JPH07144697A - 水上走行船の排気管冷却装置 - Google Patents
水上走行船の排気管冷却装置Info
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- JPH07144697A JPH07144697A JP5315823A JP31582393A JPH07144697A JP H07144697 A JPH07144697 A JP H07144697A JP 5315823 A JP5315823 A JP 5315823A JP 31582393 A JP31582393 A JP 31582393A JP H07144697 A JPH07144697 A JP H07144697A
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- water
- exhaust pipe
- cooling water
- coolant
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 97
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 103
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 26
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 9
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 abstract description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 4
- 239000002826 coolant Substances 0.000 abstract 12
- 230000003584 silencer Effects 0.000 description 6
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- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 2
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 排気管冷却用冷却水で排気通路が閉塞されが
ちになるのを防ぐと共に、前記冷却水が排気脈動によっ
て排気通路へ逆流するのを防ぐ。 【構成】 チャンバー部11の冷却水通路Wにパイロッ
ト水導出口29、余剰冷却水排出口34を開口させる。
余剰冷却水排出口34を冷却水通路Wの最上部に配設し
てパイロット水導出口29より大径にした。冷却水通路
Wに流された冷却水はパイロット水導出口29と余剰冷
却水排出口34から一部が排出される。排気通路に流入
する冷却水が減少し、排気管が冷却水で閉塞されず、冷
却水の排気通路への逆流がなくなるからエンジン回転が
安定する。パイロット水導出口29から無用に冷却水が
排出されず、冷却性を確保できる。
ちになるのを防ぐと共に、前記冷却水が排気脈動によっ
て排気通路へ逆流するのを防ぐ。 【構成】 チャンバー部11の冷却水通路Wにパイロッ
ト水導出口29、余剰冷却水排出口34を開口させる。
余剰冷却水排出口34を冷却水通路Wの最上部に配設し
てパイロット水導出口29より大径にした。冷却水通路
Wに流された冷却水はパイロット水導出口29と余剰冷
却水排出口34から一部が排出される。排気通路に流入
する冷却水が減少し、排気管が冷却水で閉塞されず、冷
却水の排気通路への逆流がなくなるからエンジン回転が
安定する。パイロット水導出口29から無用に冷却水が
排出されず、冷却性を確保できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排気管の外周部を水冷
により冷却する水上走行船の排気管冷却装置に関するも
のである。
により冷却する水上走行船の排気管冷却装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、水上走行船としては、2サイクル
エンジンを動力源とするウォータージェット推進装置を
備え、乗員が船体上のシートに跨るようにして座り操向
ハンドルを掴んで走航するように構成されたものがあ
る。この種の水上走行船に用いられるエンジンは、船体
内であってシート前部の下方に搭載されていた。そし
て、このエンジンに接続された排気管のうち排気膨張室
を形成する大径なチャンバー部は、エンジンルーム内に
収容されて航走時の風による冷却が期待できないために
水冷されていた。
エンジンを動力源とするウォータージェット推進装置を
備え、乗員が船体上のシートに跨るようにして座り操向
ハンドルを掴んで走航するように構成されたものがあ
る。この種の水上走行船に用いられるエンジンは、船体
内であってシート前部の下方に搭載されていた。そし
て、このエンジンに接続された排気管のうち排気膨張室
を形成する大径なチャンバー部は、エンジンルーム内に
収容されて航走時の風による冷却が期待できないために
水冷されていた。
【0003】このチャンバー部を水冷する排気管冷却装
置は、チャンバー部を二重管構造として排気ガスが通さ
れる内側管体の外側にウォータージャケットを設け、こ
のウォータージャケットに冷却水を排気上流側から下流
側へ向けて供給するように構成されていた。冷却水は、
ウォータージェット推進装置の水流噴出部から供給さ
れ、チャンバー部を冷却した後にチャンバー部の下流部
分で排気通路に合流されていた。このようにウォーター
ジェット推進装置から冷却水を供給するようにすると、
エンジン回転数が大きくなるにしたがって冷却水量が多
くなる。また、チャンバー部は、冷却水が流れているか
否かを確認するために、冷却水の一部をパイロット水と
してウォータージャケットから流出させる構造になって
いた。
置は、チャンバー部を二重管構造として排気ガスが通さ
れる内側管体の外側にウォータージャケットを設け、こ
のウォータージャケットに冷却水を排気上流側から下流
側へ向けて供給するように構成されていた。冷却水は、
ウォータージェット推進装置の水流噴出部から供給さ
れ、チャンバー部を冷却した後にチャンバー部の下流部
分で排気通路に合流されていた。このようにウォーター
ジェット推進装置から冷却水を供給するようにすると、
エンジン回転数が大きくなるにしたがって冷却水量が多
くなる。また、チャンバー部は、冷却水が流れているか
否かを確認するために、冷却水の一部をパイロット水と
してウォータージャケットから流出させる構造になって
いた。
【0004】この種の水上走行船に用いられる排気管は
船体後部のプロペラ室に排気ガスを排出する構造になっ
ており、前記チャンバー部とウォータージェット推進装
置側の排気口との間に、船体が転覆したとき等にこの排
気口から水がエンジン側へ逆流するのを防ぐためのウォ
ーターロックが介装されていた。
船体後部のプロペラ室に排気ガスを排出する構造になっ
ており、前記チャンバー部とウォータージェット推進装
置側の排気口との間に、船体が転覆したとき等にこの排
気口から水がエンジン側へ逆流するのを防ぐためのウォ
ーターロックが介装されていた。
【0005】すなわち、チャンバー部に供給された冷却
水は、パイロット水として排出される以外はその全量が
チャンバー部の下流部分から排気ガスと共にウォーター
ロックに流され、このウォーターロックから排気ガスの
圧力によって排気口へ押し出されることになる。
水は、パイロット水として排出される以外はその全量が
チャンバー部の下流部分から排気ガスと共にウォーター
ロックに流され、このウォーターロックから排気ガスの
圧力によって排気口へ押し出されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上述したよ
うに構成された排気管冷却装置を用いると、エンジン回
転数が不安定になるという問題があった。これは、排気
管冷却装置のウォータージャケットから排気通路に冷却
水が排出されることに起因していた。すなわち、ウォー
タージャケットから排出される冷却水はエンジン回転数
が高くなるにしたがって増える関係から、高回転域のと
きに排気通路が前記冷却水によって閉塞されがちになる
からである。
うに構成された排気管冷却装置を用いると、エンジン回
転数が不安定になるという問題があった。これは、排気
管冷却装置のウォータージャケットから排気通路に冷却
水が排出されることに起因していた。すなわち、ウォー
タージャケットから排出される冷却水はエンジン回転数
が高くなるにしたがって増える関係から、高回転域のと
きに排気通路が前記冷却水によって閉塞されがちになる
からである。
【0007】また、ウォータージャケットから冷却水が
排気通路に排出されるときに排気流の動圧を受けて略霧
状になってしまい、この略霧状の冷却水が排気通路中に
生じている排気脈動によって排気通路の上流側へ逆流し
てしまうという問題もあった。これは、2サイクルエン
ジンでは排気管中に生じる排気脈動を利用して運転され
るように構成されており、排気管の下流側で反射してエ
ンジン側へ戻る反射波が排気通路中に生じているからで
ある。
排気通路に排出されるときに排気流の動圧を受けて略霧
状になってしまい、この略霧状の冷却水が排気通路中に
生じている排気脈動によって排気通路の上流側へ逆流し
てしまうという問題もあった。これは、2サイクルエン
ジンでは排気管中に生じる排気脈動を利用して運転され
るように構成されており、排気管の下流側で反射してエ
ンジン側へ戻る反射波が排気通路中に生じているからで
ある。
【0008】本発明はこのような問題点を解消するため
になされたもので、ウォータージャケットから排気通路
に排出された冷却水によって排気通路が閉塞されがちに
なるのを防ぐと共に、この冷却水がウォータージャケッ
トの下流端から排気通路上流側へ逆流するのを防ぐこと
を目的とする。
になされたもので、ウォータージャケットから排気通路
に排出された冷却水によって排気通路が閉塞されがちに
なるのを防ぐと共に、この冷却水がウォータージャケッ
トの下流端から排気通路上流側へ逆流するのを防ぐこと
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る水上走行船
の排気管冷却装置は、排気管およびウォータージャケッ
トをエンジンの排気排出口とウォータージャケットの排
気管への開口部との間でエンジンの排気排出口より上方
へ延在させ、前記ウォータージャケットに冷却水確認用
パイロット水導出口を設けると共に、前記上方延在部の
上面に前記パイロット水導出口より大径な余剰冷却水排
出口を設けたものである。
の排気管冷却装置は、排気管およびウォータージャケッ
トをエンジンの排気排出口とウォータージャケットの排
気管への開口部との間でエンジンの排気排出口より上方
へ延在させ、前記ウォータージャケットに冷却水確認用
パイロット水導出口を設けると共に、前記上方延在部の
上面に前記パイロット水導出口より大径な余剰冷却水排
出口を設けたものである。
【0010】
【作用】ウォータージャケットに供給された冷却水はパ
イロット水導出口および余剰冷却水排出口からその一部
が排出されるから、ウォータージャケットの下流端から
排気通路に流入する冷却水はウォータージャケットに供
給された冷却水の総量より少なくなる。
イロット水導出口および余剰冷却水排出口からその一部
が排出されるから、ウォータージャケットの下流端から
排気通路に流入する冷却水はウォータージャケットに供
給された冷却水の総量より少なくなる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図7に
よって詳細に説明する。図1は本発明に係る排気管冷却
装置を採用した水上走行船の側面図、図2は本発明に係
る排気管冷却装置を採用した水上走行船の要部の平面
図、図3は本発明に係る排気管冷却装置の一部を拡大し
て示す側面図、図4は同じく船体前方から見た正面図で
ある。図5はチャンバー部の断面図、図6はチャンバー
部の下流部分を拡大して示す斜視図で、同図は一部を破
断して描いてある。図7は図3におけるVII−VII線断面
図である。
よって詳細に説明する。図1は本発明に係る排気管冷却
装置を採用した水上走行船の側面図、図2は本発明に係
る排気管冷却装置を採用した水上走行船の要部の平面
図、図3は本発明に係る排気管冷却装置の一部を拡大し
て示す側面図、図4は同じく船体前方から見た正面図で
ある。図5はチャンバー部の断面図、図6はチャンバー
部の下流部分を拡大して示す斜視図で、同図は一部を破
断して描いてある。図7は図3におけるVII−VII線断面
図である。
【0012】これらの図において、1は水上走行船、2
はこの水上走行船1の船体である。この水上走行船1
は、乗員が船体2上のシート3に跨って座り、このシー
ト3の前方に設けられた操向ハンドル4を掴んで走航す
るものである。図4において符号2aは乗員の足を乗せ
るためのステップで、このステップ2aは船体2におけ
るシート3の左右両側方に一体的に形成されている。
はこの水上走行船1の船体である。この水上走行船1
は、乗員が船体2上のシート3に跨って座り、このシー
ト3の前方に設けられた操向ハンドル4を掴んで走航す
るものである。図4において符号2aは乗員の足を乗せ
るためのステップで、このステップ2aは船体2におけ
るシート3の左右両側方に一体的に形成されている。
【0013】5はこの水上走行船1のエンジンで、この
エンジン5は、2サイクル水冷2気筒型のものであり、
2つのシリンダを船体前後方向に並べた状態で船体2内
の略中央部に搭載されている。詳述すると、このエンジ
ン5は船幅方向中央部であって、前記シート3の前側下
方かつ操向ハンドル4の真下となる位置に配置されてい
る。そして、このエンジン5は、クランク軸(図示せ
ず)に連結されたドライブシャフト6が後方へ向けて延
設され、船体後部に搭載されたジェットポンプ7を駆動
するように構成されている。このジェットポンプ7はプ
ロペラ7aが前記ドライブシャフト6の後端に結合さ
れ、水流噴出部7bが操向ハンドル4と連動する従来周
知の構造のものが採用されている。前記エンジン5とジ
ェットポンプ7によってウォータージェット推進装置が
構成されている。
エンジン5は、2サイクル水冷2気筒型のものであり、
2つのシリンダを船体前後方向に並べた状態で船体2内
の略中央部に搭載されている。詳述すると、このエンジ
ン5は船幅方向中央部であって、前記シート3の前側下
方かつ操向ハンドル4の真下となる位置に配置されてい
る。そして、このエンジン5は、クランク軸(図示せ
ず)に連結されたドライブシャフト6が後方へ向けて延
設され、船体後部に搭載されたジェットポンプ7を駆動
するように構成されている。このジェットポンプ7はプ
ロペラ7aが前記ドライブシャフト6の後端に結合さ
れ、水流噴出部7bが操向ハンドル4と連動する従来周
知の構造のものが採用されている。前記エンジン5とジ
ェットポンプ7によってウォータージェット推進装置が
構成されている。
【0014】また、このエンジン5は右舷側に図4に示
すように吸気装置8が接続され、左舷側に排気装置9が
接続されている。吸気装置8はエンジン5のクランクケ
ース5aに吸気管8aを介して接続された気筒毎の気化
器8bと、この気化器8bの上流側に接続された吸気サ
イレンサー8cとから構成されている。この吸気サイレ
ンサー8cの空気吸込用ダクト8dは、エンジン5のシ
リンダボディ5bの前方から空気を吸い込む構造になっ
ている。詳述すると、吸気サイレンサー8cの本体部分
から船体前方へ向けて突設されて上流部が船幅方向中央
寄りとなる下方へ向けて屈曲されている。
すように吸気装置8が接続され、左舷側に排気装置9が
接続されている。吸気装置8はエンジン5のクランクケ
ース5aに吸気管8aを介して接続された気筒毎の気化
器8bと、この気化器8bの上流側に接続された吸気サ
イレンサー8cとから構成されている。この吸気サイレ
ンサー8cの空気吸込用ダクト8dは、エンジン5のシ
リンダボディ5bの前方から空気を吸い込む構造になっ
ている。詳述すると、吸気サイレンサー8cの本体部分
から船体前方へ向けて突設されて上流部が船幅方向中央
寄りとなる下方へ向けて屈曲されている。
【0015】そして、前記気化器8bおよび吸気サイレ
ンサー8cは、船体前方から見たときに軸線が上方へ向
かうにしたがって次第に船幅方向中央へ向かうように傾
斜させた状態で上下に重ねられている。すなわち、吸気
サイレンサー8cの最上部が最も車幅方向中央に位置づ
けられている。これら気化器8bおよび吸気サイレンサ
ー8cの前記軸線を図4中に一点鎖線C1 で示す。な
お、気化器8bは船体前部に搭載された燃料タンク10
から燃料が供給されるように構成されている。この燃料
タンク10はエンジン5の前方に配置され、船体2の前
側上部に設けられた給油部10aから燃料が注入される
構造になっている。
ンサー8cは、船体前方から見たときに軸線が上方へ向
かうにしたがって次第に船幅方向中央へ向かうように傾
斜させた状態で上下に重ねられている。すなわち、吸気
サイレンサー8cの最上部が最も車幅方向中央に位置づ
けられている。これら気化器8bおよび吸気サイレンサ
ー8cの前記軸線を図4中に一点鎖線C1 で示す。な
お、気化器8bは船体前部に搭載された燃料タンク10
から燃料が供給されるように構成されている。この燃料
タンク10はエンジン5の前方に配置され、船体2の前
側上部に設けられた給油部10aから燃料が注入される
構造になっている。
【0016】前記排気装置9は、図1に示すように、エ
ンジン5に接続されて排気膨張室が形成された上流部と
してのチャンバー部11と、このチャンバー部11に連
通ホース12を介して連通されたウォーターロック13
と、このウォーターロック13内の排気ガスを船体後部
のプロペラ室に導く下流部14とから形成されている。
前記ウォーターロック13は、この水上走行船1が転覆
したとき等にジェットポンプ7側から水がエンジン5側
へ逆流するのを防ぐためのもので、その内部に水をある
程度溜めることができる構造になっている。また、この
ウォーターロック13と船体後部のプロペラ室とを連通
する下流部14は、船体前方視において下向きコ字状に
形成され、排気通路が水面より上方を迂回するように構
成されている。
ンジン5に接続されて排気膨張室が形成された上流部と
してのチャンバー部11と、このチャンバー部11に連
通ホース12を介して連通されたウォーターロック13
と、このウォーターロック13内の排気ガスを船体後部
のプロペラ室に導く下流部14とから形成されている。
前記ウォーターロック13は、この水上走行船1が転覆
したとき等にジェットポンプ7側から水がエンジン5側
へ逆流するのを防ぐためのもので、その内部に水をある
程度溜めることができる構造になっている。また、この
ウォーターロック13と船体後部のプロペラ室とを連通
する下流部14は、船体前方視において下向きコ字状に
形成され、排気通路が水面より上方を迂回するように構
成されている。
【0017】前記チャンバー部11は側面視において船
体前方へ向けて凸となる略横向きU字状に形成され、図
3に示すように屈曲部分の頂部より上流側(下方)に位
置する下側管部Aがエンジン5の排気マニホールド15
に接続されると共に、前記頂部より下流側(上方)とな
る上側管部Bが屈曲部分から後下がりに延設されてい
る。詳述すると、チャンバー部11は、エンジン5から
船体前方へ向けて延設されてから上方へ向けて屈曲さ
れ、上方延在部でさらに後側下方へ向けて屈曲されてそ
こから後下がりに延ばされている。
体前方へ向けて凸となる略横向きU字状に形成され、図
3に示すように屈曲部分の頂部より上流側(下方)に位
置する下側管部Aがエンジン5の排気マニホールド15
に接続されると共に、前記頂部より下流側(上方)とな
る上側管部Bが屈曲部分から後下がりに延設されてい
る。詳述すると、チャンバー部11は、エンジン5から
船体前方へ向けて延設されてから上方へ向けて屈曲さ
れ、上方延在部でさらに後側下方へ向けて屈曲されてそ
こから後下がりに延ばされている。
【0018】また、このチャンバー部11は、エンジン
5に接続される上流端から下流側へ向かうにしたがって
その径が次第に太くなっており、後下がりに傾斜された
上側管部Bが最も太くなっている。この上側管部Bの下
流側部分は連通管12との接続部に向けて次第に細くな
っている。すなわち、上側管部Bに排気膨張室の最大径
部が形成されている。さらに、このチャンバー部11は
図4に示すように、船体前方視において上方へ向かうに
したがって次第に船幅方向中央に近づくように傾斜され
ている。言い換えれば、吸気系の傾斜を示す前記一点鎖
線C1 とは船体中央の鉛直線に対して略線対称になるよ
うな一点鎖線C2 に沿って傾斜されている。
5に接続される上流端から下流側へ向かうにしたがって
その径が次第に太くなっており、後下がりに傾斜された
上側管部Bが最も太くなっている。この上側管部Bの下
流側部分は連通管12との接続部に向けて次第に細くな
っている。すなわち、上側管部Bに排気膨張室の最大径
部が形成されている。さらに、このチャンバー部11は
図4に示すように、船体前方視において上方へ向かうに
したがって次第に船幅方向中央に近づくように傾斜され
ている。言い換えれば、吸気系の傾斜を示す前記一点鎖
線C1 とは船体中央の鉛直線に対して略線対称になるよ
うな一点鎖線C2 に沿って傾斜されている。
【0019】すなわち、吸気系とチャンバー部11との
間隔は図4に示す船体前方視において上方へ向かうにし
たがって次第に狭くなる。このように構成すると、エン
ジン5に吸気系および排気系を取付けてなるエンジン組
立体をコンパクトにまとめることができると共に、この
エンジン組立体の上部の左右幅を狭めることができる。
上部左右幅が狭くなると、丁度この部分の上方に位置す
るシート前部3aの幅を狭くすることができる。
間隔は図4に示す船体前方視において上方へ向かうにし
たがって次第に狭くなる。このように構成すると、エン
ジン5に吸気系および排気系を取付けてなるエンジン組
立体をコンパクトにまとめることができると共に、この
エンジン組立体の上部の左右幅を狭めることができる。
上部左右幅が狭くなると、丁度この部分の上方に位置す
るシート前部3aの幅を狭くすることができる。
【0020】また、このチャンバー部11は、外側管体
の内方に内側管体を設けることにより二重管構造になっ
ており、内側管体の内方に排気ガスが流され、内側管体
と外側管体との間の空間に排気ガスの流れ方向に沿って
冷却水が流されるように構成されている。すなわち、内
側管体の外側にウォータージャケットが形成されてい
る。ここで、チャンバー部11の構造を図5によって説
明する。
の内方に内側管体を設けることにより二重管構造になっ
ており、内側管体の内方に排気ガスが流され、内側管体
と外側管体との間の空間に排気ガスの流れ方向に沿って
冷却水が流されるように構成されている。すなわち、内
側管体の外側にウォータージャケットが形成されてい
る。ここで、チャンバー部11の構造を図5によって説
明する。
【0021】前記内側管体は、側面視略U字状に屈曲形
成された上流側排気管16と、この上流側排気管16の
下流側端部に連結リング17を介して連結された排気管
部材18の内側管部19と、この排気管部材18の下流
側端部に固定ボルト20によってボルト止めされた下流
側排気管21とから構成されている。なお、前記排気管
部材18は、前記内側管部19と、後述する外側管体の
一部を構成する外側管部とが一体に設けられ、内外両管
部の間にこの排気管部材18の上流端と下流端とに開口
する冷却水用空間22が形成されている。
成された上流側排気管16と、この上流側排気管16の
下流側端部に連結リング17を介して連結された排気管
部材18の内側管部19と、この排気管部材18の下流
側端部に固定ボルト20によってボルト止めされた下流
側排気管21とから構成されている。なお、前記排気管
部材18は、前記内側管部19と、後述する外側管体の
一部を構成する外側管部とが一体に設けられ、内外両管
部の間にこの排気管部材18の上流端と下流端とに開口
する冷却水用空間22が形成されている。
【0022】一方、外側管体は、前記上流側排気管16
をこの上流側排気管16との間に隙間をおいて覆う第1
カバー23および第2カバー24と、この第2カバー2
4の下流側端部に連結カバー25を介して連結された前
記排気管部材18の外側管部26と、前記下流側排気管
21をこの下流側排気管21との間に隙間をおいて覆う
と共に前記排気管部材18の下流側端部に前記下流側排
気管21と共に固定ボルト20によってボルト止めされ
た第3カバー27とから構成されている。この第3カバ
ー27の下流側端部の内方には、第3カバー27と下流
側排気管21との間の冷却水用空間を絞るためのシール
ラバー28が装着されている。なお、第3カバー27の
下流側端部と前記下流側排気管21の下流側端部とはこ
のシールラバー28を介して連結されている。
をこの上流側排気管16との間に隙間をおいて覆う第1
カバー23および第2カバー24と、この第2カバー2
4の下流側端部に連結カバー25を介して連結された前
記排気管部材18の外側管部26と、前記下流側排気管
21をこの下流側排気管21との間に隙間をおいて覆う
と共に前記排気管部材18の下流側端部に前記下流側排
気管21と共に固定ボルト20によってボルト止めされ
た第3カバー27とから構成されている。この第3カバ
ー27の下流側端部の内方には、第3カバー27と下流
側排気管21との間の冷却水用空間を絞るためのシール
ラバー28が装着されている。なお、第3カバー27の
下流側端部と前記下流側排気管21の下流側端部とはこ
のシールラバー28を介して連結されている。
【0023】このシールラバー28は、図6に示すよう
にゴム材によって略漏斗状に形成され、その上流部が前
記下流側排気管21の下流側端部に被冠されると共に、
下流部が第3カバー27の下流側端部に嵌入されてい
る。また、このシールラバー28の上側開口端部(冷却
水流の上流側となる端部)には、径方向外側へ延びるフ
ランジ28aが全周にわたって形成されている。このフ
ランジ28aは上部および下部に切欠き28bが形成さ
れ、この切欠き部分以外の外周面が第3カバー27の内
周面に全域にわたって密接するように構成されている。
そして、下流側排気管21に被冠される部分のうち前記
フランジ28aより下側となる部位は、その外周面と第
3カバー27の内周面との間に隙間28cが形成される
ように構成されている。すなわち、下流側排気管21と
第3カバー27との間の空間は、前記切欠き付きフラン
ジ28aによって前後に画成されることになる。
にゴム材によって略漏斗状に形成され、その上流部が前
記下流側排気管21の下流側端部に被冠されると共に、
下流部が第3カバー27の下流側端部に嵌入されてい
る。また、このシールラバー28の上側開口端部(冷却
水流の上流側となる端部)には、径方向外側へ延びるフ
ランジ28aが全周にわたって形成されている。このフ
ランジ28aは上部および下部に切欠き28bが形成さ
れ、この切欠き部分以外の外周面が第3カバー27の内
周面に全域にわたって密接するように構成されている。
そして、下流側排気管21に被冠される部分のうち前記
フランジ28aより下側となる部位は、その外周面と第
3カバー27の内周面との間に隙間28cが形成される
ように構成されている。すなわち、下流側排気管21と
第3カバー27との間の空間は、前記切欠き付きフラン
ジ28aによって前後に画成されることになる。
【0024】一方、このシールラバー28における第3
カバー27に嵌入される部分は、図7に示すように、そ
の外周部に径方向外側へ向けて開口する凹溝28dが周
方向に間隔をおいて複数形成されている。この凹溝28
dは、下流側排気管21内を流れる排気ガスの流れ方向
と略平行に延設されており、前記隙間28cをこのシー
ルラバー28より下方の空間(排気通路)に連通するよ
うに形成されている。
カバー27に嵌入される部分は、図7に示すように、そ
の外周部に径方向外側へ向けて開口する凹溝28dが周
方向に間隔をおいて複数形成されている。この凹溝28
dは、下流側排気管21内を流れる排気ガスの流れ方向
と略平行に延設されており、前記隙間28cをこのシー
ルラバー28より下方の空間(排気通路)に連通するよ
うに形成されている。
【0025】前記連結リング17は緊縛バンド17a,
17bによって上流側排気管16と内側管部19とに締
結されている。また、第1カバー23の下部にはパイロ
ット水導出口29が開口されている。このパイロット水
導出口29は、パイロット水用ホース30が接続され、
このパイロット水用ホース30を介して船体左側面のパ
イロット水排出口(図示せず)に連通されている。
17bによって上流側排気管16と内側管部19とに締
結されている。また、第1カバー23の下部にはパイロ
ット水導出口29が開口されている。このパイロット水
導出口29は、パイロット水用ホース30が接続され、
このパイロット水用ホース30を介して船体左側面のパ
イロット水排出口(図示せず)に連通されている。
【0026】さらに、第1カバー23の上側端部と第2
カバー24の下側端部とは緊縛バンド31によって締結
されている。第2カバー24の上側端部は前記連結カバ
ー25に緊縛バンド32によって締結されている。この
連結カバー25は、排気管部材18の内側管部19にお
ける前方延在部19aをこの前方延在部19aとの間に
隙間をおいて覆う構造になっている。そして、この連結
カバー25の他端部は固定ボルト33によって排気管部
材18の外周部にボルト止めされている。加えて、この
排気管部材18の冷却水用空間22には本発明に係る余
剰冷却水排出口34が開口されている。
カバー24の下側端部とは緊縛バンド31によって締結
されている。第2カバー24の上側端部は前記連結カバ
ー25に緊縛バンド32によって締結されている。この
連結カバー25は、排気管部材18の内側管部19にお
ける前方延在部19aをこの前方延在部19aとの間に
隙間をおいて覆う構造になっている。そして、この連結
カバー25の他端部は固定ボルト33によって排気管部
材18の外周部にボルト止めされている。加えて、この
排気管部材18の冷却水用空間22には本発明に係る余
剰冷却水排出口34が開口されている。
【0027】この余剰冷却水排出口34は、本実施例で
は冷却水通路Wにおける最も高い部位の近傍に配設さ
れ、排気管部材18に取付けられた冷却水ホース35を
介して排気装置9の下流部14内に連通されている。ま
た、この余剰冷却水排出口34の開口径は前記パイロッ
ト水導出口29より大径となるように設定されている。
前記冷却水ホース35は、図2に示すように排気管部材
18の最上部からエンジン5の上方を通って船体内の後
部に延設され、延設端が前記下流部14の下流側端部と
なるスルハルエキゾースト14aに接続されている。
は冷却水通路Wにおける最も高い部位の近傍に配設さ
れ、排気管部材18に取付けられた冷却水ホース35を
介して排気装置9の下流部14内に連通されている。ま
た、この余剰冷却水排出口34の開口径は前記パイロッ
ト水導出口29より大径となるように設定されている。
前記冷却水ホース35は、図2に示すように排気管部材
18の最上部からエンジン5の上方を通って船体内の後
部に延設され、延設端が前記下流部14の下流側端部と
なるスルハルエキゾースト14aに接続されている。
【0028】このように内側管体および外側管体を形成
することによって内側管体の外側にウォータージャケッ
トが構成され、両管体の間に冷却水通路Wが設けられる
ことになる。
することによって内側管体の外側にウォータージャケッ
トが構成され、両管体の間に冷却水通路Wが設けられる
ことになる。
【0029】そして、内側管体および外側管体の上流端
(チャンバー部11の上流端)は、上述したようにエン
ジン5の左側部に取付けられた排気マニホールド15に
接続されている。内側管体内に形成された排気通路Gは
排気マニホールド15内の排気通路15aを介してシリ
ンダボディ5bの気筒毎の排気通路5c,5cに連通さ
れている。すなわち、排気ガスは前後の気筒からエンジ
ン5の左側に排出され、排気マニホールド15内で集合
されると共に前方へ流れ向きが変えられて内側管体内の
排気通路Gに流入することになる。排気通路Gに流入し
た排気ガスは、上流側排気管16、排気管部材18およ
び下流側排気管21を通過しつつ膨張し、下流側排気管
21の後端開口21aからシールラバー28内を通って
連通ホース12内に排出される。
(チャンバー部11の上流端)は、上述したようにエン
ジン5の左側部に取付けられた排気マニホールド15に
接続されている。内側管体内に形成された排気通路Gは
排気マニホールド15内の排気通路15aを介してシリ
ンダボディ5bの気筒毎の排気通路5c,5cに連通さ
れている。すなわち、排気ガスは前後の気筒からエンジ
ン5の左側に排出され、排気マニホールド15内で集合
されると共に前方へ流れ向きが変えられて内側管体内の
排気通路Gに流入することになる。排気通路Gに流入し
た排気ガスは、上流側排気管16、排気管部材18およ
び下流側排気管21を通過しつつ膨張し、下流側排気管
21の後端開口21aからシールラバー28内を通って
連通ホース12内に排出される。
【0030】一方、内側管体と外側管体の間に形成され
た冷却水通路Wは、排気マニホールド15内の冷却水通
路(図示せず)を介して排気マニホールド後部の冷却水
導入管36に連通されている。この冷却水導入管36は
前記ジェットポンプ7の水流噴出部7bから水が供給さ
れる構造になっている。このため、排気マニホールド1
5から冷却水が冷却水通路Wに流入することになる。ま
た、この冷却水は水流噴出部7bに生じる水圧によって
押されて冷却水通路Wに供給されるため、その流量はエ
ンジン5の回転数に応じて増減する。すなわち、冷却水
供給量はエンジン回転数が小さいときには少なく、エン
ジン回転数が大きくなるにしたがって次第に増えること
になる。
た冷却水通路Wは、排気マニホールド15内の冷却水通
路(図示せず)を介して排気マニホールド後部の冷却水
導入管36に連通されている。この冷却水導入管36は
前記ジェットポンプ7の水流噴出部7bから水が供給さ
れる構造になっている。このため、排気マニホールド1
5から冷却水が冷却水通路Wに流入することになる。ま
た、この冷却水は水流噴出部7bに生じる水圧によって
押されて冷却水通路Wに供給されるため、その流量はエ
ンジン5の回転数に応じて増減する。すなわち、冷却水
供給量はエンジン回転数が小さいときには少なく、エン
ジン回転数が大きくなるにしたがって次第に増えること
になる。
【0031】冷却水通路Wに流入した冷却水は、エンジ
ン始動時であって冷却水通路Wが空である場合には、上
流側排気管16と第1カバー23,第2カバー24との
間に下側から溜められ、屈曲した第2カバー24の下側
内面を伝って連結カバー25と排気管部材18の内側管
部19との間の空間に流れ込む。そして、後下がりに傾
斜された排気管部材18の冷却水用空間22を通って下
流側排気管21と第3カバー27との間の空間に流れ下
る。
ン始動時であって冷却水通路Wが空である場合には、上
流側排気管16と第1カバー23,第2カバー24との
間に下側から溜められ、屈曲した第2カバー24の下側
内面を伝って連結カバー25と排気管部材18の内側管
部19との間の空間に流れ込む。そして、後下がりに傾
斜された排気管部材18の冷却水用空間22を通って下
流側排気管21と第3カバー27との間の空間に流れ下
る。
【0032】下側排気管21と第3カバー27との間の
空間は前記シールラバー28の切欠き付きフランジ28
aによって前後に画成されているため、この空間にエン
ジン始動に伴って大量の冷却水が上流側から流入する
と、この冷却水はフランジ下部の切欠き28bからその
一部が下流側へ流出しつつフランジ28aより上流側に
溜められることになる。これによって冷却水通路W内の
水位が上昇するようになる。冷却水が引き続き供給され
ることにより水位がフランジ28aの上側の切欠き28
bに達すると、この切欠き28bからもフランジ28a
より下流側に流出することになる。
空間は前記シールラバー28の切欠き付きフランジ28
aによって前後に画成されているため、この空間にエン
ジン始動に伴って大量の冷却水が上流側から流入する
と、この冷却水はフランジ下部の切欠き28bからその
一部が下流側へ流出しつつフランジ28aより上流側に
溜められることになる。これによって冷却水通路W内の
水位が上昇するようになる。冷却水が引き続き供給され
ることにより水位がフランジ28aの上側の切欠き28
bに達すると、この切欠き28bからもフランジ28a
より下流側に流出することになる。
【0033】冷却水通路W内に冷却水が溜められるとき
には、最上部に位置する余剰冷却水排出口34が空気抜
き穴となって冷却水通路W内の空気が冷却水ホース35
を通って船体後部のプロペラ室に排出される。このた
め、冷却水通路Wの略全域が冷却水によって満たされ、
チャンバー部11の内側管体の全部が水冷されることに
なる。
には、最上部に位置する余剰冷却水排出口34が空気抜
き穴となって冷却水通路W内の空気が冷却水ホース35
を通って船体後部のプロペラ室に排出される。このた
め、冷却水通路Wの略全域が冷却水によって満たされ、
チャンバー部11の内側管体の全部が水冷されることに
なる。
【0034】冷却水通路Wが冷却水で満たされると、切
欠き28bを通って下流側へ流出する排出量より供給量
の方が多い関係から、冷却水通路Wの内圧が高まってパ
イロット水導出口29および余剰冷却水排出口34から
冷却水が排出されるようになる。パイロット水導出口2
9から排出された冷却水(パイロット水)は、パイロッ
ト水用ホース30を通って船体左側面のパイロット水排
出口から排出される。このようにパイロット水が船体左
側面から流出していることによって、冷却水がチャンバ
ー部11に流れていることを確認することができる。ま
た、余剰冷却水排出口34から排出された冷却水は、冷
却水ホース35を通って船体後部のプロペラ室に排出さ
れる。
欠き28bを通って下流側へ流出する排出量より供給量
の方が多い関係から、冷却水通路Wの内圧が高まってパ
イロット水導出口29および余剰冷却水排出口34から
冷却水が排出されるようになる。パイロット水導出口2
9から排出された冷却水(パイロット水)は、パイロッ
ト水用ホース30を通って船体左側面のパイロット水排
出口から排出される。このようにパイロット水が船体左
側面から流出していることによって、冷却水がチャンバ
ー部11に流れていることを確認することができる。ま
た、余剰冷却水排出口34から排出された冷却水は、冷
却水ホース35を通って船体後部のプロペラ室に排出さ
れる。
【0035】このように排出される冷却水は、開口径の
差に起因してパイロット水導出口29より余剰冷却水排
出口34に多く流れる。言い換えれば、パイロット水が
多く流れてチャンバー部11を冷却する冷却水が不足す
るのを防ぐ構造になっている。
差に起因してパイロット水導出口29より余剰冷却水排
出口34に多く流れる。言い換えれば、パイロット水が
多く流れてチャンバー部11を冷却する冷却水が不足す
るのを防ぐ構造になっている。
【0036】一方、シールラバー28の切欠き28bを
通ってフランジ28aより下流側(隙間28c)に流れ
出た冷却水は、図6中に矢印で示すようにシールラバー
28における下流側排気管21に被冠された部分の外周
面を伝うようにして下方へ流れて凹溝28dに流入し、
この凹溝28dを通って連通ホース12内に排出され
る。すなわち、排気ガスと冷却水とはシールラバー28
の下方において合流されて連通ホース12に排出される
ことになる。
通ってフランジ28aより下流側(隙間28c)に流れ
出た冷却水は、図6中に矢印で示すようにシールラバー
28における下流側排気管21に被冠された部分の外周
面を伝うようにして下方へ流れて凹溝28dに流入し、
この凹溝28dを通って連通ホース12内に排出され
る。すなわち、排気ガスと冷却水とはシールラバー28
の下方において合流されて連通ホース12に排出される
ことになる。
【0037】このとき、冷却水の排出方向は、凹溝28
dが排気ガスの流れ方向に沿って形成されている関係か
ら、排気ガスの流れ方向と略平行になる。このため、排
気ガスおよび冷却水を流れが乱れるのを可及的に防ぎつ
つ合流させて排出することができる。また、このように
凹溝28dを通して冷却水を排気通路に排出する構成を
採ると、ウォータージャケットから勢いよく流出する冷
却水を整流しつつ連通ホース12の内面を伝うように流
すことができるので、排気ガスの動圧を受け難く、排気
通路中に生じる排気脈動によって排気通路上流側へ逆流
することがない。しかも、冷却水が排気通路中で霧状に
なることが少ないから、冷却水量がエンジン回転数と共
に多くなったとしても、排気抵抗は大きくならない。
dが排気ガスの流れ方向に沿って形成されている関係か
ら、排気ガスの流れ方向と略平行になる。このため、排
気ガスおよび冷却水を流れが乱れるのを可及的に防ぎつ
つ合流させて排出することができる。また、このように
凹溝28dを通して冷却水を排気通路に排出する構成を
採ると、ウォータージャケットから勢いよく流出する冷
却水を整流しつつ連通ホース12の内面を伝うように流
すことができるので、排気ガスの動圧を受け難く、排気
通路中に生じる排気脈動によって排気通路上流側へ逆流
することがない。しかも、冷却水が排気通路中で霧状に
なることが少ないから、冷却水量がエンジン回転数と共
に多くなったとしても、排気抵抗は大きくならない。
【0038】連通ホース12に流れ込んだ冷却水および
排気ガスはウォーターロック13に流れ込んだ後、この
ウォーターロック13から下流部14を介して船体後部
のプロペラ室に排出される。ウォータロック13に流入
した冷却水はウォーターロック13内にある程度溜ま
り、排気ガスの圧力によって下流部14に押し出され
る。
排気ガスはウォーターロック13に流れ込んだ後、この
ウォーターロック13から下流部14を介して船体後部
のプロペラ室に排出される。ウォータロック13に流入
した冷却水はウォーターロック13内にある程度溜ま
り、排気ガスの圧力によって下流部14に押し出され
る。
【0039】このように構成された水上走行船の排気管
冷却装置では、チャンバー部11のウォータージャケッ
トに供給された冷却水の一部がパイロット水導出口29
と余剰冷却水排出口34との両方から排出され、残りが
ウォーターロック13に排出されるから、ウォーターロ
ック13に流入する冷却水はウォータージャケットに供
給された冷却水の総量より少なくなる。
冷却装置では、チャンバー部11のウォータージャケッ
トに供給された冷却水の一部がパイロット水導出口29
と余剰冷却水排出口34との両方から排出され、残りが
ウォーターロック13に排出されるから、ウォーターロ
ック13に流入する冷却水はウォータージャケットに供
給された冷却水の総量より少なくなる。
【0040】したがって、アイドリング時や低速運転時
等にエンジン回転数が低下して排気ガスの圧力が小さく
なったとしても、確実にウォーターロック13から冷却
水を押し出すことができる。
等にエンジン回転数が低下して排気ガスの圧力が小さく
なったとしても、確実にウォーターロック13から冷却
水を押し出すことができる。
【0041】また、本実施例では冷却水通路Wの下流側
端部をシールラバー28によって絞る構成を採ったた
め、エンジン回転数が低下してチャンバー部11に供給
される冷却水の量が少なくなったとしても、チャンバー
部11の全域に冷却水を流すことができる。このため、
冷却水不足により冷却性が損なわれることがない。
端部をシールラバー28によって絞る構成を採ったた
め、エンジン回転数が低下してチャンバー部11に供給
される冷却水の量が少なくなったとしても、チャンバー
部11の全域に冷却水を流すことができる。このため、
冷却水不足により冷却性が損なわれることがない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る水上走
行船の排気管冷却装置は、排気管およびウォータージャ
ケットをエンジンの排気排出口とウォータージャケット
の排気管への開口部との間でエンジンの排気排出口より
上方へ延在させ、前記ウォータージャケットに冷却水確
認用パイロット水導出口を設けると共に、前記上方延在
部の上面に前記パイロット水導出口より大径な余剰冷却
水排出口を設けたため、ウォータージャケットに供給さ
れた冷却水はパイロット水導出口および余剰冷却水排出
口からその一部が排出されるから、ウォータージャケッ
トの下流端から排気通路中に流入する冷却水はウォータ
ージャケットに供給された冷却水の総量より少なくな
る。
行船の排気管冷却装置は、排気管およびウォータージャ
ケットをエンジンの排気排出口とウォータージャケット
の排気管への開口部との間でエンジンの排気排出口より
上方へ延在させ、前記ウォータージャケットに冷却水確
認用パイロット水導出口を設けると共に、前記上方延在
部の上面に前記パイロット水導出口より大径な余剰冷却
水排出口を設けたため、ウォータージャケットに供給さ
れた冷却水はパイロット水導出口および余剰冷却水排出
口からその一部が排出されるから、ウォータージャケッ
トの下流端から排気通路中に流入する冷却水はウォータ
ージャケットに供給された冷却水の総量より少なくな
る。
【0043】このため、エンジン回転数が高くなって冷
却水量が増えたとしても排気通路が冷却水によって閉塞
されがちになることはなく、しかも、排気脈動によって
冷却水が排気通路の上流側へ逆流することも防ぐことが
できるから、エンジン回転を安定した状態に維持するこ
とができる。
却水量が増えたとしても排気通路が冷却水によって閉塞
されがちになることはなく、しかも、排気脈動によって
冷却水が排気通路の上流側へ逆流することも防ぐことが
できるから、エンジン回転を安定した状態に維持するこ
とができる。
【0044】また、パイロット水導出口は余剰冷却水排
出口より小径であるため、冷却を行うための冷却水が無
用に減ってしまうのを防ぐことができ、排気管を充分に
冷却することができる。
出口より小径であるため、冷却を行うための冷却水が無
用に減ってしまうのを防ぐことができ、排気管を充分に
冷却することができる。
【0045】したがって、本発明によれば、排気管を充
分に冷却しつつエンジン回転を安定した状態に維持する
ことができる。
分に冷却しつつエンジン回転を安定した状態に維持する
ことができる。
【図1】本発明に係る排気管冷却装置を採用した水上走
行船の側面図である。
行船の側面図である。
【図2】本発明に係る排気管冷却装置を採用した水上走
行船の要部の平面図である。
行船の要部の平面図である。
【図3】本発明に係る排気管冷却装置の一部を拡大して
示す側面図である。
示す側面図である。
【図4】本発明に係る排気管冷却装置を船体前方から見
た正面図である。
た正面図である。
【図5】チャンバー部の断面図である。
【図6】チャンバー部の下流部分を拡大して示す斜視図
で、同図は一部を破断して描いてある。
で、同図は一部を破断して描いてある。
【図7】図3におけるVII−VII線断面図である。
1 水上走行船 2 船体 3 シート 5 エンジン 9 排気装置 11 チャンバー部 12 連通ホース 16 上流側排気管 18 排気管部材 21 下流側排気管 23 第1カバー 24 第2カバー 25 連結カバー 27 第3カバー 28 シールラバー 29 パイロット水導出口 34 余剰冷却水排出口 W 冷却水通路
Claims (1)
- 【請求項1】 水上走行船の船体内に配置された排気管
の外周部にウォータージャケットを設け、このウォータ
ージャケットに排気管上流部から排気管下流側へ向けて
冷却水を流すと共にウォータージャケット下流端を排気
通路内に開口させた水上走行船の排気管冷却装置におい
て、前記排気管およびウォータージャケットをエンジン
の排気排出口とウォータージャケットの排気管への開口
部との間でエンジンの排気排出口より上方へ延在させて
形成し、前記ウォータージャケットにおけるエンジンの
排気排出口の近傍に冷却水確認用パイロット水導出口を
設けると共に、前記上方延在部の上面に前記パイロット
水導出口より大径な余剰冷却水排出口を設けたことを特
徴とする水上走行船の排気管冷却装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5315823A JPH07144697A (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 水上走行船の排気管冷却装置 |
| US08/341,755 US5536189A (en) | 1993-11-23 | 1994-11-18 | Exhaust system for watercraft |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5315823A JPH07144697A (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 水上走行船の排気管冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07144697A true JPH07144697A (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=18069995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5315823A Pending JPH07144697A (ja) | 1993-11-23 | 1993-11-24 | 水上走行船の排気管冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07144697A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6866554B2 (en) | 2001-09-07 | 2005-03-15 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Jet propulsion boat |
| US9260997B2 (en) | 2011-05-30 | 2016-02-16 | Suzuki Motor Corporation | Exhaust device of outboard motor |
-
1993
- 1993-11-24 JP JP5315823A patent/JPH07144697A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6866554B2 (en) | 2001-09-07 | 2005-03-15 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Jet propulsion boat |
| US9260997B2 (en) | 2011-05-30 | 2016-02-16 | Suzuki Motor Corporation | Exhaust device of outboard motor |
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