JPH07144178A - 水洗浄・乾燥装置 - Google Patents

水洗浄・乾燥装置

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JPH07144178A
JPH07144178A JP29506193A JP29506193A JPH07144178A JP H07144178 A JPH07144178 A JP H07144178A JP 29506193 A JP29506193 A JP 29506193A JP 29506193 A JP29506193 A JP 29506193A JP H07144178 A JPH07144178 A JP H07144178A
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Masami Takagi
正巳 高木
Yasuo Miyake
康夫 三宅
Yukihisa Takebe
幸久 建部
Hisashi Tsuge
久司 柘植
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】洗浄水を清浄に保ち、かつ乾燥工程に要する時
間を短縮して生産性を高めることのできる水洗浄・乾燥
装置を提供する。 【構成】洗浄槽1と乾燥槽2とは2重槽を形成する。洗
浄槽1の内周面には螺旋状の洗浄路12が形成され、洗
浄路12において洗浄水の液面よりも上方の部位は水切
路13として機能する。水切路13の上方には仕上シャ
ワー14が配置され、洗浄槽1の底部から回収され洗浄
水循環装置3で清浄化された洗浄水がワークAに吹き付
けられる。乾燥槽2には下降用の予備乾燥路23と上昇
用の乾燥路22とが設けられ、予備乾燥路23の下部で
エアーシャワー28からのエアーでワークAの洗浄水が
吹き飛ばされた後、乾燥路22では熱風によってワーク
Aが乾燥される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークの表面に付着し
ている汚れを水洗することによって除去する水洗浄・乾
燥装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者らは、上下方向の中心線を有し
同軸的に配置した内側槽と外側槽とからなる2重槽のう
ち、内側槽でワークの水洗浄を行ない、外側槽と内側槽
との間で水洗浄後のワークの乾燥を行なうようにした水
洗浄・乾燥装置を先に提案した(特願平5−21314
8号)。この水洗浄・乾燥装置では、内側槽である洗浄
槽の中に螺旋状に形成されている洗浄路上でワークを上
昇方向に搬送することによって、ワークを洗浄水に十分
に接触させてワークを水洗浄した後に水切りを行なうよ
うにし、連続的に十分な洗浄を行なうことができるよう
にしてある。また、内側槽と外側槽との間に形成された
乾燥槽の中に螺旋状に形成されている乾燥路上でワーク
を搬送することによって、比較的小さい容積の乾燥槽内
で連続的にワークを搬送しながらもワークを比較的長い
時間に亙って滞在させ、ワークを十分に乾燥させること
ができるようにしてある。とくに、乾燥槽の中では、内
側槽の外側面に下降用の乾燥路を設け、外側槽の内側面
に上昇用の乾燥路を設けることによって長い乾燥路を形
成し、洗浄槽と乾燥槽との間の空間での滞留時間を長く
して十分な乾燥を行なうようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した水洗浄・乾燥
装置では、洗浄槽内で水切りを行なうとともに、下降用
と上昇用との乾燥路を設けて乾燥工程の処理時間を長く
することで、十分な乾燥を行なおうとするものである
が、洗浄槽内では洗浄水による洗浄後に水切りを行なっ
ているだけであるから、洗浄水の汚染が進むとワークを
十分に清浄化することができないという問題が生じる。
このような問題を解決するために、先の出願では、洗浄
水の水面付近で洗浄水を回収して清浄化し、この洗浄水
を循環させて水切り前のワークに噴射することで、ワー
クに仕上げ洗浄を施す構成が記載されている。しかしな
がら、上記構成では洗浄水の水面付近の洗浄水を回収し
て清浄下するから、ワークに付着していた金屑のように
洗浄水の下部に堆積する汚れなどは、除去することがで
きないという問題が発生してきた。また、下降用と上昇
用との乾燥路を設けてはいるが、乾燥路は十分に長くと
る必要があるから、結果的に乾燥工程に長時間を必要と
し、乾燥槽を十分に小型化するには至っていないもので
ある。
【0004】本発明は先の発明にさらに改善を加えたも
のであって、洗浄水をより清浄に保つことができるよう
にし、かつ洗浄槽より回収した洗浄水を清浄化した後に
仕上げ洗浄用に利用し外部への排水の発生量を低減する
ことで環境への影響を少なくし、さらには乾燥工程を短
縮して生産性を高めることのできる水洗浄・乾燥装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、上下方向の中心線を有する筒状
に形成され洗浄水が導入された洗浄槽と、洗浄槽の外周
を囲んで洗浄槽と一体に同軸的に配置された乾燥槽と、
洗浄槽および乾燥槽に上下方向および周方向の振動を与
える加振器と、洗浄槽の内側面に沿って螺旋状に設けら
れ洗浄槽の底部に投入されたワークを加振器からの振動
によって洗浄槽の上部側壁に開口する連絡口に向かって
搬送する洗浄路と、洗浄槽の外側面に沿って螺旋状に設
けられ洗浄槽の連絡口を通過したワークを加振器からの
振動によって乾燥槽の底部に向かって搬送する予備乾燥
路と、乾燥路の内側面に沿って螺旋状に設けられ乾燥路
の底部に投入されたワークを加振器からの振動によって
乾燥槽の上部に設けた取出口に向かって搬送する乾燥路
とを備えた水洗浄・乾燥装置において、洗浄路の上部を
洗浄水の液面よりも上方に延長した水切路と、水切路の
上方に配置され仕上げ洗浄用の洗浄水をワークに噴射す
る仕上シャワーと、洗浄槽の底部から回収した洗浄水を
清浄化して仕上シャワーに供給する洗浄水循環装置と、
予備乾燥路の下部上方に配置されワークに付着した洗浄
水を吹き飛ばすようにエアーを噴出するエアーシャワー
とを具備して成ることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の構成によれば、洗浄槽の底部から回収
した洗浄水を洗浄水循環装置によって清浄化した後に仕
上げ洗浄用の洗浄水として用いるから、洗浄槽の底部に
沈澱するワークの屑などを回収することができ、洗浄槽
内の清浄水を常に清浄な状態に保つことができるのであ
る。しかも、洗浄槽の中の洗浄水を洗浄水循環装置によ
って循環させて用いるから、外部への排水量が低減され
ることになり、結果的に環境への影響を少なくすること
ができる。さらに、洗浄槽で洗い上げられたワークを乾
燥槽の底部に搬送する予備乾燥路の下部上方に、ワーク
に付着した洗浄水を吹き飛ばすようにエアーを噴出する
エアーシャワーを設けていることによって、水切りがな
されたワークに付着している洗浄水をエアーで吹き飛ば
すことができるから、その後の乾燥に要する時間を短縮
することができ、従来構成よりも乾燥工程に要する時間
を大幅に短縮できることになる。
【0007】
【実施例】本実施例は、図1および図2に示すように、
有底円筒状の洗浄槽1と、洗浄槽1の外周に同軸的に配
置された有底円筒状の乾燥槽2とを備えた2重槽を用い
るものであって、洗浄槽1の上部周壁には洗浄槽1の内
外を連通させる連絡口11が開口しており、洗浄槽1の
内側面には底から連絡口11に至る螺旋状に形成された
洗浄路12が固定されている。洗浄路12は外側端が洗
浄槽1の内側面に固着されて片持ち支持されており、ま
た内側端には上向きにガード片が突設されて後述するよ
うに洗浄路12の上を搬送されるワークの落下を防止す
るようになっている。洗浄槽1には水や温水のような洗
浄水が導入されており、洗浄水の液面よりも上方では洗
浄路12に多数の水切孔(図示せず)が穿孔されてい
る。すなわち、洗浄路12における洗浄水の液面よりも
上方に延長された部位は水切路13として機能する。ま
た、洗浄水の液面よりも上方であって洗浄路12の上方
には仕上げ用の洗浄水を吐出する仕上シャワー14が配
設される。
【0008】洗浄槽1の底には回収口15が開口してお
り、回収口15から回収した洗浄水をドレン16を通し
て洗浄水循環装置3に導入するようになっている。洗浄
水循環装置3は、洗浄水を蓄えるタンク31を備え、タ
ンク31からポンプ32で吸い上げられてフィルタ33
を通して清浄化され、清浄化された洗浄水を仕上シャワ
ー14から吐出するように構成されている。したがっ
て、洗浄水は閉じた系で循環することになり、外部への
排水が生じないから、環境に対してほとんど影響を与え
ることがないのである。しかも、洗浄槽1の下部から回
収した洗浄水をフィルタ33で清浄化して循環させるか
ら、洗浄水に混入している不純物を回収して洗浄水を清
浄に保つとともに、洗浄槽1の底部に溜まるワークAの
屑なども回収することが可能になる。
【0009】一方、乾燥槽2の上部周壁には取出口21
が開口し、乾燥槽2の内側面には底から取出口21に至
る螺旋状に形成された乾燥路22が固定されている。ま
た、洗浄槽1と乾燥槽2との間の空間で洗浄槽1の外側
面には連絡口11から乾燥槽2の底に至る螺旋状に形成
された予備乾燥路23が固定されている。乾燥路22お
よび予備乾燥路23は、洗浄路12と同様に一側端が乾
燥槽2ないし洗浄槽1に固着されて片持ち支持され、か
つ他側端にガード片が突設された形状になっている。乾
燥槽2は洗浄槽1よりも高さ寸法が大きく形成されてお
り、乾燥路22は十分に長く形成されている。
【0010】洗浄槽1と乾燥槽2とからなる2重槽は加
振器4の上に載設されており、加振器4によって周方向
と上下方向との合成振動が与えられるようになってい
る。しかるに、洗浄槽1の底面は中央部が上方に膨出し
た形状に形成されており、シュート5から落下して洗浄
槽1の底部に投入されたワークAは、加振器4からの振
動によって洗浄槽1の底の周部に集められ、洗浄路12
に沿って上昇方向に移動しながら洗浄水によって洗浄さ
れることになる。洗浄路12を上昇して洗浄されたワー
クAは水切路13で水切りされた後、連絡口11を通過
して洗浄槽1と乾燥槽2との間の空間に導入される。こ
こで、ワーク5は予備乾燥路23の上で乾燥槽2の底部
まで下降し、乾燥槽2の底に達すると乾燥路22に移っ
て乾燥路22の上を上昇するように搬送される。このよ
うにして、最終的には取出口21を通して乾燥槽2の外
部に排出されるのである。
【0011】ところで、乾燥路22は角筒状に形成され
るとともに内部空間が隔壁24によって上下に仕切られ
ており、隔壁24には多数の透孔25が形成されてい
る。乾燥路22の上部には、乾燥路22の上下の各空間
内にそれぞれ熱風を導入する各2本ずつの導入管26
a,26bが接続されている。また、乾燥路22から熱
風を排出する排出口27は乾燥路22の下部周壁に開口
している。ワークAは隔壁24の上で上昇方向に移動す
るのであって、ワークAの上下に熱風が通過することに
よって、むらなく乾燥されることになる。
【0012】ここにおいて、予備乾燥路23の下部上方
にはエアーシャワー28が配置されており、ワークAに
付着している洗浄水がエアーシャワー28から吐出され
るエアーによって吹き飛ばされるようにしてある。した
がって、洗浄槽1で洗い上げられ、水切りがなされた後
のワークAは予備乾燥路23での搬送中に洗浄水が振り
落とされ、最終的にエアーによって洗浄水が吹き飛ばさ
れることになる。エアーによって吹き飛ばされた洗浄水
は、ドレン29を通して乾燥槽2の外部に排出される。
このようにして洗浄水が吹き飛ばされた後に、ワークA
は乾燥路22において熱風に晒されながら乾燥されるか
ら、乾燥に要する熱量が少なくなり、乾燥に要するエネ
ルギーを少なくすることができ、かつ乾燥工程に要する
る時間を短縮することができるのである。
【0013】乾燥路22に熱風を導入するための熱風発
生装置6や加振器4を制御するためのコントローラ7
は、加振器4やタンク31とともに防振スキッド8の上
に載せられており、上述した装置全体が1枚の防振スキ
ッド8の上に載っていることによって、一括して扱うこ
とができることになる。すなわち、防振スキッド8をハ
ンドリフトなどを用いて持ち上げれば、装置全体を一括
して移動させることができるのである。また、防振スキ
ッド8の上に装置が載っていることによって、加振器4
で生じる振動が他の周辺装置に影響するのを防止できる
のである。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述のように、洗浄槽の底部か
ら回収した洗浄水を洗浄水循環装置によって清浄化した
後に仕上げ洗浄用の洗浄水として用いるので、洗浄槽の
底部に沈澱するワークの屑などを回収することができ、
洗浄槽内の清浄水を常に清浄な状態に保つことができる
という利点がある。しかも、洗浄槽の中の洗浄水を洗浄
水循環装置によって循環させて用いるので、外部への排
水量が低減されることになり、結果的に環境への影響を
少なくすることができるという効果がある。さらに、洗
浄槽で洗い上げられたワークを乾燥槽の底部に搬送する
予備乾燥路の下部上方に、ワークに付着した洗浄水を吹
き飛ばすようにエアーを噴出するエアーシャワーを設け
ているので、水切りがなされたワークに付着している洗
浄水をエアーで吹き飛ばすことができ、その後の乾燥に
要する時間を短縮することができて従来構成よりも乾燥
工程に要する時間を大幅に短縮できるという利点を有す
るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す概略構成図である。
【図2】実施例に用いる洗浄槽と乾燥槽とを示す平面図
である。
【符号の説明】
1 洗浄槽 2 乾燥槽 3 洗浄水循環装置 4 加振器 11 連絡口 12 洗浄路 13 水切路 14 仕上シャワー 21 取出口 22 乾燥路 23 予備乾燥路 28 エアーシャワー A ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柘植 久司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向の中心線を有する筒状に形成さ
    れ洗浄水が導入された洗浄槽と、洗浄槽の外周を囲んで
    洗浄槽と一体に同軸的に配置された乾燥槽と、洗浄槽お
    よび乾燥槽に上下方向および周方向の振動を与える加振
    器と、洗浄槽の内側面に沿って螺旋状に設けられ洗浄槽
    の底部に投入されたワークを加振器からの振動によって
    洗浄槽の上部側壁に開口する連絡口に向かって搬送する
    洗浄路と、洗浄槽の外側面に沿って螺旋状に設けられ洗
    浄槽の連絡口を通過したワークを加振器からの振動によ
    って乾燥槽の底部に向かって搬送する予備乾燥路と、乾
    燥路の内側面に沿って螺旋状に設けられ乾燥路の底部に
    投入されたワークを加振器からの振動によって乾燥槽の
    上部に設けた取出口に向かって搬送する乾燥路とを備え
    た水洗浄・乾燥装置において、洗浄路の上部を洗浄水の
    液面よりも上方に延長した水切路と、水切路の上方に配
    置され仕上げ洗浄用の洗浄水をワークに噴射する仕上シ
    ャワーと、洗浄槽の底部から回収した洗浄水を清浄化し
    て仕上シャワーに供給する洗浄水循環装置と、予備乾燥
    路の下部上方に配置されワークに付着した洗浄水を吹き
    飛ばすようにエアーを噴出するエアーシャワーとを具備
    して成ることを特徴とする水洗浄・乾燥装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014210220A (ja) * 2013-04-17 2014-11-13 三菱マテリアルテクノ株式会社 振動処理装置
CN105222562A (zh) * 2015-09-22 2016-01-06 桂林市鑫隆机电工程有限责任公司 一种干燥设备的冲洗装置
CN115852382A (zh) * 2022-11-10 2023-03-28 凯斯炉业科技江苏有限公司 单工位多功能工件箱式淬火清洗机
CN118455168A (zh) * 2024-07-09 2024-08-09 山东鸿远新材料科技股份有限公司 一种二氧化锆制备用清洗干燥设备

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