JPH07140696A - 静電潜像現像剤 - Google Patents

静電潜像現像剤

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JPH07140696A
JPH07140696A JP5290611A JP29061193A JPH07140696A JP H07140696 A JPH07140696 A JP H07140696A JP 5290611 A JP5290611 A JP 5290611A JP 29061193 A JP29061193 A JP 29061193A JP H07140696 A JPH07140696 A JP H07140696A
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JP
Japan
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toner
latent image
developer
electrostatic latent
fine powder
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JP5290611A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Ota
充 太田
Naomichi Kobayashi
直道 小林
Kisho Sato
紀章 佐藤
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静電潜像を現像する方式にて使用される現像
剤が、線の再現性を向上させ、感光体上に形成された潜
像に対して忠実な現像を有利に行ない得ること。 【構成】 トナーよりも小さな導電性微粉が静電潜像現
像剤に添加されることにより、かかる導電性微粉によっ
て、トナー表面に導電層が形成され、その導電層が電荷
の授受をスムーズに行ない、接触した相手と同じ電荷に
なることができることから、接触回数や接触した相手に
関係なく、トナーの帯電電荷量が安定する。これによ
り、トナーの帯電電荷量が均一になれば、感光体上に形
成された潜像が忠実に現像される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、静電潜像現像剤に係り、特に主
としてプリンターやファクシミリ等の電子写真現像方式
に適用される新規な静電潜像現像剤であって、静電潜像
を現像する印字方法であれば、何れの現像方式にも好適
に適用され得る現像剤に関するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、静電潜像を現像する電子写真現
像方式として、各種のものが提案されて来ているが、そ
れらは1成分現像方式と2成分現像方式とに大きく分け
られる。そして、それらの方式のうち、1成分現像方式
は感光体への静電潜像に現像されるトナーだけから構成
される現像剤を用いている。尤も、この1成分現像方式
には、磁性トナーと非磁性トナーを使用したタイプがあ
り、両方式ともトナーの担持体上に薄い現像剤層を形成
している。また、2成分現像方式は、重量基準でキャリ
ヤ95〜98%、トナー2〜5%の混合比の現像剤が用
いられている。なお、この時のトナーは非磁性のトナー
であり、混合比を5%以上にすると、非印字部にトナー
のかぶりが生じて、画質を低下させる結果となる。
【0003】また、かかる2成分現像方式における現像
剤のトナーを磁性トナーとして、トナーの混合比率を高
める方法が提案されており、それは、上記した1成分現
像方式と2成分現像方式の中間であるということから、
1.5成分現像方式とも呼ばれている。この1.5成分
現像方式は、キャリヤ30〜80%、トナー20〜70
%の混合比で、現像剤を構成している。そして、この
1.5成分現像方式は、上記の2成分現像方式と同様
に、磁石ロールを内蔵したスリーブを担持体として、そ
の担持体上に、1成分現像方式よりは層厚のある現像剤
層を形成しているのである。このため、1.5成分現像
方式は、キャリヤの混合比率が低いにも拘わらず、スリ
ーブ上での層厚が厚いことによってトナーの非印字部へ
のかぶりが多く生じるばかりでなく、線や文字の鮮鋭度
が鈍くなる問題を内在しているのである。
【0004】さらに、2成分現像方式におけるスリーブ
と磁石ロールから形成される磁気ブラシよりも、1.5
成分現像方式における磁気ブラシの方が、穂立ち高さが
低い特徴がある。そして、その低い分だけ、感光体スリ
ーブとの間の距離を狭くすることが出来るため、1.5
成分現像方式の方が、感光体とスリーブとの間に出来た
電界に忠実に現像することが出来る利点を有している。
しかしながら、この1.5成分現像方式でも、細線の再
現性は満足の得られるものではなかったのである。例え
ば、レーザーのドット径が約80μmであるのに対し
て、線の太さは100〜150μmの大きさになり、線
と線の間に1ドット空間のある画像を印字しても繋がっ
て印字され、塗り潰し画像を出力した時と同じ印字結果
が現れるようになるのである。また、レーザーのドット
に対して忠実な再現が行なわれないと、文字の周りに飛
散したトナーで、文字の鮮明性が鈍くなる問題も内在し
ているのである。
【0005】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、かかる事情を背
景にして為されたものであって、その課題とするところ
は、静電潜像を現像する現像方式において、線の再現性
を向上すると共に、感光体上に出来た潜像に対して忠実
な現像を有利に行ない得る静電潜像現像剤を提供するこ
とにある。また、本発明は、現像剤中の導電性を高め
て、現像されるべきトナーが均一な帯電をするような静
電潜像現像剤を提供することにもある。
【0006】
【解決手段】そして、本発明は、かかる課題の解決のた
めに、少なくともキャリヤとトナーとが配合されてなる
現像剤に、該トナーよりも粒子径の小さな導電性微粉を
含有せしめたことを特徴とする静電潜像現像剤を、その
要旨とするものである。
【0007】また、かかる静電潜像現像剤において、導
電性微粉は、有利には、前記トナーの粒子表面に付着せ
しめられており、これによって、トナーの摩擦帯電が、
更に良好に行なわれ得て、その帯電量を有利に均一化せ
しめ得るのである。
【0008】
【作用】このように、本発明に従う静電潜像現像剤にお
いては、トナーよりも粒子径の小さな導電性微粉が添加
されていることにより、かかる導電性微粉によって、ト
ナー表面には、電荷をスムーズに往き来させる導電層が
形成されることとなる。この導電性微粉が存在しなけれ
ば、現像剤中のキャリヤとトナーとが摩擦帯電をする
時、その摩擦帯電をした相手と接触した回数で、そのト
ナーの帯電電荷量が定まるようになる。これに対して、
導電性微粉が添加されて現像剤中に存在せしめられる
と、そのような導電性微粉によって形成されるトナー表
面の導電層が電荷の授受をスムーズに行ない、接触した
相手と同じ電荷になることが出来るところから、接触回
数や接触した相手に関係なく、トナーの帯電電荷量が安
定するのである。そして、トナーの帯電量が均一になれ
ば、感光体上に形成された潜像は忠実に現像されること
となるのである。
【0009】
【具体的構成】ところで、このような本発明に従う静電
潜像現像剤は、少なくともキャリヤ(ハードキャリヤ)
とトナーとが所定割合において配合、含有せしめられ
て、構成されており、それらは、一般に、重量基準で、
キャリヤ:トナー=30〜80%:70〜20%の割合
において、配合せしめられることとなる。
【0010】そして、この本発明に従う静電潜像現像剤
を構成するキャリヤは、ハードキャリヤとして公知のも
のであって、磁性粉末からなるキャリヤコア材、若しく
はその表面を適当な樹脂にて被覆したものが用いられ
る。因みに、キャリヤコア材としての原料は、鉄、ニッ
ケル、コバルト、フェライト等の磁性を示す粉末であれ
ば、何れもが使用され得、それら粉末を必要に応じて適
当な混合比で混合してなる原料を用い、それを仮焼きし
て、平均粒子径2μm以下に粉砕し、そして所定の粒度
に造粒してから、1250〜1350℃の温度で3〜5
時間焼成した後、解砕或いは分級して、20〜100μ
m程度の平均粒子径の粒子として製造することが出来
る。そして、キャリヤは、かかる得られたキャリヤコア
材のままの状態でも使用され得る他、適当な樹脂で被覆
して使用することも出来る。被覆樹脂としては、フッ素
系樹脂、スチレン系樹脂、アクリル系樹脂、シリコン樹
脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアルキレン
樹脂等が挙げられ、これらの樹脂の単独或いは複数を用
いて、キャリヤコア材の表面をコートして、キャリヤに
仕上げることも有利に行なわれる。
【0011】また、本発明に従う静電潜像現像剤を構成
する1成分たるトナーは、従来と同様に、結着樹脂、磁
性粉、離型剤、荷電制御剤等から構成される。それらの
中で、結着樹脂としては、ポリスチレン、ポリアクリレ
ート、ポリメタクリレート、ビニル系樹脂、ポリエステ
ル樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリアクリロニトリル、ポリエーテル、ポリカーボ
ネート、セルロース系樹脂、ポリアミド、及びこれらの
樹脂を与えるモノマの共重合体を使用することが出来、
中でもスチレンモノマとアクリル系モノマの共重合体が
有利に用いられる。また、磁性粉としては、それ自身が
磁性を示すか、磁化可能な材料であれば何れも使用する
ことが出来、例えば、鉄、マンガン、ニッケル、コバル
ト、クロム等のような金属やマグネタイト、ヘマタイ
ト、フェライトのような金属酸化物を微粉末にして磁性
粉材料として用いることが出来る。更に、離型剤として
は、ポリアルキレン或いは天然系のワックスを用いるこ
とが出来、その具体的な例としては、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、カルナバワックス、キャンデリラワック
ス、ライスワックス等を使用することが出来る。更にま
た、荷電制御剤としては、ニグロシン系染料、4級アン
モニウム塩、アルコキシ化アミン、アルキルアミド、ア
ゾ系染料の金属錯体、高級脂肪酸の金属塩が挙げられ
る。なお、これらトナー構成成分の配合割合としては、
一般に、重量基準にして、結着樹脂30〜98%、磁性
粉0〜60%、離型剤0.5〜10%、荷電制御剤0.
1〜5%程度の割合とされる。
【0012】さらに、かかるトナーの平均粒子径は、一
般に、5〜15μmの範囲内で適宜に選定されることが
望ましい。5μmよりも小さな平均粒子径では、粉体と
してのトナーの取り扱いが難しく、流動性が低下して、
摩擦帯電が均一に行なわれ難くなる。一方、15μmを
超える大きな粒子径のトナーでは、現像された画像の解
像度が悪くなり、現状のプリンターでは一般的である3
00dpiの解像度を得ることが困難となるのである。
【0013】本発明は、上記のようなキャリヤ及びトナ
ーを少なくとも配合してなる現像剤に対して、更に、ト
ナーよりも粒子径の小さな導電性微粉を含有せしめるも
のであって、そのような導電性微粉としては、一般に、
平均粒子径が5μm以下程度の導電材料(粒子)が用い
られ、それによって所期の効果を享受することが出来
る。なお、この導電性微粉としての体積抵抗値は、10
6 Ωcm以下の抵抗値であれば、本発明の効果が有利に
達成され、更にその体積抵抗値が102 Ωcm以下とな
れば、本発明の効果は、より一層有効に奏され得るので
ある。また、この導電性微粉の例としては、上記したト
ナー中に混合される磁性粉の他に、酸化チタンやニッケ
ル、鉄、コバルト、マンガン等の金属粉、カーボンブラ
ック等を挙げることが出来る。また、かかる導電性微粉
の含有量乃至は添加量は、微粉の種類や、その粒径、更
には目的に応じて適宜に選択されることとなるが、一般
に配合量が多くなると、帯電したトナーからの電荷のリ
ークが発生して、帯電しないトナーが存在することにな
るために、非印字部でのかぶりの原因にもなるところか
ら、一般に、導電性微粉の比表面積をSm2 /g、導電
性微粉とトナーとの合計量に対する導電性微粉の割合を
W重量%とした時に、T=W/Sにて示されるT値が
0.001〜20の範囲内、好ましくは0.01〜10
の範囲内にあるようにされる。
【0014】そして、このような導電性微粉を現像剤中
に含有せしめて、本発明に従う静電潜像現像剤を調製す
るに際しては、公知の各種の混合手法乃至は添加手法が
採用され、例えば各添加成分を同時に添加配合せしめた
り、それら各成分を、順次、添加配合せしめたり、或い
はそれら各成分を組み合わせて、予め添加配合せしめた
ものを、残余の成分に混合せしめたりする等の手法が適
宜に採用されることとなるが、特に、本発明にあって
は、トナーに対して導電性微粉を予め混合し、これと、
残余のキャリヤ、更には必要に応じて添加される流動性
向上剤や特性制御剤等の配合成分と混合せしめられて、
目的とする静電潜像現像剤とすることが望ましい。
【0015】特に、このように、予めトナーと導電性微
粉を混合せしめることによって、導電性微粉がトナーの
粒子表面に付着して、有効な導電層を形成することによ
り、電荷の授受がスムーズに行なわれることとなり、以
て接触した相手と同じ電荷となることが出来るところか
ら、接触回数や接触した相手に関係なく、トナーの帯電
量が均一となるのであり、これによって、感光体上に形
成された潜像が忠実に現像されることとなるのである。
【0016】ところで、このような本発明に従う静電潜
像現像剤は、電子写真現像方式の各種装置に充填され
て、静電潜像を現像する印字方法に適用されることとな
るが、その現像原理について、本発明の現像剤をレーザ
ービームプリンターに充填した場合を示す図1に基づい
て説明する。
【0017】先ず、例示のレーザービームプリンターに
おいて、アルミ導電筒に光導電層を塗布した感光体10
の周りに、該感光体10に表面電位を与える帯電器1
2、画像情報を提供するレーザースキャナー14、該感
光体上の静電潜像にトナーを現像するための現像器1
6、該感光体10上に形成されたトナーの顕像を、紙等
の記録媒体18に転写する転写器20、該転写器20で
転写されなかった感光体10上のトナーを除去するクリ
ーニング装置22から、電子写真現像方式が構成されて
おり、さらに記録媒体18上のトナー像を、熱溶融によ
って固定化する熱定着器24が設けられている。
【0018】そして、現像器16においては、磁石ロー
ル26の周りに非磁性のスリーブ28が配置され、それ
らが相対的に逆方向に回転せしめられ得るように構成さ
れている一方、スリーブ28は、感光体10に対して逆
方向に回転するように構成されている。本発明に従う静
電潜像現像剤30は、この現像器16内に充填され、適
当な攪拌手段にて攪拌されて、スリーブ28に接触せし
められるようになっている。なお、スリーブ28は、現
像剤30を搬送するために、必ず回転させなければなら
ないが、磁石ロール26は必ずしも回転させる必要はな
く、静止させておいても良い。
【0019】また、現像剤30は、かかるスリーブ28
の位置する部屋において混合せしめられるようになって
いる。この部屋をキャリヤ閉込め室32と称呼し、現像
の開始に先立って、予め混合された現像剤、即ち少なく
ともキャリヤとトナーと導電性微粉とが混合されてなる
本発明に従う静電潜像現像剤が充填せしめられる。な
お、かかる現像剤30中のキャリヤは、このキャリヤ閉
込め室32とスリーブ28上以外に存在し、或いは移動
することはない。スリーブ28上で感光体10まで搬送
されても、キャリヤは感光体10上に現像されることは
ないためである。しかし、トナーは感光体10上へ現像
されて消費されるため、キャリヤ閉込め室32に連通す
るように設けられたトナーボックス(図示せず)より、
トナーの消費に応じて供給されるようになっている。
【0020】さらに、かかる現像器16においては、ス
リーブ28に対して現像剤30が接触していることによ
り、かかるスリーブ上にはキャリヤやトナーが導電性微
粉等の混合された現像剤が存在し、そして該スリーブ2
8上に形成される現像剤層を均一にするために、スリー
ブ28から現像剤層の形成される間隔だけおいてブレー
ド34が設けられている。このスリーブ28とブレード
34との間の間隔は、画質に影響を与え、一般に感光体
10とスリーブ28との間のギャップ(通常、250〜
450μm)よりも狭くされる。例えば、感光体10と
スリーブ28とのギャップが350μmであれば、ブレ
ード34とスリーブ28との間のギャップは200〜3
00μmの間で制御されることとなる。
【0021】また、帯電器12においては、3〜5kV
程度の電圧が印加されてコロナ放電せしめられ、感光体
10上に+700V程度の表面電位を形成するようにな
っている。なお、この帯電器12は、コロナ放電で感光
体10に所定の表面電位を与えるスコロトロン、感光体
10に接触して、所定の表面電位を与える半導電性のブ
ラシ、ローラー、ブレード等の部材を用いることが出来
る。
【0022】ところで、電気信号に変換された画像情報
は、レーザースキャナー14から光信号として感光体1
0に供給され、その表面の光導電層の作用によって、光
の濾光された部分の電位が低下して、感光体10上に電
位分布の異なった静電潜像を形成する。
【0023】そして、現像器16におけるスリーブ28
にて搬送される現像剤30は、かかるスリーブ28の表
面において所定厚さの現像剤層を形成し、そしてその現
像剤層が感光体10に接触して、該感光体10上に形成
された静電潜像にトナーだけが現像されることとなる。
現像されなかったキャリヤやトナー等は、再びキャリヤ
閉込め室32内に搬送されて、トナーの摩擦帯電の為に
使用される。感光体10上の静電潜像は、帯電器12か
ら与えられた表面電位が700Vである状態下において
レーザースキャナー14による濾光によって、その濾光
された部分の電位が100Vに低下していることにより
形成されている。一方、スリーブ28には、バイアス電
位として600Vの電位が与えられており、これによっ
て、正に帯電したトナーが感光体10上の100Vの電
位部分に現像されることとなるのである。なお、これに
使用されるトナーの帯電性は、ここでは正帯電とされて
いるが、負帯電であっても、各部材に与える電位を逆極
性にすれば適用可能である。
【0024】そして、このようにして、感光体10上に
形成されたトナーの顕像は、転写器20を用いて紙等の
記録媒体18上に転写され、そして熱定着器24によっ
て、記録媒体18上にトナーが定着せしめられるように
されるのであり、これによって目的とする記録画像を得
ることが出来るのである。
【0025】このような現像操作において、本発明に従
う静電潜像現像剤は、現像器16のキャリヤ閉込め室3
2内に予め充填されるものであって、そして該現像剤へ
の導電性微粉の配合によって、トナー表面に電荷をスム
ーズに往き来させる導電層が効果的に形成され、これに
よってトナーの帯電量が均一となることにより、感光体
10上に形成された静電潜像をトナーにて忠実に現像せ
しめることが出来るのであり、以てかかる感光体10上
に、良好なトナーの顕像を形成せしめることが出来るの
である。
【0026】
【実施例】以下に、本発明の代表的な実施例を示し、本
発明を更に具体的に明らかにすることとするが、本発明
が、そのような実施例の記載によって、何等の制約をも
受けるものでないことは、言うまでもないところであ
る。また、本発明には、以下の実施例の他にも、更には
上記の具体的記述以外にも、本発明の趣旨を逸脱しない
限りにおいて、当業者の知識に基づいて種々なる変更、
修正、改良等を加え得るものであることが理解されるべ
きである。なお、以下の実施例中の部及び百分率は、特
に断りのない限り、何れも、重量基準によって示される
ものである。
【0027】先ず、次の3種類のキャリヤA〜Cを準備
した。キャリヤA ポリエチレンコート・フェライト(出光興産株式会社
製) 平均粒子径:70μmキャリヤB ポリエチレンコート・フェライト(出光興産株式会社
製) 平均粒子径:50μmキャリヤC シリコーンコート・フェライト(パウダーテック株式会
社製) 平均粒子径:40μm
【0028】一方、下記表1に示される割合の樹脂、磁
性粉、離型剤及び荷電制御剤をミキサーで混合し、そし
て溶融混練して、トナー材料の混合バルクを形成した
後、この得られたバルクを1〜2mm程度に粗粉砕せし
め、更に微粉砕、分級して、それぞれ平均粒子径が約9
μmの3種の生トナー3601、3510、3515を
得た。
【0029】 UNI3000:三洋化成工業(株)製スチレンアクリ
ル樹脂 EPT1000:戸田工業(株)製マグネタイト TP−32 :三洋化成工業(株)製ポリプロピレン N−01 :オリエント化学(株)製ニグロシン染
【0030】そして、この得られた3種の生トナーを用
い、また別途準備された4種の導電性微粉を用いて、そ
れら生トナーと導電性微粉とを適宜に組み合わせて、各
種のトナーを調製した。
【0031】具体的には、所定の生トナー100部に対
して、先ず、流動性向上剤としての疎水性シリカ(RA
200H:日本アエロジル株式会社製)0.3部を配合
して、ミキサーで混合攪拌した後、得られた混合物に対
して、所定の導電性微粉の所定量を添加して、再びミキ
サーで15分間混合攪拌することにより、それぞれ、目
的とするトナーを得た。なお、この導電性微粉を生トナ
ーにミキサーにて混合する時間は10分以上あれば良
く、これによって、導電性微粉は、生トナーの表面に離
れない程度に付着せしめられ得る。また、混合時間が2
0分を超えるようになると、生トナーの表面に導電性微
粉が打ち込まれて来るようになる。
【0032】このようにして得られた7種類のトナーa
〜fについて、その詳細を、下記表2に示す。
【0033】
【表2】
【0034】かくして得られた各種のトナーa〜fと、
前記準備した3種のキャリヤA〜Cとを適宜に組み合わ
せ、それらを、50:50の混合比において、タンブラ
ーミキサーを用いて混合せしめて、目的とする現像剤を
得た。そして、この得られた各種の現像剤について、図
1に示される如きレーザービームプリンターを用いて、
そのキャリヤ閉込め室32内に、それぞれの現像剤を供
給する一方、トナーボックス内には、各現像剤に対応す
るトナーだけを充填して、感光体10上の静電潜像に対
して現像を行ない、感光体から記録媒体18上に転写
し、そしてその定着された画像について、濃度、かぶり
及び線間飛散率の点よりその評価を行ない、その結果
を、下記表3に示した。
【0035】なお、それぞれの評価項目の評価手法は、
以下の通りである。
【0036】濃度測定 マクベス透過濃度計(マクベス(株)製TD−904)
を用いて、印字サンプルのベタ黒部分の透過濃度を測定
し、その光の透過率Tより、−logTなる式に基づい
て計算された値を出力し、その値が小さい程、濃度の濃
い印字であることを示している。なお、この透過濃度を
測定する径は、5mmφであり、最低5mm角程度のベ
タ黒部分があれば測定可能である。
【0037】かぶり測定 スガ試験機分光測色計を用いて、白色度Wを測定する。
この白色度Wは、C光源でLab表色系における測定か
ら、W=100−√[(100−L)2 +a2+b2
の式によって求められた値である。なお、この白色度W
は、30mmφの径の範囲の白色度数から判断される。
ここでは、印字サンプルの印字した裏側の白色度Wと、
印字した側(表側)における被印字部の白色度Wの差で
評価し、その値が小さいほど、かぶりが生じていないこ
とを示している。
【0038】線間飛散率測定 PIAS画像処理装置を用い、印字された線と線の間に
飛散したトナーの比率を測定する。具体的には、1ドッ
ト3スペースの線群から形成された印字パターンのうち
の3本の線と3本の線との間の被印字領域を画像データ
として取り込み、或るスレッシュレベルの濃度で2値化
して、解析に使用出来るデータの形とし、そのデータを
処理することで、線と線の間に飛散したトナーの比率を
計算するようにしたものであり、その値が大なる程、文
字乃至は線の鮮明性が悪化することを示している。
【0039】
【表3】
【0040】かかる表3の結果から明らかなように、本
発明に従う現像剤を用いて、静電潜像を現像して、画像
出力された画像については、充分な濃度や少ないかぶり
に加えて、線間飛散率が低く、これによって文字或いは
線の鮮明性の向上が図られ得ることが示されたのに対し
て、トナーのみを用いた場合や導電性微粉を加えなかっ
た場合を示す比較例においては、何れも、線間飛散率が
高く、文字或いは線の鮮明性に劣るものであった。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明
は、キャリヤとトナーに加えて、更に所定の導電性微粉
を混合せしめて、静電潜像現像剤としたものであるとこ
ろから、トナーの帯電が接触した相手部材とその接触回
数によって行なわれるだけでなく、トナー表面を導電性
にすることで、トナーが接触する度に平均化された帯電
量とすることが出来、その結果、常に安定した画像が得
られ、かぶりの少ない、品質の向上された画像を得るこ
とが出来るのである。また、トナーの帯電量分布が拡が
っていたものを、狭い範囲での帯電量を確保することが
出来るところから、逆極性に帯電したトナーや過剰に帯
電したトナーがなく、感光体上に形成された静電潜像に
忠実にトナーを付着させることが出来、以て文字或いは
線の鮮明性が効果的に向上せしめられ得るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従う静電潜像現像剤が適用され得るレ
ーザービームプリンターの要部の構成の一例を示す説明
図である。
【符号の説明】
10 感光体 12 帯電器 14 レーザースキャナー 16 現像器 18 記録媒体 20 転写器 22 クリーニング装置 24 熱定着器 26 磁石ロール 28 スリーブ 30 現像剤 32 キャリヤ閉込め
室 34 ブレード

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともキャリヤとトナーとが配合さ
    れてなる現像剤に、該トナーよりも粒子径の小さな導電
    性微粉を含有せしめたことを特徴とする静電潜像現像
    剤。
  2. 【請求項2】 前記導電性微粉が、前記トナーの粒子表
    面に付着せしめられている請求項1に記載の静電潜像現
    像剤。
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