JPH0714657A - ハーネス製造装置 - Google Patents

ハーネス製造装置

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JPH0714657A
JPH0714657A JP3061432A JP6143291A JPH0714657A JP H0714657 A JPH0714657 A JP H0714657A JP 3061432 A JP3061432 A JP 3061432A JP 6143291 A JP6143291 A JP 6143291A JP H0714657 A JPH0714657 A JP H0714657A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハーネス製造装置において、1−Nハーネス
8と1−1ハーネス9の両方のタイプのハーネスを、簡
単な切換えにより製造する。 【構成】 電線群6の供給源10から電線群移送経路に
沿って電線群6を引き出し、所定長に切断した後、その
両端にコネクタ3、5を圧接接続するハーネス製造装置
において、電線群6の端部近傍を保持する複数のクラン
プ16、18、20のうち、少なくとも1つのクランプ
18を他のクランプ20に対して、電線群移送経路を軸
として相対的に少なくとも180°回転可能とする。ク
ランプを回転することにより、1−Nハーネス8と1−
1ハーネス9を切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハーネス製造装置、すな
わち電線群の供給源から電線群移送経路に沿って電線群
を引き出し、この電線群を所定長に切断した後、その両
端に圧接コネクタを圧接接続するハーネス製造装置、特
に1−1ハーネスと1−Nハーネスの両方のタイプのハ
ーネスを、簡単な切換えにより製造するハーネス製造装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハーネス製造装置は、電線群、すなわち
複数の独立した電線やリボンケーブルのように複数の電
線が組になった電線群の供給源から、電線群移送経路に
沿ってこの電線群を引き出し、これを所定長に切断した
後、その両端に圧接コネクタ(以下単にコネクタとい
う)を圧接接続するものである。このハーネスの製造に
は、その両端にコネクタを圧接接続する際、両コネクタ
における各電線の番号が同一になるように2つのコネク
タの向きを逆にして圧接接続する1−1ハーネスの製造
と、両コネクタにおける各電線の番号が逆になるように
2つのコネクタの向きを同じにして圧接接続する1−N
ハーネスの製造の2つのタイプがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、この2つのタイ
プのハーネスの製造は、コネクタのセットの向きを逆に
しなければならないため、圧接装置のパンチとダイの配
置を逆にした各々専用の装置を使用し、別々の工程で行
なわれている。そのためタイプの異なるハーネスを製造
するときは、その装置の切換えのために時間の損失があ
り、製造の能率が低下するという問題があった。したが
って、製造の能率を低下させないでタイプの異なるハー
ネスを製造することのできるハーネス製造装置の実現が
望まれている。
【0004】本発明は、上記課題に鑑み、製造の能率を
低下させることなくタイプの異なるハーネスを製造する
ことのできるハーネス製造装置を提供することを目的と
するものである。
【0005】より具体的には、本発明は、1−1ハーネ
スと1−Nハーネスの両方のタイプのハーネスを、簡単
な切換えにより製造することができるハーネス製造装置
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるハーネス製
造装置は、電線群の供給源から電線群移送経路に沿って
前記電線群を引き出し、所定長に切断した後、前記電線
群の両端にコネクタを圧接接続するハーネス製造装置に
おいて、前記電線群の端部近傍を保持する複数のクラン
プのうち、少なくとも1つのクランプを少なくとも一つ
の他のクランプに対して、前記電線群移送経路を軸とし
て相対的に少なくとも180°回転可能としたことを特
徴とするものである。
【0007】ここで、電線群の端部近傍を保持する複数
のクランプのうち、少なくとも1つのクランプを少なく
とも一つの他のクランプに対して電線群移送経路を軸と
して相対的に少なくとも180°回転可能とするとは、
電線群の両端に圧接されるコネクタの向きを反転させる
ために、複数のクランプを相対的に180°回転可能と
するということで、クランプと圧接装置の配置の態様に
よって回転させるクランプは異なることになる。
【0008】
【作用および効果】本発明によるハーネス製造装置は、
上記のように、電線群の端部近傍を保持する複数のクラ
ンプのうち、少なくとも1つのクランプを少なくとも一
つの他のクランプに対して、前記電線群移送経路を軸と
して相対的に少なくとも180°回転可能としたので、
1−1ハーネスと1−Nハーネスのタイプを切り換える
際には、クランプを回転して電線群ごと180°反転す
ることにより、電線群の両端に圧接されるコネクタの向
きを同じ向きと逆の向きに簡単に切り換えることができ
る。
【0009】したがって、本発明によるハーネス製造装
置は、特に多品種少量生産に使用したとき効率がよく、
適している。
【0010】
【実施例】以下、本発明によるハーネス製造装置の実施
例を図面に基づいて説明する。
【0011】図1は本発明のハーネス製造装置により製
造される1−1ハーネスの例を示す平面図、図2はその
中央断面図、図3はその斜視図である。。
【0012】図1に示すように、1−1ハーネスは、2
つのコネクタ2、4における電線の番号が、1のものは
1に、2のものは2に接続されて同一になるように、2
つのコネクタ2、4の向きを、図2から明らかなように
逆にして圧接接続したものである。このように、2つの
コネクタ2、4の向きを逆にして圧接接続すると、2つ
のコネクタ2、4における電線の番号が同じになり、図
3に示すように向きを同じにして他のコネクタに接続す
るような場合に適している。
【0013】圧接接続するときに2つのコネクタ2、4
の向きを同じに、すなわち図2においてコネクタ2、4
の向きを、例えば両方とも下向きにすると、各電線にお
いて両端のコネクタにおける番号は逆になる。すなわち
1は6に、2は5に、3は4になる。このようにコネク
タの向きを同じにして圧接接続したのが1−Nハーネス
である。
【0014】以下、本発明によるハーネス製造装置の各
種実施例を説明する。本発明によるハーネス製造装置の
各部の構成は、例えば特開昭61-88476号に記載されてい
るような電線群の両端にコネクタを接続したハーネスを
加工する両端自動圧接機と同じであるので、その細部の
説明は省略する。したがって、以下の説明では、ハーネ
ス製造装置全体の構成と作動を工程の順にしたがって説
明する。
【0015】本発明によるハーネス製造装置の第1の実
施例として、1−Nハーネス製造用の装置をベースにし
たものを図4から図17を参照して説明する。このハー
ネス製造装置は、電線群の供給源であるワイヤスタンド
10から電線群移送経路に沿って電線群6を引き出し、2
つの圧接装置12、14によって切断した電線群の両端にコ
ネクタ3、5を圧接接続するもので、前記電線群6の端
部近傍を保持する2つのクランプ16、18が他のクランプ
20に対して前記電線群移送経路を軸として相対的に18
0°回転可能であることを特徴とするものである。2つ
の圧接装置12、14は、上にパンチ12a,14a を、下にダイ
12b,14b を備えてなるもので、電線群6を切断するとと
もに、この端部にコネクタを圧接するものである。
【0016】次に、この第1の実施例の1−Nハーネス
製造用の装置をベースにして1−Nハーネスを製造する
もの、すなわち従来の方法と同じ方法でハーネスを製造
するときの装置の作動態様について図4から図7を参照
して説明する。なお、説明中の上下左右の方向は、各図
における方向を示す。
【0017】図4はスタートの状態を示すもので、電線
群(以下ワイヤという)6を供給するワイヤスタンド10
から引き出されたワイヤ6の先端に左側の圧接装置12よ
ってコネクタ3が圧接接続された後、右側の圧接装置14
の右方にあったクランプ18が左方に移動して、コネクタ
3の近傍のワイヤ6を保持するとともに、そのコネクタ
3から左方に少し離れた部分でワイヤ6を保持している
クランプ16が開いてその部分のワイヤ6を解放する。
【0018】図5は次の測長ステップを示すもので、右
側のクランプ18は、ワイヤ6を保持したまま右方に移動
してワイヤ6をさらに引き出すとともに、ハーネスの測
長を行なう。左側のクランプ16も右側のクランプ18およ
びワイヤ6とともに右動し、その後閉じてワイヤ6を保
持する。測長は、右のクランプ18自身に計測機能を持た
せて移動した距離を計測して測長するようにしてもよい
し、ワイヤスタンド10付近に測長ローラ等の測長手段を
設けて測長するようにしてもよい。
【0019】図6は圧接および切断のステップを示すも
ので、右側の圧接装置14がワイヤ6の他端、すなわちコ
ネクタがまだ圧接されていない方の端部にコネクタ5を
圧接し、ワイヤ6を切断する。なお、この切断は、圧接
装置14とは別の切断手段により切断するようにしてもよ
い。次に、左のクランプ16が左へ移動すなわち後退しワ
イヤ6の切断された端部に次のコネクタ3′を左の圧接
装置12で圧接する。このようにして、1つの1−Nハー
ネス8が完成するとともに、次のハーネスの先端側のコ
ネクタ3′が圧接される。
【0020】図7はハーネス排出ステップを示すもの
で、左右両方の圧接装置12,14 が開いてコネクタ3、5
を解放し、ハーネス8を排出する。なお、この排出の前
に導通チェックを行なうようにしてもよい。このように
して、1つの1−Nハーネス8が排出され、その製造の
1工程が終了して、前記スタートの状態に戻る。
【0021】なお、前記左のクランプ16よりさらに左に
もう1つのクランプ20が配設されているが、これは上記
1−Nハーネス8の製造の際には使用されない。すなわ
ち、この1−Nハーネス製造用の装置をベースにしたも
のによって従来の方法と同じ方法で1−Nハーネスを製
造するときには不要のものである。
【0022】次に、この第1の実施例の1−Nハーネス
製造用の装置をベースにして1−1ハーネスを製造する
もの、すなわち本発明の特徴を生かしてハーネスを製造
するときの装置の作動態様について、図8から図17を
参照して説明する。
【0023】図8はスタートの状態を示すもので、ワイ
ヤ6を供給するワイヤスタンド10から引き出されたワイ
ヤ6の先端に左側の圧接装置12よってコネクタ3が圧接
接続された後、右側の圧接装置14の右方にあったクラン
プ18が左方に移動して、コネクタ3の近傍のワイヤ6を
保持するとともに、ワイヤ6を保持しているクランプ16
が開いてその部分のワイヤ6を解放する。次いで図9の
測長ステップにおいて、右側のクランプ18はワイヤ6を
保持したまま右方に移動してワイヤ6をさらに引き出す
とともに、ハーネスの測長を行なう。左側のクランプ16
も右側のクランプ18およびワイヤ6とともに右動し、そ
の後閉じてワイヤ6を保持する。このスタートから測長
ステップまでは上記図4と図5により説明した、1−N
ハーネスの製造と同じである。
【0024】図10は反転ステップを示すもので、この
ステップでは先ず一番左のクランプ20が閉じ、ワイヤ6
にたるみをつけるために右動し、次いで右の2つのクラ
ンプ16,18 がともにワイヤ6を軸として、左のクランプ
20に対して相対的に180°回転する。
【0025】図11は圧接および切断のステップを示す
もので、前記2つのクランプ16,18がともにワイヤ6を
軸として180°回転した状態で、右側の圧接装置14が
ワイヤ6の他端、すなわちコネクタがまだ圧接されてい
ない方の端部にコネクタ5を圧接し、ワイヤ6を切断す
る。このときワイヤ6は180°回転しているので、こ
こで圧接されるコネクタ5は前記先端に圧接されたコネ
クタ3とは逆の向きになっている。次に左のクランプ16
が左へ移動すなわち後退し、ワイヤ6の切断された端部
に次のコネクタ3′を左の圧接装置12で圧接する。この
ようにして両端に逆向きのコネクタ3、5が圧接されて
1−1ハーネス9が完成するとともに、次のハーネスの
先端側のコネクタ3′が圧接される。
【0026】図12はさらに次の反転すなわち逆回転の
ステップを示すもので、右側のクランプ18は左動してワ
イヤをたるませた後、再び180°回転する。これによ
りワイヤ6にはねじれができるが、これは見かけ上のコ
ネクタ3、5の向きを1−Nハーネスと同じにして導通
チェックのための経路にハーネス9のコネクタ3、5の
向きを合わせるためであり、導通チェックが不要であれ
ば、このたるみ形成と反転(逆回転)の必要はなく、そ
のまま排出してもよい。このとき左の圧接装置12が開い
て次のハーネスの先端のコネクタ3′を自由にし、クラ
ンプ16が180°逆回転してコネクタ3′の向きを逆に
する。このとき一番左のクランプ20はまだ閉じたままで
ある。
【0027】図13はハーネス排出ステップを示すもの
で、右のクランプ18と右の圧接装置14も開いてコネクタ
5を解放し、ハーネス9を排出する。このとき、一番左
のクランプ20は開いて左に戻る。このようにして、1つ
の1−1ハーネス9が排出され、その製造の1工程が終
了するが、ここではまだ前記スタートの状態には戻らな
い。なお、このとき一番右のクランプ18は180°回転
し、後のハーネス排出ステップに備えてハーネスの向き
を合わせる。
【0028】図14は次のハーネスの製造のスタートの
状態を示すもので、右側の圧接装置14の右方にあったク
ランプ18が左動して、コネクタ3′の近傍のワイヤ6を
保持するとともに、ワイヤ6の先端に圧接接続されてい
るコネクタ3′から左方に少し離れた部分でワイヤ6を
保持しているクランプ16が開いてその部分のワイヤ6を
解放する。次いで図15の測長ステップにおいて、右側
のクランプ18はワイヤ6を保持したまま右動してワイヤ
6をさらに引き出すとともに、ハーネスの測長を行な
う。左側のクランプ16も右側のクランプ18およびワイヤ
6とともに右動し、その後閉じてワイヤ6を保持する。
このスタートから測長ステップまでは前記図8と図9に
より説明したステップと同じである。ただし、コネクタ
3′の向きは前記ステップとは逆になっている。
【0029】図16は圧接および切断のステップを示す
もので、右側の圧接装置14がワイヤ6の他端にコネクタ
5′を圧接し、ワイヤ6を切断する。このとき、ここで
圧接されるコネクタ5′は前記先端に圧接されたコネク
タ3′とは逆の向きになっている。次に左のクランプ16
が左へ移動し、ワイヤ6の切断された端部に次のコネク
タ3″を左の圧接装置12で圧接する。このようにして、
両端に逆向きのコネクタ3′、5′が圧接されて1−1
ハーネス9′が完成するとともに次のハーネスの先端側
のコネクタ3″が圧接される。ここで、必要に応じて図
12により説明したのと同様の反転(逆回転)が行なわ
れる。
【0030】図17はハーネス排出ステップを示すもの
で、右のクランプ18と右の圧接装置14も開いてコネクタ
5′を解放し、ハーネス9を排出する。このようにして
2つ目の1−1ハーネス9が排出され、2つの製造の工
程が終了して、前記スタートの状態に戻る。
【0031】上記2つ目のハーネス9を製造する工程
(図14〜図17)は、図4から図7の工程と、一端に
接続されたコネクタ3′の向きが逆になっている点を除
いて、全く同一である。
【0032】次に、本発明によるハーネス製造装置の第
2の実施例として、1−1ハーネス製造用の装置をベー
スにしたものを図18から図31を参照して説明する。
なおこの実施例における各部材で前記第1の実施例の装
置の各部材と同等のものは同じ符号を付して説明する。
この実施例によるハーネス製造装置の構成は、基本的に
特開昭61-88476号に記載されている両端自動圧接機と同
じであり、第1の実施例の1−Nハーネス製造用の装置
をベースにしたものにおいて左側の圧接装置12の上下の
関係、すなわちパンチ12a とダイ12b の位置関係を逆に
したものに相当する。
【0033】図18はスタートの状態を示すもので、ワ
イヤ6を供給するワイヤスタンド10から引き出されたワ
イヤ6の先端に左側の圧接装置12よってコネクタ3が圧
接接続された後、右側の圧接装置14の右方にあったクラ
ンプ18が左方に移動して、コネクタ3の近傍のワイヤ6
を保持するとともに、そのコネクタ3から左方に少し離
れた部分でワイヤ6を保持しているクランプ16が開いて
その部分のワイヤ6を解放する。
【0034】図19は測長ステップを示すもので、右側
のクランプ18はワイヤ6を保持したまま右動してワイヤ
6をさらに引き出すとともに、ハーネスの測長を行な
う。左側のクランプ16も右側のクランプ18およびワイヤ
6とともに右動し、その後閉じてワイヤ6を保持する。
【0035】図20は圧接および切断のステップを示す
もので、右側の圧接装置14がワイヤ6の他端、すなわち
コネクタがまだ圧接されていない方の端部にコネクタ5
を圧接し、ワイヤ6を切断する。次に、左のクランプ16
が左へ移動すなわち後退し、ワイヤ6の切断された端部
に次のコネクタ3′を左の圧接装置12で圧接する。この
ようにして、1つの1−1ハーネス9が完成するととも
に、次のハーネスの先端側のコネクタ3′が圧接され
る。
【0036】図21はハーネス排出ステップを示すもの
で、左右両方の圧接装置12,14 が開いてコネクタ3、5
を解放し、ハーネス9を排出する。なお、この排出の前
に導通チェックを行なうようにしてもよい。このように
して、1つの1−1ハーネス9が排出され、その製造の
1工程が終了して、前記スタートの状態に戻る。
【0037】なお、前記左のクランプ16よりさらに左に
もう1つのクランプ20が配設されているが、これは上記
1−1ハーネス9の製造の際には使用されない。すなわ
ち、この1−1ハーネス製造用の装置をベースにしたも
のによって従来の方法と同じ方法で1−1ハーネスを製
造するときには不要のものである。
【0038】次に、この第2の実施例の1−1ハーネス
製造用の装置をベースにして1−Nハーネスを製造する
態様について、図22から図31を参照して説明する。
【0039】図22はスタートの状態を示すもので、ワ
イヤ6を供給するワイヤスタンド10から引き出されたワ
イヤ6の先端に左側の圧接装置12よってコネクタ3が圧
接接続された後、右側の圧接装置14の右方にあったクラ
ンプ18が左方に移動して、コネクタ3の近傍のワイヤ6
を保持するとともに、そのコネクタ3から左方に少し離
れた部分でワイヤ6を保持しているクランプ16が開いて
その部分のワイヤ6を解放する。次いで図23の測長ス
テップにおいて、右側のクランプ18はワイヤ6を保持し
たまま右方に移動してワイヤ6をさらに引き出すととも
に、ハーネスの測長を行なう。左側のクランプ16も右側
のクランプ18およびワイヤ6とともに右動し、その後閉
じてワイヤ6を保持する。
【0040】図24は反転ステップを示すもので、この
ステップでは先ず一番左のクランプ20が閉じ、ワイヤ6
にたるみをつけるために右動し、次いで右の2つのクラ
ンプ16,18 がともにワイヤ6を軸として180°回転す
る。
【0041】図25は圧接および切断のステップを示す
もので、前記2つのクランプ16,18がともにワイヤ6を
軸として180°回転した状態で、右側の圧接装置14が
ワイヤ6の他端、すなわちコネクタがまだ圧接されてい
ない方の端部にコネクタ5を圧接し、ワイヤ6を切断す
る。このときワイヤ6は180°回転しているので、こ
こで圧接されるコネクタ5は前記先端に圧接されたコネ
クタ3と同じ向きになっている。次に左のクランプ16が
左へ移動すなわち後退し、ワイヤ6の切断された端部に
次のコネクタ3′を左の圧接装置12で圧接する。このよ
うにして両端に同じ向きのコネクタ3、5が圧接されて
1−Nハーネス8が完成するとともに、次のハーネスの
先端側のコネクタ3′が圧接される。
【0042】図26はさらに次の反転すなわち逆回転の
ステップを示すもので、右側のクランプ18は左動してワ
イヤをたるませた後、再び180°回転する。これによ
りワイヤ6にはねじれができるが、これは見かけ上のコ
ネクタ3、5の向きを1−1ハーネスと同じにして導通
チェックのための経路にハーネス8のコネクタ3、5の
向きを合わせるためであり、導通チェックが不要であれ
ば、このたるみ形成と反転(逆回転)の必要はなく、そ
のまま排出してもよい。このとき、左の圧接装置12が開
いて次のハーネスの先端のコネクタ3′を自由にし、ク
ランプ16が180°逆回転して、コネクタ3′の向きを
逆にする。このとき、一番左のクランプ20はまだ閉じた
ままである。
【0043】図27はハーネス排出ステップを示すもの
で、右のクランプ18と右の圧接装置14も開いてコネクタ
5を解放し、ハーネス8を排出する。このとき、一番左
のクランプ20は開いて左に戻る。このようにして、1つ
の1−Nハーネス8が排出され、その製造の1工程が終
了するが、ここではまだ前記スタートの状態には戻らな
い。なお。このとき一番右のクランプ18は180°回転
し、後のハーネス排出ステップのときにハーネスの向き
を合わせるための準備をする。
【0044】図28は次のハーネスの製造のスタートの
状態を示すもので、右側の圧接装置14の右方にあったク
ランプ18が左動して、コネクタ3′の近傍のワイヤ6を
保持するとともに、ワイヤ6の先端に圧接接続されてい
るコネクタ3′から左方に少し離れた部分でワイヤ6を
保持しているクランプ16が開いてその部分のワイヤ6を
解放する。次いで図29の測長ステップにおいて、右側
のクランプ18はワイヤ6を保持したまま右動してワイヤ
6をさらに引き出すとともに、ハーネスの測長を行な
う。左側のクランプ16も右側のクランプ18およびワイヤ
6とともに右動し、その後閉じてワイヤ6を保持する。
【0045】図30は圧接および切断のステップを示す
もので、右側の圧接装置14がワイヤ6の他端にコネクタ
5′を圧接し、ワイヤ6を切断する。このとき、ここで
圧接されるコネクタ5′は前記先端に圧接されたコネク
タ3′と同じ向きになっている。次に左のクランプ16が
左へ移動し、ワイヤ6の切断された端部に次のコネクタ
3″を左の圧接装置12で圧接する。このようにして、両
端に同じ向きのコネクタ3′、5′が圧接されて1−N
ハーネス8′が完成するとともに、次のハーネスの先端
側のコネクタ3″が圧接される。ここで、必要に応じて
図26により説明したのと同様の反転(逆回転)が行な
われる。
【0046】図31はハーネス排出ステップを示すもの
で、右のクランプ18と右の圧接装置14も開いてコネクタ
5′を解放し、ハーネス8′を排出する。このようにし
て2つ目の1−Nハーネス8′が排出され、2つの製造
の工程が終了して、前記スタートの状態に戻る。
【0047】上記2つ目のハーネス8′を製造する工程
(図28〜図31)は、図18から図21の工程と、一
端に接続されたコネクタ3′の向きが逆になっている点
を除いて、全く同一である。また、この第2の実施例の
前記スタート(図18)からハーネス排出ステップ(図
31)までは前記第1の実施例の同等のステップである
図4から図17により説明した1−1ハーネスの製造
と、左側の圧接装置12と先端側のコネクタ3の向きが逆
である点を除いて同じである。
【0048】上記第1および第2の実施例では、2つの
クランプ16,18 がいずれも180°回転するようになっ
ているが、一方のクランプのみ回転するようにしても1
つのハーネス製造装置で2つのタイプのハーネス、すな
わち1−1ハーネスと1−Nハーネスの両方を製造する
ことができる。以下、そのような実施例を図32から図
37(第3の実施例)および図38から図44(第4の
実施例)により説明する。
【0049】本発明によるハーネス製造装置の第3の実
施例として、1−1ハーネス製造用の装置をベースにし
て、1−Nハーネスを製造するものを図32から図37
を参照して説明する。なおこの実施例における各部材で
前記第1および第2の実施例の装置の各部材と同等のも
のは同じ符号を付して説明する。この実施例によるハー
ネス製造装置の構成は、基本的に第2の実施例の1−1
ハーネス製造用の装置と同じものであるが、2つの圧接
装置12,14 の間にワイヤ6を切断する上刃22aと下刃22b
からなるカッタ22が配されている点において異なって
いる。
【0050】図32はスタートの状態を示すもので、ワ
イヤ6を供給するワイヤスタンド10から引き出されたワ
イヤ6の先端に左側の圧接装置12よってコネクタ3が圧
接接続された後、右側の圧接装置14の右方にあったクラ
ンプ18が左方に移動して、コネクタ3の近傍のワイヤ6
を保持するとともに、そのコネクタ3から左方に少し離
れた部分でワイヤ6を保持しているクランプ16が開いて
その部分のワイヤ6を解放する。なおこのとき、もう1
つのクランプ24が退避している。
【0051】図33は測長ステップを示すもので、右側
のクランプ18はワイヤ6を保持したまま右動してワイヤ
6をさらに引き出すとともに、ハーネスの測長を行な
う。左側のクランプ16も右側のクランプ18およびワイヤ
6とともに右動し、カッタ22の左近傍において閉じてワ
イヤ6を保持する。このとき、もう1つのクランプ24が
退避位置から前記カッタ22の右側近傍まで移動し、そこ
で閉じてワイヤ6を保持する。このように、ワイヤ6の
両側からワイヤ6を保持して次の切断ステップに備え
る。
【0052】図34は切断のステップを示すもので、カ
ッタ22がワイヤ6を切断し、両側のクランプ16,24 はワ
イヤ6を保持したまま、互いに離れる方向に移動する。
このとき、右に移動したクランプ24と右に離れているク
ランプ18の間のワイヤ6がたるみ、次のクランプの反転
ステップに備える。
【0053】図35は反転ステップを示すもので、この
ステップでは、カッタ22が開いて、カッタ22の右近傍の
クランプ24のみが、閉じたままワイヤ6を軸として18
0°回転する。これは1−Nハーネスを製造するための
反転で、この反転をなくせば1−1ハーネスを製造する
ことができる。
【0054】図36は圧接ステップを示すもので、右側
の圧接装置14がワイヤ6の他端、すなわちコネクタがま
だ圧接されていない方の端部にコネクタ5を圧接する。
次にワイヤ6の切断された端部に次のコネクタ3′を左
の圧接装置12で圧接する。このようにして、1つの1−
Nハーネス8が完成するとともに、次のハーネスの先端
側のコネクタ3′が圧接される。なお、ここで図36で
は2つのコネクタ3、5の向きが逆で、1−1ハーネス
を製造しているように見えるが、これはワイヤ6がねじ
られているためであり、実際は1−Nハーネス8を製造
している。
【0055】図37はハーネス排出ステップを示すもの
で、左右両方の圧接装置12,14 が開いてコネクタ3、5
を解放し、ハーネス8を排出する。なお、この排出の前
に導通チェックを行なうようにしてもよい。このように
して、1つの1−Nハーネス8が排出され、その製造の
1工程が終了して、前記スタートの状態に戻る。
【0056】次に、この第3の実施例の1−1ハーネス
製造用の装置をベースにして1−Nハーネスを製造する
もう1つの態様の第4の実施例について、図38から図
44を参照して説明する。この第4の実施例において、
各部材で前記第3の実施例の装置の各部材と同等のもの
は同じ符号を付して説明する。この実施例によるハーネ
ス製造装置においても、2つの圧接装置12,14 の間にワ
イヤ6を切断する上刃22a と下刃22b からなるカッタ22
が配されている。なおこの実施例では、第3の実施例に
加えてさらに左にもう1つのクランプ26が設けられてい
る。
【0057】図38はスタートの状態を示すもので、ワ
イヤ6を供給するワイヤスタンド10から引き出されたワ
イヤ6の先端に左側の圧接装置12よってコネクタ3が圧
接接続された後、右側の圧接装置14の右方にあったクラ
ンプ18が左方に移動して、コネクタ3の近傍のワイヤ6
を保持するとともに、そのコネクタ3から左方に少し離
れた部分でワイヤ6を保持しているクランプ16が開いて
その部分のワイヤ6を解放する。なおこのとき、もう1
つの右のクランプ24は退避しており、もう1つの左のク
ランプ26は開いている。
【0058】図39は測長ステップを示すもので、右側
のクランプ18はワイヤ6を保持したまま右動してワイヤ
6をさらに引き出すとともに、ハーネスの測長を行な
う。左側のクランプ16も右側のクランプ18およびワイヤ
6とともに右動し、カッタ22の左近傍において閉じてワ
イヤ6を保持する。このとき、もう1つの右のクランプ
24が退避位置から前記カッタ22の右側近傍まで移動し、
そこで閉じてワイヤ6を保持する。このように、ワイヤ
6の両側からワイヤ6を保持して次の切断ステップに備
える。また、このときもう1つの左のクランプ26も閉じ
てワイヤ6を保持する。
【0059】図40は切断のステップを示すもので、カ
ッタ22がワイヤ6を切断し、両側のクランプ16,24 はワ
イヤ6を保持したまま、互いに離れる方向に移動する。
このとき、左に移動したクランプ16と左に離れているク
ランプ26の間のワイヤ6がたるみ、次のクランプの反転
ステップに備える。
【0060】図41は反転ステップを示すもので、この
ステップでは、カッタ22が開いて、カッタ22の左近傍の
クランプ16のみが、閉じたままワイヤ6を軸として18
0°回転する。これは1−Nハーネスを製造するための
反転で、この反転をなくせば1−1ハーネスを製造する
ことができる。
【0061】図42は圧接ステップを示すもので、右側
の圧接装置14がワイヤ6の他端、すなわちコネクタがま
だ圧接されていない方の端部にコネクタ5を圧接する。
次にワイヤ6の切断された端部に次のコネクタ3′を左
の圧接装置12で圧接する。このようにして、1つの1−
Nハーネス8が完成するとともに、次のハーネスの先端
側のコネクタ3′が圧接される。
【0062】図43はハーネス排出ステップを示すもの
で、左右両方の圧接装置12,14 が開いてコネクタ3、5
を解放し、ハーネス8を排出する。なお、この排出の前
に導通チェックを行なうようにしてもよい。このように
して、1つの1−Nハーネス8が排出され、その製造の
1工程が終了する。
【0063】その後、図44に示すように180°反転
した前記クランプ16を逆に180°反転(逆回転)させ
て前記スタートの状態に戻る。
【0064】上記第3および第4の実施例では、2つの
クランプ16,18 のうちの一方のクランプを他のクランプ
に対して回転することにより、1つのハーネス製造装置
で2つのタイプのハーネス、すなわち1−1ハーネスと
1−Nハーネスの両方を製造することができる。
【0065】なお、上記第3および第4の実施例は、1
−1ハーネス製造用の装置をベースにして、1−Nハー
ネスを製造するものであったが、1−Nハーネス製造用
の装置をベースにして、1−1ハーネスを製造すること
ができることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハーネス製造装置により製造される1
−1ハーネスの例を示す平面図
【図2】その中央断面図
【図3】その斜視図
【図4】本発明の第1の実施例の1−Nハーネス製造用
の装置をベースにして、1−Nハーネスを製造する装置
の態様におけるスタートの状態を示す図
【図5】その測長ステップを示す図
【図6】その圧接および切断のステップを示す図
【図7】そのハーネス排出ステップを示す図
【図8】本発明の第1の実施例の1−Nハーネス製造用
の装置をベースにして、1−1ハーネスを製造する態様
におけるスタートの状態を示す図
【図9】その測長ステップを示す図
【図10】その反転ステップを示す図
【図11】その圧接および切断のステップを示す図
【図12】その反転(逆回転)ステップを示す図
【図13】そのハーネス排出ステップを示す図
【図14】その次のハーネス保持のステップを示す図
【図15】その測長ステップを示す図
【図16】その圧接および切断のステップを示す図
【図17】そのハーネス排出ステップを示す図
【図18】本発明の第2の実施例の1−1ハーネス製造
用の装置をベースにして、1−1ハーネスを製造する態
様におけるスタートの状態を示す図
【図19】その測長ステップを示す図
【図20】その圧接および切断のステップを示す図
【図21】そのハーネス排出ステップを示す図
【図22】本発明の第2の実施例の1−1ハーネス製造
用の装置をベースにして、1−Nハーネスを製造する態
様におけるスタートの状態を示す図
【図23】その測長ステップを示す図
【図24】その反転ステップを示す図
【図25】その圧接および切断のステップを示す図
【図26】その反転(逆回転)ステップを示す図
【図27】そのハーネス排出ステップを示す図
【図28】その次のハーネス保持のステップを示す図
【図29】その測長ステップを示す図
【図30】その圧接および切断のステップを示す図
【図31】そのハーネス排出ステップを示す図
【図32】本発明の第3の実施例の1−1ハーネス製造
用の装置をベースにして、1−Nハーネスを製造する態
様におけるスタートの状態を示す図
【図33】その測長ステップを示す図
【図34】その切断ステップを示す図
【図35】その反転ステップを示す図
【図36】その圧接ステップを示す図
【図37】そのハーネス排出ステップを示す図
【図38】本発明の第4の実施例の1−1ハーネス製造
用の装置をベースにして、1−Nハーネスを製造する態
様におけるスタートの状態を示す図
【図39】その測長ステップを示す図
【図40】その切断ステップを示す図
【図41】その反転ステップを示す図
【図42】その圧接ステップを示す図
【図43】そのハーネス排出ステップを示す図
【図44】その反転ステップを示す図
【符号の説明】
2 コネクタ 3 コネクタ 4 コネクタ 5 コネクタ 6 ワイヤ(電線群) 8 1−Nハーネス 9 1−1ハーネス 10 ワイヤスタンド 12 左の圧接装置 14 右の圧接装置 16 クランプ 18 クランプ 20 クランプ 22 カッタ 24 クランプ 26 クランプ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線群の供給源から電線群移送経路に沿
    って前記電線群を引き出し、所定長に切断した後、前記
    電線群の両端にコネクタを圧接接続するハーネス製造装
    置において、 前記電線群の端部近傍を保持する複数のクランプのう
    ち、少なくとも1つのクランプが少なくとも一つの他の
    クランプに対して、前記電線群移送経路を軸として相対
    的に少なくとも180°回転可能であることを特徴とす
    るハーネス製造装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1299403C (zh) * 2002-01-18 2007-02-07 安普泰科电子有限公司 隔离压接装置
JP2008010375A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Japan Automat Mach Co Ltd ワイヤハーネス製造装置
JP2022078084A (ja) * 2018-06-28 2022-05-24 日本オートマチックマシン株式会社 電線回動装置、端子両端端子圧着装置、及び、端子圧着電線の製造方法

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