JPH0714876Y2 - バイオセンサにおける拡散制限膜装着機構 - Google Patents
バイオセンサにおける拡散制限膜装着機構Info
- Publication number
- JPH0714876Y2 JPH0714876Y2 JP19121687U JP19121687U JPH0714876Y2 JP H0714876 Y2 JPH0714876 Y2 JP H0714876Y2 JP 19121687 U JP19121687 U JP 19121687U JP 19121687 U JP19121687 U JP 19121687U JP H0714876 Y2 JPH0714876 Y2 JP H0714876Y2
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- Japan
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- diffusion limiting
- limiting film
- holding plate
- electrode
- film holding
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Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案はバイオセンサにおける拡散制限膜装着機構に
関し、さらに詳細にいえば、生理活性物質を固定した生
理活性物質固定膜に体液を滴下し、生理活性物質の存在
下において生成され、或は消失される物質の量を検出す
ることにより、体液中の特定の物質の量を測定するバイ
オセンサにおいて、体液を滴下して電極に接する状態を
生じさせるための新規な拡散制限膜装着機構に関する。
関し、さらに詳細にいえば、生理活性物質を固定した生
理活性物質固定膜に体液を滴下し、生理活性物質の存在
下において生成され、或は消失される物質の量を検出す
ることにより、体液中の特定の物質の量を測定するバイ
オセンサにおいて、体液を滴下して電極に接する状態を
生じさせるための新規な拡散制限膜装着機構に関する。
〈従来の技術、および考案が解決しようとする問題点〉 従来から非常に複雑な有機化合物、蛋白質等を極めて好
感度に、かつ選択的に検知することができるという特質
に着目して、下地電極の表面に生理活性物質を固定して
なるバイオセンサにより上記有機化合物、蛋白質等の測
定を行なうための研究開発が行なわれている。
感度に、かつ選択的に検知することができるという特質
に着目して、下地電極の表面に生理活性物質を固定して
なるバイオセンサにより上記有機化合物、蛋白質等の測
定を行なうための研究開発が行なわれている。
特に、臨床検査、疾病の予防のために、体液成分を生化
学的に分析する場合には、上記バイオセンサが最適であ
り、研究開発が一層熱心に行なわれている。
学的に分析する場合には、上記バイオセンサが最適であ
り、研究開発が一層熱心に行なわれている。
グルコース濃度を測定するグルコースセンサを例にとっ
て説明すると、第6図に示すように、基台(71)の所定
位置に電極本体部(72)を設けているとともに、電極本
体部(72)に圧接させられることにより電極本体部(7
2)を湿潤状態に保持し、活性状態を保持する湿潤液保
持部(図示せず)を設けている。そして、上記電極本体
部(72)は、下地電極(73)と、下地電極(73)を覆う
固定化グルコースオキシダーゼ膜(以下、固定化GOD膜
と略称する)(74)と、固定化GOD膜(74)を覆う拡散
制限膜(75)とを有している。
て説明すると、第6図に示すように、基台(71)の所定
位置に電極本体部(72)を設けているとともに、電極本
体部(72)に圧接させられることにより電極本体部(7
2)を湿潤状態に保持し、活性状態を保持する湿潤液保
持部(図示せず)を設けている。そして、上記電極本体
部(72)は、下地電極(73)と、下地電極(73)を覆う
固定化グルコースオキシダーゼ膜(以下、固定化GOD膜
と略称する)(74)と、固定化GOD膜(74)を覆う拡散
制限膜(75)とを有している。
したがって、グルコース濃度の測定を行なわない場合に
は、湿潤液保持部を電極本体部(72)に圧接することに
より、電極本体部(72)の湿潤状態を保持して、固定化
GOD膜(74)の活性を保持し、正確なグルコース濃度測
定を行ない得る状態を持続させる。そして、グルコース
濃度の測定を行なう場合には、湿潤液保持部の電極本体
部(72)に対する圧接状態を解除して、拡散制限膜(7
5)の上に測定対象体液、例えば血液を滴下すればよ
く、血球等の大径粒子の侵入が阻止され、小径粒子のみ
が固定化GOD膜(74)に到達する。固定化GOD膜(74)に
到達した小径粒子のうち、グルコースは、グルコースオ
キシダーゼ(以下、GODと略称する)および酸素の存在
により酵素反応が行なわれ、グルコン酸、および過酸化
水素が生成される。したがって、下地電極(73)を通し
て過酸化水素の量に対応する電気信号を取出すことによ
り、血液中のグルコース濃度を正確に測定することがで
きる。
は、湿潤液保持部を電極本体部(72)に圧接することに
より、電極本体部(72)の湿潤状態を保持して、固定化
GOD膜(74)の活性を保持し、正確なグルコース濃度測
定を行ない得る状態を持続させる。そして、グルコース
濃度の測定を行なう場合には、湿潤液保持部の電極本体
部(72)に対する圧接状態を解除して、拡散制限膜(7
5)の上に測定対象体液、例えば血液を滴下すればよ
く、血球等の大径粒子の侵入が阻止され、小径粒子のみ
が固定化GOD膜(74)に到達する。固定化GOD膜(74)に
到達した小径粒子のうち、グルコースは、グルコースオ
キシダーゼ(以下、GODと略称する)および酸素の存在
により酵素反応が行なわれ、グルコン酸、および過酸化
水素が生成される。したがって、下地電極(73)を通し
て過酸化水素の量に対応する電気信号を取出すことによ
り、血液中のグルコース濃度を正確に測定することがで
きる。
しかし、多数人の血液中のグルコース濃度を順次測定す
る場合には、測定動作を行なう毎に拡散制限膜(75)の
上に血液を滴下することが必要になるのみならず、測定
動作を行なうことにより目詰まりが発生した拡散制限膜
(75)を交換することによりグルコース透過率の低下を
防止することが必要になる。そして、これらの作業は、
電極本体部(72)に対して一体的に装着された拡散制限
膜(75)の交換作業を伴なうことになるのであり、しか
も、拡散制限膜(75)の固定化GOD膜(74)に対する装
着状態を均一化することが必要になるので、作業時間が
長くかかるのみならず、装着状態のばらつきがある程度
は存在するので、測定結果がばらついてしまうことにな
る。
る場合には、測定動作を行なう毎に拡散制限膜(75)の
上に血液を滴下することが必要になるのみならず、測定
動作を行なうことにより目詰まりが発生した拡散制限膜
(75)を交換することによりグルコース透過率の低下を
防止することが必要になる。そして、これらの作業は、
電極本体部(72)に対して一体的に装着された拡散制限
膜(75)の交換作業を伴なうことになるのであり、しか
も、拡散制限膜(75)の固定化GOD膜(74)に対する装
着状態を均一化することが必要になるので、作業時間が
長くかかるのみならず、装着状態のばらつきがある程度
は存在するので、測定結果がばらついてしまうことにな
る。
また、このような問題を解消させるために、拡散制限膜
を拡散制限膜保持板に貼着しておき、電極に対して予め
設定された相対位置関係を有する状態で固定された拡散
制限膜保持板装着部材に上記拡散制限膜保持板を装着す
る構成を採用することが考えられるが、このような構成
を採用しても、拡散制限膜保持板の電極表面に対する圧
接状態が均一化されるという保障はなく、測定結果がか
なり大きくばらついてしまう(例えば、4%程度のばら
つき)という問題がある。
を拡散制限膜保持板に貼着しておき、電極に対して予め
設定された相対位置関係を有する状態で固定された拡散
制限膜保持板装着部材に上記拡散制限膜保持板を装着す
る構成を採用することが考えられるが、このような構成
を採用しても、拡散制限膜保持板の電極表面に対する圧
接状態が均一化されるという保障はなく、測定結果がか
なり大きくばらついてしまう(例えば、4%程度のばら
つき)という問題がある。
また、上記の構成を採用した場合には、拡散制限膜保持
板を装着する場合、或は取外す場合に、必然的に電極表
面に設けられた固定化GOD膜が摺擦されることになり、
固定化GOD膜全体としての活性が低下し、最悪の場合に
は固定化GOD膜が破損されてしまうという問題もある。
板を装着する場合、或は取外す場合に、必然的に電極表
面に設けられた固定化GOD膜が摺擦されることになり、
固定化GOD膜全体としての活性が低下し、最悪の場合に
は固定化GOD膜が破損されてしまうという問題もある。
尚、以上にはグルコース濃度を測定する場合についての
み説明したが、血液中の他の物質の濃度を測定する場
合、血液以外の尿等に含まれる物質の濃度を測定する場
合にも、同様の問題が発生する可能性がある。
み説明したが、血液中の他の物質の濃度を測定する場
合、血液以外の尿等に含まれる物質の濃度を測定する場
合にも、同様の問題が発生する可能性がある。
〈考案の目的〉 この考案は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、
電極に対する拡散制限膜の圧接状態を均一化することが
できるとともに、電極表面に設けた固定化生理活性物質
膜の生理活性を高く維持することができる、バイオセン
サにおける拡散制限膜装着機構を提供することを目的と
している。
電極に対する拡散制限膜の圧接状態を均一化することが
できるとともに、電極表面に設けた固定化生理活性物質
膜の生理活性を高く維持することができる、バイオセン
サにおける拡散制限膜装着機構を提供することを目的と
している。
〈問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための、この考案のバイオセンサ
における拡散制限膜装着機構は、ケーシングの所定位置
に設けられた体液測定用の電極と、電極を収容可能な貫
通孔および拡散制限膜保持板を収容可能な溝を有し、か
つ電極に接近、離隔し得るよう往復可能にケーシングの
所定位置に設けられた拡散制限膜保持板装着部材と、拡
散制限膜保持板装着部材を、電極から離隔する方向に所
定距離移動した位置、或は電極の接近する方向に所定距
離移動した位置において位置決めすべくケーシングの所
定位置に設けられた位置決め部とを有している。
における拡散制限膜装着機構は、ケーシングの所定位置
に設けられた体液測定用の電極と、電極を収容可能な貫
通孔および拡散制限膜保持板を収容可能な溝を有し、か
つ電極に接近、離隔し得るよう往復可能にケーシングの
所定位置に設けられた拡散制限膜保持板装着部材と、拡
散制限膜保持板装着部材を、電極から離隔する方向に所
定距離移動した位置、或は電極の接近する方向に所定距
離移動した位置において位置決めすべくケーシングの所
定位置に設けられた位置決め部とを有している。
但し、上記拡散制限膜保持板装着部材としては、一方の
端部を支点として回動可能に設けられていることが好ま
しく、特に、上記拡散制限膜保持板装着部材としては、
拡散制限膜保持板をスライドさせることによってのみ拡
散制限膜保持板を溝に収容し、或は溝から取出し得るも
のであることが一層好ましい。
端部を支点として回動可能に設けられていることが好ま
しく、特に、上記拡散制限膜保持板装着部材としては、
拡散制限膜保持板をスライドさせることによってのみ拡
散制限膜保持板を溝に収容し、或は溝から取出し得るも
のであることが一層好ましい。
また、上記位置決め部としては、拡散制限膜保持板装着
部材に設けられた係合軸と係合するガイド溝を有する揺
動部材であり、上記ガイド溝が、揺動中心と一直線上に
位置する1対の係合部を有していることが好ましく、こ
の場合において、位置決め部により位置決めされる、電
極に接近する方向に所定距離移動した位置が装着された
拡散制限膜保持板を電極の表面に圧接し得るように設定
されていればよく、また、位置決め部により位置決めさ
れる、電極から離隔する方向に所定距離移動した位置が
離隔方向移動装置としては、電極から離隔する方向に所
定距離移動した位置が装着された拡散制限膜保持板を電
極の表面に対して非接触状態になるように設定されてい
ればよい。
部材に設けられた係合軸と係合するガイド溝を有する揺
動部材であり、上記ガイド溝が、揺動中心と一直線上に
位置する1対の係合部を有していることが好ましく、こ
の場合において、位置決め部により位置決めされる、電
極に接近する方向に所定距離移動した位置が装着された
拡散制限膜保持板を電極の表面に圧接し得るように設定
されていればよく、また、位置決め部により位置決めさ
れる、電極から離隔する方向に所定距離移動した位置が
離隔方向移動装置としては、電極から離隔する方向に所
定距離移動した位置が装着された拡散制限膜保持板を電
極の表面に対して非接触状態になるように設定されてい
ればよい。
〈作用〉 以上の構成の拡散制限膜装着機構であれば、ケーシング
の所定位置に設けられた体液測定用の電極と、電極を収
容可能な貫通孔および拡散制限膜保持板を収容可能な溝
を有し、かつ電極に接近、離隔し得るよう往復動可能に
ケーシングの所定位置に設けられた拡散制限膜保持板装
着部材と、拡散制限膜保持板装着部材を、電極から離隔
する方向に所定距離移動した位置、或は電極の接近する
方向に所定距離移動した位置において位置決めすべくケ
ーシングの所定位置に設けられた位置決め部とを有して
いるのであるから、拡散制限膜保持板装着部材が位置決
め部により、電極から離隔する方向に所定距離移動した
位置において位置決めされている状態において拡散制限
膜を貼着した拡散制限膜保持板を装着することにより、
電極との間で摺擦力が作用することを確実に防止するこ
とができる。そして、拡散制限膜保持板が装着された拡
散制限膜保持板装着部材を電極に接近する方向に移動さ
せ、位置決め部により位置決めすれば、拡散制限膜保持
板を電極に対して圧接させることができ、この場合にお
ける圧接状態を位置決め部により位置決めされた、電極
に接近する方向に所定距離移動した位置に基いて画一的
に設定することができ、しかも、拡散制限膜保持板を電
極に圧接する場合に摺擦力が作用することを確実に防止
することができる。
の所定位置に設けられた体液測定用の電極と、電極を収
容可能な貫通孔および拡散制限膜保持板を収容可能な溝
を有し、かつ電極に接近、離隔し得るよう往復動可能に
ケーシングの所定位置に設けられた拡散制限膜保持板装
着部材と、拡散制限膜保持板装着部材を、電極から離隔
する方向に所定距離移動した位置、或は電極の接近する
方向に所定距離移動した位置において位置決めすべくケ
ーシングの所定位置に設けられた位置決め部とを有して
いるのであるから、拡散制限膜保持板装着部材が位置決
め部により、電極から離隔する方向に所定距離移動した
位置において位置決めされている状態において拡散制限
膜を貼着した拡散制限膜保持板を装着することにより、
電極との間で摺擦力が作用することを確実に防止するこ
とができる。そして、拡散制限膜保持板が装着された拡
散制限膜保持板装着部材を電極に接近する方向に移動さ
せ、位置決め部により位置決めすれば、拡散制限膜保持
板を電極に対して圧接させることができ、この場合にお
ける圧接状態を位置決め部により位置決めされた、電極
に接近する方向に所定距離移動した位置に基いて画一的
に設定することができ、しかも、拡散制限膜保持板を電
極に圧接する場合に摺擦力が作用することを確実に防止
することができる。
そして、上記拡散制限膜保持板装着部材が、一方の端部
を支点として回動可能に設けられている場合には、拡散
制限膜保持板装着部材の任意の箇所に移動力を作用させ
るだけでスムーズな回動動作を行なわせることができ
る。
を支点として回動可能に設けられている場合には、拡散
制限膜保持板装着部材の任意の箇所に移動力を作用させ
るだけでスムーズな回動動作を行なわせることができ
る。
これらの場合において、上記拡散制限膜保持板装着部材
が、拡散制限膜保持板をスライドさせることによっての
み拡散制限膜保持板を溝に収容し、或は溝から取出し得
るものであれば、拡散制限膜保持板の拡散制限膜保持板
装着部材に対する位置決めを正確に行なうことができる
とともに、装着動作、および取外し動作を簡単に行なう
ことができる。
が、拡散制限膜保持板をスライドさせることによっての
み拡散制限膜保持板を溝に収容し、或は溝から取出し得
るものであれば、拡散制限膜保持板の拡散制限膜保持板
装着部材に対する位置決めを正確に行なうことができる
とともに、装着動作、および取外し動作を簡単に行なう
ことができる。
また、上記位置決め部が、拡散制限膜保持板装着部材に
設けられた係合軸と係合するガイド溝を有する揺動部材
であり、上記ガイド溝が、揺動中心と一直線上に位置す
る1対の係合部を有している場合には、拡散制限膜保持
板装着部材に対して移動力が作用させられることにより
係合軸が移動し、揺動部材を揺動させるので、最終的に
一方の係合部と係合した状態で位置決めされる。そし
て、上記移動力と同一方向の力を作用させ、次いで逆方
向の移動力を作用させた場合には、先ず、係合軸と一方
の係合部との係合が外され、揺動部材を揺動させながら
係合軸が移動し、最終的に他方の係合部に係合した状態
で位置決めされる。そして、係合軸と連動して拡散制限
膜保持板装着部材が移動するのであるから、拡散制限膜
保持板装着部材もそれぞれ対応位置で位置決めされる。
設けられた係合軸と係合するガイド溝を有する揺動部材
であり、上記ガイド溝が、揺動中心と一直線上に位置す
る1対の係合部を有している場合には、拡散制限膜保持
板装着部材に対して移動力が作用させられることにより
係合軸が移動し、揺動部材を揺動させるので、最終的に
一方の係合部と係合した状態で位置決めされる。そし
て、上記移動力と同一方向の力を作用させ、次いで逆方
向の移動力を作用させた場合には、先ず、係合軸と一方
の係合部との係合が外され、揺動部材を揺動させながら
係合軸が移動し、最終的に他方の係合部に係合した状態
で位置決めされる。そして、係合軸と連動して拡散制限
膜保持板装着部材が移動するのであるから、拡散制限膜
保持板装着部材もそれぞれ対応位置で位置決めされる。
さらに、上記位置決め部により位置決めされる、電極に
接近する方向に所定距離移動した位置が、装着された拡
散制限膜保持板を電極の表面に圧接し得るように設定さ
れていれば、上記と同様の作用を達成することができ
る。
接近する方向に所定距離移動した位置が、装着された拡
散制限膜保持板を電極の表面に圧接し得るように設定さ
れていれば、上記と同様の作用を達成することができ
る。
また、上記位置決め部により位置決めされる、電極から
離隔する方向に所定距離移動した位置が、装着された拡
散制限膜保持板を電極の表面に対して非接触状態になる
ように設定されていれば、上記と同様の作用を達成する
ことができる。
離隔する方向に所定距離移動した位置が、装着された拡
散制限膜保持板を電極の表面に対して非接触状態になる
ように設定されていれば、上記と同様の作用を達成する
ことができる。
〈実施例〉 以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第5図は血糖値測定装置を示す概略斜視図であり、ケー
シング(1)の所定位置に表示部(11)、および操作ス
イッチ(12)を設けているとともに、開閉可能な外部カ
バー(2)を設けている。そして、外部カバー(2)に
対応させて、酵素電極(3)、拡散制限膜保持板装着部
材(32)、および内部カバー(5)を設けている。
シング(1)の所定位置に表示部(11)、および操作ス
イッチ(12)を設けているとともに、開閉可能な外部カ
バー(2)を設けている。そして、外部カバー(2)に
対応させて、酵素電極(3)、拡散制限膜保持板装着部
材(32)、および内部カバー(5)を設けている。
第5図の要部を示す第1図をも参照してさらに詳細に説
明する。
明する。
上記ケーシング(1)に取付けられた酵素電極(3)
は、下地電極(図示せず)を有しているとともに、下地
電極を覆う固定化GOD膜(31)を有しており、しかも、
上面が弧状凸面となるように形成されている。そして、
上記拡散制限膜保持板装着部材(32)は、上記酵素電極
(3)を挿通可能な貫通孔(33)を有しているととも
に、上面所定位置に、後述する拡散制限膜保持板(4)
と同一幅の拡散制限膜保持板収容溝(34)を有してお
り、さらに、拡散制限膜保持板収容溝(34)のやや上方
において貫通孔(33)に接近する方向に突出した上フラ
ンジ(35)、および拡散制限膜保持板収容溝(34)の開
口側上部所定位置から突出した内部カバー位置決め突部
(39)を有している。また、上記拡散制限膜保持板収容
溝(34)の所定位置に係合突部(36)を有しているとと
もに、上下方向に貫通する孔(37)を有している。さら
に、上記拡散制限膜保持板装着部材(32)は全体が軸
(38)により上下回動可能にケーシング(1)に連結さ
れているとともに、後述する位置決め機構(13)により
上下回動範囲が規制されている。尚、ケーシング(1)
と拡散制限膜保持板装着部材(32)との間にばね(30)
が介挿されて、拡散制限膜保持板装着部材(32)を常時
上方に回動付勢している。さらに、ケーシング(1)の
所定位置に、下方回動状態において上記孔(37)を通し
て上方に突出する抜止め軸(15)を設けている。
は、下地電極(図示せず)を有しているとともに、下地
電極を覆う固定化GOD膜(31)を有しており、しかも、
上面が弧状凸面となるように形成されている。そして、
上記拡散制限膜保持板装着部材(32)は、上記酵素電極
(3)を挿通可能な貫通孔(33)を有しているととも
に、上面所定位置に、後述する拡散制限膜保持板(4)
と同一幅の拡散制限膜保持板収容溝(34)を有してお
り、さらに、拡散制限膜保持板収容溝(34)のやや上方
において貫通孔(33)に接近する方向に突出した上フラ
ンジ(35)、および拡散制限膜保持板収容溝(34)の開
口側上部所定位置から突出した内部カバー位置決め突部
(39)を有している。また、上記拡散制限膜保持板収容
溝(34)の所定位置に係合突部(36)を有しているとと
もに、上下方向に貫通する孔(37)を有している。さら
に、上記拡散制限膜保持板装着部材(32)は全体が軸
(38)により上下回動可能にケーシング(1)に連結さ
れているとともに、後述する位置決め機構(13)により
上下回動範囲が規制されている。尚、ケーシング(1)
と拡散制限膜保持板装着部材(32)との間にばね(30)
が介挿されて、拡散制限膜保持板装着部材(32)を常時
上方に回動付勢している。さらに、ケーシング(1)の
所定位置に、下方回動状態において上記孔(37)を通し
て上方に突出する抜止め軸(15)を設けている。
上記内部カバー(5)は、上記拡散制限膜保持板装着部
材(32)の軸(38)に近接する所定範囲に形成されたガ
イド溝(52)とスライド可能、かつ回動可能に係合する
1対の内向き突部(51)を有しているとともに、軸(3
8)から最も離れた位置において上記貫通孔(33)と正
対する大径孔(53)を有している。そして、スライド方
向に平行な端部下面に下向き突条(54)を有していると
ともに、内部寄り所定位置に、上記内部カバー位置決め
突部(39)と係合する下向き突部(55)を有している。
材(32)の軸(38)に近接する所定範囲に形成されたガ
イド溝(52)とスライド可能、かつ回動可能に係合する
1対の内向き突部(51)を有しているとともに、軸(3
8)から最も離れた位置において上記貫通孔(33)と正
対する大径孔(53)を有している。そして、スライド方
向に平行な端部下面に下向き突条(54)を有していると
ともに、内部寄り所定位置に、上記内部カバー位置決め
突部(39)と係合する下向き突部(55)を有している。
上記外部カバー(2)は、ガイド溝(52)の側の端部に
おいて軸(21)によりケーシング(1)に回動可能に取
付けられており、他方の端部に、ケーシング(1)の所
定位置に設けたスライド係合部(14)と係合した閉蓋状
態を保持する係合部(22)が設けられている。そして、
外部カバー(2)の下面所定位置に湿潤液収容タンク
(23)が取外し可能に取付けられているとともに、閉蓋
状態において酵素電極(3)と正対する開口(24)が突
出形成されており、しかも、開口(24)にスポンジ(2
5)が収容されている。さらに、外部カバー(2)の軸
(21)と近接する端部に下向きフランジ(26)が形成さ
れているとともに、下向きフランジ(26)に対して軸
(27)により回動可能に連結されたリンク(28)の先端
部が内向き突部(51)と係合されている。尚、(29)は
ケーシング(1)の所定位置に形成した内向き突部であ
り、外部カバー(2)を開く動作に追従して移動する内
部カバー(5)の基部寄り所定位置と係合して、内部カ
バー(5)を拡散制限膜保持板装着部材(32)に圧接す
るようにしている。
おいて軸(21)によりケーシング(1)に回動可能に取
付けられており、他方の端部に、ケーシング(1)の所
定位置に設けたスライド係合部(14)と係合した閉蓋状
態を保持する係合部(22)が設けられている。そして、
外部カバー(2)の下面所定位置に湿潤液収容タンク
(23)が取外し可能に取付けられているとともに、閉蓋
状態において酵素電極(3)と正対する開口(24)が突
出形成されており、しかも、開口(24)にスポンジ(2
5)が収容されている。さらに、外部カバー(2)の軸
(21)と近接する端部に下向きフランジ(26)が形成さ
れているとともに、下向きフランジ(26)に対して軸
(27)により回動可能に連結されたリンク(28)の先端
部が内向き突部(51)と係合されている。尚、(29)は
ケーシング(1)の所定位置に形成した内向き突部であ
り、外部カバー(2)を開く動作に追従して移動する内
部カバー(5)の基部寄り所定位置と係合して、内部カ
バー(5)を拡散制限膜保持板装着部材(32)に圧接す
るようにしている。
上記拡散制限膜保持板(4)は、第4図に示すように、
短辺を弧状に形成した長尺板の所定位置に、装着状態に
おいて酵素電極(3)と正対する開口(41)を形成して
いるとともに、上記係合突部(36)、および孔(37)と
正対する開口(42)(43)を形成し、上記開口(41)を
拡散制限膜(44)で覆っている。さらに、係合突部(3
6)の側の端部中央部に下向き突出部(45)を形成し、
拡散制限膜保持板載置面の如何に拘らず、拡散制限膜保
持板(4)の把持を簡単に行ない得るようにしている。
短辺を弧状に形成した長尺板の所定位置に、装着状態に
おいて酵素電極(3)と正対する開口(41)を形成して
いるとともに、上記係合突部(36)、および孔(37)と
正対する開口(42)(43)を形成し、上記開口(41)を
拡散制限膜(44)で覆っている。さらに、係合突部(3
6)の側の端部中央部に下向き突出部(45)を形成し、
拡散制限膜保持板載置面の如何に拘らず、拡散制限膜保
持板(4)の把持を簡単に行ない得るようにしている。
第2図Aは位置決め機構の要部縦断面図、第2図Bは第
5図の一部透視下面図である。また、第2図C〜Fは位
置決め機構の動作を示す拡大図である。
5図の一部透視下面図である。また、第2図C〜Fは位
置決め機構の動作を示す拡大図である。
上記拡散制限膜保持板装着部材(32)は、先端部下面に
フランジ(61)を有しており、フランジ(61)の下部所
定位置に、軸(38)の側に伸びる係合軸(62)を有して
いる。そして、ケーシング(1)の所定位置には、軸
(63)を中心として水平回動可能なレバー(64)が設け
られているとともに、レバー(64)を軸(38)から離れ
る側に回動付勢するばね(65)が設けられている。さら
に、上記レバー(64)の中央部に、上記係合軸(62)と
係合するエンドレスの溝(66)を有し、かつ、係合軸
(62)の上下移動に追従して上部の軸(67a)を中心と
して揺動する揺動部材(67)が設けられている。尚、上
記溝(66)は、揺動中心に対して1直線上に位置する1
対の上向き凹所(66a)(66b)を有し、何れかの凹所に
対して係合軸(62)が係合した状態において上、或は下
の回動限界位置にまで拡散制限膜保持板装着部材(32)
が回動するようにしている。また、(68)はケーシング
(1)の下面から外部に露呈された回動部材であり、ば
ね(65)によるレバー(64)の回動を許容する状態、即
ち、係合軸(62)と溝(66)との係合状態を保持する状
態、およびばね(65)によるレバー(64)の回動を阻止
する状態、即ち、係合軸(62)と溝(66)との係合を解
除する状態を選択するものである。
フランジ(61)を有しており、フランジ(61)の下部所
定位置に、軸(38)の側に伸びる係合軸(62)を有して
いる。そして、ケーシング(1)の所定位置には、軸
(63)を中心として水平回動可能なレバー(64)が設け
られているとともに、レバー(64)を軸(38)から離れ
る側に回動付勢するばね(65)が設けられている。さら
に、上記レバー(64)の中央部に、上記係合軸(62)と
係合するエンドレスの溝(66)を有し、かつ、係合軸
(62)の上下移動に追従して上部の軸(67a)を中心と
して揺動する揺動部材(67)が設けられている。尚、上
記溝(66)は、揺動中心に対して1直線上に位置する1
対の上向き凹所(66a)(66b)を有し、何れかの凹所に
対して係合軸(62)が係合した状態において上、或は下
の回動限界位置にまで拡散制限膜保持板装着部材(32)
が回動するようにしている。また、(68)はケーシング
(1)の下面から外部に露呈された回動部材であり、ば
ね(65)によるレバー(64)の回動を許容する状態、即
ち、係合軸(62)と溝(66)との係合状態を保持する状
態、およびばね(65)によるレバー(64)の回動を阻止
する状態、即ち、係合軸(62)と溝(66)との係合を解
除する状態を選択するものである。
上記の構成の血糖値測定装置の動作は次のとおりであ
る。
る。
血糖値の測定を行なわない場合には、外部カバー(2)
を閉じておくことだけでよく、係合部(22)がスライド
係合部(14)と係合して閉蓋状態を保持するとともに、
湿潤液収容タンク(23)の開口(24)に収容されたスポ
ンジ(25)が酵素電極(3)と接触して固定化GOD膜(3
1)を湿潤状態に保持し、固定化GOD膜(31)の活性を低
下させることなく保持する(第3図A参照)。尚、この
状態においては、拡散制限膜保持板装着部材(32)に設
けられた係合軸(62)がばね(30)に抗して下方移動さ
れ、一旦上向き凹所(66a)に係合した(第2図E参
照)後、係合が外された状態になっている(第2図F参
照)また、外部カバー(2)を閉じる場合には、リンク
(28)により、内部カバー(5)のスライド方向とほぼ
一致する力が作用させられるのであるから、内部カバー
(5)をスムーズにスライドさせることができる。
を閉じておくことだけでよく、係合部(22)がスライド
係合部(14)と係合して閉蓋状態を保持するとともに、
湿潤液収容タンク(23)の開口(24)に収容されたスポ
ンジ(25)が酵素電極(3)と接触して固定化GOD膜(3
1)を湿潤状態に保持し、固定化GOD膜(31)の活性を低
下させることなく保持する(第3図A参照)。尚、この
状態においては、拡散制限膜保持板装着部材(32)に設
けられた係合軸(62)がばね(30)に抗して下方移動さ
れ、一旦上向き凹所(66a)に係合した(第2図E参
照)後、係合が外された状態になっている(第2図F参
照)また、外部カバー(2)を閉じる場合には、リンク
(28)により、内部カバー(5)のスライド方向とほぼ
一致する力が作用させられるのであるから、内部カバー
(5)をスムーズにスライドさせることができる。
血糖値の測定を行なう場合には、スライド係合部(14)
をスライドさせて外部カバー(2)を開けばよく、ばね
(30)により拡散制限膜保持板装着部材(32)と共に係
合軸(62)が上方移動し、係合軸(62)の上方移動に伴
なって揺動部材(67)が第2図Dに示すように揺動さ
れ、最終的に上向き凹所(66b)と係合した状態で位置
決めされる(第2図C参照)したがって、この状態にお
いて、開口(41)に血液を滴下した拡散制限膜保持板
(4)を拡散制限膜保持板装着部材(32)に装着した
後、拡散制限膜保持板装着部材(32)をばね(30)に抗
して下方回動させることにより固定化GOD膜(31)と拡
散制限膜(44)とを密着させ、この状態において操作ス
イッチ(12)を操作することにより、酵素電極(3)か
ら取出された電気信号に基いて必要な処理を施し、表示
部(11)に血糖値を可視的に表示することができる。
をスライドさせて外部カバー(2)を開けばよく、ばね
(30)により拡散制限膜保持板装着部材(32)と共に係
合軸(62)が上方移動し、係合軸(62)の上方移動に伴
なって揺動部材(67)が第2図Dに示すように揺動さ
れ、最終的に上向き凹所(66b)と係合した状態で位置
決めされる(第2図C参照)したがって、この状態にお
いて、開口(41)に血液を滴下した拡散制限膜保持板
(4)を拡散制限膜保持板装着部材(32)に装着した
後、拡散制限膜保持板装着部材(32)をばね(30)に抗
して下方回動させることにより固定化GOD膜(31)と拡
散制限膜(44)とを密着させ、この状態において操作ス
イッチ(12)を操作することにより、酵素電極(3)か
ら取出された電気信号に基いて必要な処理を施し、表示
部(11)に血糖値を可視的に表示することができる。
さらに詳細に説明すると、上記拡散制限膜保持板装着部
材(32)は閉蓋動作により下方に押圧されて、係合軸
(62)が下側の上向き凹所(66a)から脱出させられた
状態になっている(第2図F参照)のであるから、係合
部(22)とスライド係合部(14)との係合が外されるこ
とにより、ばね(30)の付勢力に基いて拡散制限膜保持
板装着部材(32)、内部カバー(5)、および外部カバ
ー(2)が或程度上方に回動させられ(第3図B参
照)、その後は自由に外部カバー(2)を回動させるこ
とができる。そして、外部カバー(2)を回動させれ
ば、リンク(28)は、先端部が内向き突部(51)と係合
された状態であるから、自身の回動は著しく抑制された
状態で軸(21)の側に移動させられ、この結果、内部カ
バー(5)をも軸(21)の側に移動させることになる
(第3図C参照)。内部カバー(5)は1対の内向き突
部(51)がガイド溝(52)に係合しているだけであるか
ら、そのままでは上方回動する可能性があるが、内向き
突部(29)と係合することにより下向きの力が作用させ
られるので、下向き突条(54)が拡散制限膜保持板装置
部(32)の上面に圧接され、かつ、下向き突部(55)が
内部カバー位置決め突部(39)と係合する状態を出現さ
せることができる。
材(32)は閉蓋動作により下方に押圧されて、係合軸
(62)が下側の上向き凹所(66a)から脱出させられた
状態になっている(第2図F参照)のであるから、係合
部(22)とスライド係合部(14)との係合が外されるこ
とにより、ばね(30)の付勢力に基いて拡散制限膜保持
板装着部材(32)、内部カバー(5)、および外部カバ
ー(2)が或程度上方に回動させられ(第3図B参
照)、その後は自由に外部カバー(2)を回動させるこ
とができる。そして、外部カバー(2)を回動させれ
ば、リンク(28)は、先端部が内向き突部(51)と係合
された状態であるから、自身の回動は著しく抑制された
状態で軸(21)の側に移動させられ、この結果、内部カ
バー(5)をも軸(21)の側に移動させることになる
(第3図C参照)。内部カバー(5)は1対の内向き突
部(51)がガイド溝(52)に係合しているだけであるか
ら、そのままでは上方回動する可能性があるが、内向き
突部(29)と係合することにより下向きの力が作用させ
られるので、下向き突条(54)が拡散制限膜保持板装置
部(32)の上面に圧接され、かつ、下向き突部(55)が
内部カバー位置決め突部(39)と係合する状態を出現さ
せることができる。
この状態において、血液を滴下した拡散制限膜保持板
(4)を拡散制限膜保持板収容溝(34)に挿入し、拡散
制限膜保持板(4)の開口(42)が係合突部(36)と係
合するように位置決めし、この状態において、内部カバ
ー(5)に下向きの力を作用させることにより拡散制限
膜保持板装着部材(32)と共に下方回動させ、係合軸
(62)を下側の上向き凹所(66a)に係合させる(第2
図E参照)ことにより、下方回動状態を保持させ、拡散
制限膜保持板(4)の拡散制限膜(44)が酵素電極
(3)の固定化GOD膜(31)に圧接させられた状態を確
保することができる。そして、孔(37)を通して突出す
る抜止め軸(15)が開口(43)と係合するので、拡散制
限膜保持板(4)が無理に引抜かれることを防止し、ひ
いては摩擦に起因する固定化GOD膜(31)の劣化を防止
することができる。尚、拡散制限膜保持板(4)の装着
を行なう場合にも、摩擦に起因する固定化GOD膜(31)
の劣化を防止することができる。
(4)を拡散制限膜保持板収容溝(34)に挿入し、拡散
制限膜保持板(4)の開口(42)が係合突部(36)と係
合するように位置決めし、この状態において、内部カバ
ー(5)に下向きの力を作用させることにより拡散制限
膜保持板装着部材(32)と共に下方回動させ、係合軸
(62)を下側の上向き凹所(66a)に係合させる(第2
図E参照)ことにより、下方回動状態を保持させ、拡散
制限膜保持板(4)の拡散制限膜(44)が酵素電極
(3)の固定化GOD膜(31)に圧接させられた状態を確
保することができる。そして、孔(37)を通して突出す
る抜止め軸(15)が開口(43)と係合するので、拡散制
限膜保持板(4)が無理に引抜かれることを防止し、ひ
いては摩擦に起因する固定化GOD膜(31)の劣化を防止
することができる。尚、拡散制限膜保持板(4)の装着
を行なう場合にも、摩擦に起因する固定化GOD膜(31)
の劣化を防止することができる。
したがって、この状態において操作スイッチ(12)を操
作することにより血糖値の測定を行なうことができ、測
定結果を表示部(11)に可視的に表示することができ
る。
作することにより血糖値の測定を行なうことができ、測
定結果を表示部(11)に可視的に表示することができ
る。
測定終了後は、内部カバー(5)に対して下向きの力を
作用させることにより係合軸(62)と下側の上向き凹所
(66a)との係合を外せばよく(第2図F参照)、下向
きの力を解除すれば、ばね(30)の付勢力により内部カ
バー(5)、および拡散制限膜保持板装着部材(32)が
上方回動させられるので、拡散制限膜(44)と固定化GO
D膜(31)との圧接状態が解除されるとともに、抜止め
軸(15)と開口(43)との係合が解除される。
作用させることにより係合軸(62)と下側の上向き凹所
(66a)との係合を外せばよく(第2図F参照)、下向
きの力を解除すれば、ばね(30)の付勢力により内部カ
バー(5)、および拡散制限膜保持板装着部材(32)が
上方回動させられるので、拡散制限膜(44)と固定化GO
D膜(31)との圧接状態が解除されるとともに、抜止め
軸(15)と開口(43)との係合が解除される。
したがって、固定化GOD膜(31)に対して摩擦力を作用
させることなく拡散制限膜保持板(4)を抜取ることが
できる。
させることなく拡散制限膜保持板(4)を抜取ることが
できる。
再び血糖値の測定を行なう場合には、新たな拡散制限膜
保持板(4)に血液を滴下させ、上記一連の動作を行な
わせればよい。
保持板(4)に血液を滴下させ、上記一連の動作を行な
わせればよい。
そして、以上の説明から明らかなように、拡散制限膜保
持板(4)が拡散制限膜保持板装着部材(32)に装着さ
れた状態においては、内部カバー(5)がスライドする
ことに起因して、大径孔(53)が酵素電極(3)と正対
する位置からずれた状態になるのであるから、大径孔
(53)を通して酵素電極(3)に触れることは殆ど不可
能となり、内部カバー(5)の押圧操作、操作スイッチ
(12)の押圧操作等に注意を集中させることが必要な場
合において、不注意により拡散制限膜保持板(4)に滴
下された血液に身体の一部が触れるという不都合を確実
に防止することができる。勿論、拡散制限膜保持板
(4)を装着し、或は脱着する場合、または拡散制限膜
保持板(4)に血液を滴下する場合には、血液が露呈さ
れているのであるから、身体の一部が触れる可能性があ
るが、これらの操作を行なっている間は他の操作を行な
わないのであるから、不注意が介入する余地は殆どな
い。
持板(4)が拡散制限膜保持板装着部材(32)に装着さ
れた状態においては、内部カバー(5)がスライドする
ことに起因して、大径孔(53)が酵素電極(3)と正対
する位置からずれた状態になるのであるから、大径孔
(53)を通して酵素電極(3)に触れることは殆ど不可
能となり、内部カバー(5)の押圧操作、操作スイッチ
(12)の押圧操作等に注意を集中させることが必要な場
合において、不注意により拡散制限膜保持板(4)に滴
下された血液に身体の一部が触れるという不都合を確実
に防止することができる。勿論、拡散制限膜保持板
(4)を装着し、或は脱着する場合、または拡散制限膜
保持板(4)に血液を滴下する場合には、血液が露呈さ
れているのであるから、身体の一部が触れる可能性があ
るが、これらの操作を行なっている間は他の操作を行な
わないのであるから、不注意が介入する余地は殆どな
い。
尚、この考案は上記の実施例に限定されるものではな
く、例えば、コレストロール、中性脂肪、尿素等を測定
する装置に適用することが可能であるほか、拡散制限膜
保持板装置部材(32)を全体として水平状態を保持した
ままで昇降させるようにすることが可能であり、その
他、この考案の要旨を変更しない範囲内において種々の
設計変更を施すことが可能である。
く、例えば、コレストロール、中性脂肪、尿素等を測定
する装置に適用することが可能であるほか、拡散制限膜
保持板装置部材(32)を全体として水平状態を保持した
ままで昇降させるようにすることが可能であり、その
他、この考案の要旨を変更しない範囲内において種々の
設計変更を施すことが可能である。
〈考案の効果〉 以上のようにこの考案は、拡散制限膜保持板が装着され
る拡散制限膜保持板装着部材を電極に対して接離する方
向に移動可能に設けているとともに、拡散制限膜保持板
装着部材を、電極から離隔する方向に所定距離移動した
位置、或は、電極に接近する方向に所定距離移動した位
置において位置決めする位置決め部を設けているのであ
るから、離隔方向移動状態において拡散制限膜を装着す
ることにより、電極との間で摺擦状態が生ずることを確
実に防止し、生理活性物質の活性を高く維持することが
でき、しかも、拡散制限膜保持板装着部材を、電極に接
近する方向に所定距離移動した状態とすることにより、
生理活性物質固定膜と拡散制限膜との圧接状態を予め設
定された状態にすることができ、測定値のばらつきを著
しく抑制することができるという特有の実用的効果を奏
する。
る拡散制限膜保持板装着部材を電極に対して接離する方
向に移動可能に設けているとともに、拡散制限膜保持板
装着部材を、電極から離隔する方向に所定距離移動した
位置、或は、電極に接近する方向に所定距離移動した位
置において位置決めする位置決め部を設けているのであ
るから、離隔方向移動状態において拡散制限膜を装着す
ることにより、電極との間で摺擦状態が生ずることを確
実に防止し、生理活性物質の活性を高く維持することが
でき、しかも、拡散制限膜保持板装着部材を、電極に接
近する方向に所定距離移動した状態とすることにより、
生理活性物質固定膜と拡散制限膜との圧接状態を予め設
定された状態にすることができ、測定値のばらつきを著
しく抑制することができるという特有の実用的効果を奏
する。
第1図は拡散制限膜装着機構の一実施例を示す縦断面
図、 第2図Aは位置決め機構を示す要部縦断面図、 第2図Bは第5図の一部透視下面図、 第2図C〜Fは位置決め機構の動作を説明する拡大図、 第3図は拡散制限膜装着動作を説明する図、 第4図は拡散制限膜保持板の構成を示す概略図、 第5図は拡散制限膜装着機構を組込んだ血糖値測定装置
を概略的に示す斜視図、 第6図は従来例を示す概略縦断面図。 (1)…ケーシング、(2)…外部カバー、(3)…酵
素電極、(4)…拡散制限膜保持板、(5)…内部カバ
ー、(13)…位置決め機構、(30)…ばね、(32)…拡
散制限膜保持板装着部材、(33)…貫通孔、(34)…拡
散制限膜保持板収容溝、(44)…拡散制限膜、(62)…
係合軸、(66)…溝、(66a)(66b)…上向き凹所、
(67)…揺動部材
図、 第2図Aは位置決め機構を示す要部縦断面図、 第2図Bは第5図の一部透視下面図、 第2図C〜Fは位置決め機構の動作を説明する拡大図、 第3図は拡散制限膜装着動作を説明する図、 第4図は拡散制限膜保持板の構成を示す概略図、 第5図は拡散制限膜装着機構を組込んだ血糖値測定装置
を概略的に示す斜視図、 第6図は従来例を示す概略縦断面図。 (1)…ケーシング、(2)…外部カバー、(3)…酵
素電極、(4)…拡散制限膜保持板、(5)…内部カバ
ー、(13)…位置決め機構、(30)…ばね、(32)…拡
散制限膜保持板装着部材、(33)…貫通孔、(34)…拡
散制限膜保持板収容溝、(44)…拡散制限膜、(62)…
係合軸、(66)…溝、(66a)(66b)…上向き凹所、
(67)…揺動部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山崎 紘一 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内
Claims (6)
- 【請求項1】ケーシング(1)の所定位置に設けられた
体液測定用の電極(3)と、電極(3)を収容可能な貫
通孔(33)および拡散制限膜保持板(4)を収容可能な
溝(34)を有し、かつ電極(3)に接近、離隔し得るよ
う往復動可能にケーシングの所定位置に設けられた拡散
制限膜保持板装着部材(32)と、拡散制限膜保持板装着
部材(32)を、電極(3)から離隔する方向に所定距離
移動した位置、或は電極(3)の接近する方向に所定距
離移動した位置において位置決めすべくケーシング
(1)の所定位置に設けられた位置決め部(13)とを有
することを特徴とするバイオセンサにおける拡散制限膜
装着機構。 - 【請求項2】拡散制限膜保持板装着部材(32)が、一方
の端部を支点として回動可能に設けられている上記実用
新案登録請求の範囲第1項記載のバイオセンサにおける
拡散制限膜装着機構。 - 【請求項3】拡散制限膜保持板装着部材(32)が、拡散
制限膜保持板(4)をスライドさせることによってのみ
拡散制限膜保持板(4)を溝(34)に収容し、或は溝
(34)から取出し得るものである上記実用新案登録請求
の範囲第1項、または第2項に記載のバイオセンサにお
ける拡散制限膜装着機構。 - 【請求項4】位置決め部(13)が、拡散制限膜保持板装
着部材(32)の所定位置に設けられた係合軸(62)と係
合するガイド溝(66)を有する揺動部材(67)であり、
上記ガイド溝(66)が、揺動中心と一直線上に位置する
1対の係合部(66a)(66b)を有している上記実用新案
登録請求の範囲第1項から第3項の何れかに記載のバイ
オセンサにおける拡散制限膜装着機構。 - 【請求項5】位置決め部(13)により位置決めされる、
電極(3)に接近する方向に所定距離移動した位置が、
装着された拡散制限膜保持板(4)を電極(3)の表面
に圧接し得るように設定されている上記実用新案登録請
求の範囲第1項から第4項の何れかに記載のバイオセン
サにおける拡散制限膜装着機構。 - 【請求項6】位置決め部(13)により位置決めされる、
電極(3)から離隔する方向に所定距離移動した位置
が、装着された拡散制限膜保持板(4)を電極(3)の
表面に非接触状態にするように設定されている上記実用
新案登録請求の範囲第1項から第4項の何れかに記載の
バイオセンサにおける拡散制限膜装着機構。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19121687U JPH0714876Y2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | バイオセンサにおける拡散制限膜装着機構 |
| US07/423,567 US4933066A (en) | 1987-03-31 | 1989-10-16 | Apparatus for mounting a diffusion-limiting membrane for a sensor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19121687U JPH0714876Y2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 | バイオセンサにおける拡散制限膜装着機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0193561U JPH0193561U (ja) | 1989-06-20 |
| JPH0714876Y2 true JPH0714876Y2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=31482139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19121687U Expired - Lifetime JPH0714876Y2 (ja) | 1987-03-31 | 1987-12-15 | バイオセンサにおける拡散制限膜装着機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0714876Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-12-15 JP JP19121687U patent/JPH0714876Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0193561U (ja) | 1989-06-20 |
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