JPH07140627A - 写真処理装置 - Google Patents

写真処理装置

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JPH07140627A
JPH07140627A JP6107081A JP10708194A JPH07140627A JP H07140627 A JPH07140627 A JP H07140627A JP 6107081 A JP6107081 A JP 6107081A JP 10708194 A JP10708194 A JP 10708194A JP H07140627 A JPH07140627 A JP H07140627A
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眞二 福島
Masayuki Kojima
昌幸 児島
Koji Kawashima
光司 川嶋
Shoji Negoro
尚司 根来
Yutaka Kiyonaga
裕 清長
Shigeru Masuda
滋 増田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルム現像、プリントの一連の作業中に、
焼増し等の割込みを可能にする等によって作業性を向上
させる。 【構成】 フィルムFを、リーダLをガイドとして搬送
しながら、現像、乾燥をし、リーダLを切離したのち、
プリント焼付部Cに導びき、印画紙Pにプリントする一
連の作業を自動的に行う。フィルム乾燥部Bからプリン
ト焼付部Cへの経路に複数のフィルムストック部Q1
4 を設け、このフィルムストック部は、一本のフィル
ムFをストック可能でかつストックすることなく先送り
可能である。第2フィルムストック部Q2 は横に動いて
フィルム走行経路を変える。露光時間が長いフィルムF
がプリント焼付部Cにある場合、フィルム挿入口22か
ら焼増しフィルムFを送り込んだ場合、現像処理後の後
行のフィルムFが第4フィルムストック部Q4 に向え
ば、そのフィルムFを他のフィルムストック部Q1 〜Q
3 でストックし、フィルムFの現像処理の連続作業に支
障は生じない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、フィルム現像、その
乾燥、フィルム画像の印画紙への焼付け(プリント)、
その現像及び乾燥の一連の作業を自動的に行う写真処理
装置に関するものである。
【0002】
【技術的背景】この種の写真処理装置は、図18、図1
9に示すように、複数の処理タンクから成るフィルム現
像部A、フィルム乾燥部B、プリント焼付部Cを配置
し、それらA、B、CにフィルムFを走行させ、一方、
プリント焼付部Cにつづけて、複数の処理タンクから成
るプリント現像部D、プリント乾燥部Eを配置し、それ
らC、D、Eに印画紙Pを走行させる。その各部A、
B、C、D、EへのフィルムF又は印画紙Pの走行途中
において、フィルム現像、その乾燥、フィルム画像の印
画紙Pへの焼付け(プリント)、印画紙Pの現像及び乾
燥の一連の作業が自動的に行われる(詳細は実施例参
照)。図18のものは、フィルム乾燥部Bからプリント
焼付部Cへの搬送経路Gを真上に上げ、図19のもの
は、搬送経路Gを真直ぐに伸ばしている。
【0003】この写真処理において、フィルム現像部A
及びフィルム乾燥部Bとプリント焼付部Cにおけるフィ
ルムFの走行時間、走行態様等が異なる。例えば、前者
は連続走行するのに対し、後者は一コマ毎の間欠走行と
なる。このため、両者間では、フィルム走行を時間的に
一担切る必要があり、フィルム乾燥部Bの後段にフィル
ムストック部Qを設け、現像・乾燥処理後のフィルムF
をこのフィルムストック部Qに一時的にストックし、先
行のフィルムF全てのプリント焼付処理が終了するまで
待機するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、フィル
ムストック部Qは、フィルム走行を時間的に一担切る作
用をなせばよいため、従来のものでは一本のフィルムF
をストックし得るにすぎなかった。しかしながら、プリ
ント焼付処理において、フィルムFの撮影状態により、
フィルムFへの露光時間が異なり、先行に露光時間の長
いフィルムFがあると、フィルムストック部Qにフィル
ムFが待機しているにもかかわらず、後方の現像乾燥処
理の終ったフィルムFがフィルムストック部Qに至る場
合がある。
【0005】この場合、後行のフィルムFを現像乾燥工
程にとどめておくことは現像時間等の関係から行うこと
ができない。このため、従来の装置では、先行のプリン
ト焼付中のフィルムFを全コマの焼付けを完了すること
なく、途中でプリント焼付部Cから排出し、フィルムス
トック部QからフィルムFをそのプリント焼付部Cに導
くとともに、後行のフィルムFをフィルムストック部Q
に導くようになっている。
【0006】全コマの焼付け処理がなされなかったフィ
ルムFは、別途プリント焼付部Cに送り込んで焼付け及
びその後の処理を行わねばならない。これらを焼直しと
いい、一連の連続した自動写真処理と別個の処理とな
り、作業効率の低下を招いている。
【0007】また、上述の一連の作業を自動的に行う写
真処理装置において、焼増し等のプリント焼付以後の処
理のみを行う場合には、その焼増し等のフィルムFを、
プリント焼付部Cのフィルム送り込み口14aに送り込
むこととなる。
【0008】このとき、上記従来の装置においては、上
述のように一連の作業処理中には、一本のフィルムFし
かストックできず、そのストックはフィルム現像乾燥処
理とプリント焼付処理を時間的に切るものであるため、
さらにもう一本のフィルムFをプリント焼付する時間を
確保し得ない。このため、従来では、フィルム現像が行
われていない状態で、焼増しなどの作業を行っている。
【0009】この発明は、以上の実情の下、全コマの焼
付処理が完了しないままフィルムFがプリント焼付部C
から排出されることをなくすことを第1の課題とし、フ
ィルム現像・乾燥処理中でも、焼増し処理を行い得るよ
うにすることを第2の課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の課題を解決す
るために、この発明にあっては、上述のフィルム現像、
その乾燥、フィルム画像の印画紙への焼付け(プリン
ト)、現像等の一連の作業を自動的に行う従来周知の写
真処理装置において、上記フィルム乾燥部からプリント
焼付部への経路に複数のフィルムストック部を設け、こ
のフィルムストック部は、一本のフィルムをストック可
能でかつストックすることなく、先送り可能である構成
を採用したのである。
【0011】リーダ付きでフィルムの送りを行うものに
あっては、上記構成に、さらに上記プリント焼付部の前
段に上記リーダをフィルムから切離す手段を設けたので
ある。
【0012】これらの構成の装置において、上記フィル
ム現像部のフィルム挿入部から、そのフィルム現像部、
フィルム乾燥部を直線状に配置するとともに、その直線
状配置のフィルム経路に並行にフィルム走行経路を設
け、上記フィルム乾燥部の後段に上記フィルムストック
部の1つを設け、このフィルムストック部は上記並行の
フィルム走行経路に移動可能となっており、その並行の
フィルム走行経路は、上記プリント焼付部のフィルム送
り込み口まで至っているとともに、上記フィルムストッ
ク部の他のものが介設されている構成とすることができ
る。
【0013】第2の課題を解決するためには、上記の各
構成の発明に係る写真処理装置において、上記プリント
焼付部のフィルム送り込み口に、焼増し・焼直し用フィ
ルム挿入口を付設した構成を採用したのである。
【0014】
【作用】このように構成するこの発明に係る写真処理装
置は、一のフィルムストック部で、従来と同様に、フィ
ルム現像・乾燥とプリント焼付のフィルム走行の“時間
的な切り作用”を行い、通常の処理においては、他のフ
ィルムストック部は、ストックすることなくフィルムを
先送りする。このとき、リーダ付のフィルムにあって
は、現像・乾燥の終了後、そのリーダが切離されて後段
に搬送される。
【0015】この状態において、露光時間が長いフィル
ムがプリント焼付部にあって、上記一のフィルムストッ
ク部にフィルムがあれば、現像・乾燥処理後の後行のフ
ィルムは、その一のフィルムストック部に向うことな
く、他のフィルムストック部でストックする。このた
め、プリント焼付中のフィルムを排出することはなく、
焼付け処理を続け得る。
【0016】以後、プリント焼付処理は連続的に行わ
れ、フィルム現像処理が間欠的になれば、そのインター
バルに関係なく、他のフィルムストック部のフィルムを
送り出してプリント焼付が連続的に行われる。
【0017】また、焼増し・焼直し用フィルム挿入口が
付設されておれば、フィルムストック部からのプリント
焼付部へのフィルム送り込みを中止し、そのフィルム挿
入口から焼増し・焼直しフィルムを送り込んでプリント
焼付を行う。このとき、現像・乾燥処理後の後行のフィ
ルムは他のフィルムストック部にストックされ、フィル
ムの現像乾燥処理に支障は生じない。その焼増し・焼直
し処理後は、前述のように、各フィルムストック部のス
トックフィルムを送り出してプリント焼付処理が連続的
に行われる。
【0018】
【実施例】一実施例を図1乃至図8に示し、図5はその
実施例の概略図であって、同図において、フィルムF
は、人手によりフィルム挿入口1からフィルム現像部A
に送り込まれると、複数の処理タンクT0 の各種処理液
中に搬送されて現像処理される。現像処理後のフィルム
Fは、フィルム現像部Aに続くフィルム乾燥部Bに搬送
されて乾燥処理され、そのフィルム乾燥部Bから第1フ
ィルムストック部Q1に向って搬送される。
【0019】この第1フィルムストック部Q1 の前段に
フィルム排出ルート3への切換ガイド4が設けられてお
り(図5乃至図7参照)、この切換ガイド4は、常時、
図7aに示すようにばね4aにより支点4cを中心にし
て下方に回転してその先をフィルムFの走行路に至らし
ている。このため、フィルムFはフィルム排出ルート3
に案内されて、フィルムストッカー5に送り込まれる
(図2参照)。この作用はフィルム現像のみの処理の場
合に行われたり、第1フィルムストック部Q1 などの後
段の作用に故障が生じたとき行われる。フィルム現像部
Aからこの切換ガイド4を通してフィルムストッカー5
までのフィルムFの走行は、手動で行い得るようにし
て、停電時などにフィルムFをフィルム現像部Aから排
出し得るようにする。
【0020】一方、フィルム現像につづけてプリント焼
付け等、いわゆる同時プリントを行う場合には、図7b
に示すように、手前のセンサーaがフィルムFの先端を
検出すると、ソレノイド4bにより切換ガイド4が回転
されて、その先端がフィルム走行路から退去する。この
ため、フィルムFは真っ直ぐに走行して第1フィルムス
トック部Q1 に至る。
【0021】第1フィルムストック部Q1 は、上下一対
の送りローラ6a、6a……の複数を一方向に並べて構
成され、フィルムFは、送りローラ6a、6cの回転・
停止によって一方向に搬送され、又はループL1 が形成
される。
【0022】すなわち、図5、図6に示すように、切換
ガイド4を通ったフィルムFは、送りローラ6a、6c
の駆動により直進したのち、送りローラ6dによって下
向きとなり、センサーcにより検出され、この検出後、
一定寸法搬送され、フィルムF先端が送りローラ6eに
かみ込んで、送りローラ6c、6dは停止する。一方、
送りローラ6aは回転しつづけ、フィルムFを送り出し
てループL1 を作る。フィルムFの後端は送りローラ6
aを通りすぎても、フリーの圧着ローラ6bによって挟
まれているため、ループL1 は維持される。なお、各ロ
ーラの駆動はパルスモータにより適宜に行われる(以
下、同じ)。
【0023】この作用時、後段の第2フィルムストック
部Q2 が所要の位置(図5の実線の位置)にあれば、セ
ンサーaがフィルムFの後端を検出又はセンサーbがル
ープL1 を確認した時点で送りローラ6c、6d、6e
が回り、フィルムFは第2フィルムストック部Q2 に送
り込まれる。一方、所要の位置になければ、ループL1
の形成が行われて維持される。この維持状態において、
第2フィルムストック部Q2 が所要の位置に来れば、フ
ィルムFのそのストック部Q2 への送り出しを行う。
【0024】第2フィルムストック部Q2 は、図6、図
8に示すように横方向のレール7に移動自在のケーシン
グ8内に構成されており、第1フィルムストック部Q1
から送られたフィルムFは、上面の導入口8aから第2
フィルムストック部Q2 に送り込まれ、その送りローラ
9a、9b……によってループL2 が形成される。
【0025】すなわち、送りローラ9a、9b、9c、
9dは同一のパルスモータ、送りローラ9f、9g、9
hは他の同一のパルスモータにより駆動し、ガイド板
9’が鎖線の状態で、導入口8aからのフィルムFは、
各送りローラ9a……9hの同期した回転によりU字状
に走行し、その先端をセンサーeが検出すると、送りロ
ーラ9f〜9hは一定時間後停止するとともに、ガイド
板9’は実線のごとく後退する。このため、フィルムF
は、その先端が送りローラ9hによって手前側にターン
した状態で、ケーシング8内にループL2 を作る。この
ループL2 はフリーの圧着ローラ9eによりフィルムF
の後端がつかまれた時点でその形成が終わる。一方、セ
ンサーdによりフィルムFがケーシング8内に確実に入
ったかが確認され、送りローラ9a〜9dの回転が停ま
る。
【0026】この第2フィルムストック部Q2 に一本の
フィルムFがストックされると(一本のフィルムFが送
り込まれると)、図8鎖線のごとく、ケーシング8は、
パルスモータ10によるベルト10aの移動により横方
向に移動して停止する。この移動・停止はモータ10へ
のパルス数を制御することにより行う。
【0027】その停止位置(図5の点線位置)は、前述
のフィルム現像部AのフィルムFの走行路に並行の直線
搬送部Gと同一軸上となっている。このため、第2フィ
ルムストック部Q2 は、前面の取出口8bからストック
したフィルムFを直線搬送部Gに送り出し、直線搬送部
Gは、つづけて第3、第4フィルムストック部Q3 、Q
4 にフィルムFを送る。
【0028】第2フィルムストック部Q2 からのフィル
ムFの送り出しは送りローラ9f〜9hの回転により行
われ、センサーfによりフィルムFの後端を検出すれ
ば、ケーシング8は第1フィルムストック部Q1 の後段
(図5の実線)に復帰する。一方、直線搬送部Gは、各
送りローラ13……にベルト13aが掛けられており、
パルスモータ13cによるベルト13aを介しての各送
りローラ13……の回転によりフィルムFを搬送する
(図3参照)。
【0029】第3、第4フィルムストック部Q3 、Q4
は、第1フィルムストック部Q1 と同様な送りローラ1
1a、11b、11c、12a、12b、12c及びセ
ンサーg、h、iの作用によってフィルムFをストック
するが、第3フィルムストック部Q3 は、第4フィルム
ストック部Q4 がフィルムFをストックしていなければ
ストックすることなく送り込まれたフィルムFを第4フ
ィルムストック部Q4に送り出す。
【0030】すなわち、センサーbと同様なセンサーi
によって第4フィルムストック部Q4 のループL4 の有
無が検出され、ループL4 がなければ、送りローラ11
cは停止することなく回転し、ループL3 を作ることな
く、フィルムFを第4フィルムストック部Q4 に送り込
む。一方、ループL4 があれば、送りローラ11cはセ
ンサーgによるフィルムFの先端検出後、その先端を送
りローラ12aにかみ込ませて停止し、送りローラ11
aの回転によりループL3 を作る。
【0031】第4フィルムストック部Q4 の後側の送り
ローラ12cは、プリント焼付部CにあるフィルムF全
てのコマの焼付けが終了すれば、そのフィルムFの排出
とともに、自己がストックするフィルムFをネガマスク
14を通して露光部15に送り出す。
【0032】露光部15では、光源16からの光を2枚
のミラー17a、17bを介して露光部15に送り込ま
れるフィルムFに照射し、そのフィルムFの画像を焼付
けレンズ18により拡大し、ミラー17cを介して露光
台19上に引き出された印画紙Pに焼付ける。
【0033】印画紙Pはロール状とされ、マガジン20
内に収納されている。このマガジン20から露光台19
上に引き出され、焼付け処理された印画紙Pはプリント
現像部Dに設けられた複数の処理タンクT1 の各種処理
液内に順に搬送されて現像処理されたのち、プリント乾
燥部Eを経てプリント排出口21からオーダ仕分機Hに
送り込まれる。
【0034】ネガマスク14には、そのフィルム送り込
み口14aに連続して、焼増し・焼直しするためのフィ
ルム挿入口22が設けられている。このフィルム挿入口
22からフィルムFを送り込めば、プリント焼付部Cに
おいて、前述の作用が行われて、そのフィルムFの画像
が印画紙Pに焼付けられ、以後、現像・乾燥処理等がな
される。
【0035】このフィルム挿入口22への送り込みがフ
ィルム現像及び印画紙Pへの焼付けの一連の作業が連続
した作用中に行われれば、プリント焼付部Cのフィルム
Fが排出されても第4フィルムストック部Q4 からプリ
ント焼付部Cへの送り込みを中止する。このため、第3
フィルムストック部Q3 は送られてくる現像後のフィル
ムFをストック(ループL3 )し、また第3フィルムス
トック部Q3 がストックしているならば、第2フィルム
ストック部Q2 がストックし、さらに第2フィルムスト
ック部Q2 がストックしておれば、第1フィルムストッ
ク部Q1 がストックする。このようにして、フィルムF
の現像・乾燥処理に支障なく、焼増し・焼直し処理の割
り込みを行い得る。
【0036】以後、プリント焼付け処理は連続的に行わ
れ、フィルムF現像処理が間欠的になれば、そのインタ
ーバルに関係なく、フィルムストック部Q1 〜Q4 のフ
ィルムFが順々に搬送されてプリント焼付けが行われ
る。
【0037】また、露光時間が長いフィルムFがプリン
ト焼付部Cにある場合、現像・乾燥処理後の後行のフィ
ルムFが第4フィルムストック部Q4 に至れば、そのフ
ィルムFを前述と同様にして他のフィルムストック部Q
3 、Q2 、Q1 でストックする。
【0038】図9乃至図14に示す実施例は、図15に
示すようにフィルムFにリーダLを取付けて走行させる
ものであり、前記実施例とは、移動可能なフィルムスト
ック部Q2 の構成とそのリーダLの切離し手段Rが付加
された点が異なる(図1、図3の鎖線参照)。
【0039】そのフィルムストック部Q2 は、図10、
図11に示すように、前記実施例と同様に、ケーシング
8内に各種の送りローラ9a……9hが設けられている
が、その各送りローラ9a……の適宜なものは、図示の
ごとく、その中央が欠如された鼓状をしており、その欠
如部をフィルムFが走行してローラにでき得るかぎり触
れないようになっている。一方、リーダLはその欠如部
より幅があるため、各送りローラ9a……により狭持さ
れて走行する。この実施例の他の送りローラ13、12
a、11a、11a……の適宜なものも同様に中央が欠
如された鼓状のものである。
【0040】図10中には省略しているが、ケーシング
8内には、図11に示すように円柱状の補助ローラ90
a及びフィルムガイド90bが適宜位置に設けられてい
る。フィルムガイド90bは、図13aに示すように、
ケーシング8等のベースに固定の支軸90cに揺動自在
に取付けられ、常時、ばね90dによって図11の実線
のごとく位置して、図13aのようにフィルムFを案内
し、リーダLによって図11の鎖線のごとく退去して、
リーダLの走行に支障がない。
【0041】ケーシング8の移動は、パルスモータ10
による減速機構10bを介してのベルト10aの走行に
よって行う。ケーシング8の上面には並行な2板の検出
板80a、80bが設けられ、この両検出板80a、8
0bの走行線上にそれぞれ3個のセンサー81a、81
b、81c、82a、82b、82cが設けられてい
る。各センサー81a……、82a……はその中に検出
板80a、80bが入ることにより、送受光を遮ぎられ
てオフする。
【0042】これらのセンサー81a……、82a……
によるケーシング8の位置決めは、まず、移動してくる
検出板80a、80bによって第1センサー81a、8
2aがその送受光が遮ぎられてオフし、つぎに、第2セ
ンサー81b、82bがオフするとともに、検出板80
a、80bのスリット80c、80dが第1センサー8
1a、82aに位置して、第1センサー81a、82a
がオンすることにより、すなわち、第1センサー81
a、82aのオン、第2センサー81b、82bのオフ
によって、パルスモータ10が停止してケーシング8の
位置決めがなされる。このとき、ケーシング8がオーバ
ーランして第3センサー81c、82cをオフすれば、
位置決めが不正確であることのため、パルスモータ10
は逆転して、第1センサー81a、82aがオンからオ
フになって再びオン(スリット80c、80dが対応)
するまで、ケーシング8を移動させる。すなわち、第3
センサー81c、82cはケーシング8の両端を検出す
ることとなる。
【0043】リーダLの切離し手段Rは、図12乃至図
14に示すように、上下の刃41a、41bからなるカ
ッター41、リーダストッカー42、ガイド43などか
ら成り、第4フィルムストック部Q4 に送り込まれたリ
ーダL付のフィルムFは、図12及び図14aに示すよ
うに、送り出しローラ40から突出する位置まで送られ
たのち、図14bに示すように、その先端をカッター4
1により切断されてリーダLが切離される。この作用は
センサーhがリーダLを検出した時点から、送りローラ
12cが一定時間回ったのちカッター41が動いてなさ
れる。切離されたリーダLは送り出しローラ40により
リーダストッカー42に落される。
【0044】このとき、送りローラ12cに付設のガイ
ド43は図14a〜cの実線のごとく退去して、リーダ
L(フィルムF)の直進に支障がないようになってお
り、リーダLが切離されてストッカー42に落される
と、送りローラ12cが逆転して、同図cのごとくフィ
ルムFが一定量戻され、つづけて、同図(d)に示すよ
うにガイド43が起きると、再びフィルムFは前進して
ガイド43により上方に一定量走行する。ガイド43の
退去はその軸と同一軸上のロータリソレノイドによって
行われ、復帰はばね43aによってなされる。図中、5
0a、50bはパルスモータであり、前者は送り出しロ
ーラ40、送りローラ12cを、後者は送りローラ12
aなどを駆動する。
【0045】図12中、48は、フィルムFを下向きに
湾曲させるためのフィルムガイドであって、図13bの
ごとく、案内ローラ12dを支軸として揺動自在に取付
けられており、常時、ばね48aによって図12の実線
のごとく位置する。この状態で、リーダLが図14b二
点鎖線のごとく、このフィルムガイド48に至ると、図
12鎖線のごとく、このフィルムガイド48を持ち上
げ、つづけて図13b一点鎖線のごとく、フィルムFが
至ると、フィルムFはリーダLより幅が狭いため、フィ
ルムガイド48は図12実線のごとく復帰する。この復
帰により、同図のごとく、フィルムFは下向き湾曲状と
なり、送りローラ12aによる送り込みによって、同図
鎖線のごとくループL4 が円滑に形成される。フィルム
ガイド48は、他のストック部Q1 ……にも設けるとよ
い。
【0046】つぎに、図14(d)のフィルムFが上向
きになった状態において、第4フィルムストック部Q4
の後側の送りローラ12cは、前述の実施例と同様に、
フィルム焼付部CにあるフィルムF全てのコマの焼付け
が終了すれば、そのフィルムFの排出とともに、自己が
ストックするフィルムFをネガマスク14を通して露光
部15に送り出す。以後、印画紙Pへのプリント作用が
なされる。
【0047】上記各実施例は、移動可能な第2フィルム
ストック部Q2 を設けて、フィルム走行経路を平面上に
並行に設けたので、フィルムストック部Q1 〜Q4 を複
数個設けたわりには、現像後のフィルムFの走行路が一
直線状に長くならず、装置全体のコンパクト化が図られ
ている。
【0048】しかしながら、図16、図17(鎖線はリ
ーダ切離し手段R付きのもの)に示すように、図18、
図19の装置において、フィルムストック部Qの後段に
さらに、フィルムストック部Qを設けてもこの発明の効
果を得ることができる。このとき、第3、第4のフィル
ムストック部Q3 、Q4 間のように、第3、第4のフィ
ルムストック部Q3 、Q4 にそれぞれ2個の送りローラ
11a、11c、12a、12cを設けず、送りローラ
11cと12aを共用するようにしてもよい。すなわ
ち、送りローラ30a、30cの2個で構成してもよ
い。図中、30b31bはフリーの圧着ローラ、sはセ
ンサーである。この図の場合、直線搬送部Gはフィルム
現像部A、フィルム乾燥部Bと同一の垂直面上にある。
【0049】また、各実施例では、直線搬送部Gはフィ
ルムFをただ搬送するだけであったが、第3フィルムス
トック部Q3 にフィルムFがストックされている場合に
は、他のストック部と同様にセンサーを設けるととも
に、各送りローラ13を適宜に回転可能としてこの直線
搬送部GでのフィルムFの搬送を一時停止してストック
するようにしてもよく、このときには、第2フィルムス
トック部Q2 のフィルムFの送り出しを中止するように
する。
【0050】なお、各実施例においてフィルムストック
部Q、Q1 〜Q4 の数は任意であり、その位置も、直線
搬送部Gなどにも設けることができる等、実施例に限定
されないことは勿論である。
【0051】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成して、2
本以上のフィルムをストックし得るようにたしたので、
露光時間が長いプリント焼付けにおいて、全コマを焼付
けすることなく排出されることも極力少なくなり、作業
性が向上する。
【0052】また、焼増し等のフィルム挿入口を設けれ
ば、一連の写真処理中に、その処理に支障なく、焼増し
等の割込みを行うことができ、さらに作業性が向上す
る。
【0053】さらに、フィルム走行路を並設し、その間
をフィルムストック部の移動でもってフィルムを移送す
るようにすれば、装置全体のコンパクト化を図り得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の平面図
【図2】図1のI−I線断面図
【図3】図1のII−II線断面図
【図4】図1のIII −III 線断面図
【図5】同実施例の概略斜視図
【図6】同実施例の要部斜視図
【図7】同実施例の作用説明図
【図8】同実施例の要部斜視図
【図9】他の実施例の概略斜視図
【図10】同実施例の要部斜視図
【図11】同実施例の要部概略正面図
【図12】同実施例の要部概略正面図
【図13】a、bは同実施例のフィルムガイドの斜視図
【図14】同実施例の作用説明図
【図15】リーダ付フィルムの部分斜視図
【図16】他の実施例の概略斜視図
【図17】他の実施例の概略斜視図
【図18】従来例の概略斜視図
【図19】従来例の概略斜視図
【符号の説明】
A フィルム現像部 B フィルム乾燥部 C プリント焼付部 D プリント現像部 E プリント乾燥部 F フィルム G 直線搬送部 L リーダ Q、Q1 、Q2 、Q3 、Q4 フィルムストック部 P 印画紙 R リーダ切離し手段 F フィルム T0 、T1 処理タンク L1 、L2 、L3 、L4 ループ H オーダ仕分機 a、b、c、d、e、f、g、h、i、s センサー 1 フィルム挿入口 3 フィルム排出ルート 4 切換ガイド 5 フィルムストッカー 6a、6c、11a、11c、12a、12c、13、
30a、30c、31c送りローラ 7 レール 8 ケーシング 10 モータ 10a ベルト 14 ネガマスク 15 露光部 16 光源 17a、17b、17c ミラー 18 焼付けレンズ 19 露光台 20 マガジン 21 プリント排出口 22 フィルム挿入口 40 送り出しローラ 41 カッター 42 リーダストッカー 43 ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 根来 尚司 和歌山市梅原579番地の1 ノーリツ鋼機 株式会社内 (72)発明者 清長 裕 和歌山市梅原579番地の1 ノーリツ鋼機 株式会社内 (72)発明者 増田 滋 和歌山市梅原579番地の1 ノーリツ鋼機 株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム現像部A、フィルム乾燥部B、
    プリント焼付部Cを配置し、それらにフィルムFを走行
    させ、前記プリント焼付部Cにつづけて、プリント現像
    部D、プリント乾燥部Eを配置し、それらに印画紙Pを
    走行させ、フィルム現像、フィルム画像の印画紙Pへの
    焼付け、印画紙Pの現像の一連の作業を自動的に行う写
    真処理装置であって、 上記フィルム乾燥部Bからプリント焼付部Cへの経路に
    複数のフィルムストック部Q1 ……を設け、このフィル
    ムストック部Q1 ……部は、フィルムFをストック可能
    でかつストックすることなく先送り可能であることを特
    徴とする写真処理装置。
  2. 【請求項2】 フィルム現像部A、フィルム乾燥部B、
    プリント焼付部Cを配置し、それらに先端にリーダLを
    付けたフィルムFを走行させ、前記プリント焼付部Cに
    つづけて、プリント現像部D、プリント乾燥部Eを配置
    し、それらに印画紙Pを走行させ、フィルム現像、フィ
    ルム画像の印画紙Pへの焼付け、印画紙Pの現像の一連
    の作業を自動的に行う写真処理装置であって、 上記フィルム乾燥部Bからプリント焼付部Cへの経路に
    複数のフィルムストック部Q1 ……を設け、このフィル
    ムストック部Q1 ……部は、フィルムFをストック可能
    でかつストックすることなく先送り可能であり、 さらに前記プリント焼付部Cの前段に上記リーダLをフ
    ィルムから切離す手段Rを設けたことを特徴とする写真
    処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の写真処理装置にお
    いて、上記フィルム現像部Aのフィルム挿入部1から、
    そのフィルム現像部A、フィルム乾燥部Bを直線状に配
    置するとともに、その直線状配置のフィルム経路に並行
    にフィルム走行経路Gを設け、 前記フィルム乾燥部Bの後段に上記フィルムストック部
    の1つを設け、このフィルムストック部Q2 は前記並行
    のフィルム走行経路Gにその同一軸上に移動可能となっ
    ており、 さらに、並行のフィルム走行経路Gは、上記プリント焼
    付部Cのフィルム送り込み口14aまで至っているとと
    もに、上記フィルムストック部の他のものQ3、Q4
    介設されていることを特徴とする写真処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の写真処理装置
    において、上記プリント焼付部Cのフィルム送り込み口
    14aに、焼増し、焼直し用フィルム挿入口22を付設
    したことを特徴とする写真処理装置。
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