JPH0714202B2 - 磁気録画再生装置 - Google Patents
磁気録画再生装置Info
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- JPH0714202B2 JPH0714202B2 JP62064909A JP6490987A JPH0714202B2 JP H0714202 B2 JPH0714202 B2 JP H0714202B2 JP 62064909 A JP62064909 A JP 62064909A JP 6490987 A JP6490987 A JP 6490987A JP H0714202 B2 JPH0714202 B2 JP H0714202B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は特殊再生時、特に静止画再生時の画質を向上
させるようになした磁気録画再生装置に関するものであ
る。
させるようになした磁気録画再生装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 第2A図は従来の磁気録画再生装置における静止画再生装
置の構成を示し、第2B図は上記の磁気録画再生装置によ
つて映像信号および走行制御信号が記録された磁気テー
プの各信号トラツクを示す図である。同図において、磁
気録画再生装置(10)は、磁気テープの走行する位置に
回転自在に設けられたヘツドドラム(11)を含む。上記
ヘツドドラム(11)には映像信号を記録または再生する
ためのヘツド(12)および(13)がその円周上の或る角
度(図示では180゜)だけ隔てた位置に設けられてい
る。上記ヘツドドラム(11)には、供給リール(14)お
よび巻取りリール(15)に巻かれた磁気テープ(1)が
斜めに巻付けられるとともに、ヘツドドラム(11)を回
転駆動するドラムモータ(20)が結合されている。
置の構成を示し、第2B図は上記の磁気録画再生装置によ
つて映像信号および走行制御信号が記録された磁気テー
プの各信号トラツクを示す図である。同図において、磁
気録画再生装置(10)は、磁気テープの走行する位置に
回転自在に設けられたヘツドドラム(11)を含む。上記
ヘツドドラム(11)には映像信号を記録または再生する
ためのヘツド(12)および(13)がその円周上の或る角
度(図示では180゜)だけ隔てた位置に設けられてい
る。上記ヘツドドラム(11)には、供給リール(14)お
よび巻取りリール(15)に巻かれた磁気テープ(1)が
斜めに巻付けられるとともに、ヘツドドラム(11)を回
転駆動するドラムモータ(20)が結合されている。
上記巻取りリール(15)の近傍には、磁気テープ(1)
を隔ててキヤプスタン(16)とピンチローラ(17)が設
けられ、上記キヤプスタン(16)は、回転駆動により磁
気テープ(1)を走行させるキヤプスタンモータ(25)
が連動されている。また、キヤプスタン(16)とヘツド
ドラム(11)との間には磁気テープ(1)の走行を制御
するための基準信号である走行制御信号を記録もしくは
再生する走行制御信号記録再生ヘツド(18)が設けられ
ている。
を隔ててキヤプスタン(16)とピンチローラ(17)が設
けられ、上記キヤプスタン(16)は、回転駆動により磁
気テープ(1)を走行させるキヤプスタンモータ(25)
が連動されている。また、キヤプスタン(16)とヘツド
ドラム(11)との間には磁気テープ(1)の走行を制御
するための基準信号である走行制御信号を記録もしくは
再生する走行制御信号記録再生ヘツド(18)が設けられ
ている。
ところで、磁気録画再生装置がVHS方式の場合、磁気テ
ープ(1)の長さ方向とヘツドドラム(11)との関係
は、右側が下がり、かつ左側が上がつている。このた
め、磁気テープ(1)に記録された映像信号の磁気パタ
ーンは、第2B図に示すようになる。また、VHS方式にお
いては、Aトラツク(2)が6度、Bトラツク(3)が
−6度のアジマスで記録されることになる。また、走行
制御信号(以下、CTLと称す)はCTLトラツク(4)に記
録され、その信号とBトラツク(3)の中心線の上端と
の磁気テープ(1)上の距離(X)はX値と呼ばれ、7
9,244mmに規定されている。なお、図中の(x)は磁気
テープ(1)の走行方向を示し、(y)はヘツド(1
2),(13)の走行方向を示す。
ープ(1)の長さ方向とヘツドドラム(11)との関係
は、右側が下がり、かつ左側が上がつている。このた
め、磁気テープ(1)に記録された映像信号の磁気パタ
ーンは、第2B図に示すようになる。また、VHS方式にお
いては、Aトラツク(2)が6度、Bトラツク(3)が
−6度のアジマスで記録されることになる。また、走行
制御信号(以下、CTLと称す)はCTLトラツク(4)に記
録され、その信号とBトラツク(3)の中心線の上端と
の磁気テープ(1)上の距離(X)はX値と呼ばれ、7
9,244mmに規定されている。なお、図中の(x)は磁気
テープ(1)の走行方向を示し、(y)はヘツド(1
2),(13)の走行方向を示す。
上記回転ヘツド(12)または(13)により再生された映
像信号は、ヘツドドラム(11)側の巻線と装置に固定さ
れた巻線とでなるロータリートランス(30)を通り、そ
れぞれ映像信号増幅器(31)または(32)で増幅された
後、ヘツド切換器(33)に導かれる。このヘツド切換器
(33)には、ドラムモータ(20)に直結したヘツド切換
信号発生素子(21)および或る角度(図示では180゜)
だけ隔てて設置されたヘツド切換信号検出ヘツド(22)
および(23)により発生され、ヘツド切換信号発生回路
(24)で増幅、波形整形させられたヘツド切換信号aが
入力されており、磁気テープ(1)のトラツク上を摺動
しているヘツド側の再生信号が選択されて出力される。
ヘツド切換信号(a)は第3図(a)に示すように、オ
ンでヘツド(12)、オフでヘツド(13)が選択されるよ
うに発生される。上記ヘツド切換器(33)より出力され
た再生映像信号(f)は、スイツチ回路(35)と1水平
走査期間(以下、1Hと称す)遅延線(34)と再生映像信
号欠落検知回路(43)に入力される。そして、再生映像
信号を1H遅延して信号(g)が1H遅延線(34)より出力
され、スイツチ回路(35)に入力される。このスイツチ
回路(35)は通常入力(f)をそのまま出力するが、磁
気テープ(1)の傷など何らかの理由で再生映像信号
(f)のレベルが所定のレベル以下になつた場合、映像
信号欠落検知回路(43)の出力(h)に応じて、1H遅延
線(34)からの入力(g)を出力する。これにより、再
生映像信号に欠落が生じた時でも、1H前の信号が補間さ
れるので、映像信号のライン相関性により、再生画面上
ほとんど目立たなくなる。
像信号は、ヘツドドラム(11)側の巻線と装置に固定さ
れた巻線とでなるロータリートランス(30)を通り、そ
れぞれ映像信号増幅器(31)または(32)で増幅された
後、ヘツド切換器(33)に導かれる。このヘツド切換器
(33)には、ドラムモータ(20)に直結したヘツド切換
信号発生素子(21)および或る角度(図示では180゜)
だけ隔てて設置されたヘツド切換信号検出ヘツド(22)
および(23)により発生され、ヘツド切換信号発生回路
(24)で増幅、波形整形させられたヘツド切換信号aが
入力されており、磁気テープ(1)のトラツク上を摺動
しているヘツド側の再生信号が選択されて出力される。
ヘツド切換信号(a)は第3図(a)に示すように、オ
ンでヘツド(12)、オフでヘツド(13)が選択されるよ
うに発生される。上記ヘツド切換器(33)より出力され
た再生映像信号(f)は、スイツチ回路(35)と1水平
走査期間(以下、1Hと称す)遅延線(34)と再生映像信
号欠落検知回路(43)に入力される。そして、再生映像
信号を1H遅延して信号(g)が1H遅延線(34)より出力
され、スイツチ回路(35)に入力される。このスイツチ
回路(35)は通常入力(f)をそのまま出力するが、磁
気テープ(1)の傷など何らかの理由で再生映像信号
(f)のレベルが所定のレベル以下になつた場合、映像
信号欠落検知回路(43)の出力(h)に応じて、1H遅延
線(34)からの入力(g)を出力する。これにより、再
生映像信号に欠落が生じた時でも、1H前の信号が補間さ
れるので、映像信号のライン相関性により、再生画面上
ほとんど目立たなくなる。
つぎに上記スイツチ回路(35)の出力は、再生信号処理
回路(36)で増幅、検波、周波数変換等の信号処理がな
され、疑似垂直同期信号付加回路(37)を通つて、再生
映像信号(38)として出力される。
回路(36)で増幅、検波、周波数変換等の信号処理がな
され、疑似垂直同期信号付加回路(37)を通つて、再生
映像信号(38)として出力される。
また、ヘツド切換信号(a)は、疑似垂直同期信号発生
回路(47)で遅延および微分されて、疑似垂直同期信号
(b)となり、静止画などの特殊再生時において垂直同
期信号がノイズにより正常に再生されない時に疑似垂直
同期信号付加回路(37)に出力されて再生映像信号に付
加される。VHS方式において垂直同期信号はヘツド切換
後の水平走査周期の6.5倍経過した位置になつているの
で、ヘツド切換信号(a)の立上りおよび立下りから疑
似垂直同期信号(b)までの遅延時間は同様に設定され
る。
回路(47)で遅延および微分されて、疑似垂直同期信号
(b)となり、静止画などの特殊再生時において垂直同
期信号がノイズにより正常に再生されない時に疑似垂直
同期信号付加回路(37)に出力されて再生映像信号に付
加される。VHS方式において垂直同期信号はヘツド切換
後の水平走査周期の6.5倍経過した位置になつているの
で、ヘツド切換信号(a)の立上りおよび立下りから疑
似垂直同期信号(b)までの遅延時間は同様に設定され
る。
一方、ヘツド切換信号(a)およびCTLヘツド(18)に
より再生されたCTL信号(c)は、キヤツプスタン制御
回路(26)に入力され、両者の時間差に比例した電圧が
キヤプスタンモータ駆動回路(27)に出力される。この
キヤプスタンモータ駆動回路(27)は、入力電圧により
キヤプスタンモータ(25)の回転数を制御する。これに
よつて通常の再生時には、ヘツド切換信号(a)とCTL
信号(c)とは一定の位相関係が保たれ、ヘツド(12)
および(13)は磁気テープ(1)の映像信号が記録され
たトラツク上を摺動することになる。
より再生されたCTL信号(c)は、キヤツプスタン制御
回路(26)に入力され、両者の時間差に比例した電圧が
キヤプスタンモータ駆動回路(27)に出力される。この
キヤプスタンモータ駆動回路(27)は、入力電圧により
キヤプスタンモータ(25)の回転数を制御する。これに
よつて通常の再生時には、ヘツド切換信号(a)とCTL
信号(c)とは一定の位相関係が保たれ、ヘツド(12)
および(13)は磁気テープ(1)の映像信号が記録され
たトラツク上を摺動することになる。
以下、静止画再生の制御部について説明する。
(40)は静止画再生スイツチ、(42)はテープ走行制御
回路、(44)は積分回路、(45)は映像欠落演算回路、
(46)はキヤプスタン駆動パルス発生回路である。
回路、(44)は積分回路、(45)は映像欠落演算回路、
(46)はキヤプスタン駆動パルス発生回路である。
次に、従来の装置における静止画再生の動作について第
2図ないし第4図を用いて説明する。
2図ないし第4図を用いて説明する。
静止画再生スイツチ(40)が押されると、静止画再生指
令がテープ走行制御回路(42)に入力される。このテー
プ走行制御回路(42)はCTL信号(c)に対して時間(t
1)をおいてキヤプスタン停止信号(d)を出力し、キ
ヤプスタンモータ駆動回路(27)は、キヤプスタンモー
タ(25)を停止させる。静止画再生においてヘツド(1
2)および(13)は、同一のアジマスのものが用いら
れ、たとえばヘツド(13)は通常再生時においては、ヘ
ツド(12)と逆のアジマスのヘツド(131)、静止画再
生においてはヘツド(12)と同一のアジマスのヘツド
(132)を切り換えて用いるが、図では切換回路を省略
している。
令がテープ走行制御回路(42)に入力される。このテー
プ走行制御回路(42)はCTL信号(c)に対して時間(t
1)をおいてキヤプスタン停止信号(d)を出力し、キ
ヤプスタンモータ駆動回路(27)は、キヤプスタンモー
タ(25)を停止させる。静止画再生においてヘツド(1
2)および(13)は、同一のアジマスのものが用いら
れ、たとえばヘツド(13)は通常再生時においては、ヘ
ツド(12)と逆のアジマスのヘツド(131)、静止画再
生においてはヘツド(12)と同一のアジマスのヘツド
(132)を切り換えて用いるが、図では切換回路を省略
している。
再生映像信号欠落検知回路(43)は、キヤプスタン停止
信号(d)が入力されると、第3図に示すように、検知
レベルを通常再生時のレベル(j)からレベル(k)へ
切換えるように構成されている。
信号(d)が入力されると、第3図に示すように、検知
レベルを通常再生時のレベル(j)からレベル(k)へ
切換えるように構成されている。
磁気テープ(1)の走行が停止した時点で、テープ上の
トラツクとヘツドの軌跡(5)の関係が第4A図に示すよ
うになつた場合、トラツクAとヘツド(12)および(13
2)のアジマスが一致するため、再生されるトラツクは
図の斜線の狭い範囲となり、再生映像信号(f)は第3
図(f)に図示するように一部欠落する。再生画面にお
いて欠落した部分は、帯状のノイズとなり、映像が正常
に再生されない。また、再生映像信号(f)は再生映像
信号欠落検知回路(43)に入力され、前述の所定のレベ
ル(k)以下の時の映像欠落信号(h)を出力する。こ
こで、レベル(k)は通常再生時のレベル(j)に比べ
て高くなつており、検知感度があがつているので、映像
信号の欠落部分を十分に検知出来るように構成されてい
る。
トラツクとヘツドの軌跡(5)の関係が第4A図に示すよ
うになつた場合、トラツクAとヘツド(12)および(13
2)のアジマスが一致するため、再生されるトラツクは
図の斜線の狭い範囲となり、再生映像信号(f)は第3
図(f)に図示するように一部欠落する。再生画面にお
いて欠落した部分は、帯状のノイズとなり、映像が正常
に再生されない。また、再生映像信号(f)は再生映像
信号欠落検知回路(43)に入力され、前述の所定のレベ
ル(k)以下の時の映像欠落信号(h)を出力する。こ
こで、レベル(k)は通常再生時のレベル(j)に比べ
て高くなつており、検知感度があがつているので、映像
信号の欠落部分を十分に検知出来るように構成されてい
る。
つぎに上記映像欠落信号(h)は積分回路(44)を通し
て、ヘツド切換信号(a)とともに映像欠落位置演算回
路(45)に入力される。この映像欠落位置演算回路(4
5)は映像欠落信号(h)と垂直同期信号の時間差、す
なわち映像欠落信号(h)とヘツド切換信号(a)の立
下りまでの時間(t2)に、同信号(a)の立下りから垂
直同期信号とほぼ同時に立上る疑似垂直同期信号(b)
までの一定時間(t3)を加えた値(t2+t3)を映像欠落
位置信号(i)としてキヤプスタン駆動パルス発生回路
(46)に出力する。このキヤプスタン駆動パルス発生回
路(46)は、映像欠落位置信号(i)がほぼ零でない時
に、キヤプスタン駆動回路(27)に一定幅の駆動パルス
(e)を出力し、磁気テープ(1)を少しだけ走行させ
る。以下、同様に映像欠落信号(h)が垂直同期信号付
近にくるまで映像欠落信号の位置検出と、キヤプスタン
のパルス駆動をくり返し、最終的に垂直同期信号間の映
像部分に欠落部分がないようにする。この時のヘツド軌
跡(5)と磁気テープ(1)上のトラツクとの関係は第
4B図に示すようになり、再生映像信号ならびに映像欠落
信号はそれぞれ第3図の(f)ならびに(h)となる。
そして、垂直同期信号の欠落については、静止画再生指
令スイツチ(40)により起動された疑似垂直同期信号発
生回路(47)により、前述のように発生させられた疑似
垂直同期信号(b)により置き換えられる。
て、ヘツド切換信号(a)とともに映像欠落位置演算回
路(45)に入力される。この映像欠落位置演算回路(4
5)は映像欠落信号(h)と垂直同期信号の時間差、す
なわち映像欠落信号(h)とヘツド切換信号(a)の立
下りまでの時間(t2)に、同信号(a)の立下りから垂
直同期信号とほぼ同時に立上る疑似垂直同期信号(b)
までの一定時間(t3)を加えた値(t2+t3)を映像欠落
位置信号(i)としてキヤプスタン駆動パルス発生回路
(46)に出力する。このキヤプスタン駆動パルス発生回
路(46)は、映像欠落位置信号(i)がほぼ零でない時
に、キヤプスタン駆動回路(27)に一定幅の駆動パルス
(e)を出力し、磁気テープ(1)を少しだけ走行させ
る。以下、同様に映像欠落信号(h)が垂直同期信号付
近にくるまで映像欠落信号の位置検出と、キヤプスタン
のパルス駆動をくり返し、最終的に垂直同期信号間の映
像部分に欠落部分がないようにする。この時のヘツド軌
跡(5)と磁気テープ(1)上のトラツクとの関係は第
4B図に示すようになり、再生映像信号ならびに映像欠落
信号はそれぞれ第3図の(f)ならびに(h)となる。
そして、垂直同期信号の欠落については、静止画再生指
令スイツチ(40)により起動された疑似垂直同期信号発
生回路(47)により、前述のように発生させられた疑似
垂直同期信号(b)により置き換えられる。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の磁気録画再生装置は、以上のように構成されてい
るので、静止画などの特殊再生時における再生映像信号
の欠落検知感度が通常再生に比べて高い。そのため、記
録トラツクと再生ヘツド軌跡のずれによる映像信号の欠
落によつて生ずるノイズは、再生画面上から十分に追い
出すことができるものの、たとえば磁気テープ上の小さ
な傷や磁性粉のむら、ヘツドもしくはヘツドアンプに飛
び込む電気的ノイズなどにより映像信号が微小期間、わ
ずかにレベル減少しただけでも必要以上に1H補間されて
しまう。その結果、たとえば再生画面の真中付近等に1H
補間による横引き上の切換線がみえてしまうことがあ
り、特に映像そのものが静止している静止画ではその切
換線が目立つてしまうという欠点があつた。
るので、静止画などの特殊再生時における再生映像信号
の欠落検知感度が通常再生に比べて高い。そのため、記
録トラツクと再生ヘツド軌跡のずれによる映像信号の欠
落によつて生ずるノイズは、再生画面上から十分に追い
出すことができるものの、たとえば磁気テープ上の小さ
な傷や磁性粉のむら、ヘツドもしくはヘツドアンプに飛
び込む電気的ノイズなどにより映像信号が微小期間、わ
ずかにレベル減少しただけでも必要以上に1H補間されて
しまう。その結果、たとえば再生画面の真中付近等に1H
補間による横引き上の切換線がみえてしまうことがあ
り、特に映像そのものが静止している静止画ではその切
換線が目立つてしまうという欠点があつた。
これは映像信号レベル検知回路を、1H補間用のものと静
止画のキヤプスタン制御用のものと別個に設ければ、原
理上解消できるが、そのようにすると、微小信号である
映像信号をさらに別の映像信号レベル検知回路へ配線す
ることにより、妨害を受けやすく、画質の劣化を招きや
すくなり、プリント基板の設計が困難になる。また、映
像信号レベル検知回路を追加しなければならないことに
より製造コストも上昇する。これらの理由から、民生用
の磁気録画再生装置において、映像信号レベル検知回路
を1H補間用のものと静止画のキヤプスタン制御用のもの
と別個に設けることが困難であつた。
止画のキヤプスタン制御用のものと別個に設ければ、原
理上解消できるが、そのようにすると、微小信号である
映像信号をさらに別の映像信号レベル検知回路へ配線す
ることにより、妨害を受けやすく、画質の劣化を招きや
すくなり、プリント基板の設計が困難になる。また、映
像信号レベル検知回路を追加しなければならないことに
より製造コストも上昇する。これらの理由から、民生用
の磁気録画再生装置において、映像信号レベル検知回路
を1H補間用のものと静止画のキヤプスタン制御用のもの
と別個に設けることが困難であつた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、低コストでかつ画質の劣化を招くことなく、
静止画などの特殊再生時に必要以上に1H補間されること
を防ぐことができる磁気録画再生装置を提供することを
目的とする。
たもので、低コストでかつ画質の劣化を招くことなく、
静止画などの特殊再生時に必要以上に1H補間されること
を防ぐことができる磁気録画再生装置を提供することを
目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明にかかる磁気録画再生装置は、静止画などの特
殊再生時において、上記テープ走行制御の開始前だけで
なく、制御完了後にも再生映像欠落検知回路の検知レベ
ルを変化させるように構成したことを特徴とする。
殊再生時において、上記テープ走行制御の開始前だけで
なく、制御完了後にも再生映像欠落検知回路の検知レベ
ルを変化させるように構成したことを特徴とする。
即ち通常再生から特殊再生へ移行した時点で信号欠落検
知回路の検知レベルを通常再生時のレベルより高くする
と共に、信号欠落検知回路の出力が回転ヘツドの所定位
相範囲内に時間的に一致した時点で信号欠落検知回路の
検知レベルを通常再生時のレベルに戻すようにしたもの
である。
知回路の検知レベルを通常再生時のレベルより高くする
と共に、信号欠落検知回路の出力が回転ヘツドの所定位
相範囲内に時間的に一致した時点で信号欠落検知回路の
検知レベルを通常再生時のレベルに戻すようにしたもの
である。
[作用] この発明によれば、通常再生から特殊再生への移行直後
に再生映像欠落検知回路の検知レベルを上げることによ
り、記録トラツクと再生ヘツドのずれによる再生映像欠
落部分を十分に検知することができるとともに、キヤプ
スタンの駆動により、最終的に垂直同期信号間の映像部
分に上記欠落部分がなくなつた後に検知レベルを通常再
生時のレベルに下げることにより、特殊再生画に必要以
上に1H補間による横引きの切換線が発生しないようにな
り、特殊再生の画質が向上される。
に再生映像欠落検知回路の検知レベルを上げることによ
り、記録トラツクと再生ヘツドのずれによる再生映像欠
落部分を十分に検知することができるとともに、キヤプ
スタンの駆動により、最終的に垂直同期信号間の映像部
分に上記欠落部分がなくなつた後に検知レベルを通常再
生時のレベルに下げることにより、特殊再生画に必要以
上に1H補間による横引きの切換線が発生しないようにな
り、特殊再生の画質が向上される。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明す
る。
る。
第1A図はこの発明の実施例による磁気録画再生装置を示
す構成図であり、同図において、(1)ないし(47)は
第2A図で示す従来の装置と同一であるから同一の符号を
付して、それらの詳しい説明は省略する。
す構成図であり、同図において、(1)ないし(47)は
第2A図で示す従来の装置と同一であるから同一の符号を
付して、それらの詳しい説明は省略する。
第1A図において、(48)は映像欠落位置信号(i)がほ
ぼ零になつたことを検知するための零検知回路である。
ぼ零になつたことを検知するための零検知回路である。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
通常の再生については、従来の装置で述べたと同じであ
り、以下、静止画再生の動作について詳細に説明する。
り、以下、静止画再生の動作について詳細に説明する。
まず、静止画再生指令スイツチ(40)が押されたのち、
磁気テープの走行が停止し、映像欠落位置演算回路(4
5)が映像欠落位置欠落信号(i)を出力する動作まで
は従来と同じであるが、ここにおいて、映像欠落位置欠
落信号(i)はキヤプスタン駆動回路(27)に入力され
ると同時に、零検知回路(48)にも入力される。この零
検知回路(48)は、映像欠落位置欠落信号(i)がほぼ
零になつた時に零検知出力(l)が出力され、再生映像
信号欠落検知回路(43)に入力される。再生映像信号欠
落検知回路(43)は、零検知出力(l)が入力される
と、検知レベルをレベル(k)から通常再生時と同じレ
ベル(j)に戻し、零検知出力(l)が入力されない場
合は、検知レベルをそのままレベル(k)に保つよう構
成される。
磁気テープの走行が停止し、映像欠落位置演算回路(4
5)が映像欠落位置欠落信号(i)を出力する動作まで
は従来と同じであるが、ここにおいて、映像欠落位置欠
落信号(i)はキヤプスタン駆動回路(27)に入力され
ると同時に、零検知回路(48)にも入力される。この零
検知回路(48)は、映像欠落位置欠落信号(i)がほぼ
零になつた時に零検知出力(l)が出力され、再生映像
信号欠落検知回路(43)に入力される。再生映像信号欠
落検知回路(43)は、零検知出力(l)が入力される
と、検知レベルをレベル(k)から通常再生時と同じレ
ベル(j)に戻し、零検知出力(l)が入力されない場
合は、検知レベルをそのままレベル(k)に保つよう構
成される。
以上のような構成であるので、通常再生から静止画再生
へ移行した後で、記録トラツクと再生ヘツド軌跡がずれ
ていることによつて発生する再生映像信号欠落部分が疑
似垂直同期信号とほぼ時間的に一致するまでの期間の
み、再生映像信号欠落検知回路(43)の検知感度があが
つているだけである。そのため、静止画再生中の大半の
期間においてほとんど無視可能な磁気テープ(1)上の
微小な傷や映像信号増幅器(31),(32)などへの微小
な電気ノイズの混入などの原因で再生映像信号に微小な
減少が発生したとしても、従来のように必要以上に1H補
間されることがない。したがつて、静止画画面は非常に
見やすいものとなる。また、静止画への再生移行直後の
検知感度は従来と同じか、もしくはそれ以上の感度にす
ることも可能になるので、記録トラツクと再生ヘツド軌
跡との相対位置は、従来に比較してさらに良好なものと
することができ、たとえば、静止画再生画面の下部のS/
Nの良好なものにすることも可能となる。
へ移行した後で、記録トラツクと再生ヘツド軌跡がずれ
ていることによつて発生する再生映像信号欠落部分が疑
似垂直同期信号とほぼ時間的に一致するまでの期間の
み、再生映像信号欠落検知回路(43)の検知感度があが
つているだけである。そのため、静止画再生中の大半の
期間においてほとんど無視可能な磁気テープ(1)上の
微小な傷や映像信号増幅器(31),(32)などへの微小
な電気ノイズの混入などの原因で再生映像信号に微小な
減少が発生したとしても、従来のように必要以上に1H補
間されることがない。したがつて、静止画画面は非常に
見やすいものとなる。また、静止画への再生移行直後の
検知感度は従来と同じか、もしくはそれ以上の感度にす
ることも可能になるので、記録トラツクと再生ヘツド軌
跡との相対位置は、従来に比較してさらに良好なものと
することができ、たとえば、静止画再生画面の下部のS/
Nの良好なものにすることも可能となる。
なお、上記実施例では、静止画再生について説明した
が、静止画だけに限らず、スローモーシヨン再生や倍速
再生などの特殊再生時についても、再生映像信号の欠落
を検知してトラツキング制御している方式であれば、同
様の効果を奏する。
が、静止画だけに限らず、スローモーシヨン再生や倍速
再生などの特殊再生時についても、再生映像信号の欠落
を検知してトラツキング制御している方式であれば、同
様の効果を奏する。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、テープ走行制御の開
始時に再生映像信号欠落検知回路の検知レベルを通常再
生時のレベルより高くすると共に、テープ走行制御の完
了時に上記検知レベルを通常再生時のレベルに戻すよう
にしたことにより、不必要な1H補間にともなう横引き上
の切換線が画面上に現われることをなくして良好な特殊
再生画を得ることができる。しかも再生映像信号欠落検
知回路は1つでよいので、製造コストの上昇、さらには
難解なプリント基板の配線設計等を必要とせず安価に実
現できる。
始時に再生映像信号欠落検知回路の検知レベルを通常再
生時のレベルより高くすると共に、テープ走行制御の完
了時に上記検知レベルを通常再生時のレベルに戻すよう
にしたことにより、不必要な1H補間にともなう横引き上
の切換線が画面上に現われることをなくして良好な特殊
再生画を得ることができる。しかも再生映像信号欠落検
知回路は1つでよいので、製造コストの上昇、さらには
難解なプリント基板の配線設計等を必要とせず安価に実
現できる。
第1A図はこの発明の一実施例による磁気録画再生装置の
構成図、第1B図は第1A図の構成による磁気テープの各信
号トラックを示す図、第2A図は従来の磁気録画再生装置
の構成図、第2B図は第2A図の構成による磁気テープの各
信号トラックを示す図第3図は各信号のタイミングを表
わす説明図、第4図は磁気テープ上のトラツクパターン
とヘツド軌跡との関係を示す説明図である。 (12),(13)…回転ヘツド、(42)…テープ走行制御
回路、(43)…再生映像信号欠落検知回路、(48)…零
検知回路。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。
構成図、第1B図は第1A図の構成による磁気テープの各信
号トラックを示す図、第2A図は従来の磁気録画再生装置
の構成図、第2B図は第2A図の構成による磁気テープの各
信号トラックを示す図第3図は各信号のタイミングを表
わす説明図、第4図は磁気テープ上のトラツクパターン
とヘツド軌跡との関係を示す説明図である。 (12),(13)…回転ヘツド、(42)…テープ走行制御
回路、(43)…再生映像信号欠落検知回路、(48)…零
検知回路。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】回転ヘッドと、上記回転ヘッドによる再生
映像信号の欠落を検知する信号欠落検知回路と、上記信
号欠落検知回路の出力に応じて映像信号を1水平走査期
間補間する回路と、静止画などの特殊再生時に上記信号
欠落検知回路の出力を上記回転ヘッドの所定の位相範囲
内に時間的に一致させるためのテープ走行制御手段と、
通常再生から静止画などの特殊再生へ移行した時点で上
記信号欠落検知回路の検知レベルを通常再生時のレベル
より高くする手段と、上記信号欠落検知回路の出力が上
記回転ヘツドの所定位相範囲内に時間的に一致した時点
で、上記信号欠落検知回路の検知レベルを通常再生時の
レベルに戻す手段とを備えた磁気録画再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62064909A JPH0714202B2 (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 | 磁気録画再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62064909A JPH0714202B2 (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 | 磁気録画再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63232585A JPS63232585A (ja) | 1988-09-28 |
| JPH0714202B2 true JPH0714202B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=13271651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62064909A Expired - Fee Related JPH0714202B2 (ja) | 1987-03-19 | 1987-03-19 | 磁気録画再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0714202B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS553271A (en) * | 1978-06-22 | 1980-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Rotary head type magnetic picture recorder/reproducer |
| JPS57201384A (en) * | 1981-06-03 | 1982-12-09 | Mitsubishi Electric Corp | Static picture reproducing device |
| JPS6040042U (ja) * | 1983-08-25 | 1985-03-20 | ソニー株式会社 | テ−プ位置制御装置 |
-
1987
- 1987-03-19 JP JP62064909A patent/JPH0714202B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63232585A (ja) | 1988-09-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |