JPH07140241A - 移動体の位置検出装置 - Google Patents
移動体の位置検出装置Info
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- JPH07140241A JPH07140241A JP5291049A JP29104993A JPH07140241A JP H07140241 A JPH07140241 A JP H07140241A JP 5291049 A JP5291049 A JP 5291049A JP 29104993 A JP29104993 A JP 29104993A JP H07140241 A JPH07140241 A JP H07140241A
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- Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 建物等の内部に存在する人や物品等の移動体
の位置を検出できる移動体の位置検出装置を提供する。 【構成】 互いに離間して配置された第一、第二の超音
波発信装置A、Bから、互いに同期して、かつ識別可能
な第一、第二の超音波パルス信号spA、spBを一定時
間間隔で発信する。移動体に装着された超音波受信装置
Mは、超音波パルス信号spA、spBが受信されるまで
の伝播時間tAM、tBMを計測する。演算手段はこれら伝
播時間tAM、tBMに基づいて移動体の二次元的な位置を
求める。
の位置を検出できる移動体の位置検出装置を提供する。 【構成】 互いに離間して配置された第一、第二の超音
波発信装置A、Bから、互いに同期して、かつ識別可能
な第一、第二の超音波パルス信号spA、spBを一定時
間間隔で発信する。移動体に装着された超音波受信装置
Mは、超音波パルス信号spA、spBが受信されるまで
の伝播時間tAM、tBMを計測する。演算手段はこれら伝
播時間tAM、tBMに基づいて移動体の二次元的な位置を
求める。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物等の内部に存在す
る人や物品等の位置を求めるに好適な移動体の位置検出
装置に関するものである。
る人や物品等の位置を求めるに好適な移動体の位置検出
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、建物等の内部にいる、も
しくは出入りする人や物品等の移動体の動きを管理する
ために、バーコードシステム、磁気カードシステム、電
子タグシステムなどが用いられている。これらのシステ
ムは、バーコード、磁気カード、電子タグ等を移動体に
備えさせ、それらの情報を建物等の内部もしくは出入口
に配置されたセンサーによって検知、判別するものであ
る。
しくは出入りする人や物品等の移動体の動きを管理する
ために、バーコードシステム、磁気カードシステム、電
子タグシステムなどが用いられている。これらのシステ
ムは、バーコード、磁気カード、電子タグ等を移動体に
備えさせ、それらの情報を建物等の内部もしくは出入口
に配置されたセンサーによって検知、判別するものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の建物
等の内部にいる、もしくは出入りする移動体の動きを管
理するシステムにおいては、センサーの感知範囲内に対
象とする移動体が存在するかしないか、あるいはチェッ
クポイントを通過したかしないかを検知する機能のみを
有し、移動体の位置までは知ることはできなかった。そ
のため、例えば、ある特定の人に電話がかかってきたと
き、その人が広いフロアー内のどこかにいることがわか
っている場合でも、その人がフロアー内のどの位置にい
るかがわからないため、その人の近くの電話機に自動的
に電話を転送するというシステムを構築することは困難
であった。
等の内部にいる、もしくは出入りする移動体の動きを管
理するシステムにおいては、センサーの感知範囲内に対
象とする移動体が存在するかしないか、あるいはチェッ
クポイントを通過したかしないかを検知する機能のみを
有し、移動体の位置までは知ることはできなかった。そ
のため、例えば、ある特定の人に電話がかかってきたと
き、その人が広いフロアー内のどこかにいることがわか
っている場合でも、その人がフロアー内のどの位置にい
るかがわからないため、その人の近くの電話機に自動的
に電話を転送するというシステムを構築することは困難
であった。
【0004】本発明は、前記の事情に鑑みてなされたも
のであって、建物等の内部に存在する人や物品等の移動
体の位置を検出できる移動体の位置検出装置を提供する
ことを目的とする。
のであって、建物等の内部に存在する人や物品等の移動
体の位置を検出できる移動体の位置検出装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の移動体の
位置検出装置は、互いに離間して配置され、互いに同期
して、かつ識別可能な第一、第二の超音波パルス信号を
発信する第一、第二の超音波発信装置と、移動体に装着
され、前記第一、第二の超音波パルス信号を受信する超
音波受信装置と、前記第一、第二の超音波発信装置から
一定時間間隔で発信される前記第一、第二の超音波パル
ス信号が前記超音波受信装置に受信されるまでの伝播時
間に基づいて前記移動体の第一、第二の超音波発信装置
からの距離を求め、前記移動体の二次元的な位置を求め
る演算手段とを具備してなることを特徴とするものであ
る。
位置検出装置は、互いに離間して配置され、互いに同期
して、かつ識別可能な第一、第二の超音波パルス信号を
発信する第一、第二の超音波発信装置と、移動体に装着
され、前記第一、第二の超音波パルス信号を受信する超
音波受信装置と、前記第一、第二の超音波発信装置から
一定時間間隔で発信される前記第一、第二の超音波パル
ス信号が前記超音波受信装置に受信されるまでの伝播時
間に基づいて前記移動体の第一、第二の超音波発信装置
からの距離を求め、前記移動体の二次元的な位置を求め
る演算手段とを具備してなることを特徴とするものであ
る。
【0006】請求項2記載の移動体の位置検出装置は、
請求項1記載の移動体の位置検出装置において、前記移
動体の位置を求める際に、距離が既知である基準点間を
超音波が伝播する時間を測定することによって音速を求
め、該音速を用いて前記第一、第二の超音波パルス信号
が前記超音波受信装置に受信されるまでの伝播時間から
前記移動体の第一、第二の超音波発信装置からの距離を
求め、前記移動体の二次元的な位置を求めることを特徴
とするものである。
請求項1記載の移動体の位置検出装置において、前記移
動体の位置を求める際に、距離が既知である基準点間を
超音波が伝播する時間を測定することによって音速を求
め、該音速を用いて前記第一、第二の超音波パルス信号
が前記超音波受信装置に受信されるまでの伝播時間から
前記移動体の第一、第二の超音波発信装置からの距離を
求め、前記移動体の二次元的な位置を求めることを特徴
とするものである。
【0007】
【作用】請求項1記載の移動体の位置検出装置では、互
いに離間して配置された第一、第二の超音波発信装置が
一定時間間隔で互いに同期して、かつ識別可能な第一、
第二の超音波パルス信号を発信する。移動体に装着され
た超音波受信装置は前記第一、台二の超音波パルス信号
が前記第一、第二の超音波発信装置から該超音波受信装
置まで伝播するのに要した時間をそれぞれ計測する。そ
して、演算手段においてこれら伝播時間から前記第一、
第二の超音波発生装置から前記超音波受信装置までの距
離を算出し、前記超音波受信装置を装着する前記移動体
の二次元的な位置を求める。
いに離間して配置された第一、第二の超音波発信装置が
一定時間間隔で互いに同期して、かつ識別可能な第一、
第二の超音波パルス信号を発信する。移動体に装着され
た超音波受信装置は前記第一、台二の超音波パルス信号
が前記第一、第二の超音波発信装置から該超音波受信装
置まで伝播するのに要した時間をそれぞれ計測する。そ
して、演算手段においてこれら伝播時間から前記第一、
第二の超音波発生装置から前記超音波受信装置までの距
離を算出し、前記超音波受信装置を装着する前記移動体
の二次元的な位置を求める。
【0008】請求項2記載の移動体の位置検出装置で
は、移動体の位置を求める際に、距離が既知である基準
点間を超音波が伝播する時間を測定することによって音
速を求め、その音速を用いて前記第一、台二の超音波パ
ルス信号の伝播時間から前記第一、第二の超音波発生装
置から前記超音波受信装置までの距離を算出し、前記超
音波受信装置を装着する前記移動体の二次元的な位置を
求める。
は、移動体の位置を求める際に、距離が既知である基準
点間を超音波が伝播する時間を測定することによって音
速を求め、その音速を用いて前記第一、台二の超音波パ
ルス信号の伝播時間から前記第一、第二の超音波発生装
置から前記超音波受信装置までの距離を算出し、前記超
音波受信装置を装着する前記移動体の二次元的な位置を
求める。
【0009】
【実施例】以下、本発明の移動体の位置検出装置の実施
例を説明する。始めに、本装置の作動原理(基本的原
理)について、図3を参照して説明する。
例を説明する。始めに、本装置の作動原理(基本的原
理)について、図3を参照して説明する。
【0010】図3に示すように二次元空間に離間して配
置された超音波発信装置(以下、発信装置もしくは装置
と略称する)A及びBから発信された超音波が移動体に
装着された超音波受信装置(以下、受信装置もしくは装
置と略称する)Mに伝播する時間を測定することによっ
て、受信装置Mを装着する移動体の二次元的な位置が求
められることを説明する。なお、発信装置A及びBが配
置されている位置と移動体が移動しうる範囲全域に渡っ
て空間的な温度、湿度等の分布は無視し得る程度に小さ
く、無風状態であると仮定する。ここで、発信装置A、
B間の距離lABは既知であり、発信装置A及びBから受
信装置Mまでの距離lAM、lBMは未知である。そして、
距離lAB、lAM及びlBMを超音波が伝播する時間をそれ
ぞれtAB、tAM及びtBMとする。また、受信装置Mの位
置から発信装置AとBとを結ぶ線分に垂線を下ろし、そ
の垂線の足を位置Pとする。そして、受信装置Mから位
置Pまでの距離をlPMとし、距離lPMを超音波が伝播す
る時間をtPMとする。同様に、発信装置Aから位置Pま
での距離をlAP、距離lAPを超音波が伝播する時間をt
APとし、発信装置Bから位置Pまでの距離をlBP、距離
lBPを超音波が伝播する時間をtBPとする。
置された超音波発信装置(以下、発信装置もしくは装置
と略称する)A及びBから発信された超音波が移動体に
装着された超音波受信装置(以下、受信装置もしくは装
置と略称する)Mに伝播する時間を測定することによっ
て、受信装置Mを装着する移動体の二次元的な位置が求
められることを説明する。なお、発信装置A及びBが配
置されている位置と移動体が移動しうる範囲全域に渡っ
て空間的な温度、湿度等の分布は無視し得る程度に小さ
く、無風状態であると仮定する。ここで、発信装置A、
B間の距離lABは既知であり、発信装置A及びBから受
信装置Mまでの距離lAM、lBMは未知である。そして、
距離lAB、lAM及びlBMを超音波が伝播する時間をそれ
ぞれtAB、tAM及びtBMとする。また、受信装置Mの位
置から発信装置AとBとを結ぶ線分に垂線を下ろし、そ
の垂線の足を位置Pとする。そして、受信装置Mから位
置Pまでの距離をlPMとし、距離lPMを超音波が伝播す
る時間をtPMとする。同様に、発信装置Aから位置Pま
での距離をlAP、距離lAPを超音波が伝播する時間をt
APとし、発信装置Bから位置Pまでの距離をlBP、距離
lBPを超音波が伝播する時間をtBPとする。
【0011】前述した仮定により、二地点間の距離l
と、その距離lを超音波が伝播する時間tとは比例関係
にあり、直角三角形における三平方の定理に基づき次の
二式を得る。 tPM 2=tBM 2−tBP 2 (式1) tPM 2=tAM 2−tAP 2 (式2) また、位置Pは発信装置AとBを結ぶ線分上にあるの
で、 tAB=tAP+tBP (式3) が成り立ち、この式3を変形して次の式4が得られる。 tBP=tAB−tAP (式4) 式1と式2より、 tBM 2−tBP 2=tAM 2−tAP 2 (式5) 式5に式4を代入すれば次の式6が得られる。 tAP=(tAM 2−tBM 2+tAB 2)/(2tAB) (式6) よって、tAM、tBM及びtABがわかれば、式6からtAP
が求まり、このtAPと測定したtABから式4によってt
BPが求められる。さらに、算出されたtAPもしくはtBP
と、測定したtAMもしくはtBMとから、それぞれ、式2
もしくは式1によってtPMが求められる。すなわち、t
AM、tBM及びtABを測定することにより、発信装置Aも
しくはBに対する受信装置Mの位置(座標)は超音波の
伝播時間(tPM、tAP)もしくは(tPM、tBP)で表わ
すことができる。
と、その距離lを超音波が伝播する時間tとは比例関係
にあり、直角三角形における三平方の定理に基づき次の
二式を得る。 tPM 2=tBM 2−tBP 2 (式1) tPM 2=tAM 2−tAP 2 (式2) また、位置Pは発信装置AとBを結ぶ線分上にあるの
で、 tAB=tAP+tBP (式3) が成り立ち、この式3を変形して次の式4が得られる。 tBP=tAB−tAP (式4) 式1と式2より、 tBM 2−tBP 2=tAM 2−tAP 2 (式5) 式5に式4を代入すれば次の式6が得られる。 tAP=(tAM 2−tBM 2+tAB 2)/(2tAB) (式6) よって、tAM、tBM及びtABがわかれば、式6からtAP
が求まり、このtAPと測定したtABから式4によってt
BPが求められる。さらに、算出されたtAPもしくはtBP
と、測定したtAMもしくはtBMとから、それぞれ、式2
もしくは式1によってtPMが求められる。すなわち、t
AM、tBM及びtABを測定することにより、発信装置Aも
しくはBに対する受信装置Mの位置(座標)は超音波の
伝播時間(tPM、tAP)もしくは(tPM、tBP)で表わ
すことができる。
【0012】以下、上記基本原理に基づいて作動する本
発明の移動体の位置検出装置の実施例を図1、図2及び
図4ないし図6を参照して説明する。図1は本発明の実
施例である移動体の位置検出装置の構成を示すブロック
図であり、図2は実際に本装置を使用している状況を示
す概念図である。移動体の位置検出装置は、超音波発信
装置A及びBと、超音波受信装置Mと、中継装置Uと、
監視装置Sとから構成され、図2に示すように、各部屋
Rごとに超音波発信装置A及びBと中継装置Uとが配置
され、各部屋R内を移動し、また、一つの部屋Rから他
の部屋Rへ移動しうる人(移動体)それぞれが超音波受
信装置Mを装着している。ここで複数の部屋R…のそれ
ぞれに配置された中継装置U…には、各々が配置された
部屋Rに対応する固有の識別符号が付けられ、また、複
数の人がそれぞれ装着する受信装置M…にも、各々を装
着する人に対応する固有の識別符号が付けられている。
なお、各部屋ごとに内部全域に渡って空間的な温度、湿
度等の分布は無視し得る程度に小さく、無風状態である
とする。
発明の移動体の位置検出装置の実施例を図1、図2及び
図4ないし図6を参照して説明する。図1は本発明の実
施例である移動体の位置検出装置の構成を示すブロック
図であり、図2は実際に本装置を使用している状況を示
す概念図である。移動体の位置検出装置は、超音波発信
装置A及びBと、超音波受信装置Mと、中継装置Uと、
監視装置Sとから構成され、図2に示すように、各部屋
Rごとに超音波発信装置A及びBと中継装置Uとが配置
され、各部屋R内を移動し、また、一つの部屋Rから他
の部屋Rへ移動しうる人(移動体)それぞれが超音波受
信装置Mを装着している。ここで複数の部屋R…のそれ
ぞれに配置された中継装置U…には、各々が配置された
部屋Rに対応する固有の識別符号が付けられ、また、複
数の人がそれぞれ装着する受信装置M…にも、各々を装
着する人に対応する固有の識別符号が付けられている。
なお、各部屋ごとに内部全域に渡って空間的な温度、湿
度等の分布は無視し得る程度に小さく、無風状態である
とする。
【0013】前記超音波発信装置Aは、図1に示すよう
に、クロックパルス発生器21と、計測パルス発生器2
2と、超音波送信器23とによって構成されている。ク
ロックパルス発生器21は水晶振動子24に基づいて時
間計測のもととなる基本クロックパルスを発生し、発生
した基本クロックパルスを計測パルス発生器22に出力
する。計測パルス発生器22は、この基本クロックパル
スに基づいて、例えば200msの周期の計測パルス信
号mpAを発生し、超音波送信器23に出力する。そし
て、超音波送信器23は計測パルス信号mpAを受ける
ごとに超音波パルス信号spAを発生し、超音波発信装
置Aが配置されている部屋内全域へと発信出力する。こ
の装置Aにおいて計測パルス発生器22が出力する計測
パルス信号mpAの波形を図5(イ)の上段に、超音波
送信器23が出力する超音波パルス信号spAの波形を
図5(イ)の下段にそれぞれ示す。
に、クロックパルス発生器21と、計測パルス発生器2
2と、超音波送信器23とによって構成されている。ク
ロックパルス発生器21は水晶振動子24に基づいて時
間計測のもととなる基本クロックパルスを発生し、発生
した基本クロックパルスを計測パルス発生器22に出力
する。計測パルス発生器22は、この基本クロックパル
スに基づいて、例えば200msの周期の計測パルス信
号mpAを発生し、超音波送信器23に出力する。そし
て、超音波送信器23は計測パルス信号mpAを受ける
ごとに超音波パルス信号spAを発生し、超音波発信装
置Aが配置されている部屋内全域へと発信出力する。こ
の装置Aにおいて計測パルス発生器22が出力する計測
パルス信号mpAの波形を図5(イ)の上段に、超音波
送信器23が出力する超音波パルス信号spAの波形を
図5(イ)の下段にそれぞれ示す。
【0014】前記超音波発信装置Bは、クロックパルス
発生器31と、計測パルス発生器32と、超音波送受信
器33と、時間計測回路34と、送信回路35とによっ
て構成されている。そして、前述した超音波発信装置A
における構成と同様に、水晶振動子36に基づいてクロ
ックパルス発生器31は基本クロックパルスを発生・出
力し、計測パルス発生器32はこの基本クロックパルス
に基づいて周期200msの計測パルス信号mpBを発
生・出力し、超音波送受信器33は計測パルス信号mp
Bを受けるごとに超音波パルス信号spBを発生し、部屋
内全域へと発信出力する。この装置Bにおいて計測パル
ス発生器32が出力する計測パルス信号mpBの波形を
図5(ロ)の上段に、超音波送受信器33が出力する超
音波パルス信号spBの波形を図5(ロ)の下段にそれ
ぞれ示す。前述した図5(イ)及びこの図5(ロ)に示
されるように、超音波発信装置Aの計測パルス発生器2
2が発生する計測パルス信号mpAと超音波発信装置B
の計測パルス発生器32が発生する計測パルス信号mp
Bとは完全に同期が取られている。また、後述するよう
に、超音波受信装置Mにおいて発信装置Aから発信され
た超音波パルス信号spAと発信装置Bから発信された
超音波パルス信号spBとが識別されるよう、それぞれ
の超音波パルス信号spA、spBは周波数の異なるもの
とされている。
発生器31と、計測パルス発生器32と、超音波送受信
器33と、時間計測回路34と、送信回路35とによっ
て構成されている。そして、前述した超音波発信装置A
における構成と同様に、水晶振動子36に基づいてクロ
ックパルス発生器31は基本クロックパルスを発生・出
力し、計測パルス発生器32はこの基本クロックパルス
に基づいて周期200msの計測パルス信号mpBを発
生・出力し、超音波送受信器33は計測パルス信号mp
Bを受けるごとに超音波パルス信号spBを発生し、部屋
内全域へと発信出力する。この装置Bにおいて計測パル
ス発生器32が出力する計測パルス信号mpBの波形を
図5(ロ)の上段に、超音波送受信器33が出力する超
音波パルス信号spBの波形を図5(ロ)の下段にそれ
ぞれ示す。前述した図5(イ)及びこの図5(ロ)に示
されるように、超音波発信装置Aの計測パルス発生器2
2が発生する計測パルス信号mpAと超音波発信装置B
の計測パルス発生器32が発生する計測パルス信号mp
Bとは完全に同期が取られている。また、後述するよう
に、超音波受信装置Mにおいて発信装置Aから発信され
た超音波パルス信号spAと発信装置Bから発信された
超音波パルス信号spBとが識別されるよう、それぞれ
の超音波パルス信号spA、spBは周波数の異なるもの
とされている。
【0015】また、超音波送受信器33は発信装置Aの
超音波送信器23が発信した超音波パルス信号spAを
受信し、時間計測回路34へ受信信号を出力する。時間
計測回路34は計測パルス発生器32が発生する計測パ
ルス信号mpBを受けた時点からクロックパルス発生器
31の出力のカウントを開始し、超音波送受信器33か
ら受信信号を受けた時点で基本クロックパルスのカウン
トを停止して時間計測を終了する。これによって、発信
装置A、B間の距離lABを超音波が伝播するのに要した
時間tABを検出し、その結果を送信回路35へと送る。
送信回路35は、この計測結果を電波に乗せ、中継装置
Uに送信する。
超音波送信器23が発信した超音波パルス信号spAを
受信し、時間計測回路34へ受信信号を出力する。時間
計測回路34は計測パルス発生器32が発生する計測パ
ルス信号mpBを受けた時点からクロックパルス発生器
31の出力のカウントを開始し、超音波送受信器33か
ら受信信号を受けた時点で基本クロックパルスのカウン
トを停止して時間計測を終了する。これによって、発信
装置A、B間の距離lABを超音波が伝播するのに要した
時間tABを検出し、その結果を送信回路35へと送る。
送信回路35は、この計測結果を電波に乗せ、中継装置
Uに送信する。
【0016】前記超音波受信装置Mは、超音波受信器4
1と、フィルタ回路42と、クロックパルス発生器43
と、計測パルス発生器44と、時間計測回路45と、送
信回路46とによって構成されている。この受信装置M
においても、前述した発信装置A及びBと全く同様に、
水晶振動子47に基づいてクロックパルス発生器43は
基本クロックパルスを発生して計測パルス発生器44及
び時間計測回路45に出力し、計測パルス発生器44は
この基本クロックパルスに基づいて周期200msの計
測パルス信号mpMを発生して時間計測回路45に供給
している。そして、図4に示すように、発信装置A、B
と受信装置Mのそれぞれを構成する計測パルス発生器2
2、32及び44が発生する計測パルス信号mpA、m
pB及びmpMは完全に同期が取られている。なお、図4
においてTは計測パルス信号mpA、mpB及びmpMの
周期200msを示す。
1と、フィルタ回路42と、クロックパルス発生器43
と、計測パルス発生器44と、時間計測回路45と、送
信回路46とによって構成されている。この受信装置M
においても、前述した発信装置A及びBと全く同様に、
水晶振動子47に基づいてクロックパルス発生器43は
基本クロックパルスを発生して計測パルス発生器44及
び時間計測回路45に出力し、計測パルス発生器44は
この基本クロックパルスに基づいて周期200msの計
測パルス信号mpMを発生して時間計測回路45に供給
している。そして、図4に示すように、発信装置A、B
と受信装置Mのそれぞれを構成する計測パルス発生器2
2、32及び44が発生する計測パルス信号mpA、m
pB及びmpMは完全に同期が取られている。なお、図4
においてTは計測パルス信号mpA、mpB及びmpMの
周期200msを示す。
【0017】超音波受信器41は発信装置A、Bからそ
れぞれ発信された超音波パルス信号spA、spBを受信
し、受信した超音波パルス信号spA、spBをフィルタ
回路42に送る。フィルタ回路42は発信装置Aからの
超音波パルス信号spAを受信するための第一のフィル
タと、発信装置Bからの超音波パルス信号spBを受信
するための第二のフィルタを有しており、超音波受信器
41から送られる信号からそれぞれを分別し、発信装置
Aからの超音波パルス信号spAを受信した場合は信号
FAを、発信装置Bからの超音波パルス信号spBを受
信した場合は信号FBを、それぞれ時間計測回路45へ
出力する。時間計測回路45は、前述した発信装置Bに
おける時間計測回路34と同様に、計測パルス発生器4
4からの計測パルス信号mpMを受けてクロックパルス
のカウント、すなわち時間計測を開始し、信号FAが到
達するまでの時間tAM及び信号FBが到達するまでの時
間tBMを検出する。この装置Mにおいて計測パルス発生
器44が出力する計測パルス信号mpMの波形を図6の
上段に、超音波受信器41が受信する超音波パルス信号
spA及びspBの波形を図6の下段にそれぞれ示す。こ
の図に示されるように、発信装置Aから受信装置Mまで
の超音波の伝播時間tAMと、発信装置Bから受信装置M
までの超音波の伝播時間tBMとを計測して、その結果t
AM、tBMを送信回路46に送る。送信回路46は超音波
の伝播時間tAM、tBMに、それぞれが装置AからMまで
の伝播時間であるか装置BからMまでの伝播時間である
かを識別する識別符号を付け、受信装置M自身の識別符
号と共に、電波に乗せて中継装置Uに送信する。
れぞれ発信された超音波パルス信号spA、spBを受信
し、受信した超音波パルス信号spA、spBをフィルタ
回路42に送る。フィルタ回路42は発信装置Aからの
超音波パルス信号spAを受信するための第一のフィル
タと、発信装置Bからの超音波パルス信号spBを受信
するための第二のフィルタを有しており、超音波受信器
41から送られる信号からそれぞれを分別し、発信装置
Aからの超音波パルス信号spAを受信した場合は信号
FAを、発信装置Bからの超音波パルス信号spBを受
信した場合は信号FBを、それぞれ時間計測回路45へ
出力する。時間計測回路45は、前述した発信装置Bに
おける時間計測回路34と同様に、計測パルス発生器4
4からの計測パルス信号mpMを受けてクロックパルス
のカウント、すなわち時間計測を開始し、信号FAが到
達するまでの時間tAM及び信号FBが到達するまでの時
間tBMを検出する。この装置Mにおいて計測パルス発生
器44が出力する計測パルス信号mpMの波形を図6の
上段に、超音波受信器41が受信する超音波パルス信号
spA及びspBの波形を図6の下段にそれぞれ示す。こ
の図に示されるように、発信装置Aから受信装置Mまで
の超音波の伝播時間tAMと、発信装置Bから受信装置M
までの超音波の伝播時間tBMとを計測して、その結果t
AM、tBMを送信回路46に送る。送信回路46は超音波
の伝播時間tAM、tBMに、それぞれが装置AからMまで
の伝播時間であるか装置BからMまでの伝播時間である
かを識別する識別符号を付け、受信装置M自身の識別符
号と共に、電波に乗せて中継装置Uに送信する。
【0018】中継装置Uは、前述したとおり、各部屋ご
とに配置されていて、発信装置Bからは超音波伝播時間
tABを、部屋内の人が携帯する受信装置Mからは超音波
伝播時間tAM、tBMとそれらの識別符号、及び装置M自
身の識別符号を受信し、これらに中継装置U自身の識別
符号を付して監視装置Sに送信する。
とに配置されていて、発信装置Bからは超音波伝播時間
tABを、部屋内の人が携帯する受信装置Mからは超音波
伝播時間tAM、tBMとそれらの識別符号、及び装置M自
身の識別符号を受信し、これらに中継装置U自身の識別
符号を付して監視装置Sに送信する。
【0019】監視装置Sは、受信回路51と、信号処理
回路(演算手段)52と、表示装置53とから構成され
ている。受信回路51は前記中継装置Uからの信号を受
信し、信号処理回路52へ送る。信号処理回路52は超
音波伝播時間tABで既知である距離lABを除して部屋内
の音速を算出し、その音速に超音波伝播時間tAM、tBM
を乗じて距離lAM、lBMを算出する。これら算出された
距離lAM、lBMと既知である距離lABに基づいて受信装
置Mの位置を求め、それを表示装置53に出力する。そ
して、表示装置53は受信装置Mの位置を表示する。
回路(演算手段)52と、表示装置53とから構成され
ている。受信回路51は前記中継装置Uからの信号を受
信し、信号処理回路52へ送る。信号処理回路52は超
音波伝播時間tABで既知である距離lABを除して部屋内
の音速を算出し、その音速に超音波伝播時間tAM、tBM
を乗じて距離lAM、lBMを算出する。これら算出された
距離lAM、lBMと既知である距離lABに基づいて受信装
置Mの位置を求め、それを表示装置53に出力する。そ
して、表示装置53は受信装置Mの位置を表示する。
【0020】このような移動体の位置検出装置によれ
ば、各時点においてそれぞれの部屋R1、R2…にいる、
もしくは一つの部屋Rから他の部屋Rへ移動した複数の
人(受信装置M1、M2…)の位置を監視装置Sにおいて
把握することができ、例えば表示装置53の画面上に各
人の位置を描画して探索、追跡することができる。ま
た、受信装置Mを携行するある一人の人あての電話を受
信したときにその人が現在いる位置に最も近い電話機に
電話を自動的に転送するシステムも構築可能となる。さ
らに、この移動体の位置検出装置においては、位置の検
出方法が単純であることから簡易に構成することがで
き、安価に提供することができる。
ば、各時点においてそれぞれの部屋R1、R2…にいる、
もしくは一つの部屋Rから他の部屋Rへ移動した複数の
人(受信装置M1、M2…)の位置を監視装置Sにおいて
把握することができ、例えば表示装置53の画面上に各
人の位置を描画して探索、追跡することができる。ま
た、受信装置Mを携行するある一人の人あての電話を受
信したときにその人が現在いる位置に最も近い電話機に
電話を自動的に転送するシステムも構築可能となる。さ
らに、この移動体の位置検出装置においては、位置の検
出方法が単純であることから簡易に構成することがで
き、安価に提供することができる。
【0021】なお、上記実施例においては、発信装置
A、B及び受信装置Mが内蔵する計測パルス発生器2
2、32及び44が発生する計測パルス信号の周期Tを
200msとしたが、この周期Tは、発信装置A及びB
から発信された超音波パルス信号spA及びspBが受信
装置Mに到達するまでの時間より大きい適宜の値に設定
すればよい。すなわち、発信装置A及びBから受信装置
Mまでの距離が最大30m程度の場合、周期Tは200
ms以上となる。
A、B及び受信装置Mが内蔵する計測パルス発生器2
2、32及び44が発生する計測パルス信号の周期Tを
200msとしたが、この周期Tは、発信装置A及びB
から発信された超音波パルス信号spA及びspBが受信
装置Mに到達するまでの時間より大きい適宜の値に設定
すればよい。すなわち、発信装置A及びBから受信装置
Mまでの距離が最大30m程度の場合、周期Tは200
ms以上となる。
【0022】また、発信装置A、B及び受信装置Mが内
蔵する計測パルス発生器22、32及び44が発生する
計測パルスは完全に同期が取られているものとしたが、
移動体の位置検出装置の使用時間が長くなるに従って同
期の補正をする必要が生じうる。この場合、例えば、発
信装置A及びBがそれぞれ内蔵している計測パルス発生
器22もしくは32のいずれか一つを基準として、発信
装置A、B間は有線で信号を送り、移動体が備える受信
装置Mに対しては無線で電波信号を送り補正をすれば良
い。もちろん、発信装置間においても電波信号を用いて
補正はなし得るわけであり、状況に応じて適宜の方法を
選択すれば良い。
蔵する計測パルス発生器22、32及び44が発生する
計測パルスは完全に同期が取られているものとしたが、
移動体の位置検出装置の使用時間が長くなるに従って同
期の補正をする必要が生じうる。この場合、例えば、発
信装置A及びBがそれぞれ内蔵している計測パルス発生
器22もしくは32のいずれか一つを基準として、発信
装置A、B間は有線で信号を送り、移動体が備える受信
装置Mに対しては無線で電波信号を送り補正をすれば良
い。もちろん、発信装置間においても電波信号を用いて
補正はなし得るわけであり、状況に応じて適宜の方法を
選択すれば良い。
【0023】さらに、超音波発信装置A及びBから発信
される超音波パルス信号spA及びspBが超音波受信装
置Mにおいて識別可能とするための手段として周波数の
異なるものとする場合を例にあげて説明したが、変調し
て符号化する等の適宜の手段を採用すればよい。
される超音波パルス信号spA及びspBが超音波受信装
置Mにおいて識別可能とするための手段として周波数の
異なるものとする場合を例にあげて説明したが、変調し
て符号化する等の適宜の手段を採用すればよい。
【0024】なお、発信装置Bの構成を時間計測回路3
4及び送信回路35を有しないものとし、装置Aから発
信された超音波パルス信号spAが装置Bの超音波送受
信器33に受信された時点で、装置Bから再び超音波パ
ルス信号spB2を発信し、この装置Bから二度目に発信
される超音波パルス信号spB2を受信装置Mに受信させ
ることによって、この時点における超音波が発信装置
A、B間の距離lABを伝播するのに要する時間tABを計
測させることもできる。この場合の受信装置Mにおいて
計測パルス発生器44が出力する計測パルス信号mpM
の波形を図7の上段に、超音波受信器41が受信する超
音波パルス信号spA、spB及びspB2の波形を図7の
下段にそれぞれ示す。この場合、受信装置Mから中継装
置Uに送信される情報には、上記実施例で述べたものの
ほかに時間tABとその識別符号が加えられる。
4及び送信回路35を有しないものとし、装置Aから発
信された超音波パルス信号spAが装置Bの超音波送受
信器33に受信された時点で、装置Bから再び超音波パ
ルス信号spB2を発信し、この装置Bから二度目に発信
される超音波パルス信号spB2を受信装置Mに受信させ
ることによって、この時点における超音波が発信装置
A、B間の距離lABを伝播するのに要する時間tABを計
測させることもできる。この場合の受信装置Mにおいて
計測パルス発生器44が出力する計測パルス信号mpM
の波形を図7の上段に、超音波受信器41が受信する超
音波パルス信号spA、spB及びspB2の波形を図7の
下段にそれぞれ示す。この場合、受信装置Mから中継装
置Uに送信される情報には、上記実施例で述べたものの
ほかに時間tABとその識別符号が加えられる。
【0025】さらにこの場合、受信装置Mに演算手段も
内蔵させて音速及び距離lAM、lBMを算出し自身の位置
を求めさせ、その結果を中継装置Uに送信させることも
できる。また、受信装置Mに表示装置も備えさせれば、
装置Mに内蔵した演算手段で装置Mの位置を求めた場合
はもちろん、外部の監視装置Sで装置Mの位置を求めた
場合においても、その結果を装置Mに再送信することに
よって装置Mにおいて自身の位置を確認することができ
る。
内蔵させて音速及び距離lAM、lBMを算出し自身の位置
を求めさせ、その結果を中継装置Uに送信させることも
できる。また、受信装置Mに表示装置も備えさせれば、
装置Mに内蔵した演算手段で装置Mの位置を求めた場合
はもちろん、外部の監視装置Sで装置Mの位置を求めた
場合においても、その結果を装置Mに再送信することに
よって装置Mにおいて自身の位置を確認することができ
る。
【0026】上記の実施例は、二次元空間においてこの
発明を適用した場合であるが、新たな超音波発信装置を
加え移動体の三次元の位置を検出することも可能であ
る。すなわち、図8に示すように、一直線上には存在し
ない離間した三箇所に超音波発信装置A、B及びC配置
して用い、受信装置Mを備える移動体の三次元的な位置
を求めることができる。この場合も超音波の伝播時間を
測定して発信装置A、B及びCと受信装置Mとの距離l
AM、lBM、lCMを求める手順は前述の二次元的な位置を
求める場合と同様であり、既知である発信装置A、B間
の距離lAB、B、C間の距離lBC及びA、C間の距離l
ACと総合して、受信装置Mの三次元的な位置が求められ
る。
発明を適用した場合であるが、新たな超音波発信装置を
加え移動体の三次元の位置を検出することも可能であ
る。すなわち、図8に示すように、一直線上には存在し
ない離間した三箇所に超音波発信装置A、B及びC配置
して用い、受信装置Mを備える移動体の三次元的な位置
を求めることができる。この場合も超音波の伝播時間を
測定して発信装置A、B及びCと受信装置Mとの距離l
AM、lBM、lCMを求める手順は前述の二次元的な位置を
求める場合と同様であり、既知である発信装置A、B間
の距離lAB、B、C間の距離lBC及びA、C間の距離l
ACと総合して、受信装置Mの三次元的な位置が求められ
る。
【0027】以上説明した移動体の位置検出装置におい
ては、受信装置Mに到達する超音波には発信装置A、B
もしくはCから直接到達する直接波の他に壁面等で一度
反射した後に到達する反射波がありえるが、直接波と反
射波とでは、当然、直接波が先に受信装置Mに到達する
ので、これら二つの超音波は受信装置Mにおいて容易に
識別することができる。すなわち、計測パルス信号の発
生後に最初に受信した超音波パルス信号を採用すればよ
い。
ては、受信装置Mに到達する超音波には発信装置A、B
もしくはCから直接到達する直接波の他に壁面等で一度
反射した後に到達する反射波がありえるが、直接波と反
射波とでは、当然、直接波が先に受信装置Mに到達する
ので、これら二つの超音波は受信装置Mにおいて容易に
識別することができる。すなわち、計測パルス信号の発
生後に最初に受信した超音波パルス信号を採用すればよ
い。
【0028】また、時間測定に信号として超音波を用い
る理由は、建物の内部のような比較的短い距離の信号伝
播時間を測定する場合、電磁波のように伝播速度の早い
信号(伝播速度約30万km/s)を用いると十分な精
度で時間測定を行うことが難しく、それに比較して音速
(約340m/s)は遅く、適当なる値と言えるからで
ある。また、上記実施例のように建物内の複数の部屋に
発生装置A、Bを配置する場合、電磁波を信号として用
いると、電磁波は壁面の透過性が高いので隣接する部屋
に配置された発生装置から発信された信号が重複し誤動
作が生じやすいが、超音波を信号として用いると、超音
波は壁面の透過性が低いのでこの問題が起こることはな
い。さらに、電磁波を大出力で発信することには法規上
の問題があるが、超音波は可聴域を超えた音波であり大
出力で発信できる(特に周波数100kHz〜1MHzの範
囲)ので位置検出装置は広い範囲をカバーすることがで
きる。
る理由は、建物の内部のような比較的短い距離の信号伝
播時間を測定する場合、電磁波のように伝播速度の早い
信号(伝播速度約30万km/s)を用いると十分な精
度で時間測定を行うことが難しく、それに比較して音速
(約340m/s)は遅く、適当なる値と言えるからで
ある。また、上記実施例のように建物内の複数の部屋に
発生装置A、Bを配置する場合、電磁波を信号として用
いると、電磁波は壁面の透過性が高いので隣接する部屋
に配置された発生装置から発信された信号が重複し誤動
作が生じやすいが、超音波を信号として用いると、超音
波は壁面の透過性が低いのでこの問題が起こることはな
い。さらに、電磁波を大出力で発信することには法規上
の問題があるが、超音波は可聴域を超えた音波であり大
出力で発信できる(特に周波数100kHz〜1MHzの範
囲)ので位置検出装置は広い範囲をカバーすることがで
きる。
【0029】応用例として、本発明の移動体の位置検出
装置は一つの発信装置に受信装置とドップラー信号弁別
器を付加することにより侵入警報器として使用すること
ができる。すなわち、この侵入警報器が配置された区域
内(室内等)に人が存在しないはずの時間帯に発信装置
から発した超音波の反射波を受信装置で受信し、ドップ
ラー信号弁別器によってその超音波を反射した反射体が
移動していることが確認された場合には何者かが侵入し
たと判断し警報を発する装置として使用できる。例え
ば、ある催物会場で昼間催物が開催されている時間帯は
本発明の移動体の位置検出装置を受信装置を携帯する人
の位置を追跡するという本来の用途に使用し、夜間、会
場内には人が存在しないはずの時間帯には侵入警報器と
して用いることができる。
装置は一つの発信装置に受信装置とドップラー信号弁別
器を付加することにより侵入警報器として使用すること
ができる。すなわち、この侵入警報器が配置された区域
内(室内等)に人が存在しないはずの時間帯に発信装置
から発した超音波の反射波を受信装置で受信し、ドップ
ラー信号弁別器によってその超音波を反射した反射体が
移動していることが確認された場合には何者かが侵入し
たと判断し警報を発する装置として使用できる。例え
ば、ある催物会場で昼間催物が開催されている時間帯は
本発明の移動体の位置検出装置を受信装置を携帯する人
の位置を追跡するという本来の用途に使用し、夜間、会
場内には人が存在しないはずの時間帯には侵入警報器と
して用いることができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の移動体の
位置検出装置によれば、以下の効果を奏することができ
る。すなわち、請求項1記載の移動体の位置検出装置
は、離間して配置された第一、第二の超音波発信装置か
ら、互いに同期して、かつ識別可能な第一、第二超音波
パルス信号を発信し、移動体に装着された超音波受信装
置はこれら超音波パルス信号が該超音波受信装置に伝播
するのに要した時間を計測し、演算手段においてこれら
伝播時間に基づいて移動体の位置を求めているので、建
物内部等を時々刻々移動する移動体の位置を探索、追跡
することが可能となる。また、移動体が複数の場合にお
いてもそれぞれの移動体が装着する超音波受信装置に識
別符号を付することによって個別に探索、追跡すること
が可能である。さらに、移動体が複数の領域を移動する
場合においても、それぞれの領域に第一、第二の超音波
発信装置及び固有の識別符号を付した中継装置を配置
し、各中継装置から監視装置へ情報を送信させれば複数
の領域にわたっての移動体の探索、追跡が可能となる。
位置検出装置によれば、以下の効果を奏することができ
る。すなわち、請求項1記載の移動体の位置検出装置
は、離間して配置された第一、第二の超音波発信装置か
ら、互いに同期して、かつ識別可能な第一、第二超音波
パルス信号を発信し、移動体に装着された超音波受信装
置はこれら超音波パルス信号が該超音波受信装置に伝播
するのに要した時間を計測し、演算手段においてこれら
伝播時間に基づいて移動体の位置を求めているので、建
物内部等を時々刻々移動する移動体の位置を探索、追跡
することが可能となる。また、移動体が複数の場合にお
いてもそれぞれの移動体が装着する超音波受信装置に識
別符号を付することによって個別に探索、追跡すること
が可能である。さらに、移動体が複数の領域を移動する
場合においても、それぞれの領域に第一、第二の超音波
発信装置及び固有の識別符号を付した中継装置を配置
し、各中継装置から監視装置へ情報を送信させれば複数
の領域にわたっての移動体の探索、追跡が可能となる。
【0031】請求項2記載の移動体の位置検出装置で
は、超音波受信装置を装着する移動体の位置を求めるに
際しては、距離が既知である基準点間を超音波が伝播す
る時間を測定することによって音速を求め、その音速を
用いて超音波発信装置から超音波受信装置までの距離を
算出しているので、温度等の変化によって音速が変化し
ても、超音波受信装置を装着する移動体の位置を高精度
に求めることができる。
は、超音波受信装置を装着する移動体の位置を求めるに
際しては、距離が既知である基準点間を超音波が伝播す
る時間を測定することによって音速を求め、その音速を
用いて超音波発信装置から超音波受信装置までの距離を
算出しているので、温度等の変化によって音速が変化し
ても、超音波受信装置を装着する移動体の位置を高精度
に求めることができる。
【図1】本発明の実施例である移動体の位置検出装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図2】本装置を使用している状況を示す概念図であ
る。
る。
【図3】第一、第二の超音波発信装置と超音波受信装置
との位置関係を示す図である。
との位置関係を示す図である。
【図4】第一、第二の超音波発信装置及び超音波受信装
置における計測パルス信号の出力波形を示す図である。
置における計測パルス信号の出力波形を示す図である。
【図5】第一、第二の超音波発信装置における計測パル
ス信号の出力波形と超音波パルス信号の出力波形とを示
す図である。
ス信号の出力波形と超音波パルス信号の出力波形とを示
す図である。
【図6】超音波受信装置における計測パルス信号の出力
波形と受信される超音波パルス信号の波形を示す図であ
る。
波形と受信される超音波パルス信号の波形を示す図であ
る。
【図7】第一、第二の超音波発信装置間を超音波が伝播
する時間を超音波受信装置において計測する場合の、超
音波受信装置における計測パルス信号の出力波形と受信
される超音波パルス信号の波形を示す図である。
する時間を超音波受信装置において計測する場合の、超
音波受信装置における計測パルス信号の出力波形と受信
される超音波パルス信号の波形を示す図である。
【図8】第一、第二、第三の超音波発信装置と超音波受
信装置との位置関係を示す図である。
信装置との位置関係を示す図である。
A 超音波発信装置 B 超音波発信装置 M 超音波受信装置 U 中継装置 S 監視装置 T 周期 mp 計測パルス信号 sp 超音波パルス信号 52 信号処理回路(演算手段)
Claims (2)
- 【請求項1】 互いに離間して配置され、互いに同期し
て、かつ識別可能な第一、第二の超音波パルス信号を発
信する第一、第二の超音波発信装置と、移動体に装着さ
れ、前記第一、第二の超音波パルス信号を受信する超音
波受信装置と、前記第一、第二の超音波発信装置から一
定時間間隔で発信される前記第一、第二の超音波パルス
信号が前記超音波受信装置に受信されるまでの伝播時間
に基づいて前記移動体の第一、第二の超音波発信装置か
らの距離を求め、前記移動体の二次元的な位置を求める
演算手段とを具備してなることを特徴とする移動体の位
置検出装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の移動体の位置検出装置に
おいて、前記移動体の位置を求める際に、距離が既知で
ある基準点間を超音波が伝播する時間を測定することに
よって音速を求め、該音速を用いて前記第一、第二の超
音波パルス信号が前記超音波受信装置に受信されるまで
の伝播時間から前記移動体の第一、第二の超音波発信装
置からの距離を求め、前記移動体の二次元的な位置を求
めることを特徴とする移動体の位置検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5291049A JPH07140241A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 移動体の位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5291049A JPH07140241A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 移動体の位置検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07140241A true JPH07140241A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=17763778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5291049A Withdrawn JPH07140241A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 移動体の位置検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07140241A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09127238A (ja) * | 1995-11-06 | 1997-05-16 | Kaijo Corp | 水中位置測定システムにおける音速補正法 |
| JP2002267740A (ja) * | 2001-03-12 | 2002-09-18 | Kazuhiro Watanabe | 送信機または受信機付き工具およびその位置検出システムおよび作業の監視システム |
| JP2002296349A (ja) * | 2001-04-03 | 2002-10-09 | Fujitsu Ltd | 超音波位置評定システム |
| JP2005043337A (ja) * | 2003-07-23 | 2005-02-17 | Lg Electronics Inc | 移動ロボットの位置を検出する方法及びその装置 |
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| KR100553191B1 (ko) * | 2003-12-12 | 2006-02-22 | 한국전자통신연구원 | 초음파를 이용한 위치인식 시스템 및 방법 |
| KR100699083B1 (ko) * | 2005-04-22 | 2007-03-27 | 주식회사 나인티시스템 | 위치 추정 방법 |
| JP2010525354A (ja) * | 2007-04-23 | 2010-07-22 | ソニター テクノロジーズ アクティーゼルスカブ | 移動体通信及びその位置測定 |
| JP2013522642A (ja) * | 2010-03-23 | 2013-06-13 | ユニバーシティ オブ オスロ | 高精度なロバスト超音波屋内測位システム |
| JP2013525914A (ja) * | 2010-04-26 | 2013-06-20 | ザ・ジエネラル・ホスピタル・コーポレーシヨン・ドウーイング・ビジネス・アズ・マサチユセツツ・ジエネラル・ホスピタル | 超音波コンプライアンスゾーンシステム |
| JP2018166011A (ja) * | 2018-08-02 | 2018-10-25 | 株式会社リコー | 位置情報管理システム、及び位置情報管理方法 |
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| EP4166972A1 (de) * | 2021-10-13 | 2023-04-19 | Maschinenfabrik Rieter AG | Verfahren und system zum positionieren einer verfahrbaren wartungseinrichtung an einer textilmaschine |
-
1993
- 1993-11-19 JP JP5291049A patent/JPH07140241A/ja not_active Withdrawn
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