JPH07139725A - 燃焼装置 - Google Patents
燃焼装置Info
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- JPH07139725A JPH07139725A JP31408493A JP31408493A JPH07139725A JP H07139725 A JPH07139725 A JP H07139725A JP 31408493 A JP31408493 A JP 31408493A JP 31408493 A JP31408493 A JP 31408493A JP H07139725 A JPH07139725 A JP H07139725A
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Landscapes
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 キャニスタによる蒸発燃料の処理能力が大き
い燃焼装置の提供。 【構成】 燃焼室10と,燃料タンク20と,燃料吸着
剤31を有するキャニスタ30とを有する燃焼装置1で
ある。キャニスタ30と大気とを連通する大気通路63
には,燃焼室10の排気ガス83を導入する熱交換器4
0が取付けられている。なお,燃料タンク20とキャニ
スタ30とを結ぶ第1通路61に第1開閉弁51を,燃
焼室10とキャニスタとを結ぶ第2通路62に第2開閉
弁52を,大気通路63に第3開閉弁53を挿入し,燃
焼室10の作動時,燃焼室10の停止時,燃料タンク2
0への燃料補給時,のそれぞれの場合に応じて適宜開閉
弁51〜53を開閉することが好ましい。
い燃焼装置の提供。 【構成】 燃焼室10と,燃料タンク20と,燃料吸着
剤31を有するキャニスタ30とを有する燃焼装置1で
ある。キャニスタ30と大気とを連通する大気通路63
には,燃焼室10の排気ガス83を導入する熱交換器4
0が取付けられている。なお,燃料タンク20とキャニ
スタ30とを結ぶ第1通路61に第1開閉弁51を,燃
焼室10とキャニスタとを結ぶ第2通路62に第2開閉
弁52を,大気通路63に第3開閉弁53を挿入し,燃
焼室10の作動時,燃焼室10の停止時,燃料タンク2
0への燃料補給時,のそれぞれの場合に応じて適宜開閉
弁51〜53を開閉することが好ましい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,車両などに用いる液体
燃料式燃焼装置に関するものであり,特にキャニスタの
吸着燃料を効率良くパージすることのできる燃焼装置に
関する。
燃料式燃焼装置に関するものであり,特にキャニスタの
吸着燃料を効率良くパージすることのできる燃焼装置に
関する。
【0002】
【従来技術】昨今は環境保全が重大な関心事となり,車
載燃料の蒸発発散に対する抑制の要求が強くなってい
る。そのため,燃料タンクにはキャニスタが設けられ,
タンクの蒸発燃料を吸着剤で吸着し,車外に漏洩しない
ようにするなどの手段が取られている。そして,キャニ
スタに吸着された燃料は再びパージされ,燃焼するなど
の処置が施される。
載燃料の蒸発発散に対する抑制の要求が強くなってい
る。そのため,燃料タンクにはキャニスタが設けられ,
タンクの蒸発燃料を吸着剤で吸着し,車外に漏洩しない
ようにするなどの手段が取られている。そして,キャニ
スタに吸着された燃料は再びパージされ,燃焼するなど
の処置が施される。
【0003】一方,車両用の暖房用として,即熱性に優
れた燃焼式ヒータが用いられている。この燃焼式ヒータ
は,燃料タンクから供給された燃料油を加圧してノズル
より高速噴出させて燃焼し,その発熱を車室内空気と熱
交換して車内暖房を行なうものである。そして,その燃
料タンクにはキャニスタが取付けられており,燃料タン
クの空虚部で発生した蒸発燃料はキャニスタに吸着され
る。また,このキャニスタは大気と連通しており,送風
機等によって流入する通気にのせて上記吸着燃料をパー
ジし,パージ燃料を含むキャニスタの排気は,燃焼式ヒ
ータの燃焼室で燃焼される。
れた燃焼式ヒータが用いられている。この燃焼式ヒータ
は,燃料タンクから供給された燃料油を加圧してノズル
より高速噴出させて燃焼し,その発熱を車室内空気と熱
交換して車内暖房を行なうものである。そして,その燃
料タンクにはキャニスタが取付けられており,燃料タン
クの空虚部で発生した蒸発燃料はキャニスタに吸着され
る。また,このキャニスタは大気と連通しており,送風
機等によって流入する通気にのせて上記吸着燃料をパー
ジし,パージ燃料を含むキャニスタの排気は,燃焼式ヒ
ータの燃焼室で燃焼される。
【0004】
【解決しようとする課題】しかしながら,キャニスタを
具備する従来の燃焼装置の蒸発燃料の処理には次のよう
な問題点がある。それは,キャニスタに導入される通気
によって排出する燃料パージの能力が不充分なことであ
る。
具備する従来の燃焼装置の蒸発燃料の処理には次のよう
な問題点がある。それは,キャニスタに導入される通気
によって排出する燃料パージの能力が不充分なことであ
る。
【0005】キャニスタの燃料パージ能力が低いと燃料
吸着剤に吸着燃料が残留し,この残留燃料により次のサ
イクルにおけるキャニスタの吸着力が低下する。その結
果,繰り返し作動時のキャニスタの蒸発燃料の処理能力
は低くなる。特に冬期などのように,大気温度が低いほ
どキャニスタのパージ能力は低下する。本発明はかかる
従来の問題点に鑑みて,キャニスタによる蒸発燃料の吸
着能力及びそのパージ能力が高く,外部に漏洩する蒸発
燃料が少ない燃焼装置を提供しようとするものである。
吸着剤に吸着燃料が残留し,この残留燃料により次のサ
イクルにおけるキャニスタの吸着力が低下する。その結
果,繰り返し作動時のキャニスタの蒸発燃料の処理能力
は低くなる。特に冬期などのように,大気温度が低いほ
どキャニスタのパージ能力は低下する。本発明はかかる
従来の問題点に鑑みて,キャニスタによる蒸発燃料の吸
着能力及びそのパージ能力が高く,外部に漏洩する蒸発
燃料が少ない燃焼装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題の解決手段】本発明は,燃焼室と,燃焼室に液体
燃料を供給する燃料タンクと,燃料吸着剤を収容するキ
ャニスタとを有する燃焼装置であって,上記燃料タンク
の空虚部はキャニスタを介して大気と連通し,また上記
燃焼室はキャニスタを介して大気と連通しており,一
方,上記キャニスタと大気とを連通する大気通路には,
燃焼室の排気ガスを導入し,上記大気通路の通気を暖め
る熱交換器が取付けられていることを特徴とする燃焼装
置にある。
燃料を供給する燃料タンクと,燃料吸着剤を収容するキ
ャニスタとを有する燃焼装置であって,上記燃料タンク
の空虚部はキャニスタを介して大気と連通し,また上記
燃焼室はキャニスタを介して大気と連通しており,一
方,上記キャニスタと大気とを連通する大気通路には,
燃焼室の排気ガスを導入し,上記大気通路の通気を暖め
る熱交換器が取付けられていることを特徴とする燃焼装
置にある。
【0007】本発明において最も注目すべきことは,キ
ャニスタと大気とを連通する大気通路に熱交換器を取付
けたことであり,該熱交換器は燃焼室の排気ガスを導入
し大気通路の通気を暖める熱交換器である。上記におい
て燃料タンクの空虚部とは,燃料が充填されることのな
い燃料タンク内の部位であり,例えば燃料タンクの上部
などである。
ャニスタと大気とを連通する大気通路に熱交換器を取付
けたことであり,該熱交換器は燃焼室の排気ガスを導入
し大気通路の通気を暖める熱交換器である。上記におい
て燃料タンクの空虚部とは,燃料が充填されることのな
い燃料タンク内の部位であり,例えば燃料タンクの上部
などである。
【0008】なお,燃料タンクの空虚部とキャニスタと
を結ぶ第1通路には第1開閉弁を挿入し,該第1開閉弁
は燃料タンクに燃料を供給する場合にのみ開路すること
が好ましい。その理由は次に述べる通りである。燃料タ
ンクに燃料を供給する場合には,給油口が開放され燃料
タンクは大気と連通しており,蒸発燃料を含んだ空虚部
の内気が外部に洩れる恐れがある。しかし上記構成で
は,このとき第2開閉弁が開路しており,キャニスタと
燃料タンクとの間は連通しているから,燃料タンクの上
記内気はキャニスタに進入する。そのため蒸発燃料はキ
ャニスタの燃料吸着剤に吸着され,燃料タンクから蒸発
燃料が大気に排出(エバポエミッション)されるのが抑
制される。
を結ぶ第1通路には第1開閉弁を挿入し,該第1開閉弁
は燃料タンクに燃料を供給する場合にのみ開路すること
が好ましい。その理由は次に述べる通りである。燃料タ
ンクに燃料を供給する場合には,給油口が開放され燃料
タンクは大気と連通しており,蒸発燃料を含んだ空虚部
の内気が外部に洩れる恐れがある。しかし上記構成で
は,このとき第2開閉弁が開路しており,キャニスタと
燃料タンクとの間は連通しているから,燃料タンクの上
記内気はキャニスタに進入する。そのため蒸発燃料はキ
ャニスタの燃料吸着剤に吸着され,燃料タンクから蒸発
燃料が大気に排出(エバポエミッション)されるのが抑
制される。
【0009】なお,燃料タンクからキャニスタに向かう
通気の流れを促進するために,送風機などを通路に設け
ると更に好適である。次に,燃料タンクに燃料を供給し
ない場合であるが,この場合は,燃料タンクは閉じられ
ており,蒸発燃料を含んだ燃料タンクの内気が外部に洩
れるおそれはない。そしてこの場合には,第1開閉弁が
閉じられているから,キャニスタの吸着によって燃料タ
ンクの燃料蒸発を促進することはない。またキャニスタ
から吸着燃料をパージし,吸着燃料を含むキャニスタ内
気を,燃焼室に導入して吸着燃料を燃焼することができ
る。なお,このときキャニスタから燃焼室に向かう通気
の流れを促進するために,送風機などを通路に設けると
更に好適である。
通気の流れを促進するために,送風機などを通路に設け
ると更に好適である。次に,燃料タンクに燃料を供給し
ない場合であるが,この場合は,燃料タンクは閉じられ
ており,蒸発燃料を含んだ燃料タンクの内気が外部に洩
れるおそれはない。そしてこの場合には,第1開閉弁が
閉じられているから,キャニスタの吸着によって燃料タ
ンクの燃料蒸発を促進することはない。またキャニスタ
から吸着燃料をパージし,吸着燃料を含むキャニスタ内
気を,燃焼室に導入して吸着燃料を燃焼することができ
る。なお,このときキャニスタから燃焼室に向かう通気
の流れを促進するために,送風機などを通路に設けると
更に好適である。
【0010】更に,第1開閉弁を設ける上記構成に加え
て,燃焼室とキャニスタとを通ぶ第2通路に第2開閉弁
を挿入すると共に大気通路に第3開閉弁を挿入し,燃焼
動作時には第1開閉弁を閉路すると共に,第2,第3開
閉弁を開路し,燃焼停止時には第1〜第3開閉弁を全て
閉路し,燃料タンクに燃料を供給する場合には,第1,
第3開閉弁を開路し第2開閉弁を閉路すると更に好適で
ある。その理由は以下に述べる通りである。
て,燃焼室とキャニスタとを通ぶ第2通路に第2開閉弁
を挿入すると共に大気通路に第3開閉弁を挿入し,燃焼
動作時には第1開閉弁を閉路すると共に,第2,第3開
閉弁を開路し,燃焼停止時には第1〜第3開閉弁を全て
閉路し,燃料タンクに燃料を供給する場合には,第1,
第3開閉弁を開路し第2開閉弁を閉路すると更に好適で
ある。その理由は以下に述べる通りである。
【0011】燃焼室の燃焼動作時においては,第1開閉
弁が閉じており,燃料タンクとキャニスタとの間は遮断
され,一方大気とキャニスタとが連通している(第3開
閉弁,開)。また,キャニスタと燃焼室とは連通(第2
開閉弁,開)している。従って,大気からキャニスタに
通気が導入され,キャニスタに導入されたこの通気は,
キャニスタからパージされた吸着燃料を含むキャニスタ
排気として燃焼室に導入される。そして燃焼室において
パージされた吸着燃料を燃焼処理することができる。
弁が閉じており,燃料タンクとキャニスタとの間は遮断
され,一方大気とキャニスタとが連通している(第3開
閉弁,開)。また,キャニスタと燃焼室とは連通(第2
開閉弁,開)している。従って,大気からキャニスタに
通気が導入され,キャニスタに導入されたこの通気は,
キャニスタからパージされた吸着燃料を含むキャニスタ
排気として燃焼室に導入される。そして燃焼室において
パージされた吸着燃料を燃焼処理することができる。
【0012】次に,燃焼室の燃焼停止時においては,第
1〜第3開閉弁は全て閉じられている。従って,蒸発燃
料が大気に排出(エバポエミッション)されることはな
く(第3開閉弁,閉),また,停止した燃焼室に,燃料
を含んだキャニスタの排気が導入される不具合もなく
(第2開閉弁,閉),また,キャニスタが蒸発燃料を吸
着し,これによって更に燃料タンクの燃料蒸発を促進す
るといった不具合も生じない(第1開閉弁,閉)。
1〜第3開閉弁は全て閉じられている。従って,蒸発燃
料が大気に排出(エバポエミッション)されることはな
く(第3開閉弁,閉),また,停止した燃焼室に,燃料
を含んだキャニスタの排気が導入される不具合もなく
(第2開閉弁,閉),また,キャニスタが蒸発燃料を吸
着し,これによって更に燃料タンクの燃料蒸発を促進す
るといった不具合も生じない(第1開閉弁,閉)。
【0013】また,燃料タンクへの燃料補給時において
は,第1,第3開閉弁を開路することにより,燃料タン
クからキャニスタを経て大気に至る流路を形成し,燃料
タンクの蒸発燃料をキャニスタに吸着させることができ
る。同時に,上記流路が形成されることにより燃料タン
クのキャップ等から外部へ流出するエバポエミッション
を抑制することができる。なお,燃料タンクからキャニ
スタを経て大気に至る通気の流れを促進するため,送風
機などを上記流路に設けると更に好適である。
は,第1,第3開閉弁を開路することにより,燃料タン
クからキャニスタを経て大気に至る流路を形成し,燃料
タンクの蒸発燃料をキャニスタに吸着させることができ
る。同時に,上記流路が形成されることにより燃料タン
クのキャップ等から外部へ流出するエバポエミッション
を抑制することができる。なお,燃料タンクからキャニ
スタを経て大気に至る通気の流れを促進するため,送風
機などを上記流路に設けると更に好適である。
【0014】なお,上記構成における第2通路は,キャ
ニスタと第1開閉弁とを結ぶ第1通路の途中から分岐し
て燃焼室に連通してもよい。そして,第2開閉弁は燃焼
室に連通する分岐通路に挿入する。上記のように,第2
通路を構成すれば,第1通路と第2通路の一部は共通管
路となる(キャニスタと分岐点の間)から,管路長が短
くなり,管部材が少なくて済むからである。
ニスタと第1開閉弁とを結ぶ第1通路の途中から分岐し
て燃焼室に連通してもよい。そして,第2開閉弁は燃焼
室に連通する分岐通路に挿入する。上記のように,第2
通路を構成すれば,第1通路と第2通路の一部は共通管
路となる(キャニスタと分岐点の間)から,管路長が短
くなり,管部材が少なくて済むからである。
【0015】
【作用及び効果】本発明の燃焼装置においては,キャニ
スタと大気とを連通する大気通路には,熱交換器が取付
けられている。そして,燃焼室の燃焼動作時には,排気
ガスを熱交換器に導入することにより大気通路の大気を
暖めることができる。一方,キャニスタに導入される通
気の温度が上昇すると,燃料吸着剤に吸着された燃料の
パージは,より促進される。その結果,キャニスタから
燃焼室に導入されて燃焼処理される蒸発燃料の量が増大
し,一方,パージ量が増大することにより再生された燃
料吸着剤の吸着能力は大幅に向上する。即ち,キャニス
タにおける吸着能力と吸着燃料の処分能力とが共に向上
し,トータルとして蒸発燃料の処理能力が大幅に向上す
る。
スタと大気とを連通する大気通路には,熱交換器が取付
けられている。そして,燃焼室の燃焼動作時には,排気
ガスを熱交換器に導入することにより大気通路の大気を
暖めることができる。一方,キャニスタに導入される通
気の温度が上昇すると,燃料吸着剤に吸着された燃料の
パージは,より促進される。その結果,キャニスタから
燃焼室に導入されて燃焼処理される蒸発燃料の量が増大
し,一方,パージ量が増大することにより再生された燃
料吸着剤の吸着能力は大幅に向上する。即ち,キャニス
タにおける吸着能力と吸着燃料の処分能力とが共に向上
し,トータルとして蒸発燃料の処理能力が大幅に向上す
る。
【0016】また,上記熱交換器の熱源として,燃焼室
の排気ガスの熱エネルギーを有効利用するから,極めて
省エネルギーの熱交換器を構成することができる。上記
のように,本発明によれば,キャニスタによる蒸発燃料
の吸着能力及びパージ能力が高く,外部に漏洩する蒸発
燃料が少ない燃焼装置を提供することができる。
の排気ガスの熱エネルギーを有効利用するから,極めて
省エネルギーの熱交換器を構成することができる。上記
のように,本発明によれば,キャニスタによる蒸発燃料
の吸着能力及びパージ能力が高く,外部に漏洩する蒸発
燃料が少ない燃焼装置を提供することができる。
【0017】
実施例1 本発明の実施例にかかる燃焼装置について図1〜図4を
用いて説明する。本例は,図1に示すように,燃焼室1
0と,燃焼室10に液体燃料81を供給する燃料タンク
20と,燃料吸着剤31を収容するキャニスタ30とを
有する燃焼装置1である。燃料タンク20の空虚部21
は,キャニスタ30を介して大気部82と連通し,また
燃焼室10はキャニスタ30を介して大気部82と連通
している。一方,キャニスタ30と大気部82とを連通
する大気通路63には,燃焼室10の排気ガス83を導
入し,上記大気通路63の通気を暖める熱交換器40が
取付けられている。
用いて説明する。本例は,図1に示すように,燃焼室1
0と,燃焼室10に液体燃料81を供給する燃料タンク
20と,燃料吸着剤31を収容するキャニスタ30とを
有する燃焼装置1である。燃料タンク20の空虚部21
は,キャニスタ30を介して大気部82と連通し,また
燃焼室10はキャニスタ30を介して大気部82と連通
している。一方,キャニスタ30と大気部82とを連通
する大気通路63には,燃焼室10の排気ガス83を導
入し,上記大気通路63の通気を暖める熱交換器40が
取付けられている。
【0018】また,燃料タンク20の空虚部21とキャ
ニスタ30とを結ぶ第1通路61には,第1開閉弁51
が挿入されており,第1開閉弁51は燃料タンク20に
燃料を供給する場合にのみ開路する。そして,燃焼室1
0とキャニスタ30とを結ぶ第2通路62には,第2開
閉弁52が挿入されており,上記大気通路63には,第
3開閉弁53が挿入されている。
ニスタ30とを結ぶ第1通路61には,第1開閉弁51
が挿入されており,第1開閉弁51は燃料タンク20に
燃料を供給する場合にのみ開路する。そして,燃焼室1
0とキャニスタ30とを結ぶ第2通路62には,第2開
閉弁52が挿入されており,上記大気通路63には,第
3開閉弁53が挿入されている。
【0019】燃焼室10が燃焼動作する場合には,第1
開閉弁51を閉路すると共に第2,第3開閉弁52,5
3を開路する。また燃焼室の燃焼停止時には,第1〜第
3開閉弁51〜53を全て閉路する。そして燃料タンク
20に燃料81を補給する場合には,燃焼室10の作動
状態にかかわりなく,第1,第3開閉弁51,53を開
路し,第2開閉弁52を閉路する。
開閉弁51を閉路すると共に第2,第3開閉弁52,5
3を開路する。また燃焼室の燃焼停止時には,第1〜第
3開閉弁51〜53を全て閉路する。そして燃料タンク
20に燃料81を補給する場合には,燃焼室10の作動
状態にかかわりなく,第1,第3開閉弁51,53を開
路し,第2開閉弁52を閉路する。
【0020】以下それぞれについて説明する。本例は車
両暖房用の燃焼装置1である。燃焼室10は,図示しな
い点火装置や触媒ヒータを有し,車室内空気と熱交換を
行なう暖房用の熱交換器(図示せず)を有している。
両暖房用の燃焼装置1である。燃焼室10は,図示しな
い点火装置や触媒ヒータを有し,車室内空気と熱交換を
行なう暖房用の熱交換器(図示せず)を有している。
【0021】また,燃焼室10の排気通路64は熱交換
器40を経て第2大気部821に連通している。熱交換
器40は,図2に示すように,キャニスタ30の大気通
路63に取付けられており,図3に示すように,大気通
路63内に突出する多数のフィン41を有している。上
記フィン41は,大気通路63の通気80と広い面積で
接触し,排気ガス83から伝達された熱により通気80
を加熱する。また,熱交換器40の排気通路42は,大
気通路63をらせん状に旋回し,排気ガス83の有する
熱エネルギーを効率良く伝達する。図2において符号4
3は,排気通路42の通路壁である。
器40を経て第2大気部821に連通している。熱交換
器40は,図2に示すように,キャニスタ30の大気通
路63に取付けられており,図3に示すように,大気通
路63内に突出する多数のフィン41を有している。上
記フィン41は,大気通路63の通気80と広い面積で
接触し,排気ガス83から伝達された熱により通気80
を加熱する。また,熱交換器40の排気通路42は,大
気通路63をらせん状に旋回し,排気ガス83の有する
熱エネルギーを効率良く伝達する。図2において符号4
3は,排気通路42の通路壁である。
【0022】一方,図1に示すように,キャニスタ30
の大気通路63の反対側301は,第1通路61を介し
て燃料タンク20の空虚部21に連結されており,第1
通路61には第1開閉弁51と第1送風機57が挿入さ
れている。そして,第1通路61における第1開閉弁5
1とキャニスタ30との中間位置から分岐通路620が
形成され燃焼室10に連結されている。第2通路62を
構成する上記分岐通路620には,第2開閉弁52と第
2送風機58が挿入されている。
の大気通路63の反対側301は,第1通路61を介し
て燃料タンク20の空虚部21に連結されており,第1
通路61には第1開閉弁51と第1送風機57が挿入さ
れている。そして,第1通路61における第1開閉弁5
1とキャニスタ30との中間位置から分岐通路620が
形成され燃焼室10に連結されている。第2通路62を
構成する上記分岐通路620には,第2開閉弁52と第
2送風機58が挿入されている。
【0023】一方,燃料タンク20は,図1に示すよう
に,密閉構造の容器であり,燃料補給用の給油口22を
有している。燃料ポンプ23は,燃料タンク20の内部
に取付けられており,燃料配管231を介して燃料81
を燃焼室10に供給する。
に,密閉構造の容器であり,燃料補給用の給油口22を
有している。燃料ポンプ23は,燃料タンク20の内部
に取付けられており,燃料配管231を介して燃料81
を燃焼室10に供給する。
【0024】上記燃料タンク20の給油口22は,図4
に示すような構造を有しており,燃料タンク20への装
着時においては大気から燃料タンク20の内部(空虚部
21)に対してのみ空気を流入させることができる。即
ち,給油口22の上部には,一面を大気に接し,他面を
空虚部21に接するダイヤフラム24と,空虚部21と
大気とを連通することのできる連通路25と,連通路2
5を開閉する弁部材26と,弁部材26と上記ダイヤフ
ラムとを連結する連結部材261と,上記弁部材26を
大気側に向かって押圧し連通路25を閉路するためのス
プリング262とを有している。
に示すような構造を有しており,燃料タンク20への装
着時においては大気から燃料タンク20の内部(空虚部
21)に対してのみ空気を流入させることができる。即
ち,給油口22の上部には,一面を大気に接し,他面を
空虚部21に接するダイヤフラム24と,空虚部21と
大気とを連通することのできる連通路25と,連通路2
5を開閉する弁部材26と,弁部材26と上記ダイヤフ
ラムとを連結する連結部材261と,上記弁部材26を
大気側に向かって押圧し連通路25を閉路するためのス
プリング262とを有している。
【0025】そして,空虚部21の内圧が大気圧より低
下すれば,ダイヤフラム24の変形によって連結部材2
61を押し下げ,弁部材26は,連通路25を開路す
る。その結果,外気が流入し燃料タンク20の内部はほ
ぼ大気圧に常時保持することができると共に,燃料タン
ク20の内気は外部に流出しない。図4において,符号
263は,スプリング262の強さを調整する調整ボル
トである。
下すれば,ダイヤフラム24の変形によって連結部材2
61を押し下げ,弁部材26は,連通路25を開路す
る。その結果,外気が流入し燃料タンク20の内部はほ
ぼ大気圧に常時保持することができると共に,燃料タン
ク20の内気は外部に流出しない。図4において,符号
263は,スプリング262の強さを調整する調整ボル
トである。
【0026】また,図1に示すように,燃焼室10,第
1〜第3開閉弁51〜53,第1,第2送風機57,5
8,燃料ポンプ23は,電子制御装置(ECU)50に
電気的に接続されており,ECU50はこれらの部材を
制御する。次に上記ECU50を用いた燃焼装置1の制
御動作及びその作用について説明する。
1〜第3開閉弁51〜53,第1,第2送風機57,5
8,燃料ポンプ23は,電子制御装置(ECU)50に
電気的に接続されており,ECU50はこれらの部材を
制御する。次に上記ECU50を用いた燃焼装置1の制
御動作及びその作用について説明する。
【0027】燃焼室10の燃焼動作時においては,燃料
ポンプ23が作動すると同時に第2,第3開閉弁52,
53を開路し,第1開閉弁51を閉路する。そして第2
送風機58を作動させ,大気部82からキャニスタ30
を経て燃焼室10に至る通気の流れを発生させる。その
結果,大気部82から流入した通気は,キャニスタ30
の燃料吸着剤31から燃料をパージし,燃料を含む混合
気として燃焼室10に流入し,燃焼室10においてパー
ジされた燃料を燃焼させることができる。
ポンプ23が作動すると同時に第2,第3開閉弁52,
53を開路し,第1開閉弁51を閉路する。そして第2
送風機58を作動させ,大気部82からキャニスタ30
を経て燃焼室10に至る通気の流れを発生させる。その
結果,大気部82から流入した通気は,キャニスタ30
の燃料吸着剤31から燃料をパージし,燃料を含む混合
気として燃焼室10に流入し,燃焼室10においてパー
ジされた燃料を燃焼させることができる。
【0028】一方,燃焼室10の排気ガス83は,熱交
換器40において,大気通路63を通る上記通気を効率
的に加熱する。すなわち,図2,図3に示すように,大
気通路63に向けて突設された熱交換器40のフィン4
1が,大気通路63の通気を加熱する。
換器40において,大気通路63を通る上記通気を効率
的に加熱する。すなわち,図2,図3に示すように,大
気通路63に向けて突設された熱交換器40のフィン4
1が,大気通路63の通気を加熱する。
【0029】次に,燃焼室10の燃焼停止時において
は,第1〜第3開閉弁51〜53を全て閉路する。その
結果,キャニスタ30及び燃料タンク20から発生する
蒸発燃料の外部への漏洩は,全て遮断される。また,燃
料タンク20に燃料を補給する場合には,第2開閉弁5
2を閉路し,第1,第3開閉弁51,53を開路する。
同時に第1送風機57を作動させる。
は,第1〜第3開閉弁51〜53を全て閉路する。その
結果,キャニスタ30及び燃料タンク20から発生する
蒸発燃料の外部への漏洩は,全て遮断される。また,燃
料タンク20に燃料を補給する場合には,第2開閉弁5
2を閉路し,第1,第3開閉弁51,53を開路する。
同時に第1送風機57を作動させる。
【0030】その結果,燃料タンク20の空虚部21か
らキャニスタ30を経て大気部82に至る空気の流れが
発生する。それ故,燃料タンク20の給油口22を開口
しても外気は,燃料タンク20の空虚部21に向かって
流入し,蒸発燃料を含んだ空虚部21内の空気83は,
給油口22から外部へ流出しない。
らキャニスタ30を経て大気部82に至る空気の流れが
発生する。それ故,燃料タンク20の給油口22を開口
しても外気は,燃料タンク20の空虚部21に向かって
流入し,蒸発燃料を含んだ空虚部21内の空気83は,
給油口22から外部へ流出しない。
【0031】そして,燃料タンク20の空虚部21にお
ける蒸発燃料は,キャニスタ30において燃料吸着剤3
1に吸着される。なお,燃焼動作中の燃焼室10を停止
する場合には,最初に燃料ポンプ23を停止し,若干の
遅れ時間ΔTをおいて第2,第3開閉弁52,53,第
2送風機58,及び触媒ヒータを停止させる。その結
果,上記アフタパージ時間ΔTの間に,消火直後に燃焼
室10内に残留していた未燃ガスは,触媒ヒータを通過
する際に反応し燃焼させることができる。
ける蒸発燃料は,キャニスタ30において燃料吸着剤3
1に吸着される。なお,燃焼動作中の燃焼室10を停止
する場合には,最初に燃料ポンプ23を停止し,若干の
遅れ時間ΔTをおいて第2,第3開閉弁52,53,第
2送風機58,及び触媒ヒータを停止させる。その結
果,上記アフタパージ時間ΔTの間に,消火直後に燃焼
室10内に残留していた未燃ガスは,触媒ヒータを通過
する際に反応し燃焼させることができる。
【0032】次に本例の燃焼装置1の効果について述べ
る。本例においては,キャニスタ30と大気部82とを
結ぶ大気通路63に熱交換器40が取付けられている。
そのため,キャニスタ30に導入する通気が加熱され,
キャニスタ30における吸着燃料のパージ能力が大幅に
上昇する。同時に再生されたキャニスタ30の吸着能力
が上昇し,キャニスタの処理能力を格段に向上すること
ができる。
る。本例においては,キャニスタ30と大気部82とを
結ぶ大気通路63に熱交換器40が取付けられている。
そのため,キャニスタ30に導入する通気が加熱され,
キャニスタ30における吸着燃料のパージ能力が大幅に
上昇する。同時に再生されたキャニスタ30の吸着能力
が上昇し,キャニスタの処理能力を格段に向上すること
ができる。
【0033】また,上記熱交換器40は,排気ガス83
の熱エネルギーを用いるから,他に熱動力源が不要であ
り,極めて省エネルギーな熱交換器である。また,燃料
タンク20に燃料を補給するために給油口22を開口し
た場合には,第1送風機57を作動させ,燃料タンク2
0の空虚部21からキャニスタ30を経て大気部82に
向かう空気の流れを形成するから,燃料タンク20のエ
バポエミッションはキャニスタ30に吸着され,外部に
漏洩しない。上記のように,本例によれば,キャニスタ
による蒸発燃料の吸着能力及びパージ能力が高く,外部
に漏洩する蒸発燃料が極めて少ない燃焼装置を提供する
ことができる。
の熱エネルギーを用いるから,他に熱動力源が不要であ
り,極めて省エネルギーな熱交換器である。また,燃料
タンク20に燃料を補給するために給油口22を開口し
た場合には,第1送風機57を作動させ,燃料タンク2
0の空虚部21からキャニスタ30を経て大気部82に
向かう空気の流れを形成するから,燃料タンク20のエ
バポエミッションはキャニスタ30に吸着され,外部に
漏洩しない。上記のように,本例によれば,キャニスタ
による蒸発燃料の吸着能力及びパージ能力が高く,外部
に漏洩する蒸発燃料が極めて少ない燃焼装置を提供する
ことができる。
【0034】実施例2 本例は,図5に示すように,実施例1において,送風機
として1台の可逆送風機59を用いるとともに,上記送
風機59を第1通路61と分岐通路620との分岐点6
21とキャニスタ30との間に挿入したもう1つの実施
例である。上記送風機59は,正・逆両方向に風の流れ
を切換えることのできるベーン型の送風機である。
として1台の可逆送風機59を用いるとともに,上記送
風機59を第1通路61と分岐通路620との分岐点6
21とキャニスタ30との間に挿入したもう1つの実施
例である。上記送風機59は,正・逆両方向に風の流れ
を切換えることのできるベーン型の送風機である。
【0035】送風機59は燃焼室10の燃焼動作時に
は,キャニスタ30から燃焼室10に向かう空気流を形
成し,燃料タンク20の燃料補給時には,空気流の方向
を逆転させ燃料タンク20からキャニスタ30に向かう
空気流を形成する。その他については,実施例1と同様
である。
は,キャニスタ30から燃焼室10に向かう空気流を形
成し,燃料タンク20の燃料補給時には,空気流の方向
を逆転させ燃料タンク20からキャニスタ30に向かう
空気流を形成する。その他については,実施例1と同様
である。
【図1】実施例1の燃焼装置の構成図。
【図2】実施例1の熱交換器の平面図。
【図3】図2の側面図。
【図4】実施例1の燃料タンクの給油口の正面図。
【図5】実施例2の燃焼装置の構成図。
1...燃焼装置, 10...燃焼室, 20...燃料タンク, 30...キャニスタ, 31...燃料吸着剤, 40...熱交換器, 51〜53...開閉弁, 61...第1通路, 62...第2通路, 63...大気通路, 83...排気ガス,
Claims (4)
- 【請求項1】 燃焼室と,燃焼室に液体燃料を供給する
燃料タンクと,燃料吸着剤を収容するキャニスタとを有
する燃焼装置であって,上記燃料タンクの空虚部はキャ
ニスタを介して大気と連通し,また上記燃焼室はキャニ
スタを介して大気と連通しており,一方,上記キャニス
タと大気とを連通する大気通路には,燃焼室の排気ガス
を導入し,上記大気通路の通気を暖める熱交換器が取付
けられていることを特徴とする燃焼装置。 - 【請求項2】 請求項1において,上記燃料タンクの空
虚部とキャニスタとを結ぶ第1通路には,第1開閉弁が
挿入されており,該第1開閉弁は燃料タンクに燃料を供
給する場合にのみ開路することを特徴とする燃焼装置。 - 【請求項3】 請求項2において,上記燃焼室とキャニ
スタとを結ぶ第2通路には,第2開閉弁が挿入されてお
り,また上記大気通路には第3開閉弁が挿入されてお
り,上記燃焼室が燃焼動作する場合には,第1開閉弁を
閉路すると共に第2,第3開閉弁を開路し,燃焼室の燃
焼停止時には,第1〜第3開閉弁を全て閉路し,燃料タ
ンクに燃料を補給する場合には,燃焼室の作動状態にか
かわりなく第1,第3開閉弁を開路し,第2開閉弁を閉
路することを特徴する燃焼装置。 - 【請求項4】 請求項3において,上記第2通路は,上
記キャニスタと第1開閉弁とを結ぶ第1通路の途中から
分岐して燃焼室に連通しており,上記第2開閉弁は燃焼
室に連通する上記分岐通路に挿入されていることを特徴
とする燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31408493A JPH07139725A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31408493A JPH07139725A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 燃焼装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07139725A true JPH07139725A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=18049046
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31408493A Pending JPH07139725A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07139725A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2016174738A1 (ja) * | 2015-04-28 | 2018-03-01 | 日産自動車株式会社 | 燃料電池システム |
-
1993
- 1993-11-18 JP JP31408493A patent/JPH07139725A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2016174738A1 (ja) * | 2015-04-28 | 2018-03-01 | 日産自動車株式会社 | 燃料電池システム |
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