JP 28636093A JP H07139364 A JPH07139364 A JP H07139364A
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JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
outer shell
turbocharger
turbine
heat
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Application number
JP28636093A
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English (en)
Inventor
Yukio Takahashi
幸雄 高橋
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IHI Corp
Original Assignee
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タービン側において排気ガスの温度を低下さ
せず、熱吸収の少ないターボチャージャーを提供する。 【構成】 本発明のターボチャージャー1は、排ガス導
入通路8を含むタービンハウジング12の外殻21を形
成し、その外殻21の内壁に所定の断熱層14を形成さ
せて薄板耐熱鋼板13で成形され排気ガスを通過させる
内殻22を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等に搭載される
ターボチャージャーに係り、特に、排気ガスからの熱吸
収を低減して触媒の早期活性化等を狙ったターボチャー
ジャーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等のエンジン出力向上のため、タ
ーボチャージャーが搭載された例は現在数多く見受けら
れる。
【0003】図3に示すように、ターボチャージャー1
は、センターハウジング2に回転可能に取り付けられた
タービンシャフト3の両端に、タービンホイール4とコ
ンプレッサホイール5とがそれぞれ取り付けられ、それ
らを収容するタービンハウジング6とコンプレッサハウ
ジング7とをセンターハウジング2に接続して主に構成
されている。タービンホイール4には複数の動翼(ター
ビンブレード)4aが周方向に等間隔で列設される。タ
ービンハウジング6には、タービンホイール4にエンジ
ンからの排気ガスを導入するための排ガス導入通路8が
形成される。排ガス導入通路8は、タービンシャフト3
の軸方向に垂直で且つタービンホイール4の動翼4aに
沿った渦巻ないしスクロール状に形成され、その断面積
は排気ガスの流れ方向に沿って順次減少されている。排
ガス導入通路8の入口8aから入ってきた排気ガスはタ
ービンホイール4の動翼4aに前方(図で右側)から導
入され、タービンホイール4を回転駆動させた後に、そ
のまま動翼4aの後ろに抜けて排ガス出口9から排気さ
れる。このように排気ガスが動翼4aを軸方向に通過す
るタイプのタービンは軸流(アキシャル)タービンとし
てよく知られている。尚、排ガス導入通路8内において
動翼4aの前方に、排気ガスを動翼4aに案内するため
のノズルが付設される場合もある。
【0004】図で分かるように、排ガス導入通路8及び
排ガス出口9はタービンハウジング6の鋳造により形取
られ、またタービンハウジング6は排気ガスの高温中に
直接さらされることから、熱変形、耐酸化性、鋳造及び
切削等の加工性を考慮して、例えば特殊耐熱鋳物を用い
て比較的厚肉に形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、タービ
ンハウジング6は厚肉でその熱容量が比較的大きく、高
温の排気ガスと直接接触するため以下に述べるような不
具合が生じてしまう。
【0006】 通常、ターボチャージャー1のタービ
ン後流側には触媒が設けられるが、冷間状態のエンジン
始動(コールドスタート)直後において触媒は活性化温
度に達しておらず、他方排気ガスはタービンハウジング
6に熱吸収され冷却されてしまい、よって触媒活性化ま
での期間が長くなりコールドエミッション悪化の原因と
なる。
【0007】 排気ガスの熱エネルギがタービンハウ
ジング6に奪われてしまい、タービンホイール4の回転
エネルギとして有効に活かされず性能が低減してしま
う。
【0008】 タービンハウジング6製造の際に特殊
耐熱鋳物を多分に用いるため高価となる。
【0009】そこで、上記課題を解決すべく本発明は創
案され、その目的は、タービン側において排気ガスの温
度を低下させず、熱吸収の少ないターボチャージャーを
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係るターボチャージャーは、排ガス導入通路を
含むタービンハウジングの外殻を形成し、その外殻の内
壁に所定の断熱層を形成させて薄板耐熱鋼板で成形され
排気ガスを通過させる内殻を設けたものである。
【0011】
【作用】上記構成によれば、排気ガスが通過される内殻
はその熱容量が小さいので排気ガスからの受熱により早
期に高温となり、他方それが断熱されるので外殻には熱
伝達されない。よって排気ガスの熱エネルギを有効に利
用することが可能となる。
【0012】
【実施例】以下本発明の好適一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
【0013】図1は係るターボチャージャー1を示す側
断面図である。ターボチャージャー1は従来例同様に軸
流式のタービン10を有している。タービン10は、セ
ンターハウジング2に係合部材11を介して接続された
タービンハウジング12と、従来同様のタービンホイー
ル4と、それにエンジンからの排気ガスを導入するため
の排ガス導入通路8とから主に構成される。
【0014】特にタービンハウジング12は、鋳鉄等の
金属材料で成形された外殻21により外部と区画され、
その外殻21内部に薄板耐熱鋼板13で成形された内殻
22が設けられて構成される。この内殻22が実質的に
排ガス導入通路8を区画形成することになる。
【0015】薄板耐熱鋼板13には、例えばハステロ
イ、インコネル、或いはSUS材等が採用され、その板
厚はプレス加工が可能な0.5 〜1 mm程度とされる。これ
を成形して後に詳しく述べる構成部品とした後、それら
を接合して内殻22を形成する。内殻22は、排気マニ
ホールド15から送られてきた排気ガスを入口部8bを
経由して供給部8cからタービンホイール4の動翼4a
に供給するようになっている。
【0016】入口部8bはプレス成形された入口部材8
hによって構成され、その延出端部8iは外殻21と排
気マニホールド15とに挟持される。供給部8cは、プ
レス加工によって得られた後方部材8dと前方部材8e
とで構成され、後方部材8dの鍔部8fに沿って前方部
材8eの端部が折り曲げられることで内周側が接合さ
れ、互いの係止片8gが重ね合わされ外殻21と排気管
16とに挟まれることで外周側が接合され支持される。
そして後方部材8dには入口部材8hが差し込まれて接
合される。図示例では、供給部8cの外周側に空間部1
7が形成されているが、これのない構成としても構わな
い。さらに前方部材8eは、そのタービンホイール4に
沿った面に一体的に折り曲げ形成されたノズル18を有
し、その動翼4aの先端に沿った面が軸方向に延出され
てシュラウド19としての機能を果たしている。ノズル
18は、図2に詳しく示すように、周方向に複数形成さ
れている。
【0017】このように形成された内殻22は、入口部
材8hの延出端部8iと後方部材8d及び前方部材8e
の係止片8gとのみが外殻21に接続して支持され、そ
れ以外の部分はセンターハウジング2、外殻21及びタ
ービンホイール4から所定の距離離間されており、これ
によって外殻21との間が中空となり断熱層14として
の空気層20を形成している。
【0018】次に実施例の作用を述べる。
【0019】エンジンのコールドスタート時において、
排気マニホールド15から送られてきた高温の排気ガス
は、内殻22を通ってタービンホイール4に導入され
る。内殻22は薄板耐熱鋼板13で構成されその熱容量
が小さいことから、排気ガスからの受熱により早期に高
温となる。また内殻22はその大部分が断熱層14ない
し空気層20で断熱されるので、外殻21への熱伝達は
最少に止どめられ、よって高温となった後はその状態に
維持される。逆に言えば、外殻21は熱吸収せずそれほ
ど高温とはならない。
【0020】これにより、高温の排気ガスが有する熱エ
ネルギは奪われず冷却は抑制され、触媒を早期に活性化
温度に到達させることができコールドエミッションの向
上が図れる。またその熱エネルギをタービンホイール4
の回転エネルギとして有効に活用でき性能を向上させる
ことができる。
【0021】また、外殻21は排気ガスの高温に直接さ
らされないので、従来特殊耐熱鋳物を用いて製造してい
たものを耐熱性の劣る鋳鉄等で置き換えることができ、
このような材料の低グレード化によって製造コストを低
減できる。また従来と比べて高温とならないので耐酸化
性も向上する。内殻22はプレス加工で容易に製造で
き、その際にノズル18及びシュラウド19を一体的に
成形することが可能で、よって製造行程の短縮化を図れ
る。そして、上記のように内殻22を外殻21から離間
させ、断熱層14を空気層20により形成することで構
造も簡単となる。もっとも高温に耐え得るような断熱
材、例えばセラミック等で断熱層14を形成してもよ
い。内殻22はその延出端部8iと係止片8gとが挟ま
れて支持されるため、ターボチャージャー1が排気マニ
ホールド15、排気管16と接続されたと同時に支持さ
れ、よって組み立てが容易である。
【0022】尚、上記実施例では軸流タービンの場合の
みを示したが、同様の構成がラジアルタービンにおいて
も可能である。また内殻22の形状及び支持方法は上記
以外にも様々な変形が可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明は次の如き優れた効果を発揮す
る。
【0024】(1)触媒を早期に活性化させることがで
き、コールドエミッションの向上が図れる。
【0025】(2)排気ガスの熱エネルギを有効に活用
でき性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るターボチャージャーの一実施例を
示す側断面図である。
【図2】図1のA−A線矢視図である。
【図3】従来のターボチャージャーを示す側断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ターボチャージャー 8 排ガス導入通路 12 タービンハウジング 13 薄板耐熱鋼板 14 断熱層 21 外殻 22 内殻

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排ガス導入通路を含むタービンハウジン
    グの外殻を形成し、該外殻の内壁に所定の断熱層を形成
    させて薄板耐熱鋼板で成形され排気ガスを通過させる内
    殻を設けたことを特徴とするターボチャージャー。
  2. 【請求項2】 上記タービンハウジングの外殻が鋳鉄等
    の材料で成形され、上記タービンハウジングの内殻が、
    ハステロイ、インコネル、或いはSUS材等の耐熱鋼板
    により成形された請求項1記載のターボチャージャー。
  3. 【請求項3】 上記断熱層が上記外殻と内殻との間に所
    定の間隔が隔てられて中空の断熱層によって形成された
    請求項1記載のターボチャージャー。
JP28636093A 1993-11-16 1993-11-16 ターボチャージャー Pending JPH07139364A (ja)

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