JPH07140232A - 受信装置を搭載した移動体の移動速度検出装置 - Google Patents
受信装置を搭載した移動体の移動速度検出装置Info
- Publication number
- JPH07140232A JPH07140232A JP5290727A JP29072793A JPH07140232A JP H07140232 A JPH07140232 A JP H07140232A JP 5290727 A JP5290727 A JP 5290727A JP 29072793 A JP29072793 A JP 29072793A JP H07140232 A JPH07140232 A JP H07140232A
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- Japan
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- signal
- moving speed
- moving
- pilot signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 速度センサを設けずに移動体の移動速度を検
出する。 【構成】 予め定められた内容を示すパターン信号を所
定間隔毎に含む無線送信信号を受信する移動体の受信装
置の受信信号からパイロット信号を抽出し、抽出したパ
イロット信号を高速フーリエ変換することにより抽出し
たパイロット信号の最大ドップラーシフトを検出し、最
大ドップラーシフトと送信信号のキャリア周波数とに基
づいて移動体の移動速度を算出する。 【効果】 速度センサを容易に設けることができなかっ
た移動体においても上記のような移動通信システムの少
なくとも受信装置があれば移動体の移動速度を検出する
ことができる。
出する。 【構成】 予め定められた内容を示すパターン信号を所
定間隔毎に含む無線送信信号を受信する移動体の受信装
置の受信信号からパイロット信号を抽出し、抽出したパ
イロット信号を高速フーリエ変換することにより抽出し
たパイロット信号の最大ドップラーシフトを検出し、最
大ドップラーシフトと送信信号のキャリア周波数とに基
づいて移動体の移動速度を算出する。 【効果】 速度センサを容易に設けることができなかっ
た移動体においても上記のような移動通信システムの少
なくとも受信装置があれば移動体の移動速度を検出する
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動通信システム等の
受信装置を含む端末が搭載された移動体の移動速度を検
出する移動速度検出装置に関する。
受信装置を含む端末が搭載された移動体の移動速度を検
出する移動速度検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の移動体における移動速度は移
動体に搭載された速度センサによって検出されている。
その速度センサの出力に応じて端末の表示器を駆動する
ことにより移動速度が表示されているようになってい
る。
動体に搭載された速度センサによって検出されている。
その速度センサの出力に応じて端末の表示器を駆動する
ことにより移動速度が表示されているようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、速度検
出のために速度センサを用いた場合には次のような問題
があった。 (1)速度センサ自体の費用及びその取付費用がかか
る。 (2)速度センサは移動体の機械的な動作を検出してい
るので機械的な劣化に起因する故障が起こる。 (3)速度センサと端末との間の情報伝達に時間を要す
る。 (4)自動車のように車種が多い場合には各車種毎に速
度センサを開発する必要がある。
出のために速度センサを用いた場合には次のような問題
があった。 (1)速度センサ自体の費用及びその取付費用がかか
る。 (2)速度センサは移動体の機械的な動作を検出してい
るので機械的な劣化に起因する故障が起こる。 (3)速度センサと端末との間の情報伝達に時間を要す
る。 (4)自動車のように車種が多い場合には各車種毎に速
度センサを開発する必要がある。
【0004】よって、このような種々の問題があるの
で、移動体において速度センサを特に用いることなく移
動速度を検出することが望まれていた。そこで、本発明
の目的は、上記の問題を解決するために特に速度センサ
を設けずに移動体の移動速度を検出する移動速度検出装
置を提供することである。
で、移動体において速度センサを特に用いることなく移
動速度を検出することが望まれていた。そこで、本発明
の目的は、上記の問題を解決するために特に速度センサ
を設けずに移動体の移動速度を検出する移動速度検出装
置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の移動速度検出装
置は、予め定められた内容を示すパターン信号を所定間
隔毎に含む無線送信信号を受信する受信装置を備えた移
動体の移動速度を検出する移動速度検出装置であって、
受信装置の受信信号からパイロット信号を抽出する抽出
手段と、抽出手段によって抽出されたパイロット信号を
高速フーリエ変換する高速フーリエ変換手段と、高速フ
ーリエ変換手段の出力信号から抽出されたパイロット信
号の最大ドップラーシフトを検出する検出手段と、検出
された最大ドップラーシフトと送信信号のキャリア周波
数とに基づいて移動体の移動速度を算出する算出手段と
からなることを特徴としている。
置は、予め定められた内容を示すパターン信号を所定間
隔毎に含む無線送信信号を受信する受信装置を備えた移
動体の移動速度を検出する移動速度検出装置であって、
受信装置の受信信号からパイロット信号を抽出する抽出
手段と、抽出手段によって抽出されたパイロット信号を
高速フーリエ変換する高速フーリエ変換手段と、高速フ
ーリエ変換手段の出力信号から抽出されたパイロット信
号の最大ドップラーシフトを検出する検出手段と、検出
された最大ドップラーシフトと送信信号のキャリア周波
数とに基づいて移動体の移動速度を算出する算出手段と
からなることを特徴としている。
【0006】
【作用】本発明の移動速度検出装置によれば、フェージ
ングによる最大ドップラーシフトをfDとすると、受信
装置で受信されたパイロット信号はフェージングによる
2fDのスペクトル幅を有することになり、fDはキャリ
ア周波数fcと移動体速度vとの積に比例するので、キ
ャリア周波数fcは予め定められているならば、受信さ
れたパイロット信号の最大ドップラーシフトfDを検知
することにより移動体速度vを算出することができる。
ングによる最大ドップラーシフトをfDとすると、受信
装置で受信されたパイロット信号はフェージングによる
2fDのスペクトル幅を有することになり、fDはキャリ
ア周波数fcと移動体速度vとの積に比例するので、キ
ャリア周波数fcは予め定められているならば、受信さ
れたパイロット信号の最大ドップラーシフトfDを検知
することにより移動体速度vを算出することができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳
細に説明する。本発明による移動速度検出装置において
利用される構成を有する移動通信システムにおいて、送
信装置は例えば、16QAM(16-level Quadrature Amp
litudeModulation)変調部を有し、当該変調方式に準じ
た変調信号を伝搬経路を通じて受信装置に送信する。か
かる伝搬経路においては、送信された信号がレイリーフ
ェージング(Rayleigh Fading)歪を受けることとな
る。この伝搬経路を経た送信信号は、受信装置において
受信されると16QAM復調部に供給される。16QA
M復調部は入力信号に対して16QAMに準じた復調を
なすものであり、更に上記のフェージング歪による信号
の劣化を補償するためにフェージング補償部が設けられ
ている。
細に説明する。本発明による移動速度検出装置において
利用される構成を有する移動通信システムにおいて、送
信装置は例えば、16QAM(16-level Quadrature Amp
litudeModulation)変調部を有し、当該変調方式に準じ
た変調信号を伝搬経路を通じて受信装置に送信する。か
かる伝搬経路においては、送信された信号がレイリーフ
ェージング(Rayleigh Fading)歪を受けることとな
る。この伝搬経路を経た送信信号は、受信装置において
受信されると16QAM復調部に供給される。16QA
M復調部は入力信号に対して16QAMに準じた復調を
なすものであり、更に上記のフェージング歪による信号
の劣化を補償するためにフェージング補償部が設けられ
ている。
【0008】伝送データ信号は1フレームを単位として
送信される。伝送データ信号は、図1に示すように連続
するシンボル列すなわち所定のタイムスロット毎にデー
タ信号が順に配列されて形成される。更に、所定数のデ
ータ信号毎にフェージング歪を検出するためのパイロッ
ト信号(パイロットシンボル)が挿入される。例えば1
フレーム内には18個のパイロット信号が10タイムス
ロットおきに挿入される。パイロット信号は予め定めら
れた内容を有しており、複素数で表わすことができる。
送信される。伝送データ信号は、図1に示すように連続
するシンボル列すなわち所定のタイムスロット毎にデー
タ信号が順に配列されて形成される。更に、所定数のデ
ータ信号毎にフェージング歪を検出するためのパイロッ
ト信号(パイロットシンボル)が挿入される。例えば1
フレーム内には18個のパイロット信号が10タイムス
ロットおきに挿入される。パイロット信号は予め定めら
れた内容を有しており、複素数で表わすことができる。
【0009】図2は本発明による移動速度検出装置を含
む移動通信システムの端末の受信装置を示している。ア
ンテナより受信したRF(高周波)信号は、16QAM
復調のためのダウンコンバート・サンプリング・量子化
部11において、ベースバンドまで落とすための周波数
変換、サンプリング及び量子化の信号処理が施される。
かかる信号処理されたベースバンド信号は、シンボルレ
ート変換部12においてタイミング抽出のための前処理
が施されてミキサ13に供給される。ミキサ13の出力
信号は、シンボル間干渉除去のための帯域フィルタであ
るパルス整形フィルタ14を経て、スロット内の各シン
ボルをサンプリングするためのシンボルサンプラ15に
供給される。
む移動通信システムの端末の受信装置を示している。ア
ンテナより受信したRF(高周波)信号は、16QAM
復調のためのダウンコンバート・サンプリング・量子化
部11において、ベースバンドまで落とすための周波数
変換、サンプリング及び量子化の信号処理が施される。
かかる信号処理されたベースバンド信号は、シンボルレ
ート変換部12においてタイミング抽出のための前処理
が施されてミキサ13に供給される。ミキサ13の出力
信号は、シンボル間干渉除去のための帯域フィルタであ
るパルス整形フィルタ14を経て、スロット内の各シン
ボルをサンプリングするためのシンボルサンプラ15に
供給される。
【0010】シンボルレート変換部12の前処理出力は
また、タイミング抽出部16に供給される。タイミング
抽出部16は、該前処理出力に基づいてフレーム同期を
推定し、その同期をとるとともに、シンボルサンプラ1
5におけるサンプルタイミングを生成し、これをシンボ
ルサンプラ15に与える。シンボルサンプラ15は、与
えられたサンプルタイミングに基づいてサンプリング処
理を行なう。
また、タイミング抽出部16に供給される。タイミング
抽出部16は、該前処理出力に基づいてフレーム同期を
推定し、その同期をとるとともに、シンボルサンプラ1
5におけるサンプルタイミングを生成し、これをシンボ
ルサンプラ15に与える。シンボルサンプラ15は、与
えられたサンプルタイミングに基づいてサンプリング処
理を行なう。
【0011】シンボルサンプラ15の出力信号はまた、
オフセット周波数を検知するためのAFC回路17へ供
給される。AFC回路17は、供給された信号から上記
プリアンブルを取り出し、搬送波の位相偏移(送信時と
受信時における位相ずれ)を検出し、その検出した位相
偏差を周波数偏差に変換し、この変換出力をループフィ
ルタを介してミキサ13に供給する。ミキサ13は、供
給された信号をAFC信号すなわちオフセット周波数に
応じた信号としてシンボルレート変換部12の出力ベー
スバンド信号に乗じる。これにより、送信装置と受信装
置との間のキャリア周波数偏差が補正されるのである。
オフセット周波数を検知するためのAFC回路17へ供
給される。AFC回路17は、供給された信号から上記
プリアンブルを取り出し、搬送波の位相偏移(送信時と
受信時における位相ずれ)を検出し、その検出した位相
偏差を周波数偏差に変換し、この変換出力をループフィ
ルタを介してミキサ13に供給する。ミキサ13は、供
給された信号をAFC信号すなわちオフセット周波数に
応じた信号としてシンボルレート変換部12の出力ベー
スバンド信号に乗じる。これにより、送信装置と受信装
置との間のキャリア周波数偏差が補正されるのである。
【0012】シンボルサンプラ15の出力には上記のフ
ェージング補償部2が接続されている。フェージング補
償部2においては、シンボルサンプラ15の出力信号か
らパイロット信号を抽出するパイロットサンプラ21が
設けられている。パイロットサンプラ21の出力にはパ
イロット補間フィルタ22が接続されている。パイロッ
ト補間フィルタ22は複数のパイロット信号をサンプル
順に保持するシフトレジスタからなり、そのシフトレジ
スタの各保持パイロット信号を出力する。パイロット補
間フィルタ22には、パイロット補間フィルタ22から
出力される複素数をなすパイロット信号各々の複素共役
(・)*をとりそれらを加算することにより位相補償信
号を発生する複素共役回路23と、パイロット信号の各
々の絶対値の自乗|・|2をとりそれらの逆数1/|・
|2を加算することにより振幅補償信号を発生する絶対
値自乗回路24とが接続されている。なお、「・」はパ
イロット信号の複素数を示している。
ェージング補償部2が接続されている。フェージング補
償部2においては、シンボルサンプラ15の出力信号か
らパイロット信号を抽出するパイロットサンプラ21が
設けられている。パイロットサンプラ21の出力にはパ
イロット補間フィルタ22が接続されている。パイロッ
ト補間フィルタ22は複数のパイロット信号をサンプル
順に保持するシフトレジスタからなり、そのシフトレジ
スタの各保持パイロット信号を出力する。パイロット補
間フィルタ22には、パイロット補間フィルタ22から
出力される複素数をなすパイロット信号各々の複素共役
(・)*をとりそれらを加算することにより位相補償信
号を発生する複素共役回路23と、パイロット信号の各
々の絶対値の自乗|・|2をとりそれらの逆数1/|・
|2を加算することにより振幅補償信号を発生する絶対
値自乗回路24とが接続されている。なお、「・」はパ
イロット信号の複素数を示している。
【0013】フェージング補償部2においては、更に、
シンボルサンプラ15の出力に直接に接続された位相補
償回路25及び振幅補償回路26が設けられている。位
相補償回路25及び振幅補償回路26は共に乗算器から
なり、位相補償回路25はシンボルサンプラ15から出
力されるデータ信号又はパイロット信号に位相補償信号
を乗算する。振幅補償回路26は位相補償回路25から
出力される位相補償されたデータ信号又はパイロット信
号に振幅補償信号を乗算する。振幅補償回路26の出力
信号がフェージング補償部2においてフェージング補償
された信号として判定回路28に供給される。判定回路
28は供給されるデータ信号を基準値と比較してデータ
信号が論理0及び1のいずれであるかを判定し、判定回
路28の出力信号が復調された信号となる。
シンボルサンプラ15の出力に直接に接続された位相補
償回路25及び振幅補償回路26が設けられている。位
相補償回路25及び振幅補償回路26は共に乗算器から
なり、位相補償回路25はシンボルサンプラ15から出
力されるデータ信号又はパイロット信号に位相補償信号
を乗算する。振幅補償回路26は位相補償回路25から
出力される位相補償されたデータ信号又はパイロット信
号に振幅補償信号を乗算する。振幅補償回路26の出力
信号がフェージング補償部2においてフェージング補償
された信号として判定回路28に供給される。判定回路
28は供給されるデータ信号を基準値と比較してデータ
信号が論理0及び1のいずれであるかを判定し、判定回
路28の出力信号が復調された信号となる。
【0014】パイロットサンプラ21の出力には上記の
パイロット補間フィルタ22と共に本発明による移動速
度検出装置3が接続されている。移動速度検出装置3に
おいては、パイロットサンプラ21から出力されるパイ
ロット信号を入力信号とするFFT(高速フーリエ変換
器)31が設けられている。FFT31の出力には微分
回路32を介して最小値検出回路33が接続されてい
る。最小値検出回路33は微分回路32の出力信号のう
ちから最小値を検出する。最小値検出回路33の出力に
は乗算器34が接続され、乗算器34の出力信号が移動
体の速度を示す速度信号となる。
パイロット補間フィルタ22と共に本発明による移動速
度検出装置3が接続されている。移動速度検出装置3に
おいては、パイロットサンプラ21から出力されるパイ
ロット信号を入力信号とするFFT(高速フーリエ変換
器)31が設けられている。FFT31の出力には微分
回路32を介して最小値検出回路33が接続されてい
る。最小値検出回路33は微分回路32の出力信号のう
ちから最小値を検出する。最小値検出回路33の出力に
は乗算器34が接続され、乗算器34の出力信号が移動
体の速度を示す速度信号となる。
【0015】かかる構成の移動速度検出装置3におい
て、基地局の送信装置から伝送されるパイロット信号は
図3(a)に示すように一定した間隔TSsec毎に生じか
つその振幅は一定である。パイロット信号のスペクトル
では図3(b)に示すようにベースバンドで0Hzの位
置に垂直な線だけが生じることになる。このパイロット
信号は送信装置から送信されることにより、伝搬経路に
おいてフェージングの影響を受けて移動体に搭載された
端末の受信装置に達するため、例えば、図4(a)に示
すように周波数シフトが生じ振幅は一定でなく乱れる。
フェージングによる最大ドップラーシフトをfDとする
と、受信装置で受信されたパイロット信号は図4(b)
に示すように2fDのスペクトル幅を有することにな
る。fDはキャリア周波数fcと移動体速度vとの積に比
例するので、キャリア周波数fcは予め定められている
ならば、受信されたパイロット信号の最大ドップラーシ
フトfDを検知することにより移動体速度vを算出する
ことができる。この原理により本発明の移動速度検出装
置3は動作する。
て、基地局の送信装置から伝送されるパイロット信号は
図3(a)に示すように一定した間隔TSsec毎に生じか
つその振幅は一定である。パイロット信号のスペクトル
では図3(b)に示すようにベースバンドで0Hzの位
置に垂直な線だけが生じることになる。このパイロット
信号は送信装置から送信されることにより、伝搬経路に
おいてフェージングの影響を受けて移動体に搭載された
端末の受信装置に達するため、例えば、図4(a)に示
すように周波数シフトが生じ振幅は一定でなく乱れる。
フェージングによる最大ドップラーシフトをfDとする
と、受信装置で受信されたパイロット信号は図4(b)
に示すように2fDのスペクトル幅を有することにな
る。fDはキャリア周波数fcと移動体速度vとの積に比
例するので、キャリア周波数fcは予め定められている
ならば、受信されたパイロット信号の最大ドップラーシ
フトfDを検知することにより移動体速度vを算出する
ことができる。この原理により本発明の移動速度検出装
置3は動作する。
【0016】次に、本発明による移動速度検出装置3の
動作を説明する。受信された信号からパイロット信号が
パイロットサンプラ21によって抽出されると、その抽
出されたパイロット信号はFFT31に供給される。F
FT31自体の動作は周知であるので、ここでの説明は
省略する。FFT31の入力信号をx(n)とすると、
出力信号はX(k)が得られるとする。FFTの原理に
より、kは0,1,2,……N−1であり、角周波数と
はωk=2πk/NTSという関係になる。ただし、Nは
FFTの演算に用いるパイロット信号のサンプル数、T
Sはシンボル周期(sec)である。
動作を説明する。受信された信号からパイロット信号が
パイロットサンプラ21によって抽出されると、その抽
出されたパイロット信号はFFT31に供給される。F
FT31自体の動作は周知であるので、ここでの説明は
省略する。FFT31の入力信号をx(n)とすると、
出力信号はX(k)が得られるとする。FFTの原理に
より、kは0,1,2,……N−1であり、角周波数と
はωk=2πk/NTSという関係になる。ただし、Nは
FFTの演算に用いるパイロット信号のサンプル数、T
Sはシンボル周期(sec)である。
【0017】受信されたパイロット信号がフェージング
の影響を受けているとすると、そのスペクトル、すなわ
ちX(k)は図5に示すようにマルチパス伝搬モデルに
よりU型を示すことになる。FFT31の出力信号X
(k)が微分回路32に供給されると、微分回路32か
らはX(k)の勾配であるX(k)−X(k−1)が得
られる。負の値で傾きが最大となるときのkに対応する
ωkにおける周波数が最大ドップラーシフトfDに相当す
る。よって、微分回路32の出力信号のうちから最小値
が最小値検出回路33によって最大ドップラーシフトf
Dとして検出されて乗算器34に供給される。乗算器3
4は最大ドップラーシフトfDを用いて移動速度vを v=c・fD/fc なる式から算出する。ここで、cは光速である。
の影響を受けているとすると、そのスペクトル、すなわ
ちX(k)は図5に示すようにマルチパス伝搬モデルに
よりU型を示すことになる。FFT31の出力信号X
(k)が微分回路32に供給されると、微分回路32か
らはX(k)の勾配であるX(k)−X(k−1)が得
られる。負の値で傾きが最大となるときのkに対応する
ωkにおける周波数が最大ドップラーシフトfDに相当す
る。よって、微分回路32の出力信号のうちから最小値
が最小値検出回路33によって最大ドップラーシフトf
Dとして検出されて乗算器34に供給される。乗算器3
4は最大ドップラーシフトfDを用いて移動速度vを v=c・fD/fc なる式から算出する。ここで、cは光速である。
【0018】なお、上記した実施例においては、ディジ
タルデータを伝送するための線形変調方式として16Q
AM変調を用いた移動通信システムにおける移動速度検
出装置を示したが、この変調方式に限らず、他の変調方
式の移動通信システムにも本発明を適用することができ
る。
タルデータを伝送するための線形変調方式として16Q
AM変調を用いた移動通信システムにおける移動速度検
出装置を示したが、この変調方式に限らず、他の変調方
式の移動通信システムにも本発明を適用することができ
る。
【0019】
【発明の効果】以上の如く、本発明の移動速度検出装置
においては、予め定められた内容を示すパターン信号を
所定間隔毎に含む無線送信信号を受信する移動体の受信
装置の受信信号からパイロット信号を抽出し、抽出した
パイロット信号を高速フーリエ変換することにより抽出
したパイロット信号の最大ドップラーシフトを検出し、
最大ドップラーシフトと送信信号のキャリア周波数とに
基づいて移動体の移動速度を算出することが行なわれ
る。よって、速度センサを設けずに移動体の移動速度を
検出することができる。これにより、速度センサを容易
に設けることができなかった移動体においても上記のよ
うな移動通信システムの少なくとも受信装置があれば移
動体の移動速度を検出することができる。
においては、予め定められた内容を示すパターン信号を
所定間隔毎に含む無線送信信号を受信する移動体の受信
装置の受信信号からパイロット信号を抽出し、抽出した
パイロット信号を高速フーリエ変換することにより抽出
したパイロット信号の最大ドップラーシフトを検出し、
最大ドップラーシフトと送信信号のキャリア周波数とに
基づいて移動体の移動速度を算出することが行なわれ
る。よって、速度センサを設けずに移動体の移動速度を
検出することができる。これにより、速度センサを容易
に設けることができなかった移動体においても上記のよ
うな移動通信システムの少なくとも受信装置があれば移
動体の移動速度を検出することができる。
【図1】伝送データ信号の構成を示す図である。
【図2】本発明による移動速度検出装置を含む移動通信
システムの端末の受信装置を示すブロック図である。
システムの端末の受信装置を示すブロック図である。
【図3】移動速度検出の原理を説明するための送信側の
パイロット信号及びそのスペクトルを示す図である。
パイロット信号及びそのスペクトルを示す図である。
【図4】移動速度検出の原理を説明するための受信側の
パイロット信号及びそのスペクトルを示す図である。
パイロット信号及びそのスペクトルを示す図である。
【図5】受信されたパイロット信号のスペクトルを示す
図である。
図である。
2 フェージング補償部 3 移動速度検出装置 11 ダウンコンバート・サンプリング・量子化部 15 シンボルサンプラ 21 パイロットサンプラ 22 パイロット補間フィルタ 25 位相補償回路 26 振幅補償回路 31 FFT 32 微分回路 33 最小値検出回路 34 乗算器
Claims (3)
- 【請求項1】 予め定められた内容を示すパターン信号
を所定間隔毎に含む無線送信信号を受信する受信装置を
備えた移動体の移動速度を検出する移動速度検出装置で
あって、前記受信装置の受信信号からパイロット信号を
抽出する抽出手段と、 前記抽出手段によって抽出されたパイロット信号を高速
フーリエ変換する高速フーリエ変換手段と、 前記高速フーリエ変換手段の出力信号から前記抽出され
たパイロット信号の最大ドップラーシフトを検出する検
出手段と、 前記最大ドップラーシフトと前記送信信号のキャリア周
波数とに基づいて前記移動体の移動速度を算出する算出
手段と、からなることを特徴とする移動速度検出装置。 - 【請求項2】 前記検出手段は微分回路を有し、前記微
分回路によって前記高速フーリエ変換手段のサンプル毎
の勾配が得られそのサンプル毎の勾配のうちの最小値が
前記最大ドップラーシフトとして得られることを特徴と
する請求項1記載の移動速度検出装置。 - 【請求項3】 前記算出手段は前記移動速度をv、前記
最大ドップラーシフトをfD、前記キャリア周波数を
fc、光速をcとすると、 v=c・fD/fc なる式から前記移動速度を算出することを特徴とする請
求項1記載の移動速度検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5290727A JPH07140232A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 受信装置を搭載した移動体の移動速度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5290727A JPH07140232A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 受信装置を搭載した移動体の移動速度検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07140232A true JPH07140232A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=17759747
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5290727A Pending JPH07140232A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 受信装置を搭載した移動体の移動速度検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07140232A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002078221A1 (fr) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif et procede d'estimation de la variation du trajet de propagation |
| EP1603360A1 (en) | 2004-06-04 | 2005-12-07 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Velocity estimation apparatus in mobile communication environments |
| US7043207B2 (en) | 2003-01-30 | 2006-05-09 | Fujitsu Limited | Fading frequency estimating apparatus |
| WO2007117026A1 (ja) * | 2006-04-11 | 2007-10-18 | Mitsubishi Electric Corporation | 移動体端末の移動速度検出装置 |
| US7340277B2 (en) | 2000-11-30 | 2008-03-04 | Nec Corporation | Adaptive antenna for controlling the weighting on a plurality of antenna elements |
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| JP2016522398A (ja) * | 2013-04-16 | 2016-07-28 | アルカテル−ルーセント | ワイヤレス・ネットワークにおけるユーザ・スピードの推定のための方法およびシステム |
-
1993
- 1993-11-19 JP JP5290727A patent/JPH07140232A/ja active Pending
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| US9673922B2 (en) | 2013-04-16 | 2017-06-06 | Alcatel Lucent | Method and system for user speed estimation in wireless networks |
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