JPH07142940A - Mosfet電力増幅器 - Google Patents
Mosfet電力増幅器Info
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- JPH07142940A JPH07142940A JP5309685A JP30968593A JPH07142940A JP H07142940 A JPH07142940 A JP H07142940A JP 5309685 A JP5309685 A JP 5309685A JP 30968593 A JP30968593 A JP 30968593A JP H07142940 A JPH07142940 A JP H07142940A
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- 230000003321 amplification Effects 0.000 claims description 34
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 claims description 34
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
- 238000009966 trimming Methods 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 無効貫通電流の減少とクロスオーバ歪の減少
を達成できるオフセットを行なった電力増幅器を提供す
ること。 【構成】 電力出力段5がCMOS構成でなるプッシ
ュプル型のMOSFET電力増幅器において、電力出力
段5の直前にオフセット段6、7を設け、その電力出力
段5のMOSFETのゲート電圧バイアスを行なう。
を達成できるオフセットを行なった電力増幅器を提供す
ること。 【構成】 電力出力段5がCMOS構成でなるプッシ
ュプル型のMOSFET電力増幅器において、電力出力
段5の直前にオフセット段6、7を設け、その電力出力
段5のMOSFETのゲート電圧バイアスを行なう。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯音響製品、携帯パ
ーソナルコンピュータ、携帯マルチメディア機器、移動
電話機等の携帯用電気機器において、音声信号を増幅す
るMOSFET電力増幅器に関するものである。
ーソナルコンピュータ、携帯マルチメディア機器、移動
電話機等の携帯用電気機器において、音声信号を増幅す
るMOSFET電力増幅器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯用電気機器の音声信号の電力増幅
は、従来ではバイポーラトランジスタ回路によって実現
されていたが、使用する電源電圧の低電圧化に伴って、
バイポーラトランジスタが本質的に持っているコレクタ
・エミッタ間飽和電圧(Vce)が出力電圧の利用効率
を落してしまい、結果として出力パワーが不十分となっ
たり、電力効率が低下するという問題が大きくなってき
た。
は、従来ではバイポーラトランジスタ回路によって実現
されていたが、使用する電源電圧の低電圧化に伴って、
バイポーラトランジスタが本質的に持っているコレクタ
・エミッタ間飽和電圧(Vce)が出力電圧の利用効率
を落してしまい、結果として出力パワーが不十分となっ
たり、電力効率が低下するという問題が大きくなってき
た。
【0003】そこで、昇圧回路を付加し、電源電圧を昇
圧して電力増幅部を動作させることが行なわれてきた
が、電力効率の面の改善は進まなかった。
圧して電力増幅部を動作させることが行なわれてきた
が、電力効率の面の改善は進まなかった。
【0004】一方、FET素子を使用して電力増幅器を
構成する試みが成された。しかし、品質の要求が厳しく
ない分野には応用されているものの、ハイファイ分野で
は充分に高い電圧で動作させることができる場合以外
は、実用化されていない。
構成する試みが成された。しかし、品質の要求が厳しく
ない分野には応用されているものの、ハイファイ分野で
は充分に高い電圧で動作させることができる場合以外
は、実用化されていない。
【0005】これは、FETは電流を駆動する能力がバ
イポーラトランジスタに劣っており、パイポーラトラン
ジスタ並に電力を駆動しようとすると、それ以上に無効
電力(貫通電流による)を消費する結果になることが不
可避であるからである。
イポーラトランジスタに劣っており、パイポーラトラン
ジスタ並に電力を駆動しようとすると、それ以上に無効
電力(貫通電流による)を消費する結果になることが不
可避であるからである。
【0006】ところで、近年バイアス電流を出力振幅に
応じて制御する方法を実用化して、大振幅のときだけ電
流駆動能力を増加させて電力効率を改善した、図4に示
すようなMOSFET電力増幅器が提案されている(IE
EE J.SOLID STATE CIRCUITS,Vol.SC-17,no.6,pp929-98
2, Dec.1982 )。この図5の回路は準ソースホロワ電力
増幅器とよばれるもので、図中、1は入力端子、2は出
力端子、3は正側増幅段、4は負側増幅段である。また
5はCMOSプッシュプル構成の電力出力段であって、
出力用PMOSFETQ1と出力用NMOSFETQ2
とからなる。
応じて制御する方法を実用化して、大振幅のときだけ電
流駆動能力を増加させて電力効率を改善した、図4に示
すようなMOSFET電力増幅器が提案されている(IE
EE J.SOLID STATE CIRCUITS,Vol.SC-17,no.6,pp929-98
2, Dec.1982 )。この図5の回路は準ソースホロワ電力
増幅器とよばれるもので、図中、1は入力端子、2は出
力端子、3は正側増幅段、4は負側増幅段である。また
5はCMOSプッシュプル構成の電力出力段であって、
出力用PMOSFETQ1と出力用NMOSFETQ2
とからなる。
【0007】またこのような準ソースホロワ電力増幅器
においては、入力無信号時の消費電力低減化のために、
図5に示すように、増幅段3、4に対して入力オフセッ
トを持たせる方法も提案されている。V1、V2が入力
オフセット電圧である(IEEEJ.SOLID STATE CIRCUITS,V
ol.SC-20,no.6,pp1200-1205, Dec.1982 )。
においては、入力無信号時の消費電力低減化のために、
図5に示すように、増幅段3、4に対して入力オフセッ
トを持たせる方法も提案されている。V1、V2が入力
オフセット電圧である(IEEEJ.SOLID STATE CIRCUITS,V
ol.SC-20,no.6,pp1200-1205, Dec.1982 )。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな準ソースホロワ電力増幅器においては、入力が無信
号時には電力出力段5のMOSFETQ1、Q2のゲー
トは、無効電流(貫通電流)が少なくなり、且つクロス
オーバ歪も少なくなるように、安定的に制御されなけれ
ばならない。
うな準ソースホロワ電力増幅器においては、入力が無信
号時には電力出力段5のMOSFETQ1、Q2のゲー
トは、無効電流(貫通電流)が少なくなり、且つクロス
オーバ歪も少なくなるように、安定的に制御されなけれ
ばならない。
【0009】すなわち、増幅段3、4内にオフセットが
あってその出力電圧が所定の電圧からシフトしてしまう
と、電力出力段5のMOSFETQ1、Q2に過大な無
効電流が流れたり、逆に深く逆バイアスされてクロスオ
ーバー歪が大きくなる等の問題が起こる。
あってその出力電圧が所定の電圧からシフトしてしまう
と、電力出力段5のMOSFETQ1、Q2に過大な無
効電流が流れたり、逆に深く逆バイアスされてクロスオ
ーバー歪が大きくなる等の問題が起こる。
【0010】また、入力側にオフセットを持たせた図5
に示す準ソースホロワ電力増幅器では、そのオフセット
電圧が増幅段3、4で増幅されるため、増幅段3、4に
対称性(同一性)が要求されるがこれは困難であり、M
OSFETQ1、Q2からなる電力出力段5では上記し
た逆バイアスはより大きなものとなり易くクロスオーバ
の歪はより顕著となり易い。
に示す準ソースホロワ電力増幅器では、そのオフセット
電圧が増幅段3、4で増幅されるため、増幅段3、4に
対称性(同一性)が要求されるがこれは困難であり、M
OSFETQ1、Q2からなる電力出力段5では上記し
た逆バイアスはより大きなものとなり易くクロスオーバ
の歪はより顕著となり易い。
【0011】そこで、反対に逆バイアス量を低減しよう
とするとオフセット電圧をごく微少な値に設定する必要
が生じるが、製造時のバラツキの影響を大きく受けるよ
うになる。
とするとオフセット電圧をごく微少な値に設定する必要
が生じるが、製造時のバラツキの影響を大きく受けるよ
うになる。
【0012】本発明の目的は、安定したオフセットを行
なって、上記した問題を解決し、電力出力段の少無効電
流、低クロスオーバ歪を実現し、効率的に駆動できるよ
うにしたMOSFET電力増幅器を提供することであ
る。
なって、上記した問題を解決し、電力出力段の少無効電
流、低クロスオーバ歪を実現し、効率的に駆動できるよ
うにしたMOSFET電力増幅器を提供することであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、電力出
力段がCMOS構成からなるプッシュプル型のMOSF
ET電力増幅器において、上記電力出力段の前段にオフ
セット段を設け、該オフセット段の前段に入力信号を増
幅する増幅段を設け、上記オフセット段において上記電
力出力段のMOSFETのゲートバイアス電圧を設定す
るようにしたことを特徴とするMOSFET電力増幅器
によって達成される。
力段がCMOS構成からなるプッシュプル型のMOSF
ET電力増幅器において、上記電力出力段の前段にオフ
セット段を設け、該オフセット段の前段に入力信号を増
幅する増幅段を設け、上記オフセット段において上記電
力出力段のMOSFETのゲートバイアス電圧を設定す
るようにしたことを特徴とするMOSFET電力増幅器
によって達成される。
【0014】また、電力出力段がCMOS構成からなる
プッシュプル型のMOSFET電力増幅器において、入
力信号を増幅する増幅段への上記電力出力段からの帰還
回路に、上記電力出力段のMOSFETのゲートバイア
ス電圧を設定する抵抗ネットワークを設けたことを特徴
とするMOSFET電力増幅器によっても達成されるよ
うになる。
プッシュプル型のMOSFET電力増幅器において、入
力信号を増幅する増幅段への上記電力出力段からの帰還
回路に、上記電力出力段のMOSFETのゲートバイア
ス電圧を設定する抵抗ネットワークを設けたことを特徴
とするMOSFET電力増幅器によっても達成されるよ
うになる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1はその第1の実施例の電力増幅器の回路図である。本
実施例では、電力出力段5のPMOSFETQ1とNM
OSFETQ2のゲート電圧バイアス用として、PMO
SFETQ1用の正側オフセット(レベルシフト)段
6、NMOSFETQ2用の負側オフセット(レベルシ
フト)段7を設けている。そして、その正側オフセット
段6の前段に正側差動増幅段8を、負側オフセット段7
の前段に負側差動増幅段9を設け、この両差動増幅段
7、8の反転入力端子に入力端子1に入力する電圧を印
加させた。この両差動増幅段8、9の非反転入力側は出
力端子2に接続され、各々ボルテーホロワとして機能す
る。
1はその第1の実施例の電力増幅器の回路図である。本
実施例では、電力出力段5のPMOSFETQ1とNM
OSFETQ2のゲート電圧バイアス用として、PMO
SFETQ1用の正側オフセット(レベルシフト)段
6、NMOSFETQ2用の負側オフセット(レベルシ
フト)段7を設けている。そして、その正側オフセット
段6の前段に正側差動増幅段8を、負側オフセット段7
の前段に負側差動増幅段9を設け、この両差動増幅段
7、8の反転入力端子に入力端子1に入力する電圧を印
加させた。この両差動増幅段8、9の非反転入力側は出
力端子2に接続され、各々ボルテーホロワとして機能す
る。
【0016】正側オフセット段6は正側差動増幅段8の
出力を受けるPMOSFETQ3と定電圧バイアスのN
MOSFETQ4をCMOS接続した回路から構成さ
れ、負側オフセット段7は定電圧バイアスのPMOSF
ETQ5と負側差動増幅段9の出力を受けるNMOSF
ETQ6をCMOS接続した回路から構成される。Vs
1はバイアス電圧である。
出力を受けるPMOSFETQ3と定電圧バイアスのN
MOSFETQ4をCMOS接続した回路から構成さ
れ、負側オフセット段7は定電圧バイアスのPMOSF
ETQ5と負側差動増幅段9の出力を受けるNMOSF
ETQ6をCMOS接続した回路から構成される。Vs
1はバイアス電圧である。
【0017】また、正側差動増幅段8は、差動接続され
るNMOSFETQ7、Q8、その差動接続回路の能動
負荷としてカレントミラー接続されるPMOSFETQ
9、Q10、動作電流源として機能するNMOSFET
Q11から構成される。Vs2はバイアス電圧である。
るNMOSFETQ7、Q8、その差動接続回路の能動
負荷としてカレントミラー接続されるPMOSFETQ
9、Q10、動作電流源として機能するNMOSFET
Q11から構成される。Vs2はバイアス電圧である。
【0018】更に、負側差動増幅段9は、差動接続され
るPMOSFETQ12、Q13、その差動接続回路の
能動負荷としてカレントミラー接続されるNMOSFE
TQ14、Q15、動作電流源として機能するPMOS
FETQ16から構成されている。
るPMOSFETQ12、Q13、その差動接続回路の
能動負荷としてカレントミラー接続されるNMOSFE
TQ14、Q15、動作電流源として機能するPMOS
FETQ16から構成されている。
【0019】さて、入力端子1に電圧が入力すると、両
差動増幅段8、9の非反転入力側に帰還されている出力
端子2の電圧との差電圧がその差動増幅段8又は差動増
幅器9で増幅され、出力端子2の電圧が入力端子1の電
圧に等しくなる方向に電力出力段5のMOSFETQ
1、Q2が制御される。
差動増幅段8、9の非反転入力側に帰還されている出力
端子2の電圧との差電圧がその差動増幅段8又は差動増
幅器9で増幅され、出力端子2の電圧が入力端子1の電
圧に等しくなる方向に電力出力段5のMOSFETQ
1、Q2が制御される。
【0020】よって、入力端子1の入力が無信号のとき
は、その入力端子1の電圧は電源電圧Vddの半分(V
dd/2)であり、その電圧が出力端子2に現れる。
は、その入力端子1の電圧は電源電圧Vddの半分(V
dd/2)であり、その電圧が出力端子2に現れる。
【0021】この無信号時には、電力出力段5のゲート
電圧は、そこのMOSFETQ1、Q2の閾値(Vt
h)よりも小さい方が無効電流低減のためには望まし
い。この無効電流を減少させることクロスオーバ歪を減
少させることとは相反する関係にあるが、オフセットを
最適に設定することで両者を満足させることができる。
電圧は、そこのMOSFETQ1、Q2の閾値(Vt
h)よりも小さい方が無効電流低減のためには望まし
い。この無効電流を減少させることクロスオーバ歪を減
少させることとは相反する関係にあるが、オフセットを
最適に設定することで両者を満足させることができる。
【0022】そこでこの実施例では、オフセット段6、
7において電力出力段5に出力するためのゲート電圧を
その電力出力段5のMOSFETQ1、Q2のVthに
応じて数Vだけシフトさせてやる。
7において電力出力段5に出力するためのゲート電圧を
その電力出力段5のMOSFETQ1、Q2のVthに
応じて数Vだけシフトさせてやる。
【0023】このためには、オフセット段6において
は、MOSFETQ3とQ4のサイズ比(チャンネルの
幅W/チャンネル長L)を、またオフセット段7におい
てはMOSFETQ5とQ6のサイズ比を適宜設定して
行なう。
は、MOSFETQ3とQ4のサイズ比(チャンネルの
幅W/チャンネル長L)を、またオフセット段7におい
てはMOSFETQ5とQ6のサイズ比を適宜設定して
行なう。
【0024】いま、例えば、電力出力段5のPMOSF
ETQ1の閾値(Vth)が650mVであるとする
と、このときは、無信号時のゲート電圧(Vgs)が1
50mVになるようにオフセット段6の出力電圧を設定
して、そのときカットオフにさせれば、500mVの余
裕をそこに持たせることができる。
ETQ1の閾値(Vth)が650mVであるとする
と、このときは、無信号時のゲート電圧(Vgs)が1
50mVになるようにオフセット段6の出力電圧を設定
して、そのときカットオフにさせれば、500mVの余
裕をそこに持たせることができる。
【0025】よって、このPMOSFETQ1のドレイ
ンがフローティング状態になる入力電圧範囲は、500
mV/G(但しGは増幅段6と差動増幅段8の合計ゲイ
ン)であり、数mV以下にできることから、クロスオー
バ歪も小さく保つことができる。
ンがフローティング状態になる入力電圧範囲は、500
mV/G(但しGは増幅段6と差動増幅段8の合計ゲイ
ン)であり、数mV以下にできることから、クロスオー
バ歪も小さく保つことができる。
【0026】これに対して、前述した図5の回路ように
増幅段3、4の入力側にオフセット電圧を与える手法に
おいては、意図的に発生できる電圧は最小でも数十mV
がせいぜいであり、これを電圧増幅して電力出力段のゲ
ート電圧シフト用とした場合、製造誤差も増幅されてい
ることを考えると、安定的に制御するのは極めて難し
い。例えば、増幅段3、4のゲインを低く設定して入力
オフセット電圧を比較的大きな値にした場合でも、その
入力オフセット電圧がそのまま入力電圧範囲を減少させ
るので、動作電圧範囲を狭める結果となる。
増幅段3、4の入力側にオフセット電圧を与える手法に
おいては、意図的に発生できる電圧は最小でも数十mV
がせいぜいであり、これを電圧増幅して電力出力段のゲ
ート電圧シフト用とした場合、製造誤差も増幅されてい
ることを考えると、安定的に制御するのは極めて難し
い。例えば、増幅段3、4のゲインを低く設定して入力
オフセット電圧を比較的大きな値にした場合でも、その
入力オフセット電圧がそのまま入力電圧範囲を減少させ
るので、動作電圧範囲を狭める結果となる。
【0027】このように、この図1に示す第1の実施例
の電力増幅器では、電力出力段5に無効な貫通電流が増
大することを防止することができる。このため、無信号
時のアイドリング電流をクロスオーバ歪が大きくならな
い程度の小さな値に抑えることができるばかりか、動作
時においても他の回路部で消費電流が増大するような帰
還を必要としないので、効率的なオフセットができる。
また、入力側に意図的なオフセット電圧を発生させるも
のではないので、入力電圧範囲をオフセットの影響を受
けずに広く設定でき、大振幅動作が可能となる。
の電力増幅器では、電力出力段5に無効な貫通電流が増
大することを防止することができる。このため、無信号
時のアイドリング電流をクロスオーバ歪が大きくならな
い程度の小さな値に抑えることができるばかりか、動作
時においても他の回路部で消費電流が増大するような帰
還を必要としないので、効率的なオフセットができる。
また、入力側に意図的なオフセット電圧を発生させるも
のではないので、入力電圧範囲をオフセットの影響を受
けずに広く設定でき、大振幅動作が可能となる。
【0028】図2は第2の実施例の電力増幅器を示す図
である。図1に示した第1の実施例の電力増幅器と同一
のものには同一の符号を付している。ここでは、1系統
の差動増幅段10を使用している。この差動増幅段10
は、差動接続されるPMOSFETQ17、Q18、そ
の差動接続回路の能動負荷としてカレントミラー接続さ
れるNMOSFETQ19、Q20、動作電流源として
機能するPMOSFETQ21から構成されている。ま
た、正側オフセット段11を負側オフセット段7と同様
な構成として、定電圧バイアスされるPMOSFETQ
22、差動増幅段10の出力を受けるNMOSFETQ
23から構成している。
である。図1に示した第1の実施例の電力増幅器と同一
のものには同一の符号を付している。ここでは、1系統
の差動増幅段10を使用している。この差動増幅段10
は、差動接続されるPMOSFETQ17、Q18、そ
の差動接続回路の能動負荷としてカレントミラー接続さ
れるNMOSFETQ19、Q20、動作電流源として
機能するPMOSFETQ21から構成されている。ま
た、正側オフセット段11を負側オフセット段7と同様
な構成として、定電圧バイアスされるPMOSFETQ
22、差動増幅段10の出力を受けるNMOSFETQ
23から構成している。
【0029】この第2の実施例の電力増幅器では、入力
側が1系統の差動増幅段で構成されるので、図1で説明
した2系統の差動増幅段を使用する場合に比べて、コス
ト的に有利であるばかりか、2系統以上の回路に発生す
るランダムなオフセット誤差の影響を低減することもで
きる。
側が1系統の差動増幅段で構成されるので、図1で説明
した2系統の差動増幅段を使用する場合に比べて、コス
ト的に有利であるばかりか、2系統以上の回路に発生す
るランダムなオフセット誤差の影響を低減することもで
きる。
【0030】図3は第3の実施例の電力増幅器を示す図
である。ここでは、前述した図4の回路において、増幅
段3、4と電力出力段5の帰還側に抵抗ネットワークに
よりオフセットを設定している。
である。ここでは、前述した図4の回路において、増幅
段3、4と電力出力段5の帰還側に抵抗ネットワークに
よりオフセットを設定している。
【0031】このオフセットは、電源と接地間に直列接
続した抵抗R1〜R3、抵抗R1とR2の共通接続点と
出力端子2と間に接続した帰還抵抗R4、R5、抵抗R
2とR3の共通接続点と出力端子2との間に接続した帰
還抵抗R6、R7からなるものであり、抵抗R4とR5
の共通接続点を増幅段3の非反転入力端子に、抵抗R6
とR7の共通接続点を増幅段4の非反転入力端子に接続
している。ここで、抵抗R1、R3としては例えば10
KΩ、R2として100〜200Ω、R4、R6として
100KΩ、R5、R7として5KΩが使用できる。
続した抵抗R1〜R3、抵抗R1とR2の共通接続点と
出力端子2と間に接続した帰還抵抗R4、R5、抵抗R
2とR3の共通接続点と出力端子2との間に接続した帰
還抵抗R6、R7からなるものであり、抵抗R4とR5
の共通接続点を増幅段3の非反転入力端子に、抵抗R6
とR7の共通接続点を増幅段4の非反転入力端子に接続
している。ここで、抵抗R1、R3としては例えば10
KΩ、R2として100〜200Ω、R4、R6として
100KΩ、R5、R7として5KΩが使用できる。
【0032】この図3の第3の実施例では、抵抗R2の
両端間に、[R2・Vdd/(R1+R2+R3)]の
電位差を持たせることができる。これによって、増幅段
3と4の相対的オフセット量(オフセット量の差)を設
定することができる。そして、正側増幅段3のオフセッ
ト量やゲインは抵抗R4、R5の比により設定され、こ
れによりPMOSFETQ1のゲート電圧バイアス値が
決定される。また、負側増幅段4のオフセット量やゲイ
ンは抵抗R6、R7の比により設定され、これによりN
MOSFETQ2のゲート電圧バイアス値が決定され
る。
両端間に、[R2・Vdd/(R1+R2+R3)]の
電位差を持たせることができる。これによって、増幅段
3と4の相対的オフセット量(オフセット量の差)を設
定することができる。そして、正側増幅段3のオフセッ
ト量やゲインは抵抗R4、R5の比により設定され、こ
れによりPMOSFETQ1のゲート電圧バイアス値が
決定される。また、負側増幅段4のオフセット量やゲイ
ンは抵抗R6、R7の比により設定され、これによりN
MOSFETQ2のゲート電圧バイアス値が決定され
る。
【0033】このように、ここではオフセット電圧発生
のために抵抗ネットワークによる電圧分割を利用してい
るので、無効電流が少なく、且つクロスオーバ歪の少な
くなるオフセット電圧をきめ細かに比較的小さい値まで
安定的に柔軟に設定できるようになり、その際に基板上
の配置等に与える負担も少なくできる。この抵抗の取り
出し位置は半導体製造工程において、最終工程に近い配
線工程で行なうことができ、トランジスタ等の製造バラ
ツキを補完するトリミングも可能である。更に、オフセ
ット量は回路の形を替えずに調整可能であり、マスタス
ライスも可能である。
のために抵抗ネットワークによる電圧分割を利用してい
るので、無効電流が少なく、且つクロスオーバ歪の少な
くなるオフセット電圧をきめ細かに比較的小さい値まで
安定的に柔軟に設定できるようになり、その際に基板上
の配置等に与える負担も少なくできる。この抵抗の取り
出し位置は半導体製造工程において、最終工程に近い配
線工程で行なうことができ、トランジスタ等の製造バラ
ツキを補完するトリミングも可能である。更に、オフセ
ット量は回路の形を替えずに調整可能であり、マスタス
ライスも可能である。
【0034】
【発明の効果】以上から本発明によれば、トレードオフ
の関係にある無効電流とクロスオーバ歪の両者を満足さ
せるようなオフセット電圧を発生させることができる。
そしてこのとき、オフセット段を電力出力段の直前に設
けるので、発生させたオフセット電圧が動作電圧範囲に
悪影響を及ぼすことを回避できる。またこのオフセット
を抵抗ネットワークによる電圧分割で発生させることも
でき、きめ細かに比較的小さい値まで安定的に柔軟に設
定できるようになり、その際に基板上の配置等に与える
負担も少なくなる。
の関係にある無効電流とクロスオーバ歪の両者を満足さ
せるようなオフセット電圧を発生させることができる。
そしてこのとき、オフセット段を電力出力段の直前に設
けるので、発生させたオフセット電圧が動作電圧範囲に
悪影響を及ぼすことを回避できる。またこのオフセット
を抵抗ネットワークによる電圧分割で発生させることも
でき、きめ細かに比較的小さい値まで安定的に柔軟に設
定できるようになり、その際に基板上の配置等に与える
負担も少なくなる。
【図1】 本発明の第1の実施例の電力増幅器の回路図
である。
である。
【図2】 本発明の第2の実施例の電力増幅器の回路図
である。
である。
【図3】 本発明の第3の実施例の電力増幅器の回路図
である。
である。
【図4】 従来の電力増幅器のブロック図である。
【図5】 従来の別の電力増幅器のブロック図である。
1:入力端子、2:出力端子、3:正側増幅段、4:負
側増幅段、5:電力出力段、6:正側オフセット段、
7:負側オフセット段、8:正側差動入力段、9:負側
差動入力段、10:1系統の差動入力段。
側増幅段、5:電力出力段、6:正側オフセット段、
7:負側オフセット段、8:正側差動入力段、9:負側
差動入力段、10:1系統の差動入力段。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03K 17/16 L 9184−5J 17/687
Claims (3)
- 【請求項1】 電力出力段がCMOS構成からなるプッ
シュプル型のMOSFET電力増幅器において、上記電
力出力段の前段にオフセット段を設け、該オフセット段
の前段に入力信号を増幅する増幅段を設け、上記オフセ
ット段において上記電力出力段のMOSFETのゲート
バイアス電圧を設定するようにしたことを特徴とするM
OSFET電力増幅器。 - 【請求項2】 上記オフセット段を上記電力出力段のP
MOSFET側用の正側オフセット段と、NMOSFE
T側用の負側オフセット段に分離して設けると共に、上
記増幅段を上記正側オフセット段と上記負側オフセット
段に共通の差動入力段として設け、又は上記正側オフセ
ット段用の正側差動入力段と上記負側オフセット段用の
負側差動入力段に分離して設けたことを特徴とする請求
項1に記載のMOSFET電力増幅器。 - 【請求項3】 電力出力段がCMOS構成からなるプッ
シュプル型のMOSFET電力増幅器において、入力信
号を増幅する増幅段への上記電力出力段からの帰還回路
に、上記電力出力段のMOSFETのゲートバイアス電
圧を設定する抵抗ネットワークを設けたことを特徴とす
るMOSFET電力増幅器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5309685A JPH07142940A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | Mosfet電力増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5309685A JPH07142940A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | Mosfet電力増幅器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07142940A true JPH07142940A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=17996051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5309685A Pending JPH07142940A (ja) | 1993-11-17 | 1993-11-17 | Mosfet電力増幅器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07142940A (ja) |
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