JPH0714176Y2 - 梱包体の開梱装置 - Google Patents

梱包体の開梱装置

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JPH0714176Y2
JPH0714176Y2 JP10674689U JP10674689U JPH0714176Y2 JP H0714176 Y2 JPH0714176 Y2 JP H0714176Y2 JP 10674689 U JP10674689 U JP 10674689U JP 10674689 U JP10674689 U JP 10674689U JP H0714176 Y2 JPH0714176 Y2 JP H0714176Y2
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waste paper
winding
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広治 小林
剛男 山口
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は梱包体の開梱装置に係り、詳しくは、圧縮され
た段ボール箱などが線材で結束されている梱包体を開梱
するため、叉状爪体を線材に差し込みかつ回転させ、結
束部材を巻き取るようにして除去し、梱包体を自動的に
荷解きすると共に、巻き取られた結束部材を円滑に排出
させることができるようにした装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
収集された段ボール箱や古紙などの廃棄紙は、再生のた
めに製紙工場へ運搬される。その際の輸送効率の向上や
取り扱いを容易にするため、廃棄紙は予め圧縮され、か
つ、針金や樹脂テープなどの線材で結束される。その廃
棄紙を製紙工場における溶解用パルパーへ投入するに先
立ち、パルパーでの溶解や撹拌を阻害しないように、梱
包体から予め結束線材が除去される。
上記の結束線材を取り除く作業は、パルパーへの投入直
前に行われるのが通常であるが、それは、結束線材を切
断する作業と、その結束線材を別途廃棄するために拾集
する作業とからなる。従前は、作業者が針金などの結束
線材を工具でいちいち切断するので、極めて作業能率が
悪く、しかも、結束線材が開梱後の段ボールなどの周囲
に広がり落ちるので、その拾集にも手間どっていた。そ
のうえ、切断作業や拾集作業中に結束線材が跳ねるなど
することから、作業に常時注意を払わなければならない
という問題があった。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような結束線材を除去する際の問題を解消するため
に、本出願人は、特開昭64-9137号公報などにおいて、
廃棄紙を縛っている線材などの結束部材に叉状爪体を差
し込んで巻き取るようにした開梱装置を提案した。これ
は、開梱作業の自動化を実現したものであり、梱包体を
搬送装置で移動させる途中で停止させ、搬送装置上の梱
包体を一方側へ幅寄せする押動装置、その状態で結束部
材に叉状爪体を差し込みその叉状爪体を回転させて結束
部材を巻き取る巻取装置、切断刃の進出で結束部材を切
断する切断装置を備えている。
一方、梱包体を乗載して移送する搬送装置も設けられて
おり、通常は無端状のチェーンにより移動する分割され
た幾つもの乗載部を備えている。したがって、一般的に
はパンコンベアが採用されるが、そのパンとチェーン駆
動機構とは第7図に示すような構造となっている。
図中の3は梱包体であり、廃棄紙9は結束部材2で縛ら
れている。この梱包体3は幅寄せされて図示の位置にあ
り、叉状爪体13を上方から降下させて、梱包体3の一側
面部の何段かの結束部材2,2に差し込むようになってい
る。叉状爪体13は定位置で昇降するものであるので、梱
包体3は図示しない押動装置によって、搬送装置4上で
矢印41方向へ幅寄せされた状態にある。
叉状爪体13によって巻き取られた結束部材2は本例では
四つの塊〔図示せず〕となって、叉状爪体13が上昇する
際にしごき落とされる。その際、巻取塊が搬送装置4上
に落ちると、搬送装置4によって巻取塊も搬出されるこ
とになるので、所期の目的が達成されなくなる。そこ
で、幅寄せされた梱包体3の叉状爪体13側の面は、乗載
部4Aの端縁4aにほぼ一致するように配慮される。
ところが、搬送装置4の乗載部4Aを移動させるためにそ
の側部に装着されているチェーン駆動機構4Bは、図示し
たように、乗載部4Aの下面にあるものの、その端縁4aか
ら側方へはみ出した構造となっている。これは、パンコ
ンベアが通常重量物を搬送するために使用されるもので
あることなどのために、搬送方向に分割されている乗載
部4Aの下部では、その各全面における剛性を高くしてお
く必要があることに基づいている。
その結果、チェーン駆動機構4Bの上部に巻取塊が落下す
ると、それらがチェーンに絡まることになる。そこで、
梱包体3をチェーン駆動機構4Bに被さるまで幅寄せし
て、叉状爪体13の位置を搬送装置の側外方に設置すれ
ば、上記の問題を解決することができる。しかし、結束
部材2に叉状爪体13を差し込む際に、梱包体3の一部が
押し下げられたりすると、廃棄紙9の一部がチェーンに
絡みやすくなる。また、結束部材2を巻き取ることによ
って開梱された廃棄紙の支持が全面でなされなくなり、
廃棄紙9がばらけて、搬出中の姿勢が崩れやすくなると
いう問題も生じる。
そのために、梱包体3の幅寄せ位置の限界は乗載部4Aの
端縁4aとすべきであり、チェーン駆動機構4Bを覆うよう
にカバー4Cが設けられる。そのカバー4Cは搬送装置4の
本体フレーム42に取り付けられる。なお、本体フレーム
42のうちの竪フレーム42Aは搬送方向〔紙面に垂直な方
向〕にある間隔で立設されており、叉状爪体13の設置は
竪フレーム42Aの存在しない個所が選定される。したが
って、叉状爪体13の直下におけるカバー4Cの形状は、破
線のように部分的に傾斜が施される。したがって、巻取
塊はこの傾斜面に沿って搬送装置側方へ排出されること
になり、廃棄紙9や巻取塊がチェーン駆動機構4Bに絡む
ようなことは、一応回避される。
しかしながら、カバー4Cの傾斜面は、端縁4aから側方へ
はみ出しているチェーン駆動機構4Bを覆う必要から、叉
状爪体13の直下から形成されず、依然として一部に平坦
部4dが残る。この平坦部4dに巻取塊の一部が残存した
り、それが開梱された廃棄紙に引きづられて搬出された
りする事態が生じる。
本考案は上記の問題に鑑みなされたもので、その目的
は、無端状のチェーン駆動機構を備えることにより梱包
体を移動させる乗載部が移動方向に多数分割されている
搬送装置において、叉状爪体によって巻き取られた巻取
塊をしごき落とす際、その巻取塊を叉状爪体の直下の位
置から形成された傾斜面などを介して排出させることが
できるようにした搬送装置を含み、梱包体の開梱を円滑
に行うことができる梱包体の開梱装置を提供することで
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の梱包体の開梱装置は、廃棄紙が結束部材で縛ら
れている梱包体を、押動装置によって搬送装置上で定位
置へ幅寄せした後、前記結束部材を巻き取るようにした
梱包体の開梱装置に適用される。
その特徴とするところは、第1図および第3図に示すよ
うに、梱包体3を乗載して搬送するため、無端状のチェ
ーン駆動機構20により移動する乗載部21が、搬送方向11
に分割して備えられている搬送装置4と、押動パッド17
の進出によって、搬送装置4上の梱包体3を幅寄せする
押動装置7とを備える。そして、その押動装置7によっ
て幅寄せされた梱包体3の位置を規制するため、搬送装
置4の側方に設けられた梱包体定位置保持装置8と、廃
棄紙9と梱包体定位置保持装置8との間に位置する結束
部材2に叉状爪体13を差し込み、その叉状爪体13の回転
によって、廃棄紙9を取り巻く結束部材2を巻き取る巻
取装置6とを備える。さらに、搬送装置4の乗載部21の
側部に取り付けられるチェーン駆動機構20が、梱包体3
の載せられている乗載部21の下面において、その端縁21
aから側方へはみ出すことなく内側に装着されているこ
とである。
〔作用〕
搬送装置4上で梱包体定位置保持装置8まで幅寄せされ
た梱包体3に叉状爪体13を差し込み、その梱包体3を縛
っている結束部材2を、叉状爪体13の回転によって巻き
取る。叉状爪体13には上下何段かに結束部材2が絡みつ
いた後、叉状爪体13が上昇されると、しごき落とし装置
により結束部材2が巻取塊となって叉状爪体13から離脱
し、落下する。
一方、搬送装置4には、無端状のチェーン駆動機構20が
あり、搬送方向11へ幾つにも分割された乗載部21が移動
するようになっている。そのチェーン駆動機構20を構成
するチェーン22およびチェーン22により牽引される乗載
部21を支持したローラ23などが、乗載部21の側部に取り
付けられ、しかも、乗載部21の端縁21aから側方へはみ
出すことなく内側に装着されている。したがって、搬送
装置4の側方で昇降する叉状爪体13の直下にはチェーン
駆動機構20がなく、排出シュートなどを直下に開口させ
ることができる。
上記のしごき落とされた巻取塊は排出シュートの開口に
落ちることになり、乗載部21の側部にまで幅寄せされて
いる梱包体3によって、乗載部21に残ることもない。開
梱された廃棄紙9は結束部材2の巻き取り後も乗載部21
の上にあり、叉状爪体13を降下させたときに、廃棄紙9
の一部が乗載部21より押し下げられるといったことは回
避される。このように、叉状爪体13の結束部材2への差
し込み、叉状爪体13の回転、叉状爪体13を上昇させた場
合の巻き付いた結束部材2のしごき落とし、叉状爪体13
から外れた巻取塊の排出など、梱包体2を開梱するため
の一連の動作が円滑なものとなる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、搬送装置の乗載部を移動させるための
チェーン駆動機構などが、乗載部の側方へはみ出ない状
態としておくことができ、乗載部に全下面が載る梱包体
に対して、叉状爪体の結束部材への差し込み動作が確実
となる。その際、叉状爪体が廃棄紙を押し下さげるよう
な力が作用しても、廃棄紙が搬送装置からはみ出て、搬
出動作に支障をきたすことはない。
叉状爪体で巻き取られた結束部材をしごき落とす際も、
叉状爪体の直下に排出用の傾斜面や排出シュートなどを
形成しておくことができ、巻取塊が搬送装置上に残存し
て搬出されてしまうようなことも起こらない。
〔実施例〕
以下に、本考案をその実施例に基づいて、詳細に説明す
る。第3図は梱包体の開梱装置1の平面図で、結束部材
2で縛られた梱包体3を移送する搬送装置4、結束部材
2を切断するための切断装置5、および結束部材2を巻
き取る巻取装置6、さらには押動装置7や梱包体3を幅
寄せするときの位置を規制する梱包体定位置保持装置8
を備えている。
梱包体3は、第4図に示すように、段ボール箱を押し潰
したものや古紙などの廃棄紙9を圧縮して、線材やテー
プ状の結束部材2で縛ったものである。その廃棄紙9の
各々は垂直な姿勢とされ、結束部材2は、廃棄紙9の圧
縮を維持するように水平に取り巻き、廃棄紙9の全体を
固縛している。
第3図に示した搬送装置4は、梱包体3を白矢印のよう
に開梱位置10へ移動し、また、梱包体3の結束部材2が
巻き取られて開梱された廃棄紙9を、矢印11方向へ搬出
させる例えばパンコンベアである。切断装置5は、パン
コンベア4上の梱包体3を縛っている結束部材2を切断
するためのもので、搬送方向11に交差する方向へ進出し
て、梱包体3の一側面2mに位置する水平な結束部材2を
切断する切断刃12を有する。巻取装置6は、パンコンベ
ア4を挟んで上記切断装置5に対向するように配置さ
れ、結束部材2に差し込まれて回転する叉状爪体13を備
えている。このような各装置で結束部材2の切断や巻き
取りなどの開梱作業をできるようにするために、結束部
材2が水平となるように、梱包体3がパンコンベア4上
に載置される。
巻取装置6に設けられた叉状爪体13は上昇または降下す
ることができ、搬送装置4の側方に設けられている。そ
の叉状爪体13は、第1図に示すように、それを構成する
二本またはそれ以上の数の例えば先端の尖った棒状の下
方へ延びる爪棒13a,13bを備える。この爪棒13a,13bを、
梱包体3と結束部材2との間に差し込み、その叉状爪体
13を回転させると、その回転力により結束部材2を巻き
取るようになっている。なお、爪棒13a,13bの端部には
先細状の差込部13Aが形成されており、結束部材2への
差し込みが容易となるように配慮されている。
第5図に示すように、この叉状爪体13を昇降させ、梱包
体3から退避もしくは接近させる昇降シリンダ14と、結
束部材2を巻き取るためのモータ15とが、開梱装置1の
上方部位に設けられる。これらのアクチュエータは例え
ば油圧式のものであり、電磁弁などが自動開閉制御され
ることにより順次作動する。
切断装置5は結束部材2を切断するためのものであり、
その切断刃12は梱包体3とほぼ同じ高さで、上下何段に
も巻き付けられた結束部材2a〜2d〔第4図参照〕を、一
度に切断することができるようになっている。その切断
刃12を梱包体3に対して進退させる切断シリンダ16が設
けられ、切断刃12は梱包体3が開梱位置10に到達すると
進出するように制御される。
上記の各装置のほかに、梱包体3を巻取装置6側へ幅寄
せするための押動装置7,7が、第3図に示すように切断
装置5の左右に設置されている。これは、梱包体3の高
さとほぼ同じ押動パッド17,17を備え、押動シリンダ18,
18などで移動する。一方、巻取装置6側には押動装置7
で幅寄せされた梱包体3に接触する多数のローラ19,19
を備えた梱包体定位置保持装置8が、取り付けられてい
る。これは、梱包体3がパンコンベア4の上で幅寄せさ
れたとき、その梱包体3の位置を規制する制止装置でも
あり、第2図に示すように、ローラ19,19を備えた保持
棒19Aが、叉状爪体13の位置する個所を除いて適数本立
設される。上下に隣り合うローラ19,19間の空間19aに各
一本の結束部材2を嵌め、結束部材2が切断された後、
叉状爪体13によって巻き取られるまでの間、梱包体3の
他側面2nにおける結束部材2の垂れ下りを防止して、結
束部材2の相互の絡みが生じないようにも機能する。す
なわち、梱包体定位置保持装置8に対面する側の結束部
材2は各ローラ19,19でほぼ水平に支持および案内さ
れ、後述する叉状爪体13の差し込み動作や巻き取り動作
が極めて円滑となる。
ところで、叉状爪体13は、第3図に示すように、梱包体
定位置保持装置8の中央から外れて位置している。中央
は不適当という意味ではなく、叉状爪体13の位置すると
ころには、上述したように保持棒19Aが設けられないの
で、叉状爪体13に直面する位置では切断刃12が進退しな
いように配慮される。すなわち、切断するために、梱包
体3をその背後から支えるものがあった方がよいので、
切断刃12の進出する部位の対向位置に、保持棒19Aが設
置されることになる。本例では、切断刃12が梱包体3の
前後方向の中央に位置しているからである。
上述した搬送装置4においては、第1図に示すように、
梱包体3を乗載して搬送するため、無端状のチェーン駆
動機構20により移動する乗載部21が、搬送方向に分割し
て備えられている〔第3図参照〕。そして、乗載部21の
側部に取り付けられるチェーン22およびそのチェーン22
により牽引される乗載部21を支持したローラ23が、その
乗載部21の下面において、その端縁21aから側方へはみ
出すことなく内側に装着されている。
このチェーン駆動機構20は、従前乗載部21の側方にはみ
出していたものが内側へ変位された形態となっている。
そのために、乗載部21の支持体21mの幅は、第7図中の
Wに比べて狭いVとされる。パンコンベア4は通常重量
物などを搬送するのに好適とされているので、その乗載
部の剛性を高く維持する関係上、従来から幅広くなって
いる。梱包体2も廃棄紙9などの重量物であるが、その
乗載部21の上面に広範囲にわたって乗載されるため、単
位面積当たりの支持荷重はかなり少なくなるといえる。
したがって、支持体21mの幅がやや狭くなっても、作動
上の強度については何ら問題が生じないという点が勘案
されている。
乗載部21はボルト24によって支持体21mに固定され、ブ
ラケットを介して支持されたローラ23が、巻取基台25を
構成する竪フレーム26に架設された支持フレーム27上の
レール28上を転動する。チェーン駆動機構20は無端状で
あることから、図示するように上下対称となってリター
ン側(すなわち下側)の乗載部21は逆転した姿勢となっ
ている。チェーン22は搬送装置4の前後両端に位置する
図示しないスプロケットに噛み合わされ、いずれかのス
プロケットが回転駆動されると、乗載部21が移動するも
のである。上記したように、叉状爪体13は一本採用さ
れ、その隣には保持棒19A,19Aがある〔第3図参照〕。
竪フレーム26は叉状爪体13の位置には設けられず、第2
図に示すように、保持棒19Aがあるような位置とされ
る。叉状爪体13の直下には、第1図に示すように、排出
シュート29が設置され、その開口29aが乗載部21の端縁2
1aに近接して位置される。なお、30は、排出シュート29
から落下した巻取塊31を搬出するためのベルトコンベア
で、巻き取られた結束部材2が叉状爪体13から取り外さ
れ、所定位置へ移送されるようになっている。ちなみ
に、上記のパンコンベア4の下流側には、ターンテーブ
ル32〔第3図参照〕が設置され、廃棄紙9がそれに載せ
られて幾つかある図示しないパルパーの一つに向けて振
り分けられながら払い出される。
上記の巻取装置6の構造を、以下に述べる。第5図に示
すように、巻取基台25に取り付けられた昇降シリンダ14
の伸縮により、巻取基台25に立設されたコラム33に沿っ
て昇降台車34を移動させる構造となっている。その昇降
台車34には、叉状爪体13の回転を可能にして支持する軸
受箱35が、ブラケット36,37を介して取り付けられ、叉
状爪体13がモータ15に垂下される。ちなみに、昇降シリ
ンダ14、切断シリンダ16や押動シリンダ18の作動開始や
停止は、図示しないリミットスイッチや圧力スイッチに
よって、梱包体3や各装置における可動部品が所定の位
置へ移動したことや、所定の加圧力を発揮したことを検
出することにより、それぞれの電磁切換弁を開閉させて
自動的になされる。
以上述べたような構成によれば、次のように作動させ
て、梱包体3の結束部材2を切断し巻き取ることができ
る。
運搬されてきた梱包体3は結束部材2によって縛られた
状態でパンコンベア4に載置される。その際、梱包体3
は、その結束部材2が水平となるような姿勢とされる。
開梱位置10における切断装置5の切断刃12や押動装置7
の押動パッド17はパンコンベア4上から退避され、巻取
装置6の叉状爪体13が上昇した状態でパンコンベア4が
駆動される。梱包体3が開梱位置10に到達すると、パン
コンベア4が停止される。
押動装置7の押動シリンダ18が伸長され、押動パッド17
が第3図中に実線で示した梱包体3を破線で示すよう
に、巻取装置6の方向へ幅寄せする。梱包体3が梱包体
定位置保持装置8のローラ19,19に接触すると、押動シ
リンダ18の伸長が停止される。
押動シリンダ18の作動が停止する少し前もしくは停止し
た後、切断装置5の切断シリンダ16が伸長され、幅寄せ
の完了した梱包体3に切断刃12が進出して、結束部材2
を切断する。切断刃12が所定量進出すると、切断シリン
ダ16の伸長が停止され、切断刃12の進出が止められる。
直ちに、押動シリンダ18および切断シリンダ16が縮小
し、押動パッド17と切断刃12は後退する。
切断刃12および押動パッド17は、それぞれ所定の位置で
停止される。切断された部分の結束部材2はバラバラに
なり、梱包体3が廃棄紙9のみとされる。結束部材2の
切断部位はパンコンベア4上に垂れるが、巻取装置6側
では梱包体定位置保持装置8のローラ19,19により支持
された状態で維持される。
以上のような状態で昇降シリンダ14が縮小され、叉状爪
体13が結束部材2に向けて、第1図の鎖線から実線で示
すように進出される。所望位置まで降下すると、昇降シ
リンダ14の縮小作動が停止され、叉状爪体13も止まる。
このとき、叉状爪体13が差し込まれる結束部材2は、梱
包体定位置保持装置8の各ローラ19,19で支持されてい
ること、梱包体3が乗載部21に全部載っていることか
ら、叉状爪体13の差し込みに支障は生じない。廃棄紙9
が叉状爪体13の動きで押し下げられて変形することもな
い。
叉状爪体13の降下が停止すると、巻取装置6のモータ15
が駆動され、予め決められた一定の時間高速で叉状爪体
13が回転される。第6図のように各位置で結束部材2を
巻き取ると、その後巻き取りが停止される。その間もロ
ーラ19,19で結束部材2がガイドされており、結束部材
2が跳ねたり絡み合うのが防止される。
巻き取り完了後、昇降シリンダ14が伸長し、叉状爪体13
が上方へ退避され、上限に到達すると停止される。な
お、ローラ19,19は廃棄紙9の搬出を阻害しないように
回転自在とされているが、回転しなくても特に問題がな
い場合には、固定円盤などを採用しておいてもよい。形
状の如何によらず、上記の機能を発揮させることができ
るものであればよい。
叉状爪体13に巻き取られた結束部材2は巻取塊31となっ
て外される。すなわち、叉状爪体13の各爪棒13a,13bを
挿通しかつ回転可能な回転リング40〔第1図および第6
図参照〕が、第5図に示した巻取基台25から突設する補
助フレーム38のリング保持部39内にある。そして、叉状
爪体13が上昇するとき、爪棒13a,13bのやや先細したま
た図示しない背幅の形状ともあいまって、その回転リン
グ40がしごき落とすようにして巻取塊31を叉状爪体13か
ら外す。
搬送装置4には、無端状のチェーン駆動機構20がある
が、それを構成するチェーン22およびチェーン22により
牽引される乗載部21を支持したローラ23などが、乗載部
21の側部に取り付けられ、しかも、乗載部21の端縁21a
から側方へはみ出すことなく内側に装着されているの
で、搬送装置4の側方で昇降する叉状爪体13の直下には
チェーン駆動機構20がなく、落ちた巻取塊31は、叉状爪
体13の直下で開口する排出シュート29を介してベルトコ
ンベア30から別途廃棄場へ搬出される。したがって、巻
取塊31が乗載部21の側部にまで幅寄せされている梱包体
3によって、乗載部21上に残ることもない。開梱された
廃棄紙9は結束部材2の巻き取り後も完全に乗載部21の
上にあり、叉状爪体13を降下させたときに、廃棄紙9の
一部が乗載部21の上面よりさらに押し下げられるといっ
たことも回避される。このように、叉状爪体13の結束部
材2への差し込み、叉状爪体13の回転、叉状爪体13を上
昇させた場合の巻き付いた結束部材2のしごき落とし、
叉状爪体13から外れた巻取塊31の排出など、梱包体3を
開梱するための一連の動作が円滑なものとなる。
以上は、梱包体の結束部材を巻き取る前に、その結束部
材を切断する例を述べたが、叉状爪体の回転を利用して
結束部材を切断しながら巻き取る場合にも本考案を適用
することができる。また、搬送装置としてパンコンベア
を例にしているが、そのようなコンベアに限らず、チェ
ーン駆動機構によって梱包体を搬送することができるも
のであればよい。
上記した例から判るように、叉状爪体の差し込みが極め
て容易となり、叉状爪体が廃棄紙を突き刺したり、回転
時に紙片を巻き込むといったことが防止される。そし
て、結束部材が針金などである場合、それを再生するた
めの屑鉄の中に異物が混入するようなことはなくなり、
スクラップとしての利用価値が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の梱包体の開梱装置における叉状爪体直
下の近傍の構成例を示す配置で、第3図中のI−I線矢
視図、第2図は叉状爪体の存在しない個所の配置で、第
3図中のII-II線矢視図、第3図は開梱装置の全体平面
図、第4図は結束部材で縛られている梱包体の斜視図、
第5図は開梱装置の正面図、第6図は叉状爪体が結束部
材を巻き取っている状態図、第7図は従来の搬送装置に
おける部分構成図である。 2,2a〜2d……結束部材、3……梱包体、4……搬送装置
(パンコンベア)、6……巻取装置、7……押動装置、
8……梱包体定位置保持装置、9……廃棄紙、11……搬
送方向、13……叉状爪体、17……押動パッド、20……チ
ェーン駆動機構、21……乗載部、21a……端縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】廃棄紙が結束部材で縛られている梱包体
    を、押動装置によって搬送装置上で定位置へ幅寄せした
    後、前記結束部材を巻き取るようにした梱包体の開梱装
    置において、 前記梱包体を乗載して搬送するため、無端状のチェーン
    駆動機構により移動する乗載部が、搬送方向に分割して
    備えられている搬送装置と、 押動パッドの進出によって、上記搬送装置上の梱包体を
    幅寄せする押動装置と、 その押動装置によって幅寄せされた梱包体の位置を規制
    するため、前記搬送装置の側方に設けられた梱包体定位
    置保持装置と、 前記廃棄紙と梱包体定位置保持装置との間に位置する上
    記結束部材に叉状爪体を差し込み、その叉状爪体の回転
    によって、廃棄紙を取り巻く結束部材を巻き取る巻取装
    置とを備え、 前記搬送装置の乗載部の側部に取り付けられるチェーン
    駆動機構が、梱包体の載せられている乗載部の下面にお
    いて、その端縁から側方へはみ出すことなく内側に装着
    されていることを特徴とする梱包体の開梱装置。
JP10674689U 1989-09-12 1989-09-12 梱包体の開梱装置 Expired - Lifetime JPH0714176Y2 (ja)

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