JPH07147663A - ディスク記録装置 - Google Patents

ディスク記録装置

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JPH07147663A
JPH07147663A JP5294824A JP29482493A JPH07147663A JP H07147663 A JPH07147663 A JP H07147663A JP 5294824 A JP5294824 A JP 5294824A JP 29482493 A JP29482493 A JP 29482493A JP H07147663 A JPH07147663 A JP H07147663A
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学 勝木
Shigemitsu Higuchi
重光 樋口
Koji Fujita
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディジタル画像データを外乱による影響を少
なくして記録することができると共に、外乱に対する余
裕を十分に確保することができ、しかも、メモリの容量
が少なくて済み、小型でかつ可搬性を有するディスク記
録装置を提供する。 【構成】 サーボ回路15がオフトラック状態になった
ことを検出した場合記録回路13及びアドレス制御回路
20に対し制御信号を供給し、圧縮率制御回路17にオ
フトラック検出信号などを供給する。記録回路13はそ
れにより記録動作を停止する。アドレス制御回路20は
それにより読み出しアドレスの出力を停止する。圧縮率
制御回路17はそれにより圧縮回路11における圧縮率
を正常な状態よりも大きくする。この結果、メモリ12
に入力されるデータ量は、正常状態に比較して圧縮率の
変化に応じた分だけ少なくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像信号をアナログ/
ディジタル変換して得られるディジタル画像データを圧
縮してディスク状記録媒体に記録するディスク記録装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディスク状記録媒体よりディジタル信号
を再生するディスク再生装置として、例えば、コンパク
トディスク(CD)からディジタル音声データを再生す
るCDプレーヤーがある。このCDプレーヤーにおいて
は、あらかじめディスクに形成されたピットの反射率の
違いを光学ヘッドを用いて読み取ることにより、再生信
号を得ている。
【0003】このCDプレーヤーのように、ディスクよ
り光学的手段を用いて信号を再生するディスク再生装置
においては、テープ装置などに比較してランダムアクセ
スなど操作性が向上しており、また、記録媒体とヘッド
が非接触であるため、記録媒体の劣化が無く信頼性も非
常に高いものとなっている。
【0004】しかしながら、このようなディスク再生装
置においては、特に可搬性を有する場合など、振動や衝
撃などの外乱により、ディスクから信号を読み出す再生
光学ヘッドのフォーカスやトラッキング等が乱れ、記録
されているデータを正常に読み出せず、正常に再生でき
ない(例えば、CDプレーヤーであれば音声がとぎれる
など)という問題が生じやすかった。
【0005】このような問題は、書替え可能なディスク
装置、即ち、ディスク記録装置においても同様に発生
し、つまり、ディスク記録装置においては、振動や衝撃
などの外乱により、記録光学ヘッドのフォーカスやトラ
ッキング等が乱れ、ディスクに対し正常な記録が行われ
ないという問題があった。
【0006】これらの問題を解決するために、従来は機
械的な防振構造を用い、記録または再生光学ヘッドへの
振動や衝撃などの外乱を抑える手法がとられていた。ま
た、電気回路によりこれを解決するものとしては、例え
ば、記録または再生信号がディジタルデータである場
合、特願平4−105270号公報に記載されている手
法などがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術のうち、
特願平4−105270号公報に記載されている技術で
は、メモリを用いて、記録時には、記録信号であるディ
ジタルデータを一旦メモリに書き込んだ後、読み出して
ディスクへ記録し、その際、書き込み時の転送速度より
読み出し時の転送速度を早くし、外乱が発生してディス
クに正常にデータを記録ができないときには、データを
メモリに随時蓄積していき、また、再生時には、ディス
クから得られた再生信号であるディジタルデータを一旦
メモリに書き込んだ後、読み出し、その際、書き込み時
の転送速度を読み出し時の転送速度より早くし、外乱が
発生してディスクから正常に再生ができないときには、
メモリに蓄積されているデータを随時読み出していくこ
とにより、記録信号及び再生信号に対する外乱の影響を
少なくし、信頼性を向上するようにしていた。
【0008】ところで、外乱に対する余裕、即ち、トラ
ッキングエラーやフォーカスエラーの状態(オフトラッ
ク状態)から正常な状態(オントラック状態)に復帰す
るまでにかかる時間として許容し得る時間的余裕が、十
分でないと、画像データの欠如が生じやすくなるため、
これを十分に確保する必要がある。しかしながら、この
外乱に対する余裕は、メモリに入力される単位時間あた
りのデータ量とメモリの容量とにより決定されるため、
情報量の大きい信号、例えば、画像信号をアナログ/デ
ィジタル変換しディジタル画像データとして記録するデ
ィスク記録装置において、上記従来技術を適用する場合
には、外乱に対する余裕を十分に確保するために、メモ
リの容量として数十メガから数百メガビットが必要とな
り、装置全体が大型化してしまい、可搬性を有するよう
なディスク記録装置の実現が困難であった。
【0009】本発明の目的は、上記した従来技術の問題
点を解消し、ディジタル画像データを外乱による影響を
少なくして記録することができると共に、外乱に対する
余裕を十分に確保することができ、しかも、メモリの容
量が少なくて済み、小型でかつ可搬性を有するディスク
記録装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、アナログ/ディジタル変換して得られ
たディジタル画像データを圧縮する手段と、該圧縮手段
における圧縮率を制御する手段と、上記圧縮されたデー
タが順次書き込まれ、書き込まれたデータが書き込み時
より早い転送速度で読みだされるメモリ手段と、上記読
み出されたデータをディスク状記録媒体に記録する記録
手段と、上記記録媒体における記録位置を検出及び制御
する手段とを備え、該記録位置検出制御手段において記
録位置の異常が検出された場合、上記メモリ手段の読み
出し動作及び上記記録手段における記録動作を停止させ
ると共に、上記圧縮率制御手段により上記圧縮手段にお
ける圧縮率を変化させるようにした。
【0011】また、本発明では、上記圧縮率の変化を記
録手段の現在の位置と正常な記録位置との関係より制御
するようにした。
【0012】さらに、本発明では、振動や衝撃などの外
乱を検出する手段を備え、該外乱検出手段の出力を記録
位置検出制御手段に供給し、該記録位置検出制御手段に
おいては記録位置の異常が検出された場合、上記外乱検
出手段の出力により、ディスク状記録媒体上での記録再
開位置を制御するようにした。
【0013】
【作用】本発明によれば、外乱などにより記録位置の異
常が生じた場合には、圧縮手段における圧縮率を制御
し、メモリ容量に比較して単位時間に発生するデータ量
を少なくすることができるため、メモリに蓄積できる時
間、即ち、正常な記録位置に復帰するまでの時間を長く
でき、メモリ容量の不足による画像データの欠如が生じ
にくくなる。また、余裕時間を同じとすればメモリ容量
を少なくすることができ、装置の小型化を実現すること
ができる。
【0014】また、上記圧縮率の変化を記録手段の現在
の位置と正常な記録位置との関係より制御するようにし
た場合には、外乱などにより記録位置の異常が検出され
た状態から正常な記録位置へ復帰するまでの間、データ
の圧縮率を段階的に変化させることができるため、記録
される画像データにおいて圧縮率の違いによる急激な画
質の変化を避けることができ、視覚的な違和感を生じな
いようにできる。
【0015】さらにまた、外乱検出手段を用いた場合に
は、記録位置の異常が検出された場合に外乱に起因する
ものか、ディスクのキズに起因するものかを、上記外乱
検出手段によって検出することができ、効率的に記録位
置を正常な状態にすることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0017】図1は、本発明の一実施例としてのディス
ク記録装置を示すブロック図である。図1において、1
は画像信号の入力端子であり、10はアナログ/ディジ
タル(以下、A/Dという)変換器、11は圧縮回路、
12はメモリ、13は記録回路、14は記録ヘッド、1
5はサーボ回路、17は圧縮率制御回路、18はディス
ク記録媒体、20はメモリのアドレス制御回路である。
【0018】図1において、図示していないがCCDな
どの撮像素子により撮像された画像信号が端子1より入
力され、A/D変換器10においてA/D変換されてデ
ィジタル画像データとなり、圧縮回路11に入力され
る。圧縮回路11は、入力された画像データの画像内容
を圧縮率制御回路17に供給すると共に、圧縮率制御回
路17からの圧縮率の制御信号に基づいて、入力された
画像データに対し所定の画像ブロック(画像ブロックと
は、一画面分の画像を複数のブロックに分割した場合の
各ブロックをいう)毎にDCT(Discrete Cosine Tran
sform)変換処理、量子化処理、可変長符号化処理等を順
次行い、画像データの圧縮を実現する。
【0019】一方、圧縮率制御回路17では、供給され
た画像内容より、所定の時間単位、例えば、フレーム時
間単位でデータ量がほぼ一定となるように、圧縮回路1
1へ画像ブロック毎に圧縮率の制御信号、例えば、量子
化処理に用いられる量子化テーブルの選択信号を出力す
る。
【0020】圧縮回路11は、圧縮した画像データに対
し、さらに上記所定の時間単位毎(以下、この時間単位
毎のデータのまとまりをデータブロックという)にそれ
ぞれ、圧縮率の情報などを含んだヘッダ情報などを付加
し、記録データとしてメモリ12へ出力する。ここで、
例えば、圧縮回路11に入力されるデータの転送速度が
200Mbpsであり、このデータが圧縮回路11にお
いて、例えば、圧縮率1/20で圧縮されるとすると、
メモリ12へ出力されるデータは転送速度10Mbps
の連続したデータとなる。
【0021】メモリ12では、アドレス制御回路20に
より指定されるアドレスの位置に、順次データの書き込
みが行われ、その時の転送速度は10Mbpsである。
次に、メモリ12からのデータの読み出しは、アドレス
制御回路20において、書き込みアドレスと読み出しア
ドレスとの関係により所定量のデータがメモリ12に蓄
積されていることが検出された後、書き込み時の転送速
度より早い転送速度、例えば、20Mbpsで、データ
ブロック単位で断続的に行われる。
【0022】メモリ12より出力されたデータは、記録
回路13において符号化及び変調、増幅などが行われ
て、記録ヘッド14によりディスク状記録媒体18に記
録される。ここで、ディスク状記録媒体18には、あら
かじめトラック位置を示すインデックス信号が記録され
ており、記録ヘッド14は記録動作を行うと共に、上記
インデックス信号を検出してサーボ回路15に供給す
る。サーボ回路15では、メモリ12より断続的に読み
出されているデータブロック単位のデータを、ディスク
状記録媒体18上で連続となるように、記録ヘッド14
より供給されたインデックス信号を基準として、ディス
ク状記録媒体18の回転速度、記録ヘッド14の位置及
び記録回路13の記録動作などを制御する。
【0023】次に、振動や衝撃などの外乱により、記録
位置の異常、即ち、オフトラック状態になった場合の動
作について述べる。サーボ回路15が、記録ヘッド14
からのインデックス信号によりオフトラック状態になっ
たことを検出した場合、サーボ回路15は、記録回路1
3及びアドレス制御回路20に対し制御信号を供給し、
記録回路13において記録動作を停止させると共に、ア
ドレス制御回路20において読み出しアドレスの出力を
停止させる。さらに、サーボ回路15は、圧縮率制御回
路17にもオフトラック検出信号、及びオフトラック直
前の記録ヘッド14のトラック位置(正常記録位置)を
示す情報を供給する。
【0024】圧縮率制御回路17は、オフトラック検出
信号が供給されると、例えば、圧縮回路11における前
述の量子化テーブルを強制的に変更するなどして、圧縮
率を正常な状態よりも大きく、例えば、1/50にす
る。これにより、メモリ12に入力されるデータ量は、
正常状態に比較して圧縮率の変化に応じた分だけ少なく
なる。
【0025】次に、サーボ回路15は、記録ヘッド14
のトラック位置を検出して、記録ヘッド14のトラッキ
ング動作を行い、圧縮率制御回路17に、現在の記録ヘ
ッド14のトラック位置(現在トラック位置)を示す情
報を供給する。
【0026】圧縮率制御回路17は、供給された正常記
録位置の情報と現在トラック位置の情報とを比較し、圧
縮回路11における圧縮率を変化させる。この変化の一
例を図2に示す。図2において、縦軸は圧縮率、横軸は
トラッキングエラー量、即ち、正常記録位置と現在トラ
ック位置との差をそれぞれ表わしている。圧縮率は現在
トラック位置が正常記録位置に近いほど小さく設定され
る。
【0027】次に、サーボ回路15によるトラッキング
動作が完了し、記録ヘッド14がオントラック状態にな
ると、サーボ回路15は、圧縮率制御回路17及びアド
レス制御回路20、記録回路13に対しオントラック信
号をそれぞれ出力し、そのうち、圧縮率制御回路17
は、圧縮回路11における圧縮率を元の例えば1/20
に戻す。また、アドレス制御回路20は、オフトラック
状態にある間、書き込みアドレスと読み出しアドレスを
監視しており、その間、書き込みアドレスが読み出しア
ドレスを追い越していなければ、オントラック状態にな
った時に、読み出しアドレスの出力を、停止した時のア
ドレスより再開し、逆に、書き込みアドレスが読み出し
アドレスを追い越していれば、オントラック状態になっ
た時に、読み出しアドレスの出力を、書き込みアドレス
に所定量を加えたアドレスより再開して、メモリ12よ
りデータを読み出させる。また、記録回路13では、サ
ーボ回路15からのオントラック信号により、メモリ1
2より読み出された記録データのデータブロックの先頭
を検出して、データブロック単位での記録動作を再開す
る。
【0028】ここで、アドレス制御回路20の動作の一
例を図3、図4及び図5を用いて説明する。図3、図4
及び図5は何れも書き込みアドレス及び読み出しアドレ
スの時間的変化を示す説明図であり、図3は正常状態に
ある場合を、図4はオフトラック状態が生じた場合を、
図5はオフトラック状態において書き込みアドレスが読
み出しアドレスを追い越した場合を、それぞれ示してい
る。なお、これら図において、縦軸はアドレス、横軸は
時間であり、従って、実線矢印の傾きが書き込み時また
は読み出し時のデータの転送速度を表わすことになる。
【0029】まず、図3において、書き込みアドレス
は、一定の転送速度でデータが書き込まれるため、直線
的に変化する。一方、読み出しアドレスは、データが書
き込み時より早い転送速度で断続的に読み出されるた
め、一定量変化した後停止することを、例えばブロック
毎に繰り返す。
【0030】次に、図4においては、オフトラック状態
では、圧縮回路11における圧縮率が大きくなり、メモ
リ12に書き込まれるデータ量が少なくなるため、書き
込みアドレスは、正常状態にあるときと同じ転送速度に
て有効なデータを書き込むよう、変化した後、次の有効
なデータが転送されて来るまで停止する。その後、オン
トラック状態に復帰したときには、圧縮回路11におけ
る圧縮率が元に戻るため、正常状態にあるときと同様
に、書き込みアドレスは直線的に変化して、メモリ12
にデータを書き込むようにする。一方、読み出しアドレ
スは、オフトラック状態になったとき、読み出し動作が
停止されるため、停止し、その後、オントラック状態に
復帰したときに、停止時のアドレスより再び変化する。
そして、メモリ12からは、蓄積されているデータ量が
所定の値になるまで、データが連続に読み出されるた
め、読み出しアドレスは連続的に変化し、その後、蓄積
されているデータ量が所定の値になったとき、即ち、書
き込みアドレスと読み出しアドレスとの差が所定の値よ
り少なくなった時点で、読み出しアドレスは、正常状態
にあるときと同様に断続的に変化する。
【0031】さらに、図5は、前述したように、オフト
ラック状態で書き込みアドレスが読み出しアドレスを追
い越した場合、即ち、オフトラック状態での書き込みの
データ量がメモリ12の容量を超えた場合を示している
が、図5において、書き込みアドレスは図4の場合と同
様に変化し、アドレスが一巡しても、即ち、オフトラッ
ク状態での書き込みのデータ量がメモリ12の容量を超
えても、同様に変化し続けており、この結果、オフトラ
ック状態になった後の当初のデータは次々と新しいデー
タに更新されていく。また、読み出しアドレスは、オフ
トラック状態では図4の場合と同様に停止している。し
かし、オントラック状態に復帰したときには、読み出し
アドレスは、そのときの書き込みアドレスに所定量を加
えたアドレスより変化しはじめる。これにより、オフト
ラック状態にあるの間のデータを可能な限り記録するこ
とができ、データの欠如を最小限にすることができる。
【0032】次に、以上の一連の記録動作が終了した時
点において、サーボ回路15は、記録回路13、記録ヘ
ッド14を介して、ディスク状記録媒体18に設けられ
ているディスク管理情報エリアに、オフトラック状態に
あったときのデータの記録されているエリアを示す位置
情報を書き込む。
【0033】以上説明したように、本実施例によれば、
正常な記録ができない状態、即ち、オフトラック状態に
あるときには、画像データの圧縮率を変化させて、デー
タ発生量を少なくすることにより、メモリ12の容量に
対して、再びオントラック状態になるまでにかかる時間
の余裕を大きくすることができるため、画像データの欠
如が生じにくく、信頼性の向上を図ることができる。ま
た、オフトラック状態にあるときには、正常記録位置と
現在トラック位置との差に応じて、画像データの圧縮率
を制御するため、オフトラック状態からオントラック状
態に変化した際に、圧縮率が急激に変化しないようする
ことができ、画質の変化において視覚的な違和感を軽減
することができる。さらに、オフトラック状態が長引い
て、データがメモリ12の容量以上にメモリ12に書き
込まれた場合においても、メモリ12のアドレスを制御
することにより、画像データの欠如を、オフトラック状
態になった直後の画像データ、即ち、振動や手振れなど
により画像内容が乱れた画像データだけに、とどめるこ
とができる。また、オフトラック状態にあったときのデ
ータの記録されている位置情報をディスク状記録媒体1
8に書き込んでいるため、オフトラック状態にあって圧
縮率が変化している時の画像をすばやく検索することが
可能であり、編集等の作業において、この時の画像が使
用可能な画像であるかどうかを即座に判断することがで
き、非常に使い勝手をよくすることができる。
【0034】次に、図6は本発明の他の実施例としての
ディスク記録装置を示すブロック図である。図6におい
て、21は加速度センサであり、ディスク記録装置ある
いは記録ヘッドにおける動きの加速度を検出し、振動や
衝撃などの外乱の量を推定する。なお、その他、図1と
同じ回路ブロックには同じ番号を付してある。
【0035】図6において、正常状態にあるときの動作
は図1と同様であるため、その説明は省略し、オフトラ
ック状態にあるときの動作のみについて説明する。
【0036】一般に、オフトラック状態になる原因とし
ては、前述した振動や衝撃などの外乱によるものが考え
られる他、ディスク状記録媒体18における傷などの欠
陥によるものが考えられるが、図1の実施例において
は、このような欠陥による場合について考慮されていな
かった。
【0037】しかし、このようにディスク状記録媒体1
8における傷などの欠陥によりオフトラック状態になっ
た場合には、オントラック状態にできずに、メモリ12
に書き込まれるデータ量がメモリ12の容量を超えてし
まい、記録再開時に画像データの欠如が生じてしまうと
いう問題がある。また、振動や衝撃などの外乱がなかっ
た場合は手振れ等による画像の急激な変化がないため、
圧縮回路11における圧縮率の変化が多いと、その圧縮
率の変化によって画質だけが突然劣化してしまい、視覚
的な違和感を生じるという問題がある。
【0038】そこで、本実施例では、オフトラック状態
になった原因が振動や衝撃などの外乱によるものか、デ
ィスク状記録媒体18における傷などの欠陥によるもの
かを、判定してそれぞれに応じた動作を行うようにして
いる。
【0039】上記したように、加速度センサ21は外乱
の量を推定できるため、オフトラック状態になった原因
が外乱によるものか、欠陥によるものかについての判定
は、加速度センサ21を用いることによって容易に行う
ことができる。従って、サーボ回路15は、オフトラッ
ク状態になったことを検出した場合、加速度センサ21
からの出力に基づいて、次に示す処理を行う。
【0040】つまり、加速度センサ21からの出力とし
て、ディスク記録装置あるいは記録ヘッド14に所定量
以上の加速度、即ち、外乱が検出された場合において
は、オフトラック状態になった原因は明らかに振動や衝
撃などの外乱によるものであると判定できるため、オフ
トラック直前の記録ヘッド14のトラック位置(正常記
録位置)に記録ヘッド14を戻すような、トラッキング
動作を行う。なお、この時の他の回路ブロックの動作、
圧縮回路11における圧縮率の変化等は図1の実施例と
同様である。
【0041】逆に、加速度センサ21からの出力とし
て、所定量以上の加速度、即ち、外乱が検出されなかっ
た場合には、オフトラック状態になった原因はディスク
状記録媒体18における傷などの欠陥によるものである
と判定でき、その欠陥のある部分は記録が不可能な領域
であると言えるため、正常記録位置ではなく他のトラッ
ク位置、例えば、正常記録位置である記録トラックに隣
接する隣接トラックの位置に、記録ヘッド14を戻すよ
うな、トラッキング動作を行う。この時もまた、他の回
路ブロックの動作は図1の実施例と同様であるが、サー
ボ回路15から圧縮率制御回路17に供給される正常記
録位置を示す情報は、本来の正常記録位置を示す情報で
はなく、上記したように本来の正常記録位置に隣接する
隣接トラック位置を示す情報であり、また、圧縮率制御
回路17により設定される圧縮回路11における圧縮率
の変化は、加速度センサ21にて外乱が検出された場合
に比べて、少なくする。また、この場合には、一連の記
録動作が終了した時点において、サーボ回路15は、記
録回路13、記録ヘッド14を介して、ディスク状記録
媒体18に設けられているディスク管理情報エリアに、
記録不可能領域を示すためオフトラックが生じた位置等
を示す情報を書き込む。
【0042】従って、本実施例においては、ディスク状
記録媒体18における傷などの欠陥によりオフトラック
状態になった場合に、記録不可能領域である元の正常記
録位置とは異なる他のトラック位置に戻すようトラッキ
ング動作を行って、直ちにオントラック状態にすること
により、上記したような記録再開時に画像データの欠如
が生じるという問題を解決することができる。また、同
じく欠陥によりオフトラック状態になった場合には、圧
縮回路11における圧縮率の変化を少なくするよう動作
することにより、上記したような視覚的な違和感を生じ
にくくすることができる。
【0043】また、本実施例においては、加速度センサ
21を手振れ補正用と兼用してもよく、その場合には、
部品点数を増やさずに実現することができる。
【0044】なお、以上の実施例においては、正常状態
にあるときのメモリ12に対する書き込みアドレスの変
化は、図3、図4及び図5に示したように、直線的であ
ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、デー
タブロック毎に生じるほぼ一定のデータ量を、メモリ1
2に単位時間内に書き込めればよいため、例えば、階段
状に変化(断続的に変化)してもよく、このようにして
も、本発明の主旨を損なうものではなく、なんら問題を
生じることはない。
【0045】また、同様にオフトラック状態にあるとき
の書き込みアドレスの変化は、図3、図4及び図5に示
したように、階段状の変化(断続的な変化)であった
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、
直線的あるいはデータブロック毎に折線的に変化しても
よく、オフトラック状態にあるときに発生するデータを
単位時間内にメモリ12に書き込めるように、書き込み
アドレスが変化すればよい。このようにしても、本発明
の主旨を損なうものではない。
【0046】また、以上の実施例においては、オフトラ
ック状態にあるときの圧縮回路11における圧縮率は、
量子化処理に用いる量子化テーブルを強制的に変更する
ことにより、変化させていたが、本発明はこれに限るも
のではなく、圧縮回路11からのデータ発生量を低減す
ればよく、例えば、圧縮回路11における可変長符号化
処理において符号長を短くするなどしてもよい。このよ
うにしても、メモリ12に容量に対し単位時間でのデー
タ発生量が減少し、同様の効果が得られるのは明白であ
る。
【0047】また、以上の実施例においては、記録再開
時に記録回路13においてデータブロックの先頭を検出
して、記録を再開するようにしていたが、本発明はこれ
に限るものではなく、ディスク状記録媒体18上でデー
タブロック毎に記録されればよく、例えば、メモリ12
のアドレス管理において、オフトラック状態にあるとき
の書き込みアドレスをデータブロック毎に管理し、図5
に示したような場合には、記録再開時の読み出しアドレ
スをデータブロックの先頭となるようにしてもよい。
【0048】また、以上の実施例においては、アドレス
管理に関し一つのメモリ12を用いる場合について説明
したが、本発明はこれに限るものではなく、例えば、複
数個のメモリを用いて構成してもよい。このようして
も、メモリのアドレスを一元的に管理することにより、
同様の動作ができ、同じ効果が得られる。
【0049】さらにまた、以上の実施例においては、一
連の記録動作が終了した時点において、オフトラック状
態にあったときのデータの位置を示す情報をディスク状
記録媒体18の所定の領域に記録するようにしていた
が、本発明はこれに限るものではなく、例えば、ディス
ク記録装置内にあるメモリなどに記録するか、あるいは
ディスク状記録媒体18にメモリを付随させ、これに記
録するようにしてもよい。このようにしても、同様の効
果が得られる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディジタル画像データを外乱による影響を少なくして記
録することができると共に、オフトラック状態にあると
きの圧縮手段における圧縮率を制御することにより、外
乱に対する余裕を十分に確保することができるため、画
像データの欠如を生じにくくすることができ、しかも、
メモリの容量が少なくて済むため、小型でかつ可搬性を
有するディスク記録装置を実現することができる。
【0051】さらに、加速度センサを併用することによ
り、オフトラック状態が生じた場合のトラッキング動作
を的確に行うことができ、これにより、ディスク状記録
媒体における傷などの欠陥によってオントラック状態に
することができずに画像データが欠如するという問題を
解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのディスク記録装置を
示すブロック図である。
【図2】図1の圧縮回路11における圧縮率の変化の一
例を示す説明図である。
【図3】正常状態にある場合の書き込みアドレス及び読
み出しアドレスの時間的変化の一例を示す説明図であ
る。
【図4】オフトラック状態が生じた場合の書き込みアド
レス及び読み出しアドレスの時間的変化の一例を示す説
明図である。
【図5】オフトラック状態において書き込みアドレスが
読み出しアドレスを追い越した場合の書き込みアドレス
及び読み出しアドレスの時間的変化の一例を示す説明図
である。
【図6】本発明の他の実施例としてのディスク記録装置
を示すブロック図である。
【符号の説明】
11…圧縮回路、12…メモリ、14…記録ヘッド、1
5…サーボ回路、17…圧縮率制御回路、18…ディス
ク状記録媒体、20…アドレス制御回路、21…加速度
センサ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/937

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像信号をアナログ/ディジタル変換し
    て得られるディジタル画像データを、回転するディスク
    状記録媒体上に記録するディスク記録装置であって、 前記ディジタル画像データを圧縮して出力する圧縮手段
    と、該圧縮手段における圧縮率を制御する圧縮率制御手
    段と、前記圧縮手段から出力されたディジタル画像デー
    タが順次書き込まれると共に、書き込まれた該ディジタ
    ル画像データが書き込み時の転送速度よりも早い転送速
    度で断続的に読み出されるメモリ手段と、該メモリ手段
    における書き込みアドレス及び読み出しアドレスを制御
    するアドレス制御手段と、回転する前記ディスク状記録
    媒体に対し相対的に移動して、前記メモリ手段から読み
    出されたディジタル画像データを前記ディスク状記録媒
    体上に記録する記録手段と、前記ディスク状記録媒体に
    対する前記記録手段の位置を検出すると共に、断続的に
    前記メモリ手段から読み出される前記ディジタル画像デ
    ータが、前記記録手段によって、連続的に前記ディスク
    記録媒体上に記録されるよう、前記記録手段の位置を制
    御する記録位置検出制御手段と、を具備して成り、前記
    記録位置検出制御手段によって、前記記録手段の位置が
    本来在るべき位置からずれたことが検出された場合に、
    前記メモリ手段からの前記ディジタル画像データの読み
    出し及び前記記録手段による前記ディジタル画像データ
    の記録をそれぞれ停止させると共に、前記圧縮率制御手
    段によって前記圧縮手段における圧縮率を変化させるよ
    うにしたことを特徴とするディスク記録装置。
  2. 【請求項2】 画像信号をアナログ/ディジタル変換し
    て得られるディジタル画像データを、回転するディスク
    状記録媒体上に記録するディスク記録装置であって、 前記ディジタル画像データを圧縮して出力する圧縮手段
    と、該圧縮手段における圧縮率を制御する圧縮率制御手
    段と、前記圧縮手段から出力されたディジタル画像デー
    タが順次書き込まれると共に、書き込まれた該ディジタ
    ル画像データが書き込み時の転送速度よりも早い転送速
    度で断続的に読み出されるメモリ手段と、該メモリ手段
    における書き込みアドレス及び読み出しアドレスを制御
    するアドレス制御手段と、回転する前記ディスク状記録
    媒体に対し相対的に移動して、前記メモリ手段から読み
    出されたディジタル画像データを前記ディスク状記録媒
    体上に記録する記録手段と、前記ディスク状記録媒体に
    対する前記記録手段の位置を検出すると共に、断続的に
    前記メモリ手段から読み出される前記ディジタル画像デ
    ータが、前記記録手段によって、連続的に前記ディスク
    記録媒体上に記録されるよう、前記記録手段の位置を制
    御する記録位置検出制御手段と、外部からの衝撃などの
    外乱を検出する外乱検出手段と、を具備して成り、前記
    記録位置検出制御手段によって、前記記録手段の位置が
    本来在るべき位置からずれたことが検出された場合に、
    前記メモリ手段からの前記ディジタル画像データの読み
    出し及び前記記録手段による前記ディジタル画像データ
    の記録をそれぞれ停止させると共に、前記圧縮率制御手
    段によって前記圧縮手段における圧縮率を変化させ、そ
    の後、前記記録位置検出制御手段によって、前記ディジ
    タル画像データの記録が再開される際の前記記録手段の
    位置を、前記外乱検出手段によって検出される前記外乱
    の有無に応じて制御するようにしたことを特徴とするデ
    ィスク記録装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のディスク記録
    装置において、前記圧縮率制御手段は、前記圧縮手段に
    おける圧縮率を、前記記録位置検出制御手段によって検
    出される前記記録手段の位置と本来在るべき前記位置ま
    たは所望の位置との関係に応じて変化させることを特徴
    とするディスク記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のディスク記録装置にお
    いて、前記圧縮率制御手段は、前記外乱検出手段によっ
    て前記外乱の有ったことが検出された場合に、前記圧縮
    手段における圧縮率を、前記外乱検出手段によって検出
    される前記外乱の度合いに応じて変化させることを特徴
    とするディスク記録装置。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3または4に記載のディ
    スク記録装置において、前記アドレス制御手段は、前記
    ディジタル画像データの記録が再開される時点での前記
    メモリ手段における読み出しアドレスを、その時点での
    書き込みアドレスと前記記録位置検出制御手段によって
    前記記録手段の位置が本来在るべき位置からずれたこと
    が検出された時点での読み出しアドレスとに基づいて決
    定することを特徴とするディスク記録装置。
  6. 【請求項6】 請求項1,2,3,4または5に記載の
    ディスク記録装置において、前記圧縮手段における圧縮
    率を変化させた際に該圧縮手段において圧縮されたディ
    ジタル画像データが記録されている前記ディスク状記録
    媒体上の位置を示す情報を、一連の記録動作が終了した
    後に、前記ディスク状記録媒体上の所定の位置に記録す
    るようにしたことを特徴とするディスク記録装置。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,3,4または5に記載の
    ディスク記録装置において、前記圧縮手段における圧縮
    率を変化させた際に該圧縮手段において圧縮されたディ
    ジタル画像データが記録されている前記ディスク状記録
    媒体上の位置を示す情報を、一連の記録動作が終了した
    後に、前記ディスク記録装置の内部に記憶するようにし
    たことを特徴とするディスク記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6188533B1 (en) 1997-10-20 2001-02-13 Fujitsu Ltd. Data reading method, recording medium used in the method and storage apparatus using the method
JP2008176926A (ja) * 2008-04-10 2008-07-31 Hitachi Ltd 映像音声記録装置
US7809251B2 (en) 2005-02-25 2010-10-05 Canon Kabushiki Kaisha Information recording/reproduction apparatus
US7978954B2 (en) * 2006-03-07 2011-07-12 Sunplus Technology Co., Ltd. Rotation speed control apparatus for disk recorder and method thereof

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