JPH07149604A - 植物の生育促進・生育調節固体組成物 - Google Patents
植物の生育促進・生育調節固体組成物Info
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- JPH07149604A JPH07149604A JP5326052A JP32605293A JPH07149604A JP H07149604 A JPH07149604 A JP H07149604A JP 5326052 A JP5326052 A JP 5326052A JP 32605293 A JP32605293 A JP 32605293A JP H07149604 A JPH07149604 A JP H07149604A
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- water
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C05—FERTILISERS; MANUFACTURE THEREOF
- C05G—MIXTURES OF FERTILISERS COVERED INDIVIDUALLY BY DIFFERENT SUBCLASSES OF CLASS C05; MIXTURES OF ONE OR MORE FERTILISERS WITH MATERIALS NOT HAVING A SPECIFIC FERTILISING ACTIVITY, e.g. PESTICIDES, SOIL-CONDITIONERS, WETTING AGENTS; FERTILISERS CHARACTERISED BY THEIR FORM
- C05G5/00—Fertilisers characterised by their form
- C05G5/20—Liquid fertilisers
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Pest Control & Pesticides (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 粉末化した水に溶解性のルチン−ホウ素錯体
を有効成分として含有し、水溶性肥料成分および/また
は水溶性糖類を配合してなることを特徴とする植物の生
育促進・生育調節固体組成物。 【効果】 従来のルチン含有液体製剤の問題点である、
低温条件下の凍結による容器破損、長期保存した場合の
ルチンの結晶析出と肥大化、併用するマンガン等の微量
要素とルチンとのキレート形成やルチンの酸化による沈
殿生成等の問題が解消され、保管・物流面での取扱性・
経済性・安定性が改善される。水に対する溶解性はルチ
ンの千倍以上であり、散布しやすい液剤を容易に調製で
き、効力は従来の液体製剤と同等以上である。
を有効成分として含有し、水溶性肥料成分および/また
は水溶性糖類を配合してなることを特徴とする植物の生
育促進・生育調節固体組成物。 【効果】 従来のルチン含有液体製剤の問題点である、
低温条件下の凍結による容器破損、長期保存した場合の
ルチンの結晶析出と肥大化、併用するマンガン等の微量
要素とルチンとのキレート形成やルチンの酸化による沈
殿生成等の問題が解消され、保管・物流面での取扱性・
経済性・安定性が改善される。水に対する溶解性はルチ
ンの千倍以上であり、散布しやすい液剤を容易に調製で
き、効力は従来の液体製剤と同等以上である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ルチンを有効成分とし
て含有する植物の生育促進または生育調節組成物に関す
る。さらに詳しくいえば、植物の生育促進または生育調
節作用を有する水に難溶性のルチンを使用時に散布しや
すい液剤に容易に誘導することができる固体状の組成物
に関する。
て含有する植物の生育促進または生育調節組成物に関す
る。さらに詳しくいえば、植物の生育促進または生育調
節作用を有する水に難溶性のルチンを使用時に散布しや
すい液剤に容易に誘導することができる固体状の組成物
に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】ルチン(クェルセチン−3−
ルチノシド)は、ソバなど種々の植物に含有されるフラ
ボノイド化合物であり、酸化防止剤、着色料に用いられ
るほか、ビタミンP活性を有することから医薬品として
も使用される化合物である。また、ルチンは植物の生育
促進作用および徒長防止などの生育調節作用を有するこ
とが知られている(生育促進作用については特公昭49-3
1789号公報参照。生育調節作用については特開昭55-645
04号公報参照。)。
ルチノシド)は、ソバなど種々の植物に含有されるフラ
ボノイド化合物であり、酸化防止剤、着色料に用いられ
るほか、ビタミンP活性を有することから医薬品として
も使用される化合物である。また、ルチンは植物の生育
促進作用および徒長防止などの生育調節作用を有するこ
とが知られている(生育促進作用については特公昭49-3
1789号公報参照。生育調節作用については特開昭55-645
04号公報参照。)。
【0003】しかし、ルチンは水に難溶性であるため、
使用に際しては実際上大きな制約がある。すなわち、植
物の生育促進剤・生育調節剤として用いる場合、適当な
濃度で広く散布し植物体に吸収し易くするためには、ル
チンを水溶化して水溶解希釈液とするのが望ましいが、
水に難溶性のルチンを水溶液化するには散布前の準備に
多大の手間と時間を要することになる。このため、市販
品においては、ホウ砂との混溶によりルチン−ホウ素錯
体を形成してルチンを溶解せしめ、液体製剤として需要
者に提供されている。ところが、液体製剤は、低温条件
下に保存すると凍結膨張して容器を破損するため寒冷地
での利用には不便である。また、高濃度の液体製剤とす
ることができないため、輸送コストや保存スペースが大
きく不経済である。さらに、長期保存する場合、ルチン
の沈殿が生成・肥大化して薬剤としての効果が低下す
る。こうした問題点を解消するための方策は使用時に容
易に水に溶解希釈し得る固体製剤を開発することに尽き
るが、そのためにはルチンを水に溶解性の形態に誘導す
る必要がある。
使用に際しては実際上大きな制約がある。すなわち、植
物の生育促進剤・生育調節剤として用いる場合、適当な
濃度で広く散布し植物体に吸収し易くするためには、ル
チンを水溶化して水溶解希釈液とするのが望ましいが、
水に難溶性のルチンを水溶液化するには散布前の準備に
多大の手間と時間を要することになる。このため、市販
品においては、ホウ砂との混溶によりルチン−ホウ素錯
体を形成してルチンを溶解せしめ、液体製剤として需要
者に提供されている。ところが、液体製剤は、低温条件
下に保存すると凍結膨張して容器を破損するため寒冷地
での利用には不便である。また、高濃度の液体製剤とす
ることができないため、輸送コストや保存スペースが大
きく不経済である。さらに、長期保存する場合、ルチン
の沈殿が生成・肥大化して薬剤としての効果が低下す
る。こうした問題点を解消するための方策は使用時に容
易に水に溶解希釈し得る固体製剤を開発することに尽き
るが、そのためにはルチンを水に溶解性の形態に誘導す
る必要がある。
【0004】このような状況において、従来、種々の方
法によりルチンの易溶化が試みられてきた。例えば、特
公昭25-1677 号には脂肪族アミンを添加する方法が記載
されており、特公昭26-2724 号にはモノハロゲノ酢酸を
作用させる方法、特公昭29-1285 号にはロンガリットを
作用させて亜硫酸化合物とする方法が記載されている。
また、上記特公昭49-31789号では、まずアンモニア水に
溶解し、その後、水で希釈する方法が記載されている。
さらに、特公昭54-32073号および特開平1-213293号に
は、ルチンにデンプンまたはその加水分解物を添加しグ
ルカノトランスフェラーゼの作用によってルチノース残
基にグルコース残基を転移させて水溶化を図る方法が記
載されている。
法によりルチンの易溶化が試みられてきた。例えば、特
公昭25-1677 号には脂肪族アミンを添加する方法が記載
されており、特公昭26-2724 号にはモノハロゲノ酢酸を
作用させる方法、特公昭29-1285 号にはロンガリットを
作用させて亜硫酸化合物とする方法が記載されている。
また、上記特公昭49-31789号では、まずアンモニア水に
溶解し、その後、水で希釈する方法が記載されている。
さらに、特公昭54-32073号および特開平1-213293号に
は、ルチンにデンプンまたはその加水分解物を添加しグ
ルカノトランスフェラーゼの作用によってルチノース残
基にグルコース残基を転移させて水溶化を図る方法が記
載されている。
【0005】しかし、アミン等を添加する方法ではかか
る添加剤が薬剤の毒性や活性に影響を及ぼす場合があり
好ましくない。アンモニア水に溶解する方法は、農家に
おいてこの方法を行なう場合には作業者にとって操作の
手間や操作時の悪臭が不都合である。また、この方法で
液体製剤として供給する場合でも、冬季の凍結や長期保
存による沈殿析出の問題が残る。特にマンガン等の微量
要素(micronutrient)を含有する場合にはルチンとのキ
レートが生成し、不溶性の沈殿を生じたり、ルチンの酸
化分解を引き起こすという問題もある。さらに、トラン
スフェラーゼを使用する方法は、処理にかかるコストが
大きく農園芸用組成物の製造には実際上適さない。な
お、従来の液体製剤の製造原料であるルチンとホウ砂の
混合物をそのまま固体製剤として提供することも考えら
れ、特公昭49-31789号公報にはそのような製剤例の記載
がある。しかし、この場合、最終的に得られる溶液中の
ルチン濃度は高いものの、ルチンーホウ素が錯体を形成
して溶解・安定するまでには長時間の撹拌が必要であ
り、需要者方において実施する場合には設備や手間の負
担が大きく実際的でない。
る添加剤が薬剤の毒性や活性に影響を及ぼす場合があり
好ましくない。アンモニア水に溶解する方法は、農家に
おいてこの方法を行なう場合には作業者にとって操作の
手間や操作時の悪臭が不都合である。また、この方法で
液体製剤として供給する場合でも、冬季の凍結や長期保
存による沈殿析出の問題が残る。特にマンガン等の微量
要素(micronutrient)を含有する場合にはルチンとのキ
レートが生成し、不溶性の沈殿を生じたり、ルチンの酸
化分解を引き起こすという問題もある。さらに、トラン
スフェラーゼを使用する方法は、処理にかかるコストが
大きく農園芸用組成物の製造には実際上適さない。な
お、従来の液体製剤の製造原料であるルチンとホウ砂の
混合物をそのまま固体製剤として提供することも考えら
れ、特公昭49-31789号公報にはそのような製剤例の記載
がある。しかし、この場合、最終的に得られる溶液中の
ルチン濃度は高いものの、ルチンーホウ素が錯体を形成
して溶解・安定するまでには長時間の撹拌が必要であ
り、需要者方において実施する場合には設備や手間の負
担が大きく実際的でない。
【0006】
【解決しようとする課題】このため、植物生育効果に悪
影響がなく、低温条件でも凍結の問題がなく、長期保存
しても沈殿生成のない、使用時水に容易に溶解希釈可能
な、ルチン含有固体製剤が望まれている。
影響がなく、低温条件でも凍結の問題がなく、長期保存
しても沈殿生成のない、使用時水に容易に溶解希釈可能
な、ルチン含有固体製剤が望まれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来のル
チン含有製剤の問題点を解消すべく、ルチン−ホウ砂含
有製剤の改良を試み、従来の液体製剤中で生成・存在し
ていると考えられるルチン−ホウ素錯体の安定性および
水溶性について検討した。この結果、かかるルチン−ホ
ウ素錯体は、水分を除去しても長期間安定な粉末として
得られ、乾燥したルチン−ホウ素錯体粉末は水溶性も十
分に大きいことを確認し、本発明を完成するに至った。
チン含有製剤の問題点を解消すべく、ルチン−ホウ砂含
有製剤の改良を試み、従来の液体製剤中で生成・存在し
ていると考えられるルチン−ホウ素錯体の安定性および
水溶性について検討した。この結果、かかるルチン−ホ
ウ素錯体は、水分を除去しても長期間安定な粉末として
得られ、乾燥したルチン−ホウ素錯体粉末は水溶性も十
分に大きいことを確認し、本発明を完成するに至った。
【0008】
【発明の構成】すなわち、本発明は、 1)粉末化したルチン−ホウ素錯体を有効成分として含
有することを特徴とする植物の生育促進・生育調節固体
組成物、 2)粉末化したルチン−ホウ素錯体に対して、水溶性肥
料成分および/または水溶性糖類を配合してなることを
特徴とする植物の生育促進・生育調節固体組成物、 3)粉末化したルチン−ホウ素錯体と、水溶性肥料成分
および/または水溶性糖類との配合割合は、前者が3水
和物に換算して1〜60重量%であり、後者が40〜9
9重量%である前記2に記載の植物の生育促進・生育調
節固体組成物、および 4)さらに界面活性剤を組成物の総量中10重量%まで
含有する前記3に記載の植物の生育促進・生育調節固体
組成物を提供する。
有することを特徴とする植物の生育促進・生育調節固体
組成物、 2)粉末化したルチン−ホウ素錯体に対して、水溶性肥
料成分および/または水溶性糖類を配合してなることを
特徴とする植物の生育促進・生育調節固体組成物、 3)粉末化したルチン−ホウ素錯体と、水溶性肥料成分
および/または水溶性糖類との配合割合は、前者が3水
和物に換算して1〜60重量%であり、後者が40〜9
9重量%である前記2に記載の植物の生育促進・生育調
節固体組成物、および 4)さらに界面活性剤を組成物の総量中10重量%まで
含有する前記3に記載の植物の生育促進・生育調節固体
組成物を提供する。
【0009】本発明のルチン−ホウ素錯体粉末(以下、
「水溶化ルチン」という)の製造のためには、まず、ホ
ウ砂水溶液に撹拌しながらルチンを添加し、ルチンの全
量を溶解させる。上記の通り、ルチンが溶解して錯体を
形成するまでには長時間を要するが、この工程そのもの
は従来のルチン含有液体製剤の製造工程と同様であり、
肥料生産のための通常の設備を有する工場では、自動運
転等により比較的容易に行なうことができる。ルチンは
ホウ砂に対しモル比で1以下の量を用いる。ルチンが過
剰であるとその全量が錯体とならないため、次工程の蒸
発乾固の際に難溶性ルチンが析出する。錯体は1:1で
形成されるものと考えられるため、ホウ砂過剰では錯体
を形成していないホウ砂が混在することになるが、ホウ
砂はそれ自体が肥料分であるため、特に添加量を制限す
る必要がない限り問題ない。溶解をより容易にするた
め、水溶液を常温以上沸点以下、好ましくは50℃〜9
0℃に加熱してルチンを添加することが好ましい。溶解
に要する時間は、目的とするルチン濃度、溶解槽の性能
にもよるが、通常30分〜1時間程度である。
「水溶化ルチン」という)の製造のためには、まず、ホ
ウ砂水溶液に撹拌しながらルチンを添加し、ルチンの全
量を溶解させる。上記の通り、ルチンが溶解して錯体を
形成するまでには長時間を要するが、この工程そのもの
は従来のルチン含有液体製剤の製造工程と同様であり、
肥料生産のための通常の設備を有する工場では、自動運
転等により比較的容易に行なうことができる。ルチンは
ホウ砂に対しモル比で1以下の量を用いる。ルチンが過
剰であるとその全量が錯体とならないため、次工程の蒸
発乾固の際に難溶性ルチンが析出する。錯体は1:1で
形成されるものと考えられるため、ホウ砂過剰では錯体
を形成していないホウ砂が混在することになるが、ホウ
砂はそれ自体が肥料分であるため、特に添加量を制限す
る必要がない限り問題ない。溶解をより容易にするた
め、水溶液を常温以上沸点以下、好ましくは50℃〜9
0℃に加熱してルチンを添加することが好ましい。溶解
に要する時間は、目的とするルチン濃度、溶解槽の性能
にもよるが、通常30分〜1時間程度である。
【0010】本発明においては、溶解後、水分を蒸発さ
せてルチン−ホウ素錯体を粉末として得ることが本質的
に重要である。蒸発乾固は、熱風乾燥、真空乾燥、凍結
乾燥または噴霧乾燥など、既知の任意の方法を用いるこ
とができる。比較的低温での噴霧乾燥または凍結乾燥が
好ましい。噴霧乾燥によれば微細な粉末を得ることがで
きる。また、比較的低温、好ましくは60℃以下の真空
ないし減圧乾燥あるいは凍結乾燥で錯体が安定に析出す
る。
せてルチン−ホウ素錯体を粉末として得ることが本質的
に重要である。蒸発乾固は、熱風乾燥、真空乾燥、凍結
乾燥または噴霧乾燥など、既知の任意の方法を用いるこ
とができる。比較的低温での噴霧乾燥または凍結乾燥が
好ましい。噴霧乾燥によれば微細な粉末を得ることがで
きる。また、比較的低温、好ましくは60℃以下の真空
ないし減圧乾燥あるいは凍結乾燥で錯体が安定に析出す
る。
【0011】製剤化は、水溶化ルチンに、水溶性肥料成
分、水溶性糖類、さらに必要に応じ水溶性塩類、粉状の
界面活性剤等の補助剤を粉体混合し、慣用の粉砕手段お
よび成型手段を用いて行なう。例えば、ハンマーミル、
ピンミル、ジェットミル等で微粉砕しそのまま粉末製剤
とするか、あるいは、これをコンパクティングロール等
の加圧成型機で加圧成型造粒するか、または、少量の水
または有機溶剤を加えて混練し押出造粒機等で造粒、乾
燥して顆粒製剤とするか、あるいはまた、打錠機で打錠
してタブレット製剤とする。組成物中における水溶化ル
チンの添加量は、水難溶性ルチン3水和物に換算して1
〜60重量%、好ましくは5〜20重量%とする。添加
量が少ないとルチンの効果が十分に発揮されず、多いと
溶解性が悪くなり、コスト高となる。
分、水溶性糖類、さらに必要に応じ水溶性塩類、粉状の
界面活性剤等の補助剤を粉体混合し、慣用の粉砕手段お
よび成型手段を用いて行なう。例えば、ハンマーミル、
ピンミル、ジェットミル等で微粉砕しそのまま粉末製剤
とするか、あるいは、これをコンパクティングロール等
の加圧成型機で加圧成型造粒するか、または、少量の水
または有機溶剤を加えて混練し押出造粒機等で造粒、乾
燥して顆粒製剤とするか、あるいはまた、打錠機で打錠
してタブレット製剤とする。組成物中における水溶化ル
チンの添加量は、水難溶性ルチン3水和物に換算して1
〜60重量%、好ましくは5〜20重量%とする。添加
量が少ないとルチンの効果が十分に発揮されず、多いと
溶解性が悪くなり、コスト高となる。
【0012】ルチンによる生育促進作用を十分に発揮さ
せるためには、水溶性の肥料成分もしくは糖またはこれ
に加えて水溶性塩類を併用することが望ましい。この目
的のために組成物に加えられる肥料成分、糖類等の水溶
性成分の添加量は、通常30重量%以上である。ルチン
添加の下限が1重量%であることから、肥料等の添加量
の上限は99重量%である。肥料成分の例としては、尿
素、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム等の窒素含有
成分、リン酸カリウム、リン酸カルシウム等のリン含有
成分、硫酸カリウム等のカリウム含有成分、ホウ砂のよ
うなホウ素含有成分、硫酸マンガンのようなマンガン含
有成分、硫酸マグネシウムのようなマグネシウム含有成
分等が挙げられる。糖類の例としては、デキストリン、
乳糖、果糖、ショ糖、ブドウ糖が挙げられる。水溶性塩
類の例としては、食塩、ボウ硝、炭酸ナトリウム、重炭
酸ナトリウム、シュウ酸ナトリウム、クエン酸ナトリウ
ム、マレイン酸ナトリウム等が挙げられる。
せるためには、水溶性の肥料成分もしくは糖またはこれ
に加えて水溶性塩類を併用することが望ましい。この目
的のために組成物に加えられる肥料成分、糖類等の水溶
性成分の添加量は、通常30重量%以上である。ルチン
添加の下限が1重量%であることから、肥料等の添加量
の上限は99重量%である。肥料成分の例としては、尿
素、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム等の窒素含有
成分、リン酸カリウム、リン酸カルシウム等のリン含有
成分、硫酸カリウム等のカリウム含有成分、ホウ砂のよ
うなホウ素含有成分、硫酸マンガンのようなマンガン含
有成分、硫酸マグネシウムのようなマグネシウム含有成
分等が挙げられる。糖類の例としては、デキストリン、
乳糖、果糖、ショ糖、ブドウ糖が挙げられる。水溶性塩
類の例としては、食塩、ボウ硝、炭酸ナトリウム、重炭
酸ナトリウム、シュウ酸ナトリウム、クエン酸ナトリウ
ム、マレイン酸ナトリウム等が挙げられる。
【0013】また、本発明組成物を実際に散布するに際
してはさらに水で希釈するが、この際の希釈性ないし分
散性、植物への展着性、さらに植物体への吸収性を高め
る目的から界面活性剤その他の補助剤等を添加すること
が好ましい。この添加量は、慣用のとおりであり、10
重量%以下、2.5 〜5重量%が好ましい。10重量%を
越えると泡立ちが多くなり、散布性能が悪くなる。場合
によっては植物に対して薬害が出やすくなることがあ
る。界面活性剤の例としては、オレイン酸ナトリウム、
ステアリン酸ナトリウム、ジアルキルスルホコハク酸ナ
トリウム、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテ
ル、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレンブロックポリマー、ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸ナトリウム、ソルビタン脂肪
酸ナトリウム、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪
酸エステル、リグニンスルホン酸塩、ナフタレンスルホ
ン酸塩等が挙げられる。
してはさらに水で希釈するが、この際の希釈性ないし分
散性、植物への展着性、さらに植物体への吸収性を高め
る目的から界面活性剤その他の補助剤等を添加すること
が好ましい。この添加量は、慣用のとおりであり、10
重量%以下、2.5 〜5重量%が好ましい。10重量%を
越えると泡立ちが多くなり、散布性能が悪くなる。場合
によっては植物に対して薬害が出やすくなることがあ
る。界面活性剤の例としては、オレイン酸ナトリウム、
ステアリン酸ナトリウム、ジアルキルスルホコハク酸ナ
トリウム、ポリオキシエチレンアルキルアリルエーテ
ル、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレンブロックポリマー、ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸ナトリウム、ソルビタン脂肪
酸ナトリウム、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪
酸エステル、リグニンスルホン酸塩、ナフタレンスルホ
ン酸塩等が挙げられる。
【0014】
【発明の具体的開示】以下に実施例を挙げて説明する
が、本発明は下記の記載に制限されるものではない。実施例1 ホウ砂10水塩 5.8gを水40.0gに加え、撹拌しながら
60℃に昇温して撹拌を続けホウ砂を溶解した。次い
で、この水溶液に撹拌しながら水難溶性ルチン3水塩1
0.0gを加えて溶解した。この水溶液を60℃水浴上で
ロータリーエバポレータ−を用いて減圧乾燥し、乳鉢で
粉砕して水溶化ルチン粉末を得た。得られた水溶化ルチ
ン粉末15.8g(水難溶性ルチン3水塩として10.0g、ホ
ウ砂10水塩 5.8g相当)、硫酸マンガン1水塩 3.0
g、およびブドウ糖81.2gを電気ミキサーで十分に混合
してから遠心粉砕機(日本精機株式会社製)で粉砕、さ
らに電気ミキサーで均一混合して水難溶性ルチン3水和
物として10重量%相当量を含有する水溶性ルチン粉末
製剤(粉末製剤1)を得た。
が、本発明は下記の記載に制限されるものではない。実施例1 ホウ砂10水塩 5.8gを水40.0gに加え、撹拌しながら
60℃に昇温して撹拌を続けホウ砂を溶解した。次い
で、この水溶液に撹拌しながら水難溶性ルチン3水塩1
0.0gを加えて溶解した。この水溶液を60℃水浴上で
ロータリーエバポレータ−を用いて減圧乾燥し、乳鉢で
粉砕して水溶化ルチン粉末を得た。得られた水溶化ルチ
ン粉末15.8g(水難溶性ルチン3水塩として10.0g、ホ
ウ砂10水塩 5.8g相当)、硫酸マンガン1水塩 3.0
g、およびブドウ糖81.2gを電気ミキサーで十分に混合
してから遠心粉砕機(日本精機株式会社製)で粉砕、さ
らに電気ミキサーで均一混合して水難溶性ルチン3水和
物として10重量%相当量を含有する水溶性ルチン粉末
製剤(粉末製剤1)を得た。
【0015】実施例2 ホウ砂10水塩 144.0gを水 600.0gに加え、撹拌しな
がら80℃に昇温して撹拌を続けホウ砂を溶解した。次
いで、この水溶液に撹拌しながら水難溶性ルチン3水塩
100.0gを加えて溶解した。この水溶液をヤマトスプレ
ードライヤーGB−21型機(ヤマト科学株式会社製)
を用いて、吹き込み温度100℃、排気温度50℃〜5
2℃で乾燥し、水溶化ルチン粉末を得た。得られた水溶
化ルチン粉末24.4g(水難溶性ルチン3水塩として10.0
g、ホウ砂10水塩14.4g相当)、硫酸マンガン1水塩
7.7g、リグニンスルホン酸ナトリウム 3.0gおよびブ
ドウ糖64.9gを実施例1と同様にして水難溶性ルチン3
水和物として10重量%相当量を含有する水溶性ルチン
粉末製剤(粉末製剤2)を得た。
がら80℃に昇温して撹拌を続けホウ砂を溶解した。次
いで、この水溶液に撹拌しながら水難溶性ルチン3水塩
100.0gを加えて溶解した。この水溶液をヤマトスプレ
ードライヤーGB−21型機(ヤマト科学株式会社製)
を用いて、吹き込み温度100℃、排気温度50℃〜5
2℃で乾燥し、水溶化ルチン粉末を得た。得られた水溶
化ルチン粉末24.4g(水難溶性ルチン3水塩として10.0
g、ホウ砂10水塩14.4g相当)、硫酸マンガン1水塩
7.7g、リグニンスルホン酸ナトリウム 3.0gおよびブ
ドウ糖64.9gを実施例1と同様にして水難溶性ルチン3
水和物として10重量%相当量を含有する水溶性ルチン
粉末製剤(粉末製剤2)を得た。
【0016】実施例3 ホウ砂10水塩290gを水1200gに加え、撹拌しなが
ら80℃に昇温して撹拌を続けホウ砂を溶解した。次い
で、この水溶液に撹拌しながら水難溶性ルチン3水塩5
00gを加えて溶解した。この水溶液を実施例2と同様
にして乾燥し、水溶化ルチン粉末を得た。得られた水溶
化ルチン粉末79g(水難溶性ルチン3水塩として50
g、ホウ砂10水塩29g相当)、ホウ砂10水塩29
g、硫酸マンガン1水塩26g、ジアルキルスルホコハ
ク酸ナトリウム25g、第一リン酸カルシウム347
g、硫酸アンモニウム100gおよびショ糖394gを
ポリエチレン袋で混合してから、サンプルミル(ホソカ
ワミクロン株式会社製)で粉砕して、水難溶性ルチン3
水和物として5重量%相当量を含有する水溶性ルチン粉
末製剤(粉末製剤3)を得た。
ら80℃に昇温して撹拌を続けホウ砂を溶解した。次い
で、この水溶液に撹拌しながら水難溶性ルチン3水塩5
00gを加えて溶解した。この水溶液を実施例2と同様
にして乾燥し、水溶化ルチン粉末を得た。得られた水溶
化ルチン粉末79g(水難溶性ルチン3水塩として50
g、ホウ砂10水塩29g相当)、ホウ砂10水塩29
g、硫酸マンガン1水塩26g、ジアルキルスルホコハ
ク酸ナトリウム25g、第一リン酸カルシウム347
g、硫酸アンモニウム100gおよびショ糖394gを
ポリエチレン袋で混合してから、サンプルミル(ホソカ
ワミクロン株式会社製)で粉砕して、水難溶性ルチン3
水和物として5重量%相当量を含有する水溶性ルチン粉
末製剤(粉末製剤3)を得た。
【0017】実施例4 実施例1で得られた粉末製剤をコンパクティングロール
(Freund Industrial Co. Ltd. 製、ローラーコンパクタ
ー MODEL mini)で加圧成型し、解砕機(FreundIndustria
l Co. Ltd. 製、解砕機 TYPE mini) で解砕後、 0.5m
mおよび 1.0mm篩で篩別して、水難溶性ルチン3水和
物として10重量%相当量を含有する 0.5mm〜 1.0m
mの水溶性ルチン顆粒製剤(顆粒製剤1)を得た。
(Freund Industrial Co. Ltd. 製、ローラーコンパクタ
ー MODEL mini)で加圧成型し、解砕機(FreundIndustria
l Co. Ltd. 製、解砕機 TYPE mini) で解砕後、 0.5m
mおよび 1.0mm篩で篩別して、水難溶性ルチン3水和
物として10重量%相当量を含有する 0.5mm〜 1.0m
mの水溶性ルチン顆粒製剤(顆粒製剤1)を得た。
【0018】比較例1(比較製剤Aの調製) ルチンの水溶化を行なわないほかは実施例1と同様にし
て、水難溶性ルチン3水和物10.0g、ホウ砂10水塩
5.8g、硫酸マンガン1水塩 3.0gおよびブドウ糖81.2
gを混合・粉砕して水難溶性ルチン3水和物として10.0
gを含有する水不溶性ルチン粉末製剤(比較製剤A)を
得た。比較例2(比較製剤Bの調製) 水難溶性ルチン3水和物10.0g、ホウ砂10水塩 5.8
g、硫酸マンガン1水塩3.0gを水81.2gに溶解して水
難溶性ルチン3水和物として10.0gを含有するルチン含
有液体製剤(比較製剤B)を得た。
て、水難溶性ルチン3水和物10.0g、ホウ砂10水塩
5.8g、硫酸マンガン1水塩 3.0gおよびブドウ糖81.2
gを混合・粉砕して水難溶性ルチン3水和物として10.0
gを含有する水不溶性ルチン粉末製剤(比較製剤A)を
得た。比較例2(比較製剤Bの調製) 水難溶性ルチン3水和物10.0g、ホウ砂10水塩 5.8
g、硫酸マンガン1水塩3.0gを水81.2gに溶解して水
難溶性ルチン3水和物として10.0gを含有するルチン含
有液体製剤(比較製剤B)を得た。
【0019】試験例1(溶解性試験) 250mlの有栓メスシリンダーを3本用意し、これに
3°硬水250mlを入れ、20℃に保ってから粉末製
剤1(実施例1)および粉末製剤2(実施例2)ならび
に比較製剤A(比較例1)をそれぞれ 0.5g投入し1分
間に30回の割合で倒立撹拌し、粉末製剤が完全に溶解
するまでの倒立回数で、それぞれの製剤の溶解性を調べ
た。実験はそれぞれ数回繰り返した。結果を次表に示
す。
3°硬水250mlを入れ、20℃に保ってから粉末製
剤1(実施例1)および粉末製剤2(実施例2)ならび
に比較製剤A(比較例1)をそれぞれ 0.5g投入し1分
間に30回の割合で倒立撹拌し、粉末製剤が完全に溶解
するまでの倒立回数で、それぞれの製剤の溶解性を調べ
た。実験はそれぞれ数回繰り返した。結果を次表に示
す。
【0020】
【表1】
【0021】この結果より、水難溶性ルチンを用いた製
剤は水に対して極めて溶解性が乏しいことがわかる。一
方、水溶化ルチンを用いた製剤は、容易に水で溶解する
ことがわかる。
剤は水に対して極めて溶解性が乏しいことがわかる。一
方、水溶化ルチンを用いた製剤は、容易に水で溶解する
ことがわかる。
【0022】試験例2(溶解度試験) 実施例2の水溶化ルチン粉末を用いてその溶解度を調べ
たところ、15℃の水100gに対する溶解度は水難溶
性ルチン3水和物として約20gであった。通常の水難
溶性ルチン3水和物の溶解度は0.01〜0.02g程度である
の比し、約1000倍以上の溶解度となっていることがわか
る。
たところ、15℃の水100gに対する溶解度は水難溶
性ルチン3水和物として約20gであった。通常の水難
溶性ルチン3水和物の溶解度は0.01〜0.02g程度である
の比し、約1000倍以上の溶解度となっていることがわか
る。
【0023】試験例3(生育促進効果) 二十日大根(品種:コメット)を27cm×19cm×
深さ7cm(容積513cm3 )のバットに播種した
後、23℃のガラス室で保持した。11日目に粉末製剤
1(水溶化ルチンを用いた実施例1のルチン含有剤)の
1000倍希釈液をハンドスプレーヤーにて1バット当り1
0mlを散布した。1月経過後二十日大根の球径および
全重量を測定した。結果は次表のとおりである。
深さ7cm(容積513cm3 )のバットに播種した
後、23℃のガラス室で保持した。11日目に粉末製剤
1(水溶化ルチンを用いた実施例1のルチン含有剤)の
1000倍希釈液をハンドスプレーヤーにて1バット当り1
0mlを散布した。1月経過後二十日大根の球径および
全重量を測定した。結果は次表のとおりである。
【0024】
【表2】 本結果より、水溶化ルチンを用いた実施例1の製剤散布
区は、対照区に比較して顕著な生育促進効果が認められ
る。
区は、対照区に比較して顕著な生育促進効果が認められ
る。
【0025】試験例4(生育調節効果) イチゴ(品種:とよのか)健苗育成の目的で、受ポット
育苗のランナー切り離し直後(7月中旬)から10日お
きに3回、粉末製剤1(実施例1)および比較製剤B
(比較例2)それぞれ1000倍の希釈液に、液肥(株式会
社アグロス製造のデカグリ−ン液肥。チッソ10%、リ
ン酸4%、カリ6%)を300倍希釈液になるように混
用した散布液を、1000ポット当たり15リットル、背負
式散布機で葉面散布した。なお、比較製剤2の希釈液に
は粉末製剤1の希釈液と同濃度に至るまでブドウ糖を添
加した。その後は、慣行で保持した。また、対照無散布
区については、上記の液肥のみを同様に散布した。8月
上旬に、無作為に20ポットを選び、健苗評価項目とし
て太根率、クラウン直径、草丈、葉数を比較調査した。
結果を次表に示す。
育苗のランナー切り離し直後(7月中旬)から10日お
きに3回、粉末製剤1(実施例1)および比較製剤B
(比較例2)それぞれ1000倍の希釈液に、液肥(株式会
社アグロス製造のデカグリ−ン液肥。チッソ10%、リ
ン酸4%、カリ6%)を300倍希釈液になるように混
用した散布液を、1000ポット当たり15リットル、背負
式散布機で葉面散布した。なお、比較製剤2の希釈液に
は粉末製剤1の希釈液と同濃度に至るまでブドウ糖を添
加した。その後は、慣行で保持した。また、対照無散布
区については、上記の液肥のみを同様に散布した。8月
上旬に、無作為に20ポットを選び、健苗評価項目とし
て太根率、クラウン直径、草丈、葉数を比較調査した。
結果を次表に示す。
【0026】
【表3】
【0027】本結果より、水溶化ルチンを散布すること
により、草丈の徒長が防止されるとともに根径が肥大す
る生育調節効果が認められる。また、その効果は従来の
ルチン液剤と同様またはそれ以上であることがわかる。
により、草丈の徒長が防止されるとともに根径が肥大す
る生育調節効果が認められる。また、その効果は従来の
ルチン液剤と同様またはそれ以上であることがわかる。
【0028】
【発明の効果】本発明のルチン含有組成物は粉末製剤と
して提供することができるので、従来の液体製剤におけ
る問題点、すなわち、低温条件下の凍結による容器破損
等の問題、あるいは、長期保存した場合の水難溶性ルチ
ンの結晶析出肥大または併用される微量要素とルチンと
のキレート形成もしくはルチンの酸化による沈殿生成等
の問題が解消され、保管・物流面での取扱性・経済性・
安定性が改善される。また、本発明で用いる水溶化ルチ
ンは、従来の水難溶性ルチンと比べて溶解性が数十倍
(倒立溶解試験結果)に達するので、需要者方において
水に溶解するのに手間や時間あるいは特別な設備を要し
ない。さらに、本発明の粉末製剤の生物活性は従来品と
同等以上であって、マンガン等の微量要素と混合して製
剤化してもルチンの薬剤活性が劣化することがないた
め、目的に応じて種々の微量元素と混合した生育促進・
生育調節固体組成物とすることができる。
して提供することができるので、従来の液体製剤におけ
る問題点、すなわち、低温条件下の凍結による容器破損
等の問題、あるいは、長期保存した場合の水難溶性ルチ
ンの結晶析出肥大または併用される微量要素とルチンと
のキレート形成もしくはルチンの酸化による沈殿生成等
の問題が解消され、保管・物流面での取扱性・経済性・
安定性が改善される。また、本発明で用いる水溶化ルチ
ンは、従来の水難溶性ルチンと比べて溶解性が数十倍
(倒立溶解試験結果)に達するので、需要者方において
水に溶解するのに手間や時間あるいは特別な設備を要し
ない。さらに、本発明の粉末製剤の生物活性は従来品と
同等以上であって、マンガン等の微量要素と混合して製
剤化してもルチンの薬剤活性が劣化することがないた
め、目的に応じて種々の微量元素と混合した生育促進・
生育調節固体組成物とすることができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 粉末化したルチン−ホウ素錯体を有効成
分として含有することを特徴とする植物の生育促進・生
育調節固体組成物。 - 【請求項2】 粉末化したルチン−ホウ素錯体に対し
て、水溶性肥料成分および/または水溶性糖類を配合し
てなることを特徴とする植物の生育促進・生育調節固体
組成物。 - 【請求項3】 粉末化したルチン−ホウ素錯体と、水溶
性肥料成分および/または水溶性糖類との配合割合は、
前者が3水和物に換算して1〜60重量%であり、後者
が40〜99重量%である請求項2に記載の植物の生育
促進・生育調節固体組成物。 - 【請求項4】 さらに界面活性剤を組成物の総量中10
重量%まで含有する請求項3に記載の植物の生育促進・
生育調節固体組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32605293A JP3421411B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 植物の生育促進・生育調節固体組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32605293A JP3421411B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 植物の生育促進・生育調節固体組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07149604A true JPH07149604A (ja) | 1995-06-13 |
| JP3421411B2 JP3421411B2 (ja) | 2003-06-30 |
Family
ID=18183573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32605293A Expired - Fee Related JP3421411B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 植物の生育促進・生育調節固体組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3421411B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012092029A (ja) * | 2010-10-26 | 2012-05-17 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | 植物成長調節剤、肥料組成物およびその製造方法 |
| CN103708958A (zh) * | 2013-12-24 | 2014-04-09 | 成都新柯力化工科技有限公司 | 一种大量元素固体水溶肥及其制备方法 |
| CN103848683A (zh) * | 2014-02-26 | 2014-06-11 | 成都新柯力化工科技有限公司 | 一种水溶肥的制备方法 |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP32605293A patent/JP3421411B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012092029A (ja) * | 2010-10-26 | 2012-05-17 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | 植物成長調節剤、肥料組成物およびその製造方法 |
| CN103708958A (zh) * | 2013-12-24 | 2014-04-09 | 成都新柯力化工科技有限公司 | 一种大量元素固体水溶肥及其制备方法 |
| CN103848683A (zh) * | 2014-02-26 | 2014-06-11 | 成都新柯力化工科技有限公司 | 一种水溶肥的制备方法 |
| CN103848683B (zh) * | 2014-02-26 | 2015-05-27 | 成都新柯力化工科技有限公司 | 一种水溶肥的制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3421411B2 (ja) | 2003-06-30 |
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Legal Events
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