JPH07148406A - 海塩粒子除去フィルター - Google Patents
海塩粒子除去フィルターInfo
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- JPH07148406A JPH07148406A JP29919493A JP29919493A JPH07148406A JP H07148406 A JPH07148406 A JP H07148406A JP 29919493 A JP29919493 A JP 29919493A JP 29919493 A JP29919493 A JP 29919493A JP H07148406 A JPH07148406 A JP H07148406A
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Landscapes
- Filtering Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 海塩粒子を確実に捕捉でき、寿命の長い海塩
粒子除去フィルターを提供する。 【構成】 撥水性を有し、気流上流側に配置される粗濾
材層1と撥水性を有し、気流下流側に配置される密濾材
層3の間に吸脱湿機能を有する繊維を少なくとも30重
量%以上有してなる中間濾材層3を介在させてなる。
粒子除去フィルターを提供する。 【構成】 撥水性を有し、気流上流側に配置される粗濾
材層1と撥水性を有し、気流下流側に配置される密濾材
層3の間に吸脱湿機能を有する繊維を少なくとも30重
量%以上有してなる中間濾材層3を介在させてなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、海岸部に建設されるビ
ルや工場等に設置される塩害防止用の海塩粒子除去フィ
ルターに関するものである。
ルや工場等に設置される塩害防止用の海塩粒子除去フィ
ルターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、海塩粒子除去用フィルターと
しては、実公平3−12332号公報に示される様な、
ガラス繊維より成り、空気流入層側の繊維密度を粗と
し、空気流出側の繊維密度を密とした2層構造のフィル
ターや、実開平1−122824号公報に示される様
な、撥水性を有する繊維からなる濾材を密度差をもたせ
て形成した2層構造のフィルター等が種々提案されてい
る。しかしこれらは、潮解により液状になった海塩粒子
が海塩粒子以外の塵埃を伝わり下流側へ流れるという欠
点があった。そこで本出願人は、これを解決すべく先の
出願(特願平4−342374号)において、撥水性を
有する2つの濾材間に、吸水性繊維を含んでなる中間層
を形成し、液状化した海塩粒子を捕捉することができる
フィルターを提案している。
しては、実公平3−12332号公報に示される様な、
ガラス繊維より成り、空気流入層側の繊維密度を粗と
し、空気流出側の繊維密度を密とした2層構造のフィル
ターや、実開平1−122824号公報に示される様
な、撥水性を有する繊維からなる濾材を密度差をもたせ
て形成した2層構造のフィルター等が種々提案されてい
る。しかしこれらは、潮解により液状になった海塩粒子
が海塩粒子以外の塵埃を伝わり下流側へ流れるという欠
点があった。そこで本出願人は、これを解決すべく先の
出願(特願平4−342374号)において、撥水性を
有する2つの濾材間に、吸水性繊維を含んでなる中間層
を形成し、液状化した海塩粒子を捕捉することができる
フィルターを提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、吸水性
繊維は一般に吸水により体積が膨張するため、例えば潮
解が起り易い高湿度下で使用した場合時には、フィルタ
ーの圧力損失が急上昇し、塩分を含んだミストがフィル
ター後方へ飛散したり、或いはフィルターが破損したり
して、フィルター寿命を著しく低下させるという問題が
あった。
繊維は一般に吸水により体積が膨張するため、例えば潮
解が起り易い高湿度下で使用した場合時には、フィルタ
ーの圧力損失が急上昇し、塩分を含んだミストがフィル
ター後方へ飛散したり、或いはフィルターが破損したり
して、フィルター寿命を著しく低下させるという問題が
あった。
【0004】本発明は上記従来技術の欠点を解決するも
のであり、海塩粒子を確実に捕捉でき、寿命の長い海塩
粒子除去フィルターを提供することを目的とする。
のであり、海塩粒子を確実に捕捉でき、寿命の長い海塩
粒子除去フィルターを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の海塩粒子除去フ
ィルターは、撥水性を有する2つの濾材層間に、吸脱湿
機能を有する繊維を含んでなる中間濾材層を設けて成
る。
ィルターは、撥水性を有する2つの濾材層間に、吸脱湿
機能を有する繊維を含んでなる中間濾材層を設けて成
る。
【0006】本発明にいう吸脱湿機能を有する繊維と
は、高湿度時においては吸湿性を有し、低湿度時におい
ては脱湿性を有する、例えばカルボン酸ナトリウム基を
有した繊維をいう。
は、高湿度時においては吸湿性を有し、低湿度時におい
ては脱湿性を有する、例えばカルボン酸ナトリウム基を
有した繊維をいう。
【0007】また本発明は、中間濾材層が吸脱湿機能を
有する繊維を少なくとも30重量%以上含んでなること
を特徴とする。
有する繊維を少なくとも30重量%以上含んでなること
を特徴とする。
【0008】中間濾材層中、吸脱湿性繊維が30重量%
に満たない場合、良好な吸脱湿効果が得られず、潮解に
よる圧力損失の急上昇を起こすため、好ましくない。
に満たない場合、良好な吸脱湿効果が得られず、潮解に
よる圧力損失の急上昇を起こすため、好ましくない。
【0009】また本発明は、前記撥水性を有する2つの
濾材のうち、気流上流側が繊維充填率の低い粗濾材層で
あり、気流下流側が繊維充填率の高い密濾材層であるこ
とを特徴とする。
濾材のうち、気流上流側が繊維充填率の低い粗濾材層で
あり、気流下流側が繊維充填率の高い密濾材層であるこ
とを特徴とする。
【0010】上流側の粗濾材層は、ポリエステルナイロ
ン、ポリ塩化ビニル、アクリロニトリル、ポリクラール
繊維や、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成繊維を
単独又は混合して形成できるが、疎水性を有するポリオ
レフィン系繊維で構成した場合、撥水性がより優れるた
め、好ましい。
ン、ポリ塩化ビニル、アクリロニトリル、ポリクラール
繊維や、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成繊維を
単独又は混合して形成できるが、疎水性を有するポリオ
レフィン系繊維で構成した場合、撥水性がより優れるた
め、好ましい。
【0011】使用する繊維径は、12μ〜40μが望ま
しく、特に望ましい平均繊維径は、20〜30μであ
る。14μ以下では、繊維間の空隙が狭くなり、海塩粒
子が潮解した時に繊維間に水膜を形成して圧力損失が上
昇し、また粉塵保持の為の空隙が少なくなって粉塵の保
持性能が劣化するため、好ましくない。また、40μ以
上では、粗濾材層で捕集された塩分が潮解して液状化し
ても繊維表面で球状とならず、繊維表面にそって落下し
ないために中間濾材層に到達せず、しかも、液状の海塩
粒子が下流側に通過してしまう事になり、好ましくな
い。
しく、特に望ましい平均繊維径は、20〜30μであ
る。14μ以下では、繊維間の空隙が狭くなり、海塩粒
子が潮解した時に繊維間に水膜を形成して圧力損失が上
昇し、また粉塵保持の為の空隙が少なくなって粉塵の保
持性能が劣化するため、好ましくない。また、40μ以
上では、粗濾材層で捕集された塩分が潮解して液状化し
ても繊維表面で球状とならず、繊維表面にそって落下し
ないために中間濾材層に到達せず、しかも、液状の海塩
粒子が下流側に通過してしまう事になり、好ましくな
い。
【0012】また、濾材層への撥水性の付与は、市販さ
れているフッ素系やシリコン系撥水剤を繊維表面上にコ
ーティングすればよい。
れているフッ素系やシリコン系撥水剤を繊維表面上にコ
ーティングすればよい。
【0013】下流側の密濾材層は、中高性能フィルター
の性能測定法として一般的に行なわれている比色法NB
S効率90%以上の捕集効率を有するものであり、ポリ
エステル等の合成繊維やガラス繊維を単独又は混合して
形成したものである。また、密濾材層も上流側の粗濾材
層と同じく撥水処理されており、市販のシリコン系やフ
ッ素系の撥水剤を使用する事によって可能である。
の性能測定法として一般的に行なわれている比色法NB
S効率90%以上の捕集効率を有するものであり、ポリ
エステル等の合成繊維やガラス繊維を単独又は混合して
形成したものである。また、密濾材層も上流側の粗濾材
層と同じく撥水処理されており、市販のシリコン系やフ
ッ素系の撥水剤を使用する事によって可能である。
【0014】また本発明は、前記粗濾材層が、ポリオレ
フィン系樹脂に撥水剤を練り込んだ繊維を有することを
特徴とする。
フィン系樹脂に撥水剤を練り込んだ繊維を有することを
特徴とする。
【0015】
【作用】本発明に従えば、気流上流側の粗濾材層で捕集
された海塩粒子は、湿度が高くなると潮解を起こし液状
になるが、繊維が撥水性を有しており、しかも繊維密度
が粗く繊維間距離が大きい為、水膜が張らず、その殆ど
は繊維上に水滴状となって存在する。この水滴状となっ
た海塩粒子は、ある一定の大きさに成長すると撥水性の
繊維表面を伝わって下流側へ落下し、中間濾材層で捕捉
される。一方、粗濾材層で捕集されなかった粒径の細か
い海塩粒子は、潮解によって粒径が大きくなり、密濾材
層表面上において水滴状になって存在しているが、これ
らも中間濾材層により捕捉される。これにより、下流側
の密濾材層の表面上には水膜が形成されることがなく、
しかも中間濾材層は吸水後の水分放湿速度が早いため、
吸水後においても体積が膨潤することが無く、圧力損失
の急上昇を引き起こすことがない。
された海塩粒子は、湿度が高くなると潮解を起こし液状
になるが、繊維が撥水性を有しており、しかも繊維密度
が粗く繊維間距離が大きい為、水膜が張らず、その殆ど
は繊維上に水滴状となって存在する。この水滴状となっ
た海塩粒子は、ある一定の大きさに成長すると撥水性の
繊維表面を伝わって下流側へ落下し、中間濾材層で捕捉
される。一方、粗濾材層で捕集されなかった粒径の細か
い海塩粒子は、潮解によって粒径が大きくなり、密濾材
層表面上において水滴状になって存在しているが、これ
らも中間濾材層により捕捉される。これにより、下流側
の密濾材層の表面上には水膜が形成されることがなく、
しかも中間濾材層は吸水後の水分放湿速度が早いため、
吸水後においても体積が膨潤することが無く、圧力損失
の急上昇を引き起こすことがない。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0017】(実施例1)繊維径2dのポリエステル繊
維70重量%、繊維径5dのポリエステル繊維30重量
%よりなる混合繊維を目付60g/m2のウエブとし、塩ビ
系樹脂60g/m2で固定した後、フッ素系撥水剤を両面に
5g/m2ずつ散布し、総目付130g/m2、厚さ740μm
、密度0.176g/cm3 の上流側の粗濾材層1を作成し
た。
維70重量%、繊維径5dのポリエステル繊維30重量
%よりなる混合繊維を目付60g/m2のウエブとし、塩ビ
系樹脂60g/m2で固定した後、フッ素系撥水剤を両面に
5g/m2ずつ散布し、総目付130g/m2、厚さ740μm
、密度0.176g/cm3 の上流側の粗濾材層1を作成し
た。
【0018】次に、カルボン酸ナトリウム基を導入した
吸脱湿性繊維(東洋紡績(株)製、N−38,3d×5
7mm)70重量%、芯鞘ポリエステルバインダー繊維
(ユニチカ(株)製、メルテイ4080,4d×51m
m)30重量%よりなる混合繊維をウエブとし、熱風処
理により熱接着して目付60g/m2、厚さ450μm 、密
度0.133g/cm3 の中間濾材層2を作成した。
吸脱湿性繊維(東洋紡績(株)製、N−38,3d×5
7mm)70重量%、芯鞘ポリエステルバインダー繊維
(ユニチカ(株)製、メルテイ4080,4d×51m
m)30重量%よりなる混合繊維をウエブとし、熱風処
理により熱接着して目付60g/m2、厚さ450μm 、密
度0.133g/cm3 の中間濾材層2を作成した。
【0019】次に、6μガラス繊維40重量%、0.3μ
マイクロガラス繊維20重量%、1dポリエステル繊維
40重量%でなる混合繊維をポリビニルアルコール−メ
ラミン系混合樹脂にてなる結合剤を用いて湿式法にて抄
紙し、目付50g/m2のウエブとした。さらにこのウエブ
に、粗濾材層1と同様両面に撥水処理を行ない、目付5
7g/m2、厚さ340μm 、密度0.167g/cm3 の下流側
の密濾材層3を作成した。
マイクロガラス繊維20重量%、1dポリエステル繊維
40重量%でなる混合繊維をポリビニルアルコール−メ
ラミン系混合樹脂にてなる結合剤を用いて湿式法にて抄
紙し、目付50g/m2のウエブとした。さらにこのウエブ
に、粗濾材層1と同様両面に撥水処理を行ない、目付5
7g/m2、厚さ340μm 、密度0.167g/cm3 の下流側
の密濾材層3を作成した。
【0020】上記各濾材層を公知の接合方法により、図
1に示すように一体化し、実施例1の海塩粒子除去フィ
ルター4を形成した。
1に示すように一体化し、実施例1の海塩粒子除去フィ
ルター4を形成した。
【0021】(実施例2)予めフッ素系撥水剤を練り込
んだ繊維径2dのポリプロピレン繊維70重量%、偏芯
もしくは鞘芯型の繊維径4dのポリプロピレンバインダ
ー繊維30重量%でなる混合繊維ウエブを熱風により熱
接着し、目付40g/m2、厚さ760μm 、密度0.053
g/cm3 の粗濾材層を作成した。
んだ繊維径2dのポリプロピレン繊維70重量%、偏芯
もしくは鞘芯型の繊維径4dのポリプロピレンバインダ
ー繊維30重量%でなる混合繊維ウエブを熱風により熱
接着し、目付40g/m2、厚さ760μm 、密度0.053
g/cm3 の粗濾材層を作成した。
【0022】次に、実施例1で用いた吸脱湿性繊維70
重量%、繊維径3dのポリエステル繊維30重量%でな
る混合繊維を目付60g/m2のウエブとし、塩ビ系バイン
ダーを片面が10g/m2となるように両面に散布し、目付
80g/m2、厚さ440μm 、密度0.182g/cm3 の中間
濾材層を作成した。
重量%、繊維径3dのポリエステル繊維30重量%でな
る混合繊維を目付60g/m2のウエブとし、塩ビ系バイン
ダーを片面が10g/m2となるように両面に散布し、目付
80g/m2、厚さ440μm 、密度0.182g/cm3 の中間
濾材層を作成した。
【0023】次に、実施例1と同じ繊維を使用し、目付
60g/m2、厚さ350μm 、密度0.171g/cm3 の密濾
材層を作成した。次にこれら各層を実施例1と同様に一
体化し、実施例2の海塩粒子除去フィルターを形成し
た。
60g/m2、厚さ350μm 、密度0.171g/cm3 の密濾
材層を作成した。次にこれら各層を実施例1と同様に一
体化し、実施例2の海塩粒子除去フィルターを形成し
た。
【0024】(比較例1)繊維径2dのポリエステル繊
維70重量%、繊維径3dのポリエステル繊維30重量
%でなる混合繊維を目付50g/m2のウエブとし、フッ素
系撥水剤を2g/m2付着した結合剤を上記ウエブに30g/
m2付着し、密度0.082g/cm3 、厚み1mm、総目付82
g/m2の上流側濾材層を作成した。
維70重量%、繊維径3dのポリエステル繊維30重量
%でなる混合繊維を目付50g/m2のウエブとし、フッ素
系撥水剤を2g/m2付着した結合剤を上記ウエブに30g/
m2付着し、密度0.082g/cm3 、厚み1mm、総目付82
g/m2の上流側濾材層を作成した。
【0025】次に、繊維径2dの吸水性繊維40重量
%、繊維径3dのポリエステル繊維60重量%でなる混
合繊維を目付50g/m2のウエブとし、スルホン酸基を導
入したポリアクリロニトリル樹脂を含有する高分子結合
剤を15g/m2付着させ、密度0.093g/cm3 、厚み0.7
mm、総目付65g/m2の中間濾材層を作成した。
%、繊維径3dのポリエステル繊維60重量%でなる混
合繊維を目付50g/m2のウエブとし、スルホン酸基を導
入したポリアクリロニトリル樹脂を含有する高分子結合
剤を15g/m2付着させ、密度0.093g/cm3 、厚み0.7
mm、総目付65g/m2の中間濾材層を作成した。
【0026】次に、直径9μのガラス繊維80重量%、
直径0.4μのガラス繊維20重量%でなる混合繊維を湿
式法により目付80g/m2のウエブとし、フッ素系撥水剤
を3g/m2付着したポリビニルアルコール−ポリアクリロ
ニトリル混合樹脂でなる結合剤を上記ウエブに10g/m2
付着し、密度0.186g/cm3 、厚み0.5mm、総目付93
g/m2の下流側濾材層を作成した。
直径0.4μのガラス繊維20重量%でなる混合繊維を湿
式法により目付80g/m2のウエブとし、フッ素系撥水剤
を3g/m2付着したポリビニルアルコール−ポリアクリロ
ニトリル混合樹脂でなる結合剤を上記ウエブに10g/m2
付着し、密度0.186g/cm3 、厚み0.5mm、総目付93
g/m2の下流側濾材層を作成した。
【0027】上記各層を、公知の接合方法により積層し
て一体化し、比較例1の海塩粒子除去フィルターを形成
した。
て一体化し、比較例1の海塩粒子除去フィルターを形成
した。
【0028】(比較例2)フッ素系撥水剤の付着を除い
た以外は実施例1の粗濾材層と同様にして、目付70g/
m2、厚さ850μm 、密度0.082g/cm3 の上流側濾材
層を作成した。
た以外は実施例1の粗濾材層と同様にして、目付70g/
m2、厚さ850μm 、密度0.082g/cm3 の上流側濾材
層を作成した。
【0029】次に、フッ素系撥水剤の付着を除いた以外
は実施例1の密濾材層と同様にして、目付65g/m2、厚
さ485μm 、密度0.134g/cm3 の下流側濾材層を作
成した。
は実施例1の密濾材層と同様にして、目付65g/m2、厚
さ485μm 、密度0.134g/cm3 の下流側濾材層を作
成した。
【0030】上記各層の間に実施例1で作成した中間濾
材層を介在させて積層、一体化し、比較例2の海塩粒子
除去フィルターを形成した。
材層を介在させて積層、一体化し、比較例2の海塩粒子
除去フィルターを形成した。
【0031】(比較例3)実施例1で形成した積層一体
化した海塩粒子除去フィルターの気流上流側と気流下流
側とが逆となるように形成したフィルターを、比較例3
の海塩粒子除去フィルターとした。
化した海塩粒子除去フィルターの気流上流側と気流下流
側とが逆となるように形成したフィルターを、比較例3
の海塩粒子除去フィルターとした。
【0032】上記実施例1〜2および比較例1〜3で得
た海塩粒子除去フィルターをひだ折り加工し、それぞれ
図2に示すようなユニット型エアーフィルタ−(タテ6
10mm,ヨコ610mm,奥行き290mm)5を形成し
た。
た海塩粒子除去フィルターをひだ折り加工し、それぞれ
図2に示すようなユニット型エアーフィルタ−(タテ6
10mm,ヨコ610mm,奥行き290mm)5を形成し
た。
【0033】次に、各フィルターについて、表1に示す
項目についての性能比較試験を行なった。この試験は、
JIS B9908による試験装置を用い、ユニット型エア
ーフィルターをセットし、風量を定格風量の56m3/min
に調整してフィルターの上流側より10μm 以下の超微
霧の塩分ミストを発生できる工業用加湿器を用いて、1
0%食塩水のミスト発生量が6l/hrとなる条件で行なっ
た。
項目についての性能比較試験を行なった。この試験は、
JIS B9908による試験装置を用い、ユニット型エア
ーフィルターをセットし、風量を定格風量の56m3/min
に調整してフィルターの上流側より10μm 以下の超微
霧の塩分ミストを発生できる工業用加湿器を用いて、1
0%食塩水のミスト発生量が6l/hrとなる条件で行なっ
た。
【0034】表中、塩分捕集効率は、下流側のミストを
高性能濾紙に吸引捕集し、炎光分析により塩分量を算出
し、次式により求めた。
高性能濾紙に吸引捕集し、炎光分析により塩分量を算出
し、次式により求めた。
【0035】
【数1】
【0036】ここに、y ;捕集効率 C1 ;上流側塩分濃度(g/m3) C2 ;下流側塩分濃度(g/m3) である。
【0037】また塩分保持量は、図3に示すように塩分
ミストの供給量と圧力損失の変化をグラフにプロットし
た。
ミストの供給量と圧力損失の変化をグラフにプロットし
た。
【0038】又、各フィルターについて、JIS B−99
08,形式2,JIS 比色法による中性能フィルター試験
も同時に行なった。以下、結果を以下表1に示す。
08,形式2,JIS 比色法による中性能フィルター試験
も同時に行なった。以下、結果を以下表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】図3および表1に示すデータから明らかな
ように、実施例1,2の海塩粒子除去フィルターを用い
たユニット型エアーフィルターは、比較例1,2,3の
ものに比べて、初期圧力損失が低いとともに、圧力損失
の上昇も遅く、しかも海塩粒子の保持容量が大きい優れ
たものである事が判る。
ように、実施例1,2の海塩粒子除去フィルターを用い
たユニット型エアーフィルターは、比較例1,2,3の
ものに比べて、初期圧力損失が低いとともに、圧力損失
の上昇も遅く、しかも海塩粒子の保持容量が大きい優れ
たものである事が判る。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明の海塩粒子除去フィ
ルターは、捕捉した海塩粒子が潮解しても、圧力損失の
上昇を生じることがない。したがって、フィルターの破
損等の心配もなく、フィルターの高寿命化を達成するこ
とができる。
ルターは、捕捉した海塩粒子が潮解しても、圧力損失の
上昇を生じることがない。したがって、フィルターの破
損等の心配もなく、フィルターの高寿命化を達成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である海塩粒子除去フィルタ
ーの概略構成図である。
ーの概略構成図である。
【図2】本発明の海塩粒子除去フィルターを用いたユニ
ット型エアーフィルターの斜視図である。
ット型エアーフィルターの斜視図である。
【図3】実施例および比較例の海塩粒子除去フィルター
の圧力損失と塩分供給量の関係を示す曲線図である。
の圧力損失と塩分供給量の関係を示す曲線図である。
1 粗濾材層 2 中間濾材層 3 密濾材層 4 海塩粒子除去フィルター 5 ユニット型エアーフィルター
Claims (4)
- 【請求項1】 撥水性を有する2つの濾材層間に、吸脱
湿機能を有する繊維を含んでなる中間濾材層を設けたこ
とを特徴とする海塩粒子除去フィルター。 - 【請求項2】 中間濾材層が吸脱湿機能を有する繊維を
少なくとも30重量%以上含んでなる請求項1記載の海
塩粒子除去フィルター。 - 【請求項3】 撥水性を有する2つの濾材層のうち、気
流上流側が繊維充填率の低い粗濾材層であり、気流下流
側が繊維充填率の高い密濾材層である請求項1又は2記
載の海塩粒子除去フィルター。 - 【請求項4】 粗濾材層が、ポリオレフィン系樹脂に撥
水剤を練り込んでなる繊維を有する請求項3記載の海塩
粒子除去フィルター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29919493A JP3519440B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 海塩粒子除去フィルター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29919493A JP3519440B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 海塩粒子除去フィルター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07148406A true JPH07148406A (ja) | 1995-06-13 |
| JP3519440B2 JP3519440B2 (ja) | 2004-04-12 |
Family
ID=17869362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29919493A Expired - Fee Related JP3519440B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 海塩粒子除去フィルター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3519440B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007144415A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-06-14 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 複合濾材及び複合濾材の製造方法 |
| JP2008049333A (ja) * | 2006-07-27 | 2008-03-06 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 複合濾材及び複合濾材の製造方法 |
| JP2019013903A (ja) * | 2017-07-10 | 2019-01-31 | タイガースポリマー株式会社 | 不織布濾過材およびその製造方法 |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP29919493A patent/JP3519440B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007144415A (ja) * | 2005-11-07 | 2007-06-14 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 複合濾材及び複合濾材の製造方法 |
| JP2008049333A (ja) * | 2006-07-27 | 2008-03-06 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | 複合濾材及び複合濾材の製造方法 |
| JP2019013903A (ja) * | 2017-07-10 | 2019-01-31 | タイガースポリマー株式会社 | 不織布濾過材およびその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3519440B2 (ja) | 2004-04-12 |
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