JPH0714518Y2 - 南蛮漆喰包装体 - Google Patents
南蛮漆喰包装体Info
- Publication number
- JPH0714518Y2 JPH0714518Y2 JP1988091284U JP9128488U JPH0714518Y2 JP H0714518 Y2 JPH0714518 Y2 JP H0714518Y2 JP 1988091284 U JP1988091284 U JP 1988091284U JP 9128488 U JP9128488 U JP 9128488U JP H0714518 Y2 JPH0714518 Y2 JP H0714518Y2
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- Expired - Lifetime
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- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、建築物の屋根工事特に瓦葺工事に使用される
南蛮漆喰の包装体に関する。
南蛮漆喰の包装体に関する。
(従来の技術) 従来、瓦葺工事においては、第3図に示されているよう
に、垂木11の上に野地板12が張設せられ、該野地板12上
に直接または防水紙13を敷いた上に葺土である南蛮漆喰
14が載置され、該漆喰14上に瓦15が敷設されており、南
蛮漆喰14が瓦15の接着剤となっている。
に、垂木11の上に野地板12が張設せられ、該野地板12上
に直接または防水紙13を敷いた上に葺土である南蛮漆喰
14が載置され、該漆喰14上に瓦15が敷設されており、南
蛮漆喰14が瓦15の接着剤となっている。
この南蛮漆喰14は、作業現場において、石灰、川砂、す
さ、糊料(たとえばぎんなん糊)と水がそれぞれ適量宛
配合されると共に混練されて用いられている。
さ、糊料(たとえばぎんなん糊)と水がそれぞれ適量宛
配合されると共に混練されて用いられている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、従来の上記南蛮漆喰は、瓦葺工事現場で配合
混練されるため、石灰が飛散して噴煙状となり、作業者
の呼吸困難をきたし、近隣に飛散するなど環境衛生を悪
化せしめ、近隣に迷惑をかけるほか、前記配合混練作業
には相当の熟練と労力を要し、極めて能率の悪い等の問
題がある。
混練されるため、石灰が飛散して噴煙状となり、作業者
の呼吸困難をきたし、近隣に飛散するなど環境衛生を悪
化せしめ、近隣に迷惑をかけるほか、前記配合混練作業
には相当の熟練と労力を要し、極めて能率の悪い等の問
題がある。
また、南蛮漆喰は気硬性を有し、したがって、一度に大
量に混練して保持することができず、この配合混練作業
は使用量と時間に適合させて行なわなければならないた
めに、専任作業者が必要であった。また、混練した南蛮
漆喰を屋根上まで運ばなければならず、運び上げ作業は
大変であった。
量に混練して保持することができず、この配合混練作業
は使用量と時間に適合させて行なわなければならないた
めに、専任作業者が必要であった。また、混練した南蛮
漆喰を屋根上まで運ばなければならず、運び上げ作業は
大変であった。
本考案は、上述のような実情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、瓦葺工事現場での配合混練作
業並びに熟練を不要とし、現場における石灰の飛散によ
る環境衛生の悪化を防止すると共に長期保管が可能で、
瓦葺工事の簡素化並びに作業者の削減を図りうる南蛮漆
喰包装体を提供するにある。
その目的とするところは、瓦葺工事現場での配合混練作
業並びに熟練を不要とし、現場における石灰の飛散によ
る環境衛生の悪化を防止すると共に長期保管が可能で、
瓦葺工事の簡素化並びに作業者の削減を図りうる南蛮漆
喰包装体を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案では次の手段を講じ
た。
た。
すなわち、本考案は、気密性のある強靱な袋体2内に少
なくとも、石灰、川砂、すさ、糊料、水を所定の割合で
配合し混練して略ペースト状とした南蛮漆喰3を充填
し、密封してなる南蛮漆喰包装体であって、前記袋体2
の内面に水分を吸収する高分子吸収体が添設されている
ことを特徴とする。
なくとも、石灰、川砂、すさ、糊料、水を所定の割合で
配合し混練して略ペースト状とした南蛮漆喰3を充填
し、密封してなる南蛮漆喰包装体であって、前記袋体2
の内面に水分を吸収する高分子吸収体が添設されている
ことを特徴とする。
(作用) 本考案によれば、工場内で一定の割合に計量配合して混
練された均質、同一性状の南蛮漆喰が気密性袋体に所定
量充填され且つ密封されているので、空気が完全に遮断
され、二酸化炭素による硬化が阻止せられ、長期保管が
可能である。一方、気密袋体内の南蛮漆喰は川砂やすさ
などの水不溶性の物質が混練配合されているため、長期
間保管した場合、徐々に水分が分離し得るが、本願考案
に用いられる袋体内面には水分を吸収する高分子吸収体
が添設されているので、この高分子吸収体が分離した水
分を吸収するので、長期間保存しても水分層は形成され
ず、南蛮漆喰の略ペースト状を保持できる。
練された均質、同一性状の南蛮漆喰が気密性袋体に所定
量充填され且つ密封されているので、空気が完全に遮断
され、二酸化炭素による硬化が阻止せられ、長期保管が
可能である。一方、気密袋体内の南蛮漆喰は川砂やすさ
などの水不溶性の物質が混練配合されているため、長期
間保管した場合、徐々に水分が分離し得るが、本願考案
に用いられる袋体内面には水分を吸収する高分子吸収体
が添設されているので、この高分子吸収体が分離した水
分を吸収するので、長期間保存しても水分層は形成され
ず、南蛮漆喰の略ペースト状を保持できる。
従って、南蛮漆喰包装体を屋根下地上に運び、これを開
封すると、保管日数に拘らず略ペースト状の南蛮漆喰を
取り出すことができる。取り出したペースト状の南蛮漆
喰を屋根下地上に於いて偏平に均した後、その上に瓦を
並べると、南蛮漆喰はその気硬性により硬化して瓦を接
着固定できる。よって、本考案の南蛮漆喰を用いれば、
南蛮漆喰の接着力を有効に活用し、強力な接着固定がで
きる。
封すると、保管日数に拘らず略ペースト状の南蛮漆喰を
取り出すことができる。取り出したペースト状の南蛮漆
喰を屋根下地上に於いて偏平に均した後、その上に瓦を
並べると、南蛮漆喰はその気硬性により硬化して瓦を接
着固定できる。よって、本考案の南蛮漆喰を用いれば、
南蛮漆喰の接着力を有効に活用し、強力な接着固定がで
きる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図〜第2図において、1は南蛮漆喰包装体で、合成
樹脂製の透明又は半透明の気密性ある強靱な扁平筒状袋
体2内に、原料が所定の割合で計量配合されかつ混練さ
れた略ペースト状の南蛮漆喰3が充填され、加熱加圧接
着手段によって開口部4が密封5されたものである。
樹脂製の透明又は半透明の気密性ある強靱な扁平筒状袋
体2内に、原料が所定の割合で計量配合されかつ混練さ
れた略ペースト状の南蛮漆喰3が充填され、加熱加圧接
着手段によって開口部4が密封5されたものである。
前記袋体2は、インフレーション法等によって連続筒状
に成形されたものに印刷を施こし、加熱加圧手段によっ
て底部6を形成した後、切断して開口部4を形成したも
のであり、袋体2に原料および強度(許容圧縮応力度、
接着強度等)、重量(たとえば25kg)、容量等が印刷さ
れている。
に成形されたものに印刷を施こし、加熱加圧手段によっ
て底部6を形成した後、切断して開口部4を形成したも
のであり、袋体2に原料および強度(許容圧縮応力度、
接着強度等)、重量(たとえば25kg)、容量等が印刷さ
れている。
袋体2内面には水分を吸収する高分子吸収体(図示せ
ず)が適量添設されている。この高分子吸収体は、袋体
2内の南蛮漆喰3から分離して生じ得る水分を適度に吸
収し、ペースト状に混練配合した南蛮漆喰3が液体層と
固体層に分離することを防止する。
ず)が適量添設されている。この高分子吸収体は、袋体
2内の南蛮漆喰3から分離して生じ得る水分を適度に吸
収し、ペースト状に混練配合した南蛮漆喰3が液体層と
固体層に分離することを防止する。
前記南蛮漆喰3は、石灰、川砂、すさ、糊料(ぎんなん
のり)、水を所定の配合割合で一定時間混練し、ペース
ト状としたものであり、これらの原料はそれぞれ計量機
によって計量され、ミキサーに投入されて一定時間混練
した後、前記袋体2に詰められる。これら原料の計量、
混練等は、工場内で行われ、特に、石灰についてはその
開封後ミキサーへの投入を、粉塵が飛散しないように、
フード内で機械的にかつ自動的に行う。
のり)、水を所定の配合割合で一定時間混練し、ペース
ト状としたものであり、これらの原料はそれぞれ計量機
によって計量され、ミキサーに投入されて一定時間混練
した後、前記袋体2に詰められる。これら原料の計量、
混練等は、工場内で行われ、特に、石灰についてはその
開封後ミキサーへの投入を、粉塵が飛散しないように、
フード内で機械的にかつ自動的に行う。
なお、前記原料の配合割合は、これを任意に変更するこ
とによって、南蛮漆喰3の強度を変えることができる。
とによって、南蛮漆喰3の強度を変えることができる。
そして、ミキサーによる混練が終ると、順次袋体2に充
填され、開口部4から空気を排出してできるだめ内部に
空気が残留しないようにした後、加熱加圧手段によって
開口部4が密封される。これらの作業も機械的にかつ自
動的に行うことができる。
填され、開口部4から空気を排出してできるだめ内部に
空気が残留しないようにした後、加熱加圧手段によって
開口部4が密封される。これらの作業も機械的にかつ自
動的に行うことができる。
また、南蛮漆喰3が袋体2に充填されると、製造年月日
及び/又は保証使用期限等を印字しておくことが望まし
い。
及び/又は保証使用期限等を印字しておくことが望まし
い。
上記のようにして、袋体2内に充填されかつ密封された
南蛮漆喰3は、気硬性であるが、空気との接触が完全に
遮断されているので、二酸化炭素による硬化は進行せ
ず、袋体2が破れたり孔が明かない限り、長期保存が可
能である。
南蛮漆喰3は、気硬性であるが、空気との接触が完全に
遮断されているので、二酸化炭素による硬化は進行せ
ず、袋体2が破れたり孔が明かない限り、長期保存が可
能である。
なお、南蛮漆喰3の充填量すなわち重量は、人が持ち運
びしうる重量以下たとえば25kg、20kg、15kg、10kg等が
好ましい。
びしうる重量以下たとえば25kg、20kg、15kg、10kg等が
好ましい。
上記のようにして包装された南蛮漆喰3は、使用の際
に、必要量だけ購入し、屋根下地上に運び敷設時に南蛮
漆喰包装体1の袋体2を開封して南蛮漆喰3を取り出
し、これを屋根下地上に置いて扁平に均した後、瓦を南
蛮漆喰3上に並べて接着固定すればよい。この袋体2を
開封してから瓦を並べて接着するまでの時間は、極めて
短く、したがって、南蛮漆喰3の接着力を低下せしめる
ことはない。
に、必要量だけ購入し、屋根下地上に運び敷設時に南蛮
漆喰包装体1の袋体2を開封して南蛮漆喰3を取り出
し、これを屋根下地上に置いて扁平に均した後、瓦を南
蛮漆喰3上に並べて接着固定すればよい。この袋体2を
開封してから瓦を並べて接着するまでの時間は、極めて
短く、したがって、南蛮漆喰3の接着力を低下せしめる
ことはない。
(考案の効果) 本考案にかかる南蛮漆喰包装体は、上述のように気硬性
の南蛮漆喰を気密性のある袋体内に密封しているので南
蛮漆喰の硬化を阻止できる。さらに、分離により生じ得
る水分は袋体内面に添設された高分子吸収体により吸収
されるので、本考案の南蛮漆喰包装体によれば、南蛮漆
喰を略ペースト状に保持した状態で長期間保存できる。
また、使用に際しては、屋根下地上において開封し即座
に敷設することができるので、瓦葺工事現場で原料配合
混練作業が不要となり、かつそのための作業者が不要で
あるから混練作業者が居なくても南蛮漆喰を葺土として
採用できると共に作業者の削減を図ることができ、現場
での混練作業がないため石灰が近隣に飛散して環境衛生
を害する恐れはなく安心して作業を行うことができ、屋
根下地上への運搬が容易でしかも取扱いが至極簡単であ
り、瓦葺工事の簡素化ならびに作業能率の向上を図るこ
とが可能である。
の南蛮漆喰を気密性のある袋体内に密封しているので南
蛮漆喰の硬化を阻止できる。さらに、分離により生じ得
る水分は袋体内面に添設された高分子吸収体により吸収
されるので、本考案の南蛮漆喰包装体によれば、南蛮漆
喰を略ペースト状に保持した状態で長期間保存できる。
また、使用に際しては、屋根下地上において開封し即座
に敷設することができるので、瓦葺工事現場で原料配合
混練作業が不要となり、かつそのための作業者が不要で
あるから混練作業者が居なくても南蛮漆喰を葺土として
採用できると共に作業者の削減を図ることができ、現場
での混練作業がないため石灰が近隣に飛散して環境衛生
を害する恐れはなく安心して作業を行うことができ、屋
根下地上への運搬が容易でしかも取扱いが至極簡単であ
り、瓦葺工事の簡素化ならびに作業能率の向上を図るこ
とが可能である。
第1図〜第2図は本考案の実施例を示すもので第1図は
斜視図、第2図は一部破断斜視図、第3図は屋根瓦葺構
造の断面部分図である。 1……南蛮漆喰包装体、2……袋体、3……南蛮漆喰。
斜視図、第2図は一部破断斜視図、第3図は屋根瓦葺構
造の断面部分図である。 1……南蛮漆喰包装体、2……袋体、3……南蛮漆喰。
Claims (1)
- 【請求項1】気密性のある強靱な袋体2内に少なくと
も、石灰、川砂、すさ、糊料、水を所定の割合で配合し
混練して略ペースト状とした南蛮漆喰3を充填し、密封
してなる南蛮漆喰包装体であって、前記袋体2の内面に
水分を吸収する高分子吸収体が添設されていることを特
徴とする南蛮漆喰包装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988091284U JPH0714518Y2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | 南蛮漆喰包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988091284U JPH0714518Y2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | 南蛮漆喰包装体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0213645U JPH0213645U (ja) | 1990-01-29 |
| JPH0714518Y2 true JPH0714518Y2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=31315766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988091284U Expired - Lifetime JPH0714518Y2 (ja) | 1988-07-08 | 1988-07-08 | 南蛮漆喰包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0714518Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5652252A (en) * | 1979-10-05 | 1981-05-11 | Michiyuki Takao | Roof tiling |
-
1988
- 1988-07-08 JP JP1988091284U patent/JPH0714518Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0213645U (ja) | 1990-01-29 |
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