JPH07139985A - 熱式空気流量測定装置 - Google Patents
熱式空気流量測定装置Info
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- JPH07139985A JPH07139985A JP5289432A JP28943293A JPH07139985A JP H07139985 A JPH07139985 A JP H07139985A JP 5289432 A JP5289432 A JP 5289432A JP 28943293 A JP28943293 A JP 28943293A JP H07139985 A JPH07139985 A JP H07139985A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は熱式空気流量測定装置の改善を目的
とする。 【構成】 本装置のホイートストンブリッジ1は空気流
体中に配設され、空気流体の流量に応じて加熱電流が流
され、この加熱電流を検出するための電流検出抵抗80
が接続されて空気流体の流量を測定するための発熱抵抗
体570と、これと空気流体との温度差が一定となるよ
うに制御を行うための温度補償用抵抗体580とを有
し、電流検出抵抗及び発熱抵抗体の双方にかかる電圧と
電流検出抵抗にかかる電圧との比を形成する割り算回路
3は空気流体の温度を求めるのに使用される。電流検出
抵抗及び割り算回路3の出力電圧を入力する各第1及び
2の出力回路2及び4はそれぞれの出力電圧を調整して
その電圧ばらつきを防止しさらにこの電圧のA/D変換
可能範囲を適正にして空気流体の流量及び温度を求める
のに使用される。
とする。 【構成】 本装置のホイートストンブリッジ1は空気流
体中に配設され、空気流体の流量に応じて加熱電流が流
され、この加熱電流を検出するための電流検出抵抗80
が接続されて空気流体の流量を測定するための発熱抵抗
体570と、これと空気流体との温度差が一定となるよ
うに制御を行うための温度補償用抵抗体580とを有
し、電流検出抵抗及び発熱抵抗体の双方にかかる電圧と
電流検出抵抗にかかる電圧との比を形成する割り算回路
3は空気流体の温度を求めるのに使用される。電流検出
抵抗及び割り算回路3の出力電圧を入力する各第1及び
2の出力回路2及び4はそれぞれの出力電圧を調整して
その電圧ばらつきを防止しさらにこの電圧のA/D変換
可能範囲を適正にして空気流体の流量及び温度を求める
のに使用される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流路管中を流れる気体、
例えば空気の流量を測定する気体流量測定装置に関し、
特に本発明では空気流中に配設されて感温抵抗体の両端
電圧を検出しエアフロメータ用制御回路内にてこれを演
算処理する熱式空気流量測定装置に関する。
例えば空気の流量を測定する気体流量測定装置に関し、
特に本発明では空気流中に配設されて感温抵抗体の両端
電圧を検出しエアフロメータ用制御回路内にてこれを演
算処理する熱式空気流量測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より車両用エンジンにおいては、エ
ンジンに吸入される空気量に対応した燃料量をエンジン
に供給するようにこの空気量を測定するための空気流量
測定装置が搭載されている。この空気流量測定装置に用
いられている熱式流量計は発熱抵抗体と空気間の伝熱現
象を利用しおり質量流量が精度よく得られる(温度・圧
力等による補正が必要ない)ため、エンジン制御システ
ムに広く採用されている。しかし、エンジンの吸入空気
温度は−30°Cから100°Cまで変化し得るため高
精度なエンジン制御を行おうとした際に、吸入空気温度
の検出が必要となる。そのため、独立した温度センサー
を取り付けることが可能であるが、これでは高価になる
という問題がある。このような問題を解決する方法とし
て発熱抵抗体と温度補償用抵抗体及び固定抵抗体ととも
にホイートストンブリッジを構成して流量検出信号の他
に発熱抵抗体の抵抗値に比例する電圧を検知し演算処理
することにより流体温度を検知するようにしたものがあ
る。
ンジンに吸入される空気量に対応した燃料量をエンジン
に供給するようにこの空気量を測定するための空気流量
測定装置が搭載されている。この空気流量測定装置に用
いられている熱式流量計は発熱抵抗体と空気間の伝熱現
象を利用しおり質量流量が精度よく得られる(温度・圧
力等による補正が必要ない)ため、エンジン制御システ
ムに広く採用されている。しかし、エンジンの吸入空気
温度は−30°Cから100°Cまで変化し得るため高
精度なエンジン制御を行おうとした際に、吸入空気温度
の検出が必要となる。そのため、独立した温度センサー
を取り付けることが可能であるが、これでは高価になる
という問題がある。このような問題を解決する方法とし
て発熱抵抗体と温度補償用抵抗体及び固定抵抗体ととも
にホイートストンブリッジを構成して流量検出信号の他
に発熱抵抗体の抵抗値に比例する電圧を検知し演算処理
することにより流体温度を検知するようにしたものがあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記熱
式空気流量測定装置では発熱抵抗体の抵抗値に比例した
電圧と発熱抵抗体に接続した固定抵抗の両端電圧をA/
D変換器(Analog to Digital Converter)を介してマイ
クロコンピュータに取り込んだ後、演算処理により流量
と流体温度を検知できるが、発熱抵抗体の両端電圧は個
々の製品によりバラツキがあり、その都度マイクロコン
ピュータでの定数変更が必要となり生産性が悪いという
問題がある。また、発熱抵抗体の両端電圧変化が小さく
増幅せずにA/D変換すると変換誤差が大きく精度が悪
いという問題がある。
式空気流量測定装置では発熱抵抗体の抵抗値に比例した
電圧と発熱抵抗体に接続した固定抵抗の両端電圧をA/
D変換器(Analog to Digital Converter)を介してマイ
クロコンピュータに取り込んだ後、演算処理により流量
と流体温度を検知できるが、発熱抵抗体の両端電圧は個
々の製品によりバラツキがあり、その都度マイクロコン
ピュータでの定数変更が必要となり生産性が悪いという
問題がある。また、発熱抵抗体の両端電圧変化が小さく
増幅せずにA/D変換すると変換誤差が大きく精度が悪
いという問題がある。
【0004】したがって、本発明は、上記問題点に鑑
み、生産、検出精度、コストを悪化させることなく、吸
気流量のみならず吸気温度をも同時に検知できる熱式空
気流量測定装置を提供することを目的とする。
み、生産、検出精度、コストを悪化させることなく、吸
気流量のみならず吸気温度をも同時に検知できる熱式空
気流量測定装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、空気流体中に配設されかつ加熱電流が
流される発熱抵抗体と、空気流体の温度に応じて抵抗値
が変化し発熱抵抗体との温度差が一定となるように制御
を行うための温度補償用抵抗体とからなるホイートスト
ンブリッジを有する熱式空気流量測定装置において、前
記ホイートストンブリッジ内の感温抵抗体の抵抗値に比
例した電圧と感温抵抗体に接続した固体抵抗の両端電圧
との比から空気流体温度に対応する空気流体温度電圧を
求める演算回路と、前記空気流体温度電圧についてその
ばらつきを防止するために調整できかつA/D変換可能
範囲を適正にするために増幅する出力回路とを備える。
解決するために、空気流体中に配設されかつ加熱電流が
流される発熱抵抗体と、空気流体の温度に応じて抵抗値
が変化し発熱抵抗体との温度差が一定となるように制御
を行うための温度補償用抵抗体とからなるホイートスト
ンブリッジを有する熱式空気流量測定装置において、前
記ホイートストンブリッジ内の感温抵抗体の抵抗値に比
例した電圧と感温抵抗体に接続した固体抵抗の両端電圧
との比から空気流体温度に対応する空気流体温度電圧を
求める演算回路と、前記空気流体温度電圧についてその
ばらつきを防止するために調整できかつA/D変換可能
範囲を適正にするために増幅する出力回路とを備える。
【0006】
【作用】本発明の熱式空気流量測定装置によれば、従来
回路に演算回路を追加することにより空気流体の流量の
みならず空気流体の温度をも同時に検知でき、空気流体
の流量及び温度に対応する電圧変動を防止できることに
より発熱抵抗体、温度補償抵抗体等の製品のばらつきに
ついてマイクロコンピュータでの従来のような処理が不
要となり、生産性が向上し、空気流体の流量及び温度に
対応する電圧についてA/D変換可能範囲を適正にでき
そのゼロ・スパン調整ができ、変換誤差が向上する。
回路に演算回路を追加することにより空気流体の流量の
みならず空気流体の温度をも同時に検知でき、空気流体
の流量及び温度に対応する電圧変動を防止できることに
より発熱抵抗体、温度補償抵抗体等の製品のばらつきに
ついてマイクロコンピュータでの従来のような処理が不
要となり、生産性が向上し、空気流体の流量及び温度に
対応する電圧についてA/D変換可能範囲を適正にでき
そのゼロ・スパン調整ができ、変換誤差が向上する。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明の実施例に係る熱式空気流量測
定装置の回路を示す図である。本図に示すように、熱式
空気流量測定装置の回路において車載バッテリからの端
子は貫通コンデンサ54を通過して、パワートランジス
タ61のコレクタ端子に接続されている。センサ57
0、580は空気流中に配設される感温抵抗体であり、
ほぼ同一抵抗値である。このセンサ570は発熱抵抗体
として加熱電流が流され、センサ580は温度補償用抵
抗体として空気流の温度に応じて温度が変化しセンサ5
70の発熱抵抗体との温度差が一定になるように制御を
行うのに用いられる。
説明する。図1は本発明の実施例に係る熱式空気流量測
定装置の回路を示す図である。本図に示すように、熱式
空気流量測定装置の回路において車載バッテリからの端
子は貫通コンデンサ54を通過して、パワートランジス
タ61のコレクタ端子に接続されている。センサ57
0、580は空気流中に配設される感温抵抗体であり、
ほぼ同一抵抗値である。このセンサ570は発熱抵抗体
として加熱電流が流され、センサ580は温度補償用抵
抗体として空気流の温度に応じて温度が変化しセンサ5
70の発熱抵抗体との温度差が一定になるように制御を
行うのに用いられる。
【0008】第1の固定抵抗器80はセンサ570に流
れる電流を電圧に変換して検出する。分圧抵抗器81及
び82はセンサ570の両端電圧を分圧するための分圧
回路を構成する。第2の固定抵抗器83及び第3の固定
抵抗器84は直列接続されセンサ580に流れる電流を
電圧に変換して検出する。分圧抵抗器85及び86は基
準電圧源89の出力電圧VRを分圧するための分圧回路
を構成する。熱式空気流量測定装置の回路にはオペアン
プ90、91、及び92が設けられる。オペアンプ90
の出力端子は、パワートランジスタ61のベースに接続
されている。また、オペアンプ91の出力端子は、オペ
アンプ91の反転入力端子に接続されており、ボルテー
ジフォロワ回路となっている。本図に示される回路にお
いて、オペアンプ90、91と80〜84及び50、5
1、52、53、61、570、580の素子で構成さ
れる回路がホイートストンブリッジ回路及びその制御回
路1である。そして、オペアンプ92と、85〜89の
素子で構成される回路がホイートストンブリッジ回路及
び制御回路1から流量と相関をもった電圧として検出さ
れる電圧V1を増幅し出力電圧VGを出力するための第
1の出力回路2である。
れる電流を電圧に変換して検出する。分圧抵抗器81及
び82はセンサ570の両端電圧を分圧するための分圧
回路を構成する。第2の固定抵抗器83及び第3の固定
抵抗器84は直列接続されセンサ580に流れる電流を
電圧に変換して検出する。分圧抵抗器85及び86は基
準電圧源89の出力電圧VRを分圧するための分圧回路
を構成する。熱式空気流量測定装置の回路にはオペアン
プ90、91、及び92が設けられる。オペアンプ90
の出力端子は、パワートランジスタ61のベースに接続
されている。また、オペアンプ91の出力端子は、オペ
アンプ91の反転入力端子に接続されており、ボルテー
ジフォロワ回路となっている。本図に示される回路にお
いて、オペアンプ90、91と80〜84及び50、5
1、52、53、61、570、580の素子で構成さ
れる回路がホイートストンブリッジ回路及びその制御回
路1である。そして、オペアンプ92と、85〜89の
素子で構成される回路がホイートストンブリッジ回路及
び制御回路1から流量と相関をもった電圧として検出さ
れる電圧V1を増幅し出力電圧VGを出力するための第
1の出力回路2である。
【0009】さらに、オペアンプ95と掛け算器96及
び93、94、97の素子はこれらがホイートストンブ
リッジ回路及び制御回路1から吸気温度と相関をもった
電圧として検出される電圧比V3/V1を出力するため
の割り算回路3を構成する。そして、オペアンプ103
と、98から102の素子で構成される回路は、割り算
回路3から吸気温度と相関をもった電圧として検出され
る電圧V6を増幅し吸気温度信号VT を出力するための
第2の出力回路4である。以下に本実施例の動作を説明
する。
び93、94、97の素子はこれらがホイートストンブ
リッジ回路及び制御回路1から吸気温度と相関をもった
電圧として検出される電圧比V3/V1を出力するため
の割り算回路3を構成する。そして、オペアンプ103
と、98から102の素子で構成される回路は、割り算
回路3から吸気温度と相関をもった電圧として検出され
る電圧V6を増幅し吸気温度信号VT を出力するための
第2の出力回路4である。以下に本実施例の動作を説明
する。
【0010】図1において、まずホイートストンブリッ
ジ回路及び制御回路1について説明する。ここで、図中
のV1、V2、V3、V4、VGはその記号の付してあ
る部分の電圧を示してある。センサ570及び580を
含むブリッジ回路に電圧が印加されると、オペアンプ9
0の非反転入力端子にはV1、反転入力端子には電圧V
2が発生する。ここで、電圧V1>V2となっていると
き、オペアンプ90の出力電圧V4は上昇する。する
と、パワートランジスタ61のエミッタ電圧V3も上昇
する。この電圧V3の上昇によって、センサ570を流
れる電流は上昇し、センサ570の温度は上昇する。こ
の結果、センサ570の抵抗値は上昇し、電圧V1は低
下する。
ジ回路及び制御回路1について説明する。ここで、図中
のV1、V2、V3、V4、VGはその記号の付してあ
る部分の電圧を示してある。センサ570及び580を
含むブリッジ回路に電圧が印加されると、オペアンプ9
0の非反転入力端子にはV1、反転入力端子には電圧V
2が発生する。ここで、電圧V1>V2となっていると
き、オペアンプ90の出力電圧V4は上昇する。する
と、パワートランジスタ61のエミッタ電圧V3も上昇
する。この電圧V3の上昇によって、センサ570を流
れる電流は上昇し、センサ570の温度は上昇する。こ
の結果、センサ570の抵抗値は上昇し、電圧V1は低
下する。
【0011】電圧V1が低下し、V1<V2となると、
オペアンプ90の出力電圧V4は低下する。このため、
パワートランジスタ61のエミッタ電圧V3も低下す
る。この電圧V3の低下によって、センサ570を流れ
る電流は低下し、センサ570の温度は低下する。この
結果、センサ570の抵抗値は低下し、電圧V1は上昇
する。そして、再びV1>V2となると、上記制御を実
行する。
オペアンプ90の出力電圧V4は低下する。このため、
パワートランジスタ61のエミッタ電圧V3も低下す
る。この電圧V3の低下によって、センサ570を流れ
る電流は低下し、センサ570の温度は低下する。この
結果、センサ570の抵抗値は低下し、電圧V1は上昇
する。そして、再びV1>V2となると、上記制御を実
行する。
【0012】このように、オペアンプ90の出力V4
が、V1=V2となるようにパワートランジスタ61を
制御する。ここで、センサ580は自己発熱しないよう
にそこに加わる電圧が調整されている。つまり、センサ
580の両端に加わる電圧は、センサ570の両端に加
わる電圧(V3−V1)の数分の一程度となるように設
定している。これによって、センサ580の温度が、流
量計内を流れる空気の温度とほぼ等しくなり、センサ5
80は温度測定用として使用される。
が、V1=V2となるようにパワートランジスタ61を
制御する。ここで、センサ580は自己発熱しないよう
にそこに加わる電圧が調整されている。つまり、センサ
580の両端に加わる電圧は、センサ570の両端に加
わる電圧(V3−V1)の数分の一程度となるように設
定している。これによって、センサ580の温度が、流
量計内を流れる空気の温度とほぼ等しくなり、センサ5
80は温度測定用として使用される。
【0013】一方、センサ570に流れる加熱電流を
I、センサ570の抵抗値をRHとすると、センサ57
0はI2 ・RHの電力を消費し、発熱する。この発熱電
力I2・RHは空気流路を流れる空気に放熱されるの
で、この流路を流れる吸気流量が多いか、少ないかによ
って空気に奪われる熱量が変化してくる。このため、空
気量に応じて温度が変化し、抵抗値RHも変化しようと
するが、センサ570の抵抗値RHが変わらないように
オペアンプ90がパワートランジスタ61からの通電量
を制御する。つまり、空気流量に応じて加熱電流Iを変
化させることにより、I2 ・RHを変化させRHが常に
所定抵抗値になるように制御される。
I、センサ570の抵抗値をRHとすると、センサ57
0はI2 ・RHの電力を消費し、発熱する。この発熱電
力I2・RHは空気流路を流れる空気に放熱されるの
で、この流路を流れる吸気流量が多いか、少ないかによ
って空気に奪われる熱量が変化してくる。このため、空
気量に応じて温度が変化し、抵抗値RHも変化しようと
するが、センサ570の抵抗値RHが変わらないように
オペアンプ90がパワートランジスタ61からの通電量
を制御する。つまり、空気流量に応じて加熱電流Iを変
化させることにより、I2 ・RHを変化させRHが常に
所定抵抗値になるように制御される。
【0014】したがって、この加熱電流Iは空気流量に
相関を持った値となり、電流検出抵抗80によって電圧
V1に変換され、出力される。次に第1の出力回路2に
ついて説明する。第1の出力回路2は、前述のように、
オペアンプ92、抵抗85から88、電源89で構成さ
れている。第1の出力回路2はホイートストンブリッジ
回路及び制御回路1から流量に相関をもった電圧V1を
オペアンプ92の非反転入力し、抵抗87、88によっ
て決定される増幅度によって電圧V1を増幅する。さら
に、抵抗85、86によって電圧源89の出力電圧VR
を分圧し、この分圧された電圧V5と抵抗87、88の
比との積によって得られる電圧が、上記増幅された電圧
から差し引かれる。そして、この差し引かれた電圧値が
出力電圧VGとして出力される。
相関を持った値となり、電流検出抵抗80によって電圧
V1に変換され、出力される。次に第1の出力回路2に
ついて説明する。第1の出力回路2は、前述のように、
オペアンプ92、抵抗85から88、電源89で構成さ
れている。第1の出力回路2はホイートストンブリッジ
回路及び制御回路1から流量に相関をもった電圧V1を
オペアンプ92の非反転入力し、抵抗87、88によっ
て決定される増幅度によって電圧V1を増幅する。さら
に、抵抗85、86によって電圧源89の出力電圧VR
を分圧し、この分圧された電圧V5と抵抗87、88の
比との積によって得られる電圧が、上記増幅された電圧
から差し引かれる。そして、この差し引かれた電圧値が
出力電圧VGとして出力される。
【0015】上記に示されるように、第1の出力回路2
は電圧増幅作用を有する。また、この第1の出力回路2
は、個々の製品に固有のVIのばらつきをなくすること
ができるように、V5及び抵抗87、88の抵抗値を調
整可能となっている。これによって、出力電圧VGをA
/D変化するA/D変換器のA/D変換可能範囲に合わ
せた出力電圧(ゼロ・スパン調整された)を出力するこ
とができ、A/D変換器のA/D変換可能範囲を無駄な
く使ってA/D変換時のビット誤差を小さくしている。
は電圧増幅作用を有する。また、この第1の出力回路2
は、個々の製品に固有のVIのばらつきをなくすること
ができるように、V5及び抵抗87、88の抵抗値を調
整可能となっている。これによって、出力電圧VGをA
/D変化するA/D変換器のA/D変換可能範囲に合わ
せた出力電圧(ゼロ・スパン調整された)を出力するこ
とができ、A/D変換器のA/D変換可能範囲を無駄な
く使ってA/D変換時のビット誤差を小さくしている。
【0016】次に割り算回路3について説明する。割り
算回路3は、前述のように、オペアンプ95と、掛け算
器96と、抵抗93、94、電源97で構成されてい
る。この割り算回路3はホイートストンブリッジ回路及
び制御回路1からの電圧V1及び電圧V3を抵抗値9
3、94によって決定される増幅度によって、V3/V
1を増幅する。抵抗93、94の抵抗値をR1、R2と
すると、割り算回路3の出力V6=(R2/R1)×
(V3/V1)として出力される。
算回路3は、前述のように、オペアンプ95と、掛け算
器96と、抵抗93、94、電源97で構成されてい
る。この割り算回路3はホイートストンブリッジ回路及
び制御回路1からの電圧V1及び電圧V3を抵抗値9
3、94によって決定される増幅度によって、V3/V
1を増幅する。抵抗93、94の抵抗値をR1、R2と
すると、割り算回路3の出力V6=(R2/R1)×
(V3/V1)として出力される。
【0017】次に第2の出力回路4について説明する。
第2の出力回路4は、前述のように、オペアンプ103
と抵抗98から101、電源102で構成される。この
第2の出力回路4は割り算回路3から吸気温度に相関を
もった電圧V6をオペアンプ103の非反転入力端子に
入力し、抵抗100、101に決定される増幅度によっ
て電圧V6を増幅する。さらに、抵抗98、99によっ
て電圧源102の出力電圧VRを分圧し、この分圧され
た電圧V7と抵抗100、101の比との積によって得
られる電圧が、上記の増幅された電圧から差し引かれ
る。そして、この差し引かれた電圧値が出力電圧Vt と
して出力される。
第2の出力回路4は、前述のように、オペアンプ103
と抵抗98から101、電源102で構成される。この
第2の出力回路4は割り算回路3から吸気温度に相関を
もった電圧V6をオペアンプ103の非反転入力端子に
入力し、抵抗100、101に決定される増幅度によっ
て電圧V6を増幅する。さらに、抵抗98、99によっ
て電圧源102の出力電圧VRを分圧し、この分圧され
た電圧V7と抵抗100、101の比との積によって得
られる電圧が、上記の増幅された電圧から差し引かれ
る。そして、この差し引かれた電圧値が出力電圧Vt と
して出力される。
【0018】上記に示されるように、第2の出力回路4
は、電圧増幅作用を有する。また、この第2の出力回路
4の、個々の製品に固有のV6のばらつきをなくすこと
ができるように、V7及び抵抗100、101の抵抗値
を調整可能となっている。これによって、出力電圧VT
をA/D変換するA/D変換器のA/D変換可能範囲に
合わせた出力電圧(ゼロ・スパン調整された)を出力す
ることができ、A/D変換器のA/D変換範囲を無駄な
く使ってA/D変換時のビット誤差を小さくしている。
は、電圧増幅作用を有する。また、この第2の出力回路
4の、個々の製品に固有のV6のばらつきをなくすこと
ができるように、V7及び抵抗100、101の抵抗値
を調整可能となっている。これによって、出力電圧VT
をA/D変換するA/D変換器のA/D変換可能範囲に
合わせた出力電圧(ゼロ・スパン調整された)を出力す
ることができ、A/D変換器のA/D変換範囲を無駄な
く使ってA/D変換時のビット誤差を小さくしている。
【0019】次に、この図1により本発明の吸気温度測
定方法について説明する。センサ570(発熱抵抗体)
の0°C抵抗値をRH0、温度係数をKH、センサ57
0の発熱時の抵抗値をRH、固定電流検出抵抗80の抵
抗値をRM、吸気温度をTA、吸気温度に対して一定温
度だけセンサ570を発熱させる制御温度をΔTとする
と、 RH=RH0×{1+KH×(TA+ΔT)} …(1) となる。
定方法について説明する。センサ570(発熱抵抗体)
の0°C抵抗値をRH0、温度係数をKH、センサ57
0の発熱時の抵抗値をRH、固定電流検出抵抗80の抵
抗値をRM、吸気温度をTA、吸気温度に対して一定温
度だけセンサ570を発熱させる制御温度をΔTとする
と、 RH=RH0×{1+KH×(TA+ΔT)} …(1) となる。
【0020】一方、抵抗値RMの電流検出抵抗80の両
端電圧をV1とし、発熱抵抗体570の抵抗値RHとG
ND間電圧をV3とすると、 RH=(V3−V1)×RM/V1 …(2) (2)式を(1)に代入すると、 TA={(V3−V1)×RM}/(V1×RH0×K
H)−1/KH−ΔT となる。
端電圧をV1とし、発熱抵抗体570の抵抗値RHとG
ND間電圧をV3とすると、 RH=(V3−V1)×RM/V1 …(2) (2)式を(1)に代入すると、 TA={(V3−V1)×RM}/(V1×RH0×K
H)−1/KH−ΔT となる。
【0021】抵抗値RM、RH0及び温度係数KH、制
御温度ΔTが既知であれば、吸気温度TAはV3/V1
より検知することが可能となる。図2は本発明の別の実
施例に係る熱式空気流量測定装置の回路を示す図であ
る。本図に示す構成で図1の構成と異なるものには、パ
ワートランジスタ61のエミッタ端子と抵抗93との接
続の代わりにオペアンプ91の出力と抵抗93との接続
があり、また掛け算器96への一方の入力としてのV1
の代わりにV9を用いることがある。すなわち、前記実
施例では、センサ570(発熱抵抗体)の抵抗値に比例
した電圧V3とセンサ570に接続した固定電流検出抵
抗80の両端電圧V1より演算処理して吸気温度を検出
するものであるが、同様に、図2に示すように、センサ
580(温度補償用抵抗体)の抵抗値に比例した電圧V
8とセンサ580に接続した固定抵抗83、84の両端
電圧V9より演算処理しても前記と同様に吸気温度を検
出することが検出可能である。つまり、吸気温度検出用
に吸気温センサを独立に取り付けることなく吸気温度が
可能となり、流体温度検出用感温抵抗体で検出された温
度に対して常に一定温度差だけ制御電流により加熱され
る温度依存性の感温抵抗体の両端の電圧割り算値に応じ
た出力を取り出すことにより高応答、高精度で、なおか
つ経時劣化の少ない吸気温度の検出が可能となる。
御温度ΔTが既知であれば、吸気温度TAはV3/V1
より検知することが可能となる。図2は本発明の別の実
施例に係る熱式空気流量測定装置の回路を示す図であ
る。本図に示す構成で図1の構成と異なるものには、パ
ワートランジスタ61のエミッタ端子と抵抗93との接
続の代わりにオペアンプ91の出力と抵抗93との接続
があり、また掛け算器96への一方の入力としてのV1
の代わりにV9を用いることがある。すなわち、前記実
施例では、センサ570(発熱抵抗体)の抵抗値に比例
した電圧V3とセンサ570に接続した固定電流検出抵
抗80の両端電圧V1より演算処理して吸気温度を検出
するものであるが、同様に、図2に示すように、センサ
580(温度補償用抵抗体)の抵抗値に比例した電圧V
8とセンサ580に接続した固定抵抗83、84の両端
電圧V9より演算処理しても前記と同様に吸気温度を検
出することが検出可能である。つまり、吸気温度検出用
に吸気温センサを独立に取り付けることなく吸気温度が
可能となり、流体温度検出用感温抵抗体で検出された温
度に対して常に一定温度差だけ制御電流により加熱され
る温度依存性の感温抵抗体の両端の電圧割り算値に応じ
た出力を取り出すことにより高応答、高精度で、なおか
つ経時劣化の少ない吸気温度の検出が可能となる。
【0022】図3は図1のホイートストンブリッジ及び
制御回路1の変形を示す図である。本図に示すように、
図1に示す回路以外でもホイートストンブリッジ構成を
有する回路であれば、前記と同様に吸気温度を検出する
ことが可能である。
制御回路1の変形を示す図である。本図に示すように、
図1に示す回路以外でもホイートストンブリッジ構成を
有する回路であれば、前記と同様に吸気温度を検出する
ことが可能である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来回路に割り算回路を追加することにより空気流体の流
量のみならず空気流体の温度をも同時に検知でき、空気
流体の流量及び温度に対応する電圧変動を防止できるの
で、発熱抵抗体、温度補償抵抗体等の製品のばらつきに
ついてマイクロコンピュータでの従来のような処理が不
要となり、生産性が向上し、空気流体の流量及び温度に
対応する電圧についてA/D変換可能範囲を適正にでき
そのゼロ・スパン調整ができ、変換誤差が向上する。
来回路に割り算回路を追加することにより空気流体の流
量のみならず空気流体の温度をも同時に検知でき、空気
流体の流量及び温度に対応する電圧変動を防止できるの
で、発熱抵抗体、温度補償抵抗体等の製品のばらつきに
ついてマイクロコンピュータでの従来のような処理が不
要となり、生産性が向上し、空気流体の流量及び温度に
対応する電圧についてA/D変換可能範囲を適正にでき
そのゼロ・スパン調整ができ、変換誤差が向上する。
【図1】本発明の実施例に係る熱式空気流量測定装置の
回路を示す図である。
回路を示す図である。
【図2】本発明の別の実施例に係る熱式空気流量測定装
置の回路を示す図である。
置の回路を示す図である。
【図3】図1のホイートストンブリッジ及び制御回路1
の変形を示す図である。
の変形を示す図である。
1…ホイートストンブリッジ回路及び制御回路 2…第1の出力回路 3…割り算回路 4…第2の出力回路 61…パワートランジスタ 80…電流検出抵抗 570…発熱抵抗体 580…温度補償用抵抗体
Claims (4)
- 【請求項1】 空気流体中に配設されかつ加熱電流が流
される発熱抵抗体と、空気流体の温度に応じて抵抗値が
変化し発熱抵抗体との温度差が一定となるように制御を
行うための温度補償用抵抗体とからなるホイートストン
ブリッジを有する熱式空気流量測定装置において、 前記ホイートストンブリッジ内の感温抵抗体の抵抗値に
比例した電圧と感温抵抗体に接続した固体抵抗の両端電
圧との比から空気流体温度に対応する空気流体温度電圧
を求める演算回路と、 前記空気流体温度電圧についてそのばらつきを防止する
ために調整できかつA/D変換可能範囲を適正にするた
めに増幅する出力回路とを備える熱式空気流量測定装
置。 - 【請求項2】 請求項1の発明において、感温抵抗体は
吸気温度に対して一定温度に発熱する発熱抵抗体である
熱式空気流量測定装置。 - 【請求項3】 請求項1の発明において、感温抵抗体は
吸気温度と同一温度である温度補償用抵抗体とする熱式
空気流量測定装置。 - 【請求項4】 請求項1の発明において、演算は制御回
路内のアナログ回路において行う熱式空気流量測定装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5289432A JPH07139985A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 熱式空気流量測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5289432A JPH07139985A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 熱式空気流量測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07139985A true JPH07139985A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=17743175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5289432A Pending JPH07139985A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 熱式空気流量測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07139985A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6786088B2 (en) | 2002-02-20 | 2004-09-07 | Hitachi, Ltd. | Gas flow rate measuring apparatus |
| KR100486141B1 (ko) * | 2001-06-05 | 2005-04-28 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 열식유량 검출장치 |
| JP2013064624A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-11 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用熱式流量センサ |
| CN119354291A (zh) * | 2024-09-09 | 2025-01-24 | 东南大学 | 一种补偿热式流量计工艺误差的低自热恒温差控制电路及控制方法 |
-
1993
- 1993-11-18 JP JP5289432A patent/JPH07139985A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100486141B1 (ko) * | 2001-06-05 | 2005-04-28 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 열식유량 검출장치 |
| US6786088B2 (en) | 2002-02-20 | 2004-09-07 | Hitachi, Ltd. | Gas flow rate measuring apparatus |
| JP2013064624A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-11 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用熱式流量センサ |
| CN119354291A (zh) * | 2024-09-09 | 2025-01-24 | 东南大学 | 一种补偿热式流量计工艺误差的低自热恒温差控制电路及控制方法 |
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