JPH07147265A - 洗浄方法および洗浄装置 - Google Patents
洗浄方法および洗浄装置Info
- Publication number
- JPH07147265A JPH07147265A JP32139893A JP32139893A JPH07147265A JP H07147265 A JPH07147265 A JP H07147265A JP 32139893 A JP32139893 A JP 32139893A JP 32139893 A JP32139893 A JP 32139893A JP H07147265 A JPH07147265 A JP H07147265A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アルコール水溶液を洗浄液とする洗浄方法に
おいて、洗浄液中の水分濃度を適正レベルに維持する。 【構成】 洗浄装置は、IPA水溶液を洗浄液Wとして
用い、キャリア5洗浄後、洗浄チャンバ4の洗浄液Wは
回収過程において比重測定装置10に供給される。比重
測定装置10は洗浄液Wの比重に応じて作動するもので
あり、制御回路15を介して警報器16の作動を掌る。
アルコール分の蒸発により洗浄液中の水分濃度がしきい
値以上となり比重が大となった時、警報器16は作動し
て、洗浄液の交換時期を外部に知らせる。
おいて、洗浄液中の水分濃度を適正レベルに維持する。 【構成】 洗浄装置は、IPA水溶液を洗浄液Wとして
用い、キャリア5洗浄後、洗浄チャンバ4の洗浄液Wは
回収過程において比重測定装置10に供給される。比重
測定装置10は洗浄液Wの比重に応じて作動するもので
あり、制御回路15を介して警報器16の作動を掌る。
アルコール分の蒸発により洗浄液中の水分濃度がしきい
値以上となり比重が大となった時、警報器16は作動し
て、洗浄液の交換時期を外部に知らせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルコール水溶液を洗
浄液として用いた洗浄方法およびこの洗浄方法を利用し
た洗浄装置に関し、特に静電気を帯びやすい被洗浄物の
洗浄時に適用可能な洗浄方法および洗浄装置に関する。
浄液として用いた洗浄方法およびこの洗浄方法を利用し
た洗浄装置に関し、特に静電気を帯びやすい被洗浄物の
洗浄時に適用可能な洗浄方法および洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体集積回路の製造工程にお
いては、半導体ウェーハを収納保持するためにウェーハ
キャリアが用いられる。このうち、エッチングなどのウ
ェット工程においては、耐薬品性と耐熱性に優れたパー
フルオロアルコキシー(PFA)などのテフロン(商品
名:デュポン社)系材料からなるウェーハキャリアが用
いられている。
いては、半導体ウェーハを収納保持するためにウェーハ
キャリアが用いられる。このうち、エッチングなどのウ
ェット工程においては、耐薬品性と耐熱性に優れたパー
フルオロアルコキシー(PFA)などのテフロン(商品
名:デュポン社)系材料からなるウェーハキャリアが用
いられている。
【0003】従来、このテフロン系ウェーハキャリアの
洗浄方法としては、超純水を用いたブラシ洗浄やスプレ
ー洗浄などがあるが、ウェーハキャリアに静電気を発生
させてしまい、洗浄そのものによってパーティクルや汚
染物質が付着する恐れもある。このような問題に対し、
イソプロピルアルコール(IPA)などのアルコール水
溶液を洗浄液として用いたジェットスプレー・スピンド
ライ洗浄方法が既に知られている。アルコール洗浄液
は、一般に、水に比べて表面張力が小さく、PFAキャ
リアに対して良い“ぬれ性”を示すため、キャリアに付
着したパーティクルを効果的に除去することが確認され
ている。尚、上述した洗浄方法で使用されているアルコ
ール洗浄液は、洗浄能力の向上、安全性、アルコール使
用量の削減などの観点から、IPA洗浄液を例にとると
IPA中に超純水を約40%(wt%)混合したものが
使用されている。
洗浄方法としては、超純水を用いたブラシ洗浄やスプレ
ー洗浄などがあるが、ウェーハキャリアに静電気を発生
させてしまい、洗浄そのものによってパーティクルや汚
染物質が付着する恐れもある。このような問題に対し、
イソプロピルアルコール(IPA)などのアルコール水
溶液を洗浄液として用いたジェットスプレー・スピンド
ライ洗浄方法が既に知られている。アルコール洗浄液
は、一般に、水に比べて表面張力が小さく、PFAキャ
リアに対して良い“ぬれ性”を示すため、キャリアに付
着したパーティクルを効果的に除去することが確認され
ている。尚、上述した洗浄方法で使用されているアルコ
ール洗浄液は、洗浄能力の向上、安全性、アルコール使
用量の削減などの観点から、IPA洗浄液を例にとると
IPA中に超純水を約40%(wt%)混合したものが
使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うにアルコール水溶液を洗浄液として用いる洗浄法にお
いては、仮に同じ洗浄液を繰り返し使用していると、ア
ルコール分の蒸発によって洗浄液中の水分濃度が徐々に
増加することになる。図4は、IPA水溶液中の水分濃
度(wt%)と、洗浄後のPFAキャリアの表面電位
(kV)との関係を示したものである。図は、IPA洗
浄液の場合、水分濃度が約60%を超えると、急激にP
FAキャリアの表面電位が増加することを示している。
また図5は、帯電および除電キャリア内のウェーハ内に
付着したパーティクルの数を示したものであり、図は帯
電キャリアによってウェーハに多くのパーティクルが吸
着されることを示している。
うにアルコール水溶液を洗浄液として用いる洗浄法にお
いては、仮に同じ洗浄液を繰り返し使用していると、ア
ルコール分の蒸発によって洗浄液中の水分濃度が徐々に
増加することになる。図4は、IPA水溶液中の水分濃
度(wt%)と、洗浄後のPFAキャリアの表面電位
(kV)との関係を示したものである。図は、IPA洗
浄液の場合、水分濃度が約60%を超えると、急激にP
FAキャリアの表面電位が増加することを示している。
また図5は、帯電および除電キャリア内のウェーハ内に
付着したパーティクルの数を示したものであり、図は帯
電キャリアによってウェーハに多くのパーティクルが吸
着されることを示している。
【0005】これらの図4、5から明らかなように、ア
ルコール水溶液を洗浄液として被洗浄物を洗浄する場合
には、洗浄液中の水分濃度変化に充分留意する必要があ
り、IPA水溶液の場合、水分濃度が60wt%以上と
ならないうちに新しい洗浄液に交換したり、あるいは蒸
発したIPA分を補充する必要がある。
ルコール水溶液を洗浄液として被洗浄物を洗浄する場合
には、洗浄液中の水分濃度変化に充分留意する必要があ
り、IPA水溶液の場合、水分濃度が60wt%以上と
ならないうちに新しい洗浄液に交換したり、あるいは蒸
発したIPA分を補充する必要がある。
【0006】本発明は、かかる現状に鑑み、アルコール
水溶液を用いた洗浄方法において、その洗浄液中の水分
濃度を、パーティクル付着数を急増させないような適正
レベルに維持することができるような洗浄方法および洗
浄装置を提供するものである。
水溶液を用いた洗浄方法において、その洗浄液中の水分
濃度を、パーティクル付着数を急増させないような適正
レベルに維持することができるような洗浄方法および洗
浄装置を提供するものである。
【0007】尚、本願出願人はこれより先に、洗浄液の
比抵抗を測定することにより洗浄液中の水分濃度を適正
レベルに維持させる洗浄方法および洗浄液を出願してい
るが(特開平2−53899号公報)、この洗浄方法は
IPA用の連続比抵抗計を使用するため、洗浄装置自体
が高価格になる問題がある。
比抵抗を測定することにより洗浄液中の水分濃度を適正
レベルに維持させる洗浄方法および洗浄液を出願してい
るが(特開平2−53899号公報)、この洗浄方法は
IPA用の連続比抵抗計を使用するため、洗浄装置自体
が高価格になる問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による洗浄方法は、アルコール水溶液からな
る洗浄液を用いて被洗浄物を洗浄するようにした洗浄方
法において、被洗浄物を洗浄した後の前記洗浄液の比重
を測定することにより、洗浄液中の水分濃度変化を検知
し、以て前記洗浄液の交換時期を検知することを特徴と
している。
め、本発明による洗浄方法は、アルコール水溶液からな
る洗浄液を用いて被洗浄物を洗浄するようにした洗浄方
法において、被洗浄物を洗浄した後の前記洗浄液の比重
を測定することにより、洗浄液中の水分濃度変化を検知
し、以て前記洗浄液の交換時期を検知することを特徴と
している。
【0009】また、更に洗浄装置として、アルコール水
溶液からなる洗浄液により被洗浄物を洗浄する洗浄手段
と、洗浄後の前記洗浄液の比重を検出する比重検出手段
と、検出された洗浄液の比重に応じて外部に洗浄液の交
換を指示する指示手段とを有する洗浄装置を提供する。
溶液からなる洗浄液により被洗浄物を洗浄する洗浄手段
と、洗浄後の前記洗浄液の比重を検出する比重検出手段
と、検出された洗浄液の比重に応じて外部に洗浄液の交
換を指示する指示手段とを有する洗浄装置を提供する。
【0010】
【作用】図6はIPA水溶液中のIPA濃度(wt%)
と比重の関係を示したものである。この図は、IPA含
有量が多ければそれだけ水溶液の比重は小さくなること
を示しており、換言すれば、アルコール水溶液を洗浄液
として使用する洗浄法において、洗浄液中のアルコール
分が蒸発して水分濃度が高くなると洗浄液自体の比重増
加することを意味している。本発明は、このIPA水溶
液に代表されるようなアルコール水溶液特有の性質を利
用し、洗浄液の比重を測定することにより洗浄液中の水
分濃度を検知し、これにより洗浄液の交換時期を検知す
る。
と比重の関係を示したものである。この図は、IPA含
有量が多ければそれだけ水溶液の比重は小さくなること
を示しており、換言すれば、アルコール水溶液を洗浄液
として使用する洗浄法において、洗浄液中のアルコール
分が蒸発して水分濃度が高くなると洗浄液自体の比重増
加することを意味している。本発明は、このIPA水溶
液に代表されるようなアルコール水溶液特有の性質を利
用し、洗浄液の比重を測定することにより洗浄液中の水
分濃度を検知し、これにより洗浄液の交換時期を検知す
る。
【0011】
【実施例】図面を参照しながら本発明の一実施例を以
下、説明する。図1は、本発明による洗浄方法を具体化
する洗浄装置の構成を示している。図1において、洗浄
液(IPA水溶液)Wは、洗浄液供給タンク(サプライ
タンク)1よりポンプ2およびフィルタ3を通して洗浄
チャンバ4に供給される。洗浄チャンバ4の内部には、
供給された洗浄液WをPFAウェーハキャリア(以下、
キャリアと呼ぶ)5に向けて勢いよく噴射するスプレー
ノズル6が設けられる。キャリア5は、洗浄チャンバ4
内に回転可能に収納されたキャリアホルダ7に保持さ
れ、キャリアホルダ7はエアーモーター8によって回転
駆動される。洗浄チャンバ4内に噴射され、キャリア5
を洗浄した後の洗浄液Wは、リターンパイプ9を介して
再度、サプライタンク1に回収される。そして再度、ポ
ンプ2、フィルタ3によって循環濾過され、洗浄チャン
バ4に供給される。
下、説明する。図1は、本発明による洗浄方法を具体化
する洗浄装置の構成を示している。図1において、洗浄
液(IPA水溶液)Wは、洗浄液供給タンク(サプライ
タンク)1よりポンプ2およびフィルタ3を通して洗浄
チャンバ4に供給される。洗浄チャンバ4の内部には、
供給された洗浄液WをPFAウェーハキャリア(以下、
キャリアと呼ぶ)5に向けて勢いよく噴射するスプレー
ノズル6が設けられる。キャリア5は、洗浄チャンバ4
内に回転可能に収納されたキャリアホルダ7に保持さ
れ、キャリアホルダ7はエアーモーター8によって回転
駆動される。洗浄チャンバ4内に噴射され、キャリア5
を洗浄した後の洗浄液Wは、リターンパイプ9を介して
再度、サプライタンク1に回収される。そして再度、ポ
ンプ2、フィルタ3によって循環濾過され、洗浄チャン
バ4に供給される。
【0012】洗浄チャンバ4とサプライタンク1を接続
するリターンパイプ9には、キャリア5洗浄後の洗浄液
Wの比重を測定するための比重測定装置10が設けられ
る。図2はこの比重測定装置10の内部構造を示す図で
ある。この比重測定装置10は、通常知られている“ボ
ーメ比重計”より構成され、外側シリンダ11と内側シ
リンダ12とを備えている。ここで、洗浄チャンバ4か
らのリターンパイプ9aは内側シリンダ12の底部に連
通し、サプライタンク1につながるリターンパイプ9b
は外側シリンダ11の底部に連通している。これによ
り、洗浄チャンバ4から回収された洗浄液Wは、内側シ
リンダ12の内容積部分をオーバーフローし、外側シリ
ンダ11からリターンパイプ9bを介してサプライタン
ク1へと戻ることになる。
するリターンパイプ9には、キャリア5洗浄後の洗浄液
Wの比重を測定するための比重測定装置10が設けられ
る。図2はこの比重測定装置10の内部構造を示す図で
ある。この比重測定装置10は、通常知られている“ボ
ーメ比重計”より構成され、外側シリンダ11と内側シ
リンダ12とを備えている。ここで、洗浄チャンバ4か
らのリターンパイプ9aは内側シリンダ12の底部に連
通し、サプライタンク1につながるリターンパイプ9b
は外側シリンダ11の底部に連通している。これによ
り、洗浄チャンバ4から回収された洗浄液Wは、内側シ
リンダ12の内容積部分をオーバーフローし、外側シリ
ンダ11からリターンパイプ9bを介してサプライタン
ク1へと戻ることになる。
【0013】内側シリンダ12の中には比重測定用浮き
秤13が配置される。この浮き秤13は、内側シリンダ
12内の洗浄液Wにその一部を没し、洗浄液Wの比重に
応じて洗浄液W中に没する容積が変化するものであり、
その先端部には遮光板13aが取り付けられる。
秤13が配置される。この浮き秤13は、内側シリンダ
12内の洗浄液Wにその一部を没し、洗浄液Wの比重に
応じて洗浄液W中に没する容積が変化するものであり、
その先端部には遮光板13aが取り付けられる。
【0014】浮き秤13よりも上方にあって外側シリン
ダ11の内壁面直径方向には透過型センサ14が設けら
れる。この透過型センサ14は発光部14aと受光部1
4bからなり、受光部14bは発光部14aから照射さ
れた光を受けることにより、図1に示す制御回路(EC
U)15に受光信号Sを出力するようになっている。な
お、このセンサ14の外側シリンダ11への取り付けに
関しては、その時の洗浄液W中の水分濃度Dが、それ以
上大きくなるとキャリア5の表面電位を急激に上昇させ
てしまうような濃度しきい値a(例えば、図3の水分濃
度40〜50wt%に含まれる所定濃度)にあるとき、
浮き秤13の遮光板13aによって発光部14aからの
光が遮られてしまうような相対位置関係を以て取り付け
られる。
ダ11の内壁面直径方向には透過型センサ14が設けら
れる。この透過型センサ14は発光部14aと受光部1
4bからなり、受光部14bは発光部14aから照射さ
れた光を受けることにより、図1に示す制御回路(EC
U)15に受光信号Sを出力するようになっている。な
お、このセンサ14の外側シリンダ11への取り付けに
関しては、その時の洗浄液W中の水分濃度Dが、それ以
上大きくなるとキャリア5の表面電位を急激に上昇させ
てしまうような濃度しきい値a(例えば、図3の水分濃
度40〜50wt%に含まれる所定濃度)にあるとき、
浮き秤13の遮光板13aによって発光部14aからの
光が遮られてしまうような相対位置関係を以て取り付け
られる。
【0015】再び図1に戻り、本実施例によれば洗浄装
置は、洗浄液Wの交換を指示するための警報器16と、
未使用の洗浄液Wを貯蔵する貯蔵タンク17とを備え
る。この警報器16は、透過型センサ14からの受光信
号が途絶えた時、制御回路15からの駆動信号によって
作動されるようになっており、作業者に対して新しい洗
浄液Wの交換を促すものである。
置は、洗浄液Wの交換を指示するための警報器16と、
未使用の洗浄液Wを貯蔵する貯蔵タンク17とを備え
る。この警報器16は、透過型センサ14からの受光信
号が途絶えた時、制御回路15からの駆動信号によって
作動されるようになっており、作業者に対して新しい洗
浄液Wの交換を促すものである。
【0016】図3(a)、(b)は洗浄液Wの水分濃度
Dによって上下動する比重測定装置10の浮き秤13を
示したものである。以下、本図および図1を参照しなが
ら以上の構成なる洗浄装置の作動を説明する。
Dによって上下動する比重測定装置10の浮き秤13を
示したものである。以下、本図および図1を参照しなが
ら以上の構成なる洗浄装置の作動を説明する。
【0017】洗浄液W中の水分濃度Dが前記しきい値a
よりも小さい時(D<a)、これはD=aやD>aの時
と比較して洗浄液W中のIPA分(アルコール分)がそ
れだけ多く、洗浄液Wの比重は小さいことを意味するた
め、浮き秤13はその大部分が洗浄液面下に没し、図3
(a)のように遮光板13aは透過型センサ14の光路
を遮るに至らない状態にある。したがって、このような
場合には比重測定装置10から引き続き受光信号Sが出
力され、この結果警報器16は作動されない状態にあ
る。
よりも小さい時(D<a)、これはD=aやD>aの時
と比較して洗浄液W中のIPA分(アルコール分)がそ
れだけ多く、洗浄液Wの比重は小さいことを意味するた
め、浮き秤13はその大部分が洗浄液面下に没し、図3
(a)のように遮光板13aは透過型センサ14の光路
を遮るに至らない状態にある。したがって、このような
場合には比重測定装置10から引き続き受光信号Sが出
力され、この結果警報器16は作動されない状態にあ
る。
【0018】これに対し、洗浄液Wの使用に伴って次第
に洗浄液中のアルコール分が蒸発し、洗浄液中の水分濃
度Dが上昇して最終的にしきい値aに達した場合(D=
a)、浮き秤13の遮光板13aは、図3(b)に示し
たように、発光部14aから受光部14bへの光を遮断
するようになる。この結果、制御回路15にはそれまで
入力されていた比重測定装置10からの受光信号Sが途
絶えることとなり、制御回路15は直ちに警報器駆動信
号dを出力して警報器16を作動することになる。この
結果、作業者はこの警報に基づいて、サプライタンク1
に回収された洗浄液Wをドレンし、その後貯蔵タンク1
7から適正水分濃度の洗浄液Wをサプライタンク1に供
給するのである。
に洗浄液中のアルコール分が蒸発し、洗浄液中の水分濃
度Dが上昇して最終的にしきい値aに達した場合(D=
a)、浮き秤13の遮光板13aは、図3(b)に示し
たように、発光部14aから受光部14bへの光を遮断
するようになる。この結果、制御回路15にはそれまで
入力されていた比重測定装置10からの受光信号Sが途
絶えることとなり、制御回路15は直ちに警報器駆動信
号dを出力して警報器16を作動することになる。この
結果、作業者はこの警報に基づいて、サプライタンク1
に回収された洗浄液Wをドレンし、その後貯蔵タンク1
7から適正水分濃度の洗浄液Wをサプライタンク1に供
給するのである。
【0019】このように、本実施例によれば、洗浄液中
水分濃度と一義的に変化する比重に着目し、予め水分濃
度しきい値に設定された比重測定装置10の浮き秤13
の浮遊状態によって、洗浄液W(IPA水溶液)の水分
濃度を間接的に検知するようにしたため、洗浄液の比抵
抗や水分濃度を直接測定するものに比較して簡単に洗浄
液交換の適正時期を知ることができる。また、これに伴
い洗浄液の水分濃度を常時適正レベルに保持することが
でき、被洗浄物であるウェーハキャリアの静電気を抑え
ることができ、パーティクル付着量を激減することがで
きる。
水分濃度と一義的に変化する比重に着目し、予め水分濃
度しきい値に設定された比重測定装置10の浮き秤13
の浮遊状態によって、洗浄液W(IPA水溶液)の水分
濃度を間接的に検知するようにしたため、洗浄液の比抵
抗や水分濃度を直接測定するものに比較して簡単に洗浄
液交換の適正時期を知ることができる。また、これに伴
い洗浄液の水分濃度を常時適正レベルに保持することが
でき、被洗浄物であるウェーハキャリアの静電気を抑え
ることができ、パーティクル付着量を激減することがで
きる。
【0020】尚、上述した実施例では、警報器16を作
動させて作業者に洗浄液交換を促すものであったが、そ
の変形例としては、貯蔵タンク17からの洗浄液供給系
やサプライタンク1からのドレン系に、制御回路15に
よって開閉制御される制御弁(図示せず)をそれぞれ設
け、洗浄液Wが自動的に交換されるようにしても良い。
動させて作業者に洗浄液交換を促すものであったが、そ
の変形例としては、貯蔵タンク17からの洗浄液供給系
やサプライタンク1からのドレン系に、制御回路15に
よって開閉制御される制御弁(図示せず)をそれぞれ設
け、洗浄液Wが自動的に交換されるようにしても良い。
【0021】また、上記実施例では警報発生時、洗浄液
W全体が新しいものと交換されるものであったが、貯蔵
タンク17にIPAなどのアルコール分を充填させ、警
報発生毎に所定量のアルコールが補給されるようにして
も良い。当然、本発明による洗浄装置は、その対象をウ
ェーハキャリアに限定されるものではなく、アルコール
水溶液を洗浄液として用いる洗浄システム全般に亙り適
用可能である。
W全体が新しいものと交換されるものであったが、貯蔵
タンク17にIPAなどのアルコール分を充填させ、警
報発生毎に所定量のアルコールが補給されるようにして
も良い。当然、本発明による洗浄装置は、その対象をウ
ェーハキャリアに限定されるものではなく、アルコール
水溶液を洗浄液として用いる洗浄システム全般に亙り適
用可能である。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
洗浄液自体の比重を測定することにより洗浄液中の水分
濃度を管理することができ、洗浄液交換の適正時期を知
ることができる。また、これに伴い、水分濃度が上昇し
た洗浄液の被洗浄物への悪影響を防ぐことができる。
洗浄液自体の比重を測定することにより洗浄液中の水分
濃度を管理することができ、洗浄液交換の適正時期を知
ることができる。また、これに伴い、水分濃度が上昇し
た洗浄液の被洗浄物への悪影響を防ぐことができる。
【図1】本発明の一実施例による洗浄装置を示したブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】図1の比重測定装置の構造を示す概略図であ
る。
る。
【図3】図2に示す比重測定装置の作動状態を示し、
(a)は洗浄液中水分濃度がしきい値以下の場合、
(b)は水分濃度がしきい値に達した時の浮き秤位置を
それぞれ示す図である。
(a)は洗浄液中水分濃度がしきい値以下の場合、
(b)は水分濃度がしきい値に達した時の浮き秤位置を
それぞれ示す図である。
【図4】IPA水溶液中の水分濃度と洗浄後のPFAキ
ャリアの表面電位との関係を示す図である。
ャリアの表面電位との関係を示す図である。
【図5】帯電キャリアと除電キャリアに付着する空気中
パーティクル数を示す図である。
パーティクル数を示す図である。
【図6】IPA水溶液中のIPA濃度と比重の関係を示
す図である。
す図である。
1…サプライタンク 4…洗浄チャンバ 5…ウェーハキャリア 8…エアーモーター 10…比重測定装置 15…制御回路 16…警報器 W…洗浄液
Claims (8)
- 【請求項1】 アルコール水溶液からなる洗浄液を用い
て被洗浄物を洗浄するようにした洗浄方法において、 被洗浄物を洗浄した後の前記洗浄液の比重を測定するこ
とにより、洗浄液中の水分濃度変化を検知し、以て前記
洗浄液の交換時期を検知することを特徴とする洗浄方
法。 - 【請求項2】 前記アルコール水溶液は、イソプロピル
アルコール水溶液であることを特徴とする請求項1に記
載の洗浄方法。 - 【請求項3】 前記被洗浄物がウェーハキャリアである
ことを特徴とする請求項1または2に記載の洗浄方法。 - 【請求項4】 アルコール水溶液からなる洗浄液により
被洗浄物を洗浄する洗浄手段と、洗浄後の前記洗浄液の
比重を検出する比重検出手段と、検出された洗浄液の比
重に応じて外部に洗浄液の交換を指示する指示手段とを
有する洗浄装置。 - 【請求項5】 前記アルコール水溶液は、イソプロピル
アルコール水溶液であることを特徴とする請求項4に記
載の洗浄装置。 - 【請求項6】 前記比重検出手段はボーメ比重計を有す
ることを特徴とする請求項4または5に記載の洗浄装
置。 - 【請求項7】 更に、検出された洗浄液の比重に応じて
洗浄液を自動的に交換する洗浄液交換手段を有すること
を特徴とする請求項4に記載の洗浄装置。 - 【請求項8】 前記被洗浄物がウェーハキャリアである
ことを特徴とする請求項4から7までのいづれか1項に
記載の洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32139893A JPH07147265A (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 洗浄方法および洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32139893A JPH07147265A (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 洗浄方法および洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07147265A true JPH07147265A (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=18132108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32139893A Pending JPH07147265A (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | 洗浄方法および洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07147265A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003112132A (ja) * | 2001-10-03 | 2003-04-15 | Sumitomonacco Materials Handling Co Ltd | 洗浄水交換方法及びその装置 |
| US8840960B2 (en) * | 2006-11-01 | 2014-09-23 | United Technologies Corporation | Method of cleaning carbon composite prior to application of thermal coating |
| KR102278108B1 (ko) * | 2020-12-31 | 2021-07-14 | 안형일 | Ict 융복합 축산 악취제거장치 |
| JP2022128061A (ja) * | 2021-02-22 | 2022-09-01 | 株式会社Screen Spe テック | 基板処理装置および基板処理方法 |
-
1993
- 1993-11-25 JP JP32139893A patent/JPH07147265A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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