JPH07143822A - 装飾用鉢類及びその製造方法ならびにその製造に用いる基本型の成形方法 - Google Patents
装飾用鉢類及びその製造方法ならびにその製造に用いる基本型の成形方法Info
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- JPH07143822A JPH07143822A JP35612691A JP35612691A JPH07143822A JP H07143822 A JPH07143822 A JP H07143822A JP 35612691 A JP35612691 A JP 35612691A JP 35612691 A JP35612691 A JP 35612691A JP H07143822 A JPH07143822 A JP H07143822A
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Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量で耐久性に富み、水切れ・排水効果が良
く、かつ、根の活着性が良く、植物の生育条件が時間と
共に良くなる装飾用鉢類・その製造方法・及びその基本
型の成形方法を提供する。 【構成】 樹脂により形成された基本型18の上にポリ
エステル樹脂101の層から成る基体10を成形した
後、この基体10の表裏両面に骨材の層11、12を樹
脂102を介して付着・形成する。
く、かつ、根の活着性が良く、植物の生育条件が時間と
共に良くなる装飾用鉢類・その製造方法・及びその基本
型の成形方法を提供する。 【構成】 樹脂により形成された基本型18の上にポリ
エステル樹脂101の層から成る基体10を成形した
後、この基体10の表裏両面に骨材の層11、12を樹
脂102を介して付着・形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、植木鉢、花鉢、花器
等の装飾用鉢類及びその製造方法ならびにその製造に用
いる基本型の成形方法に関する。
等の装飾用鉢類及びその製造方法ならびにその製造に用
いる基本型の成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術とその解決すべき課題】周知のように、プ
ラスチック製、陶器製、又はガラス製、若しくは素焼製
の植木鉢、花鉢、花器類は、従来より存在している。し
かしながら、従来の市販の製品は、素材の性質上、重量
物になり易く、また、落とした場合に破損し易い等、耐
久性の面で問題がある。さらに、水分を補給したとき、
例えばプラスチック製の場合は、植物の根が水分を吸収
する前に一度に底部まで流下してしまい、根全体に行き
渡らないといった問題があり、また、補給した水分が中
に溜り過ぎ、水切れ・排水効率が余り良くなく、植物の
生育に悪影響を及ぼすという問題があった。また、従来
の植木鉢等は、例えばプラスチック製の場合、表面がツ
ルツルしているので、植物の根が表面に付きにくく、根
が張りにくいという欠点があり、根の活着性が悪いとい
った問題がある。その上、植物の生育に必要な有機物質
が溜りにくく、コケ等も付着しにくいので、時間の経過
と共に土壌が活性化して行くといったことはそれほど期
待できず、土壌が改良されにくいという問題があり、そ
の点で植物の生育条件がそれほど良くないという欠点が
ある。
ラスチック製、陶器製、又はガラス製、若しくは素焼製
の植木鉢、花鉢、花器類は、従来より存在している。し
かしながら、従来の市販の製品は、素材の性質上、重量
物になり易く、また、落とした場合に破損し易い等、耐
久性の面で問題がある。さらに、水分を補給したとき、
例えばプラスチック製の場合は、植物の根が水分を吸収
する前に一度に底部まで流下してしまい、根全体に行き
渡らないといった問題があり、また、補給した水分が中
に溜り過ぎ、水切れ・排水効率が余り良くなく、植物の
生育に悪影響を及ぼすという問題があった。また、従来
の植木鉢等は、例えばプラスチック製の場合、表面がツ
ルツルしているので、植物の根が表面に付きにくく、根
が張りにくいという欠点があり、根の活着性が悪いとい
った問題がある。その上、植物の生育に必要な有機物質
が溜りにくく、コケ等も付着しにくいので、時間の経過
と共に土壌が活性化して行くといったことはそれほど期
待できず、土壌が改良されにくいという問題があり、そ
の点で植物の生育条件がそれほど良くないという欠点が
ある。
【0003】この発明は以上の点に鑑み提案されたもの
で、軽量で耐久性にも富み、かつ、水切れ・排水効率及
び根に対する水分の補給効率が良く、その上、根が内部
で張り易く、土壌の活性化・改良化の点で優れた性質を
有する装飾用鉢類及びその製造方法ならびにその製造に
用いる基本型の成形方法を提供することを目的としてい
る。
で、軽量で耐久性にも富み、かつ、水切れ・排水効率及
び根に対する水分の補給効率が良く、その上、根が内部
で張り易く、土壌の活性化・改良化の点で優れた性質を
有する装飾用鉢類及びその製造方法ならびにその製造に
用いる基本型の成形方法を提供することを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の技術手段は、高分子樹脂の層により
形成された基体と、この基体の表裏両面に付着・形成さ
れた細径の骨材より成る表裏の外層とにより構成された
装飾用鉢類の構造を採用した。
に、本発明の第1の技術手段は、高分子樹脂の層により
形成された基体と、この基体の表裏両面に付着・形成さ
れた細径の骨材より成る表裏の外層とにより構成された
装飾用鉢類の構造を採用した。
【0005】また、本発明の第2の技術手段は、基本型
の上に高分子樹脂の層を成形し、この樹脂の層により鉢
形形状の基体を形成した後、この基体の表裏両面に細径
の骨材の層を樹脂を介して付着・形成することを特徴と
する装飾用鉢類の製造方法を採用した。基体の一面に骨
材の層を形成した後、基本型から離型・反転させ、基体
の他面側に樹脂を介して骨材の層を形成すること、及び
基本型の上で布又はガラスクロスなどの繊維質基材を混
在させて高分子樹脂の層を成形し、この樹脂の層によっ
て基体を形成した後、その表裏両面に骨材の層を樹脂を
介して付着・形成すること、も本発明の製造方法に含ま
れる。高分子樹脂に繊維質基材を混在させるとFRP
(繊維強化プラスチック)が形成され、軽量、かつ、強
度が強くなる。
の上に高分子樹脂の層を成形し、この樹脂の層により鉢
形形状の基体を形成した後、この基体の表裏両面に細径
の骨材の層を樹脂を介して付着・形成することを特徴と
する装飾用鉢類の製造方法を採用した。基体の一面に骨
材の層を形成した後、基本型から離型・反転させ、基体
の他面側に樹脂を介して骨材の層を形成すること、及び
基本型の上で布又はガラスクロスなどの繊維質基材を混
在させて高分子樹脂の層を成形し、この樹脂の層によっ
て基体を形成した後、その表裏両面に骨材の層を樹脂を
介して付着・形成すること、も本発明の製造方法に含ま
れる。高分子樹脂に繊維質基材を混在させるとFRP
(繊維強化プラスチック)が形成され、軽量、かつ、強
度が強くなる。
【0006】さらに、本発明の第3の技術手段は、油粘
土又は木型により鉢形形状の成形部を有する母型を形成
し、この母型の成形部上に布又はガラスクロスなどの繊
維質基材を混在させた高分子樹脂の層を形成し、離型さ
せてFRP(繊維強化プラスチック)基本型を成形した
後、このFRP基本型の上に樹脂を塗布・乾燥硬化させ
て基本型を成形する装飾用鉢類の製造に用いる基本型の
成形方法を採用している。
土又は木型により鉢形形状の成形部を有する母型を形成
し、この母型の成形部上に布又はガラスクロスなどの繊
維質基材を混在させた高分子樹脂の層を形成し、離型さ
せてFRP(繊維強化プラスチック)基本型を成形した
後、このFRP基本型の上に樹脂を塗布・乾燥硬化させ
て基本型を成形する装飾用鉢類の製造に用いる基本型の
成形方法を採用している。
【0007】
【作用】本発明に係る装飾用鉢類は、高分子樹脂材の基
体の表裏両面に細径の骨材の層を付着・形成して外形を
形成しているので、極めて軽量であり、また、高分子材
を母材としているので、落としても破損するようなこと
はなく、耐久性に優れている。
体の表裏両面に細径の骨材の層を付着・形成して外形を
形成しているので、極めて軽量であり、また、高分子材
を母材としているので、落としても破損するようなこと
はなく、耐久性に優れている。
【0008】また、基体の表裏両面に形成された骨材の
層は、凹凸状であり、骨材間に隙間が形成されるので、
補給された水分は骨材の間を伝って流下することとな
り、水切れ・排水効率が極めて良好である。そして、補
給された水分は、骨材の間を伝わりながら流下するの
で、流下する間に植物の根全体に十分に行き渡り、水分
の補給効率が一段と向上する。さらに、骨材には根が付
き易いので、根が内部で張り易く、植物の根の活着効果
が高くなる。また、骨材の間には各種の有機物質が溜り
易く、コケ等も付き易いので、時間が経過する程、土壌
が活性化し、かつ、士壌が改良されることとなり、植え
た植物の生育条件が時間の経過と共に良好になる。
層は、凹凸状であり、骨材間に隙間が形成されるので、
補給された水分は骨材の間を伝って流下することとな
り、水切れ・排水効率が極めて良好である。そして、補
給された水分は、骨材の間を伝わりながら流下するの
で、流下する間に植物の根全体に十分に行き渡り、水分
の補給効率が一段と向上する。さらに、骨材には根が付
き易いので、根が内部で張り易く、植物の根の活着効果
が高くなる。また、骨材の間には各種の有機物質が溜り
易く、コケ等も付き易いので、時間が経過する程、土壌
が活性化し、かつ、士壌が改良されることとなり、植え
た植物の生育条件が時間の経過と共に良好になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
【00010】図1は本発明に係る装飾用鉢を示すもの
で、繊維質基材102を混在させた高分子樹脂101に
より所定鉢形形状に形成された基体10と、基体10の
一面(裏面)と他面(表面)との表裏全面に樹脂を介し
て付着・形成された混合砂利11と乾燥砂利12の各層
とにより概略構成されている。基体10の周縁部にはツ
バ部110が環状に形成されている。このツバ部110
の凹部111内に乾燥砂と樹脂とを所定の比率、例えば
乾燥砂10:樹脂2の比率で混合させた混合砂13が充
填されいている。この混合砂13を介して裏面側の混合
砂利11の層が付着・形成されている。混合砂13は、
補強の役割を果たしている。したがって、補強の役割を
果たすものであれば、混合砂13に替えてその他の補強
部材を採用可能である。また、繊維質基材102とし
て、本実施例では麻布テープ又はガラスクロスが用いら
れており、ロール状に巻かれたものから所定の寸法に切
断した後、中心部に水抜き孔を加工し、その周囲4ケ所
に切り込み加工を施したものが使われている。基体10
の中心部には、繊維質基材102の中心の水抜き孔と対
応する水抜き孔112が形成されている。基体10は、
繊維質基材102を高分子樹脂102に混在させている
のでFRP(繊維強化プラスチック)材で構成されてい
る。高分子樹脂102及び上記各樹脂として、本実施例
ではポリエステル樹脂に硬化剤を所定量混合したものが
用いられている。また、本実施例では、基体10の表裏
に付着させる骨材として粒径が5mm以下の細径の乾燥
砂利(多孔質の人工軽量骨材)が用いられている。そし
て、裏面側の乾燥砂利は樹脂を所定量混合させて混合砂
利として基体の面に付着されている。また、表面側の乾
燥砂利は樹脂を混合させることなく用い、乾燥砂利の状
態で樹脂を介して付着させている。
で、繊維質基材102を混在させた高分子樹脂101に
より所定鉢形形状に形成された基体10と、基体10の
一面(裏面)と他面(表面)との表裏全面に樹脂を介し
て付着・形成された混合砂利11と乾燥砂利12の各層
とにより概略構成されている。基体10の周縁部にはツ
バ部110が環状に形成されている。このツバ部110
の凹部111内に乾燥砂と樹脂とを所定の比率、例えば
乾燥砂10:樹脂2の比率で混合させた混合砂13が充
填されいている。この混合砂13を介して裏面側の混合
砂利11の層が付着・形成されている。混合砂13は、
補強の役割を果たしている。したがって、補強の役割を
果たすものであれば、混合砂13に替えてその他の補強
部材を採用可能である。また、繊維質基材102とし
て、本実施例では麻布テープ又はガラスクロスが用いら
れており、ロール状に巻かれたものから所定の寸法に切
断した後、中心部に水抜き孔を加工し、その周囲4ケ所
に切り込み加工を施したものが使われている。基体10
の中心部には、繊維質基材102の中心の水抜き孔と対
応する水抜き孔112が形成されている。基体10は、
繊維質基材102を高分子樹脂102に混在させている
のでFRP(繊維強化プラスチック)材で構成されてい
る。高分子樹脂102及び上記各樹脂として、本実施例
ではポリエステル樹脂に硬化剤を所定量混合したものが
用いられている。また、本実施例では、基体10の表裏
に付着させる骨材として粒径が5mm以下の細径の乾燥
砂利(多孔質の人工軽量骨材)が用いられている。そし
て、裏面側の乾燥砂利は樹脂を所定量混合させて混合砂
利として基体の面に付着されている。また、表面側の乾
燥砂利は樹脂を混合させることなく用い、乾燥砂利の状
態で樹脂を介して付着させている。
【00011】なお、基体10を高分子樹脂の層のみで
成形し、その表裏両面に骨材の層を形成した構成を採用
しても良い。また、骨材として、上記実施例では乾燥砂
利を用いているが、これに替えて細骨材(御影石などを
細粒径に砕石したもの)等を用いても良く、同効であ
る。
成形し、その表裏両面に骨材の層を形成した構成を採用
しても良い。また、骨材として、上記実施例では乾燥砂
利を用いているが、これに替えて細骨材(御影石などを
細粒径に砕石したもの)等を用いても良く、同効であ
る。
【00012】本発明に係る装飾用鉢は上記のように構
成されている。次に、その製造方法・工程手順について
説明する。
成されている。次に、その製造方法・工程手順について
説明する。
【00013】図2(イ)、(ロ)、(ハ)は、装飾用
鉢の製造に用いる基本型の成形方法、製作工程の手順を
示すもので、油粘土又は木型により母型15を予め用意
しておく。母型15には、図2(ロ)に示すように製造
予定の装飾用鉢の形状と対応する所定鉢形形状の成形部
150が形成されている。この母型15の成形部150
上に繊維質基材102を載せる。繊維質基材102は、
所定寸法に切断され、かつ、適宜切り込み加工が施され
た麻布テープ又はガラスクロスが用いられている。そし
て、繊維質基材102の表裏両面にポリエステル樹脂を
順次塗布・積層し、乾燥・硬化させると、図2(イ)の
工程手順(a)、(b)に示すよように装飾用鉢の基本
形状となるマスターモデル、すなわFRP型16が成形
される。このFRP型16は、繊維質基材102をポリ
エステル樹脂中に内在した繊維強化プラスチック型であ
る。次に、FRP型16を母型15の成形部150から
離型し、図2(イ)の工程手順(c)に示すように、F
RP型16の一面、図では裏面全体に樹脂、例えばゴム
を所定厚さ塗布して乾燥・硬化させる。すると、図2
(ハ)に示すように、FRP型16の上に樹脂型、すな
わちゴム型17が上下に積層して形成される。これによ
ってFRP型16とゴム型17とを上下2層に有する装
飾用鉢の基本型18が成形される。この基本型18を用
いて装飾用鉢を製造する場合、図3(イ)に示すよう
に、麻布テープ又はガラスクロス(以下、両者を併せて
繊維質基材という)102と高分子樹脂、例えばポリエ
ステル樹脂101、及び人工軽量骨材である乾燥砂利
と、乾燥砂とを前準備しておく。繊維質基材102は、
図3(イ)の(a)、(b)、(c)に示すように、ロ
ール状に巻かれたものから所定の寸法、例えば30cm
角の大きさに切断して取出し、その中心部に水抜き孔
(約2mmの径)を加工した後、その4ケ所に切り込み
加工を施している。また、ポリエステル樹脂101に
は、少量の硬化剤が混合される。その混合の割合は、作
業雰囲気内の温度条件に合わせて定められる。例えば、
温度が高いときは樹脂が速く硬化するので硬化剤の混合
量を少なくし、また、温度が低いときは混合量を多くす
る。乾燥砂利は、粒径が例えば5mm以下のものを13
80℃の温度で焼成した多孔質のものを用いる。
鉢の製造に用いる基本型の成形方法、製作工程の手順を
示すもので、油粘土又は木型により母型15を予め用意
しておく。母型15には、図2(ロ)に示すように製造
予定の装飾用鉢の形状と対応する所定鉢形形状の成形部
150が形成されている。この母型15の成形部150
上に繊維質基材102を載せる。繊維質基材102は、
所定寸法に切断され、かつ、適宜切り込み加工が施され
た麻布テープ又はガラスクロスが用いられている。そし
て、繊維質基材102の表裏両面にポリエステル樹脂を
順次塗布・積層し、乾燥・硬化させると、図2(イ)の
工程手順(a)、(b)に示すよように装飾用鉢の基本
形状となるマスターモデル、すなわFRP型16が成形
される。このFRP型16は、繊維質基材102をポリ
エステル樹脂中に内在した繊維強化プラスチック型であ
る。次に、FRP型16を母型15の成形部150から
離型し、図2(イ)の工程手順(c)に示すように、F
RP型16の一面、図では裏面全体に樹脂、例えばゴム
を所定厚さ塗布して乾燥・硬化させる。すると、図2
(ハ)に示すように、FRP型16の上に樹脂型、すな
わちゴム型17が上下に積層して形成される。これによ
ってFRP型16とゴム型17とを上下2層に有する装
飾用鉢の基本型18が成形される。この基本型18を用
いて装飾用鉢を製造する場合、図3(イ)に示すよう
に、麻布テープ又はガラスクロス(以下、両者を併せて
繊維質基材という)102と高分子樹脂、例えばポリエ
ステル樹脂101、及び人工軽量骨材である乾燥砂利
と、乾燥砂とを前準備しておく。繊維質基材102は、
図3(イ)の(a)、(b)、(c)に示すように、ロ
ール状に巻かれたものから所定の寸法、例えば30cm
角の大きさに切断して取出し、その中心部に水抜き孔
(約2mmの径)を加工した後、その4ケ所に切り込み
加工を施している。また、ポリエステル樹脂101に
は、少量の硬化剤が混合される。その混合の割合は、作
業雰囲気内の温度条件に合わせて定められる。例えば、
温度が高いときは樹脂が速く硬化するので硬化剤の混合
量を少なくし、また、温度が低いときは混合量を多くす
る。乾燥砂利は、粒径が例えば5mm以下のものを13
80℃の温度で焼成した多孔質のものを用いる。
【00014】次に、図3(イ)のステップ(d)に示
すように、基本型18のゴム型17の上に上記のように
形成された繊維質基材102を載せた後、ステップ
(e)において図3(ロ)の(a)に示すように繊維質
基材102の上からポリエステル樹脂101を全面に塗
る。
すように、基本型18のゴム型17の上に上記のように
形成された繊維質基材102を載せた後、ステップ
(e)において図3(ロ)の(a)に示すように繊維質
基材102の上からポリエステル樹脂101を全面に塗
る。
【00015】さらに、ステップ(f)において、図3
(ロ)の(b)に示すように、繊維質基材102、すな
わち、ポリエステル樹脂101が乾燥しない間に、周縁
のツバ部に設けた凹部111に混合砂13を全周にわた
って充填する。混合砂13は、前準備で用意した乾燥砂
に硬化剤を含むポリエステル樹脂101を所定の比率、
例えば10:1の割合で混ぜたものを使用する。この混
合砂13の充填により、基体10の周縁部に補強用の枠
組が形成される。
(ロ)の(b)に示すように、繊維質基材102、すな
わち、ポリエステル樹脂101が乾燥しない間に、周縁
のツバ部に設けた凹部111に混合砂13を全周にわた
って充填する。混合砂13は、前準備で用意した乾燥砂
に硬化剤を含むポリエステル樹脂101を所定の比率、
例えば10:1の割合で混ぜたものを使用する。この混
合砂13の充填により、基体10の周縁部に補強用の枠
組が形成される。
【00016】ステップ(f)の工程により、装飾用鉢
の基本形である基体10が形成される。次に、ステップ
(g)において、図3(ロ)の(c)に示すように、凹
部111に充填された混合砂13を含む基体10の裏面
全体に混合砂利11を所要量載せ、ポリエステル樹脂を
介して付着させる。混合砂利11は、前準備で用意した
乾燥砂利にポリエステル樹脂を所定量、例えば10:
1.8の比率で混ぜたものを予め調製して用いる。混合
砂利11を基体10の裏面全体に付着させた後、ステッ
プ(h)で乾燥工程が行われる。この乾燥工程は自然乾
燥でも良く、また、室(ムロ)と呼ばれる乾燥室にて強
制的に乾燥させても良い。
の基本形である基体10が形成される。次に、ステップ
(g)において、図3(ロ)の(c)に示すように、凹
部111に充填された混合砂13を含む基体10の裏面
全体に混合砂利11を所要量載せ、ポリエステル樹脂を
介して付着させる。混合砂利11は、前準備で用意した
乾燥砂利にポリエステル樹脂を所定量、例えば10:
1.8の比率で混ぜたものを予め調製して用いる。混合
砂利11を基体10の裏面全体に付着させた後、ステッ
プ(h)で乾燥工程が行われる。この乾燥工程は自然乾
燥でも良く、また、室(ムロ)と呼ばれる乾燥室にて強
制的に乾燥させても良い。
【00017】乾燥工程(h)が終了した後、基体10
を基本型18のゴム型17から離型すると、裏面側の基
本形が完成する。次に、ステップ(i)において、図3
(ロ)の(c)に示すように、基体10を表裏反転さ
せ、その周縁部全周をトリミングして所望の外形に修正
する。その後、ステップ(j)、(k)により、図3
(ロ)の(e)、(f)に示す如く、基体10の表面全
体にポリエステル樹脂101を塗布し、その上から上記
乾燥砂利12を所要量載せて樹脂を介して付着させる。
そして、ステップ(l)により上記同様の乾燥工程を行
った後、上記ポリエステル樹脂101の塗布・乾燥砂利
12の付着・乾燥工程の各ステップを必要回数繰り返
す。これによって基体10の表面側に所要厚さの乾燥砂
利12の層が形成される。
を基本型18のゴム型17から離型すると、裏面側の基
本形が完成する。次に、ステップ(i)において、図3
(ロ)の(c)に示すように、基体10を表裏反転さ
せ、その周縁部全周をトリミングして所望の外形に修正
する。その後、ステップ(j)、(k)により、図3
(ロ)の(e)、(f)に示す如く、基体10の表面全
体にポリエステル樹脂101を塗布し、その上から上記
乾燥砂利12を所要量載せて樹脂を介して付着させる。
そして、ステップ(l)により上記同様の乾燥工程を行
った後、上記ポリエステル樹脂101の塗布・乾燥砂利
12の付着・乾燥工程の各ステップを必要回数繰り返
す。これによって基体10の表面側に所要厚さの乾燥砂
利12の層が形成される。
【00018】以上の各工程を経ることにより、図3
(ロ)の(g)に示すように装飾用の鉢が完成する。
(ロ)の(g)に示すように装飾用の鉢が完成する。
【00019】上記実施例では、基体10の裏面側に混
合砂利の層を、また、表面側に乾燥砂利の層を付着・形
成しているが、表裏両面共に乾燥砂利の層を付着・形成
しても良い。また、乾燥砂利に替えて上記の細骨材を用
い、これを樹脂を介して表裏両面に付着させても良く、
上記実施例と同効である。
合砂利の層を、また、表面側に乾燥砂利の層を付着・形
成しているが、表裏両面共に乾燥砂利の層を付着・形成
しても良い。また、乾燥砂利に替えて上記の細骨材を用
い、これを樹脂を介して表裏両面に付着させても良く、
上記実施例と同効である。
【00020】なお、本発明に係る製造方法は、装飾用
の植木鉢のみならず、花鉢、花器類などの製造に広く適
用可能である。
の植木鉢のみならず、花鉢、花器類などの製造に広く適
用可能である。
【00021】
【発明の効果】以上の説明に明らかな通り、本発明によ
れば、下記の効果を得ることができる。
れば、下記の効果を得ることができる。
【00022】高分子樹脂材の基体の表裏両面に細径
の骨材の層を付着・形成して外形を形成しているので、
極めて軽量であり、また、強度も強く、耐久性に優れて
いる。
の骨材の層を付着・形成して外形を形成しているので、
極めて軽量であり、また、強度も強く、耐久性に優れて
いる。
【00023】基体の内外両面に形成された骨材の層
は、凹凸状であり、その間に骨材表面による凹凸の隙間
が形成されるので、使用時に補給された水分は骨材の間
を伝って流下して行き、水切れ・排水効率が極めて良
い。また、補給された水分は、骨材の間を伝わって自然
条件と略同一の条件で流下して行くので、流下する間に
植物の根全体に十分に行き渡り、水分の補給効果が高
い。
は、凹凸状であり、その間に骨材表面による凹凸の隙間
が形成されるので、使用時に補給された水分は骨材の間
を伝って流下して行き、水切れ・排水効率が極めて良
い。また、補給された水分は、骨材の間を伝わって自然
条件と略同一の条件で流下して行くので、流下する間に
植物の根全体に十分に行き渡り、水分の補給効果が高
い。
【00024】骨材には根が付き易いので、根が張り
易く、活着効果が高くなる。
易く、活着効果が高くなる。
【00025】有機物質が骨材表面の凹凸の間に溜り
易く、また、コケ類も付着し易いので、土壌が活性化
し、かつ、改良されることになる。したがって、植物の
生育条件が時間の経過と共に良くなる。
易く、また、コケ類も付着し易いので、土壌が活性化
し、かつ、改良されることになる。したがって、植物の
生育条件が時間の経過と共に良くなる。
【00026】
【図1】本発明に係る装飾用鉢の部分破断側面図であ
る。
る。
【図2】(イ)、(ロ)は本発明に係る装飾用鉢の基本
型成形方法の工程手順を示すフローチヤート図である。
型成形方法の工程手順を示すフローチヤート図である。
【図3】(イ)、(ロ)は本発明に係る装飾用鉢製造方
法の工程手順を示すフローチャート図である
法の工程手順を示すフローチャート図である
18 基本型 102 繊維質基材 101 ポリエステル樹脂(高分子樹脂) 10 基体 11 混合砂利(骨材) 12 乾燥砂利(骨材) 13 混合砂(補強材) 110 ツバ部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】明細書全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 装飾用鉢類及びその製造方法ならびに
その製造に用いる基本型の成形方法。
その製造に用いる基本型の成形方法。
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、植木鉢、花鉢、花器
等の装飾用鉢類及びその製造方法ならびにその製造に用
いる基本型の成形方法に関する。
等の装飾用鉢類及びその製造方法ならびにその製造に用
いる基本型の成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術とその解決すべき課題】周知のように、プ
ラスチック製、陶器製、又はガラス製、若しくは素焼製
の植木鉢、花鉢、花器類は、従来より存在している。し
かしながら、従来の市販の製品は、素材の性質上、重量
物になり易く、また、落とした場合に破損し易い等、耐
久性の面で問題がある。さらに、水分を補給したとき、
例えばプラスチック製の場合は、植物の根が水分を吸収
する前に一度に底部まで流下してしまい、根全体に行き
渡らないといった問題があり、また、補給した水分が中
に溜り過ぎ、水切れ・排水効率が余り良くなく、植物の
生育に悪影響を及ぼすという問題があった。また、従来
の植木鉢等は、例えばプラスチック製の場合、表面がツ
ルツルしているので、植物の根が表面に付きにくく、根
が張りにくいという欠点があり、根の活着性が悪いとい
った問題がある。その上、植物の生育に必要な有機物質
が溜りにくく、コケ等も付着しにくいので、時間の経過
と共に土壌が活性化して行くといったことはそれほど期
待できず、上壌が改良されにくいという問題があり、そ
の点で植物の生育条件がそれほど良くないという欠点が
ある。
ラスチック製、陶器製、又はガラス製、若しくは素焼製
の植木鉢、花鉢、花器類は、従来より存在している。し
かしながら、従来の市販の製品は、素材の性質上、重量
物になり易く、また、落とした場合に破損し易い等、耐
久性の面で問題がある。さらに、水分を補給したとき、
例えばプラスチック製の場合は、植物の根が水分を吸収
する前に一度に底部まで流下してしまい、根全体に行き
渡らないといった問題があり、また、補給した水分が中
に溜り過ぎ、水切れ・排水効率が余り良くなく、植物の
生育に悪影響を及ぼすという問題があった。また、従来
の植木鉢等は、例えばプラスチック製の場合、表面がツ
ルツルしているので、植物の根が表面に付きにくく、根
が張りにくいという欠点があり、根の活着性が悪いとい
った問題がある。その上、植物の生育に必要な有機物質
が溜りにくく、コケ等も付着しにくいので、時間の経過
と共に土壌が活性化して行くといったことはそれほど期
待できず、上壌が改良されにくいという問題があり、そ
の点で植物の生育条件がそれほど良くないという欠点が
ある。
【0003】この発明は以上の点に鑑み提案されたもの
で、軽量で耐久性にも富み、かつ、水切れ・排水効率及
び根に対する水分の補給効率が良く、その上、根が内部
で張り易く、土壌の活性化・改良化の点で優れた性質を
有する装飾用鉢類及びその製造方法ならびにその製造に
用いる基本型の成形方法を提供することを目的としてい
る。
で、軽量で耐久性にも富み、かつ、水切れ・排水効率及
び根に対する水分の補給効率が良く、その上、根が内部
で張り易く、土壌の活性化・改良化の点で優れた性質を
有する装飾用鉢類及びその製造方法ならびにその製造に
用いる基本型の成形方法を提供することを目的としてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の技術手段は、高分子樹脂の層により
形成された基体と、この基体の表裏両面に付着・形成さ
れた細径の骨材より成る表裏の外層とにより構成された
装飾用鉢類の構造を採用した。
に、本発明の第1の技術手段は、高分子樹脂の層により
形成された基体と、この基体の表裏両面に付着・形成さ
れた細径の骨材より成る表裏の外層とにより構成された
装飾用鉢類の構造を採用した。
【0005】また、本発明の第2の技術手段は、基本型
の上に高分子樹脂の層を成形し、この樹脂の層により鉢
形形状の基体を形成した後、この基体の表裏両面に細径
の骨材の層を樹脂を介して付着・形成することを特徴と
する装飾用鉢類の製造方法を採用した。基体の一面に骨
材の層を形成した後、基本型から離型・反転させ、基体
の他面側に樹脂を介して骨材の層を形成すること、及び
基本型の上で布又はガラスクロスなどの繊維質基材を混
在させて高分子樹脂の層を成形し、この樹脂の層によっ
て基体を形成した後、その表裏両面に骨材の層を柑脂を
介して付着・形成すること、も本発明の製造方法に含ま
れる。高分子樹脂に繊維質基材を混在させるとFRP
(繊維強化プラスチック)が形成され、軽量、かつ、強
度が強くなる。
の上に高分子樹脂の層を成形し、この樹脂の層により鉢
形形状の基体を形成した後、この基体の表裏両面に細径
の骨材の層を樹脂を介して付着・形成することを特徴と
する装飾用鉢類の製造方法を採用した。基体の一面に骨
材の層を形成した後、基本型から離型・反転させ、基体
の他面側に樹脂を介して骨材の層を形成すること、及び
基本型の上で布又はガラスクロスなどの繊維質基材を混
在させて高分子樹脂の層を成形し、この樹脂の層によっ
て基体を形成した後、その表裏両面に骨材の層を柑脂を
介して付着・形成すること、も本発明の製造方法に含ま
れる。高分子樹脂に繊維質基材を混在させるとFRP
(繊維強化プラスチック)が形成され、軽量、かつ、強
度が強くなる。
【0006】さらに、本発明の第3の技術手段は、油粘
土又は木型により鉢形形状の成形部を有する母型を形成
し、この母型の成形部上に布又はガラスクロスなどの繊
維質基材を混在させた高分子樹脂の層を形成し、離型さ
せてFRP(繊維強化プラスチック)基本型を成形した
後、このFRP基本型の上に樹脂を塗布・乾燥硬化させ
て基本型を成形する装飾用鉢類の製造に用いる基本型の
成形方法を採用している。
土又は木型により鉢形形状の成形部を有する母型を形成
し、この母型の成形部上に布又はガラスクロスなどの繊
維質基材を混在させた高分子樹脂の層を形成し、離型さ
せてFRP(繊維強化プラスチック)基本型を成形した
後、このFRP基本型の上に樹脂を塗布・乾燥硬化させ
て基本型を成形する装飾用鉢類の製造に用いる基本型の
成形方法を採用している。
【0007】
【作用】本発明に係る装飾用鉢類は、高分子樹脂材の基
体の表裏両面に細径の骨材の層を付着・形成して外形を
形成しているので、極めて軽量であり、また、高分子材
を母材としているので、落としても破損するようなこと
はなく、耐久性に優れている。
体の表裏両面に細径の骨材の層を付着・形成して外形を
形成しているので、極めて軽量であり、また、高分子材
を母材としているので、落としても破損するようなこと
はなく、耐久性に優れている。
【0008】また、基体の表裏両面に形成された骨材の
層は、凹凸状であり、骨材間に隙間が形成されるので、
補給された水分は骨材の間を伝って流下することとな
り、水切れ・排水効率が極めて良好である。そして、補
給された水分は、骨材の間を伝わりながら流下するの
で、流下する間に植物の根全体に十分に行き渡り、水分
の補給効率が一段と向上する。さらに、骨材には根が付
き易いので、根が内部で張り易く、植物の根の活着効果
が高くなる。また、骨材の間には各種の有機物質が溜り
易く、コケ等も付き易いので、時間が経過する程、土壌
が活性化し、かつ、土壌が改良されることとなり、植え
た植物の生育条件が時間の経過と共に良好になる。
層は、凹凸状であり、骨材間に隙間が形成されるので、
補給された水分は骨材の間を伝って流下することとな
り、水切れ・排水効率が極めて良好である。そして、補
給された水分は、骨材の間を伝わりながら流下するの
で、流下する間に植物の根全体に十分に行き渡り、水分
の補給効率が一段と向上する。さらに、骨材には根が付
き易いので、根が内部で張り易く、植物の根の活着効果
が高くなる。また、骨材の間には各種の有機物質が溜り
易く、コケ等も付き易いので、時間が経過する程、土壌
が活性化し、かつ、土壌が改良されることとなり、植え
た植物の生育条件が時間の経過と共に良好になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
【0010】図1は本発明に係る装飾用鉢を示すもの
で、繊維質基材102を混在させた高分子樹脂101に
より所定鉢形形状に形成された基体10と、基体10の
一面(裏面)と他面(表面)との表裏全面に樹脂を介し
て付着・形成された混合砂利11と乾燥砂利12の各層
とにより概略構成されている。基体10の周縁部にはツ
バ部110が環状に形成されている。このツバ部110
の凹部111内に乾燥砂と樹脂とを所定の比率、例えば
乾燥砂10:樹脂2の比率で混合させた混合砂13が充
填されいている。この混合砂13を介して裏面側の混合
砂利11の層が付着・形成されている。混合砂13は、
補強の役割を果たしている。したがって、補強の役割を
果たすものであれば、混合砂13に替えてその他の補強
部材を採用可能である。また、繊維質基材102とし
て、本実施例では麻布テープ又はガラスクロスが用いら
れており、ロール状に巻かれたものから所定の寸法に切
断した後、中心部に水抜き孔を加工し、その周囲4ケ所
に切り込み加工を施したものが使われている。基体10
の中心部には、繊維質基材102の中心の水抜き孔と対
応する水抜き孔112が形成されている。基体10は、
繊維質基材102を高分子樹脂102に混在させている
のでFRP(繊維強化プラスチック)材で構成されてい
る。高分子樹脂102及び上記各樹脂として、本実施例
ではポリエステル樹脂に硬化剤を所定量混合したものが
用いられている。また、本実施例では、基体10の表裏
に付着させる骨材として粒径が5mm以下の細径の乾燥
砂利(多孔質の人工軽量骨材)が用いられている。そし
て、裏面側の乾燥砂利は樹脂を所定量混合させて混合砂
利として基体の面に付着されている。また、表面側の乾
燥砂利は樹脂を混合させることなく用い、乾燥砂利の状
態で樹脂を介して付着させている。
で、繊維質基材102を混在させた高分子樹脂101に
より所定鉢形形状に形成された基体10と、基体10の
一面(裏面)と他面(表面)との表裏全面に樹脂を介し
て付着・形成された混合砂利11と乾燥砂利12の各層
とにより概略構成されている。基体10の周縁部にはツ
バ部110が環状に形成されている。このツバ部110
の凹部111内に乾燥砂と樹脂とを所定の比率、例えば
乾燥砂10:樹脂2の比率で混合させた混合砂13が充
填されいている。この混合砂13を介して裏面側の混合
砂利11の層が付着・形成されている。混合砂13は、
補強の役割を果たしている。したがって、補強の役割を
果たすものであれば、混合砂13に替えてその他の補強
部材を採用可能である。また、繊維質基材102とし
て、本実施例では麻布テープ又はガラスクロスが用いら
れており、ロール状に巻かれたものから所定の寸法に切
断した後、中心部に水抜き孔を加工し、その周囲4ケ所
に切り込み加工を施したものが使われている。基体10
の中心部には、繊維質基材102の中心の水抜き孔と対
応する水抜き孔112が形成されている。基体10は、
繊維質基材102を高分子樹脂102に混在させている
のでFRP(繊維強化プラスチック)材で構成されてい
る。高分子樹脂102及び上記各樹脂として、本実施例
ではポリエステル樹脂に硬化剤を所定量混合したものが
用いられている。また、本実施例では、基体10の表裏
に付着させる骨材として粒径が5mm以下の細径の乾燥
砂利(多孔質の人工軽量骨材)が用いられている。そし
て、裏面側の乾燥砂利は樹脂を所定量混合させて混合砂
利として基体の面に付着されている。また、表面側の乾
燥砂利は樹脂を混合させることなく用い、乾燥砂利の状
態で樹脂を介して付着させている。
【0011】なお、基体10を高分子樹脂の層のみで成
形し、その表裏両面に骨材の層を形成した構成を採用し
ても良い。また、骨材として、上記実施例では乾燥砂利
を用いているが、これに替えて細骨材(御影石などを細
粒径に砕石したもの)等を用いても良く、同効である。
形し、その表裏両面に骨材の層を形成した構成を採用し
ても良い。また、骨材として、上記実施例では乾燥砂利
を用いているが、これに替えて細骨材(御影石などを細
粒径に砕石したもの)等を用いても良く、同効である。
【0012】本発明に係る装飾用鉢は上記のように構成
されている。次に、その製造方法・工程手順について説
明する。
されている。次に、その製造方法・工程手順について説
明する。
【0013】図2(イ)、(ロ)、(ハ)は、装飾用鉢
の製造に用いる基本型の成形方法、製作工程の手順を示
すもので、油粘土又は木型により母型15を予め用意し
ておく。母型15には、図2(ロ)に示すように製造予
定の装飾用鉢の形状と対応する所定鉢形形状の成形部1
50が形成されている。この母型15の成形部150上
に繊維質基材102を載せる。繊維質基材102は、所
定寸法に切断され、かつ、適宜切り込み加工が施された
麻布テープ又はガラスクロスが用いられている。そし
て、繊維質基材102の表裏両面にポリエステル樹脂を
順次塗布・積層し、乾燥・硬化させると、図2(イ)の
工程手順(a)、(b)に示すよように装飾用鉢の基本
形状となるマスターモデル、すなわFRP型16が成形
される。このFRP型16は、繊維質基材102をポリ
エステル樹脂中に内在した繊維強化プラスチック型であ
る。次に、FRP型16を母型15の成形部150から
離型し、図2(イ)の工程手順(c)に示すように、F
RP型16の一面、図では裏面全体に樹脂、例えばゴム
を所定厚さ塗布して乾燥・硬化させる。すると、図2
(ハ)に示すように、FRP型16の上に樹脂型、すな
わちゴム型17が上下に積層して形成される。これによ
ってFRP型16とゴム型17とを上下2層に有する装
飾用鉢の基本型18が成形される。この基本型18を用
いて装飾用鉢を製造する場合、図3(イ)に示すよう
に、麻布テープ又はガラスクロス(以下、両者を併せて
繊維質基材という)102と高分子樹脂、例えばポリエ
ステル樹脂101、及び人工軽量骨材である乾燥砂利
と、乾燥砂とを前準備しておく。繊維質基材102は、
図3(イ)の(a)、(b)、(c)に示すように、ロ
ール状に巻かれたものから所定の寸法、例えば30cm
角の大きさに切断して取出し、その中心部に水抜き孔
(約2mmの径)を加工した後、その4ケ所に切り込み
加工を施している。また、ポリエステル樹脂101に
は、少量の硬化剤が混合される。その混合の割合は、作
業雰囲気内の温度条件に合わせて定められる。例えば、
温度が高いときは樹脂が速く硬化するので硬化剤の混合
量を少なくし、また、温度が低いときは混合量を多くす
る。乾燥砂利は、粒径が例えば5mm以下のものを13
80℃の温度で焼成した多孔質のものを用いる。
の製造に用いる基本型の成形方法、製作工程の手順を示
すもので、油粘土又は木型により母型15を予め用意し
ておく。母型15には、図2(ロ)に示すように製造予
定の装飾用鉢の形状と対応する所定鉢形形状の成形部1
50が形成されている。この母型15の成形部150上
に繊維質基材102を載せる。繊維質基材102は、所
定寸法に切断され、かつ、適宜切り込み加工が施された
麻布テープ又はガラスクロスが用いられている。そし
て、繊維質基材102の表裏両面にポリエステル樹脂を
順次塗布・積層し、乾燥・硬化させると、図2(イ)の
工程手順(a)、(b)に示すよように装飾用鉢の基本
形状となるマスターモデル、すなわFRP型16が成形
される。このFRP型16は、繊維質基材102をポリ
エステル樹脂中に内在した繊維強化プラスチック型であ
る。次に、FRP型16を母型15の成形部150から
離型し、図2(イ)の工程手順(c)に示すように、F
RP型16の一面、図では裏面全体に樹脂、例えばゴム
を所定厚さ塗布して乾燥・硬化させる。すると、図2
(ハ)に示すように、FRP型16の上に樹脂型、すな
わちゴム型17が上下に積層して形成される。これによ
ってFRP型16とゴム型17とを上下2層に有する装
飾用鉢の基本型18が成形される。この基本型18を用
いて装飾用鉢を製造する場合、図3(イ)に示すよう
に、麻布テープ又はガラスクロス(以下、両者を併せて
繊維質基材という)102と高分子樹脂、例えばポリエ
ステル樹脂101、及び人工軽量骨材である乾燥砂利
と、乾燥砂とを前準備しておく。繊維質基材102は、
図3(イ)の(a)、(b)、(c)に示すように、ロ
ール状に巻かれたものから所定の寸法、例えば30cm
角の大きさに切断して取出し、その中心部に水抜き孔
(約2mmの径)を加工した後、その4ケ所に切り込み
加工を施している。また、ポリエステル樹脂101に
は、少量の硬化剤が混合される。その混合の割合は、作
業雰囲気内の温度条件に合わせて定められる。例えば、
温度が高いときは樹脂が速く硬化するので硬化剤の混合
量を少なくし、また、温度が低いときは混合量を多くす
る。乾燥砂利は、粒径が例えば5mm以下のものを13
80℃の温度で焼成した多孔質のものを用いる。
【0014】次に、図3(イ)のステップ(d)に示す
ように、基本型18のゴム型17の上に上記のように形
成された繊維質基材102を載せた後、ステップ(e)
において図3(ハ)の(a)に示すように繊維質基材1
02の上からポリエステル樹脂101を全面に塗る。
ように、基本型18のゴム型17の上に上記のように形
成された繊維質基材102を載せた後、ステップ(e)
において図3(ハ)の(a)に示すように繊維質基材1
02の上からポリエステル樹脂101を全面に塗る。
【0015】さらに、ステップ(f)において、図3
(ハ)の(b)に示すように、繊維質基材102、すな
わち、ポリエステル樹脂101が乾燥しない間に、周縁
のツバ部に設けた凹部111に混合砂13を全周にわた
って充填する。混合砂13は、前準備で用意した乾燥砂
に硬化剤を含むポリエステル樹脂101を所定の比率、
例えば10:1の割合で混ぜたものを使用する。この混
合砂13の充填により、基体10の周縁部に補強用の枠
組が形成される。
(ハ)の(b)に示すように、繊維質基材102、すな
わち、ポリエステル樹脂101が乾燥しない間に、周縁
のツバ部に設けた凹部111に混合砂13を全周にわた
って充填する。混合砂13は、前準備で用意した乾燥砂
に硬化剤を含むポリエステル樹脂101を所定の比率、
例えば10:1の割合で混ぜたものを使用する。この混
合砂13の充填により、基体10の周縁部に補強用の枠
組が形成される。
【0016】ステップ(f)の工程により、装飾用鉢の
基本形である基体10が形成される。次に、ステップ
(g)において、図3(ハ)の(c)に示すように、凹
部111に充填された混合砂13を含む基体10の裏面
全体に混合砂利11を所要量載せ、ポリエステル樹脂を
介して付着させる。混合砂利11は、前準備で用意した
乾燥砂利にポリエステル樹脂を所定量、例えば10:
1.8の比率で混ぜたものを予め調製して用いる。混合
砂利11を基体10の裏面全体に付着させた後、ステッ
プ(h)で乾燥工程が行われる。この乾燥工程は自然乾
燥でも良く、また、室(ムロ)と呼ばれる乾燥室にて強
制的に乾燥させても良い。
基本形である基体10が形成される。次に、ステップ
(g)において、図3(ハ)の(c)に示すように、凹
部111に充填された混合砂13を含む基体10の裏面
全体に混合砂利11を所要量載せ、ポリエステル樹脂を
介して付着させる。混合砂利11は、前準備で用意した
乾燥砂利にポリエステル樹脂を所定量、例えば10:
1.8の比率で混ぜたものを予め調製して用いる。混合
砂利11を基体10の裏面全体に付着させた後、ステッ
プ(h)で乾燥工程が行われる。この乾燥工程は自然乾
燥でも良く、また、室(ムロ)と呼ばれる乾燥室にて強
制的に乾燥させても良い。
【0017】乾燥工程(h)が終了した後、基体10を
基本型18のゴム型17から離型すると、裏面側の基本
形が完成する。次に、図3(ロ)のステップ(i)にお
いて、図3(ハ)の(c)に示すように、基体10を表
裏反転させ、その周縁部全周をトリミングして所望の外
形に修正する。その後、図3(ロ)のステップ(j)、
(k)により、図3(ハ)の(e)、(f)に示す如
く、基体10の表面全体にポリエステル樹脂101を塗
布し、その上から上記乾燥砂利12を所要量載せて樹脂
を介して付着させる。そして、ステップ(1)により上
記同様の乾燥工程を行った後、上記ポリエステル樹脂1
01の塗布・乾燥砂利12の付着・乾燥工程の各ステッ
プを必要回数繰り返す。これによって基体10の表面側
に所要厚さの乾燥砂利12の層が形成される。
基本型18のゴム型17から離型すると、裏面側の基本
形が完成する。次に、図3(ロ)のステップ(i)にお
いて、図3(ハ)の(c)に示すように、基体10を表
裏反転させ、その周縁部全周をトリミングして所望の外
形に修正する。その後、図3(ロ)のステップ(j)、
(k)により、図3(ハ)の(e)、(f)に示す如
く、基体10の表面全体にポリエステル樹脂101を塗
布し、その上から上記乾燥砂利12を所要量載せて樹脂
を介して付着させる。そして、ステップ(1)により上
記同様の乾燥工程を行った後、上記ポリエステル樹脂1
01の塗布・乾燥砂利12の付着・乾燥工程の各ステッ
プを必要回数繰り返す。これによって基体10の表面側
に所要厚さの乾燥砂利12の層が形成される。
【0018】以上の各工程を経ることにより、図3
(ハ)の(g)に示すように装飾用の鉢が完成する。
(ハ)の(g)に示すように装飾用の鉢が完成する。
【0019】上記実施例では、基体10の裏面側に混合
砂利の層を、また、表面側に乾燥砂利の層を付着・形成
しているが、表裏両面共に乾燥砂利の層を付着・形成し
ても良い。また、乾燥砂利に替えて上記の細骨材を用
い、これを樹脂を介して表裏両面に付着させても良く、
上記実施例と同効である。
砂利の層を、また、表面側に乾燥砂利の層を付着・形成
しているが、表裏両面共に乾燥砂利の層を付着・形成し
ても良い。また、乾燥砂利に替えて上記の細骨材を用
い、これを樹脂を介して表裏両面に付着させても良く、
上記実施例と同効である。
【0020】なお、本発明に係る製造方法は、装飾用の
植木鉢のみならず、花鉢、花器類などの製造に広く適用
可能である。
植木鉢のみならず、花鉢、花器類などの製造に広く適用
可能である。
【0021】
【発明の効果】以上の説明に明らかな通り、本発明によ
れば、下記の効果を得ることができる。
れば、下記の効果を得ることができる。
【0022】高分子樹脂材の基体の表裏両面に細径の
骨材の層を付着・形成して外形を形成しているので、極
めて軽量であり、また、強度も強く、耐久性に優れてい
る。
骨材の層を付着・形成して外形を形成しているので、極
めて軽量であり、また、強度も強く、耐久性に優れてい
る。
【0023】基体の内外両面に形成された骨材の層
は、凹凸状であり、その間に骨材表面による凹凸の隙間
が形成されるので、使用時に補給された水分は骨材の間
を伝って流下して行き、水切れ・排水効率が極めて良
い。また、補給された水分は、骨材の間を伝わって自然
条件と略同一の条件で流下して行くので、流下する間に
植物の根全体に十分に行き渡り、水分の補給効果が高
い。
は、凹凸状であり、その間に骨材表面による凹凸の隙間
が形成されるので、使用時に補給された水分は骨材の間
を伝って流下して行き、水切れ・排水効率が極めて良
い。また、補給された水分は、骨材の間を伝わって自然
条件と略同一の条件で流下して行くので、流下する間に
植物の根全体に十分に行き渡り、水分の補給効果が高
い。
【0024】骨材には根が付き易いので、根が張り易
く、活着効果が高くなる。
く、活着効果が高くなる。
【0025】有機物質が骨材表面の凹凸の間に溜り易
く、また、コケ類も付着し易いので、土壌が活性化し、
かつ、改良されることになる。したがって、植物の生育
条件が時間の経過と共に良くなる。
く、また、コケ類も付着し易いので、土壌が活性化し、
かつ、改良されることになる。したがって、植物の生育
条件が時間の経過と共に良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装飾用鉢の部分破断側面図であ
る。
る。
【図2】本発明に係る装飾用鉢の基本型成形方法の工程
手順を示すフローチャート図である。
手順を示すフローチャート図である。
【図3】本発明に係る装飾用鉢の基本型成形方法の工程
手順を示すフローチャート図である。
手順を示すフローチャート図である。
【図4】本発明に係る装飾用鉢製造方法の工程手順を示
すフローチャート図である。
すフローチャート図である。
【図5】本発明に係る装飾用鉢製造方法の工程手順を示
すフローチャート図である。
すフローチャート図である。
【図6】本発明に係る装飾用鉢製造方法の工程手順を示
すフローチャート図である。
すフローチャート図である。
【符号の説明】 18 基本型 102 繊維質基材 101 ポリエステル樹脂(高分子樹脂) 10 基体 11 混合砂利(骨材) 12 乾燥砂利(骨材) 13 混合砂(補強材) 110 ツバ部
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る装飾用鉢の部分破断断面図であ
る。
る。
【図2】本発明に係る装飾用鉢の基本型成形方法の工程
手順を示すフローチャート図である。
手順を示すフローチャート図である。
【図3】本発明に係る装飾用鉢の基本型成形方法の工程
手順を示すフローチャート図である。
手順を示すフローチャート図である。
【図4】本発明に係る装飾用鉢製造方法の工程手順を示
すフローチャート図である。
すフローチャート図である。
【図5】本発明に係る装飾用鉢製造方法の工程手順を示
すフローチャート図である。
すフローチャート図である。
【図6】本発明に係る装飾用鉢製造方法の工程手順を示
すフローチャート図である。
すフローチャート図である。
【符号の説明】 18 基本型 102 繊維質基材 101 ポリエステル樹脂(高分子樹脂) 10 基体 11 混合砂利(骨材) 12 乾燥砂利(骨材) 13 混合砂(補強材) 110 ツバ部
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
Claims (9)
- 【請求項1】 高分子樹脂により鉢形形状に形成された
基体と、この基体の表裏両面に付着・形成された細径の
骨材より成る表裏の層とにより構成されていることを特
徴とする装飾用鉢類。 - 【請求項2】 布又はガラスクロスなどの繊維質基材を
混在した高分子樹脂により鉢形形状に形成された基体
と、この基体の表裏両面に付着・形成された細径の乾燥
砂利又は細骨材より成る表裏の層とにより構成されてい
ることを特徴とする装飾用鉢類。 - 【請求項3】 中心部に水抜き孔、基体の周縁全周にツ
バ部を形成し、このツバ部の上に補強材を介在させて一
面側の骨材の層を付着・形成させて成ることを特徴とす
る請求項1又は2に記載の装飾用鉢類。 - 【請求項4】 基本型の上に高分子樹脂の層から成る鉢
形形状の基体を成形した後、この基体の表裏両面に細径
の骨材の層を樹脂を介して付着・形成することを特徴と
する装飾用鉢類の製造方法。 - 【請求項5】 基本型の上に高分子樹脂の層から成る鉢
形形状の基体を形成した後、その一面に細径の骨材から
成る層を樹脂を介して付着・形成し、次に、前記基体を
離型・反転させ、その他面に前記骨材から成る層を樹脂
を介して付着・形成することを特徴とする装飾用鉢類の
製造方法。 - 【請求項6】 基本型の上に高分子樹脂の層を布又はガ
ラスクロスなどの繊維質基材を混在させて形成し、該樹
脂の層によりFRP(繊維強化プラスチック)から成る
基体を形成した後、その上から所定量の樹脂を混合した
骨材を付着させて一面側の骨材の層を形成し、次に、前
記基体を離型・反転させ、その他面側に細径の骨材を樹
脂を介して付着させ、他面側の骨材の層を形成すること
を特徴とする装飾用鉢類の製造方法。 - 【請求項7】 中心部に水抜き孔を残して基体を成形す
ると共に、該基体の表裏両面に前記中心部の水抜き孔を
残して骨材の層を付着・形成することを特徴とする請求
項4、5又は6のいずれかに記載の装飾用鉢類の製造方
法。 - 【請求項8】 基体の成形時に周縁部にツバ部を形成
し、このツバ部に補強材を介在させて一面側の骨材の層
を付着・形成することを特徴とする請求項4、5又は6
のいずれかに記載の装飾用鉢類の製造方法。 - 【請求項9】 油粘土又は木型により所定鉢形形状の成
形部を有する母型を形成し、この母型の成形部上に布又
はガラスクロスなどの繊維質基材を混在した高分子樹脂
の層を形成し、離型させてFRP(繊維強化プラスチッ
ク)型を成形した後、このFRP型の上に樹脂を塗布・
乾燥硬化させて樹脂型を成形することを特徴とした装飾
用鉢類の製造に用いる基本型の成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3356126A JP2525303B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 装飾用鉢類及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3356126A JP2525303B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 装飾用鉢類及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07143822A true JPH07143822A (ja) | 1995-06-06 |
| JP2525303B2 JP2525303B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=18447467
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3356126A Expired - Fee Related JP2525303B2 (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 装飾用鉢類及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2525303B2 (ja) |
Citations (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS502860U (ja) * | 1973-05-17 | 1975-01-13 | ||
| JPS5188550U (ja) * | 1975-01-14 | 1976-07-15 | ||
| JPS53102441U (ja) * | 1977-01-24 | 1978-08-18 | ||
| JPS56146711A (en) * | 1979-12-04 | 1981-11-14 | Kazuo Jinno | Picture frame mold and method of manufacture thereof |
| JPS5774251U (ja) * | 1980-10-27 | 1982-05-07 | ||
| JPS60125003A (ja) * | 1983-12-09 | 1985-07-04 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 展開型オフセツトアンテナ |
| JPS6233256U (ja) * | 1985-08-13 | 1987-02-27 | ||
| JPS63209522A (ja) * | 1987-02-27 | 1988-08-31 | ハイモ株式会社 | 木炭から成る植木鉢 |
| JPS6459038A (en) * | 1987-08-28 | 1989-03-06 | Shimadzu Corp | Optical analyzing equipment with attached equipment |
| JPH02135029A (ja) * | 1988-11-14 | 1990-05-23 | Kyoritsu Yuki Co Ltd | 木炭から成る植木鉢の製造方法 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP3356126A patent/JP2525303B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS502860U (ja) * | 1973-05-17 | 1975-01-13 | ||
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| JPS6233256U (ja) * | 1985-08-13 | 1987-02-27 | ||
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| JPS6459038A (en) * | 1987-08-28 | 1989-03-06 | Shimadzu Corp | Optical analyzing equipment with attached equipment |
| JPH02135029A (ja) * | 1988-11-14 | 1990-05-23 | Kyoritsu Yuki Co Ltd | 木炭から成る植木鉢の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2525303B2 (ja) | 1996-08-21 |
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