JPH07139573A - 油圧緩衝器 - Google Patents

油圧緩衝器

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Publication number
JPH07139573A
JPH07139573A JP31262093A JP31262093A JPH07139573A JP H07139573 A JPH07139573 A JP H07139573A JP 31262093 A JP31262093 A JP 31262093A JP 31262093 A JP31262093 A JP 31262093A JP H07139573 A JPH07139573 A JP H07139573A
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JP
Japan
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cylinder
chamber
housing
end side
piston rod
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Pending
Application number
JP31262093A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Iwata
繁 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
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Publication of JPH07139573A publication Critical patent/JPH07139573A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G15/00Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type
    • B60G15/02Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring
    • B60G15/06Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper
    • B60G15/07Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper the damper being connected to the stub axle and the spring being arranged around the damper
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G13/00Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of vibration dampers
    • B60G13/001Arrangements for attachment of dampers
    • B60G13/005Arrangements for attachment of dampers characterised by the mounting on the axle or suspension arm of the damper unit
    • B60G13/008Arrangements for attachment of dampers characterised by the mounting on the axle or suspension arm of the damper unit involving use of an auxiliary cylinder

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧緩衝器の基本長を短くし、車両のローリ
ング時等の横荷重に対する強度や耐久性を向上させるこ
とができるようにする。 【構成】 ハウジング21内に各スライダ24等を介し
て外筒25を摺動可能に挿嵌し、外筒25内には内筒3
0と中間筒31とを設け、内筒30内をピストン35に
より上側油室Aと下側油室Bとに画成すると共に、外筒
25と中間筒31との間にはリザーバ室Cを画成し、内
筒30と中間筒31との間の環状通路32によりリザー
バ室Cの下端側を上側油室Aに連通させる。そして、油
圧緩衝器を複筒式の油圧緩衝器として構成し、基本長を
確実に短くできると共に、車両のローリング時やピッチ
ング時に発生する大きな横荷重等を外筒25とハウジン
グ21との間で各スライダ24等を介して受承でき、こ
れらの横荷重等に対する強度や耐久性を大幅に向上でき
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両の振動を緩
衝するのに好適に用いられる油圧緩衝器に関し、特に、
横荷重等に対する強度や耐久性を向上できるようにした
油圧緩衝器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ラリー車等の競技用車両では、
油圧緩衝器のシリンダを筒状のハウジング内に倒立させ
て設け、シリンダから突出するピストンロッドの下端側
をハウジングの底部に固着すると共に、シリンダの上端
側をハウジングから摺動可能に突出させることにより、
該シリンダの突出端側とハウジングの底部との間で車両
の車体側を車軸側に対して懸架させるようにしている。
【0003】そして、この種の従来技術による油圧緩衝
器では、シリンダの外周面側をハウジングの内周面側に
対して大きな接触面積をもって摺動させることにより、
車両のローリング時やピッチング時に発生する大きな横
荷重等を前記シリンダとハウジングとの間で受承するよ
うにしている。
【0004】そこで、図3にこの種の従来技術による油
圧緩衝器を示す。
【0005】図において、1は高強度の金属材料等によ
り筒状に形成されたハウジングを示し、該ハウジング1
は下端側が底部1Aとなって閉塞され、上端側が開口端
1Bとなっている。そして、該ハウジング1の下端側に
は取付ブラケット2が一体的に設けられ、該取付ブラケ
ット2はハウジング1を車両の車軸側(図示せず)に取
付けるようになっている。
【0006】3はハウジング1の開口端1B側に装着さ
れたダストシールを示し、該ダストシール3は後述のシ
リンダ5とハウジング1との間をシールし、外部のダス
ト等がハウジング1内に侵入するのを防止している。
【0007】4,4はダストシール3の下側に位置して
ハウジング1の開口端1B側に設けられた環状のスライ
ダを示し、該各スライダ4はハウジング1内でシリンダ
5を上,下に摺動可能に支持し、シリンダ5がハウジン
グ1内で径方向に位置ずれするのを規制している。
【0008】5は高強度の金属材料により筒状に形成さ
れたシリンダを示し、該シリンダ5は下端側がハウジン
グ1内に各スライダ4等を介して摺動可能に挿嵌され、
上端側はハウジング1の開口端1Bから外部に突出して
いる。そして、該シリンダ5の突出端側には上部キャッ
プ6が設けられ、該上部キャップ6にはシリンダ5を車
両の車体側(図示せず)に取付けるための取付ボルト6
Aが一体形成されている。また、該シリンダ5の下端側
にはロッドガイド7が設けられ、該ロッドガイド7は後
述のピストンロッド10を上,下に摺動可能に支持して
いる。
【0009】8はシリンダ5内に摺動可能に挿嵌された
ピストンを示し、該ピストン8はシリンダ5内に上側油
室Aと下側油室Bとを画成している。そして、該ピスト
ン8には伸長側,縮小側減衰力発生機構としてのピスト
ンバルブ9A,9Bが設けられ、該ピストンバルブ9
A,9Bはピストンロッド10の伸縮時に上側油室Aと
下側油室Bとの間を流通する圧油によりそれぞれ所定の
減衰力を発生させるようになっている。
【0010】10はシリンダ5内に挿入されたピストン
ロッドを示し、該ピストンロッド10は上端側がピスト
ン8に固着され、下端側はロッドガイド7等を介してシ
リンダ5外へと下向きに突出している。そして、該ピス
トンロッド10の突出端側はハウジング1の底部1Aに
固着され、その突出部分はハウジング1によって保護さ
れている。
【0011】11はピストンロッド10の突出端側周囲
に位置してハウジング1に底部1Aに固着されたバンプ
ラバーを示し、該バンプラバー11は、ピストンロッド
10の縮小行程でシリンダ5がハウジング1内へと大き
く縮小したときに、シリンダ5の下端側に設けたバンプ
ラバー受け12に衝突して弾性変形し、これによってシ
リンダ5の最縮小時の衝撃を緩和するようになってい
る。
【0012】13はピストン8の下側に位置してピスト
ンロッド10の上端側に固着されたリバウンドストッパ
を示し、該リバウンドストッパ13は、ピストンロッド
10の伸長行程でシリンダ5がハウジング1から大きく
伸長したときに、シリンダ5の下端側に設けたラバー筒
14に衝突し、このときに該ラバー筒14を弾性変形さ
せることによって、シリンダ5の最大伸長時の衝撃を緩
和する。
【0013】15はピストン8の上方に位置してシリン
ダ5内に摺動可能に挿嵌されたフリーピストンを示し、
該フリーピストン15は前記上部キャップ6との間でシ
リンダ5内にガス室Gを画成し、該ガス室G内には加圧
ガスが封入されている。そして、ピストンロッド10の
伸縮時にはフリーピストン15がシリンダ5内を上,下
に摺動変位することによりガス室Gを拡縮させ、これに
よってピストンロッド10がシリンダ5内に伸縮するの
を許すようになっている。
【0014】16は前記取付ブラケット2の上方に位置
してハウジング1の外周側に固着されたばね受を示し、
該ばね受16はピストンロッド10の突出端側との間で
懸架ばね(図示せず)のばね力を受承し、この懸架ばね
によって車両の車体側を車軸側に対して懸架させるよう
になっている。
【0015】従来技術による油圧緩衝器は上述の如き構
成を有するもので、該油圧緩衝器をラリー車等の車両に
実装する場合には、シリンダ5の突出端側に設けた上部
キャップ6の取付ボルト6Aを車両の車体側に取付ける
と共に、ハウジング1の下端側に設けた取付ブラケット
2を車両の車軸側に取付け、ばね受16とピストンロッ
ド10の突出端側との間に設ける懸架ばねによって車体
側を車軸側に対して懸架させる。
【0016】そして、車両の走行時に車軸側から車体側
に振動が伝わると、ピストンロッド10がシリンダ5に
対して伸縮すると共に、該シリンダ5がハウジング1に
対して伸縮し、ピストンロッド10の伸長行程ではシリ
ンダ5内の圧油が下側油室Bから上側油室Aに向けて流
通することにより、伸長側のピストンバルブ9Aで所定
の減衰力が発生する。また、ピストンロッド10の縮小
行程ではシリンダ5内の圧油が上側油室Aから下側油室
Bに向けて流通することにより、縮小側のピストンバル
ブ9Bで所定の減衰力が発生する。
【0017】この場合、ピストンロッド10の縮小行程
では、シリンダ5内へのピストンロッド10の進入体積
分に相当するストロークをもってフリーピストン15が
シリンダ5内を上向きに摺動変位し、ガス室Gの容積を
縮小させることによりピストンロッド10の縮小変位を
許すと共に、上側油室Aおよび下側油室B内を加圧状態
に保持する。また、ピストンロッド10の伸長行程で
は、ガス室Gの容積を拡張させるようにフリーピストン
15がシリンダ5内を下向きに摺動変位し、ガス室G内
のガス圧により上側油室Aおよび下側油室B内を加圧状
態に保持する。
【0018】そして、ピストンロッド10の伸縮により
シリンダ5がハウジング1から伸縮するときには、シリ
ンダ5の外周面がハウジング1に各スライダ4を介して
摺接し、両者の接触面積はピストンロッド10とロッド
ガイド7との接触面積に比較して大幅に大きくなってい
るから、車両のローリング時やピッチング時に発生する
大きな横荷重等をシリンダ5とハウジング1との間で各
スライダ4等を介して受承でき、これらの横荷重等に対
する強度や耐久性を効果的に向上できるようになってい
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、いわゆる単筒式の油圧緩衝器を用い、シリ
ンダ5内には油室A,Bの上側に位置してフリーピスト
ン15を摺動可能に挿嵌し、該フリーピストン15によ
ってガス室Gを画成しているから、該ガス室Gの長さ寸
法分だけ油圧緩衝器の全長が長くなってしまい、油圧緩
衝器としての基本長を短縮することが困難になるという
問題がある。
【0020】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は基本長を確実に短くすることが
できる上に、横荷重等に対する強度や耐久性を向上でき
るようにした油圧緩衝器を提供することを目的としてい
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、上端側が開口端となった筒状のハウジ
ングと、下端側が該ハウジング内に摺動可能に挿入さ
れ、上端側が該ハウジングの開口端から外部に突出した
外筒と、該外筒内に設けられ、該外筒との間に油液とガ
スが封入されたリザーバ室を形成するシリンダと、該シ
リンダ内に摺動可能に設けられ、該シリンダ内に上側油
室と下側油室とを画成したピストンと、上端側が該ピス
トンに固着され、下端側が前記外筒外に突出して前記ハ
ウジングに固着されたピストンロッドと、上端側が前記
上側油室と連通し、下端側が前記リザーバ室の下端部と
連通する連通路と、前記シリンダ内の上端部と前記リザ
ーバ室の上端部とを連通し、前記シリンダ内からリザー
バ室へのみガスおよび油液の流れを許す一方向弁とから
なる構成を採用している。
【0022】
【作用】上記構成により、外筒とシリンダとの間に形成
したリザーバ室内には、ピストンロッドの伸縮時にシリ
ンダの上側油室から連通路を介して圧油が流出入するよ
うになるから、このときにリザーバ室は内部のガスが拡
縮してピストンロッドの進入体積分に相当する圧油を貯
留でき、シリンダからピストンロッドが伸縮するのを許
すことができる。
【0023】そして、一方向弁によりリザーバ室内のガ
スがシリンダの上側油室内に侵入するのを防止でき、ま
た、シリンダの上側油室内にガスが残留する場合でも、
このガスを圧油の一部と共にリザーバ室に向けて逃がす
ことができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1および図2に基
づき説明する。
【0025】図中、21は高強度の金属材料等により筒
状に形成されたハウジングを示し、該ハウジング21は
従来技術で述べたハウジング1とほぼ同様に、下端側が
底部21Aとなって閉塞され、上端側が開口端21Bと
なっている。そして、該ハウジング21の下端側には取
付ブラケット22が一体的に設けられ、該取付ブラケッ
ト22はハウジング21を車両の車軸側(図示せず)に
取付けるようになっている。
【0026】23はハウジング21の開口端21B側に
装着されたダストシールを示し、該ダストシール23は
後述の外筒25とハウジング21との間をシールし、外
部のダスト等がハウジング21内に侵入するのを防止し
ている。
【0027】24,24はダストシール23の下側に位
置してハウジング21の開口端21B側に設けられた環
状のスライダを示し、該各スライダ24はハウジング2
1内で外筒25を上,下に摺動可能に支持し、外筒25
がハウジング21内で径方向に位置ずれするのを規制し
ている。
【0028】25は高強度の金属材料により筒状に形成
された外筒を示し、該外筒25は下端側がハウジング2
1内に各スライダ24等を介して摺動可能に挿嵌され、
上端側はハウジング21の開口端21Bから外部に突出
している。そして、該外筒25の突出端側には上部キャ
ップ26が設けられ、該上部キャップ26には外筒25
を車両の車体側(図示せず)に取付けるための取付ボル
ト26Aが一体形成されている。また、該外筒25の下
端側には下部キャップ27が設けられ、該下部キャップ
27内には後述するピストンロッド37との間をシール
するシール部材28が装着されている。
【0029】29は外筒25内に同軸配設されたシリン
ダを示し、該シリンダ29は高強度の金属材料により筒
状に形成された内筒30と中間筒31とから2重筒構造
をなし、該シリンダ29の中間筒31は外筒25との間
で上部側にガスを収容したリザーバ室Cを形成してい
る。また、中間筒31は内筒30との間に連通路として
の環状通路32を形成し、該環状通路32は上端側が内
筒30内の上側油室Aと連通し、下端側は下部キャップ
27の上端側に形成した径方向の油穴27Aを介してリ
ザーバ室Cに連通している。そして、前記リザーバ室C
は環状通路32を介して内筒30内の上側油室Aと常時
連通し、ピストンロッド37が内筒30に対して伸縮す
るときに、ピストンロッド37の進入体積分に相当する
圧油を貯留させるようになっている。
【0030】ここで、シリンダ29の中間筒31は上部
キャップ26に固着した取付環33と下部キャップ27
とを介して外筒25内に位置決めされ、内筒30は後述
する減衰力バルブ41のバルブボデー42とロッドガイ
ド34とを介して中間筒31内に位置決めされている。
そして、ロッドガイド34は下部キャップ27の上端側
内周に嵌合固着され、後述のピストンロッド37を上,
下に摺動可能に支持している。また、前記取付環33に
は図2に示すように、径方向の小孔33A,33A,…
と、軸方向の油穴33B,33B,…とがそれぞれ周方
向に所定間隔をもって形成され、該各油穴33Bは後述
のバルブ室Dを環状通路32に常時連通させている。そ
して、各小孔33Aは後述のチェック弁48を介してリ
ザーバ室Cとシリンダ29内のバルブ室Dとの間を連
通,遮断させるようになっている。
【0031】35は内筒30内に摺動可能に挿嵌された
ピストンを示し、該ピストン35は内筒30内に上側油
室Aと下側油室Bとを画成している。そして、該ピスト
ン35には伸長側,縮小側の減衰力発生機構としてのピ
ストンバルブ36A,36Bが設けられ、該ピストンバ
ルブ36A,36Bはピストンロッド37の伸縮時に上
側油室Aと下側油室Bとの間を流通する圧油によりそれ
ぞれ所定の減衰力を発生させる。
【0032】37は内筒30内に挿入されたピストンロ
ッドを示し、該ピストンロッド37は上端側がピストン
35に固着され、下端側はロッドガイド34等を介して
内筒30外へと下向きに突出している。そして、該ピス
トンロッド37の突出端側はハウジング21の底部21
Aに固着され、その突出部分はハウジング21によって
保護されている。
【0033】38はピストンロッド37の突出端側周囲
に位置してハウジング21に底部21Aに固着されたバ
ンプラバーを示し、該バンプラバー38は、ピストンロ
ッド37の縮小行程で内筒30がハウジング21内へと
大きく縮小したときに、内筒30の下端側に設けたバン
プラバー受け39に衝突して弾性変形し、これによって
内筒30の最縮小時の衝撃を緩和するようになってい
る。
【0034】40はピストン35の下側に位置してピス
トンロッド37の上端側に固着されたリバウンドストッ
パを示し、該リバウンドストッパ40は、ピストンロッ
ド37の伸長行程で内筒30がハウジング21から大き
く伸長したときにロッドガイド34に衝突し、このとき
にリバウンドストッパ40が弾性変形することによっ
て、内筒30の最大伸長時の衝撃を緩和する。
【0035】41は内筒30の上端側に取付環33を介
して取付けられた減衰力バルブを示し、該減衰力バルブ
41は図2に示すように、内筒30の上端側と取付環3
3の下端側との間に嵌合固着され、シリンダ29内を上
側油室Aとバルブ室Dとに画成したバルブボデー42
と、後述のディスクバルブ43および逆止弁体44等と
から構成されている。そして、該減衰力バルブ41のバ
ルブボデー42には、周方向に所定間隔をもって離間し
た第1の油穴42A,42A,…と、該各油穴42Aの
径方向外側に位置し周方向に所定間隔をもって離間した
第2の油穴42B,42B,…とがそれぞれ軸方向に延
びるように形成され、該各油穴42A,42Bは上側油
室Aとバルブ室Dとの間で圧油をディスクバルブ43ま
たは逆止弁体44を介して流出入させるようになってい
る。
【0036】43はバルブボデー42の上面側に設けら
れたディスクバルブを示し、該ディスクバルブ43はピ
ストンロッド37の伸長行程で閉弁し、縮小行程では開
弁することにより上側油室A内の圧油がバルブ室D側へ
と各油穴42Aを介して流通させる。そして、該ディス
クバルブ43はピストンロッド37の縮小行程でピスト
ンバルブ36Bと共に所定の減衰力を発生させ、このと
きに上側油室A内の圧油をバルブ室D、各油穴33Bお
よび環状通路32を介してリザーバ室C内へと流通させ
る。
【0037】44はバルブボデー42の下面側に設けら
れた逆止弁体を示し、該逆止弁体44はピストンロッド
37の縮小行程で各油穴42Bを閉塞するように閉弁
し、伸長行程では開弁することにより、圧油をバルブ室
D側から上側油室Aに向け各油穴42Bを介して流通さ
せる。そして、該逆止弁体44の開弁時にはリザーバ室
C内の圧油が環状通路32、各油穴33Bおよびバルブ
室Dを介して上側油室A内へと補給される。
【0038】45はバルブボデー42に設けられた固定
ピンを示し、該固定ピン45は上,下のリテーナ46,
47を介してディスクバルブ43,逆止弁体44をバル
ブボデー42の上,下面側に固定している。
【0039】48はリザーバ室C内に位置して取付環3
3の外周側に装着された一方向弁としてのチェック弁を
示し、該チェック弁48は弾性樹脂材料等により縮拡径
可能なリングとして形成され、常時は閉弁して取付環3
3の各小孔33Aを閉塞することにより、リザーバ室C
内のガスがバルブ室D、環状通路32および上側油室A
内へと侵入するのを防止している。また、バルブ室D内
の圧力がリザーバ室Cよりも高くなったときにはチェッ
ク弁48が開弁し、該チェック弁48は取付環33の各
小孔33Aを開くことにより、例えばバルブ室D内に残
留したガス等を圧油の一部と共に、リザーバ室C内へと
逃がすようになっている。
【0040】さらに、49は前記取付ブラケット22の
上方に位置してハウジング21の外周側に固着されたば
ね受を示し、該ばね受49はピストンロッド37の突出
端側との間で懸架ばね(図示せず)のばね力を受承し、
この懸架ばねによって車両の車体側を車軸側に対して懸
架させるようになっている。
【0041】本実施例による油圧緩衝器は上述の如き構
成を有するもので、当該油圧緩衝器をラリー車等の車両
に実装する場合には、内筒30の突出端側に設けた上部
キャップ26の取付ボルト26Aを車両の車体側に取付
けると共に、ハウジング21の下端側に設けた取付ブラ
ケット22を車両の車軸側に取付け、ばね受49とピス
トンロッド37の突出端側との間に設ける懸架ばねによ
って車体側を車軸側に対して懸架させる。
【0042】そして、車両の走行時に車軸側から車体側
に振動が伝わると、ピストンロッド37が内筒30に対
して伸縮すると共に、該外筒25がハウジング21に対
して伸縮し、ピストンロッド37の伸長行程では内筒3
0内の圧油が下側油室Bから上側油室Aに向けて流通す
ることにより、伸長側のピストンバルブ36Aで所定の
減衰力が発生する。そして、このときには減衰力バルブ
41の逆止弁体44が開弁し、リザーバ室C内の圧油を
環状通路32、各油穴33Bおよびバルブ室Dを介して
上側油室A内へと補給させる。
【0043】また、ピストンロッド37の縮小行程では
内筒30内の圧油が上側油室Aから下側油室Bに向けて
流通することにより、縮小側のピストンバルブ36Bで
所定の減衰力が発生すると共に、上側油室A内の圧油が
減衰力バルブ41のディスクバルブ43を介してバルブ
室D側に流通することにより、該ディスクバルブ43で
所定の減衰力が発生する。そして、このときには上側油
室A内の圧油がバルブ室D、各油穴33Bおよび環状通
路32を介してリザーバ室C内へと流入することによ
り、ピストンロッド37の進入体積分に相当する油量の
圧油をリザーバ室C内に貯留させる。
【0044】而して、本実施例によれば、ハウジング2
1内に各スライダ24等を介して外筒25を摺動可能に
挿嵌し、該外筒25内には内筒30と中間筒31とを設
け、内筒30内をピストン35により上側油室Aと下側
油室Bとに画成すると共に、外筒25と中間筒31との
間にはリザーバ室Cを画成し、前記内筒30と中間筒3
1との間の環状通路32によりリザーバ室Cの下端側を
上側油室Aに連通させる構成としたから、当該油圧緩衝
器を複筒式の油圧緩衝器として構成でき、図3に例示し
た従来技術の如くシリンダ5内にガス室Gを形成する必
要がなくなり、油圧緩衝器としての基本長を確実に短く
することができる。
【0045】また、ピストンロッド37の伸縮により外
筒25がハウジング21から伸縮するときには、外筒2
5の外周面がハウジング21に各スライダ24を介して
摺接し、両者の接触面積は従来技術のものに比較してさ
らに大きくなっているから、車両のローリング時やピッ
チング時に発生する大きな横荷重等を外筒25とハウジ
ング21との間で各スライダ24等を介して受承でき、
これらの横荷重等に対する強度や耐久性を大幅に向上で
きる。
【0046】さらに、取付環33の外周側にはリザーバ
室C内に位置してチェック弁48を装着し、常時は該チ
ェック弁48が閉弁して取付環33の各小孔33Aを閉
塞する構成としているから、リザーバ室C内のガスがバ
ルブ室D、環状通路32および上側油室A内へと侵入す
るのを確実に防止できる。また、バルブ室D内の圧力が
リザーバ室Cよりも高くなったときには、チェック弁4
8が開弁して取付環33の各小孔33Aを開くようにな
るから、例えばバルブ室D内に残留したガス等を圧油の
一部と共に、リザーバ室C内へと逃がすことができ、シ
リンダ29内(バルブ室D、上側油室Aおよび下側油室
B内)の圧油にガスが混入してエアレーションを起こ
し、このガスの伸縮により減衰力が低下する等の問題を
解消できる。
【0047】さらにまた、内筒30の上端側には取付環
33を介して減衰力バルブ41を取付け、該減衰力バル
ブ41のバルブボデー42には、ピストンロッド37の
伸長行程で閉弁し、縮小行程で開弁するディスクバルブ
43と、ピストンロッド37の伸長行程で開弁し、縮小
行程で閉弁する逆止弁体44とを設けたから、ディスク
バルブ43とピストンバルブ36Bとによってピストン
ロッド37の縮小行程で所定の減衰力を確実に発生させ
ることができ、このときに上側油室A内の圧油を加圧状
態でバルブ室D、各油穴33Bおよび環状通路32を介
してリザーバ室C内へと流通させることができる。
【0048】なお、前記実施例では、外筒25内に設け
るシリンダ29を内筒30と中間筒31とから構成し、
該中間筒31と内筒30との間に連通路としての環状通
路32を形成するものとして述べたが、本発明はこれに
限るものではなく、例えばシリンダ29を内筒30のみ
によって構成し、該内筒30の外周側に上下方向に延び
る配管等を一体的に設け、これらの配管等によりバルブ
室Dとリザーバ室Cの下端側とを連通させる連通路を構
成するようにしてもよい。
【0049】また、前記実施例では、内筒30の上端側
に減衰力バルブ41を設けるものとして述べたが、これ
に替えて、例えば内筒30の上端側に小径のオリフィス
孔等を穿設し、上側油室Aとリザーバ室Cとをこのオリ
フィス孔および環状通路32(連通路)を介して連通さ
せるようにしてもよく、この場合には減衰力バルブ41
を省略することができる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、下端
側がハウジング内に摺動可能に挿入され上端側が該ハウ
ジングの開口端から外部に突出した外筒内に、該外筒と
の間にリザーバ室を形成するシリンダを設け、該シリン
ダ内にはピストンを摺動可能に設けて該シリンダ内を上
側油室と下側油室とに画成し、前記シリンダ内から前記
外筒外に突出するピストンロッドの下端側を前記ハウジ
ングに固着すると共に、上端側が前記シリンダの上側油
室に連通し、下端側が前記リザーバ室の下端部に連通す
る連通路を設ける構成としたから、当該油圧緩衝器を複
筒式の油圧緩衝器として構成でき、従来技術のようにシ
リンダ内にガス室を形成する必要がなくなり、油圧緩衝
器としての基本長を確実に短くすることができる。
【0051】また、ピストンロッドの伸縮により外筒が
ハウジングから伸縮するときには、外筒の外周側がハウ
ジングの内周側に大きな接触面積をもって摺動するよう
になるから、例えば車両のローリング時やピッチング時
に発生する大きな横荷重等を外筒とハウジングとの間で
受承でき、これらの横荷重等に対する強度や耐久性を大
幅に向上させることができる。
【0052】さらに、一方向弁を設けることにより、リ
ザーバ室内のガスが前記シリンダ内に侵入するのを防止
でき、万一、シリンダ内にガスが残留する場合でも、こ
のガスを油液の一部と共にリザーバ室に向けて逃がすこ
とによって、シリンダ内でのガス伸縮により減衰力が低
下するのを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による油圧緩衝器を示す縦断面
図である。
【図2】図1中の要部を拡大して示す断面図である。
【図3】従来技術による油圧緩衝器を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
21 ハウジング 24 スライダ 25 外筒 26 上部キャップ 27 下部キャップ 29 シリンダ 30 内筒 31 中間筒 32 環状通路(連通路) 34 ロッドガイド 35 ピストン 36A,36B ピストンバルブ(減衰力発生機構) 37 ピストンロッド 41 減衰力バルブ 48 チェック弁(一方向弁) A 上側油室 B 下側油室 C リザーバ室 D バルブ室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端側が開口端となった筒状のハウジン
    グと、下端側が該ハウジング内に摺動可能に挿入され、
    上端側が該ハウジングの開口端から外部に突出した外筒
    と、該外筒内に設けられ、該外筒との間に油液とガスが
    封入されたリザーバ室を形成するシリンダと、該シリン
    ダ内に摺動可能に設けられ、該シリンダ内に上側油室と
    下側油室とを画成したピストンと、上端側が該ピストン
    に固着され、下端側が前記外筒外に突出して前記ハウジ
    ングに固着されたピストンロッドと、上端側が前記上側
    油室と連通し、下端側が前記リザーバ室の下端部と連通
    した連通路と、前記シリンダ内の上端部と前記リザーバ
    室の上端部とを連通し、前記シリンダ内からリザーバ室
    へのみガスおよび油液の流れを許す一方向弁とから構成
    してなる油圧緩衝器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0899134A1 (en) * 1997-08-25 1999-03-03 General Motors Corporation Monotube strut assembly
JP2008261421A (ja) * 2007-04-12 2008-10-30 Kayaba Ind Co Ltd 油圧緩衝器
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US8973726B2 (en) 2012-05-23 2015-03-10 Showa Corporation Hydraulic shock absorber
CN105003588A (zh) * 2015-06-17 2015-10-28 芜湖兴众进出口贸易有限公司 一种汽车碰撞磁流变减振器

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