JPH07145871A - 逆止弁 - Google Patents

逆止弁

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JPH07145871A
JPH07145871A JP5293294A JP29329493A JPH07145871A JP H07145871 A JPH07145871 A JP H07145871A JP 5293294 A JP5293294 A JP 5293294A JP 29329493 A JP29329493 A JP 29329493A JP H07145871 A JPH07145871 A JP H07145871A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
check valve
ball
valve seat
fluid
flow rate
Prior art date
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Pending
Application number
JP5293294A
Other languages
English (en)
Inventor
Naomi Yoshioka
尚規 吉岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Publication of JPH07145871A publication Critical patent/JPH07145871A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 逆止弁において、弁座とボールとの材料の組
み合わせを改良して、高圧流体でもリークのないシール
性のよい逆止弁を提供する。 【構成】 弁座にPEEK材、ボールにセラミック材を
用いて逆止弁を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧流体用の逆止弁に
関する。
【0002】
【従来の技術】液体クロマトグラフに用いられる送液プ
ランジャーポンプでは、高圧の流体をカラムに送り出し
ている。このような高圧流体を扱う経路において使用す
る逆止弁では、その構成部品には耐圧性が要求されると
ともに、流れる流体によって侵されないための耐薬品性
が要求される。したがって、従来より高圧流体用の逆止
弁に用いるこれらの部品に使用される材料は限られたも
のである。
【0003】図2に従来よりの液体クロマトグラフ用プ
ランジャーポンプに使用される逆止弁の断面図を示す。
図において、10は逆止弁を支持するホルダ、11は逆
止弁の外枠を構成するハウジング、12は内部の流体の
漏れを防止するパッキン、13は流体入口側に取り付け
られる弁座、14は流体の流れによって浮上するボー
ル、15は浮上したボールをハウジング内に閉じこめる
とともにボールが出口側を閉塞して流れを停止すること
を防ぐためのボールストッパ、16は弁座13とハウジ
ング11との間の漏れを防ぐシートパッキンである。
【0004】従来よりこの逆止弁の弁座やボールに使用
される材料として、弁座にはハステロイ、サファイヤが
使用され、また、ボールにはステンレスやルビーが使用
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来より使用
されている材料には、それぞれ次のような長所と欠点が
あった。
【0006】弁座材料であるハステロイはNi−Mo合
金鋼であり、耐薬品性には優れているという長所を有す
るが硬度がさほど高くなく、傷がつきやすいため、一旦
傷が付いてしまうと弁座とのシールができなくなること
があった。一方、弁座材料としてサファイアを使用すれ
ば、耐薬品性があり硬度が高いという長所を有するので
あるが洗浄作業などで分解したときに割れ易く、加工性
がよくない欠点があった。また、ハステロイ、サファイ
アはともに高価であり、消耗品として取り扱うことはで
きなかった。
【0007】ボール材料であるステンレスは、耐薬品性
があり安価である点では優れているが、精度の高い加工
を行うことが困難であり、傷が付きやすいので耐久性に
乏しい。一方、ルビーは逆に耐薬品性および硬度が高い
点で優れているが、高価であり、消耗品として取り扱う
ことができなかった。
【0008】このように従来の弁座材料、ボール材料を
組み合わせて使用する場合は、いずれも耐薬品性につい
ては問題ないのであるが、硬度、割れ易さ、加工精度、
価格のいずれかの点で問題があり、すべてを満足できる
材料の組み合わせというものはなく、取り扱う圧力条件
やメンテナンスなどを考慮して材料の組み合わせを考え
て使用していた。
【0009】本発明は上記問題を解決すべく、耐薬品性
を考慮した上で弁座とボールのよりよい材料の組み合わ
せの検討を行い、高圧流体の逆止弁に最適のものを提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
になされた本発明は、流体通路となる孔を有する弁座
と、この孔より大径のボールとを備え、ボールが孔を閉
塞することで流体の逆流を防ぐ逆止弁において、弁座に
PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)材を使用し、
ボールにセラミック材を使用したことを特徴とする。
【0011】以下、この材料を用いた逆止弁がどのよう
に作用するかを説明する。
【0012】
【作用】本発明の逆止弁では、弁座には従来より液体ク
ロマトグラフの配管で一般的に用いられていて入手しや
すい、しかも安価なPEEK(ポリエーテルエーテルケ
トン)材を使用し、ボールには硬度が高くて傷が付きに
くく、しかも軽量であるセラミックス材を使用すること
で、軟材であるPEEK樹脂材と硬材であるセラミック
材とを組み合わせることとなる。
【0013】このような硬軟の組み合わせにより、軟材
である弁座がクッションのように働き、弁座とボールと
がソフトに接触されるため、摩耗も少なくなる(軟材と
いっても、硬材であるセラミックに対して軟材であるの
であって、ゴムのように絶対的に柔らかいものではな
い。そのため高圧に対しての耐圧性を有している)。ま
た、弁座が軟材であるため高度な加工精度も必要としな
い。すなわち、弁座がボール形状になじんでくるため、
加工のバラツキにも影響されず、シール性に優れる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を用いて説明す
る。図1は本発明による一実施例を示した逆止弁の断面
図を示す。図において、10は逆止弁を支持するホル
ダ、11は逆止弁の外枠を構成するハウジング、13は
流体入口側に取り付けられる弁座、14は流体の流れに
よって浮上するボール、17は浮上したボールをハウジ
ング内に閉じこめるとともにボールが出口側を閉塞して
流れを停止することを防ぎ、かつ流体の漏れを防止する
ストッパ付パッキンである。なお、本実施例の逆止弁で
は同形状のものを2つ直列に接続して2重の逆流防止を
図っている。
【0015】従来例と異なって、本発明では弁座13に
は、軟材であるPEEK材を用いるとともに、ボール1
4には硬材であるセラミック材を用いる。セラミック材
としては入手しやすく安価であるアルミナ(Al
2 03 )を用いた。軟材であるPEKは外部への漏れ防
止のためのパッキンとしての作用も同時に持たすことが
できるので、従来例に比べてパッキンがなくなってい
る。
【0016】次にこの逆止弁の動作を説明する。入口側
から流体が流れ込むと、その圧力に押されてボール14
はハウジング11内で浮上する。浮上したボール14は
上部のストッパ付パッキン17に当接するが、これには
流体出口につながる孔が設けられているので、この孔か
ら流体が流れていく。一方、出口側から流体が逆流して
くると、逆流する流体の圧力によって浮上していたボー
ル14はハウジング下の弁座13に押しつけられる。こ
の結果、弁座13とボール14とによって流体通路は閉
塞され、流体は流れなくなる。したがって、入口側から
出口側に向いた一方のみの流れが可能となり、逆止弁と
して作用する。
【0017】次に、本発明の逆止弁と従来の逆止弁との
流量特性の比較データを示す。図3は従来例のものであ
り弁座にサファイア、ボールにステンレス(SUS31
6)を用いたときの設定流量と実測流量との関係を示す
ものである。また、図4は本発明である逆止弁、すなわ
ち弁座にサファイア、ボールにステンレス(SUS31
6)を用いたときの設定流量と実測流量との関係を示す
ものである。これらはいずれも島津製作所製液体クロマ
トグラフ装置500SG型でカラムに同社製のAHLC
−pack, φ100x500,ODS20S(商品名)を用いて測定した
ものである。なお、移動相にはメタノール/水=90/
10を用いている。
【0018】設定流量を変化させると、吐出圧力が変化
するがそれぞれの流量のときの吐出圧力を図内に示して
ある。
【0019】逆止弁に圧力が加わったときに弁座とボー
ルとの間でリークが発生することがあるが、このリーク
量は設定流量と実測流量との差として測定できる。した
がってある流量を設定したときの実測流量とその吐出圧
力との測定をすることで、圧力とリーク量との関係を知
ることができる。
【0020】図3の従来のものでは吐出圧力が63Kg/
cm2 にまで上がると設定流量が400ml/分であるに
もかかわらず、実測流量は380ml/分となってお
り、約20ml/分のリークが発生している。さらに、
77Kg/cm2 にまで上がると設定流量が500ml/分
であるにもかかわらず、実測流量は460ml/分とな
っており、約40ml/分のリークが発生している。
【0021】一方、図4のものでは吐出圧力が83Kg/
cm2 にまで上がり設定流量が500ml/分になってい
るとき、実測流量は同じく500ml/分となってお
り、リークは発生していない。このことからあきらか
に、弁座にPEEKを使用し、ボールにセラミック材を
使用することにより高圧流体用のリークを減らすことが
でき、PEEKとセラミックとの組み合わせが高圧流体
に適していることがわかる。 本実施例では液体クロマ
トグラフ用の逆止弁を用いて説明したが、これに限るも
のではなく、高圧流体に用いる同様の逆止弁であれば何
にでも応用できる。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の逆止弁で
は、弁座にPEEKを使用し、ボールにセラミック材を
使用したので、耐薬品性がよく、安価で、シール性のよ
い逆止弁とすることができる。しかも、硬軟の組み合わ
せによるため、摩耗も少なく耐久性があり、製作に加工
精度を必要としない。またPEEKは消耗品として取り
扱うことができるので、洗浄作業などの手間を省くこと
ができる。
【0023】また、セラミック材のボールは軽量である
ことから従来のステンレスなどのボールに比べて逆流に
対する応答性が向上する。
【0024】さらに、本実施例で示したように逆止弁自
体の漏れ防止のパッキンの代替品としても使用できるの
で、部品点数を減らすこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である逆止弁の断面図。
【図2】従来よりの逆止弁の断面図。
【図3】従来よりの逆止弁の流量特性を示す図。
【図4】本発明の逆止弁の流量特性を示す図。
【符号の説明】
10:ホルダ 11:ハウジング 12:電流検出器 13:弁座 14:ボール 17:ストッパ付パッキン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体通路となる孔を有する弁座と、この孔
    より大径のボールとを備え、ボールが孔を閉塞すること
    で流体の逆流を防ぐ逆止弁において、弁座にPEEK
    (ポリエーテルエーテルケトン)材を使用し、ボールに
    セラミック材を使用した逆止弁。
JP5293294A 1993-11-24 1993-11-24 逆止弁 Pending JPH07145871A (ja)

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JP5293294A JPH07145871A (ja) 1993-11-24 1993-11-24 逆止弁

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