JPH0714417Y2 - 連続浮力体の連結構造 - Google Patents
連続浮力体の連結構造Info
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- JPH0714417Y2 JPH0714417Y2 JP12034090U JP12034090U JPH0714417Y2 JP H0714417 Y2 JPH0714417 Y2 JP H0714417Y2 JP 12034090 U JP12034090 U JP 12034090U JP 12034090 U JP12034090 U JP 12034090U JP H0714417 Y2 JPH0714417 Y2 JP H0714417Y2
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- Japan
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- tire
- steel pipe
- buoyant
- bodies
- adjacent
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、オイルフェンスあるいはシルトフェンスなど
に使用される連続浮力体の連結構造に関する。
に使用される連続浮力体の連結構造に関する。
従来、複数の浮力体を長手方向に連結して形成された連
続浮力体は、隣接する浮力体の間に隙間を有していた。
このため、このような連続浮力体をオイルフェンスに使
用した場合は、上記隙間から油が流出してしまうという
欠点があった。この問題点を解決するものとして、特開
昭63−247419号公報記載のオイルフェンスが提唱されて
いる。
続浮力体は、隣接する浮力体の間に隙間を有していた。
このため、このような連続浮力体をオイルフェンスに使
用した場合は、上記隙間から油が流出してしまうという
欠点があった。この問題点を解決するものとして、特開
昭63−247419号公報記載のオイルフェンスが提唱されて
いる。
このオイルフェンスは、隣接する浮力体の間(以下、
「連結部」ということがある。)に圧力水噴出口を設
け、この噴出口から圧力水を噴出させることにより、上
記隙間から油が流出するのを防止するものである。
「連結部」ということがある。)に圧力水噴出口を設
け、この噴出口から圧力水を噴出させることにより、上
記隙間から油が流出するのを防止するものである。
しかしながら、上記従来のオイルフェンスにおいては、
連結部に圧力水噴出口を形成したり、また、この圧力水
噴出口へ圧力水を供給するための供給装置が必要とな
る。このため、構造が複雑となるばかりでなく、コスト
高となって経済的にも大きな問題点を有していた。
連結部に圧力水噴出口を形成したり、また、この圧力水
噴出口へ圧力水を供給するための供給装置が必要とな
る。このため、構造が複雑となるばかりでなく、コスト
高となって経済的にも大きな問題点を有していた。
本考案は、以上のような従来の技術的課題を背景になさ
れたものであり、隣接する浮力体の間から油などが流出
するという欠点を解消することができ、しかも簡単な構
造で、かつ、経済的にも優れた連続浮力体の連結構造を
提供することを目的とする。
れたものであり、隣接する浮力体の間から油などが流出
するという欠点を解消することができ、しかも簡単な構
造で、かつ、経済的にも優れた連続浮力体の連結構造を
提供することを目的とする。
本考案は、上記目的を達成するために、筒状をなす基体
と、この基体の両端部に軸線方向に突出して設けられた
連結腕とを備えた浮力体をその長手方向に並べ、隣接す
る浮力体の連結腕どうしを傾動可能に連結してなる連続
浮力体において、隣接する浮力体の間に、筒状に形成さ
れた弾性体を、その内部に前記連結腕を収納させた状態
で配置し、この弾性体の両端を、前記隣接する浮力体に
それぞれ液密に接続したことを特徴とするものである。
と、この基体の両端部に軸線方向に突出して設けられた
連結腕とを備えた浮力体をその長手方向に並べ、隣接す
る浮力体の連結腕どうしを傾動可能に連結してなる連続
浮力体において、隣接する浮力体の間に、筒状に形成さ
れた弾性体を、その内部に前記連結腕を収納させた状態
で配置し、この弾性体の両端を、前記隣接する浮力体に
それぞれ液密に接続したことを特徴とするものである。
本考案の連続浮力体の連結構造においては、隣接する浮
力体の間に、筒状に形成された弾性体が、その内部に連
結腕が収納された状態で配置されている。しかも、前記
弾性体の両端は、隣接する浮力体にそれぞれ液密に接続
されている。このため、隣接する浮力体の間から油など
が流出するのを防止することができる。
力体の間に、筒状に形成された弾性体が、その内部に連
結腕が収納された状態で配置されている。しかも、前記
弾性体の両端は、隣接する浮力体にそれぞれ液密に接続
されている。このため、隣接する浮力体の間から油など
が流出するのを防止することができる。
以下、本考案の一実施例を第1図〜第10図を参照して説
明する。
明する。
なお、本実施例では、連続浮力体としてオイルフェンス
を例に採り、まず、オイルフェンスを構成する浮力体か
ら説明する。
を例に採り、まず、オイルフェンスを構成する浮力体か
ら説明する。
第6図〜第10図は、浮力体Fを示すものであり、浮力体
Fは、第6図に示すように、両端が密閉された長尺な鋼
管1(基体)と、この鋼管1の外周を被覆する複数のゴ
ム製のタイヤ2(基体)と、浮力体Fを互いに連結する
連結腕3とを備えている。
Fは、第6図に示すように、両端が密閉された長尺な鋼
管1(基体)と、この鋼管1の外周を被覆する複数のゴ
ム製のタイヤ2(基体)と、浮力体Fを互いに連結する
連結腕3とを備えている。
鋼管1は、炭素鋼あるいはステンレス鋼などの材質から
なるものであり、第7図に示すように、薄肉円筒状に形
成されている。また、鋼管1の両端部内周面には、鋼管
1の両端部を密閉する仕切板1aが設けられている。
なるものであり、第7図に示すように、薄肉円筒状に形
成されている。また、鋼管1の両端部内周面には、鋼管
1の両端部を密閉する仕切板1aが設けられている。
鋼管1の両端部外周には、第6図および第8図に示すよ
うに、環状突出部11がそれぞれ形成されており、この環
状突出部11には、ボルト取付け穴11aが30°ピッチで12
箇所形成されている。また、この環状突出部11より若干
中央部側の外周上側には、浮力体Fの吊持を主目的とし
た上部ワイヤー取付板12が形成されている。この上部ワ
イヤー取付板12にほぼ180°離間して、海底アンカー接
続用の下部ワイヤー取付板12aが形成されている(第7
図参照)。この下部ワイヤー取付板12aと海底アンカー
(図示せず。)とを接続することによって、浮力体Fの
位置設定がなされるようになっている。なお、水面上に
固定アンカー(図示せず。)を設置できる場合には、上
部ワイヤー取付板12と固定アンカーとを接続することに
よって、浮力体Fの位置を設定することも可能である。
各ワイヤー取付板12、12aは、先端部がタイヤ2の外周
面よりそれぞれ外方に突出しており、突出した先端部に
ワイヤー取付孔12bがそれぞれ形成されている。また、
鋼管1の外周および各ワイヤー取付板12、12aの表面に
は、海水による塩害腐蝕を防止するため、FRPライニン
グなどが施されている。
うに、環状突出部11がそれぞれ形成されており、この環
状突出部11には、ボルト取付け穴11aが30°ピッチで12
箇所形成されている。また、この環状突出部11より若干
中央部側の外周上側には、浮力体Fの吊持を主目的とし
た上部ワイヤー取付板12が形成されている。この上部ワ
イヤー取付板12にほぼ180°離間して、海底アンカー接
続用の下部ワイヤー取付板12aが形成されている(第7
図参照)。この下部ワイヤー取付板12aと海底アンカー
(図示せず。)とを接続することによって、浮力体Fの
位置設定がなされるようになっている。なお、水面上に
固定アンカー(図示せず。)を設置できる場合には、上
部ワイヤー取付板12と固定アンカーとを接続することに
よって、浮力体Fの位置を設定することも可能である。
各ワイヤー取付板12、12aは、先端部がタイヤ2の外周
面よりそれぞれ外方に突出しており、突出した先端部に
ワイヤー取付孔12bがそれぞれ形成されている。また、
鋼管1の外周および各ワイヤー取付板12、12aの表面に
は、海水による塩害腐蝕を防止するため、FRPライニン
グなどが施されている。
タイヤ2は、第6図および第8図に示すように、その内
径が鋼管1の外径とほぼ同一が若干小径になっている。
そして、複数のタイヤ2を、互いに接触させて鋼管1の
外周に嵌め込むことによって鋼管1の外周全面を被覆し
ている。また、タイヤ2の中空部21(チューブ収納部)
には、不用意に海水あるいは油が中空部21内に侵入して
浮力体Fの浮力を低下させるのを防止するため、軽量固
形物(本実施例ではウレタン系発泡材)21aが充填され
ている。
径が鋼管1の外径とほぼ同一が若干小径になっている。
そして、複数のタイヤ2を、互いに接触させて鋼管1の
外周に嵌め込むことによって鋼管1の外周全面を被覆し
ている。また、タイヤ2の中空部21(チューブ収納部)
には、不用意に海水あるいは油が中空部21内に侵入して
浮力体Fの浮力を低下させるのを防止するため、軽量固
形物(本実施例ではウレタン系発泡材)21aが充填され
ている。
なお、鋼管1の両端部に位置するタイヤ2は、上記環状
突出部11にねじ止めによってそれぞれ固定されている。
また、タイヤ2の下方には鋼管1の軸線に沿って突出部
22が形成され、この突出部22には、漏油拡散防止のため
のカーテン(図示せず。)がねじ止めによって取り付け
られるようになっている。
突出部11にねじ止めによってそれぞれ固定されている。
また、タイヤ2の下方には鋼管1の軸線に沿って突出部
22が形成され、この突出部22には、漏油拡散防止のため
のカーテン(図示せず。)がねじ止めによって取り付け
られるようになっている。
連結腕3は、鋼管1の仕切板1aの外側面にそれぞれ設け
られ、第8図に示すように、鋼管1の水平方向の中心線
Xに向き合うように設けられた平板13、13を備えてい
る。
られ、第8図に示すように、鋼管1の水平方向の中心線
Xに向き合うように設けられた平板13、13を備えてい
る。
平板13は、第10図に示すように、基端側の端面が仕切板
1aに固着されるとともに、基端側の両側部13aが鋼管1
の内周面に当接して固着されている。一方、平板13の先
端は、鋼管1の軸線方向に延びて、鋼管1から外方に突
出している。鋼管1から突出した先端部には、連結穴31
が形成されている。なお、先端側の両側部13bは、その
幅が基端側より若干狭幅に形成されている。
1aに固着されるとともに、基端側の両側部13aが鋼管1
の内周面に当接して固着されている。一方、平板13の先
端は、鋼管1の軸線方向に延びて、鋼管1から外方に突
出している。鋼管1から突出した先端部には、連結穴31
が形成されている。なお、先端側の両側部13bは、その
幅が基端側より若干狭幅に形成されている。
平板13の先端部には、第8図に示すように、略半円形の
受け板14が設けられている。この受け板14が連結腕3の
先端面30aを形成している。
受け板14が設けられている。この受け板14が連結腕3の
先端面30aを形成している。
連結腕3のいずれか一方の先端面30aには、リング状の
緩衝部材32(ネオプレーン)がねじ止めにて装着されて
いる。これにより、連結腕3に作用する圧縮力および衝
撃力を緩和するようになっている。なお、第8図におい
て符号14aは、緩衝部材32のねじ止め用座板である。
緩衝部材32(ネオプレーン)がねじ止めにて装着されて
いる。これにより、連結腕3に作用する圧縮力および衝
撃力を緩和するようになっている。なお、第8図におい
て符号14aは、緩衝部材32のねじ止め用座板である。
仕切板1a、平板13、受け板14および鋼管1の内周面にそ
れぞれ当接して連結腕3を補強する補強板15が、鋼管1
の垂直方向の中心線Y(第8図参照)に向き合うように
設けられている。
れぞれ当接して連結腕3を補強する補強板15が、鋼管1
の垂直方向の中心線Y(第8図参照)に向き合うように
設けられている。
次に、本考案の一実施例であるオイルフェンスの連結構
造について、第1図〜第5図を参照して説明する。
造について、第1図〜第5図を参照して説明する。
オイルフェンスRは、隣接する上記構成の浮力体F、F
の連結腕3どうしを連結して形成されるものであり、浮
力体F、Fは、第1図に示すように、緩衝部材32が装着
された連結腕3の先端面30a(図において右側)と、装
着されていない連結腕3の先端面30a(図において左
側)とを対峙させた状態で連結されている。そして、こ
の連結は、第2図および第3図に示すように、平板13、
13の間の空隙部13aに配置されたエンドリング4と、連
結穴31に設けられた連結ピン5によってなされている。
の連結腕3どうしを連結して形成されるものであり、浮
力体F、Fは、第1図に示すように、緩衝部材32が装着
された連結腕3の先端面30a(図において右側)と、装
着されていない連結腕3の先端面30a(図において左
側)とを対峙させた状態で連結されている。そして、こ
の連結は、第2図および第3図に示すように、平板13、
13の間の空隙部13aに配置されたエンドリング4と、連
結穴31に設けられた連結ピン5によってなされている。
エンドリング4は、第2図〜第4図に示すように、断面
円形の金属棒で楕円状に形成されたものであり、上記空
隙部13a内に空間的余裕をもたせて配置されている。こ
れにより、連結腕3,3どうしが垂直方向へ互いに傾動可
能に連結されており、隣接する二つの浮力体F,Fが連結
部において垂直方向に湾曲し得るようになっている。な
お、エンドリング4は、連結部に作用する引張り力およ
びせん断力に対して充分な耐力を有するように形成され
ている。
円形の金属棒で楕円状に形成されたものであり、上記空
隙部13a内に空間的余裕をもたせて配置されている。こ
れにより、連結腕3,3どうしが垂直方向へ互いに傾動可
能に連結されており、隣接する二つの浮力体F,Fが連結
部において垂直方向に湾曲し得るようになっている。な
お、エンドリング4は、連結部に作用する引張り力およ
びせん断力に対して充分な耐力を有するように形成され
ている。
連結ピン5は、ステンレス鋼などの材質で円柱状に形成
されたものである。そして、第4図に示すように、エン
ドリング4の長手方向内周部41に当接するように設けら
れている。これにより、連結腕3,3どうしが水平方向へ
互いに傾動可能に連結されており、隣接する二つの浮力
体F,Fが連結部において水平方向へ湾曲することができ
るとともに、連結部における引張り方向(第1図におい
て符号H)の移動が阻止されるようになっている。ま
た、連結ピン5は、第3図に示すように、両端部に設け
られた割りピン51によって連結穴31に固定されている。
されたものである。そして、第4図に示すように、エン
ドリング4の長手方向内周部41に当接するように設けら
れている。これにより、連結腕3,3どうしが水平方向へ
互いに傾動可能に連結されており、隣接する二つの浮力
体F,Fが連結部において水平方向へ湾曲することができ
るとともに、連結部における引張り方向(第1図におい
て符号H)の移動が阻止されるようになっている。ま
た、連結ピン5は、第3図に示すように、両端部に設け
られた割りピン51によって連結穴31に固定されている。
なお、隣接する浮力体F、Fの間には、第1図〜第4図
に示すように、タイヤ6、6(筒状に形成された弾性
体)が、その内部に連結腕3を収納させた状態で配置さ
れ、隣接する浮力体F、Fの間の隙間Sを閉塞してい
る。なお、本実施例では、タイヤ6を2本使用して隙間
Sを閉塞しているが、タイヤ6の本数は特に限定される
ものではない。
に示すように、タイヤ6、6(筒状に形成された弾性
体)が、その内部に連結腕3を収納させた状態で配置さ
れ、隣接する浮力体F、Fの間の隙間Sを閉塞してい
る。なお、本実施例では、タイヤ6を2本使用して隙間
Sを閉塞しているが、タイヤ6の本数は特に限定される
ものではない。
タイヤ6は、その材質、形状および大きさは、タイヤ2
と同様のものを使用して、浮力体Fの軸線と一致するよ
うに設けられている。また、第2図および第3図に示す
ように、タイヤ6の両側面内側には、環状板61がそれぞ
れ設けられている。この環状板61には、前述した環状突
出部11のボルト取付け穴11aに対応する穴62が形成され
ている。そして、第3図に示すように、環状突出部11
と、この環状突出部11に対向する環状板61とをねじ止め
してタイヤ2とタイヤ6とを液密に接続するとともに、
2本のタイヤ6どうしが対向する側の環状板61どうしを
ねじ止めしてタイヤ6、6を液密に接続する。これによ
り、隣接する浮力体F、Fの隙間Sが閉塞される。
と同様のものを使用して、浮力体Fの軸線と一致するよ
うに設けられている。また、第2図および第3図に示す
ように、タイヤ6の両側面内側には、環状板61がそれぞ
れ設けられている。この環状板61には、前述した環状突
出部11のボルト取付け穴11aに対応する穴62が形成され
ている。そして、第3図に示すように、環状突出部11
と、この環状突出部11に対向する環状板61とをねじ止め
してタイヤ2とタイヤ6とを液密に接続するとともに、
2本のタイヤ6どうしが対向する側の環状板61どうしを
ねじ止めしてタイヤ6、6を液密に接続する。これによ
り、隣接する浮力体F、Fの隙間Sが閉塞される。
なお、連結部が湾曲すると、第5図に示すように、タイ
ヤ6に作用する引張り力Pが、タイヤ2とタイヤ6およ
びタイヤ6どうしの間に隙間を発生させるように働く
が、前述したように、連結部におけるこれらのタイヤ
2、タイヤ6をねじ止めにて液密に接続しているため、
タイヤ2、タイヤ6間の隙間の発生を確実に防止するこ
とができる。
ヤ6に作用する引張り力Pが、タイヤ2とタイヤ6およ
びタイヤ6どうしの間に隙間を発生させるように働く
が、前述したように、連結部におけるこれらのタイヤ
2、タイヤ6をねじ止めにて液密に接続しているため、
タイヤ2、タイヤ6間の隙間の発生を確実に防止するこ
とができる。
なお、図において符号Kは、浮力体F、Fを連結するた
めの作業孔であり、本実施例では、タイヤ6の外周面に
90°ピッチで4カ所設けている。この作業孔Kから工具
などを挿入して上記連結を行う。また、この作業孔K
は、浮力体Fの使用時には、キャップなどの閉塞部材
(図示せず。)で閉塞されるようになっている。なお、
タイヤ6として、比較的剛性の強いものを使用する場合
には、例えば、タイヤ6の下方に位置する作業孔K(1
カ所)を開口したままとすることも可能である。これに
より、連結部に水が充満している場合、連結部に波浪、
風などの外力(引張り力、圧縮力および湾曲など)が作
用することにより生じるタイヤ6の容積変化に対応させ
て連結部内の水を出し入れすることができる。すなわ
ち、作業孔Kがタイヤ6の水抜き孔となるわけである。
作業孔Kを水抜き孔として使用しない場合は、新たに水
抜き孔(図示せず。)をタイヤ6の下方に形成すること
もできる。この場合において、内部容積の大きいタイヤ
6を使用するときは、タイヤ6の内部の一部に、例えば
発泡材などを充填するとよい。このようにすると、水抜
き孔の開口面積を小さくすることができる。
めの作業孔であり、本実施例では、タイヤ6の外周面に
90°ピッチで4カ所設けている。この作業孔Kから工具
などを挿入して上記連結を行う。また、この作業孔K
は、浮力体Fの使用時には、キャップなどの閉塞部材
(図示せず。)で閉塞されるようになっている。なお、
タイヤ6として、比較的剛性の強いものを使用する場合
には、例えば、タイヤ6の下方に位置する作業孔K(1
カ所)を開口したままとすることも可能である。これに
より、連結部に水が充満している場合、連結部に波浪、
風などの外力(引張り力、圧縮力および湾曲など)が作
用することにより生じるタイヤ6の容積変化に対応させ
て連結部内の水を出し入れすることができる。すなわ
ち、作業孔Kがタイヤ6の水抜き孔となるわけである。
作業孔Kを水抜き孔として使用しない場合は、新たに水
抜き孔(図示せず。)をタイヤ6の下方に形成すること
もできる。この場合において、内部容積の大きいタイヤ
6を使用するときは、タイヤ6の内部の一部に、例えば
発泡材などを充填するとよい。このようにすると、水抜
き孔の開口面積を小さくすることができる。
上記構成の連結構造によれば、隣接する浮力体F,F間
に、弾性を有するタイヤ6,6が配置され、各タイヤ6,6の
端部が鋼管1に液密に固定されているので、隣接する浮
力体2,2の間から油などが流出するのを防止することが
できる。
に、弾性を有するタイヤ6,6が配置され、各タイヤ6,6の
端部が鋼管1に液密に固定されているので、隣接する浮
力体2,2の間から油などが流出するのを防止することが
できる。
また、隣接する2つの浮力体F,Fが波等により連結部に
おいて垂直または水平方向に湾曲させられる場合、タイ
ヤ6,6は弾性を有しているから、浮力体F,Fに無理な力が
作用することがない。したがって、タイヤ6が破損する
ことがないのは勿論のこと、浮力体Fが破壊されるのを
防止することができる。
おいて垂直または水平方向に湾曲させられる場合、タイ
ヤ6,6は弾性を有しているから、浮力体F,Fに無理な力が
作用することがない。したがって、タイヤ6が破損する
ことがないのは勿論のこと、浮力体Fが破壊されるのを
防止することができる。
さらに、上記構成のオイルフェンスを使用した場合、本
実施例では、浮力体Fに、両端が密閉された鋼管1を使
用しているため、オイルフェンスRを波高が大きい海域
で長時間使用した場合においても、この波高に起因する
長手方向の引張り力などに対して充分な耐力を有する。
したがって、オイルフェンスRに損傷が生じるのを防止
することができる。また、波高が大きい海域での長時間
の使用が可能になることにより、展張替を行えない場所
(例えば、バース背面側にオイルフェンスを配置した場
合)での使用が特に有効となる。
実施例では、浮力体Fに、両端が密閉された鋼管1を使
用しているため、オイルフェンスRを波高が大きい海域
で長時間使用した場合においても、この波高に起因する
長手方向の引張り力などに対して充分な耐力を有する。
したがって、オイルフェンスRに損傷が生じるのを防止
することができる。また、波高が大きい海域での長時間
の使用が可能になることにより、展張替を行えない場所
(例えば、バース背面側にオイルフェンスを配置した場
合)での使用が特に有効となる。
また、鋼管1の外周をゴム製のタイヤ(弾性体)2で被
覆しているため、船舶、漂流物および固定物などの衝突
によるオイルフェンスRの損傷を防止することができ
る。
覆しているため、船舶、漂流物および固定物などの衝突
によるオイルフェンスRの損傷を防止することができ
る。
さらに、隣接する浮力体F、Fの間をタイヤ6で閉塞し
ているため、従来のように、連結部に圧力水噴出口を形
成したり、この圧力水噴出口へ圧力水を供給するための
供給装置を設けなくても隣接する浮力体F、Fの間の隙
間Sから油が流出するのを防止することができ、したが
って、構造が簡単になるとともに、経済的にも優れたオ
イルフェンスRとなる。
ているため、従来のように、連結部に圧力水噴出口を形
成したり、この圧力水噴出口へ圧力水を供給するための
供給装置を設けなくても隣接する浮力体F、Fの間の隙
間Sから油が流出するのを防止することができ、したが
って、構造が簡単になるとともに、経済的にも優れたオ
イルフェンスRとなる。
さらに、タイヤ2あるいはタイヤ6として古タイヤを使
用することで製造コストの軽減が可能となる。
用することで製造コストの軽減が可能となる。
本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、本考
案の要旨を逸脱しない範囲において変更可能である。
案の要旨を逸脱しない範囲において変更可能である。
例えば、本実施例では、両端が密閉された管状の基体と
して、薄肉円筒状の鋼管1の外周を複数のタイヤ5で被
覆したものを使用しているが、必ずしもこれに限定する
必要はなく、鋼管1に代えて、第11図に示すように、短
円筒状に形成された支持体7の外周面に、複数の長尺な
平板71(フラットバーなど)を、この平板71の長手方向
と支持体7の軸線とを一致させて等間隔に取り付けて籠
状に形成したものを使用することも可能である。
して、薄肉円筒状の鋼管1の外周を複数のタイヤ5で被
覆したものを使用しているが、必ずしもこれに限定する
必要はなく、鋼管1に代えて、第11図に示すように、短
円筒状に形成された支持体7の外周面に、複数の長尺な
平板71(フラットバーなど)を、この平板71の長手方向
と支持体7の軸線とを一致させて等間隔に取り付けて籠
状に形成したものを使用することも可能である。
また、上記軽量固形物21aをタイヤ2の中空部21だけで
なく、基体内部に充填することも可能である。なお、軽
量固形物21aは必ずしも必要なものではない。
なく、基体内部に充填することも可能である。なお、軽
量固形物21aは必ずしも必要なものではない。
さらに、本実施例では、鋼管1の外周を複数のタイヤ2
で被覆しているが、必ずしもこれに限定する必要はな
く、例えば、鋼管1の外周にゴムライニングを施した
り、あるいは鋼管1の外周をFRP(繊維強化プラスチッ
ク)で被覆することも可能である。
で被覆しているが、必ずしもこれに限定する必要はな
く、例えば、鋼管1の外周にゴムライニングを施した
り、あるいは鋼管1の外周をFRP(繊維強化プラスチッ
ク)で被覆することも可能である。
さらに、本実施例では、連結腕3の先端面30aが平坦な
面に形成されているが、必ずしもこのようにする必要は
なく、第12図に示すように、緩衝部材32が装着された先
端面30aと装着されていない先端面30aとのいずれか一方
(あるいは両方)を、曲面あるいは球面にすることも可
能である。これにより、連結部が湾曲することにより生
じる連結腕3の先端面30aどうしの接触を少なくするこ
とができる。したがって、連結部の曲がり角度を大きく
することが可能となる。
面に形成されているが、必ずしもこのようにする必要は
なく、第12図に示すように、緩衝部材32が装着された先
端面30aと装着されていない先端面30aとのいずれか一方
(あるいは両方)を、曲面あるいは球面にすることも可
能である。これにより、連結部が湾曲することにより生
じる連結腕3の先端面30aどうしの接触を少なくするこ
とができる。したがって、連結部の曲がり角度を大きく
することが可能となる。
さらに、本実施例では、筒状に形成された弾性体とし
て、ゴム製のタイヤ6を使用しているが、必ずしもこれ
に限定する必要はなく、ゴムその他弾性を有する素材で
筒状に形成されたものであれば、上記機能を満足させる
範囲内において使用可能である。
て、ゴム製のタイヤ6を使用しているが、必ずしもこれ
に限定する必要はなく、ゴムその他弾性を有する素材で
筒状に形成されたものであれば、上記機能を満足させる
範囲内において使用可能である。
さらに、本実施例では、連結部の湾曲に対してタイヤ6
の弾性力のみで対処しているが、場合によっては、第13
図に示すように、タイヤ6の中空部6a(チューブ収納
部)にコイルばねCを装着することもできる。
の弾性力のみで対処しているが、場合によっては、第13
図に示すように、タイヤ6の中空部6a(チューブ収納
部)にコイルばねCを装着することもできる。
すなわち、相対峙する円筒状のばね受け部8を、上記環
状板61にそれぞれ形成し、このばね受け部8の外周にコ
イルばねCの両端内周部を嵌め込んで装着する。なお、
ばね受け部7は環状板61に形成された穴62間に30°ピッ
チで12箇所形成されている。また、コイルばねCの両端
部は係止されることなく、開放状態となっている。コイ
ルばねCをタイヤ6の中空部6aに装着することにより、
タイヤ6の復元力を向上させることができる。
状板61にそれぞれ形成し、このばね受け部8の外周にコ
イルばねCの両端内周部を嵌め込んで装着する。なお、
ばね受け部7は環状板61に形成された穴62間に30°ピッ
チで12箇所形成されている。また、コイルばねCの両端
部は係止されることなく、開放状態となっている。コイ
ルばねCをタイヤ6の中空部6aに装着することにより、
タイヤ6の復元力を向上させることができる。
さらに、本実施例では浮力体Fをオイルフェンスに使用
した場合を例に採ったが、必ずしもこれに限定する必要
はなく、例えば、シルトフェンスなどにも採用すること
が可能である。
した場合を例に採ったが、必ずしもこれに限定する必要
はなく、例えば、シルトフェンスなどにも採用すること
が可能である。
本考案の連続浮力体の連結構造は以上のように構成され
ているため、隣接する浮力体の間から油などが流出する
のを防止することができ、しかも簡単な構造で、かつ、
経済的にも優れた連結浮力体の連結構造を提供すること
ができる。さらに、浮力体が破壊されるのを防止するこ
とができる。
ているため、隣接する浮力体の間から油などが流出する
のを防止することができ、しかも簡単な構造で、かつ、
経済的にも優れた連結浮力体の連結構造を提供すること
ができる。さらに、浮力体が破壊されるのを防止するこ
とができる。
第1図〜第10図は本考案の一実施例を示すもので、第1
図は連続浮力体の連結構造を示す要部断面図、第2図は
第1図のII−II断面図、第3図は第2図のIII−III断面
図、第4図は第2図のIV−IV断面図、第5図は連結部に
おけるタイヤの湾曲状態を示す要部断面図、第6図は浮
力体の正面図、第7図は第6図のVII−VII断面図、第8
図は第6図のVIII矢視図、第9図は第8図のIX−IX断面
図、第10図は第9図のX−X断面図、第11図〜第14図は
本考案の他の実施例を示すもので、第11図は籠状の基体
を示す要部断面図、第12図は連結腕の先端面の形状を曲
面あるいは球面に形状した状態を示す要部断面図、第13
図はタイヤの中空部にコイルばねを装着した状態を示す
要部断面図、第14図は第13図のXIV−XIV断面図である。 R……オイルフェンス(連続浮力体)、F……浮力体、
1……鋼管(基体)、2……タイヤ(基体)、3……連
結腕4……エンドリング、5……連結ピン、6……タイ
ヤ(筒状に形成された弾性体)
図は連続浮力体の連結構造を示す要部断面図、第2図は
第1図のII−II断面図、第3図は第2図のIII−III断面
図、第4図は第2図のIV−IV断面図、第5図は連結部に
おけるタイヤの湾曲状態を示す要部断面図、第6図は浮
力体の正面図、第7図は第6図のVII−VII断面図、第8
図は第6図のVIII矢視図、第9図は第8図のIX−IX断面
図、第10図は第9図のX−X断面図、第11図〜第14図は
本考案の他の実施例を示すもので、第11図は籠状の基体
を示す要部断面図、第12図は連結腕の先端面の形状を曲
面あるいは球面に形状した状態を示す要部断面図、第13
図はタイヤの中空部にコイルばねを装着した状態を示す
要部断面図、第14図は第13図のXIV−XIV断面図である。 R……オイルフェンス(連続浮力体)、F……浮力体、
1……鋼管(基体)、2……タイヤ(基体)、3……連
結腕4……エンドリング、5……連結ピン、6……タイ
ヤ(筒状に形成された弾性体)
Claims (1)
- 【請求項1】筒状をなす基体と、この基体の両端部に軸
線方向に突出して設けられた連結腕とを備えた複数の浮
力体をその長手方向に並べ、隣接する浮力体の連結腕ど
うしを傾動可能に連結してなる連続浮力体において、隣
接する浮力体の間に、筒状に形成された弾性体を、この
内部に前記連結腕を収納させた状態で配置し、この弾性
体の両端を、前記隣接する浮力体にそれぞれ液密に接続
したことを特徴とする連続浮力体の連続構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12034090U JPH0714417Y2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 連続浮力体の連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12034090U JPH0714417Y2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 連続浮力体の連結構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0477626U JPH0477626U (ja) | 1992-07-07 |
| JPH0714417Y2 true JPH0714417Y2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=31868251
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12034090U Expired - Lifetime JPH0714417Y2 (ja) | 1990-11-19 | 1990-11-19 | 連続浮力体の連結構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0714417Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-19 JP JP12034090U patent/JPH0714417Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0477626U (ja) | 1992-07-07 |
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