JPH0714143Y2 - 車体組立装置 - Google Patents

車体組立装置

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JPH0714143Y2
JPH0714143Y2 JP1988010665U JP1066588U JPH0714143Y2 JP H0714143 Y2 JPH0714143 Y2 JP H0714143Y2 JP 1988010665 U JP1988010665 U JP 1988010665U JP 1066588 U JP1066588 U JP 1066588U JP H0714143 Y2 JPH0714143 Y2 JP H0714143Y2
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光義 谷口
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両の製造ライン等において、搬送される車
体構成部材に各種の組立作業を施して完成された車体を
得べく用いられる車体組立装置に関する。
(従来の技術) 車両製造ラインにおいて車体の組立てがなされるにあた
っては、通常、各車体を形成するための車体構成部材
が、所定の保持/搬送手段により保持されるとともに各
組立作業ステーションに搬送されるようになされる。そ
して、斯かる際に用いられる保持/搬送手段としては、
例えば、特開昭55−19666号公報においてシャトル装置
と称されて記述されている如くの往復移動装置や、所定
の案内部による案内のもとに移動するものとされ、車体
構成部材が載置される台車が使用される。
車体構成部材の保持/搬送手段として台車が採用される
際には、組立作業ステーションにおいて、台車に載置さ
れた車体構成部材にその底面部における溶接等の組立作
業が施される場合、車体構成部材が台車に配された固定
部から上昇せしめられることが、作業性の向上等の面か
ら要求される。そのため、台車がリフト部を備えるもの
とされ、車体構成部材が、そのリフト部を介して台車に
載置されて、組立作業ステーションでの必要に応じてリ
フト部により上昇せしめられるようになすことが考えら
れている。
このような台車に装備されるリフト部は、通常、車体構
成部材の昇降をエアーシリンダ等の流体シリンダを用い
て行うようにされ、車体構成部材を伴った台車が組立作
業ステーションにおいて停止せしめられたもとで、流体
シリンダに対する作動流体の供給が成されてリフト部が
上昇状態とされ、また、流体シリンダからの作動流体の
排出がなされてリフト部が下降状態とされる。そして、
リフト部に対するエアー等の流体の供給及び排出は、流
体給排部から流体シリンダにまで伸びる可撓性を有した
流体流通パイプを通じて行われる。
(考案が解決しようとする課題) 上述の如くに、流体シリンダにより作動せしめられるリ
フト部を備えるものとされた台車により、車体構成部材
の保持及び搬送がなされる場合には、台車が、車体構成
部材を搬送する際に、流体給排部から伸びてリフト部に
おける流体シリンダに接続された流体流通パイプを伴っ
て移動することになる。そのため、台車が移動にあたっ
ては比較的大なる負荷を負うことになるとともに、台車
と共に移動する流体流通パイプのための余分なスペース
の確保が必要とされることになる不都合が伴われること
になってしまう。さらに、台車に伴って移動する流体流
通パイプが、組立作業ステーションにおける作業性に悪
影響を及ぼす虞もある。
斯かる点に鑑み、本考案は、流体の給排に応じて作動す
る昇降機構が備えられ、車体構成部材が昇降機構を介し
て載置される台紙によって、車体構成部材の保持及び組
立作業ステーションへのあるいは組立作業ステーション
からの搬送がなされるにあたり、台車がその移動に際し
て流体給排部から伸びる流体流通パイプを伴うものとさ
れず、従って、台車の移動が円滑に行われ、かつ、台車
の移動に必要とされるスペースの縮小が図られるととも
に、組立作業ステーションでの作業性の低下をきたさな
いようにされた車体組立装置を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく、本考案に係る車体組立装置
は、例えば、レールにより設定される経路に沿って組立
作業ステーションへの移動あるいは組立作業ステーショ
ンからの移動を行うものとされた本体部と、本大部の上
方に流体の給排に応じて作動する昇降機構により支持さ
れて昇降可能に配され、車体構成部材が載置される支持
台部と、支持台部から下方に本体部を貫通して伸び、支
持台部に伴って昇降する支柱と、本体部上に配されて流
体の給排に応じて作動し、支持台部が昇降機構により上
昇せしめられたとき、支柱に係合して支持台部を上方位
置に保持するロック機構と、本体部上に配されて昇降機
構及びロック機構に対して給排される流体を流通させる
流体路形成部とを備える台車が設けられるとともに、組
立作業ステーションに配置され、台車の本体部が組立作
業ステーションに停止せしめられるとき、台車に配され
た流体通路形成部に結合されて、流体通路形成部を通じ
て台車に備えられた昇降機構及びロック機構への流体供
給及び昇降機構及びロック機構からの流体排出を行う流
体給排手段が設けられて構成される。
(作用) 上述の如くに構成される本考案に係る車体組立装置にお
いては、車体構成部材が支持台部に載置された台車が、
組立作業ステーションに停止せしめられるときには、組
立作業ステーションに配置された流体給排手段と台車に
配された流体通路形成部とが結合される。そして、流体
給排手段から台車に備えられた昇降機構及びロック機構
への流体通路形成部を通じての流体の供給、あるいは、
昇降機構及びロック機構から流体給排手段への流体通路
形成部を通じての流体の排出が行われ、昇降機構及びロ
ック機構が、車体構成部材が載置された支持台部を上昇
させ、上昇位置に保持し、その後、下降させるべく動作
せしめられる。
このようにして、組立作業ステーションに停止せしめら
れた台車上において、車体構成部材が載置された支持台
部の上昇、上昇位置での保持及び下降が昇降機構及びロ
ック機構によりなされるので、組立作業における作業性
の向上が図られる。また、台車の移動に際しては、台車
に配された流体通路形成部が流体給排手段から離脱し、
台車は、昇降機構及びロック機構と外部とを連結する流
体流通パイプ等を伴わないものとされる。そのため、台
車の移動が円滑に行われ、かつ、台車の移動に必要とさ
れるスペースの縮小が図られることになる。
(実施例) 第1図は、本考案に係る車体組立装置の一例が適用され
た車両製造ラインの部分を示し、斯かる部分では、車体
を形成するアンダーボディとサイドボディとが組合され
た構造体における下回りの溶接が、組立作業として行わ
れる。
第1図において、3箇所の組立作業ステーションSt1,St
2及びSt3、及び、それらの間には、組立作業ステーショ
ンSt1,St2及びSt3を連結するものとされた案内レール11
が固定部10上に敷設されており、この案内レール11上
に、台車12が案内レール11に沿って移動可能に配されて
いる。この台車12には、組立作業ステーションSt1にお
いて、アンダーボディとサイドボディとが組み合わされ
てなる車体構成部材Vが載置され、また、車体構成部材
Vが載置された台車12が、案内レール11による案内のも
とに、組立作業ステーションSt1から組立作業ステーシ
ョンSt2及びSt3へと移動するようにされている。
台車12は、案内レール11上に配された本体部13と、この
本体部13に取り付けられて本体部13の上面側に位置する
ものとされた、支持台部14とそれを昇降させるエアーシ
リンダ15を含むものとされたリフト機構(車体構成部材
昇降機構)16とを有するものとされており、アンダーボ
ディと再度ボディとが組み合わされてなる車体構成部材
Vは、実際には、リフト機構1を形成する支持台部14上
に載置される。従って、車体構成部材Vは、リフト機構
16を介して台車12に載置されることになる。また、台車
12における本体部13は、案内レール11に沿って配設され
た駆動チェーン17に係合しており、駆動チェーン17がモ
ータ等の駆動手段により駆動されることによって案内レ
ール11に沿って移動せしめられる。また、台車12の本体
部13の移動方向における両端には、ストッパ当接部材18
a及び18bが夫々取り付けられており、台車12が組立作業
ステーションSt1に停止せしめられるとき、ストッパ当
接部材18aが組立作業ステーションSt1に設けられた台車
ストッパ19に当接し、台車12が組立作業ステーションSt
2に停止せしめられるとき、ストッパ当接部材18bが組立
作業ステーションSt2に設けられた台車ストッパ20に当
接し、さらに、台車12が組立作業ステーションSt3に停
止せしめられるとき、ストッパ当接部材18bが組立作業
ステーションSt3に設けられた台車ストッパ21に当接す
るようにされている。
そして、組立作業ステーションSt1、St2及びSt3の夫々
には、台車12に備えられたリフト機構16に対するエアー
の供給及び排出を行うためのエアー給排部22が設けられ
ている。
(第1図においては、組立作業ステーションSt1におけ
るエアー給排部22は台車12の陰にあり、現れていな
い。)斯かるエアー給排部22は、台車12が組立作業ステ
ーションSt1,St2及びSt3の夫々に停止せしめられたと
き、台車12に配された、後述される如くの、エアーシリ
ンダ15に対して給排されるエアーを流通させるエアー通
路形成部の一端に結合し、エアー通路形成部を通じて、
リフト機構16を構成するエアーシリンダ15へのエアーの
供給及びエアーシリンダ15からのエアーの排出を行う。
それにより、エアーシリンダ15は、エアー給排部22によ
りなされるエアーの給排に応じて、支持台部14を昇降さ
せる。
さらに、組立作業ステーションSt1,St2及びSt3の夫々に
は、台車12に備えられたリフト機構16を構成する支持台
部14の一端に設けられた突出部23を検出する検出部24が
設けられており、この検出部24から得られる検出出力に
基づいて、駆動チェーン17を駆動するモータ等の駆動手
段の動作制御が行われる。
第2図及び第3図は、組立作業ステーションSt1に停止
せしめられた台車12を示す。第2図及び第3図におい
て、台車12における本体部13は、ローラ25を介して案内
レール11に係合し、また、その下面側に設けられた係合
部26をもって駆動チェーン17に係合しており、それによ
って、駆動チェーン17が駆動されるとき、駆動チェーン
17の移動に伴って案内レール11に沿う方向に移動するも
のとされている。
台車12における本体部13上には、台車12に備えられたリ
フト機構16を構成するエアーシリンダ15に供給されるエ
アー、もしくは、エアーシリンダ15から排出されるエア
ーを流通させるエアー通路形成部27が配されている。こ
のエアー通路形成部27の一端27aは、本体部13の側縁部
に位置するものとされるとともに連結部材29が設けられ
ており、連結部材29によって、組立作業ステーションSt
1に設けられたエアー給排部22に連結されている。ま
た、エアー通路形成部27の他端27bは、直接、エアーシ
リンダ15に接続されている。なお、エアー通路形成部27
の一端27aは、台車12が組立作業ステーションSt2もしく
はSt3に停止せしめられた際には、同様に、連結部材29
によって、組立作業ステーションSt2もしくはSt3に設け
られたエアー給排部22に連結される。
本体部13上に配されたエアー通路形成部27の中途部分に
は、バルブ切換部30が設けられており、エアー通路形成
部27は、バルブ切換30におけるバルブ31aを通じるもの
とされている。また、切換バルブ部30において、エアー
通路形成部27から分岐エアー通路形成部28が分岐してお
り、この分岐エアー通路形成部28は、バルブ切換部30に
おけるバルブ31bを通じて伸び、その先端部分において
さらに2個の端末エアー通路形成部28a及び28bに分岐し
ている。そして、端末エアー通路形成部28a及び28bは、
本体部13上に配された2個のロックシリンダ32a及び32b
に夫々接続されている。ロックシンリダ32a及び32bは、
リフト機構16が作動してリフト機構16を構成する支持台
部14が上昇せしめられた際、支持台部14を上昇位置に保
持すべく作動せしめられる。なお、バルブ切換部30にお
ける2個のバルブ31a及び31bの夫々は、支持台部14の高
さ位置に応じてその開弁状態の切換えがなされるものと
される。
リフト機構16を構成する支持台部14には、支持台部14自
体、本体部13上に配されたスペーサ部33a及び本体部13
を貫通して下方に伸びる支柱34aと、同じく支持台部14
自体、本体部13上に配されたスペーサ部33b及び本体部1
3を貫通して下方に伸びる支柱34bとが、所定の間隔を置
いて固着されており、支持台部14と共に昇降するものと
されている。そして、支持台部14が上昇位置をとるもの
とされるとき、前述のロックシリンダ32a及び32bの両者
が伸長状態をとるものとされ、それにより支柱34a及び3
4bの各々の下端面部が、伸長状態とされたロックシリン
ダ32a及び32bの先端部に各々係合したリンク部材40a及
び40bにより夫々係止されて、支持台部14の上昇位置に
おける保持が行われる。
支柱34a及び34bの夫々の上端面部は、支持台部14上に載
置される車体構成部材Vとの係合部とされており、ま
た、支持台部14には、その一端部に車体構成部材Vの前
端部を支持する支持部35aが設けられるとともに、その
他端部に車体構成部材Vの後端部を支持する支持部35b
が設けられている。
第4図は、台車12における本体部13上に配されたエアー
通路形成部27の一端27aと組立作業ステーションSt1に設
けられたエアー給排部22との結合部分及びその周囲部分
を拡大して示す。エアー給排部22は、固定部10上に立設
された支持部材36によって支持されており、エアーパイ
プ22aを通じて図示されていないエアー発生源に連結さ
れている。
また、リフト機構16を構成する支持台部14には、支持台
部14に伴って昇降せしめられるロッド37が取り付けられ
ている。このロッド37は、支持台部14が作業位置とされ
る上昇位置まで上昇せしめられるとき、その下端部37a
が、本体部13上に固定されたスイッチ38に当接し、スイ
ッチ38をオン状態とする。
さらに、検出部24は固定部10上に立設されており、リフ
ト機構16を構成する支持台部14が下降位置にあるとき、
支持台部14に設けられた突出部23の端部に対向する第1
の検出素子39aと、支持台部14が上昇位置にあるとき、
支持台部14に設けられた突出部23の端部に対向する第2
の検出素子39bとを備えている。従って、検出部24は、
支持台部14が下降位置にあるとき及び上昇位置にあると
きのいずれにおいても、突出部23を検出することができ
る。
上述の如くにして、案内レール11,台車12,組立作業ステ
ーションSt1,St2及びSt3の夫々に設けられたエアー給排
部22及び検出部24等を主要構成要素とする本考案に係る
車体組立装置の一例が構成されており、斯かる例におけ
る台車12は、車体組立に際して、先ず組立作業ステーシ
ョンSt1に位置するものとされる。そして、車体構成部
材Vが、組立作業ステーションSt1に停止せしめられた
台車12におけるリフト機構16を構成する支持台部14に載
置され、その下回りにおける溶接がなされるべく上昇せ
しめられる。その際、台車に配されたエアー通路形成部
27の一端27aが、連結部材29を介して、組立作業ステー
ションSt1に設けられたエアー給排部22に連結されたも
とで、バルブ切換部30において、バルブ31aが開状態に
されるとともにバルブ31bが閉状態にされる。それによ
り、エアー給排部22からエアー通路形成部27の一端27a
を通じて供給されるエアーが、バルブ31aを介し、エア
ー通路形成部27を通じて、台車12に備えられたリフト機
構16を構成するエアーシリンダ15に供給される。その結
果、エアーシリンダ15が作動して支持台部14を上昇さ
せ、それに伴って、車体構成部材Vが第3図において実
線で示される下降位置から一点鎖線で示される上昇位置
へと上昇せしめられる。
斯かる支持台部14の上昇に伴い、支持台部14に固定され
た支柱34a及び34b、及び、ロッド37の夫々も上昇せしめ
られる。そして、支持台部14が上昇位置に到達すると、
ロッド37の下端部37aが、台車12における本体部13に設
けられたスイッチ38に当接して、それをオン状態とな
す。スイッチ38がオン状態とされることにより、バルブ
切換部30において、バルブ31aが閉状態にされるととも
に、バルブ31bが開状態とされる。それにより、エアー
給排部22からエアー通路形成部27の一端27aを通じて供
給されるエアーが、バルブ31bを介し、分岐エアー通路
形成部28、さらには、端末エアー通路形成部28a及び28b
を通じて、台車12における本体部13上に配された2個の
ロックシリンダ32a及び32bに夫々供給される。エアー給
排部22からのエアーが供給されたロックシリンダ32a及
び32bの夫々は伸長動作を行い、ロックシリンダ32a及び
32bの先端部に係合したリンク部材40a及び40bが、支柱3
4a及び34bの下端面部を夫々係止するものとされる。そ
の結果、支柱34a及び34bが位置規制され、支持台部14が
車体構成部材Vを伴って上昇位置に保持された状態とさ
れる。
このようにして支持台部14が上昇位置に保持された状態
の下で、組立作業ステーションSt1における、支持台部1
4に載置された車体構成部材Vの下回りに対する溶接が
行われる。そして、組立作業ステーションSt1における
溶接作業が終了した後、エアー給排部22により、端末エ
アー通路形成部28a及び28b,分岐エアー通路形成部28,バ
ルブ31b、及び、エアー通路形成部27の一端27aを通じて
の、ロックシリンダ32a及び32bからのエアーの排出が行
われる。それにより、ロックシリンダ32a及び32bが収縮
動作を行い、ロックシリンダ32a及び32bの先端部に係合
したリンク部材40a及び40bが支柱34a及び34bを係止状態
から解除する。また、それとともに、バルブ切換部30に
おけるバルブ31aも開状態とされて、エアー給排部22に
より、エアー通路形成部27及びバルブ31aを通じてのエ
アーシリンダ15からのエアーの排出が行われる。その結
果、支持台部14が、車体構成部材Vを伴って、第3図に
おいて一点鎖線で示される上昇位置から実線で示される
下降位置へと降下せしめられる。そして、支持台部14が
下降位置に到達すると、エアー給排部22とエアー通路形
成部27の一端27aとの連結部材29を介しての連結が解除
され、続いて、駆動チェーン17が駆動され、台車12が案
内レール11に沿って組立作業ステーションSt1から組立
作業ステーションSt2へと移動せしめられる。
台車12が組立作業ステーションSt2に移動せしめられる
と、組立作業ステーションSt2に設けられた検出部24に
より、支持台部14に取り付けられた突出部23の端部が検
出され、その検出出力に基づいて、組立作業ステーショ
ンSt2に設けられた台車ストッパ20が駆動され、本体部1
3の端部に設けられたストッパ当接部材18bが台車ストッ
パ20に当接し得る状態とされ、ストッパ当接部材18bが
台車ストッパ20に当接すると、駆動チェーン17が駆動さ
れなくなって、台車12が停止せしめられる。そして、組
立作業ステーションSt1における場合と同様に、台車12
に配されたエアー通路形成部27の一端27aが、連結部材2
9を介して、組立作業ステーションSt2に設けられたエア
ー給排部22に連結され、リフト機構16の昇降動作が行わ
れるとともに、組立作業ステーションSt2における組立
作業が行われる。
さらに、組立作業ステーションSt2における組立作業が
終了した後、台車12が案内レール11に沿って組立作業ス
テーションSt2から組立作業ステーションSt3へ移動せし
められる。そして、台車12が組立作業ステーションSt3
に移動せしめられると、組立作業ステーションSt3に設
けられた検出部24により、支持台部14に取り付けられた
突出部23の端部が検出され、その検出出力に基づいて、
組立作業ステーションSt3に設けられた台車ストッパ21
が駆動され、本体部13の端部に設けられたストッパ当接
部材18bが台車ストッパ21に当接し得る状態とされ、ス
トッパ当接部材18bが台車ストッパ21に当接すると、駆
動チェーン17が駆動されなくなって、台車12が停止せし
められる。そして、組立作業ステーションSt2における
場合と同様に、台車12に配されたエアー通路形成部27の
一端27aが、連結部材29を介して、組立作業ステーショ
ンSt3に設けられたエアー給排部22に連結され、リフト
機構16の昇降動作行われるとともに、組立作業ステーシ
ョンSt3における組立作業が行われる。
上述の如くにして、台車12における支持台部14に載置さ
れた車体構成部材Vに対して、組立作業ステーションSt
1,St2及びSt3の夫々における組立作業が施された後、車
体構成部材Vは、図示されてない移載手段によって台車
12から他の搬送手段へと移載される。その後、駆動チェ
ーン17が上述の場合と逆方向に駆動され、台車12が案内
レール11に沿って組立作業ステーションSt1まで返送さ
れる。
台車12が組立作業ステーションSt1に返送されると、そ
のときの台車12における支持台部14の高さ位置に応じ
て、検出部24における第1の検出素子39aもしくは第2
の検出素子39bによる、支持台部14に取り付けられた突
出部23の端部の検出がなされ、検出部24から得られる検
出出力に基づいて駆動チェーン17の駆動が停止される。
それにより、台車12が、その本体部13の一端に設けられ
たストッパ当接部材18aが組立作業ステーションSt1に設
けられた台車ストッパ19に当接する状態をもって停止せ
しめられる。そして、台車12における支持台部14に新た
な車体構成部材Vが載置されて、上述の如くの動作が繰
り返される。
なお、上述の例においては、台車12に備えられたリフト
機構16が、支持台部14をエアーシリンダ15によって昇降
させるものとされているが、リフト機構16は、エアーシ
リンダ15に代えて、油圧シリンダ等の他の流体シリンダ
が用いられるものとされてもよく、斯かる流体シリンダ
が用いられる場合においては、台車12には、エアー通路
形成部27に代えて作動圧油等を流通させる流体通路形成
部が配され、また、組立作業ステーションSt1,St2及びS
t3の夫々には、エアー給排部22に代えて台車12に配され
た流体通路形成部の一端に結合して、流体通路形成部を
通じての流体シリンダへの作動圧油等の流体の供給もし
くは流体シリンダからの作動圧油等の流体の排出を行う
流体給排部が設けられる。
さらに、上述の例においては、組立作業ステーションSt
1,St2及びSt3の3個の組立作業ステーションが配置され
ているが、組立作業ステーションの数は3個に限られる
ものではない。
(考案の効果) 以上の説明から明らかな如く、本考案に係る車体組立装
置によれば、車体構成部材が載置された支持台部を備え
た台車が組立作業ステーションに位置せしめられてなさ
れる車体構成部材が載置された支持台部の上昇、上昇位
置での保持及び下降が組立作業ステーションに設けられ
た流体給排部により、台車の本体部に配された流体通路
形成部を通じて、台車の本体部に備えられた流体の給排
に応じて作動する昇降機構及びロック機構に流体が供給
され、あるいは、その昇降機構及びロック機構から流体
が排出されることにより行われるので、組立作業ステー
ションでの組立作業における作業性の向上が図られると
ともに、台車がその移動に際して、昇降機構及びロック
機構と外部とを連結する流体流通パイプ等を伴う必要が
ないものとされ、従って、台車の移動が容易かつ円滑に
行われるようになすことができ、さらに、台車の移動に
必要とされるスペースの縮小が図れることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る車体組立装置の一例が適用された
車両製造ラインの部分を示す概略側面図、第2図は本考
案に係る車体組立装置の一例の要部を示す平面図、第3
図は本考案に係る車体組立装置の一例の要部を示す側面
図、第4図は本考案に係る車体組立装置の一例の要部を
拡大図示する概略断面図である。 図中、10は固定部、11は案内レール、12は台車、13は台
車12の本体部、14は支持台部、15はエアーシリンダ、16
はリフト機構、17は駆動チェーン、22はエアー給排部、
27はエアー通路形成部、29は連結部材、32a,32bはロッ
クシリンダ、34a,34bは支柱、Vは車体構成部材であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】設定された経路に沿って組立作業ステーシ
    ョンへの移動、あるいは、組立作業ステーションからの
    移動を行うものとされた本体部,該本体部の上方に流体
    の給排に応じて作動する昇降機構により支持されて昇降
    可能に配され、車体構成部材が載置される支持台部,該
    支持台部から下方に上記本体部を貫通して伸び、上記支
    持台部に伴って昇降する支柱,上記本体部上に配されて
    流体の給排に応じて作動し、上記支持台部が上記昇降機
    構により上昇せしめられたとき、上記支柱に係合して上
    記支持台部を上方位置に保持するロック機構、及び、上
    記本体部上に配されて上記昇降機構及びロック機構に対
    して給排される流体を流通させる流体路形成部を備える
    台車と、 上記組立作業ステーションに備えられ、上記台車の本体
    部が該組立作業ステーションに停止せしめられるとき上
    記流体通路形成部に結合され、該流体通路形成部を通じ
    て上記昇降機構及びロック機構への流体供給及び上記昇
    降機構及びロック機構からの流体排出を行う流体給排手
    段と、 を含んで構成される車体組立装置。
JP1988010665U 1988-01-29 1988-01-29 車体組立装置 Expired - Lifetime JPH0714143Y2 (ja)

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JPS5927964U (ja) * 1982-08-18 1984-02-21 日産車体株式会社 搬送台車

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