JPH0714791A - 半導体素子の製造方法と評価方法 - Google Patents
半導体素子の製造方法と評価方法Info
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- JPH0714791A JPH0714791A JP5177233A JP17723393A JPH0714791A JP H0714791 A JPH0714791 A JP H0714791A JP 5177233 A JP5177233 A JP 5177233A JP 17723393 A JP17723393 A JP 17723393A JP H0714791 A JPH0714791 A JP H0714791A
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- H10F30/00—Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors
- H10F30/20—Individual radiation-sensitive semiconductor devices in which radiation controls the flow of current through the devices, e.g. photodetectors the devices having potential barriers, e.g. phototransistors
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- H10F—INORGANIC SEMICONDUCTOR DEVICES SENSITIVE TO INFRARED RADIATION, LIGHT, ELECTROMAGNETIC RADIATION OF SHORTER WAVELENGTH OR CORPUSCULAR RADIATION
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- H10P—GENERIC PROCESSES OR APPARATUS FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF DEVICES COVERED BY CLASS H10
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- H10P32/10—Diffusion of dopants within, into or out of semiconductor bodies or layers
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- H10P32/10—Diffusion of dopants within, into or out of semiconductor bodies or layers
- H10P32/17—Diffusion of dopants within, into or out of semiconductor bodies or layers characterised by the semiconductor material
- H10P32/174—Diffusion of dopants within, into or out of semiconductor bodies or layers characterised by the semiconductor material being Group III-V material
Abstract
(57)【要約】
【目的】 III-V族化合物半導体に選択的に不純物拡散
を行うために従来は閉管法が用いられている。V族元素
の蒸気圧を保持し、V族元素の抜けを防ぐ必要があるか
らである。開管法も提案されているが、蒸気圧の揺らぎ
のために高品質のものは得られない。いずれも気相から
の拡散あった。 【構成】 III-V族化合物半導体の表面に選択的に抑止
膜を形成し、この上から高濃度の不純物を含む不純物拡
散用薄膜を気相反応により成長させる。同時的または継
時的に不純物拡散用薄膜からIII-V族化合物半導体の方
へ不純物を固相拡散する。半導体の表面を固体で覆って
から拡散をするので、V族元素の抜けなどの問題がな
い。
を行うために従来は閉管法が用いられている。V族元素
の蒸気圧を保持し、V族元素の抜けを防ぐ必要があるか
らである。開管法も提案されているが、蒸気圧の揺らぎ
のために高品質のものは得られない。いずれも気相から
の拡散あった。 【構成】 III-V族化合物半導体の表面に選択的に抑止
膜を形成し、この上から高濃度の不純物を含む不純物拡
散用薄膜を気相反応により成長させる。同時的または継
時的に不純物拡散用薄膜からIII-V族化合物半導体の方
へ不純物を固相拡散する。半導体の表面を固体で覆って
から拡散をするので、V族元素の抜けなどの問題がな
い。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、III-V族化合物半導
体を用いた素子を製造する際の不純物拡散の方法に関す
る。III-V族化合物半導体というのは、GaAs、Ga
P、InP、InSbなどの半導体を指す。不純物拡散
というのは、これらの半導体に熱などにより表面から不
純物を導入し、伝導型を変えることである。p型不純物
やn型不純物をガスにして半導体の表面から導入する。
多くのn型、p型不純物が知られている。例えば、これ
らの半導体にZnを拡散してp型領域を作るということ
が行われる。
体を用いた素子を製造する際の不純物拡散の方法に関す
る。III-V族化合物半導体というのは、GaAs、Ga
P、InP、InSbなどの半導体を指す。不純物拡散
というのは、これらの半導体に熱などにより表面から不
純物を導入し、伝導型を変えることである。p型不純物
やn型不純物をガスにして半導体の表面から導入する。
多くのn型、p型不純物が知られている。例えば、これ
らの半導体にZnを拡散してp型領域を作るということ
が行われる。
【0002】エピタキシャル成長において不純物を加え
ることもできるがこれは層全体に均一に加えることにな
る。拡散による不純物の添加は、一旦成長した半導体層
に後から不純物を添加できるし、任意のパタ−ンで不純
物を添加することができる。熱拡散による不純物の導入
はSi半導体においても良く用いられる。Siの場合は
絶縁膜としてSiO2 を用いることができる。ここでは
SiではなくIII-V族化合物半導体の不純物拡散を問題
にする。III-V族化合物半導体の場合はSiとは異なる
問題がある。
ることもできるがこれは層全体に均一に加えることにな
る。拡散による不純物の添加は、一旦成長した半導体層
に後から不純物を添加できるし、任意のパタ−ンで不純
物を添加することができる。熱拡散による不純物の導入
はSi半導体においても良く用いられる。Siの場合は
絶縁膜としてSiO2 を用いることができる。ここでは
SiではなくIII-V族化合物半導体の不純物拡散を問題
にする。III-V族化合物半導体の場合はSiとは異なる
問題がある。
【0003】不純物をその中へ拡散する被拡散結晶は、
InPなどのウエハや、ウエハの上にエピタキシャル薄
膜層を形成したものなどさまざまであるが、ここでは単
に基板と表現することにする。選択拡散というのは基板
のある場所は不純物を拡散し、他の場所は拡散しないと
いうことである。基板表面上の場所を選択するので選択
拡散という。
InPなどのウエハや、ウエハの上にエピタキシャル薄
膜層を形成したものなどさまざまであるが、ここでは単
に基板と表現することにする。選択拡散というのは基板
のある場所は不純物を拡散し、他の場所は拡散しないと
いうことである。基板表面上の場所を選択するので選択
拡散という。
【0004】
【従来の技術】半導体素子の製造工程中に於いて、選択
的に不純物を拡散する方法については多くの教科書に記
載がある。例えば、最新半導体素子入門(誠文堂新光社
p.54〜p.58)に詳しく説明されている。不純物
は、気相、液相、固相から拡散する。
的に不純物を拡散する方法については多くの教科書に記
載がある。例えば、最新半導体素子入門(誠文堂新光社
p.54〜p.58)に詳しく説明されている。不純物
は、気相、液相、固相から拡散する。
【0005】例えば、SiにPを拡散しようとする場
合、赤燐、P2 O5 、POCl3 、PBr3 、PH3 な
どを原料とすることができる。常温で、赤燐、P2 O5
は固体、POCl3 、PBr3 は液体、PH3 は気体で
ある。いずれにしても、不純物の存在する場所と、基板
が別の場所にあるので、一端はガス状にして輸送する必
要がある。原料が固体の場合は、これを加熱して気化
し、キャリヤガスとともに輸送する。原料が液体の場合
は、バブラに液体原料を入れ、キャリヤガスを通してガ
ス状にして輸送する。原料が気体の場合は、そのままキ
ャリヤガスとともに輸送できる。
合、赤燐、P2 O5 、POCl3 、PBr3 、PH3 な
どを原料とすることができる。常温で、赤燐、P2 O5
は固体、POCl3 、PBr3 は液体、PH3 は気体で
ある。いずれにしても、不純物の存在する場所と、基板
が別の場所にあるので、一端はガス状にして輸送する必
要がある。原料が固体の場合は、これを加熱して気化
し、キャリヤガスとともに輸送する。原料が液体の場合
は、バブラに液体原料を入れ、キャリヤガスを通してガ
ス状にして輸送する。原料が気体の場合は、そのままキ
ャリヤガスとともに輸送できる。
【0006】Siについては拡散技術は既に充分に成熟
している。選択拡散の場合、n型の場合はP、p型の場
合はBを不純物として用いる。Si基板の表面のうち、
不純物を拡散しない部分をSiの酸化膜SiO2 で覆
い、この上に不純物のガスを流す。酸化膜で覆われてい
ない部分に不純物が拡散する。
している。選択拡散の場合、n型の場合はP、p型の場
合はBを不純物として用いる。Si基板の表面のうち、
不純物を拡散しない部分をSiの酸化膜SiO2 で覆
い、この上に不純物のガスを流す。酸化膜で覆われてい
ない部分に不純物が拡散する。
【0007】また装置の観点からは、開管法と閉管法に
分けられる。開管法は両端を開放した管中に半導体基板
を置き、基板を加熱し、一端から不純物原料を導入する
方法である。不純物原料が固体、気体、液体の場合によ
り不純物供給のための装置が異なる。Si半導体の場合
は開管法が良く用いられる。
分けられる。開管法は両端を開放した管中に半導体基板
を置き、基板を加熱し、一端から不純物原料を導入する
方法である。不純物原料が固体、気体、液体の場合によ
り不純物供給のための装置が異なる。Si半導体の場合
は開管法が良く用いられる。
【0008】III-V族化合物半導体の不純物拡散の例と
しては、例えば、M.WADA,M.SEKO,K.SAKAKIBARA & Y.SEK
IGUCHI, ”Zn Diffusion into InP UsingDimethylzinc
as a Zn Source ", Jpn.J.Appl.Phys.vol.28,L1700-l70
3(1989)がある。これは横型の炉に、InPの基板を
置き、DMZ(Heによって1500ppmに希釈)2
00sccm、PH3 200sccm、キャリヤガス
(H250%、N2 50%)を全体流量が、4.6sl
mとなるように流す方法である。基板温度は400℃〜
570℃で、圧力は76Torr、拡散時間は0.5〜
2時間である。III-V族化合物半導体の場合はSiと違
い、V族元素の蒸気圧が高くこれが分解するのを防ぐ必
要がある。このためにV族のガスPH3 を流す。これは
開管法であり気相からの不純物の拡散である。
しては、例えば、M.WADA,M.SEKO,K.SAKAKIBARA & Y.SEK
IGUCHI, ”Zn Diffusion into InP UsingDimethylzinc
as a Zn Source ", Jpn.J.Appl.Phys.vol.28,L1700-l70
3(1989)がある。これは横型の炉に、InPの基板を
置き、DMZ(Heによって1500ppmに希釈)2
00sccm、PH3 200sccm、キャリヤガス
(H250%、N2 50%)を全体流量が、4.6sl
mとなるように流す方法である。基板温度は400℃〜
570℃で、圧力は76Torr、拡散時間は0.5〜
2時間である。III-V族化合物半導体の場合はSiと違
い、V族元素の蒸気圧が高くこれが分解するのを防ぐ必
要がある。このためにV族のガスPH3 を流す。これは
開管法であり気相からの不純物の拡散である。
【0009】閉管法は半導体基板と不純物とを石英管等
に入れ、石英管を真空状態にて密封し、電気炉に入れて
加熱し、不純物を基板の表面から中へ拡散させる方法で
ある。管を密封するので、全体が平衡状態になり易い
し、乱流がおこるということもない。Siの場合も使う
ことができるが、実際にはSiには殆ど利用されない。
反対にIII-V族化合物半導体の場合は、従来殆ど閉管法
が用いられてきた。この場合は、石英管の中に、基板
と、不純物源、V族元素を封入する。基板を加熱しても
V族元素が基板から解離しないためにV族元素を入れる
のである。小さな基板に対して、実験的に拡散するには
簡便な方法である。
に入れ、石英管を真空状態にて密封し、電気炉に入れて
加熱し、不純物を基板の表面から中へ拡散させる方法で
ある。管を密封するので、全体が平衡状態になり易い
し、乱流がおこるということもない。Siの場合も使う
ことができるが、実際にはSiには殆ど利用されない。
反対にIII-V族化合物半導体の場合は、従来殆ど閉管法
が用いられてきた。この場合は、石英管の中に、基板
と、不純物源、V族元素を封入する。基板を加熱しても
V族元素が基板から解離しないためにV族元素を入れる
のである。小さな基板に対して、実験的に拡散するには
簡便な方法である。
【0010】閉管法によるInPへのZnの拡散につい
て例えば、特公平2−24369号はつぎのような方法
を提案している。拡散源として、ZnP2 を用いる。こ
れを基板とともに石英管に封止し、ZnP2 を局所加熱
し、Zn3 P2 +Pとして、石英管内壁に凝結させてそ
の後ZnをInP中へ熱拡散する。ド−パントであるZ
nと、V族圧力制御のためのPを化合物にしているので
両者を別個に石英管に封入する必要がないし、圧力制御
が容易になるという。
て例えば、特公平2−24369号はつぎのような方法
を提案している。拡散源として、ZnP2 を用いる。こ
れを基板とともに石英管に封止し、ZnP2 を局所加熱
し、Zn3 P2 +Pとして、石英管内壁に凝結させてそ
の後ZnをInP中へ熱拡散する。ド−パントであるZ
nと、V族圧力制御のためのPを化合物にしているので
両者を別個に石英管に封入する必要がないし、圧力制御
が容易になるという。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】閉管法による拡散は、
半導体結晶とV族元素と不純物元素を石英管に入れ真空
封止する。これを電気炉で加熱し不純物を半導体基板の
上に拡散させる。閉管法は、拡散終了後石英アンプルを
冷却するがこの時に、不純物やV族元素の化合物が拡散
領域の汚染するという問題がある。また石英管アンプル
を割って結晶を取り出す際に、アンプルの破片が結晶表
面に付着することがある。これを除去するために余分な
工程を必要とするという難点がある。
半導体結晶とV族元素と不純物元素を石英管に入れ真空
封止する。これを電気炉で加熱し不純物を半導体基板の
上に拡散させる。閉管法は、拡散終了後石英アンプルを
冷却するがこの時に、不純物やV族元素の化合物が拡散
領域の汚染するという問題がある。また石英管アンプル
を割って結晶を取り出す際に、アンプルの破片が結晶表
面に付着することがある。これを除去するために余分な
工程を必要とするという難点がある。
【0012】開管法は、基板結晶を石英管中に入れ、加
熱し、不純物とV族元素を含む気流を通して気相中から
直接に不純物を基板結晶に拡散させる。その際、反応管
中に乱流が生じ易い。ために基板結晶の近傍での気流の
組成が安定し難い。気流中のV族元素の分圧が減少する
と基板結晶からV族元素が脱離する。このために拡散領
域の表面の結晶性が損なわれるという欠点もある。さら
に拡散過程中基板面がガス中に露呈するので、異物が基
板に付着するという欠点もある。
熱し、不純物とV族元素を含む気流を通して気相中から
直接に不純物を基板結晶に拡散させる。その際、反応管
中に乱流が生じ易い。ために基板結晶の近傍での気流の
組成が安定し難い。気流中のV族元素の分圧が減少する
と基板結晶からV族元素が脱離する。このために拡散領
域の表面の結晶性が損なわれるという欠点もある。さら
に拡散過程中基板面がガス中に露呈するので、異物が基
板に付着するという欠点もある。
【0013】これらの製法上の欠点の他に、従来の方法
は気相から拡散を行うので、拡散の良否の評価が難しい
という欠点があった。ウエハ全体の外観観察では拡散の
良否が分からないので、素子分割し、パッケ−ジに収容
して電気測定をしてはじめて拡散の異常がわかる。異常
の素子は廃棄するが、素子毎に分割した後の工程の処
理、材料、パッケ−ジなどが全て無駄になる。よりはや
くウエハの段階で拡散の不良を検出できる方法が望まし
い。そうすれば不良の素子を除去して、これらについて
は以後の工程を省くことができる。
は気相から拡散を行うので、拡散の良否の評価が難しい
という欠点があった。ウエハ全体の外観観察では拡散の
良否が分からないので、素子分割し、パッケ−ジに収容
して電気測定をしてはじめて拡散の異常がわかる。異常
の素子は廃棄するが、素子毎に分割した後の工程の処
理、材料、パッケ−ジなどが全て無駄になる。よりはや
くウエハの段階で拡散の不良を検出できる方法が望まし
い。そうすれば不良の素子を除去して、これらについて
は以後の工程を省くことができる。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の拡散方法は、不
純物を高濃度にド−プした基板結晶とは異なる不純物拡
散用薄膜を基板上に選択的に成長させ、成長中に不純物
拡散用薄膜中の不純物がその直下にある基板に熱拡散す
るようにし、薄膜成長と拡散を同時にあるいは継時的に
行い、冷却して不純物拡散用薄膜を選択的に除去し、拡
散領域を残す。
純物を高濃度にド−プした基板結晶とは異なる不純物拡
散用薄膜を基板上に選択的に成長させ、成長中に不純物
拡散用薄膜中の不純物がその直下にある基板に熱拡散す
るようにし、薄膜成長と拡散を同時にあるいは継時的に
行い、冷却して不純物拡散用薄膜を選択的に除去し、拡
散領域を残す。
【0015】つまり本発明の拡散方法は、薄膜成長と選
択エッチングを利用した新規な方法である。従来法のよ
うに気相拡散ではなく固相拡散法である。不純物拡散用
薄膜を基板上に成長させるので、流すべきガスは、不純
物とV族元素ガス、キャリヤガスだけでなく、不純物拡
散用薄膜原料ガスをも含む。基板面は不純物拡散用薄膜
によって覆われるので、異物が基板に付着することがな
い。またV族元素が基板から昇華するということも防ぐ
ことができる。不純物拡散用薄膜は基板結晶と異なり選
択エッチングにより除去できるものであれば良い。
択エッチングを利用した新規な方法である。従来法のよ
うに気相拡散ではなく固相拡散法である。不純物拡散用
薄膜を基板上に成長させるので、流すべきガスは、不純
物とV族元素ガス、キャリヤガスだけでなく、不純物拡
散用薄膜原料ガスをも含む。基板面は不純物拡散用薄膜
によって覆われるので、異物が基板に付着することがな
い。またV族元素が基板から昇華するということも防ぐ
ことができる。不純物拡散用薄膜は基板結晶と異なり選
択エッチングにより除去できるものであれば良い。
【0016】
【作用】図1、図2により本発明の拡散方法を説明す
る。図において、基板というのはこの表面に一部に不純
物を拡散すべき結晶をいう。単なるIII-V族化合物半導
体ウエハだけではなく、これの上にエピタキシャル層や
電極等を形成したものをも含む総称である。不純物被拡
散結晶と言うべきであるが簡単に基板と呼ぶことにす
る。図1のイに示すように、基板の上に抑止膜を形成す
る。これは蒸着、スパッタリング、CVDなどの方法で
形成する。これは後に被覆する薄膜の形成を抑止するも
のであればよい。ロに示すようにフォトリソグラフィに
より、抑止膜の不純物拡散すべき部分に窓あけをする。
この状態で不純物を含むガスを流し基板を加熱して拡散
するのが従来の方法である。
る。図において、基板というのはこの表面に一部に不純
物を拡散すべき結晶をいう。単なるIII-V族化合物半導
体ウエハだけではなく、これの上にエピタキシャル層や
電極等を形成したものをも含む総称である。不純物被拡
散結晶と言うべきであるが簡単に基板と呼ぶことにす
る。図1のイに示すように、基板の上に抑止膜を形成す
る。これは蒸着、スパッタリング、CVDなどの方法で
形成する。これは後に被覆する薄膜の形成を抑止するも
のであればよい。ロに示すようにフォトリソグラフィに
より、抑止膜の不純物拡散すべき部分に窓あけをする。
この状態で不純物を含むガスを流し基板を加熱して拡散
するのが従来の方法である。
【0017】本発明ではそうはせず、不純物拡散用薄膜
を窓の部分に成長させる。不純物拡散用薄膜というのは
基板とは異なる結晶で、不純物を高濃度に含む薄膜をい
う。これを形成するために、薄膜原料と、不純物原料と
を同時に供給して薄膜形成する。これも蒸着、スパッタ
リング、CVDなど材料によって適当な方法を採用す
る。ハに示すように不純物拡散用薄膜が少しずつ成長し
てゆく。不純物拡散用薄膜は高濃度の不純物を含み、し
かも基板が高温であるので、不純物が不純物拡散用薄膜
から基板の方へ固相拡散する。このように、不純物拡散
用薄膜の成長と拡散が同時的である場合もある。
を窓の部分に成長させる。不純物拡散用薄膜というのは
基板とは異なる結晶で、不純物を高濃度に含む薄膜をい
う。これを形成するために、薄膜原料と、不純物原料と
を同時に供給して薄膜形成する。これも蒸着、スパッタ
リング、CVDなど材料によって適当な方法を採用す
る。ハに示すように不純物拡散用薄膜が少しずつ成長し
てゆく。不純物拡散用薄膜は高濃度の不純物を含み、し
かも基板が高温であるので、不純物が不純物拡散用薄膜
から基板の方へ固相拡散する。このように、不純物拡散
用薄膜の成長と拡散が同時的である場合もある。
【0018】ニに示すように、不純物拡散用薄膜が完成
する。このままの状態であるいは温度を変えて、拡散を
持続する。基板の表面から不純物が拡散してゆく。拡散
領域が拡がって行く。時間によって拡散の深さを管理す
ることができる。拡散が終了するとこのままの状態で冷
却する。冷却の間も、基板の窓部は不純物拡散用薄膜に
よって覆われている。ために異物などが基板に付着する
という可能性はない。常温あるいは適当な温度まで冷却
できると、選択エッチングにより、不純物拡散用薄膜の
みを除去する。ホの状態になる。窓の部分には拡散領域
ができている。抑止膜の下の部分は不純物が存在しな
い。
する。このままの状態であるいは温度を変えて、拡散を
持続する。基板の表面から不純物が拡散してゆく。拡散
領域が拡がって行く。時間によって拡散の深さを管理す
ることができる。拡散が終了するとこのままの状態で冷
却する。冷却の間も、基板の窓部は不純物拡散用薄膜に
よって覆われている。ために異物などが基板に付着する
という可能性はない。常温あるいは適当な温度まで冷却
できると、選択エッチングにより、不純物拡散用薄膜の
みを除去する。ホの状態になる。窓の部分には拡散領域
ができている。抑止膜の下の部分は不純物が存在しな
い。
【0019】図1のものは不純物拡散用薄膜の形成と拡
散が同時的なものを示す。しかし、不純物拡散用薄膜の
成長と拡散の適温が異なる場合がある。また薄膜形成の
時間は短く、拡散は時間が長い場合もある。このように
薄膜形成の温度、時間と、不純物拡散の温度、時間が異
なる場合は、薄膜形成と拡散を継時的に行う必要があ
る。
散が同時的なものを示す。しかし、不純物拡散用薄膜の
成長と拡散の適温が異なる場合がある。また薄膜形成の
時間は短く、拡散は時間が長い場合もある。このように
薄膜形成の温度、時間と、不純物拡散の温度、時間が異
なる場合は、薄膜形成と拡散を継時的に行う必要があ
る。
【0020】この場合は図2のように、不純物拡散用薄
膜形成を完成した後から不純物拡散を行う。図2のヘは
基板の上に抑止膜を形成し、フォトリソグラフィにより
窓開けし、不純物拡散用薄膜を選択的に形成した状態を
示す。このとき拡散は殆ど起こっていないとする。基板
の温度を拡散に適する温度にする。トのように不純物拡
散用薄膜から基板に向けて不純物拡散が始まる。固相拡
散である。拡散領域というのは基板の表面近くにあって
不純物濃度が高い部分を言う。時間とともに拡散領域が
拡がってゆく。チは中間的な状態を示す。やがて拡散が
完成する。所定の深さまで不純物が拡散している。リの
ようになるのでこのまま基板を冷却する。適温まで下が
ると不純物拡散用薄膜のみを選択的にエッチングして除
去する。
膜形成を完成した後から不純物拡散を行う。図2のヘは
基板の上に抑止膜を形成し、フォトリソグラフィにより
窓開けし、不純物拡散用薄膜を選択的に形成した状態を
示す。このとき拡散は殆ど起こっていないとする。基板
の温度を拡散に適する温度にする。トのように不純物拡
散用薄膜から基板に向けて不純物拡散が始まる。固相拡
散である。拡散領域というのは基板の表面近くにあって
不純物濃度が高い部分を言う。時間とともに拡散領域が
拡がってゆく。チは中間的な状態を示す。やがて拡散が
完成する。所定の深さまで不純物が拡散している。リの
ようになるのでこのまま基板を冷却する。適温まで下が
ると不純物拡散用薄膜のみを選択的にエッチングして除
去する。
【0021】
【実施例】本発明の拡散方法の実施例として、n型In
P基板の上にZnを選択的に拡散する場合を説明する。
これは受光素子を製造する際に用いられる。InP基板
はSiをド−プしてn型にしてある。p型不純物として
は、Zn、Mg、Cdなどがあり、本発明は何れにも適
用できるが、ここではZnの場合を例にして説明する。
P基板の上にZnを選択的に拡散する場合を説明する。
これは受光素子を製造する際に用いられる。InP基板
はSiをド−プしてn型にしてある。p型不純物として
は、Zn、Mg、Cdなどがあり、本発明は何れにも適
用できるが、ここではZnの場合を例にして説明する。
【0022】本発明の手法に従い、p型としてZnを含
むInGaAs膜を選択的に成長させ、固相拡散により
基板にZnを拡散させ、p型領域を形成する。これはI
nGaAs受光素子を製造する工程の一部として用いら
れる。
むInGaAs膜を選択的に成長させ、固相拡散により
基板にZnを拡散させ、p型領域を形成する。これはI
nGaAs受光素子を製造する工程の一部として用いら
れる。
【0023】図3によりまず受光素子の構造を説明す
る。これはよく知られた構造である。n型のInP基板
1の上に、InPのバッファ−層2、InGaAs受光
層3、InP窓層4がエピタキシャル成長してある。I
nP基板1の下には、n側電極5が形成される。InP
窓層4の上から、p型不純物であるZnが選択拡散され
ている。抑止膜6が先に形成されこれの開口部にZnが
熱拡散される。素子の中央部に拡散領域ができる。この
部分にp型−i型−n型の領域が形成される。ルの部分
を拡大したものを左下に示す。Znを拡散した部分はp
型になっている。その下が空乏層になり、さらにその下
がn型になっている。pin構造ができる。周辺部はS
iN膜7によって覆われる。p型不純物拡散領域上の中
央部が受光領域9になる。ここの一部にp側電極10が
形成される。n側電極5と、p側電極10の間に電圧を
印加し、受光素子を逆バイアスして使用する。
る。これはよく知られた構造である。n型のInP基板
1の上に、InPのバッファ−層2、InGaAs受光
層3、InP窓層4がエピタキシャル成長してある。I
nP基板1の下には、n側電極5が形成される。InP
窓層4の上から、p型不純物であるZnが選択拡散され
ている。抑止膜6が先に形成されこれの開口部にZnが
熱拡散される。素子の中央部に拡散領域ができる。この
部分にp型−i型−n型の領域が形成される。ルの部分
を拡大したものを左下に示す。Znを拡散した部分はp
型になっている。その下が空乏層になり、さらにその下
がn型になっている。pin構造ができる。周辺部はS
iN膜7によって覆われる。p型不純物拡散領域上の中
央部が受光領域9になる。ここの一部にp側電極10が
形成される。n側電極5と、p側電極10の間に電圧を
印加し、受光素子を逆バイアスして使用する。
【0024】図4と図5により受光素子の製造工程を説
明する。これは良く知られた工程である。図4のヲのよ
うにInP基板(ウエハ)から出発する。以下素子の1
個分だけを示すが、ウエハ全体として処理しているの
で、全ての素子について同じ工程が行われる。この上
に、先述のように、InPバッファ層、InGaAs受
光層、InP窓層をエピタキシャル成長する。さらにこ
の上に窒化膜(SiN)を形成する。これがワに示す状
態である。
明する。これは良く知られた工程である。図4のヲのよ
うにInP基板(ウエハ)から出発する。以下素子の1
個分だけを示すが、ウエハ全体として処理しているの
で、全ての素子について同じ工程が行われる。この上
に、先述のように、InPバッファ層、InGaAs受
光層、InP窓層をエピタキシャル成長する。さらにこ
の上に窒化膜(SiN)を形成する。これがワに示す状
態である。
【0025】次にカに示すように、窒化膜の一部を除
き、拡散窓を形成する。開口部からZnを拡散させる。
ヨは拡散後のエッジの近傍の拡大図である。拡散領域は
開口部の直下のInGaAs層の中間まで伸びている。
従来はこれを気相拡散で行った。本発明では図6、図7
に示すように、固相拡散で行う。拡散領域ができると、
逆スパッタして、AR(反射防止膜)コ−トを受光領域
の上とその周辺に形成する。これがタの状態である。
き、拡散窓を形成する。開口部からZnを拡散させる。
ヨは拡散後のエッジの近傍の拡大図である。拡散領域は
開口部の直下のInGaAs層の中間まで伸びている。
従来はこれを気相拡散で行った。本発明では図6、図7
に示すように、固相拡散で行う。拡散領域ができると、
逆スパッタして、AR(反射防止膜)コ−トを受光領域
の上とその周辺に形成する。これがタの状態である。
【0026】次に図5のレに示すように、ARコ−トの
一部を除去しここにp側電極を形成する。これはp型不
純物拡散領域に接触する様に形成する。チップ(素子)
間のARコ−トを分離する。p側電極とp型不純物拡散
領域のInPとを合金化処理し、この電極がオ−ミック
接触をとれるようにする。
一部を除去しここにp側電極を形成する。これはp型不
純物拡散領域に接触する様に形成する。チップ(素子)
間のARコ−トを分離する。p側電極とp型不純物拡散
領域のInPとを合金化処理し、この電極がオ−ミック
接触をとれるようにする。
【0027】ツのようにInP基板の他方の面に、n側
電極を形成する。これをInP基板と合金処理し、オ−
ミック接触電極とする。ネのようにn側電極の表面にS
nメッキをする。以上の工程はウエハプロセスの一部と
してウエハのまま行う。ナでスクライブしチップ(素
子:デバイス)ごとに分離する。これをパッケ−ジに収
容して検査を行う。
電極を形成する。これをInP基板と合金処理し、オ−
ミック接触電極とする。ネのようにn側電極の表面にS
nメッキをする。以上の工程はウエハプロセスの一部と
してウエハのまま行う。ナでスクライブしチップ(素
子:デバイス)ごとに分離する。これをパッケ−ジに収
容して検査を行う。
【0028】図4のカ、ヨの拡散工程であるが、本発明
では、図6に示すように、SiNの窓開けの後、Zn、
In、Ga、Asなどを含む原料ガスを反応炉に流し
て、Znド−プInGaAs薄膜を成長させる。SiN
膜はInGaAsの成長を抑止する作用がありこの上に
はInGaAsが付かない。ために基板の露呈している
部位のみにInGaAs層が成長する。これは高濃度に
Znを含む薄膜である。
では、図6に示すように、SiNの窓開けの後、Zn、
In、Ga、Asなどを含む原料ガスを反応炉に流し
て、Znド−プInGaAs薄膜を成長させる。SiN
膜はInGaAsの成長を抑止する作用がありこの上に
はInGaAsが付かない。ために基板の露呈している
部位のみにInGaAs層が成長する。これは高濃度に
Znを含む薄膜である。
【0029】基板を適当な温度に加熱して所定の時間保
持する。InGaAsから固相のままZnが拡散してゆ
き、直下のInP窓層、InGaAs受光層まで拡が
る。固相からの拡散であるので、速度は遅い。しかし、
InGaAs中でのZnの濃度が一定しているので、窓
の開口面内で均一にZnを拡散することができる。ま
た、開口面がInGaAsによって覆われるので異物に
よって開口面が汚染されない。
持する。InGaAsから固相のままZnが拡散してゆ
き、直下のInP窓層、InGaAs受光層まで拡が
る。固相からの拡散であるので、速度は遅い。しかし、
InGaAs中でのZnの濃度が一定しているので、窓
の開口面内で均一にZnを拡散することができる。ま
た、開口面がInGaAsによって覆われるので異物に
よって開口面が汚染されない。
【0030】もしも、SiN膜が一部に穴を持っていた
り不完全であると、そこでInP基板が露出する。そこ
にもInGaAsが成長する。顕微鏡観察により異常な
InGaAsの薄膜成長を観察できるので、拡散工程で
異常であったものを認識することができる。このよう
に、早期に不良を発見できるというのも本発明の長所で
ある。拡散後冷却する。そして選択エッチングによりI
nGaAsをInP基板から除去する。これに続く工程
は図4のタ以下従来のものと同じである。
り不完全であると、そこでInP基板が露出する。そこ
にもInGaAsが成長する。顕微鏡観察により異常な
InGaAsの薄膜成長を観察できるので、拡散工程で
異常であったものを認識することができる。このよう
に、早期に不良を発見できるというのも本発明の長所で
ある。拡散後冷却する。そして選択エッチングによりI
nGaAsをInP基板から除去する。これに続く工程
は図4のタ以下従来のものと同じである。
【0031】図8は本発明の拡散を行うための気相反応
装置の概略断面図である。Gaのソ−スボ−ト11と、
Inのソ−スボ−ト12と、Zn供給源13が、反応管
14の内部に設けられる。反応管14は横型の反応炉で
あるが、二つのヒ−タ15、16が軸方向に直列にして
設けられる。反応管14の外部には、H2 ガスボンベ1
8があり、高純度水素ガスを反応管14に供給できるよ
うになっている。また、AsCl3 のバブラ22、26
が二つ設けられる。これは、Asを塩化物の形態で供給
するためのものである。水素ガスがキャリヤガスとし
て、バブラに導かれこれを泡だたせる。バブラは常温ま
たは常温以下の一定温度に保持される。塩化物の形で、
V族元素を導入するので、この方法はクロライドVPE
法と呼ばれる。これは毒性が低いので安全性の高い方法
である。
装置の概略断面図である。Gaのソ−スボ−ト11と、
Inのソ−スボ−ト12と、Zn供給源13が、反応管
14の内部に設けられる。反応管14は横型の反応炉で
あるが、二つのヒ−タ15、16が軸方向に直列にして
設けられる。反応管14の外部には、H2 ガスボンベ1
8があり、高純度水素ガスを反応管14に供給できるよ
うになっている。また、AsCl3 のバブラ22、26
が二つ設けられる。これは、Asを塩化物の形態で供給
するためのものである。水素ガスがキャリヤガスとし
て、バブラに導かれこれを泡だたせる。バブラは常温ま
たは常温以下の一定温度に保持される。塩化物の形で、
V族元素を導入するので、この方法はクロライドVPE
法と呼ばれる。これは毒性が低いので安全性の高い方法
である。
【0032】V族元素をガスにするには水素化物AsH
3 、PH3 なども用いられる。水素化物を原料ガスとし
てIII-V族化合物半導体を製造する方法は、ハライドV
PEや、MOCVDなどの方法がある。III 族元素を導
入する方法の違いにより、両者が区別される。本発明の
拡散方法は勿論、ハライドVPE、MOCVD法にも適
用できる。
3 、PH3 なども用いられる。水素化物を原料ガスとし
てIII-V族化合物半導体を製造する方法は、ハライドV
PEや、MOCVDなどの方法がある。III 族元素を導
入する方法の違いにより、両者が区別される。本発明の
拡散方法は勿論、ハライドVPE、MOCVD法にも適
用できる。
【0033】以上の構成においてその作用を説明する。
反応管14のGaソ−スボ−ト11にはGaメタルが、
Inソ−スボ−ト12にはInメタルが入っている。Z
n供給源13は、Gaメタルのソ−スボ−ト11の近傍
に置かれている。ソ−スボ−トなどは反応管14の前半
部に置かれる。基板17はInP基板に前記のエピタキ
シャル層と、窒化膜が形成され、窒化膜には窓が形成さ
れているものとする。基板17は反応管14の後半部に
置かれる。抑止膜としてSiN膜、不純物拡散用薄膜と
してInGaAs膜を用いる例である。反応時の温度
は、例えば、基板は680℃、ソ−スボ−トの領域は8
10℃とする。これらの領域の温度はヒ−タ15、16
の制御により自在に設定できる。
反応管14のGaソ−スボ−ト11にはGaメタルが、
Inソ−スボ−ト12にはInメタルが入っている。Z
n供給源13は、Gaメタルのソ−スボ−ト11の近傍
に置かれている。ソ−スボ−トなどは反応管14の前半
部に置かれる。基板17はInP基板に前記のエピタキ
シャル層と、窒化膜が形成され、窒化膜には窓が形成さ
れているものとする。基板17は反応管14の後半部に
置かれる。抑止膜としてSiN膜、不純物拡散用薄膜と
してInGaAs膜を用いる例である。反応時の温度
は、例えば、基板は680℃、ソ−スボ−トの領域は8
10℃とする。これらの領域の温度はヒ−タ15、16
の制御により自在に設定できる。
【0034】H2 ガスボンベ18から、水素ガスが導入
管19を通り、流量コントロ−ラ21、25を経て、A
sCl3 バブラ22、26に導入される。これはキャリ
ヤガスとして働き、AsCl3 を泡立てて、これを含む
状態のAsCl3 /H2 ガスとなる。AsCl3 バブラ
22で生じたものは導入管23を通り、Gaソ−スボ−
ト11、Zn供給源13の近傍の開口端24から反応管
内へ導かれる。この部分は高温であり、GaやZnの一
部が蒸気となって存在している。ここへAsCl3 /H
2 が入ってくるので、ここで気相反応が起こる。
管19を通り、流量コントロ−ラ21、25を経て、A
sCl3 バブラ22、26に導入される。これはキャリ
ヤガスとして働き、AsCl3 を泡立てて、これを含む
状態のAsCl3 /H2 ガスとなる。AsCl3 バブラ
22で生じたものは導入管23を通り、Gaソ−スボ−
ト11、Zn供給源13の近傍の開口端24から反応管
内へ導かれる。この部分は高温であり、GaやZnの一
部が蒸気となって存在している。ここへAsCl3 /H
2 が入ってくるので、ここで気相反応が起こる。
【0035】またバブラ26で生じたものは、導入管2
7を通り、Inソ−スボ−ト12の近傍の開口端28か
ら反応管に導入される。それぞれのソ−ス表面では、G
a、Inの塩化物が生成される。また導入管29、流量
コントロ−ラ30、導入管31を経て、H2 が反応管の
前端部32に導入される。AsCl3 /H2 、H2 など
のガスの供給量は流量コントロ−ラ21、25、30に
より厳密に制御することができる。
7を通り、Inソ−スボ−ト12の近傍の開口端28か
ら反応管に導入される。それぞれのソ−ス表面では、G
a、Inの塩化物が生成される。また導入管29、流量
コントロ−ラ30、導入管31を経て、H2 が反応管の
前端部32に導入される。AsCl3 /H2 、H2 など
のガスの供給量は流量コントロ−ラ21、25、30に
より厳密に制御することができる。
【0036】生成された塩化物InCl、GaClと、
Znはキャリヤガスにより基板17まで運ばれる。基板
17は、表面がSiNにより部分的に覆われており、一
部にInPが露呈している。露呈しているInP結晶の
上にこれらの気相反応でできたInGaAsがエピタキ
シャル成長してゆく。高濃度のZnが存在するので、Z
nを高濃度に含むInGaAsとなる。これが充分な厚
みにまで成長した状態が、図6に示すものである。In
GaAsの膜成長と同時にZnの固相拡散が起こる。こ
れはInGaAsから直下のInPの内部へ熱により拡
散してゆくのである。
Znはキャリヤガスにより基板17まで運ばれる。基板
17は、表面がSiNにより部分的に覆われており、一
部にInPが露呈している。露呈しているInP結晶の
上にこれらの気相反応でできたInGaAsがエピタキ
シャル成長してゆく。高濃度のZnが存在するので、Z
nを高濃度に含むInGaAsとなる。これが充分な厚
みにまで成長した状態が、図6に示すものである。In
GaAsの膜成長と同時にZnの固相拡散が起こる。こ
れはInGaAsから直下のInPの内部へ熱により拡
散してゆくのである。
【0037】Znの拡散によりInP窓層、InGaA
s受光層の中に、p型領域が生成される。InP基板の
n型キャリヤ濃度は5×1015cm-3である。この上に
成長したZnド−プInGaAs層のp型キャリヤ濃度
は、1.0×1019cm-3であった。
s受光層の中に、p型領域が生成される。InP基板の
n型キャリヤ濃度は5×1015cm-3である。この上に
成長したZnド−プInGaAs層のp型キャリヤ濃度
は、1.0×1019cm-3であった。
【0038】固相拡散により、InP層の方へZnが拡
散するが、拡散が終了した時点で、深さ方向のZnの濃
度を測定した。図9はこの結果を示す。横軸はInGa
As不純物拡散用薄膜の表面からの深さである。不純物
拡散用薄膜としてのInGaAsの厚さは2.5μm程
度である。これより深い部分は、InP基板受光層にな
っている。縦軸はp型キャリヤ濃度である。
散するが、拡散が終了した時点で、深さ方向のZnの濃
度を測定した。図9はこの結果を示す。横軸はInGa
As不純物拡散用薄膜の表面からの深さである。不純物
拡散用薄膜としてのInGaAsの厚さは2.5μm程
度である。これより深い部分は、InP基板受光層にな
っている。縦軸はp型キャリヤ濃度である。
【0039】ウヰの範囲は、不純物拡散用薄膜であるI
nGaAsの内部であり、Zn濃度が1×1019cm-3
の程度である。ヰノでp型不純物濃度が急激に減少す
る。これはInGaAsの内部で、InPに接触する近
傍部である。ノオクの部分は、InP基板の部分であ
る。ここでのp型不純物濃度は、大体一定しており、1
×1018cm-3〜2×1018cm-3の程度である。クヤ
の部分ではp型不純物濃度が急激に減少する。これはI
nGaAs薄膜から離れ、Zn拡散が弱かった部分であ
る。これより深い部分が空乏層になる。
nGaAsの内部であり、Zn濃度が1×1019cm-3
の程度である。ヰノでp型不純物濃度が急激に減少す
る。これはInGaAsの内部で、InPに接触する近
傍部である。ノオクの部分は、InP基板の部分であ
る。ここでのp型不純物濃度は、大体一定しており、1
×1018cm-3〜2×1018cm-3の程度である。クヤ
の部分ではp型不純物濃度が急激に減少する。これはI
nGaAs薄膜から離れ、Zn拡散が弱かった部分であ
る。これより深い部分が空乏層になる。
【0040】次に図7のようにエッチングによってIn
GaAs不純物拡散用薄膜を除去する。この際、InP
をエッチングせず、InGaAsのみをエッチングする
ようなエッチング液を用いれば良い。たとえば、燐酸と
過酸化水素水の混合液を用いる。これによるとInPを
損なわず、InGaAsのみを除去できる。
GaAs不純物拡散用薄膜を除去する。この際、InP
をエッチングせず、InGaAsのみをエッチングする
ようなエッチング液を用いれば良い。たとえば、燐酸と
過酸化水素水の混合液を用いる。これによるとInPを
損なわず、InGaAsのみを除去できる。
【0041】この後p型不純物濃度を測定すると、図1
0のようになった。深さが2μmであるマケ間ではp型
不純物濃度が1×1018cm-3〜2×1018cm-3の程
度で安定している。これより深い部分で不純物濃度が急
激に減少する。3μmの深さでは1017cm-3に落ちて
いる。このようにInP基板の表面にp型不純物拡散領
域が出来ているということを確かめた。
0のようになった。深さが2μmであるマケ間ではp型
不純物濃度が1×1018cm-3〜2×1018cm-3の程
度で安定している。これより深い部分で不純物濃度が急
激に減少する。3μmの深さでは1017cm-3に落ちて
いる。このようにInP基板の表面にp型不純物拡散領
域が出来ているということを確かめた。
【0042】本発明の拡散方法を用いて図3に示すよう
な受光素子を製造した。この受光素子の暗電流、感度な
どの特性を調べた。この受光素子は、従来の封管法によ
るZn拡散を行った受光素子と同程度の暗電流、感度、
応答速度を持つということが分かった。
な受光素子を製造した。この受光素子の暗電流、感度な
どの特性を調べた。この受光素子は、従来の封管法によ
るZn拡散を行った受光素子と同程度の暗電流、感度、
応答速度を持つということが分かった。
【0043】
【発明の効果】本発明の不純物拡散の方法は、不純物拡
散用薄膜を選択的に成長させこれから固相拡散により基
板の中へ不純物を拡散する。これは次のように従来の方
法にはない優れた特徴がある。
散用薄膜を選択的に成長させこれから固相拡散により基
板の中へ不純物を拡散する。これは次のように従来の方
法にはない優れた特徴がある。
【0044】基板の上に、抑止膜を形成し、これによ
って覆われない部分に不純物拡散用薄膜を形成しこれに
よって覆われた状態で、不純物拡散を行う。基板が気相
の中に露呈していないので、V族元素の蒸気圧を制御し
なくても、V族元素は基板から抜けない。基板のストイ
キオメトリを保つことができる。
って覆われない部分に不純物拡散用薄膜を形成しこれに
よって覆われた状態で、不純物拡散を行う。基板が気相
の中に露呈していないので、V族元素の蒸気圧を制御し
なくても、V族元素は基板から抜けない。基板のストイ
キオメトリを保つことができる。
【0045】基板の上に、抑止膜を形成し、これによ
って覆われない部分に不純物拡散用薄膜を形成しこれに
よって覆われた状態で、不純物拡散を行う。冷却工程に
おいても基板の表面は不純物拡散用薄膜によって覆われ
ている。このため、基板の表面を清浄に保つことができ
る。不純物拡散の工程において異物が混入したり汚染さ
れたりすることがない。
って覆われない部分に不純物拡散用薄膜を形成しこれに
よって覆われた状態で、不純物拡散を行う。冷却工程に
おいても基板の表面は不純物拡散用薄膜によって覆われ
ている。このため、基板の表面を清浄に保つことができ
る。不純物拡散の工程において異物が混入したり汚染さ
れたりすることがない。
【0046】本発明は不純物拡散用薄膜を形成してこ
れにより拡散を行う。不純物拡散用薄膜を成長するため
の化学反応は、基板温度によって制御され、気相組成の
変動の影響を受け難い。ために安定した組成の不純物拡
散用薄膜を成長させることができる。不純物拡散用薄膜
の組成が安定しているので、これに含まれる不純物濃度
も一定し、基板に取り込まれる不純物濃度も面内で一定
する。同じ工程を繰り返す場合の再現性も優れている。
所望の不純物濃度の基板を得易い。
れにより拡散を行う。不純物拡散用薄膜を成長するため
の化学反応は、基板温度によって制御され、気相組成の
変動の影響を受け難い。ために安定した組成の不純物拡
散用薄膜を成長させることができる。不純物拡散用薄膜
の組成が安定しているので、これに含まれる不純物濃度
も一定し、基板に取り込まれる不純物濃度も面内で一定
する。同じ工程を繰り返す場合の再現性も優れている。
所望の不純物濃度の基板を得易い。
【0047】III-V族化合物半導体に不純物拡散を行
う場合従来は閉管法が主流であった。本発明はこれとは
違い開管法によって行うことができる。開管法の利点を
生かし、大口径のウエハに対しても不純物拡散を行うこ
とができ、半導体素子の製造コストの低減に大いに寄与
する。例えば、2インチ径の大型III-V族化合物半導体
ウエハに対しても適用できる。
う場合従来は閉管法が主流であった。本発明はこれとは
違い開管法によって行うことができる。開管法の利点を
生かし、大口径のウエハに対しても不純物拡散を行うこ
とができ、半導体素子の製造コストの低減に大いに寄与
する。例えば、2インチ径の大型III-V族化合物半導体
ウエハに対しても適用できる。
【0048】次に述べる利点はより根本的である。不
純物拡散用薄膜によって基板を覆うので、基板表面から
のV族元素の解離を防ぐことができるということであ
る。このため従来の気相拡散に比べて、より確実な拡散
が容易に行える。確実というのは、均一な拡散を行うこ
とができ、深さ制御が容易であるということである。
純物拡散用薄膜によって基板を覆うので、基板表面から
のV族元素の解離を防ぐことができるということであ
る。このため従来の気相拡散に比べて、より確実な拡散
が容易に行える。確実というのは、均一な拡散を行うこ
とができ、深さ制御が容易であるということである。
【0049】Siの場合は問題にならないが、III-V族
化合物半導体の場合は、高温においてV族元素の蒸気圧
が高くなるという問題がある。ためにV族元素が基板や
薄膜結晶から解離してしまう。V族元素の抜けはIII-V
族化合物半導体の素子を製造する全ての工程に於いて共
通の難点である。Siの場合拡散を支配する因子は、温
度、時間、拡散係数等である。III-V族化合物半導体の
場合は、これらに加えて基板の内部のV族元素の空孔に
も依存する。V族元素(P、Asなど)は高温の気相中
においては蒸発解離し易い。このために閉管法において
は、固体のP源、As源を管の中に封入し、温度制御し
て封管中のV族圧力を保持して結晶基板からのV族元素
の解離を防ぐようにしている。従来のIII-V族化合物半
導体の不純物拡散において閉管法が主流であるのは、V
族元素の圧力制御がより容易であるからである。
化合物半導体の場合は、高温においてV族元素の蒸気圧
が高くなるという問題がある。ためにV族元素が基板や
薄膜結晶から解離してしまう。V族元素の抜けはIII-V
族化合物半導体の素子を製造する全ての工程に於いて共
通の難点である。Siの場合拡散を支配する因子は、温
度、時間、拡散係数等である。III-V族化合物半導体の
場合は、これらに加えて基板の内部のV族元素の空孔に
も依存する。V族元素(P、Asなど)は高温の気相中
においては蒸発解離し易い。このために閉管法において
は、固体のP源、As源を管の中に封入し、温度制御し
て封管中のV族圧力を保持して結晶基板からのV族元素
の解離を防ぐようにしている。従来のIII-V族化合物半
導体の不純物拡散において閉管法が主流であるのは、V
族元素の圧力制御がより容易であるからである。
【0050】開管法においては、V族元素を含むガスを
同時に流しV族圧力を高め、基板結晶からのV族元素の
解離を防いでいる。しかしガス中の組成の揺らぎ、圧力
の揺らぎがあり、V族元素の解離を防ぐことができな
い。たとえ光学顕微鏡で観察してV族の空孔がないとい
う場合でも、原子レベルのV族元素の抜けがあるもので
ある。微細なV族元素の抜けのためにV族空孔が発生
し、これが不純物拡散に大きく影響する。他の条件が同
じでもV族空孔の濃度分布により不純物拡散の分布や深
さが大きく左右される。気相からの不純物拡散の場合は
V族元素の抜けが常に問題になる。
同時に流しV族圧力を高め、基板結晶からのV族元素の
解離を防いでいる。しかしガス中の組成の揺らぎ、圧力
の揺らぎがあり、V族元素の解離を防ぐことができな
い。たとえ光学顕微鏡で観察してV族の空孔がないとい
う場合でも、原子レベルのV族元素の抜けがあるもので
ある。微細なV族元素の抜けのためにV族空孔が発生
し、これが不純物拡散に大きく影響する。他の条件が同
じでもV族空孔の濃度分布により不純物拡散の分布や深
さが大きく左右される。気相からの不純物拡散の場合は
V族元素の抜けが常に問題になる。
【0051】ところが本発明では、基板の表面を先ず不
純物拡散用薄膜によって覆ってしまう。ために気体部分
のV族元素の蒸気圧がいかなる値であってもV族元素が
基板表面から解離するということがない。
純物拡散用薄膜によって覆ってしまう。ために気体部分
のV族元素の蒸気圧がいかなる値であってもV族元素が
基板表面から解離するということがない。
【0052】固相拡散の場合、気相拡散よりも拡散係
数が小さい。このため、広い面積を持つ基板に対して、
均一な拡散が可能で、深さ制御が容易になる。
数が小さい。このため、広い面積を持つ基板に対して、
均一な拡散が可能で、深さ制御が容易になる。
【0053】本発明の方法は従来のものに比べて管理
が容易になるという長所がある。従来の拡散では、拡散
深さ、キャリヤ密度などの結果評価しかできなかった。
本発明の方法によると、中間の工程において、固相拡散
源となる不純物拡散用薄膜が残っている。これを用いて
反応の工程評価ができる。途中の工程で作成される不純
物拡散用薄膜をX線評価し、あるいはPL(ホトルミネ
ッセンス)評価などにより非破壊検査することができ
る。これらの手段による不純物拡散用薄膜の評価によ
り、拡散反応が制御されたことを間接的に確認すること
ができる。また異常が発生した際は、不純物拡散用薄膜
を解析することにより、問題を明らかにすることができ
る。不純物拡散用薄膜の存在は、生産技術の観点から
も、工程の安定化に寄与し、異常解析を容易にするとい
う利点がある。
が容易になるという長所がある。従来の拡散では、拡散
深さ、キャリヤ密度などの結果評価しかできなかった。
本発明の方法によると、中間の工程において、固相拡散
源となる不純物拡散用薄膜が残っている。これを用いて
反応の工程評価ができる。途中の工程で作成される不純
物拡散用薄膜をX線評価し、あるいはPL(ホトルミネ
ッセンス)評価などにより非破壊検査することができ
る。これらの手段による不純物拡散用薄膜の評価によ
り、拡散反応が制御されたことを間接的に確認すること
ができる。また異常が発生した際は、不純物拡散用薄膜
を解析することにより、問題を明らかにすることができ
る。不純物拡散用薄膜の存在は、生産技術の観点から
も、工程の安定化に寄与し、異常解析を容易にするとい
う利点がある。
【0054】本発明の方法は、拡散の良否をウエハプ
ロセスで判定することを可能にする。通常、デバイス加
工には、絶縁膜形成、電極形成、拡散などの工程が必要
である。絶縁膜、電極は外観観察ができすぐに良否を判
断をすることができる。しかし拡散については従来法で
は、結晶上に異物を形成する工程ではないため、光学的
な外観観察ができない。
ロセスで判定することを可能にする。通常、デバイス加
工には、絶縁膜形成、電極形成、拡散などの工程が必要
である。絶縁膜、電極は外観観察ができすぐに良否を判
断をすることができる。しかし拡散については従来法で
は、結晶上に異物を形成する工程ではないため、光学的
な外観観察ができない。
【0055】結晶上で不連続に現れるデバイスの性能不
良が、拡散の異常を原因として引き起こされた場合、外
観だけでは判断できない。パッケ−ジに収容し最終的な
評価工程まで進んで初めて検出される。拡散異常による
不良は例えば次のようなものがある。化合物半導体デバ
イスで拡散マスクとして用いられる絶縁膜SiN薄膜で
微小な欠陥(穴)が開いていたり、膜の端で微小な浮き
がある場合がある。この部分で制御されない拡散が起こ
り、デバイス性能に著しい悪影響を及ぼす。このような
絶縁膜不良による拡散の異常を光学的方法で観察するこ
とは不可能であった。
良が、拡散の異常を原因として引き起こされた場合、外
観だけでは判断できない。パッケ−ジに収容し最終的な
評価工程まで進んで初めて検出される。拡散異常による
不良は例えば次のようなものがある。化合物半導体デバ
イスで拡散マスクとして用いられる絶縁膜SiN薄膜で
微小な欠陥(穴)が開いていたり、膜の端で微小な浮き
がある場合がある。この部分で制御されない拡散が起こ
り、デバイス性能に著しい悪影響を及ぼす。このような
絶縁膜不良による拡散の異常を光学的方法で観察するこ
とは不可能であった。
【0056】本発明の拡散方法は拡散不良を光学的に評
価することを可能にする。本発明では、もしも拡散マス
クである絶縁膜に微小な穴や欠陥、膜端での浮きがあれ
ば、これらの穴、欠陥、浮きの箇所で、拡散源である不
純物拡散用薄膜が成長する。絶縁膜が不純物拡散用薄膜
の成長を抑止する作用があるが、これが一部欠けている
と局所的に不純物拡散用薄膜が成長する。これが大きい
結晶粒を作る。これは顕微鏡で観察できる。そこで、不
純物拡散用薄膜を成長させ拡散を行い冷却した後、自動
顕微鏡によりウエハを観察し1素子毎に外観パタ−ンを
画像認識し、良品外観と比較する。所定の位置以外に不
純物拡散用薄膜があればこれは、絶縁膜に穴がありここ
で基板が露呈していたために不純物拡散用薄膜が成長し
たということである。これは不合格品である。これはウ
エハ上の配列位置によって付けた素子番号により記憶す
る。このあと不純物拡散用薄膜をエッチング除去し、素
子毎に分離したとき、先に拡散不良とされた素子は除去
する。つまり本発明は抑止膜と基板、不純物拡散用薄膜
の選択性を利用して、不良の素子を顕微鏡観察によりウ
エハの段階で見いだすことができる。
価することを可能にする。本発明では、もしも拡散マス
クである絶縁膜に微小な穴や欠陥、膜端での浮きがあれ
ば、これらの穴、欠陥、浮きの箇所で、拡散源である不
純物拡散用薄膜が成長する。絶縁膜が不純物拡散用薄膜
の成長を抑止する作用があるが、これが一部欠けている
と局所的に不純物拡散用薄膜が成長する。これが大きい
結晶粒を作る。これは顕微鏡で観察できる。そこで、不
純物拡散用薄膜を成長させ拡散を行い冷却した後、自動
顕微鏡によりウエハを観察し1素子毎に外観パタ−ンを
画像認識し、良品外観と比較する。所定の位置以外に不
純物拡散用薄膜があればこれは、絶縁膜に穴がありここ
で基板が露呈していたために不純物拡散用薄膜が成長し
たということである。これは不合格品である。これはウ
エハ上の配列位置によって付けた素子番号により記憶す
る。このあと不純物拡散用薄膜をエッチング除去し、素
子毎に分離したとき、先に拡散不良とされた素子は除去
する。つまり本発明は抑止膜と基板、不純物拡散用薄膜
の選択性を利用して、不良の素子を顕微鏡観察によりウ
エハの段階で見いだすことができる。
【0057】 本発明の方法は素子の評価、選別を容
易にする。半導体素子の製造においてはウエハプロセス
により1枚のウエハから数多くのでデバイスを一挙に加
工する。製造後に、デバイスの品質を評価しなければな
らない。各デバイスの品質が結晶品質による場合、品質
は位置による連続的な分布になる。
易にする。半導体素子の製造においてはウエハプロセス
により1枚のウエハから数多くのでデバイスを一挙に加
工する。製造後に、デバイスの品質を評価しなければな
らない。各デバイスの品質が結晶品質による場合、品質
は位置による連続的な分布になる。
【0058】一方、結晶の後工程によって決まる品質に
関しては、必ずしも位置による連続的な分布をなさない
場合が多い。多くの品質があり外観検査で判定できるも
のもあれば、できないものもある。外観検査によって判
別できない品質の場合は、デバイス加工後、一つ一つを
パッケ−ジに組み込んで特性を評価しなければならな
い。ウエハから分離後独立の素子にしたものを評価する
には、専用のパッケ−ジが必要になる。品質評価の結
果、特性不良であることが分かるとこれは廃棄される。
パッケ−ジもこれに伴い無駄になってしまう。パッケ−
ジには問題がないのであるからこれは無駄なことであ
る。
関しては、必ずしも位置による連続的な分布をなさない
場合が多い。多くの品質があり外観検査で判定できるも
のもあれば、できないものもある。外観検査によって判
別できない品質の場合は、デバイス加工後、一つ一つを
パッケ−ジに組み込んで特性を評価しなければならな
い。ウエハから分離後独立の素子にしたものを評価する
には、専用のパッケ−ジが必要になる。品質評価の結
果、特性不良であることが分かるとこれは廃棄される。
パッケ−ジもこれに伴い無駄になってしまう。パッケ−
ジには問題がないのであるからこれは無駄なことであ
る。
【0059】またデバイスを一つ一つ評価していたので
は時間がかかる。一括して評価できればそれが望まし
い。すなわちパッケ−ジに収容し電気的測定で性能異常
が発見できる以前に、他の方法で特性異常を発見できれ
ば、極めて好都合である。評価の時間手間を削減でき、
パッケ−ジの無駄を省き、デバイス製造量が増加する
し、コストを総合的に低減することができる。
は時間がかかる。一括して評価できればそれが望まし
い。すなわちパッケ−ジに収容し電気的測定で性能異常
が発見できる以前に、他の方法で特性異常を発見できれ
ば、極めて好都合である。評価の時間手間を削減でき、
パッケ−ジの無駄を省き、デバイス製造量が増加する
し、コストを総合的に低減することができる。
【0060】先に、本発明によれば、絶縁膜の穴があれ
ばそこに不純物拡散用薄膜が成長するので顕微鏡観察に
より自動的に不良素子を見いだすことができるというこ
とを述べた。これを素子分離後除去する。この後は不良
である素子については処理や評価を行わない。これによ
り拡散工程に起因して不良である素子を評価しなくても
良いようになる。素子の評価は多様な項目について行わ
なければならず、時間も費用もかかる。予め不良である
ことが分かっている素子を除くことができるので評価の
コストを削減できる。
ばそこに不純物拡散用薄膜が成長するので顕微鏡観察に
より自動的に不良素子を見いだすことができるというこ
とを述べた。これを素子分離後除去する。この後は不良
である素子については処理や評価を行わない。これによ
り拡散工程に起因して不良である素子を評価しなくても
良いようになる。素子の評価は多様な項目について行わ
なければならず、時間も費用もかかる。予め不良である
ことが分かっている素子を除くことができるので評価の
コストを削減できる。
【図1】本発明の不純物拡散の工程の説明図。不純物拡
散用薄膜の成長と拡散が同時的である場合を示す。
散用薄膜の成長と拡散が同時的である場合を示す。
【図2】本発明の不純物拡散の方法において、不純物拡
散用薄膜の成長の後に拡散が行われる場合の工程図。
散用薄膜の成長の後に拡散が行われる場合の工程図。
【図3】受光素子の一例を示す一部縦断斜視図。
【図4】図3の受光素子の製造工程の前半を示す工程
図。
図。
【図5】図3の受光素子の製造工程の後半を示す工程
図。
図。
【図6】InP基板の上に形成したSiN膜に窓開け
し、ここにZnド−プInGaAs膜を選択成長した状
態の縦断面図。
し、ここにZnド−プInGaAs膜を選択成長した状
態の縦断面図。
【図7】Znの拡散を終了し、Znド−プInGaAs
膜をエッチングした状態の縦断面図。
膜をエッチングした状態の縦断面図。
【図8】本発明の実施例において、InP基板に、Zn
ド−プInGaAs膜を成長させるための横型の気相成
長装置の概略断面図。
ド−プInGaAs膜を成長させるための横型の気相成
長装置の概略断面図。
【図9】本発明の実施例において、InP基板の上にZ
nド−プInGaAs膜を形成しZnを拡散した後、深
さ方向にZnの濃度を測定した結果を示すグラフ。
nド−プInGaAs膜を形成しZnを拡散した後、深
さ方向にZnの濃度を測定した結果を示すグラフ。
【図10】本発明の実施例において、InP基板の上に
Znド−プInGaAs膜を形成しZnを拡散し、In
GaAs膜を除去した後、深さ方向にZnの濃度を測定
した結果を示すグラフ。
Znド−プInGaAs膜を形成しZnを拡散し、In
GaAs膜を除去した後、深さ方向にZnの濃度を測定
した結果を示すグラフ。
1 InP基板 2 InPバッファ層 3 InGaAs受光層 4 InP窓層 5 n側電極 6 抑止膜 7 SiN膜 8 p型不純物拡散領域 9 受光領域 10 P側電極 11 Gaソ−スボ−ト 12 Inソ−スボ−ト 13 Zn供給源 14 反応管 15 ヒ−タ 16 ヒ−タ 17 基板 18 H2 ガスボンベ 21 流量コントロ−ラ 22 AsCl3 バブラ 25 流量コントロ−ラ 26 AsCl3 バブラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 猪口 康博 大阪府大阪市此花区島屋一丁目1番3号住 友電気工業株式会社大阪製作所内
Claims (9)
- 【請求項1】 第1の導電型のIII-V族化合物半導体結
晶中に、第2の導電型の不純物を拡散することによって
第2の導電型の領域を部分的に形成する方法であって、
III-V族化合物半導体結晶の表面に不純物拡散用薄膜の
成長を抑制する抑止膜を選択的に形成する工程と、第2
の導電型の不純物を含む不純物拡散用薄膜をIII-V族化
合物半導体の表面の抑止膜で覆われない部分に成長させ
同時に不純物拡散用薄膜から第2の導電型の不純物をII
I-V族化合物半導体結晶へと固相拡散する工程と、拡散
終了後不純物拡散用薄膜のみを選択的に除去する工程と
を含むことを特徴とする半導体素子の製造方法。 - 【請求項2】 第1の導電型のIII-V族化合物半導体結
晶中に、第2の導電型の不純物を拡散することによって
第2の導電型の領域を部分的に形成する方法であって、
III-V族化合物半導体結晶の表面に不純物拡散用薄膜の
成長を抑制する抑止膜を選択的に形成する工程と、第2
の導電型の不純物を含む不純物拡散用薄膜をIII-V族化
合物半導体の表面の抑止膜で覆われない部分に成長させ
る工程と、不純物拡散用薄膜から第2の導電型の不純物
をIII-V族化合物半導体結晶へと固相拡散する工程と、
拡散終了後不純物拡散用薄膜のみを選択的に除去する工
程とを含むことを特徴とする半導体素子の製造方法。 - 【請求項3】 第1の導電型のIII-V族化合物半導体結
晶中に、第2の導電型の不純物を拡散することによって
第2の導電型の領域を部分的に形成する方法であって、
III-V族化合物半導体結晶の表面に不純物拡散用薄膜の
成長を抑制する抑止膜を選択的に形成する工程と、第2
の導電型の不純物を含みIn、Ga、As、Pの4元又
は任意の3元を成分として含む不純物拡散用薄膜をIII-
V族化合物半導体の表面の抑止膜で覆われない部分に成
長させ同時に不純物拡散用薄膜から第2の導電型の不純
物をIII-V族化合物半導体結晶へと固相拡散する工程
と、拡散終了後不純物拡散用薄膜のみを選択的に除去す
る工程とを含むことを特徴とする半導体素子の製造方
法。 - 【請求項4】 n型のIII-V族化合物半導体結晶中に、
p型の不純物を拡散することによってp型の領域を部分
的に形成する方法であって、III-V族化合物半導体結晶
の表面に不純物拡散用薄膜の成長を抑制する抑止膜を選
択的に形成する工程と、p型の不純物としてZn、Mg
またはCdを含み、In、Ga、As、Pの4元又は任
意の3元を成分として含む不純物拡散用薄膜をIII-V族
化合物半導体の表面の抑止膜で覆われない部分に成長さ
せ同時に不純物拡散用薄膜からp型の不純物をIII-V族
化合物半導体結晶へと固相拡散する工程と、拡散終了後
不純物拡散用薄膜のみを選択的に除去する工程とを含む
ことを特徴とする半導体素子の製造方法。 - 【請求項5】 第1の導電型のIII-V族化合物半導体結
晶中に、第2の導電型の不純物を拡散することによって
第2の導電型の領域を部分的に形成する方法であって、
III-V族化合物半導体結晶の表面に不純物拡散用薄膜の
成長を抑制する抑止膜を選択的に形成する工程と、第2
の導電型の不純物を含みIn、Ga、As、Pの4元又
は任意の3元を含む不純物拡散用薄膜をIII-V族化合物
半導体の表面の抑止膜で覆われない部分に、Asまたは
Pの塩化物と、In、Ga金属を原料として気相反応に
より成長させ同時に不純物拡散用薄膜から第2の導電型
の不純物をIII-V族化合物半導体結晶へと固相拡散する
工程と、拡散終了後不純物拡散用薄膜のみを選択的に除
去する工程とを含むことを特徴とする半導体素子の製造
方法。 - 【請求項6】 第1の導電型のIII-V族化合物半導体結
晶中に、第2の導電型の不純物を拡散することによって
第2の導電型の領域を部分的に形成する方法であって、
III-V族化合物半導体結晶の表面に不純物拡散用薄膜の
成長を抑制する抑止膜を選択的に形成する工程と、第2
の導電型の不純物を含みIn、Ga、As、Pの4元又
は任意の3元を含む不純物拡散用薄膜をIII-V族化合物
半導体の表面の抑止膜で覆われない部分に、Asまたは
Pの水素化物と、In、Ga金属を原料として気相反応
により成長させ同時に不純物拡散用薄膜から第2の導電
型の不純物をIII-V族化合物半導体結晶へと固相拡散す
る工程と、拡散終了後不純物拡散用薄膜のみを選択的に
除去する工程とを含むことを特徴とする半導体素子の製
造方法。 - 【請求項7】 第1の導電型のIII-V族化合物半導体結
晶中に、第2の導電型の不純物を拡散することによって
第2の導電型の領域を部分的に形成する方法であって、
III-V族化合物半導体結晶の表面に不純物拡散用薄膜の
成長を抑制する抑止膜を選択的に形成する工程と、第2
の導電型の不純物を含みIn、Ga、As、Pの4元又
は任意の3元を含む不純物拡散用薄膜をIII-V族化合物
半導体の表面の抑止膜で覆われない部分に、Asまたは
Pの水素化物と、In、Gaの有機金属を原料として気
相反応により成長させ同時に不純物拡散用薄膜から第2
の導電型の不純物をIII-V族化合物半導体結晶へと固相
拡散する工程と、拡散終了後不純物拡散用薄膜のみを選
択的に除去する工程とを含むことを特徴とする半導体素
子の製造方法。 - 【請求項8】 第1の導電型のIII-V族化合物半導体結
晶中に、第2の導電型の不純物を拡散することによって
第2の導電型の領域を部分的に形成しこれを評価する方
法であって、III-V族化合物半導体結晶の表面に不純物
拡散用薄膜の成長を抑制する抑止膜を選択的に形成する
工程と、第2の導電型の不純物を含む不純物拡散用薄膜
をIII-V族化合物半導体の表面の抑止膜で覆われない部
分に成長させ同時に不純物拡散用薄膜から第2の導電型
の不純物をIII-V族化合物半導体結晶へと固相拡散する
工程と、拡散終了後、抑止膜の穴や欠陥に発生する不純
物拡散用薄膜を顕微鏡で観察して、拡散の良否を素子分
離の前に判定することを特徴とする半導体素子の評価方
法。 - 【請求項9】 第1の導電型のIII-V族化合物半導体結
晶中に、第2の導電型の不純物を拡散することによって
第2の導電型の領域を部分的に形成しこれを評価する方
法であって、III-V族化合物半導体結晶の表面に不純物
拡散用薄膜の成長を抑制する抑止膜を選択的に形成する
工程と、第2の導電型の不純物を含む不純物拡散用薄膜
をIII-V族化合物半導体の表面の抑止膜で覆われない部
分に成長させ同時に不純物拡散用薄膜から第2の導電型
の不純物をIII-V族化合物半導体結晶へと固相拡散する
工程と、拡散終了後、抑止膜の穴や欠陥に発生する不純
物拡散用薄膜を顕微鏡で観察して、画像処理し、素子単
位毎に所定の不純物拡散用薄膜のパタ−ンと比較して、
このパタ−ンとの相違を求め、素子分離の前に各素子の
拡散の良否を自動的に判定し記憶することを特徴とする
半導体素子の評価方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5177233A JPH0714791A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 半導体素子の製造方法と評価方法 |
| EP94304440A EP0631300A3 (en) | 1993-06-23 | 1994-06-20 | Selective diffusion for III-V semiconductor devices. |
| CA002126292A CA2126292A1 (en) | 1993-06-23 | 1994-06-20 | Method of manufacturing and inspecting semiconductor devices |
| KR1019940014438A KR0163974B1 (ko) | 1993-06-23 | 1994-06-23 | 반도체디바이스의 제조방법 및 평가방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5177233A JPH0714791A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 半導体素子の製造方法と評価方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0714791A true JPH0714791A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=16027484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5177233A Pending JPH0714791A (ja) | 1993-06-23 | 1993-06-23 | 半導体素子の製造方法と評価方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0631300A3 (ja) |
| JP (1) | JPH0714791A (ja) |
| KR (1) | KR0163974B1 (ja) |
| CA (1) | CA2126292A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6214708B1 (en) | 1998-07-29 | 2001-04-10 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Method and apparatus for diffusing zinc into groups III-V compound semiconductor crystals |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN116230503A (zh) * | 2023-01-05 | 2023-06-06 | 武汉光谷量子技术有限公司 | 一种改善晶圆选择性窗口扩散均匀性的工艺 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5858317B2 (ja) * | 1978-06-12 | 1983-12-24 | インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション | 気相成長法 |
| US5126281A (en) * | 1990-09-11 | 1992-06-30 | Hewlett-Packard Company | Diffusion using a solid state source |
-
1993
- 1993-06-23 JP JP5177233A patent/JPH0714791A/ja active Pending
-
1994
- 1994-06-20 CA CA002126292A patent/CA2126292A1/en not_active Abandoned
- 1994-06-20 EP EP94304440A patent/EP0631300A3/en not_active Withdrawn
- 1994-06-23 KR KR1019940014438A patent/KR0163974B1/ko not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6214708B1 (en) | 1998-07-29 | 2001-04-10 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Method and apparatus for diffusing zinc into groups III-V compound semiconductor crystals |
| US6516743B2 (en) | 1998-07-29 | 2003-02-11 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Method and apparatus diffusing zinc into groups III-V compound semiconductor crystals |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0631300A3 (en) | 1997-10-08 |
| KR950001977A (ko) | 1995-01-04 |
| CA2126292A1 (en) | 1994-12-24 |
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