JPH0714373B2 - 調理用黒鉛加熱板 - Google Patents
調理用黒鉛加熱板Info
- Publication number
- JPH0714373B2 JPH0714373B2 JP62107558A JP10755887A JPH0714373B2 JP H0714373 B2 JPH0714373 B2 JP H0714373B2 JP 62107558 A JP62107558 A JP 62107558A JP 10755887 A JP10755887 A JP 10755887A JP H0714373 B2 JPH0714373 B2 JP H0714373B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating plate
- heating
- graphite
- cooking
- oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Cookers (AREA)
- Frying-Pans Or Fryers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈発明の目的〉 産業上の利用分野 本発明は調理用黒鉛加熱板に係り、魚、肉、野菜その他
の食品に適当なこげ目をつけて、全体にわたり均一に加
熱して炭焼きの味に匹敵する味が得られる調理用黒鉛加
熱板に係る。
の食品に適当なこげ目をつけて、全体にわたり均一に加
熱して炭焼きの味に匹敵する味が得られる調理用黒鉛加
熱板に係る。
従来の技術 従来から、牛、豚、鳥等の肉類、野菜、玉子その他の食
品を調理する際に、フライパン、なべ、金あみその他の
加熱板が用いられている。これら加熱板は主として底面
から加熱して表面上の商品を加熱調理するもので、通
常、熱、アルミニウム等の金属、セラミック等からつく
られている。しかし、これらフライパン等の加熱板であ
ると、加熱時の温度調節を誤ると、食品の接触面がすぐ
こげて、味が悪化し、使用中に焼きこげやかす等が付着
するため、取り変える必要がある。また、金属から成る
加熱板では、表面を均一に加熱することがむずかしく、
食品の接触面にはこげ目が部分的に生じ、味が劣化し、
異常なこげ目は癌等の発生原因とも云われ、健康的にも
好ましくない。
品を調理する際に、フライパン、なべ、金あみその他の
加熱板が用いられている。これら加熱板は主として底面
から加熱して表面上の商品を加熱調理するもので、通
常、熱、アルミニウム等の金属、セラミック等からつく
られている。しかし、これらフライパン等の加熱板であ
ると、加熱時の温度調節を誤ると、食品の接触面がすぐ
こげて、味が悪化し、使用中に焼きこげやかす等が付着
するため、取り変える必要がある。また、金属から成る
加熱板では、表面を均一に加熱することがむずかしく、
食品の接触面にはこげ目が部分的に生じ、味が劣化し、
異常なこげ目は癌等の発生原因とも云われ、健康的にも
好ましくない。
更に、剥離剤として油等を塗布するが、油の塗布量が多
いと、食品に油がしみ込み、味が大幅に劣化して、発煙
の原因ともなり、調理場その他に大きな排煙手段が必要
になる。加熱状態で油が飛散し、その周辺を汚すと同時
に調理している人達の衣服も汚す。
いと、食品に油がしみ込み、味が大幅に劣化して、発煙
の原因ともなり、調理場その他に大きな排煙手段が必要
になる。加熱状態で油が飛散し、その周辺を汚すと同時
に調理している人達の衣服も汚す。
また、金属に代ってセラミックから成る加熱板も提案さ
れているが、重量が大きく、熱伝導率が低く熱効率が悪
い。
れているが、重量が大きく、熱伝導率が低く熱効率が悪
い。
なお、セラミック材中でカーボン材が耐熱性や耐火性に
優れるところから、カーボン材から成る加熱板なども提
案されている。このカーボン材は通常の炭素材と云われ
るもので、工業用品として提案された材料をそのまま調
理用品に適用したものである。したがって、炭素加熱板
は強度ならびに緻密構造を要求される工業用炭素材から
成って、内部構造などを調理用に改善されたものでない
ため、調理用としての目的が必ずしも達成できない。
優れるところから、カーボン材から成る加熱板なども提
案されている。このカーボン材は通常の炭素材と云われ
るもので、工業用品として提案された材料をそのまま調
理用品に適用したものである。したがって、炭素加熱板
は強度ならびに緻密構造を要求される工業用炭素材から
成って、内部構造などを調理用に改善されたものでない
ため、調理用としての目的が必ずしも達成できない。
これに対し、煙の出ない調理器として所謂ガスまたは電
気オーブン等がガスレンジに組込まれたり、独立のもの
として市販されている。しかし、これらオーブンは、通
常、電気やガスの加熱源を例えば上部に配置し、輻射熱
を利用して焼くものであり、パン等の洋風料理の加熱調
理には適しても、魚介類や牛、豚、鳥等の肉類を焼く場
合には、直接高温の炎等にさらされ、この炎等による輻
射熱のため、風味が失われ、これらの加熱調理用には適
さない。
気オーブン等がガスレンジに組込まれたり、独立のもの
として市販されている。しかし、これらオーブンは、通
常、電気やガスの加熱源を例えば上部に配置し、輻射熱
を利用して焼くものであり、パン等の洋風料理の加熱調
理には適しても、魚介類や牛、豚、鳥等の肉類を焼く場
合には、直接高温の炎等にさらされ、この炎等による輻
射熱のため、風味が失われ、これらの加熱調理用には適
さない。
これに対し、例えば、金属から成るフライパン等の加熱
板では、その表面の加熱面に例えばPTFE樹脂等のフッ素
系樹脂をライニングしたものが市販されている。この加
熱板はフッ素系樹脂の優れた剥離性を有効に利用するも
ので、金属からのみ成る加熱板に比べると、剥離剤とし
ての油を介在させる必要がなく、優れたものと云える。
しかしながら、表面をおおうフッ素系樹脂が不活性なた
め、食品の接触面にはほとんど焼きあとが残らず、焼き
ものとしての本来の風味が失なわれる。また、表面のフ
ッ素系樹脂がきわめて薄く、強度が小さく、僅かなショ
ックを与えただけでも剥離し、取扱いにくい。更に、加
熱条件を誤ると、表面にフッ素系樹脂が存在しても、食
品が局部的にこげ付くことが起こり、ある程度使用する
と、フッ素系樹脂の剥離性が劣化し、その特性が十分発
揮できない。
板では、その表面の加熱面に例えばPTFE樹脂等のフッ素
系樹脂をライニングしたものが市販されている。この加
熱板はフッ素系樹脂の優れた剥離性を有効に利用するも
ので、金属からのみ成る加熱板に比べると、剥離剤とし
ての油を介在させる必要がなく、優れたものと云える。
しかしながら、表面をおおうフッ素系樹脂が不活性なた
め、食品の接触面にはほとんど焼きあとが残らず、焼き
ものとしての本来の風味が失なわれる。また、表面のフ
ッ素系樹脂がきわめて薄く、強度が小さく、僅かなショ
ックを与えただけでも剥離し、取扱いにくい。更に、加
熱条件を誤ると、表面にフッ素系樹脂が存在しても、食
品が局部的にこげ付くことが起こり、ある程度使用する
と、フッ素系樹脂の剥離性が劣化し、その特性が十分発
揮できない。
発明が解決しようとする問題点 本発明は上記欠点を解決することを目的とし、具体的に
は、従来例のフライパン等の如く、金属から成る加熱板
や、耐熱性などに優れる炭素材と相違し、炭素材を更に
焼成して黒鉛化した黒鉛材から構成し、しかも、この黒
鉛材の構造をやや多孔質に構成し、この黒鉛質の熱的性
質とこの黒鉛材に形成される孔隙とを併せて有効に利用
して、加熱調理用として最適な黒鉛加熱板を提案する。
は、従来例のフライパン等の如く、金属から成る加熱板
や、耐熱性などに優れる炭素材と相違し、炭素材を更に
焼成して黒鉛化した黒鉛材から構成し、しかも、この黒
鉛材の構造をやや多孔質に構成し、この黒鉛質の熱的性
質とこの黒鉛材に形成される孔隙とを併せて有効に利用
して、加熱調理用として最適な黒鉛加熱板を提案する。
従って、本発明に係る加熱板であると、剥離剤として油
を塗布したときには、その油の一部が黒鉛質の加熱板中
の孔隙の中に含浸し、調理時にこの含浸油が徐々に浸出
して食品をソフトに焼きあげることができる。また、黒
鉛材は、一層黒鉛化されているから、カーボン乃至炭素
材に較べると、熱伝導率が優れ、しかも、相当の熱容量
があるため、加熱面は全体にわたり均一に加熱され、食
品の接触面全体にわたり均一に適度なこげ目が形成さ
れ、従来例の如く、局部加熱にもとづく過度なこげ目が
形成されない。
を塗布したときには、その油の一部が黒鉛質の加熱板中
の孔隙の中に含浸し、調理時にこの含浸油が徐々に浸出
して食品をソフトに焼きあげることができる。また、黒
鉛材は、一層黒鉛化されているから、カーボン乃至炭素
材に較べると、熱伝導率が優れ、しかも、相当の熱容量
があるため、加熱面は全体にわたり均一に加熱され、食
品の接触面全体にわたり均一に適度なこげ目が形成さ
れ、従来例の如く、局部加熱にもとづく過度なこげ目が
形成されない。
更に、加熱面が全体にわたり均一に加熱されることか
ら、調理時に煙が発生することもなく、加熱状態のとき
に油を滴下しても、余剰の油は孔隙中に入り、このた
め、油が飛び散らず、周囲の環境や調理している人等を
汚すことがない。
ら、調理時に煙が発生することもなく、加熱状態のとき
に油を滴下しても、余剰の油は孔隙中に入り、このた
め、油が飛び散らず、周囲の環境や調理している人等を
汚すことがない。
〈発明の構成〉 問題点を解決するための手段ならびにその作用 すなわち、本発明に係る加熱板は、板状で、炭素材を焼
成して黒鉛化した黒鉛材から成って、この黒鉛材の内部
に多数の微細な孔隙が形成されて、かさ比重が1.45〜1.
6g/ccの範囲にあることを特徴とする。
成して黒鉛化した黒鉛材から成って、この黒鉛材の内部
に多数の微細な孔隙が形成されて、かさ比重が1.45〜1.
6g/ccの範囲にあることを特徴とする。
そこで、これら手段たる構成ならびにその作用について
図面によって具体的に説明すると、次の通りである。
図面によって具体的に説明すると、次の通りである。
まず、第1図は本発明の一つの実施例に係る加熱板の縦
断面図であり、第2図はそのフライパンの一例の縦断面
図であって、符号1は加熱板、2はフライパンを示す。
第1図ならびに第2図に示す如く、加熱板1ならびにフ
ライパン2はいずれも板状の黒鉛材から成っている。こ
れら黒鉛材から成る加熱板1やフライパン2は通常の通
り石油系や石炭系のコークス等または木炭のような炭素
材を所望の角材または丸棒の形状に成形し、これを焼成
して黒鉛化した黒鉛材から任意の形状に作製するが、こ
の際に、かさ比重は1.45〜1.6g/ccの如くポーラスに構
成する。このように構成すると、加熱板1やフライパン
2の黒鉛質基材の中には微細な孔隙3が無数に形成され
る。
断面図であり、第2図はそのフライパンの一例の縦断面
図であって、符号1は加熱板、2はフライパンを示す。
第1図ならびに第2図に示す如く、加熱板1ならびにフ
ライパン2はいずれも板状の黒鉛材から成っている。こ
れら黒鉛材から成る加熱板1やフライパン2は通常の通
り石油系や石炭系のコークス等または木炭のような炭素
材を所望の角材または丸棒の形状に成形し、これを焼成
して黒鉛化した黒鉛材から任意の形状に作製するが、こ
の際に、かさ比重は1.45〜1.6g/ccの如くポーラスに構
成する。このように構成すると、加熱板1やフライパン
2の黒鉛質基材の中には微細な孔隙3が無数に形成され
る。
このように孔隙3が存在し、ポーラスな構造に黒鉛材を
構成するのには、通常の如く黒鉛化するのではなく、次
の通り焼成する。
構成するのには、通常の如く黒鉛化するのではなく、次
の通り焼成する。
すなわち、黒鉛材は、一旦焼成されているコークスその
他の炭素材を更に焼成して黒鉛化する。この黒鉛化に当
っては、ピッチ又は樹脂含浸ならびに焼成をくり返して
黒鉛化するが、これを省略するか、これらの度合を調整
する。このようにすると、比重は適正に調整でき、やや
ポーラスに構成できる。更に詳しく説明すると、石油系
や石炭系のコークス等又は木炭のような炭素材にピッチ
等を添加混練し成型する。この成型品を焼成し、ピッチ
などの含浸を省略又は一部を省略して黒鉛化し、かさ比
重1.45〜1.6g/cc程度の黒鉛素材とする。この多孔質黒
鉛素材を加工して加熱板や、フライパンが得られる。ち
なみに、現在提供されている黒鉛材は、工業製品とし
て、強度ならびに密実構造が要求され、このため、一旦
焼成後にピッチや樹脂等の含浸と焼成とを繰返して、か
さ比重は少なくとも1.7g/cc以上に高められるが、これ
をそのまま加熱板に用いても、黒鉛化は十分にされてい
るが、ポーラスでなく、本発明の効果は達成できない。
他の炭素材を更に焼成して黒鉛化する。この黒鉛化に当
っては、ピッチ又は樹脂含浸ならびに焼成をくり返して
黒鉛化するが、これを省略するか、これらの度合を調整
する。このようにすると、比重は適正に調整でき、やや
ポーラスに構成できる。更に詳しく説明すると、石油系
や石炭系のコークス等又は木炭のような炭素材にピッチ
等を添加混練し成型する。この成型品を焼成し、ピッチ
などの含浸を省略又は一部を省略して黒鉛化し、かさ比
重1.45〜1.6g/cc程度の黒鉛素材とする。この多孔質黒
鉛素材を加工して加熱板や、フライパンが得られる。ち
なみに、現在提供されている黒鉛材は、工業製品とし
て、強度ならびに密実構造が要求され、このため、一旦
焼成後にピッチや樹脂等の含浸と焼成とを繰返して、か
さ比重は少なくとも1.7g/cc以上に高められるが、これ
をそのまま加熱板に用いても、黒鉛化は十分にされてい
るが、ポーラスでなく、本発明の効果は達成できない。
なお、比重の下限を1.45g/ccに限定するのは、これ以下
になると、含浸された油が通過し、表面からもれるおそ
れがあり、上下の1.6g/cc以上にすると、構造が緻密に
なって上記の効果が達成できないからである。
になると、含浸された油が通過し、表面からもれるおそ
れがあり、上下の1.6g/cc以上にすると、構造が緻密に
なって上記の効果が達成できないからである。
以上の通りに加熱板やフライパンを構成すると、その基
材はすべて黒鉛質から成って、内部に無数の孔隙から成
っているため、下面からガスや電気等を加熱するときに
は、その熱エネルギーは基材全体にもれなく均一に伝達
され、加熱板やフライパンの加熱面は均一に加熱されて
局所的に赤熱することがない。また、黒鉛化されている
ために、遠赤外線を含む熱線が発生し、この熱線によっ
て食品がソフトに焼かれ、まろやかな味が得られる。更
に、加熱面に塗布された油の一部は孔隙中に入り込み、
加熱面に薄く油フィルムが形成されるのにとどめられ
る。
材はすべて黒鉛質から成って、内部に無数の孔隙から成
っているため、下面からガスや電気等を加熱するときに
は、その熱エネルギーは基材全体にもれなく均一に伝達
され、加熱板やフライパンの加熱面は均一に加熱されて
局所的に赤熱することがない。また、黒鉛化されている
ために、遠赤外線を含む熱線が発生し、この熱線によっ
て食品がソフトに焼かれ、まろやかな味が得られる。更
に、加熱面に塗布された油の一部は孔隙中に入り込み、
加熱面に薄く油フィルムが形成されるのにとどめられ
る。
すなわち、上記の如く、加熱板1やフライパン2は黒鉛
材から成って、黒鉛材の進行している黒鉛材は黒色にな
っているため、加熱されると遠赤外線を含む熱線を発生
し、この熱線によって食品が加熱される。このため、従
来例のガスオーブン等の如く、放射によって加熱される
場合と相違して食品の中心部まで均一に加熱され、きわ
めてまろやかな味になる。更に、食品は、この加熱板や
フライパンの加熱面の上に直接のせられて焼かれるため
に、食品の表面は均一に焼きあげられて、全体にわたり
焼き目が適度に形成できる。また、油を塗布し加熱面上
の油が消費されても、孔隙内に油が含浸されているた
め、その油が徐々に加熱面に浸出し、油切れをおこすこ
とがない。なお、黒鉛材であっても工業製品として提供
されているものは比重1.7g/cc以上の如く高く、孔隙が
ほとんどないことから上記のところの油含浸効果が達成
できない。また、黒鉛材そのものはPTFE等のフッ素系樹
脂と同様に剥離性を持っており、この面からもこげつき
等が大巾に防止できる。
材から成って、黒鉛材の進行している黒鉛材は黒色にな
っているため、加熱されると遠赤外線を含む熱線を発生
し、この熱線によって食品が加熱される。このため、従
来例のガスオーブン等の如く、放射によって加熱される
場合と相違して食品の中心部まで均一に加熱され、きわ
めてまろやかな味になる。更に、食品は、この加熱板や
フライパンの加熱面の上に直接のせられて焼かれるため
に、食品の表面は均一に焼きあげられて、全体にわたり
焼き目が適度に形成できる。また、油を塗布し加熱面上
の油が消費されても、孔隙内に油が含浸されているた
め、その油が徐々に加熱面に浸出し、油切れをおこすこ
とがない。なお、黒鉛材であっても工業製品として提供
されているものは比重1.7g/cc以上の如く高く、孔隙が
ほとんどないことから上記のところの油含浸効果が達成
できない。また、黒鉛材そのものはPTFE等のフッ素系樹
脂と同様に剥離性を持っており、この面からもこげつき
等が大巾に防止できる。
更に、黒鉛材は熱伝導性に優れると共に、セラミックと
同様に熱容量が大きく、一旦加熱するとその余剰効果が
大きい。
同様に熱容量が大きく、一旦加熱するとその余剰効果が
大きい。
すなわち、例えば、第4図ならびに第5図は黒鉛質加熱
板とSUS系ステンレス鋼の加熱板とを対比して加熱時の
加熱時間によっての昇温割合を示すグラフと、冷却時の
冷却時間によって冷却割合を示すグラフである。また、
第4図において、このときの加熱割合は、加熱板は寸法
300×250mmの方形の平板とし、中心部と隅部とで温度を
測定して、符号AはSUS系ステンレス鋼の加熱板(厚さ3
mm)で、なかでも、A1は中心部、A2は隅部を示し、Bは
厚さ20mmの黒鉛質加熱板で、なかでも、B1は中心部、B2
は隅部、Cは厚さ25mmの黒鉛質加熱板で、なかでも、C1
は中心部、C2は隅部、Dは厚さ10mmの黒鉛質加熱板、な
かでも、D1は中心部、D2は隅部を示す。更に、第5図に
おいて、第4図と同様に、AはSUS系のステンレス鋼の
加熱板(厚さ3mm)、Bは厚さ20mmの黒鉛質加熱板、C
は厚さ25mmの黒鉛質加熱板、Dは厚さ10mmの黒鉛質加熱
板を示す。第4図から明らかな通り、黒鉛質から成って
いると、熱容量が大きいため、加熱時間がかかるが、全
体にわたってほとんど温度差なく加熱でき、また、第5
図からも明らかな通り、その余熱効果も大きい。
板とSUS系ステンレス鋼の加熱板とを対比して加熱時の
加熱時間によっての昇温割合を示すグラフと、冷却時の
冷却時間によって冷却割合を示すグラフである。また、
第4図において、このときの加熱割合は、加熱板は寸法
300×250mmの方形の平板とし、中心部と隅部とで温度を
測定して、符号AはSUS系ステンレス鋼の加熱板(厚さ3
mm)で、なかでも、A1は中心部、A2は隅部を示し、Bは
厚さ20mmの黒鉛質加熱板で、なかでも、B1は中心部、B2
は隅部、Cは厚さ25mmの黒鉛質加熱板で、なかでも、C1
は中心部、C2は隅部、Dは厚さ10mmの黒鉛質加熱板、な
かでも、D1は中心部、D2は隅部を示す。更に、第5図に
おいて、第4図と同様に、AはSUS系のステンレス鋼の
加熱板(厚さ3mm)、Bは厚さ20mmの黒鉛質加熱板、C
は厚さ25mmの黒鉛質加熱板、Dは厚さ10mmの黒鉛質加熱
板を示す。第4図から明らかな通り、黒鉛質から成って
いると、熱容量が大きいため、加熱時間がかかるが、全
体にわたってほとんど温度差なく加熱でき、また、第5
図からも明らかな通り、その余熱効果も大きい。
このため、食品は全体にわたり均一かつ適正に加熱で
き、この面からも一層ソフトに焼くことができる。な
お、一層熱容量を高め温度分布を均一にするのには、あ
る程度フライパンの厚さを厚くするのが好ましい。この
ため、厚さは1.0cm〜5.0cmの範囲が良いが、好ましくは
2.5cm程度が最適であり、厚さ1.0cm以上でないと、調理
用として十分な熱容量が保持できないし、5.0cm以上の
時には調理用としては重くなり、高価な黒鉛材であるこ
とから、経済的に好ましくない。
き、この面からも一層ソフトに焼くことができる。な
お、一層熱容量を高め温度分布を均一にするのには、あ
る程度フライパンの厚さを厚くするのが好ましい。この
ため、厚さは1.0cm〜5.0cmの範囲が良いが、好ましくは
2.5cm程度が最適であり、厚さ1.0cm以上でないと、調理
用として十分な熱容量が保持できないし、5.0cm以上の
時には調理用としては重くなり、高価な黒鉛材であるこ
とから、経済的に好ましくない。
なお、上記のところにおいて、板状材から成る加熱板や
フライパンを中心として示したが、本発明に係る加熱板
はこれらの例に限られず、食品の加熱調理に用いるもの
全て含まれる。また、第3図で符号4で示すフライパン
の如く、加熱面を黒鉛材から構成し、その裏面に鉄やア
ルミニウムの金属板5を裏張りすることもできる。
フライパンを中心として示したが、本発明に係る加熱板
はこれらの例に限られず、食品の加熱調理に用いるもの
全て含まれる。また、第3図で符号4で示すフライパン
の如く、加熱面を黒鉛材から構成し、その裏面に鉄やア
ルミニウムの金属板5を裏張りすることもできる。
〈発明の効果〉 以上詳しく説明した通り、本発明に係る加熱板は、黒鉛
材から成るため、加熱時に表面の加熱面から遠赤外線が
発生し、食品はきわめてまろやかに焼上げることができ
る。
材から成るため、加熱時に表面の加熱面から遠赤外線が
発生し、食品はきわめてまろやかに焼上げることができ
る。
また、この黒鉛材は比重1.45g/cc〜1.6g/ccを持って、
やや多孔質のものから構成するため、塗布された油の一
部はその孔隙中に含浸され、この油が調理時に徐々にに
じむため、食品は全く焼付かずに焼きあげることができ
る。更に、黒鉛材は熱伝導性に優れるため、加熱面は均
一に加熱され、こげ目も食品の接触面全体にわたり均一
に構成され、食品の局部加熱やそれにもとづくこげつき
が絶無にでき調理時に煙が発生することもない。また、
加熱時に油を滴下したときに、油の一部は孔隙内に含浸
されるため、油が飛び散ることがなく、周囲の環境や調
理している人を汚すことがない。
やや多孔質のものから構成するため、塗布された油の一
部はその孔隙中に含浸され、この油が調理時に徐々にに
じむため、食品は全く焼付かずに焼きあげることができ
る。更に、黒鉛材は熱伝導性に優れるため、加熱面は均
一に加熱され、こげ目も食品の接触面全体にわたり均一
に構成され、食品の局部加熱やそれにもとづくこげつき
が絶無にでき調理時に煙が発生することもない。また、
加熱時に油を滴下したときに、油の一部は孔隙内に含浸
されるため、油が飛び散ることがなく、周囲の環境や調
理している人を汚すことがない。
第1図は本発明の一つの実施例に係る加熱板の縦断面
図、第2図ならびに第3図は本発明の実施例に係る各フ
ライパンの各縦断面図、第4図ならびに第5図は黒鉛質
加熱板とSUS系ステンレス鋼加熱板との加熱割合と冷却
割合とをそれぞれ示すグラフである。 符号1……加熱板 2、4……フライパン 3……孔隙 5……金属板
図、第2図ならびに第3図は本発明の実施例に係る各フ
ライパンの各縦断面図、第4図ならびに第5図は黒鉛質
加熱板とSUS系ステンレス鋼加熱板との加熱割合と冷却
割合とをそれぞれ示すグラフである。 符号1……加熱板 2、4……フライパン 3……孔隙 5……金属板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭51−106268(JP,U) 実開 昭60−33930(JP,U) 実開 昭56−58922(JP,U) 実開 昭53−32667(JP,U) 実開 昭50−114458(JP,U) 実開 昭47−4062(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】一旦焼成された炭素材を更に焼成し黒鉛化
した黒鉛材を厚さ10〜50mmの板状に成型し、この板状黒
鉛材の内部にかさ比重が1.45〜1.6g/ccの範囲になるよ
う、多数の微細な孔隙を形成して成ることを特徴とする
調理用黒鉛加熱板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62107558A JPH0714373B2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 調理用黒鉛加熱板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62107558A JPH0714373B2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 調理用黒鉛加熱板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63270015A JPS63270015A (ja) | 1988-11-08 |
| JPH0714373B2 true JPH0714373B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=14462223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62107558A Expired - Fee Related JPH0714373B2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 調理用黒鉛加熱板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0714373B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2780095B2 (ja) * | 1988-09-22 | 1998-07-23 | 東芝セラミックス株式会社 | 炭素製食品加熱用具 |
| EP3957189A4 (en) * | 2019-12-18 | 2023-01-11 | Anaori Carbon Co., Ltd. | ROASTER/ROASTING DEVICE AND METHOD OF ROASTING |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51106268U (ja) * | 1975-02-25 | 1976-08-25 | ||
| JPS5230255U (ja) * | 1975-08-25 | 1977-03-03 |
-
1987
- 1987-04-28 JP JP62107558A patent/JPH0714373B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63270015A (ja) | 1988-11-08 |
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