JPH0714231Y2 - 貯留タンク - Google Patents
貯留タンクInfo
- Publication number
- JPH0714231Y2 JPH0714231Y2 JP1988109168U JP10916888U JPH0714231Y2 JP H0714231 Y2 JPH0714231 Y2 JP H0714231Y2 JP 1988109168 U JP1988109168 U JP 1988109168U JP 10916888 U JP10916888 U JP 10916888U JP H0714231 Y2 JPH0714231 Y2 JP H0714231Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- storage tank
- fluid
- tank
- outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 38
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 56
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 56
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 7
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 6
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000011346 highly viscous material Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 3
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 3
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 2
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000000379 polymerizing effect Effects 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は液体、特に高粘性流動体を蓄えて、後工程に
その液体を安定して供給するための貯留タンクに関す
る。
その液体を安定して供給するための貯留タンクに関す
る。
種々のプラスチック原料を重合反応させたり、材料を一
定の割合にブレンドさせた後、成形機にて樹脂成形品を
連続的に成形するためには、反応装置や混合装置などを
複数設置して、成形機に溶融樹脂が安定して供給される
ようにしなければならない。しかし、樹脂の安定供給の
ために、反応装置や混合装置などの設置台数を増加させ
るのは製造コストの上昇になる。そこで、反応装置等と
成形機との間に樹脂を一時的に貯留させる貯留タンク
(中間タンク)を設け、その貯留タンクから樹脂を成形
機に安定的に供給させるようにして、設備費などの軽減
が図られている。
定の割合にブレンドさせた後、成形機にて樹脂成形品を
連続的に成形するためには、反応装置や混合装置などを
複数設置して、成形機に溶融樹脂が安定して供給される
ようにしなければならない。しかし、樹脂の安定供給の
ために、反応装置や混合装置などの設置台数を増加させ
るのは製造コストの上昇になる。そこで、反応装置等と
成形機との間に樹脂を一時的に貯留させる貯留タンク
(中間タンク)を設け、その貯留タンクから樹脂を成形
機に安定的に供給させるようにして、設備費などの軽減
が図られている。
この貯留タンクのひとつに、第5図に示すように、垂直
に立設された円筒状の貯留タンク1の上部に設けられた
流入口2から樹脂3を流し込み、貯留タンク1内に貯留
された樹脂3をその下部に設けられた流出口4から流出
させ、成形機へ供給するようにしたものが提供されてい
る。
に立設された円筒状の貯留タンク1の上部に設けられた
流入口2から樹脂3を流し込み、貯留タンク1内に貯留
された樹脂3をその下部に設けられた流出口4から流出
させ、成形機へ供給するようにしたものが提供されてい
る。
しかし、この貯留タンク1は、上部に設けられた流入口
2から貯留タンク1内の下部へ樹脂3を落下させるもの
であるため、途中で空気を巻き込んだり、樹脂液面に勢
い良く落下させられて気泡が発生するという問題があっ
た。
2から貯留タンク1内の下部へ樹脂3を落下させるもの
であるため、途中で空気を巻き込んだり、樹脂液面に勢
い良く落下させられて気泡が発生するという問題があっ
た。
そこで、貯留タンク1内の圧力を減圧して、樹脂3中か
ら脱気させていた。しかし、樹脂3の粘性が高い場合に
は容易に脱気し得ず、しかも減圧することにより、流入
口2から樹脂3が吸引されて勢い良く流入させられる一
方、流出口4にも吸引力が働いてポンプに作用する負荷
が大きくなるという新たな問題点を生じていた。
ら脱気させていた。しかし、樹脂3の粘性が高い場合に
は容易に脱気し得ず、しかも減圧することにより、流入
口2から樹脂3が吸引されて勢い良く流入させられる一
方、流出口4にも吸引力が働いてポンプに作用する負荷
が大きくなるという新たな問題点を生じていた。
このような問題点を解決するものとして、第6図に示す
ような貯留タンク5が提供されている。この貯留タンク
5は、樹脂3の流入口2を流出口4の直近であるタンク
下部に設け、通常は貯留されている樹脂溶液中に樹脂3
を流入させるようにしたものである。
ような貯留タンク5が提供されている。この貯留タンク
5は、樹脂3の流入口2を流出口4の直近であるタンク
下部に設け、通常は貯留されている樹脂溶液中に樹脂3
を流入させるようにしたものである。
しかし、この貯留タンク5においては、流入口2から流
入した樹脂3は図中矢印で示すように、流出口4へ最短
距離の経路をとるように流れるため、後から流入させた
樹脂3が先に流出してしまい、流入口2より上部に貯留
された樹脂3は停滞して流れ出すことはほとんどない。
このため、貯留タンク5内に長期間滞留させられた樹脂
3は酸化などにより変質してしまうこともあり、樹脂成
形品の品質保持の観点から問題があった。特に、このよ
うな貯留タンク5が食料品の製造に使用される場合には
大きな問題であった。
入した樹脂3は図中矢印で示すように、流出口4へ最短
距離の経路をとるように流れるため、後から流入させた
樹脂3が先に流出してしまい、流入口2より上部に貯留
された樹脂3は停滞して流れ出すことはほとんどない。
このため、貯留タンク5内に長期間滞留させられた樹脂
3は酸化などにより変質してしまうこともあり、樹脂成
形品の品質保持の観点から問題があった。特に、このよ
うな貯留タンク5が食料品の製造に使用される場合には
大きな問題であった。
本考案はこのような問題点を解決するために為されたも
のであり、本考案に係る貯留タンクの要旨とするところ
は、タンク本体の床部を傾斜させ、該傾斜させられた床
部の傾斜方向の両端近傍部に、流動体を該タンク本体内
へ流入させる流入口と、該流入させられた流動体をタン
ク本体外へ流出させる流出口とを該流入口の位置が流出
口の位置より高くなるように配設するとともに、前記流
入口又は流出口のいずれか一方又は双方の形状を、タン
ク本体の内部に開口する開口端へ行くにしたがい拡径さ
せた形状にしたことにある。
のであり、本考案に係る貯留タンクの要旨とするところ
は、タンク本体の床部を傾斜させ、該傾斜させられた床
部の傾斜方向の両端近傍部に、流動体を該タンク本体内
へ流入させる流入口と、該流入させられた流動体をタン
ク本体外へ流出させる流出口とを該流入口の位置が流出
口の位置より高くなるように配設するとともに、前記流
入口又は流出口のいずれか一方又は双方の形状を、タン
ク本体の内部に開口する開口端へ行くにしたがい拡径さ
せた形状にしたことにある。
また、その貯留タンクにおいて、前記タンク本体の内部
の圧力を加圧することにある。
の圧力を加圧することにある。
かかる本考案によれば、タンク本体の床部は傾斜させら
れ、且つ傾斜させられた床部の傾斜方向の両端部近傍部
の上部に流入口が、下部に流出口がそれぞれ配設されて
いて、その床部の上部に設けられた流入口から流入させ
られた流動体は、床面を伝わって徐々に気体を巻き込む
ことなく下流側の流出口へ流れ、その下流側から流動体
は次第に蓄積して貯留される。タンク内に貯留された流
動体の液面が床部(流入口)を覆った後は、流動体の溶
液中に流入口から流動体が流入させられることとなる。
このようにして貯留された流動体は床部の下流側下部に
設けられた流出口から流出されて、次工程に供給され
る。タンクへ供給された流動体は流入口から流出口へ傾
斜した床部にそって流れ、滞留することなく流出口から
流出させられる。次に、流動体のタンクへの供給が停止
され、タンク本体内の流動体を全て排出するとき、貯留
されていた流動体は傾斜した床部に沿ってほぼ一定の速
度で下流側の流出口へ流れて内部に滞留することなく全
て流出させられる。
れ、且つ傾斜させられた床部の傾斜方向の両端部近傍部
の上部に流入口が、下部に流出口がそれぞれ配設されて
いて、その床部の上部に設けられた流入口から流入させ
られた流動体は、床面を伝わって徐々に気体を巻き込む
ことなく下流側の流出口へ流れ、その下流側から流動体
は次第に蓄積して貯留される。タンク内に貯留された流
動体の液面が床部(流入口)を覆った後は、流動体の溶
液中に流入口から流動体が流入させられることとなる。
このようにして貯留された流動体は床部の下流側下部に
設けられた流出口から流出されて、次工程に供給され
る。タンクへ供給された流動体は流入口から流出口へ傾
斜した床部にそって流れ、滞留することなく流出口から
流出させられる。次に、流動体のタンクへの供給が停止
され、タンク本体内の流動体を全て排出するとき、貯留
されていた流動体は傾斜した床部に沿ってほぼ一定の速
度で下流側の流出口へ流れて内部に滞留することなく全
て流出させられる。
また、本考案の貯留タンクにおいて、流入口の形状がタ
ンク内部の開口端へ行くにしたがい拡径した形状を成し
ており、供給されてきた流動体は流入口で流速が落とさ
れる。したがって、流動体はタンク本体内にゆっくり流
入させられて、気体を巻き込むことはない。他方、流出
口の形状も同様に開口端へ行くにしたがい拡径した形状
を成しており、タンク本体内に貯留された流動体が流出
口から流出させられるとき、流出口へ流れる流動体の平
均流速が小さくされ、渦の発生が防止される。したがっ
て、渦の発生による気体の巻き込みが防止される。
ンク内部の開口端へ行くにしたがい拡径した形状を成し
ており、供給されてきた流動体は流入口で流速が落とさ
れる。したがって、流動体はタンク本体内にゆっくり流
入させられて、気体を巻き込むことはない。他方、流出
口の形状も同様に開口端へ行くにしたがい拡径した形状
を成しており、タンク本体内に貯留された流動体が流出
口から流出させられるとき、流出口へ流れる流動体の平
均流速が小さくされ、渦の発生が防止される。したがっ
て、渦の発生による気体の巻き込みが防止される。
また、本考案の貯留タンクにおいて、前記タンク本体の
内部の圧力をコンプレッサなどによって加圧することに
より、流出口から流動体を流出させるためのポンプの入
口まで流動体を圧送させることができる。したがって、
流動体が高粘度物であるとき、加圧していなかったり内
圧が不充分であると、流出用ポンプの入口側が真空にな
って、ポンプの送り量が不足したり、不安定になった
り、更には蒸気圧により気泡が発生して流動体内に気泡
を巻き込んでしまうことはない。また、流入口側の配管
が高所から下りてくる場合、高所に設けられたバルブを
止めて流動体の供給を停止したとき、バルブの出口側の
配管内が負圧になって蒸気圧による気泡が発生したり、
空気が侵入するのを防止することができる。
内部の圧力をコンプレッサなどによって加圧することに
より、流出口から流動体を流出させるためのポンプの入
口まで流動体を圧送させることができる。したがって、
流動体が高粘度物であるとき、加圧していなかったり内
圧が不充分であると、流出用ポンプの入口側が真空にな
って、ポンプの送り量が不足したり、不安定になった
り、更には蒸気圧により気泡が発生して流動体内に気泡
を巻き込んでしまうことはない。また、流入口側の配管
が高所から下りてくる場合、高所に設けられたバルブを
止めて流動体の供給を停止したとき、バルブの出口側の
配管内が負圧になって蒸気圧による気泡が発生したり、
空気が侵入するのを防止することができる。
次に、本考案に係る貯留タンクの実施例を図面に基づい
て詳しく説明する。
て詳しく説明する。
第1図において、符号10は密閉構造の貯留タンクであ
り、その貯留タンク10は円筒状の側面を備えたタンク本
体12と、そのタンク本体12の円筒状側面を水平方向に対
して傾斜させて土台14上に支持する支持部材16,18とか
ら構成されている。貯留タンク10は、タンク本体12の円
筒状側面の一部である底面を床部20にして、タンク本体
12を傾斜させることによりその床部20が傾斜するように
設置されている。タンク本体12の床部20には、傾斜させ
られた床部20の上部側に樹脂22を貯留タンク10内に流入
させるための流入口24が配設されるとともに、床部20の
下部側に貯留された樹脂22を貯留タンク10の外部に流出
させるための流出口26が配設されている。
り、その貯留タンク10は円筒状の側面を備えたタンク本
体12と、そのタンク本体12の円筒状側面を水平方向に対
して傾斜させて土台14上に支持する支持部材16,18とか
ら構成されている。貯留タンク10は、タンク本体12の円
筒状側面の一部である底面を床部20にして、タンク本体
12を傾斜させることによりその床部20が傾斜するように
設置されている。タンク本体12の床部20には、傾斜させ
られた床部20の上部側に樹脂22を貯留タンク10内に流入
させるための流入口24が配設されるとともに、床部20の
下部側に貯留された樹脂22を貯留タンク10の外部に流出
させるための流出口26が配設されている。
流入口24は、第2図に拡大して示すように、タンク本体
12の外部の接続部28側から内部の開口部30側へ行くにし
たがい内径が拡径された円錐形状に形成されている。こ
れは、反応装置などから勢い良く送られてきた樹脂22が
拡径された流入口24で徐々に流速を落とし、樹脂22が貯
留タンク10の内部に噴出しないようにするためのもので
あり、これにて気泡の発生が防止されている。
12の外部の接続部28側から内部の開口部30側へ行くにし
たがい内径が拡径された円錐形状に形成されている。こ
れは、反応装置などから勢い良く送られてきた樹脂22が
拡径された流入口24で徐々に流速を落とし、樹脂22が貯
留タンク10の内部に噴出しないようにするためのもので
あり、これにて気泡の発生が防止されている。
一方、流出口26を第2図に併せて示すように、流出口26
も流入口24と同様に、タンク本体12内部の開口部31へ行
くにしたがいその内径が拡径された円錐形状に形成され
ている。これは、図示しないポンプにて吸引された樹脂
22が勢い良く流出口26から流れ出してタンク本体12内部
の貯留されている樹脂溶液に渦を発生させないように、
流出口26へ向って流れる樹脂22の平均流速を落とすため
のものであり、これにて渦の発生が防止され、もって樹
脂22への気体の巻き込みが防止される。
も流入口24と同様に、タンク本体12内部の開口部31へ行
くにしたがいその内径が拡径された円錐形状に形成され
ている。これは、図示しないポンプにて吸引された樹脂
22が勢い良く流出口26から流れ出してタンク本体12内部
の貯留されている樹脂溶液に渦を発生させないように、
流出口26へ向って流れる樹脂22の平均流速を落とすため
のものであり、これにて渦の発生が防止され、もって樹
脂22への気体の巻き込みが防止される。
また、タンク本体12の内部の圧力は、図示しないコンプ
レッサから圧送されてきた圧縮空気をタンク本体12の上
部に設けられた送気口32よりタンク本体12内に送って、
加圧されている。タンク本体12の内圧を加圧することに
よって、流出口26から樹脂22を流出させるための図示し
ないポンプの入口まで樹脂22を圧送している。樹脂22が
高粘度物であるとき、加圧していなかったり内圧が不充
分であると、流出用ポンプの入口側が真空になって、ポ
ンプの送り量が不足したり、不安定になったり、更には
蒸気圧により気泡が発生して樹脂22内に気泡を巻き込ん
でしまうため、充分に加圧されている。また、流入口24
側の配管が高所から下りてくる場合、高所に設けられた
バルブを止めて樹脂22の供給を停止したとき、バルブの
出口側の配管内が負圧になって蒸気圧による気泡が発生
したり空気が侵入して、次の樹脂22の供給時に、樹脂22
内に気体を巻き込んでしまうことがある。そこで、タン
ク本体12内を加圧して、配管内が負圧になるのを防止し
ているのである。
レッサから圧送されてきた圧縮空気をタンク本体12の上
部に設けられた送気口32よりタンク本体12内に送って、
加圧されている。タンク本体12の内圧を加圧することに
よって、流出口26から樹脂22を流出させるための図示し
ないポンプの入口まで樹脂22を圧送している。樹脂22が
高粘度物であるとき、加圧していなかったり内圧が不充
分であると、流出用ポンプの入口側が真空になって、ポ
ンプの送り量が不足したり、不安定になったり、更には
蒸気圧により気泡が発生して樹脂22内に気泡を巻き込ん
でしまうため、充分に加圧されている。また、流入口24
側の配管が高所から下りてくる場合、高所に設けられた
バルブを止めて樹脂22の供給を停止したとき、バルブの
出口側の配管内が負圧になって蒸気圧による気泡が発生
したり空気が侵入して、次の樹脂22の供給時に、樹脂22
内に気体を巻き込んでしまうことがある。そこで、タン
ク本体12内を加圧して、配管内が負圧になるのを防止し
ているのである。
このような構成に係る貯留タンク10において、反応装置
などから送られてきた樹脂22は流入口24で流速を落と
し、ゆっくりした速度でタンク本体12内に流入させられ
る。タンク本体12内に流入した樹脂22は(図中、二点鎖
線)、傾斜させられた床部20の上を下流側の流出口26へ
向かって徐々に流れ、流出口26側から次第に蓄積して貯
留された樹脂22の液面が上昇する。樹脂22の液面が流入
口24の開口部30を越えた後は(図中、一点鎖線)、樹脂
22の溶液中に流入口24から樹脂22が流入させられること
となる。一方、貯留された樹脂22が流出口26から流出さ
せられるにあたり、流出口26において渦が発生させられ
ることがなく、またタンク本体12内の樹脂22の流れにお
いて滞留する箇所はなく、樹脂22は流出口26から順序良
く円滑に流出させられる。更に樹脂22が高粘度物であっ
ても、タンク本体12内が加圧されることにより、気泡を
巻き込むことなく安定して一定量の樹脂22をポンプにて
供給することが可能となる。
などから送られてきた樹脂22は流入口24で流速を落と
し、ゆっくりした速度でタンク本体12内に流入させられ
る。タンク本体12内に流入した樹脂22は(図中、二点鎖
線)、傾斜させられた床部20の上を下流側の流出口26へ
向かって徐々に流れ、流出口26側から次第に蓄積して貯
留された樹脂22の液面が上昇する。樹脂22の液面が流入
口24の開口部30を越えた後は(図中、一点鎖線)、樹脂
22の溶液中に流入口24から樹脂22が流入させられること
となる。一方、貯留された樹脂22が流出口26から流出さ
せられるにあたり、流出口26において渦が発生させられ
ることがなく、またタンク本体12内の樹脂22の流れにお
いて滞留する箇所はなく、樹脂22は流出口26から順序良
く円滑に流出させられる。更に樹脂22が高粘度物であっ
ても、タンク本体12内が加圧されることにより、気泡を
巻き込むことなく安定して一定量の樹脂22をポンプにて
供給することが可能となる。
以上の説明から明らかなように、いずれの過程において
も樹脂22中に空気を巻き込んで気泡を発生させることは
なく、脱気などの工程を設けることなく、直ちに次工程
で品質の優れた樹脂成形品を成形することが可能とな
る。また、貯留された樹脂22は貯留タンク10から順序良
く流れて流出させられ、貯留タンク10内に滞留させられ
る箇所はないため、貯留タンク10内で樹脂22が変質して
しまう事態は生じない。更に貯留タンク10の使用を中止
する場合などにおいても、床部20が傾斜させられている
ため、貯留されていた樹脂22は全て流出口26から流出さ
れて、経済的である。
も樹脂22中に空気を巻き込んで気泡を発生させることは
なく、脱気などの工程を設けることなく、直ちに次工程
で品質の優れた樹脂成形品を成形することが可能とな
る。また、貯留された樹脂22は貯留タンク10から順序良
く流れて流出させられ、貯留タンク10内に滞留させられ
る箇所はないため、貯留タンク10内で樹脂22が変質して
しまう事態は生じない。更に貯留タンク10の使用を中止
する場合などにおいても、床部20が傾斜させられている
ため、貯留されていた樹脂22は全て流出口26から流出さ
れて、経済的である。
以上、本考案に係る貯留タンクの一実施例を詳しく説明
したが、本考案は上述の実施例に限定されるものではな
く、その他の形態で実施することが可能である。
したが、本考案は上述の実施例に限定されるものではな
く、その他の形態で実施することが可能である。
例えば、第3図に示すように、貯留タンク10の流入口34
は接続部36から開口部38へ行くにしたがい曲線状に拡径
させられるように構成しても良い。流入口24,34の形状
は、送られてくる樹脂などの流動体の流速や圧力などを
考慮して、開口部における流動体の速度が可能な限り緩
慢になるように設定されるのが望ましい。
は接続部36から開口部38へ行くにしたがい曲線状に拡径
させられるように構成しても良い。流入口24,34の形状
は、送られてくる樹脂などの流動体の流速や圧力などを
考慮して、開口部における流動体の速度が可能な限り緩
慢になるように設定されるのが望ましい。
なお、流出口についても本例と同様の構成を採ることが
可能であり、流入口,流出口はいずれもこれらの実施例
に限定されるものではない。また、流入口と流出口の形
状はそれぞれ適宜設定することができ、いずれも同じ形
状のものを使用する必要はない。
可能であり、流入口,流出口はいずれもこれらの実施例
に限定されるものではない。また、流入口と流出口の形
状はそれぞれ適宜設定することができ、いずれも同じ形
状のものを使用する必要はない。
また、タンク本体40の形状は円筒状に限らず、例えば第
4図に示すように、断面三角形の筒状構造であっても良
く、更に密閉構造だけでなく、流動体や用途によって開
放構造にすることも可能である。タンク本体の形状は、
その床部が傾斜させられていれば、いかなる形状であっ
ても良く、何ら限定されるものではない。
4図に示すように、断面三角形の筒状構造であっても良
く、更に密閉構造だけでなく、流動体や用途によって開
放構造にすることも可能である。タンク本体の形状は、
その床部が傾斜させられていれば、いかなる形状であっ
ても良く、何ら限定されるものではない。
更に、タンク本体の床部の傾斜角度は、流動体の粘度に
応じて適宜設定するのが望ましく、流動体の粘度が高い
場合は床部の傾斜角度を大きく採って、流動体が床部の
上を流れ易くし、逆に流動体の粘度が低い場合は床部の
傾斜角度を小さく採って、流動体が床部の上を流れ難く
なるように設定される。すなわち、床部の傾斜角度は流
動体が空気を巻き込むことなく床面を伝わってゆっくり
流れるような角度に設定されるのである。
応じて適宜設定するのが望ましく、流動体の粘度が高い
場合は床部の傾斜角度を大きく採って、流動体が床部の
上を流れ易くし、逆に流動体の粘度が低い場合は床部の
傾斜角度を小さく採って、流動体が床部の上を流れ難く
なるように設定される。すなわち、床部の傾斜角度は流
動体が空気を巻き込むことなく床面を伝わってゆっくり
流れるような角度に設定されるのである。
その他、本考案に係る貯留タンクは樹脂のみならず化学
薬品や食料品などの流動体に利用することができ、また
流入口は通常の拡径しない形式のものであっても一応の
効果を奏するものであり、更にタンク本体内を加圧する
のは必須の要件ではなく、減圧するのは勿論大気圧であ
っても良く、更に流入口の位置は若干下流側に設けられ
ても良い等、本考案はその趣旨を逸脱しない範囲内で、
当業者の知識に基づき種々なる変形,改良,修正を加え
た形態で実施することが可能である。
薬品や食料品などの流動体に利用することができ、また
流入口は通常の拡径しない形式のものであっても一応の
効果を奏するものであり、更にタンク本体内を加圧する
のは必須の要件ではなく、減圧するのは勿論大気圧であ
っても良く、更に流入口の位置は若干下流側に設けられ
ても良い等、本考案はその趣旨を逸脱しない範囲内で、
当業者の知識に基づき種々なる変形,改良,修正を加え
た形態で実施することが可能である。
かかる本考案は、タンク本体の傾斜された床部の上部に
設けられた流入口から速度を落として流入させられた樹
脂などの流動体は、床面を伝わって下流側の流出口へゆ
っくり流れて貯留されるようにされているため、空気を
巻き込んで流動体中に気泡が入ることはなく、脱気など
の処理をせずに直ちに次工程で成形加工を施すことが可
能となる。しかも、貯留タンク内に貯留された流動体は
滞留させられることなく順序良く流出口から流出させら
れるため、流動体がタンク内で酸化などによって変質さ
せられることがない等、本考案に係る貯留タンクは優れ
た効果を奏する。
設けられた流入口から速度を落として流入させられた樹
脂などの流動体は、床面を伝わって下流側の流出口へゆ
っくり流れて貯留されるようにされているため、空気を
巻き込んで流動体中に気泡が入ることはなく、脱気など
の処理をせずに直ちに次工程で成形加工を施すことが可
能となる。しかも、貯留タンク内に貯留された流動体は
滞留させられることなく順序良く流出口から流出させら
れるため、流動体がタンク内で酸化などによって変質さ
せられることがない等、本考案に係る貯留タンクは優れ
た効果を奏する。
第1図は本考案に係る貯留タンクの一実施例を示す正面
断面図であり、第2図は第1図に示す貯留タンクの流入
口(流出口)を示す拡大断面図である。第3図は本考案
に係る貯留タンクの流入口の他の実施例を示す断面図で
あり、第4図は本考案に係る貯留タンクのタンク本体の
他の実施例を示す側面断面端面図である。 第5図は従来の貯留タンクを示す説明図であり、第6図
は他の従来の貯留タンクを示す説明図である。 10;貯留タンク 12,40;タンク本体 20;床部 24,34;流入口 26;流出口 30,38;開口部
断面図であり、第2図は第1図に示す貯留タンクの流入
口(流出口)を示す拡大断面図である。第3図は本考案
に係る貯留タンクの流入口の他の実施例を示す断面図で
あり、第4図は本考案に係る貯留タンクのタンク本体の
他の実施例を示す側面断面端面図である。 第5図は従来の貯留タンクを示す説明図であり、第6図
は他の従来の貯留タンクを示す説明図である。 10;貯留タンク 12,40;タンク本体 20;床部 24,34;流入口 26;流出口 30,38;開口部
Claims (2)
- 【請求項1】タンク本体の床部を傾斜させ、該傾斜させ
られた床部の傾斜方向の両端近傍部に、流動体を該タン
ク本体内へ流入させる流入口と、該流入させられた流動
体をタンク本体外へ流出させる流出口とを該流入口の位
置が流出口の位置より高くなるように配設するととも
に、前記流入口又は流出口のいずれか一方又は双方の形
状を、タンク本体の内部に開口する開口端へ行くにした
がい拡径させた形状にしたことを特徴とする貯留タン
ク。 - 【請求項2】前記タンク本体の内部の圧力を加圧するこ
とを特徴とする請求項1に記載の貯留タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988109168U JPH0714231Y2 (ja) | 1988-08-21 | 1988-08-21 | 貯留タンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988109168U JPH0714231Y2 (ja) | 1988-08-21 | 1988-08-21 | 貯留タンク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0231888U JPH0231888U (ja) | 1990-02-28 |
| JPH0714231Y2 true JPH0714231Y2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=31345167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988109168U Expired - Lifetime JPH0714231Y2 (ja) | 1988-08-21 | 1988-08-21 | 貯留タンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0714231Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH021274Y2 (ja) * | 1985-12-13 | 1990-01-12 |
-
1988
- 1988-08-21 JP JP1988109168U patent/JPH0714231Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0231888U (ja) | 1990-02-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101410629B (zh) | 用于输送物质的设备和方法 | |
| US9700853B2 (en) | Gas-liquid dissolving tank and microscopic bubble generator | |
| WO2004071635B1 (ja) | 気体溶解量調整方法とその装置とそのシステム | |
| WO1997046307A1 (en) | A mixing or dissolving apparatus | |
| KR20110043408A (ko) | 액체 공급 시스템, 액체 공급 방법 및 도포 장치 | |
| CN112839822B (zh) | 用于容器中液体混合物的循环设备 | |
| JP2001513018A (ja) | 気泡上昇装置を有した、タンクの中味の攪拌装置 | |
| CA3029442A1 (en) | Method and system for pumping a liquid containing particles; preferably fish in water | |
| JPH07139489A (ja) | 自吸式遠心ポンプ装置 | |
| JPWO1995012760A1 (ja) | 自吸式遠心ポンプ装置 | |
| JPH0714231Y2 (ja) | 貯留タンク | |
| US10874995B2 (en) | Apparatus for mixing fluids, including fluids containing solids | |
| US2668598A (en) | Apparatus for removing gases from a liquid | |
| US4671741A (en) | Pipe for elevating liquids through successively arranged accumulating and communicating portions, and device provided therewith | |
| US6238110B1 (en) | Apparatus and a method for preparing a processing bath, a manifold, and a use of a manifold | |
| JP2630725B2 (ja) | 自吸式遠心ポンプ装置 | |
| CN211798997U (zh) | 脱泡机构 | |
| US1419273A (en) | Pumping system | |
| JP2003206900A (ja) | 真空ポンプ装置 | |
| JP2004019544A (ja) | 泡抜き機構付き薬液ポンプ | |
| CN218055714U (zh) | 一种液体输送至容器内防止液体倒流的进液装置 | |
| JP5884029B2 (ja) | 気体溶解装置 | |
| CN118148932B (zh) | 一种便于气液分离的磁悬浮自吸泵 | |
| US357363A (en) | Semi-fluids ok liquids | |
| CN114278869A (zh) | 多相流混输装置、方法以及系统 |