JPH07145295A - 塩化ビニル系樹脂組成物 - Google Patents
塩化ビニル系樹脂組成物Info
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- JPH07145295A JPH07145295A JP29157693A JP29157693A JPH07145295A JP H07145295 A JPH07145295 A JP H07145295A JP 29157693 A JP29157693 A JP 29157693A JP 29157693 A JP29157693 A JP 29157693A JP H07145295 A JPH07145295 A JP H07145295A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 加工性に優れ、圧縮永久歪特性と機械的強度
のバランスが改良された塩化ビニル系樹脂組成物を提供
する。 【構成】 (a)平均重合度2000以上の塩化ビニル
系樹脂100重量部、 (b)以下の条件およびを満たすゴム状共重合体3
0〜200重量部、 ゴム状共重合体(b)が、ガラス転移温度が25℃
以下の重合体からなるシード粒子の存在下に、1分子あ
たり2個以上の不飽和結合を有する架橋性単量体を0.
1〜5重量%含有し、かつ、ガラス転移温度が25℃以
下のゴム状共重合体を与える単量体群を、上記シード粒
子に対し重合させて得られる、粒子状のコア/シェル共
重合体であり、 ゴム状共重合体(b)のシェル部の溶解度パラメー
ターが、上記塩化ビニル系樹脂(a)の溶解度パラメー
ター±0.5の範囲内にある。 (c)可塑剤20〜200重量部、を主成分とする塩化
ビニル系樹脂組成物。
のバランスが改良された塩化ビニル系樹脂組成物を提供
する。 【構成】 (a)平均重合度2000以上の塩化ビニル
系樹脂100重量部、 (b)以下の条件およびを満たすゴム状共重合体3
0〜200重量部、 ゴム状共重合体(b)が、ガラス転移温度が25℃
以下の重合体からなるシード粒子の存在下に、1分子あ
たり2個以上の不飽和結合を有する架橋性単量体を0.
1〜5重量%含有し、かつ、ガラス転移温度が25℃以
下のゴム状共重合体を与える単量体群を、上記シード粒
子に対し重合させて得られる、粒子状のコア/シェル共
重合体であり、 ゴム状共重合体(b)のシェル部の溶解度パラメー
ターが、上記塩化ビニル系樹脂(a)の溶解度パラメー
ター±0.5の範囲内にある。 (c)可塑剤20〜200重量部、を主成分とする塩化
ビニル系樹脂組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塩化ビニル系樹脂組成
物に関し、さらに詳しくは塩化ビニル系樹脂中にエラス
トマー成分を微粒子状態で均一に分散させてなる塩化ビ
ニル系樹脂組成物に関する。
物に関し、さらに詳しくは塩化ビニル系樹脂中にエラス
トマー成分を微粒子状態で均一に分散させてなる塩化ビ
ニル系樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、可塑剤を配合した軟質塩化ビ
ニル系樹脂は、ホース、ガスケット、レザー、フィル
ム、電線被覆などの材料として広く利用されている。し
かし、この軟質塩化ビニル系樹脂は、加硫ゴムに比べ
て、高温時の保形性や、耐永久歪性が著しく劣るという
欠点を有している。
ニル系樹脂は、ホース、ガスケット、レザー、フィル
ム、電線被覆などの材料として広く利用されている。し
かし、この軟質塩化ビニル系樹脂は、加硫ゴムに比べ
て、高温時の保形性や、耐永久歪性が著しく劣るという
欠点を有している。
【0003】その改良方法として、例えば平均重合度2
500〜4000の高重合度塩化ビニル系樹脂を使用す
ると、圧縮永久歪(JISK−6301、70℃×22
Hr)は、従来の軟質塩化ビニル系樹脂の場合の60〜
70%に対して、50%近くまで低減するが、さらに低
い良好な永久歪特性を要求するホース、ガスケット、パ
ッキン類などの材料としては不適である。そのために、
さらに高重合度化した平均重合度4000〜1000
0、または10000以上の塩化ビニル系樹脂を用いて
も、期待する低永久歪の組成物が得られないばかりか、
塩化ビニル系樹脂製造時の生産性が低く、また、成形加
工性の悪化という欠点も伴い、好ましくない。
500〜4000の高重合度塩化ビニル系樹脂を使用す
ると、圧縮永久歪(JISK−6301、70℃×22
Hr)は、従来の軟質塩化ビニル系樹脂の場合の60〜
70%に対して、50%近くまで低減するが、さらに低
い良好な永久歪特性を要求するホース、ガスケット、パ
ッキン類などの材料としては不適である。そのために、
さらに高重合度化した平均重合度4000〜1000
0、または10000以上の塩化ビニル系樹脂を用いて
も、期待する低永久歪の組成物が得られないばかりか、
塩化ビニル系樹脂製造時の生産性が低く、また、成形加
工性の悪化という欠点も伴い、好ましくない。
【0004】また、特公平3−8383号公報に記載さ
れているように、部分架橋ニトリルゴムを塩化ビニル系
樹脂及び可塑剤にブレンドすると、圧縮永久歪特性が改
良されることが知られている。しかし、圧縮永久歪特性
をより一層改良するために、部分架橋ニトリルゴムの架
橋度を上げ、アクリロニトリル部分を減少させ、ムーニ
ー粘度を上げると、塩化ビニル系樹脂製造時の生産性が
落ち、成形加工性が悪化し、また、塩化ビニル系樹脂組
成物の機械的強度が低下するという問題が発生する。
れているように、部分架橋ニトリルゴムを塩化ビニル系
樹脂及び可塑剤にブレンドすると、圧縮永久歪特性が改
良されることが知られている。しかし、圧縮永久歪特性
をより一層改良するために、部分架橋ニトリルゴムの架
橋度を上げ、アクリロニトリル部分を減少させ、ムーニ
ー粘度を上げると、塩化ビニル系樹脂製造時の生産性が
落ち、成形加工性が悪化し、また、塩化ビニル系樹脂組
成物の機械的強度が低下するという問題が発生する。
【0005】一方、特開平5−194680号公報に
は、ポリ塩化ビニルとコア/シェル耐衝撃性付与剤から
なる組成物が開示されている。しかし、該付与剤の中間
重合体シェルが約60℃以上のガラス転移温度を有する
ため、耐寒性や機械的強度等の面で問題を生ずると考え
られる。
は、ポリ塩化ビニルとコア/シェル耐衝撃性付与剤から
なる組成物が開示されている。しかし、該付与剤の中間
重合体シェルが約60℃以上のガラス転移温度を有する
ため、耐寒性や機械的強度等の面で問題を生ずると考え
られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、塩化ビニル
系樹脂製造時の生産性、成形加工性を低下させることな
く、また、塩化ビニル系樹脂組成物の機械的強度を低下
させることなく、圧縮永久歪特性が改良された塩化ビニ
ル系樹脂組成物を提供することを目的とする。
系樹脂製造時の生産性、成形加工性を低下させることな
く、また、塩化ビニル系樹脂組成物の機械的強度を低下
させることなく、圧縮永久歪特性が改良された塩化ビニ
ル系樹脂組成物を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、 (a)平均重合度2000以上の塩化ビニル系樹脂10
0重量部、 (b)以下の条件およびを満たすゴム状共重合体3
0〜200重量部、 ゴム状共重合体(b)が、ガラス転移温度が25℃
以下の重合体からなるシード粒子の存在下に、1分子あ
たり2個以上の不飽和結合を有する架橋性単量体を0.
1〜5重量%含有し、かつ、ガラス転移温度が25℃以
下のゴム状共重合体を与える単量体群を、上記シード粒
子に対し重合させて得られる、粒子状のコア/シェル共
重合体であり、 ゴム状共重合体(b)のシェル部の溶解度パラメー
ター(以下、「SP値」という)が、(a)成分である
塩化ビニル系樹脂のSP値±0.5の範囲内にある。 (c)可塑剤20〜200重量部、を主成分とする塩化
ビニル系樹脂組成物を提供するものである。
0重量部、 (b)以下の条件およびを満たすゴム状共重合体3
0〜200重量部、 ゴム状共重合体(b)が、ガラス転移温度が25℃
以下の重合体からなるシード粒子の存在下に、1分子あ
たり2個以上の不飽和結合を有する架橋性単量体を0.
1〜5重量%含有し、かつ、ガラス転移温度が25℃以
下のゴム状共重合体を与える単量体群を、上記シード粒
子に対し重合させて得られる、粒子状のコア/シェル共
重合体であり、 ゴム状共重合体(b)のシェル部の溶解度パラメー
ター(以下、「SP値」という)が、(a)成分である
塩化ビニル系樹脂のSP値±0.5の範囲内にある。 (c)可塑剤20〜200重量部、を主成分とする塩化
ビニル系樹脂組成物を提供するものである。
【0008】本発明の(a)成分として用いられる塩化
ビニル系樹脂は、平均重合度2000以上であることを
特徴とする。その製造方法は、塊状重合、懸濁重合、乳
化重合、溶液重合などいずれの製造方法を採用してもか
まわないが、中でも懸濁重合による粉末状の塩化ビニル
系樹脂が好適である。
ビニル系樹脂は、平均重合度2000以上であることを
特徴とする。その製造方法は、塊状重合、懸濁重合、乳
化重合、溶液重合などいずれの製造方法を採用してもか
まわないが、中でも懸濁重合による粉末状の塩化ビニル
系樹脂が好適である。
【0009】平均重合度が2000より小さい場合、例
えばいわゆる汎用軟質塩ビの1つである平均重合度が1
100の塩化ビニル系樹脂を使用すると、配合組成物の
圧縮永久歪特性、永久伸び特性の改善が不十分で、しか
も良好な機械的強度を保持できず不適であるため、平均
重合度は2000以上に限られる。
えばいわゆる汎用軟質塩ビの1つである平均重合度が1
100の塩化ビニル系樹脂を使用すると、配合組成物の
圧縮永久歪特性、永久伸び特性の改善が不十分で、しか
も良好な機械的強度を保持できず不適であるため、平均
重合度は2000以上に限られる。
【0010】また、ここでいう平均重合度2000以上
の塩化ビニル系樹脂は、塩化ビニルのホモポリマーの
他、塩化ビニルと次に挙げる少量の共重合可能な1種以
上の単量体との混合物の重合体でもかまわない。
の塩化ビニル系樹脂は、塩化ビニルのホモポリマーの
他、塩化ビニルと次に挙げる少量の共重合可能な1種以
上の単量体との混合物の重合体でもかまわない。
【0011】塩化ビニルと共重合可能な単量体として
は、エチレン、プロピレンなどのα−オレフィン類、酢
酸ビニル、ステアリン酸ビニルなどのビニルエステル
類、メチルビニルエーテル、ラウリルビニルエーテルな
どのビニルエーテル類、アクリル酸メチル、メタクリル
酸メチルなどのアクリル酸およびメタクリル酸のエステ
ル類、メタクリルアミド、アクリロニトリルなどのアミ
ド、ニトリル類、スチレン、α−メチルスチレンなどの
スチレン類、およびジアリルフタレート、エチレングリ
コールジメタクリレートなどの多官能性単量体を含むも
のである。
は、エチレン、プロピレンなどのα−オレフィン類、酢
酸ビニル、ステアリン酸ビニルなどのビニルエステル
類、メチルビニルエーテル、ラウリルビニルエーテルな
どのビニルエーテル類、アクリル酸メチル、メタクリル
酸メチルなどのアクリル酸およびメタクリル酸のエステ
ル類、メタクリルアミド、アクリロニトリルなどのアミ
ド、ニトリル類、スチレン、α−メチルスチレンなどの
スチレン類、およびジアリルフタレート、エチレングリ
コールジメタクリレートなどの多官能性単量体を含むも
のである。
【0012】本発明において、(b)成分たるゴム状
共重合体は、ガラス転移温度(以下、Tgという)が2
5℃以下、好ましくは0℃以下、より好ましくは−20
℃以下の重合体(共重合体を含む)をシード粒子とし、
その存在下に、1分子当り2個以上の不飽和結合を有す
る架橋性単量体を0.1〜5重量%含有し、かつ25℃
以下、好ましくは0℃以下、より好ましくは−20℃以
下のTgの共重合体を与える単量体群を用いて乳化重合
(シード重合)を行うことにより得られ、ゴム状共重合
体によりシード粒子が全体的あるいは部分的に被覆され
た粒子状をなし、しかも、ゴム状共重合体のシェル部
のSP値の範囲は、塩化ビニル系樹脂のSP値(9.4
〜10.8)±0.5である。
共重合体は、ガラス転移温度(以下、Tgという)が2
5℃以下、好ましくは0℃以下、より好ましくは−20
℃以下の重合体(共重合体を含む)をシード粒子とし、
その存在下に、1分子当り2個以上の不飽和結合を有す
る架橋性単量体を0.1〜5重量%含有し、かつ25℃
以下、好ましくは0℃以下、より好ましくは−20℃以
下のTgの共重合体を与える単量体群を用いて乳化重合
(シード重合)を行うことにより得られ、ゴム状共重合
体によりシード粒子が全体的あるいは部分的に被覆され
た粒子状をなし、しかも、ゴム状共重合体のシェル部
のSP値の範囲は、塩化ビニル系樹脂のSP値(9.4
〜10.8)±0.5である。
【0013】これらの条件〜について、以下に述べ
る。 シード重合において、シード粒子の分散体(以下、
単に「シードラテックス」という)としては、予め得ら
れたTgが25℃以下の重合体を溶剤に溶かし、これを
例えばホモミキサー等の攪拌機を用いて乳化剤により水
中に分散させたものを用いることも可能であるが、最終
的に得られる共重合体粒子の粒子径コントロール性およ
び生産性の点から、シードラテックスとして乳化重合に
よって得られるラテックスを用いることが好ましい。
る。 シード重合において、シード粒子の分散体(以下、
単に「シードラテックス」という)としては、予め得ら
れたTgが25℃以下の重合体を溶剤に溶かし、これを
例えばホモミキサー等の攪拌機を用いて乳化剤により水
中に分散させたものを用いることも可能であるが、最終
的に得られる共重合体粒子の粒子径コントロール性およ
び生産性の点から、シードラテックスとして乳化重合に
よって得られるラテックスを用いることが好ましい。
【0014】乳化重合により得られたラテックスをシー
ドラテックスとして用いると、シードラテックスの重合
から次の重合工程に移行することが容易であり、工程の
簡素化を図ることができる。例えば、好ましいシード重
合法として、乳化重合を複数の段階に分けて連続的に行
う方法が挙げられる。すなわち、第1段目として、乳化
重合によりTgが25℃以下の重合体からなるシードラ
テックスを合成し、第2段目として、第1段目で得られ
たシードラテックスの系中に、1分子当り2個以上の不
飽和結合を有する架橋性単量体を含み、かつ、Tgが2
5℃以下の共重合体を与える単量体群および必要な添加
剤等を添加し、重合を連続的に行うことができる。もち
ろん、第1段目および/または第2段目において、単量
体の添加をさらに複数回に分けて行うことも可能であ
る。
ドラテックスとして用いると、シードラテックスの重合
から次の重合工程に移行することが容易であり、工程の
簡素化を図ることができる。例えば、好ましいシード重
合法として、乳化重合を複数の段階に分けて連続的に行
う方法が挙げられる。すなわち、第1段目として、乳化
重合によりTgが25℃以下の重合体からなるシードラ
テックスを合成し、第2段目として、第1段目で得られ
たシードラテックスの系中に、1分子当り2個以上の不
飽和結合を有する架橋性単量体を含み、かつ、Tgが2
5℃以下の共重合体を与える単量体群および必要な添加
剤等を添加し、重合を連続的に行うことができる。もち
ろん、第1段目および/または第2段目において、単量
体の添加をさらに複数回に分けて行うことも可能であ
る。
【0015】なお、Tgが25℃を越える場合は、常温
でのゴム弾性がなくなるため、耐寒性の低下や機械的強
度の低下、耐衝撃性の低下等を招き、好ましくない。
でのゴム弾性がなくなるため、耐寒性の低下や機械的強
度の低下、耐衝撃性の低下等を招き、好ましくない。
【0016】 (b)成分であるゴム状共重合体のシ
ェル部は、(a)成分である塩化ビニル系樹脂との相溶
性を考慮し、塩化ビニル系樹脂のSP値±0.5の範囲
内のSP値をもつようにする。ゴム状共重合体のSP値
が塩化ビニル系樹脂のSP値より高すぎても低すぎて
も、ゴム状共重合体の粒子が塩化ビニル系樹脂中に均一
に分散しにくくなるため、加工性が劣り、圧縮永久歪特
性が悪くなり、強度も低下する。なお、本発明における
SP値は、“ゴム技術の基礎”(日本ゴム協会編)“P
OLYMER HANDBOOK”J.BRANDRU
P.E.H.IMMERGUT)等の成書のデータから
計算により推定される値である。
ェル部は、(a)成分である塩化ビニル系樹脂との相溶
性を考慮し、塩化ビニル系樹脂のSP値±0.5の範囲
内のSP値をもつようにする。ゴム状共重合体のSP値
が塩化ビニル系樹脂のSP値より高すぎても低すぎて
も、ゴム状共重合体の粒子が塩化ビニル系樹脂中に均一
に分散しにくくなるため、加工性が劣り、圧縮永久歪特
性が悪くなり、強度も低下する。なお、本発明における
SP値は、“ゴム技術の基礎”(日本ゴム協会編)“P
OLYMER HANDBOOK”J.BRANDRU
P.E.H.IMMERGUT)等の成書のデータから
計算により推定される値である。
【0017】また、このようにして得られた架橋ゴム状
重合体のムーニー粘度は特に制限されないが、ML1+4
(100)で20〜120が望ましい。より好ましくは
30〜80である。
重合体のムーニー粘度は特に制限されないが、ML1+4
(100)で20〜120が望ましい。より好ましくは
30〜80である。
【0018】(b)成分を構成する単量体としては、共
役ジエン系単量体(以下、「単量体I」という)、官能
基を有さない不飽和化合物(以下、「単量体II」とい
う)、官能基を有する不飽和化合物(以下、「単量体II
I 」という)、および架橋性単量体を挙げることができ
る。
役ジエン系単量体(以下、「単量体I」という)、官能
基を有さない不飽和化合物(以下、「単量体II」とい
う)、官能基を有する不飽和化合物(以下、「単量体II
I 」という)、および架橋性単量体を挙げることができ
る。
【0019】単量体Iとしては、ブタジエン、ジメチル
ブタジエン、イソプレン、クロロプレンおよびこれらの
誘導体等を挙げることができる。
ブタジエン、イソプレン、クロロプレンおよびこれらの
誘導体等を挙げることができる。
【0020】単量体IIとしては、(メタ)アクリル酸メ
チル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸
プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリ
ル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、
(メタ)アクリル酸ラウリル、ポリエチレングリコール
(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコール(メ
タ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸エステル、ビ
スフェノールAのジグリシジルエーテル、グリコールの
ジグリシジルエーテル等と(メタ)アクリル酸、ヒドロ
キシアルキル(メタ)アクリレート等との反応によって
得られるエポキシ(メタ)アクリレート、ヒドロキシア
ルキル(メタ)アクリレートとポリイソシアナートとの
反応によって得られるウレタン(メタ)アクリレート、
メトキシエチル(メタ)アクリレート、エトキシエチル
(メタ)アクリレート等のアルコキシ(メタ)アクリレ
ート、さらにはアクリロニトリル、メタクリロニトリル
等のシアノ基含有化合物等の他、上記以外の不飽和炭化
水素、例えば、エチレン、プロピレン、1−ブテン、2
−ブテン、イソブテン、1−ペンテン等のオレフィンや
スチレン、メチルスチレン等の芳香族ビニル等を挙げる
ことができる。
チル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸
プロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリ
ル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、
(メタ)アクリル酸ラウリル、ポリエチレングリコール
(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコール(メ
タ)アクリレート等の(メタ)アクリル酸エステル、ビ
スフェノールAのジグリシジルエーテル、グリコールの
ジグリシジルエーテル等と(メタ)アクリル酸、ヒドロ
キシアルキル(メタ)アクリレート等との反応によって
得られるエポキシ(メタ)アクリレート、ヒドロキシア
ルキル(メタ)アクリレートとポリイソシアナートとの
反応によって得られるウレタン(メタ)アクリレート、
メトキシエチル(メタ)アクリレート、エトキシエチル
(メタ)アクリレート等のアルコキシ(メタ)アクリレ
ート、さらにはアクリロニトリル、メタクリロニトリル
等のシアノ基含有化合物等の他、上記以外の不飽和炭化
水素、例えば、エチレン、プロピレン、1−ブテン、2
−ブテン、イソブテン、1−ペンテン等のオレフィンや
スチレン、メチルスチレン等の芳香族ビニル等を挙げる
ことができる。
【0021】単量体III としては、例えば官能基がカル
ボキシル基の場合の例として、(メタ)アクリル酸、イ
タコン酸、マレイン酸、フマル酸、コハク酸β−(メ
タ)アクリロキシエチル、マレイン酸β−(メタ)アク
リロキシエチル、フタル酸β−(メタ)アクリロキシエ
チル、ヘキサヒドロフタル酸、β−(メタ)アクリロキ
シエチル等の不飽和酸等をあげることができる。また、
官能基が酸無水物基の場合の例として、無水マレイン
酸、無水コハク酸等の不飽和酸無水物を、官能基がエポ
キシ基の場合の例として、グリシジル(メタ)アクリレ
ート、アリルグリシジルエーテル等を、官能基がアミノ
基の場合の例として、ジメチルアミノ(メタ)アクリレ
ート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート等
を、官能基がアミド基の場合の例として、(メタ)アク
リルアミド、ジメチル(メタ)アクリルアミド等を、官
能基がヒドロキシル基の場合の例として、ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート等を、官能基がイソシアネート基の場
合の例として、ビニルイソシアネート、イソシアネート
エチル(メタ)アクリレート、p−スチリルイソシアネ
ート等を、官能基がリン酸基の場合の例として、(メ
タ)アクリロキシエチルホスフェート等を挙げることが
できる。
ボキシル基の場合の例として、(メタ)アクリル酸、イ
タコン酸、マレイン酸、フマル酸、コハク酸β−(メ
タ)アクリロキシエチル、マレイン酸β−(メタ)アク
リロキシエチル、フタル酸β−(メタ)アクリロキシエ
チル、ヘキサヒドロフタル酸、β−(メタ)アクリロキ
シエチル等の不飽和酸等をあげることができる。また、
官能基が酸無水物基の場合の例として、無水マレイン
酸、無水コハク酸等の不飽和酸無水物を、官能基がエポ
キシ基の場合の例として、グリシジル(メタ)アクリレ
ート、アリルグリシジルエーテル等を、官能基がアミノ
基の場合の例として、ジメチルアミノ(メタ)アクリレ
ート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート等
を、官能基がアミド基の場合の例として、(メタ)アク
リルアミド、ジメチル(メタ)アクリルアミド等を、官
能基がヒドロキシル基の場合の例として、ヒドロキシエ
チル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート等を、官能基がイソシアネート基の場
合の例として、ビニルイソシアネート、イソシアネート
エチル(メタ)アクリレート、p−スチリルイソシアネ
ート等を、官能基がリン酸基の場合の例として、(メ
タ)アクリロキシエチルホスフェート等を挙げることが
できる。
【0022】また、架橋性単量体としては、ジビニルベ
ンゼン、ジビニルエーテル、ジアリルフタレート、エチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロー
ルプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリ
トールトリ(メタ)アクリレート等の、分子内に重合性
二重結合を複数個有する化合物を挙げることができる。
ンゼン、ジビニルエーテル、ジアリルフタレート、エチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロー
ルプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリ
トールトリ(メタ)アクリレート等の、分子内に重合性
二重結合を複数個有する化合物を挙げることができる。
【0023】(b)成分の共重合体を構成するための単
量体は、第1段目のシードラテックスの合成において
は、好ましくは単量体I又は単量体IIを含み、単量体I
単独、または単量体II、単量体III 、および架橋性単量
体から選ばれる少なくとも1種と単量体Iとからなり、
その共重合体のTgが25℃以下、好ましくは0℃以下
となるような単量体組成が選ばれる。架橋性単量体の含
有量は、0〜5重量%程度である。
量体は、第1段目のシードラテックスの合成において
は、好ましくは単量体I又は単量体IIを含み、単量体I
単独、または単量体II、単量体III 、および架橋性単量
体から選ばれる少なくとも1種と単量体Iとからなり、
その共重合体のTgが25℃以下、好ましくは0℃以下
となるような単量体組成が選ばれる。架橋性単量体の含
有量は、0〜5重量%程度である。
【0024】同様に、第2段目の重合反応においても、
その共重合体のTgが25℃以下、好ましくは0℃以下
となるような組成が選ばれるが、架橋性単量体が必須で
あり、通常、単量体Iと架橋性単量体を含み、さらにS
P値が塩化ビニル系樹脂のSP値±0.5の範囲内とな
ることが望ましい。
その共重合体のTgが25℃以下、好ましくは0℃以下
となるような組成が選ばれるが、架橋性単量体が必須で
あり、通常、単量体Iと架橋性単量体を含み、さらにS
P値が塩化ビニル系樹脂のSP値±0.5の範囲内とな
ることが望ましい。
【0025】必須成分である架橋性単量体の含有量は、
共重合体中、0.1〜5重量%である。含有量が0.1
重量%未満では、本発明の効果が得られず、5重量%を
こえると、加工性の悪化や機械的強度の低下等を招き、
好ましくない。
共重合体中、0.1〜5重量%である。含有量が0.1
重量%未満では、本発明の効果が得られず、5重量%を
こえると、加工性の悪化や機械的強度の低下等を招き、
好ましくない。
【0026】(b)成分のコア/シェルの重量比は、1
0/90〜90/10であり、好ましくは30/70〜
70/30である。
0/90〜90/10であり、好ましくは30/70〜
70/30である。
【0027】(b)成分の分子量は特に制限されない
が、取り扱い性、成形加工性などの面から、ムーニー粘
度ML1+4 (100℃)が20〜120の範囲にあるも
のが好ましい。(b)成分の添加量については、塩化ビ
ニル系樹脂100重量部に対して30〜200重量部と
するのが良い。30重量部未満では改質効果が小さく、
30重量部以上で大きな改質効果が現われる。200重
量部をこえた場合、改質効果がほぼ頭打ちとなるため、
経済性を考慮して200重量部以下とするのが実用的で
ある。本発明の組成物中における(b)成分のゴム状共
重合体は、粒子状である必要があり、特に、組成物中に
ゴム粒子が分散した状態となるのが好ましい。ただし、
塩化ビニル系樹脂との混練り時には粉末状であってもク
ラム状であってもよい。
が、取り扱い性、成形加工性などの面から、ムーニー粘
度ML1+4 (100℃)が20〜120の範囲にあるも
のが好ましい。(b)成分の添加量については、塩化ビ
ニル系樹脂100重量部に対して30〜200重量部と
するのが良い。30重量部未満では改質効果が小さく、
30重量部以上で大きな改質効果が現われる。200重
量部をこえた場合、改質効果がほぼ頭打ちとなるため、
経済性を考慮して200重量部以下とするのが実用的で
ある。本発明の組成物中における(b)成分のゴム状共
重合体は、粒子状である必要があり、特に、組成物中に
ゴム粒子が分散した状態となるのが好ましい。ただし、
塩化ビニル系樹脂との混練り時には粉末状であってもク
ラム状であってもよい。
【0028】(c)成分の可塑剤については、特に限定
するものではなく、従来の軟質塩化ビニル系樹脂での使
用例と同様に、種類としては、ジー2−エチルヘキシル
フタレート、ジブチルフタレートなどのフタル酸エステ
ル類、ジ−2−エチルヘキシルアジペートなどのアジピ
ン酸エステル類、ジブチルセバケートなどのセバシン酸
エステル、トリ−2−エチルヘキシルトリメリテートな
どのトリメリット酸エステル酸、エポキシ化大豆油など
のエポキシ系化合物等を使用する。添加量については、
特に限定するものではないが、塩化ビニル系樹脂100
重量部に対して20〜200重量部とするのが良く、上
記の架橋ゴム状重合体の可塑化効率と、製品の要求する
硬さ、可撓性、物性、成形加工性に応じて適量を使用す
る。
するものではなく、従来の軟質塩化ビニル系樹脂での使
用例と同様に、種類としては、ジー2−エチルヘキシル
フタレート、ジブチルフタレートなどのフタル酸エステ
ル類、ジ−2−エチルヘキシルアジペートなどのアジピ
ン酸エステル類、ジブチルセバケートなどのセバシン酸
エステル、トリ−2−エチルヘキシルトリメリテートな
どのトリメリット酸エステル酸、エポキシ化大豆油など
のエポキシ系化合物等を使用する。添加量については、
特に限定するものではないが、塩化ビニル系樹脂100
重量部に対して20〜200重量部とするのが良く、上
記の架橋ゴム状重合体の可塑化効率と、製品の要求する
硬さ、可撓性、物性、成形加工性に応じて適量を使用す
る。
【0029】また、他の高分子系助剤、例えば、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、アクリル系樹脂、塩素化ポリ
エチレン、ポリウレタン、クロロスルホン化ポリエチレ
ン、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体等を添加し
ても差し支えない。
ン−酢酸ビニル共重合体、アクリル系樹脂、塩素化ポリ
エチレン、ポリウレタン、クロロスルホン化ポリエチレ
ン、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体等を添加し
ても差し支えない。
【0030】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物には、上
記の他に、熱安定剤、充填剤、滑剤、発泡剤、難燃剤、
顔料などを必要に応じて配合することもできる。
記の他に、熱安定剤、充填剤、滑剤、発泡剤、難燃剤、
顔料などを必要に応じて配合することもできる。
【0031】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物を製造す
るための塩化ビニル系樹脂、架橋ゴム状重合体、可塑剤
を三成分とする配合剤の混合方法、および成形方法につ
いては、それぞれの配合剤が実質的に均一に、分散、混
合、混練されればいかなる方法で実施しても良く、たと
えば、ヘンシエルミキサー、リボンブレンダーなどでド
ライブレンドし、このドライブレンド粉末を直接、成形
するか、または押出し機、ロールなどで溶融混練後、ペ
レット化し、これを成形しても良い。成形方法は、押出
成形、射出成形、ブロー成形、カレンダー成形、真空成
形など、望まれる製造物の形状や性質に応じて採用すれ
ば良い。
るための塩化ビニル系樹脂、架橋ゴム状重合体、可塑剤
を三成分とする配合剤の混合方法、および成形方法につ
いては、それぞれの配合剤が実質的に均一に、分散、混
合、混練されればいかなる方法で実施しても良く、たと
えば、ヘンシエルミキサー、リボンブレンダーなどでド
ライブレンドし、このドライブレンド粉末を直接、成形
するか、または押出し機、ロールなどで溶融混練後、ペ
レット化し、これを成形しても良い。成形方法は、押出
成形、射出成形、ブロー成形、カレンダー成形、真空成
形など、望まれる製造物の形状や性質に応じて採用すれ
ば良い。
【0032】本発明の利用分野としては、ホース、ガス
ケット、レザー、フィルム、電線被覆材等があり、特に
ホースやガスケットに好ましく用いられる。
ケット、レザー、フィルム、電線被覆材等があり、特に
ホースやガスケットに好ましく用いられる。
【0033】本発明の理解をさらに容易にするために、
以下、実施例及び比較例をあげて具体的に説明するが、
これらによって本発明は限定されるものではない。
以下、実施例及び比較例をあげて具体的に説明するが、
これらによって本発明は限定されるものではない。
【0034】〔実施例〕以下、実施例を挙げて本発明を
さらに具体的に説明する。なお、「部」および「%」
は、重量基準である。
さらに具体的に説明する。なお、「部」および「%」
は、重量基準である。
【0035】実施例1 (1) 共重合体の製造 下記の乳化重合処方を用い、オートクレーブ中におい
て、10℃で乳化重合を実施した。 ブタジエン 44部 アクリロニトリル 11部 ジビニルベンゼン 1部 水 220部 アルキルジフェニルエーテルジスルフォン酸ナトリウム 3部 (花王株式会社製 ペレックスSS) ドデシルメルカプタン 1部 硫酸第1鉄 0.006 EDTA 0.06 ソジウムホルムアルデヒドスルフォキシレート 0.02 P−メタンハイドロパーオキサイド 0.02
て、10℃で乳化重合を実施した。 ブタジエン 44部 アクリロニトリル 11部 ジビニルベンゼン 1部 水 220部 アルキルジフェニルエーテルジスルフォン酸ナトリウム 3部 (花王株式会社製 ペレックスSS) ドデシルメルカプタン 1部 硫酸第1鉄 0.006 EDTA 0.06 ソジウムホルムアルデヒドスルフォキシレート 0.02 P−メタンハイドロパーオキサイド 0.02
【0036】重合転化率80%まで反応を進めた後、こ
れをシードラテックスとし、以下の単量体をさらに添加
して重合を続けた。 ブタジエン 20部 アクリロニトリル 22.5部 ジビニルベンゼン 1.5部
れをシードラテックスとし、以下の単量体をさらに添加
して重合を続けた。 ブタジエン 20部 アクリロニトリル 22.5部 ジビニルベンゼン 1.5部
【0037】重合転化率が90%に達した後、単量体1
00部当り0.2部のヒドロキシルアミン硫酸塩を添加
し、重合を停止させた。続いて減圧下で約70℃にて水
蒸気蒸留により残留単量体を回収した。
00部当り0.2部のヒドロキシルアミン硫酸塩を添加
し、重合を停止させた。続いて減圧下で約70℃にて水
蒸気蒸留により残留単量体を回収した。
【0038】次に、得られたラテックスに老化防止剤と
してアルキル化フェノールを2部添加した。次いで、塩
化カルシウム水溶液でラテックスを凝固させた。凝固し
た共重合体を、常法に従って脱水、乾燥を行い、ゴム状
重合体を得た。これを「共重合体I」とする。
してアルキル化フェノールを2部添加した。次いで、塩
化カルシウム水溶液でラテックスを凝固させた。凝固し
た共重合体を、常法に従って脱水、乾燥を行い、ゴム状
重合体を得た。これを「共重合体I」とする。
【0039】得られた共重合体Iの結合アクリロニトリ
ル量、Tg、SP値、ムーニー粘度を表1に示す。な
お、Tg及びSP値は、それぞれのホモポリマーの値か
ら計算される推定値である。共重合体Iの粒径は、50
〜100nm程度であった。
ル量、Tg、SP値、ムーニー粘度を表1に示す。な
お、Tg及びSP値は、それぞれのホモポリマーの値か
ら計算される推定値である。共重合体Iの粒径は、50
〜100nm程度であった。
【0040】(2) 塩化ビニル系樹脂組成物の評価 (1)で得られた共重合体Iを用いて、次の配合によ
り、塩化ビニル系樹脂組成物を得た。 PVC(平均重合度2500;SP値10.4) 100部 ジ−2−エチルヘキシルフタレート 80部 共重合体I 100部 安定剤 4部 これらをロールミキサーを用いて180℃にて混練り
し、さらに180℃プレス成形にて試験片を作製し、引
張試験、圧縮永久歪の各試験に供した。
り、塩化ビニル系樹脂組成物を得た。 PVC(平均重合度2500;SP値10.4) 100部 ジ−2−エチルヘキシルフタレート 80部 共重合体I 100部 安定剤 4部 これらをロールミキサーを用いて180℃にて混練り
し、さらに180℃プレス成形にて試験片を作製し、引
張試験、圧縮永久歪の各試験に供した。
【0041】評価方法は次によった。 (1) ロール加工性 ロールまとまり性が良く、表面状態が平滑 ………
………… ○ ロールまとまり性がやや悪く、表面状態がやや凹凸あり
……… △ ロールまとまり性が悪く、良好なシートが得られない
………… × (2) 圧縮永久歪 JIS K 6301、70℃×
22Hr (3) 常態引張強さ、伸び JIS K 6273 共重合体Iを用いて得られた塩化ビニル系樹脂組成物の
評価結果を表1に示す。
………… ○ ロールまとまり性がやや悪く、表面状態がやや凹凸あり
……… △ ロールまとまり性が悪く、良好なシートが得られない
………… × (2) 圧縮永久歪 JIS K 6301、70℃×
22Hr (3) 常態引張強さ、伸び JIS K 6273 共重合体Iを用いて得られた塩化ビニル系樹脂組成物の
評価結果を表1に示す。
【0042】実施例2〜4、比較例1〜9 実施例1と同様にして、表1に示す単量体組成を重合さ
せることにより、(b)成分である3種のゴム状コア/
シェル共重合体(共重合体II,III,IX) を製造した。そ
れらの特性を表1及び表2に示した。
せることにより、(b)成分である3種のゴム状コア/
シェル共重合体(共重合体II,III,IX) を製造した。そ
れらの特性を表1及び表2に示した。
【0043】また、比較例として、9種のゴム状共重合
体(共重合体IV〜VIII及びX〜XIII)を製造した。それ
らの特性を表1及び表2に示した。
体(共重合体IV〜VIII及びX〜XIII)を製造した。それ
らの特性を表1及び表2に示した。
【0044】
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】実施例1〜4のデータから明らかな通り、
共重合体No.I,II, III 及びIXのようなコア/シェ
ルゴム状共重合体を用いることにより、生産性、ロール
加工性を損なうことなく、圧縮永久歪特性と機械的強度
のバランスが改良された塩化ビニル系樹脂組成物を得る
ことができた。
共重合体No.I,II, III 及びIXのようなコア/シェ
ルゴム状共重合体を用いることにより、生産性、ロール
加工性を損なうことなく、圧縮永久歪特性と機械的強度
のバランスが改良された塩化ビニル系樹脂組成物を得る
ことができた。
【0047】一方、比較例1、2、6、7は、コア/シ
ェル共重合体としなかった例であり、比較例3、4、
5、8、9は、SP値が本発明の範囲外の例であり、い
ずれもロール加工性等において劣っている。
ェル共重合体としなかった例であり、比較例3、4、
5、8、9は、SP値が本発明の範囲外の例であり、い
ずれもロール加工性等において劣っている。
【0048】
【発明の効果】本発明の塩化ビニル系樹脂組成物は、加
工性に優れ、圧縮永久歪特性と機械的強度が改良されて
いることから、従来よりさらに低い良好な永久歪特性を
要求するホース、ガスケット、パッキン類などの材料と
して適する。
工性に優れ、圧縮永久歪特性と機械的強度が改良されて
いることから、従来よりさらに低い良好な永久歪特性を
要求するホース、ガスケット、パッキン類などの材料と
して適する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 延与 弘次 東京都中央区築地2丁目11番24号 日本合 成ゴム株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】(a)平均重合度2000以上の塩化ビニ
ル系樹脂100重量部、 (b)以下の条件およびを満たすゴム状共重合体3
0〜200重量部、 ゴム状共重合体(b)が、ガラス転移温度が25℃
以下の重合体からなるシード粒子の存在下に、1分子あ
たり2個以上の不飽和結合を有する架橋性単量体を0.
1〜5重量%含有し、かつ、ガラス転移温度が25℃以
下のゴム状共重合体を与える単量体群を、上記シード粒
子に対し重合させて得られる、粒子状のコア/シェル共
重合体であり、 ゴム状共重合体(b)のシェル部の溶解度パラメー
ターが、上記塩化ビニル系樹脂(a)の溶解度パラメー
ター±0.5の範囲内にある。 (c)可塑剤20〜200重量部、を主成分とする塩化
ビニル系樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29157693A JPH07145295A (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29157693A JPH07145295A (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07145295A true JPH07145295A (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=17770715
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29157693A Pending JPH07145295A (ja) | 1993-11-22 | 1993-11-22 | 塩化ビニル系樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07145295A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010235834A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Kaneka Corp | 熱可塑性エラストマー組成物 |
| WO2017145953A1 (ja) * | 2016-02-22 | 2017-08-31 | 株式会社カネカ | ポリオール組成物および熱硬化性樹脂 |
| JP2020041033A (ja) * | 2018-09-10 | 2020-03-19 | リケンテクノス株式会社 | ポリ塩化ビニル系樹脂組成物 |
-
1993
- 1993-11-22 JP JP29157693A patent/JPH07145295A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010235834A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Kaneka Corp | 熱可塑性エラストマー組成物 |
| WO2017145953A1 (ja) * | 2016-02-22 | 2017-08-31 | 株式会社カネカ | ポリオール組成物および熱硬化性樹脂 |
| JPWO2017145953A1 (ja) * | 2016-02-22 | 2018-12-13 | 株式会社カネカ | ポリオール組成物および熱硬化性樹脂 |
| JP2020041033A (ja) * | 2018-09-10 | 2020-03-19 | リケンテクノス株式会社 | ポリ塩化ビニル系樹脂組成物 |
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