JPH0714659Y2 - 制動装置 - Google Patents

制動装置

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JPH0714659Y2
JPH0714659Y2 JP1988151188U JP15118888U JPH0714659Y2 JP H0714659 Y2 JPH0714659 Y2 JP H0714659Y2 JP 1988151188 U JP1988151188 U JP 1988151188U JP 15118888 U JP15118888 U JP 15118888U JP H0714659 Y2 JPH0714659 Y2 JP H0714659Y2
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thick
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braking
braking device
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JP1988151188U
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JPH0271134U (ja
Inventor
敏成 穂島
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加藤発条株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、粘性体を使用して回転抵抗を与え、その抵抗
に時間的段差を得る制動装置に関するものであり、特
に、自動車のグローブボックス等の開閉蓋に適用して好
適なものである。
[従来の技術] 粘性体を使用して回転抵抗を与えるものとしては、例え
ば実公昭48−2956号、実開昭56−56002号、実開昭57−8
604号等による開示がある。
以上の開示された技術は、いずれも樹脂材から成形され
た半体よりなるケースと、前記ケース内に収容する回転
体とで構成され、前記ケース内は回転体を収容する空所
を形成し、その空所にオイルを収納して回転抵抗を与え
るものであり、また、前記回転体は前記ケースの空所に
収容される軸と、軸に連結した羽根部材あるいはフラン
ジ部材とよりなっており、ケース内に収容されたオイル
によって前記軸の羽根部材あるいはフランジ部材が前記
ケース内の壁に接触して抵抗を発生する条件と、この中
に収納されたオイルとの抵抗による条件とが合致して回
転抵抗を発生するようになっているものであった。
このように、従来の係る制動装置にあってはいずれも円
筒体からなるケースと前記ケース内に収容される回転体
により構成されるものであって、回転抵抗はそのケース
内の抵抗体により発生し、これによって均一な速度で回
転するものであった。
かかる均一な回転は通常の作動条件の場合にはよいが、
例えば自動車のグローブボックスリッドのような開閉蓋
の回動速度の制動に利用する例のように、最初は遅く次
第に早く作動することが必要な場合、或いはその反対の
場合には都合の悪いものであった。
なお、実開昭51−122287号に開示されているように、ケ
ース内の一部に1か所の段差を形成し、これにより回転
抵抗に時間的段差を得るというダンパー装置があるが、
本従来例においても、開閉蓋の回動速度の制動に適用し
た場合には、当該開閉蓋の回転角度は90度〜180度の範
囲内であるため、回転軸の回転ストロークとの関係で
は、片側のみの使用しかできないこととなり、非常に不
経済なものとなる欠点を有していた。
[考案が解決しようとする課題] 本考案はかかる従来の問題点を有効に解決せんとして案
出れたものであって、その目的とするところは、自動車
のグローブボックスリッド等の開閉蓋の開閉制動に適用
される制動装置の回転作動時において、当該開閉蓋の回
転角度に対応して所定時間の経過毎に抵抗力に差を与
え、これによってある一定時間必要なときには、ゆっく
りと抵抗回転をするように調整することができるととも
に、制動力も格段に増大させ得る制動装置の提供にあ
る。
[課題を解決するための手段] しかして、本考案になる制動装置は、上下より合致して
密封とする二個の樹脂ケース内に、粘性体を注入し、前
記粘性体によって回転子に抵抗を与え、回転抵抗を得る
制動装置において、前記樹脂ケースは、それぞれの自己
の内部に厚肉部と薄肉部との肉厚の段差を交互に形成
し、前記厚肉部の上下間に回転子が、前記粘性体の抵抗
に打ち勝って回転し得るだけの間隔を軸体によって保持
して成り、前記各樹脂ケースは円筒形に形成され、該樹
脂ケースの前記段差が、前記軸体の回転中心から放射状
に4個所形成されることにより、各々2個所の厚肉部と
薄肉部とが、扇状に交互に形成され、かつ、前記厚肉部
と薄肉部との段差が直角状に形成され、前記厚肉部と前
記薄肉部とは各々均一な肉厚を有するように成形されて
いることを特徴とするものである。
[作用] 本考案の制動装置は、ケース内の構成条件として、肉厚
の段差が形成されており、例え抵抗体である粘性体の抵
抗能力が大きくても、段差を境界として肉厚の厚い部分
は抵抗力が大きくなり、また肉厚の薄い部分は抵抗力が
小さくなる。
これにより抵抗段差が発生し、必要な時にはゆっくり制
動させることが出来、また反対に抵抗力を強くすること
も出来る。
さらに、肉厚の段差が、前記軸体の回転中心から放射状
に4個所形成されているため、本制動装置を自動車のグ
ローブボックス等の開閉蓋に適用すれば、90〜180度程
度の短い回転ストロークの間において、複数の段差を境
界として制動力に応答性の良好な変化をつけることがで
き、制動性能が格段に向上する。
また、厚肉部と薄肉部との段差が直角状に形成され、厚
肉部と前記薄肉部とは各々均一な肉厚を有するように成
形されているため、肉厚の厚い部分での大きな抵抗力
と、また肉厚の薄い部分での小さな抵抗力とは、各々所
定の制動時間中常に一定量を保つことができ、自動車の
グローブボックス等の開閉蓋の制動に最適の作動をなす
ことが可能となる。
即ち、段差を境界として、厚肉部と薄肉部とで移動速度
が変化し、かつ、厚肉部での移動速度自体は常に一定
で、薄肉部での移動速度自体も常に一定となる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について第1図乃至第3図によ
り詳細に説明する。
本制動装置1は図示されるように、上下より合致して密
封体とする二個の樹脂ケース2a、2b内に、粘性体を注入
し、前記粘性体によって回転子11に抵抗を与え、回転抵
抗を得る制動装置1において、前記樹脂ケース2a、2b
は、それぞれの自己の内部に厚肉部7と薄肉部8との肉
厚の段差を交互に形成し、回転子11が樹脂ケース2a、2b
間に規制されて配設されたとき、、前記厚肉部7の上下
間に回転子11が、前記粘性体の抵抗に打ち勝って回転し
得るだけの間隔を軸体12によって保持して成ることを特
徴とするものである。
更に詳述すれば、本制動装置1は、底板面を有する円筒
形の樹脂ケース2aの開放孔6側の表面に合せて保持板3a
が一体的に連設され、かつ前記保持板3aの両端近辺には
取付孔4aが穿設されている。
そして、前記開放孔6には、その内部に厚肉部7と薄肉
部8との肉厚の段差が、軸体12の回転中心から放射状に
4個所形成されることにより、各々2個所の厚肉部7と
薄肉部8とが、扇状に交互に形成されている。
なお、第1図及び第3図から明らかなように、厚肉部7
と薄肉部8との段差は、直角状に形成されており、ま
た、厚肉部7と薄肉部8とは、各々均一な肉厚を有する
ように成形されている そして中心部には、軸体12が丁度嵌入出来るように嵌入
部9が前記軸体12の外形寸法に合せて形成されている。
なお、樹脂ケース2a、2bはいずれも同一形状をなし、両
者が合致して、一体化するものであるが、相違点は、一
方の樹脂ケース2aは自己の底板中心部に軸体12に対する
貫通孔5があるのに対して、他の一方の樹脂ケース2bに
は、それがなく、前記軸体12を受け入れる嵌入部9が開
放孔6の中心部に形成されていることである。
そして、前記厚肉部7、7の合致したときの上下間隔
は、回転子11の肉厚においてその上下が少し間隔が開く
程度でよいのである。
そして、10は係止歯車であって、これは最後に前記貫通
孔5から突出した軸体12の先端に係止されるものであ
る。
次に第2図、第3図は更に第1図を補足説明する図であ
って、ここに第2図は樹脂ケース2aの正面図であり、肉
厚部7と薄肉部8の形状関係を明確にするための説明図
である。
第3図は各部品の断面図によって説明するもので、
(A)(C)は第2図のA−A線による断面図、(D)
は同図B−B線の断面図である。
これらの図を参考にすることにより、開放孔6内の肉厚
の関係を理解することが出来る。
なお、(B)は軸体12の側面図である。
ここで、これらの各部分を組立てることにより作動を説
明すれば、本制動装置1は、第3図に従って樹脂ケース
2a、2bを上下から合致して組立てられ、その開放孔6内
に粘性オイルの注入により完成する。
さて、制動装置1の作動は係止歯車10を介して前記軸体
12に伝達されるが、このとき、回転子11は厚肉部7の部
分に配設されている場合には制動抵抗が高く、移動は緩
慢であり、軸体12の回転により順次移動して薄肉部8の
部分に配設されたときには、制動抵抗は弱くなり、移動
が早くなる。
このように抵抗力を交互に変化させることにより、移動
速度を調整することができる。
第4図は前記した抵抗力の変化を説明する図である。
さらに、肉厚の段差が、前記軸体12の回転中心から放射
状に4個所形成されているため、本制動装置1を図示し
ない自動車のグローブボックス等の開閉蓋に適用すれ
ば、90〜180度程度の短い回転ストロークの間におい
て、複数の段差を境界として制動力に応答性の良好な変
化をつけることができ、制動性能が格段に向上する。
また、厚肉部7と薄肉部8との段差が直角状に形成さ
れ、厚肉部7と薄肉部8とは各々均一な肉厚を有するよ
うに成形されているため、厚肉部7での大きな抵抗力
と、薄肉部8での小さな抵抗力とは、第4図に示すよう
に各々所定の制動時間中常に一定量を保つことができ、
自動車のグローブボックス等の開閉蓋の制動に最適の作
動をなすことが可能となる。
即ち、段差を境界として、厚肉部7と薄肉部8とで移動
速度が変化し、かつ、厚肉部7での移動速度自体は常に
一定で、また、薄肉部8での移動速度自体も常に一定と
なる。
また、厚肉部7と薄肉部8との大きさ、即ち軸体の回転
中心から見た形成領域の角度や、肉厚の段差の度合いを
条件に応じて変化させることにより、制動力や制動時間
の調整を自在に行うことができる。
[考案の効果] 以上の説明により明瞭となるように、本制動装置によれ
ば、以下の効果を奏し得る。
(1)樹脂ケース内部に厚肉部と薄肉部との肉厚の段差
を形成してあるため、段差を境界として制動力と制動時
間を自由に調整可能である。
(2)肉厚の段差が、軸体の回転中心から放射状に4個
所形成されているため、本制動装置を自動車のグローブ
ボックス等の開閉蓋に適用すれば、90〜180度程度の短
い回転ストロークの間において、複数の段差を境界とし
て制動力に応答性の良好な変化をつけることができ、制
動性能が格段に向上するため、制動装置全体の小型化が
可能となる。
(3)厚肉部と薄肉部との段差が直角状に形成され、厚
肉部と薄肉部とは各々均一な肉厚を有するように成形さ
れているため、厚肉部での大きな抵抗力と、薄肉部での
小さな抵抗力とは、各々所定の制動時間中常に一定量を
保つことができ、自動車のグローブボックス等の開閉蓋
の制動に最適の作動をなすことが可能となる。
即ち、段差を境界として、厚肉部と薄肉部とで移動速度
が変化し、かつ、厚肉部での移動速度自体は常に一定
で、また、薄肉部での移動速度自体も常に一定とするこ
とができる。
(4)厚肉部と薄肉部の大きさ、即ち軸体の回転中心か
ら見た形成領域の角度や、肉厚の段差の度合いを条件に
応じて変化させることにより、制動力や制動時間の調整
を自在に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本制動装置の分解説明図、第2図は樹脂ケース
の正面図、第3図(A)及び第3図(C)は第2図のA
−A線による断面図、第3図(D)は第2図のB−B線
による切断断面図、第3図(B)は軸体12の側面図、第
4図は制動作用における抵抗力と制動時間との関係図で
ある。 1……制動装置 2a、2b……樹脂ケース 7……厚肉部 8……薄肉部 11……回転子 12……軸体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下より合致して密封体とする二個の樹脂
    ケース内に、粘性体を注入し、前記粘性体によって回転
    子に抵抗を与え、回転抵抗を得る制動装置において、前
    記樹脂ケースは、それぞれの自己の内部に厚肉部と薄肉
    部との肉厚の段差を交互に形成し、前記厚肉部の上下間
    に回転子が、前記粘性体の抵抗に打ち勝って回転し得る
    だけの間隔を軸体によって保持して成り、前記各樹脂ケ
    ースは円筒形に形成され、該樹脂ケースの前記段差が、
    前記軸体の回転中心から放射状に4個所形成されること
    により、各々2個所の厚肉部と薄肉部とが、扇状に交互
    に形成され、かつ、前記厚肉部と薄肉部との段差が直角
    状に形成され、前記厚肉部と前記薄肉部とは各々均一な
    肉厚を有するように成形されていることを特徴とする制
    動装置。
JP1988151188U 1988-11-19 1988-11-19 制動装置 Expired - Lifetime JPH0714659Y2 (ja)

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JP1988151188U JPH0714659Y2 (ja) 1988-11-19 1988-11-19 制動装置

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JP1988151188U JPH0714659Y2 (ja) 1988-11-19 1988-11-19 制動装置

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Publication Number Publication Date
JPH0271134U JPH0271134U (ja) 1990-05-30
JPH0714659Y2 true JPH0714659Y2 (ja) 1995-04-10

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ID=31425010

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JP1988151188U Expired - Lifetime JPH0714659Y2 (ja) 1988-11-19 1988-11-19 制動装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS595945Y2 (ja) * 1975-03-31 1984-02-23 日本コロムビア株式会社 ダンパ−ソウチ
JP2504985B2 (ja) * 1987-03-17 1996-06-05 キヤノン電子株式会社 ロ−タリ−流体ダンパ−

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JPH0271134U (ja) 1990-05-30

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