JPH07143770A - 超音波モータ - Google Patents
超音波モータInfo
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- JPH07143770A JPH07143770A JP5308618A JP30861893A JPH07143770A JP H07143770 A JPH07143770 A JP H07143770A JP 5308618 A JP5308618 A JP 5308618A JP 30861893 A JP30861893 A JP 30861893A JP H07143770 A JPH07143770 A JP H07143770A
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- H02N2/0005—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing non-specific motion; Details common to machines covered by H02N2/02 - H02N2/16
- H02N2/005—Mechanical details, e.g. housings
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- H02N2/001—Driving devices, e.g. vibrators
- H02N2/003—Driving devices, e.g. vibrators using longitudinal or radial modes combined with bending modes
- H02N2/004—Rectangular vibrators
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- H02N—ELECTRIC MACHINES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H02N2/00—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction
- H02N2/02—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors
- H02N2/026—Electric machines in general using piezoelectric effect, electrostriction or magnetostriction producing linear motion, e.g. actuators; Linear positioners ; Linear motors by pressing one or more vibrators against the driven body
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- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 縦振動モードと屈曲振動モードのいずれの振
動に対しても、その振動を極力減衰させることなく、支
持損失を少なくすることを可能にする。 【構成】 弾性体1と、弾性体11に結合される圧電素
子12,13とを有し、圧電素子12,13により弾性
体11に縦振動モードと屈曲振動モードとを発生させ、
それらの合成振動により生ずる楕円運動によって、弾性
体11の所定の位置から駆動力を得る超音波モータにお
いて、縦振動モードの節と屈曲振動モードの節とが一致
する位置14及びその周辺の位置で前記弾性体を支持す
る支持手段15,16,17,18を備えた。
動に対しても、その振動を極力減衰させることなく、支
持損失を少なくすることを可能にする。 【構成】 弾性体1と、弾性体11に結合される圧電素
子12,13とを有し、圧電素子12,13により弾性
体11に縦振動モードと屈曲振動モードとを発生させ、
それらの合成振動により生ずる楕円運動によって、弾性
体11の所定の位置から駆動力を得る超音波モータにお
いて、縦振動モードの節と屈曲振動モードの節とが一致
する位置14及びその周辺の位置で前記弾性体を支持す
る支持手段15,16,17,18を備えた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、棒状弾性体に楕円運動
を発生させて駆動力を得る超音波モータに関し、特に、
縦振動モードと屈曲振動モードを2相駆動する超音波モ
ータに関するものである。
を発生させて駆動力を得る超音波モータに関し、特に、
縦振動モードと屈曲振動モードを2相駆動する超音波モ
ータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、リニア型超音波モータの従来例
を示す図である。従来のリニア型超音波モータは、棒状
弾性体101の一端側に加振用の変成器102が配置さ
れ、他端側に制振用の変成器103が配置されている。
各変成器102,103には、振動子102a,103
aが接合されている。加振用の振動子102aに発振器
102bから交流電圧を印加して棒状弾性体101を振
動させ、この振動が棒状弾性体101を伝播することに
より進行波となる。この進行波により、棒状弾性体10
1に加圧接触された移動体104が駆動される。
を示す図である。従来のリニア型超音波モータは、棒状
弾性体101の一端側に加振用の変成器102が配置さ
れ、他端側に制振用の変成器103が配置されている。
各変成器102,103には、振動子102a,103
aが接合されている。加振用の振動子102aに発振器
102bから交流電圧を印加して棒状弾性体101を振
動させ、この振動が棒状弾性体101を伝播することに
より進行波となる。この進行波により、棒状弾性体10
1に加圧接触された移動体104が駆動される。
【0003】一方、棒状弾性体101の振動は、制振用
の変成器103を通じて振動子103aに伝えられ、こ
の振動子103aによって振動エネルギーが電気エネル
ギーに変換される。この振動子103aに接続された負
荷103bにより電気エネルギーを消費することにより
振動を吸収する。この制振用の変成器103により、棒
状弾性体101の端面の反射を抑制して、棒状弾性体1
01の固有モードの定在波の発生を防いでいる。
の変成器103を通じて振動子103aに伝えられ、こ
の振動子103aによって振動エネルギーが電気エネル
ギーに変換される。この振動子103aに接続された負
荷103bにより電気エネルギーを消費することにより
振動を吸収する。この制振用の変成器103により、棒
状弾性体101の端面の反射を抑制して、棒状弾性体1
01の固有モードの定在波の発生を防いでいる。
【0004】図4のリニア型超音波モータは、移動体1
04の移動範囲だけ、棒状弾性体101の長さが必要で
あり、その棒状弾性体101の全体を加振しなければな
らず、装置が大型化するとともに、固有モードの定在波
の発生を防止するために、制振用の変成器103などが
必要となる、という問題があった。
04の移動範囲だけ、棒状弾性体101の長さが必要で
あり、その棒状弾性体101の全体を加振しなければな
らず、装置が大型化するとともに、固有モードの定在波
の発生を防止するために、制振用の変成器103などが
必要となる、という問題があった。
【0005】このような問題を解決するために、自走式
の超音波モータが種々提案されており、例えば、「第5
回電磁力関連のダイナミックスシンポジウム講演論文
集」の「222 光ピックアップ移動を目的とした圧電
リニアモータ」に記載されている「異形縮退縦L1−屈
曲B4モード・平板モータ」が知られている。
の超音波モータが種々提案されており、例えば、「第5
回電磁力関連のダイナミックスシンポジウム講演論文
集」の「222 光ピックアップ移動を目的とした圧電
リニアモータ」に記載されている「異形縮退縦L1−屈
曲B4モード・平板モータ」が知られている。
【0006】図5は、異形縮退縦L1−屈曲B4モード
・平板モータの従来例を示す模式図であって、図5
(A)は正面図、図5(B)は側面図、図5(C)は平
面図である。弾性体1は、矩形平板状の基礎部1aと、
その基礎部1aの一方の面に形成された突起部1b,1
cとから構成されている。圧電素子2,3は、弾性体1
の基礎部1aの他方の面に貼付され、縦振動L1モード
と屈曲振動B4モードを発生させる素子である。弾性体
1の突起部1b,1cは、基礎部1aに発生する屈曲振
動B4モードの腹の位置に設けられており、ガイドレー
ル(不図示)に押し付けられる。
・平板モータの従来例を示す模式図であって、図5
(A)は正面図、図5(B)は側面図、図5(C)は平
面図である。弾性体1は、矩形平板状の基礎部1aと、
その基礎部1aの一方の面に形成された突起部1b,1
cとから構成されている。圧電素子2,3は、弾性体1
の基礎部1aの他方の面に貼付され、縦振動L1モード
と屈曲振動B4モードを発生させる素子である。弾性体
1の突起部1b,1cは、基礎部1aに発生する屈曲振
動B4モードの腹の位置に設けられており、ガイドレー
ル(不図示)に押し付けられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した図5
のモータは、弾性体1に縦振動モードと屈曲振動モード
の2つのモードの振動が発生するので、その弾性体1の
支持が適切でないと、発生した振動を減衰させてしま
う、という問題点があった。
のモータは、弾性体1に縦振動モードと屈曲振動モード
の2つのモードの振動が発生するので、その弾性体1の
支持が適切でないと、発生した振動を減衰させてしま
う、という問題点があった。
【0008】本発明の目的は、前述の課題を解決し、縦
振動モードと屈曲振動モードのいずれの振動に対して
も、その振動を極力減衰させることなく、支持損失を少
なくした超音波モータを提供することである。
振動モードと屈曲振動モードのいずれの振動に対して
も、その振動を極力減衰させることなく、支持損失を少
なくした超音波モータを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明による超音波モータの第1の解決手段は、弾
性体(1)と、前記弾性体に結合される電気機械変換素
子(2,3)とを有し、前記電気機械変換素子により前
記弾性体に縦振動モードと屈曲振動モードとを発生さ
せ、それらの合成振動により生ずる楕円運動によって、
前記弾性体の所定の位置から駆動力を得る超音波モータ
において、前記縦振動モードの節と前記屈曲振動モード
の節とが一致する位置及びその周辺の位置で前記弾性体
を支持する支持手段(14,15,16,17,18)
を備えたことを特徴とする。
に、本発明による超音波モータの第1の解決手段は、弾
性体(1)と、前記弾性体に結合される電気機械変換素
子(2,3)とを有し、前記電気機械変換素子により前
記弾性体に縦振動モードと屈曲振動モードとを発生さ
せ、それらの合成振動により生ずる楕円運動によって、
前記弾性体の所定の位置から駆動力を得る超音波モータ
において、前記縦振動モードの節と前記屈曲振動モード
の節とが一致する位置及びその周辺の位置で前記弾性体
を支持する支持手段(14,15,16,17,18)
を備えたことを特徴とする。
【0010】第2の解決手段は、第1の解決手段の超音
波モータにおいて、前記支持手段は、前記弾性体の縦振
動方向のほぼ中央部を支持することを特徴とする。
波モータにおいて、前記支持手段は、前記弾性体の縦振
動方向のほぼ中央部を支持することを特徴とする。
【0011】第3の解決手段は、第1の解決手段の超音
波モータにおいて、前記支持手段は、前記弾性体を固定
部に押さえるようにして加圧接触させることを特徴とす
ることができる。
波モータにおいて、前記支持手段は、前記弾性体を固定
部に押さえるようにして加圧接触させることを特徴とす
ることができる。
【0012】第4の解決手段は、第1の解決手段の超音
波モータにおいて、前記支持手段は、前記弾性体を固定
部に引き込むようにして加圧接触させることを特徴とす
ることができる。
波モータにおいて、前記支持手段は、前記弾性体を固定
部に引き込むようにして加圧接触させることを特徴とす
ることができる。
【0013】
【作用】本発明によれば、縦振動モードの節と屈曲振動
モードの節とが一致する位置及びその周辺を利用して支
持するようにしたので、縦振動モード及び屈曲振動モー
ドの何れの振動もほとんど減衰させることなく、支持損
失の少ない支持を行うことができる。
モードの節とが一致する位置及びその周辺を利用して支
持するようにしたので、縦振動モード及び屈曲振動モー
ドの何れの振動もほとんど減衰させることなく、支持損
失の少ない支持を行うことができる。
【0014】
【実施例】以下、図面等を参照して、実施例につき、さ
らに詳細に説明する。図1は、本発明による超音波モー
タの第1の実施例を示した模式図である。弾性体11
は、基礎部11aと、2つの突起部11b,11cとを
有し、その基礎部11aには、縦振動L1モードと屈曲
振動B4モードとを発生させるための圧電素子12,1
3が配置されている。各要素の機能は、前述した図5に
示したものと同様である。この実施例では、圧電素子1
2,13は、図1(B)のように、分極されており、後
述する図2(A)のような2相の入力電圧A,Bが印加
される。
らに詳細に説明する。図1は、本発明による超音波モー
タの第1の実施例を示した模式図である。弾性体11
は、基礎部11aと、2つの突起部11b,11cとを
有し、その基礎部11aには、縦振動L1モードと屈曲
振動B4モードとを発生させるための圧電素子12,1
3が配置されている。各要素の機能は、前述した図5に
示したものと同様である。この実施例では、圧電素子1
2,13は、図1(B)のように、分極されており、後
述する図2(A)のような2相の入力電圧A,Bが印加
される。
【0015】弾性体11は、基礎部11aの中心部に1
対のピン14が配置されている。この位置は、後述する
図2から明らかなように、縦振動L1モードと屈曲振動
B4モードの両振動の節になる位置である。このピン1
4の位置は、弾性体11の厚み方向、長さ方向の中心位
置である。従って、この位置及びその周辺を支持するこ
とが支持効率の点から最も適している。
対のピン14が配置されている。この位置は、後述する
図2から明らかなように、縦振動L1モードと屈曲振動
B4モードの両振動の節になる位置である。このピン1
4の位置は、弾性体11の厚み方向、長さ方向の中心位
置である。従って、この位置及びその周辺を支持するこ
とが支持効率の点から最も適している。
【0016】支持子15は、加圧手段(例えば、バネ)
16とベアリング部材(例えば、ローラ)17,18を
介して、ピン14を固定部20から離し、固定部19を
押さえる方向に加圧する。加圧された弾性体11は、2
つの突起部11b,11cの先端部が固定部19に加圧
接触することになり、2つの突起部11b,11cと固
定部19との間に相対運動が起こる。
16とベアリング部材(例えば、ローラ)17,18を
介して、ピン14を固定部20から離し、固定部19を
押さえる方向に加圧する。加圧された弾性体11は、2
つの突起部11b,11cの先端部が固定部19に加圧
接触することになり、2つの突起部11b,11cと固
定部19との間に相対運動が起こる。
【0017】図1に示すように、この超音波モータは、
2つの圧電素子12,13に高周波電圧A,Bを印加す
ることによって、屈曲振動と縦振動との複合振動を起こ
し、これにより突起部11b,11cとの先端に楕円運
動を発生させ、駆動力を発生させる構成になっている。
ここで、Gはグランドである。また、2つの圧電素子1
2,13は、互いに極性が同一方向になるように分極さ
れ、高周波電圧A,Bは、π/2の時間的位相差を有し
ている。なお、2つの圧電素子12,13の分極は互い
に逆方向であってもよい。
2つの圧電素子12,13に高周波電圧A,Bを印加す
ることによって、屈曲振動と縦振動との複合振動を起こ
し、これにより突起部11b,11cとの先端に楕円運
動を発生させ、駆動力を発生させる構成になっている。
ここで、Gはグランドである。また、2つの圧電素子1
2,13は、互いに極性が同一方向になるように分極さ
れ、高周波電圧A,Bは、π/2の時間的位相差を有し
ている。なお、2つの圧電素子12,13の分極は互い
に逆方向であってもよい。
【0018】図2(A)は、超音波モータに入力される
2相の高周波電圧A,Bの時間的変化をt1〜t9で示
している。図2(A)の横軸は、高周波電圧の実効値を
示している。図2(B)は、超音波モータの断面の変形
の様子を示し、超音波モータに発生する屈曲振動の時間
的変化(t1〜t9)を示している。図2(C)は、超
音波モータの断面の変形の様子を示し、超音波モータに
発生する縦振動の時間的変化(t1〜t9)を示してい
る。図2(D)は、超音波モータの突起部11b,11
cとに発生する楕円運動の時間的変化(t1〜t9)を
示している。
2相の高周波電圧A,Bの時間的変化をt1〜t9で示
している。図2(A)の横軸は、高周波電圧の実効値を
示している。図2(B)は、超音波モータの断面の変形
の様子を示し、超音波モータに発生する屈曲振動の時間
的変化(t1〜t9)を示している。図2(C)は、超
音波モータの断面の変形の様子を示し、超音波モータに
発生する縦振動の時間的変化(t1〜t9)を示してい
る。図2(D)は、超音波モータの突起部11b,11
cとに発生する楕円運動の時間的変化(t1〜t9)を
示している。
【0019】次に、この実施例の超音波モータの動作
を、時間的変化(t1〜t9)ごとに説明する。時間t
1において、図2(A)に示すように、高周波電圧Aは
正の電圧を発生し、同様に高周波電圧Bは同一の正の電
圧を発生する。図2(B)に示すように、高周波電圧
A,Bによる屈曲運動は互いに打ち消し合い、質点Y1
とZ1とが振幅零となる。また、図2(C)に示すよう
に、高周波電圧A,Bによる縦振動は伸張する方向に発
生する。質点Y2とZ2とは矢印で示されるように、節
Xを中心にして最大の伸長を示す。その結果、図2
(D)に示すように、上記両振動が複合され、質点Y1
とY2との運動の合成が質点Yの運動となり、また、質
点Z1とZ2との運動の合成が質点Zの運動となる。
を、時間的変化(t1〜t9)ごとに説明する。時間t
1において、図2(A)に示すように、高周波電圧Aは
正の電圧を発生し、同様に高周波電圧Bは同一の正の電
圧を発生する。図2(B)に示すように、高周波電圧
A,Bによる屈曲運動は互いに打ち消し合い、質点Y1
とZ1とが振幅零となる。また、図2(C)に示すよう
に、高周波電圧A,Bによる縦振動は伸張する方向に発
生する。質点Y2とZ2とは矢印で示されるように、節
Xを中心にして最大の伸長を示す。その結果、図2
(D)に示すように、上記両振動が複合され、質点Y1
とY2との運動の合成が質点Yの運動となり、また、質
点Z1とZ2との運動の合成が質点Zの運動となる。
【0020】時間t2において、図2(A)に示すよう
に、高周波電圧Bは零となり、高周波電圧Aは正の電圧
を発生する。図2(B)に示すように、高周波電圧Aに
よる屈曲運動が発生し、質点Y1が正方向に振幅し、質
点Z1が負方向に振幅する。また、図2(C)に示すよ
うに、高周波電圧Aによる縦振動が発生し、質点Y2と
質点Z2とが時間t1のときよりも縮む。その結果、図
2(D)に示すように、上記両振動が複合され、質点Y
とZとが時間t1のときよりも右回りに移動する。
に、高周波電圧Bは零となり、高周波電圧Aは正の電圧
を発生する。図2(B)に示すように、高周波電圧Aに
よる屈曲運動が発生し、質点Y1が正方向に振幅し、質
点Z1が負方向に振幅する。また、図2(C)に示すよ
うに、高周波電圧Aによる縦振動が発生し、質点Y2と
質点Z2とが時間t1のときよりも縮む。その結果、図
2(D)に示すように、上記両振動が複合され、質点Y
とZとが時間t1のときよりも右回りに移動する。
【0021】時間t3において、図2(A)に示すよう
に、高周波電圧Aは正の電圧を発生し、同様に高周波電
圧Bは同一の負の電圧を発生する。図2(B)に示すよ
うに、高周波電圧A及びBによる屈曲運動が合成されて
増幅され、質点Y1が時間t2のときよりも正方向に増
幅され、最大の正の振幅値を示す。質点Z1が時間t2
のときよりも負方向に増幅され、最大の負の振幅値を示
す。また、図2(C)に示すように、高周波電圧A及び
Bによる縦振動が互いに打ち消しあい、質点Y2とZ2
とが元の位置に戻る。その結果、図2(D)に示すよう
に、上記両振動が複合され、質点YとZとが時間t2の
ときよりも右回りに移動する。
に、高周波電圧Aは正の電圧を発生し、同様に高周波電
圧Bは同一の負の電圧を発生する。図2(B)に示すよ
うに、高周波電圧A及びBによる屈曲運動が合成されて
増幅され、質点Y1が時間t2のときよりも正方向に増
幅され、最大の正の振幅値を示す。質点Z1が時間t2
のときよりも負方向に増幅され、最大の負の振幅値を示
す。また、図2(C)に示すように、高周波電圧A及び
Bによる縦振動が互いに打ち消しあい、質点Y2とZ2
とが元の位置に戻る。その結果、図2(D)に示すよう
に、上記両振動が複合され、質点YとZとが時間t2の
ときよりも右回りに移動する。
【0022】時間t4において、図2(A)に示すよう
に、高周波電圧Aは零となり、高周波電圧Bは負の電圧
を発生する。図2(B)に示すように、高周波電圧Bに
よる屈曲運動が発生し、質点Y1は時間t3のときより
も振幅が低下し、質点Z1時間t3のときよりも振幅が
低下する。また、図2(C)に示すように、高周波電圧
Bによる縦振動が発生し、質点Y2とZ2が収縮する。
その結果、図2(D)に示すように、上記両振動が複合
され、質点YとZとが時間t3のときよりも右回りに移
動する。
に、高周波電圧Aは零となり、高周波電圧Bは負の電圧
を発生する。図2(B)に示すように、高周波電圧Bに
よる屈曲運動が発生し、質点Y1は時間t3のときより
も振幅が低下し、質点Z1時間t3のときよりも振幅が
低下する。また、図2(C)に示すように、高周波電圧
Bによる縦振動が発生し、質点Y2とZ2が収縮する。
その結果、図2(D)に示すように、上記両振動が複合
され、質点YとZとが時間t3のときよりも右回りに移
動する。
【0023】時間t5において、図2(A)に示すよう
に、高周波電圧Aは負の電圧を発生し、同様に高周波電
圧Bは同一の負の電圧を発生する。図2(B)に示すよ
うに、高周波電圧A,Bによる屈曲運動は互いに打ち消
し合い、質点Y1とZ1とが振幅零となる。また、図2
(C)に示すように、高周波電圧A,Bによる縦振動は
収縮する方向に発生する。質点Y2とZ2とは矢印で示
されるように、節Xを中心にして最大の収縮を示す。そ
の結果、図2(D)に示すように、上記両振動が複合さ
れ、質点YとZとが時間t4のときよりも右回りに移動
する。
に、高周波電圧Aは負の電圧を発生し、同様に高周波電
圧Bは同一の負の電圧を発生する。図2(B)に示すよ
うに、高周波電圧A,Bによる屈曲運動は互いに打ち消
し合い、質点Y1とZ1とが振幅零となる。また、図2
(C)に示すように、高周波電圧A,Bによる縦振動は
収縮する方向に発生する。質点Y2とZ2とは矢印で示
されるように、節Xを中心にして最大の収縮を示す。そ
の結果、図2(D)に示すように、上記両振動が複合さ
れ、質点YとZとが時間t4のときよりも右回りに移動
する。
【0024】時間t6〜t9に変化するにしたがって、
上述の原理と同様に屈曲振動及び縦振動が発生し、その
結果、図2(D)に示すように、質点Y及び質点Zが右
回りに移動し、楕円運動をする。以上の原理により、こ
の超音波モータは、突起部11a,11bとの先端に楕
円運動を発生させ、駆動力を発生させる構成となってい
る。従って、突起部11b,11cの先端を固定子19
に加圧すると、弾性体11は、固定部19に対して自走
する。
上述の原理と同様に屈曲振動及び縦振動が発生し、その
結果、図2(D)に示すように、質点Y及び質点Zが右
回りに移動し、楕円運動をする。以上の原理により、こ
の超音波モータは、突起部11a,11bとの先端に楕
円運動を発生させ、駆動力を発生させる構成となってい
る。従って、突起部11b,11cの先端を固定子19
に加圧すると、弾性体11は、固定部19に対して自走
する。
【0025】図3は、本発明による超音波モータの第2
の実施例を示した模式図である。なお、第1の実施例と
同様な機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重
複する説明は省略する。支持子21は、加圧手段(バ
ネ)22とベアリング部材(ローラ)23,24を介し
て、ピン14Aを固定部25に引き込む方向に加圧す
る。この支持子21、加圧手段22、ベアリング部材2
3,24は、ピン14Aと反対側にあるピン14Bにも
同様に設けられている。加圧された弾性体11は、2つ
の突起部11b,11cの先端部が固定部25に加圧接
触することになり、2つの突起部11b,11cと固定
部25との間に相対運動が起こる。
の実施例を示した模式図である。なお、第1の実施例と
同様な機能を果たす部分には、同一の符号を付して、重
複する説明は省略する。支持子21は、加圧手段(バ
ネ)22とベアリング部材(ローラ)23,24を介し
て、ピン14Aを固定部25に引き込む方向に加圧す
る。この支持子21、加圧手段22、ベアリング部材2
3,24は、ピン14Aと反対側にあるピン14Bにも
同様に設けられている。加圧された弾性体11は、2つ
の突起部11b,11cの先端部が固定部25に加圧接
触することになり、2つの突起部11b,11cと固定
部25との間に相対運動が起こる。
【0026】以上説明した実施例に限定されず、種々の
変形や変更が可能であって、それらも本発明に含まれ
る。例えば、弾性体11は、自重により固定部19に押
圧されるようにしてもよい。
変形や変更が可能であって、それらも本発明に含まれ
る。例えば、弾性体11は、自重により固定部19に押
圧されるようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、縦振動モードの節と屈曲振動モードの節とが一致
する位置及びその周辺を利用して支持するようにしたの
で、縦振動モード及び屈曲振動モードの何れの振動もほ
とんど減衰させることなく、支持損失の少ない支持を行
うことができる、という効果がある。
れば、縦振動モードの節と屈曲振動モードの節とが一致
する位置及びその周辺を利用して支持するようにしたの
で、縦振動モード及び屈曲振動モードの何れの振動もほ
とんど減衰させることなく、支持損失の少ない支持を行
うことができる、という効果がある。
【図1】本発明による超音波モータの第1の実施例を示
した模式図である。
した模式図である。
【図2】第1の実施例の超音波モータの駆動動作を説明
する図である。
する図である。
【図3】本発明による超音波モータの第2の実施例を示
した模式図である。
した模式図である。
【図4】リニア型超音波モータの従来例を示す図であ
る。
る。
【図5】異形縮退縦L1−屈曲B4モード・平板モータ
の一例を示す模式図である。
の一例を示す模式図である。
11 弾性体 12、13 圧電素子 14 ピン
Claims (4)
- 【請求項1】 弾性体と、 前記弾性体に結合される電気機械変換素子とを有し、 前記電気機械変換素子により前記弾性体に縦振動モード
と屈曲振動モードとを発生させ、それらの合成振動によ
り生ずる楕円運動によって、前記弾性体の所定の位置か
ら駆動力を得る超音波モータにおいて、 前記縦振動モードの節と前記屈曲振動モードの節とが一
致する位置及びその周辺の位置で前記弾性体を支持する
支持手段を備えたことを特徴とする超音波モータ。 - 【請求項2】 請求項1に記載の超音波モータにおい
て、 前記支持手段は、前記弾性体の縦振動方向のほぼ中央部
を支持することを特徴とする超音波モータ。 - 【請求項3】 請求項1に記載の超音波モータにおい
て、 前記支持手段は、前記弾性体を固定部に押さえるように
して加圧接触させることを特徴とする超音波モータ。 - 【請求項4】 請求項1に記載の超音波モータにおい
て、 前記支持手段は、前記弾性体を固定部に引き込むように
して加圧接触させることを特徴とする超音波モータ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30861893A JP3279020B2 (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | 超音波モータ |
| FR9413620A FR2712514B1 (fr) | 1993-11-15 | 1994-11-14 | Moteur à ultrasons. |
| DE4440679A DE4440679A1 (de) | 1993-11-15 | 1994-11-14 | Ultraschallmotor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30861893A JP3279020B2 (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | 超音波モータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07143770A true JPH07143770A (ja) | 1995-06-02 |
| JP3279020B2 JP3279020B2 (ja) | 2002-04-30 |
Family
ID=17983221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30861893A Expired - Lifetime JP3279020B2 (ja) | 1993-11-15 | 1993-11-15 | 超音波モータ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3279020B2 (ja) |
| DE (1) | DE4440679A1 (ja) |
| FR (1) | FR2712514B1 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5831370A (en) * | 1995-06-15 | 1998-11-03 | Nikon Corporation | Vibration actuator |
| DE19757528A1 (de) * | 1997-12-23 | 1999-07-01 | Bosch Gmbh Robert | Lagerung für einen Schwingungsantrieb |
| US5986383A (en) * | 1996-12-17 | 1999-11-16 | Nikon Corporation | Drive device and information recording and processing device |
| US6051912A (en) * | 1997-02-24 | 2000-04-18 | Nikon Corporation | Vibration actuator |
| US6078438A (en) * | 1997-04-14 | 2000-06-20 | Nikon Corporation | Vibration actuator and lens barrel |
| US6242846B1 (en) | 1998-02-10 | 2001-06-05 | Nikon Corporation | Vibration actuator to control pitching vibration |
| US7425770B2 (en) | 2005-05-31 | 2008-09-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Vibration wave motor |
| US8164233B2 (en) | 2006-08-28 | 2012-04-24 | Panasonic Corporation | Drive apparatus |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3184117B2 (ja) | 1997-05-23 | 2001-07-09 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | 超音波モータ及び超音波モータ付き電子機器 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62225181A (ja) * | 1986-03-25 | 1987-10-03 | Canon Inc | 振動波モ−タ |
| JPH044772A (ja) * | 1990-04-20 | 1992-01-09 | Olympus Optical Co Ltd | 超音波モータ |
| US5191688A (en) * | 1989-07-27 | 1993-03-09 | Olympus Optical Co., Ltd. | Method for producing a superior longitudinal vibrator |
-
1993
- 1993-11-15 JP JP30861893A patent/JP3279020B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-11-14 DE DE4440679A patent/DE4440679A1/de not_active Withdrawn
- 1994-11-14 FR FR9413620A patent/FR2712514B1/fr not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5831370A (en) * | 1995-06-15 | 1998-11-03 | Nikon Corporation | Vibration actuator |
| US5986383A (en) * | 1996-12-17 | 1999-11-16 | Nikon Corporation | Drive device and information recording and processing device |
| US6051912A (en) * | 1997-02-24 | 2000-04-18 | Nikon Corporation | Vibration actuator |
| US6078438A (en) * | 1997-04-14 | 2000-06-20 | Nikon Corporation | Vibration actuator and lens barrel |
| DE19757528A1 (de) * | 1997-12-23 | 1999-07-01 | Bosch Gmbh Robert | Lagerung für einen Schwingungsantrieb |
| DE19757528C2 (de) * | 1997-12-23 | 2000-08-10 | Bosch Gmbh Robert | Lagerung für einen Schwingungsantrieb |
| US6242846B1 (en) | 1998-02-10 | 2001-06-05 | Nikon Corporation | Vibration actuator to control pitching vibration |
| US7425770B2 (en) | 2005-05-31 | 2008-09-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Vibration wave motor |
| US8164233B2 (en) | 2006-08-28 | 2012-04-24 | Panasonic Corporation | Drive apparatus |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2712514A1 (fr) | 1995-05-24 |
| DE4440679A1 (de) | 1995-05-18 |
| JP3279020B2 (ja) | 2002-04-30 |
| FR2712514B1 (fr) | 1998-06-19 |
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Legal Events
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