JPH07149635A - ホスファチジルイノシトール 3−キナーゼに依存する状態の治療のための製剤 - Google Patents
ホスファチジルイノシトール 3−キナーゼに依存する状態の治療のための製剤Info
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- JPH07149635A JPH07149635A JP6245278A JP24527894A JPH07149635A JP H07149635 A JPH07149635 A JP H07149635A JP 6245278 A JP6245278 A JP 6245278A JP 24527894 A JP24527894 A JP 24527894A JP H07149635 A JPH07149635 A JP H07149635A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビリジン及びその類似体を用いてヒトにおけ
るホスフェチジルイノシトール 3−キナーゼに依存す
る状態、特に腫瘍を治療する。 【構成】 式I: 【化1】 (式中、Rはメトキシ、R1はOH、R2は、=O及びR3
は=Oを表わす。)で示される化合物を活性成分とする
腫瘍治療のための製剤。
るホスフェチジルイノシトール 3−キナーゼに依存す
る状態、特に腫瘍を治療する。 【構成】 式I: 【化1】 (式中、Rはメトキシ、R1はOH、R2は、=O及びR3
は=Oを表わす。)で示される化合物を活性成分とする
腫瘍治療のための製剤。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビリジン(viridi
n)、デメトキシビリジン(demethoxyviridin)、ビリジ
オール(viridiol)、デメトキシビリジオール(demethoxyv
iridiol)、ビロン(viron)又はウオートマンノロン(wort
mannolone)又は上記の化合物の内の一つの類似体を用い
て、溶解した細胞、全細胞、組織調製物又は生物の細胞
質ホスファチジルイノシトール 3−キナーゼ(PI
3−キナーゼ)を阻害する方法に関する。そのような化
合物は脊椎動物、特にヒトのホスファチジルイノシトー
ル 3−キナーゼを選択的に阻害するために使用するこ
とも可能であり、ヒトにおけるホスファチジルイノシト
ール 3−キナーゼ依存状態、特に腫瘍を治療するため
に使用される。
n)、デメトキシビリジン(demethoxyviridin)、ビリジ
オール(viridiol)、デメトキシビリジオール(demethoxyv
iridiol)、ビロン(viron)又はウオートマンノロン(wort
mannolone)又は上記の化合物の内の一つの類似体を用い
て、溶解した細胞、全細胞、組織調製物又は生物の細胞
質ホスファチジルイノシトール 3−キナーゼ(PI
3−キナーゼ)を阻害する方法に関する。そのような化
合物は脊椎動物、特にヒトのホスファチジルイノシトー
ル 3−キナーゼを選択的に阻害するために使用するこ
とも可能であり、ヒトにおけるホスファチジルイノシト
ール 3−キナーゼ依存状態、特に腫瘍を治療するため
に使用される。
【0002】
【従来の技術】イノシトール リン酸の代謝は種々のホ
ルモン及び成長因子に応答するレセプターが仲介する信
号導入通路(シグナルトランスダクション)の重要な一
部分であると信じられている[例えば、Berridge,M.J.
ら、Nature,312:315-321(1984)、Nishizuka,Y.,Scienc
e,225:1365-1370(1984)を参照]。
ルモン及び成長因子に応答するレセプターが仲介する信
号導入通路(シグナルトランスダクション)の重要な一
部分であると信じられている[例えば、Berridge,M.J.
ら、Nature,312:315-321(1984)、Nishizuka,Y.,Scienc
e,225:1365-1370(1984)を参照]。
【0003】この信号の通路においては、ホスファチジ
ル 4,5−ビスリン酸がホスホリパーゼCによって加水分
解されることにより、二つの細胞内セカンドメッセンジ
ャーであるイノシトール 1,4,5−三リン酸及びジアシル
グリセロールが産出される。イノシトール 1,4,5−三−
リン酸は細胞内のCa2+貯蔵室からCa2+を遊離し、C
a2+/カルモジュリン依存性キナーゼの活性化を引き起
こし、ジアセチルグリセロールはプロテインキナーゼC
を活性化する。続いて次の分解が起こる。すなわち、ホ
スファチジルイノシトール 4−キナーゼ及びホスファ
チジルイノシトール−4−ホスフェイトキナーゼによる
段階的リン酸化により迅速にホスファチジルイノシトー
ル 4,5−ビスリン酸が再合成される。これらの二つのキ
ナーゼはセカンドメッセンジャーの生産において重要な
役割を果たしているらしい[例えば、Duell,T.F.,米国特
許第5,001,064(1991)、Shibasaki,F.,ら、J.Biol.Che
m.,266(13):8108-8114(1991)を参照]。
ル 4,5−ビスリン酸がホスホリパーゼCによって加水分
解されることにより、二つの細胞内セカンドメッセンジ
ャーであるイノシトール 1,4,5−三リン酸及びジアシル
グリセロールが産出される。イノシトール 1,4,5−三−
リン酸は細胞内のCa2+貯蔵室からCa2+を遊離し、C
a2+/カルモジュリン依存性キナーゼの活性化を引き起
こし、ジアセチルグリセロールはプロテインキナーゼC
を活性化する。続いて次の分解が起こる。すなわち、ホ
スファチジルイノシトール 4−キナーゼ及びホスファ
チジルイノシトール−4−ホスフェイトキナーゼによる
段階的リン酸化により迅速にホスファチジルイノシトー
ル 4,5−ビスリン酸が再合成される。これらの二つのキ
ナーゼはセカンドメッセンジャーの生産において重要な
役割を果たしているらしい[例えば、Duell,T.F.,米国特
許第5,001,064(1991)、Shibasaki,F.,ら、J.Biol.Che
m.,266(13):8108-8114(1991)を参照]。
【0004】ごく最近、他のホスファチジルイノシトー
ルキナーゼが同定され、ある活性化されたチロシンキナ
ーゼと関連付けられている[Courtneidge,S.A.,ら、Cel
l,50:1031-1037(1987)、Kaplan,D.R.ら、Cell,50:1021-
1029(1987)]。このキナーゼはホスファチジルイノシトー
ル3−キナーゼと同定されたが、ホスファチジルイノシ
トール(PI)のイノシトール環の3位をリン酸化して、
ホスファチジルイノシトール 3−リン酸(PI-3P)を生
成することが知られてきた[Whitman,D.ら、Nature,332:
664-646(1988)]。
ルキナーゼが同定され、ある活性化されたチロシンキナ
ーゼと関連付けられている[Courtneidge,S.A.,ら、Cel
l,50:1031-1037(1987)、Kaplan,D.R.ら、Cell,50:1021-
1029(1987)]。このキナーゼはホスファチジルイノシトー
ル3−キナーゼと同定されたが、ホスファチジルイノシ
トール(PI)のイノシトール環の3位をリン酸化して、
ホスファチジルイノシトール 3−リン酸(PI-3P)を生
成することが知られてきた[Whitman,D.ら、Nature,332:
664-646(1988)]。
【0005】PIに加えて、この酵素もまたホスファチジ
ルイノシトール 4−リン酸およびホスファチジルイノ
シトール 4,5−ビスリン酸をリン酸化して、ホスファチ
ジルイノシトール 3,4−ビスリン酸およびホスファチジ
ルイノシトール 3,4,5−トリリン酸(PIP3)を各々生成す
ることができる[Auger,K.R.ら、Cell,57:167-175(198
9)]。
ルイノシトール 4−リン酸およびホスファチジルイノ
シトール 4,5−ビスリン酸をリン酸化して、ホスファチ
ジルイノシトール 3,4−ビスリン酸およびホスファチジ
ルイノシトール 3,4,5−トリリン酸(PIP3)を各々生成す
ることができる[Auger,K.R.ら、Cell,57:167-175(198
9)]。
【0006】PI 3−キナーゼはPP60v-src、ポリマーミ
ドルT/PP60c-src、血小板由来の成長因子レセプター、
コロニー刺激因子−1 レセプターおよびインスリンレセ
プターの様なチロシンキナーゼと物理的に結合するが
(例えば、Shibasaki 上記を参照)、それはPI 3−キナ
ーゼが信号導入、細胞分裂、細胞の形質転換およびPI3
−キナーゼと結合し、それを活性化するロテインチロシ
ンキナーゼが関与するその他の細胞内事情における、重
要な、しかしまだ定義されていない役割を有すること示
唆している。PI 3−キナーゼ活性はまた、好中球内お
よび好中球内の血小板内におけるG−タンパク質レセプ
ターと関係していることが確認されている[Traynor-Ka
plan,A.E.ら、Nature,334:353-356(1988)及びMitchell,
C.A.ら、Proc.Nat.Acad.Sci.,87:9396-9400(1990)]。
しかし、好中球内におけるPI 3−キナーゼの活性化は
チロシンのリン酸化とは独立して起こっている[Vla
hos,C.J.ら、FEBS Letters,30
9(3):242−248(1992)]。
ドルT/PP60c-src、血小板由来の成長因子レセプター、
コロニー刺激因子−1 レセプターおよびインスリンレセ
プターの様なチロシンキナーゼと物理的に結合するが
(例えば、Shibasaki 上記を参照)、それはPI 3−キナ
ーゼが信号導入、細胞分裂、細胞の形質転換およびPI3
−キナーゼと結合し、それを活性化するロテインチロシ
ンキナーゼが関与するその他の細胞内事情における、重
要な、しかしまだ定義されていない役割を有すること示
唆している。PI 3−キナーゼ活性はまた、好中球内お
よび好中球内の血小板内におけるG−タンパク質レセプ
ターと関係していることが確認されている[Traynor-Ka
plan,A.E.ら、Nature,334:353-356(1988)及びMitchell,
C.A.ら、Proc.Nat.Acad.Sci.,87:9396-9400(1990)]。
しかし、好中球内におけるPI 3−キナーゼの活性化は
チロシンのリン酸化とは独立して起こっている[Vla
hos,C.J.ら、FEBS Letters,30
9(3):242−248(1992)]。
【0007】PI 3−キナーゼは85 KDa 調節サブユニッ
ト及び110 KDa 触媒サブユニットが堅く結合したヘテロ
ダイマーとして存在し、細胞の複合体の中で、ほとんど
全てのリガンドー活性化成長因子レセプター及び腫瘍遺
伝子タンパク質チロシンキナーゼと共に発見される[Can
tley,L.C.ら、Cell,64:281-302(1991)]。85 KDa 調節サ
ブユニットはPI 3−キナーゼの110 KDa 触媒サブユニ
ットの能力を調節し、成長因子レセプター及びチロシン
リン酸分解タンパク質とを相互作用させるMargolis,C.,
Cell Growth Differ.,3:73-80(1992)]。
ト及び110 KDa 触媒サブユニットが堅く結合したヘテロ
ダイマーとして存在し、細胞の複合体の中で、ほとんど
全てのリガンドー活性化成長因子レセプター及び腫瘍遺
伝子タンパク質チロシンキナーゼと共に発見される[Can
tley,L.C.ら、Cell,64:281-302(1991)]。85 KDa 調節サ
ブユニットはPI 3−キナーゼの110 KDa 触媒サブユニ
ットの能力を調節し、成長因子レセプター及びチロシン
リン酸分解タンパク質とを相互作用させるMargolis,C.,
Cell Growth Differ.,3:73-80(1992)]。
【0008】PI 3−キナーゼは信号の導入において重
要な酵素であり、特に細胞分裂及び細胞の悪性の形質転
換に密接な関係があるらしいにもかかわらず、PI 3−
キナーゼに対して、阻害活性を有することが確認されて
いる化合物はわずかな数のみである[例えば、Matter,
W.F.ら、Biochem.Biophys.Res.Commun.,186:624-631(19
92)]。本発明方法にて使用される化合物の選択的なPI
3−キナーゼ活性とは異なり、Matterらによって使用さ
れたビオフラビノイド化合物、特にクエルセチン及びそ
の類似体はPI 3−キナーゼ及びプロテインキナーゼC
及びPI4−キナーゼのようなその他のキナーゼを阻害す
る(Matterら、前記)。
要な酵素であり、特に細胞分裂及び細胞の悪性の形質転
換に密接な関係があるらしいにもかかわらず、PI 3−
キナーゼに対して、阻害活性を有することが確認されて
いる化合物はわずかな数のみである[例えば、Matter,
W.F.ら、Biochem.Biophys.Res.Commun.,186:624-631(19
92)]。本発明方法にて使用される化合物の選択的なPI
3−キナーゼ活性とは異なり、Matterらによって使用さ
れたビオフラビノイド化合物、特にクエルセチン及びそ
の類似体はPI 3−キナーゼ及びプロテインキナーゼC
及びPI4−キナーゼのようなその他のキナーゼを阻害す
る(Matterら、前記)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明はビリ
ジン、デメトキシビリジン、ビリジオール、デメトキシ
ビリジオール、ビロン又はウオートマンノロン又は上記
の化合物の内の一つの類似体を用いて、溶解した細胞、
全細胞、組織又は生物内のホスファチジルイノシトール
3ーキナーゼを阻害する方法に関する。
ジン、デメトキシビリジン、ビリジオール、デメトキシ
ビリジオール、ビロン又はウオートマンノロン又は上記
の化合物の内の一つの類似体を用いて、溶解した細胞、
全細胞、組織又は生物内のホスファチジルイノシトール
3ーキナーゼを阻害する方法に関する。
【0010】本発明はまた、上記の化合物又はその類似
体を用いて、哺乳類、特にヒトにおいてホスファチジル
イノシトール 3−キナーゼを阻害する方法に関する。
体を用いて、哺乳類、特にヒトにおいてホスファチジル
イノシトール 3−キナーゼを阻害する方法に関する。
【0011】さらに本発明は哺乳動物におけるホスファ
チジルイノシトール 3−キナーゼ依存状態、特に腫瘍
を治療する方法に関する。
チジルイノシトール 3−キナーゼ依存状態、特に腫瘍
を治療する方法に関する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は溶解した細胞、
全細胞、組織又は生物内のホスファチジルイノシトール
3−キナーゼを阻害する方法であって、式I:、
全細胞、組織又は生物内のホスファチジルイノシトール
3−キナーゼを阻害する方法であって、式I:、
【0013】
【化4】 [式中、RはH又はメトキシ; R1はCH3、OH、OA
c、C1−C4アルコキシ又はメタンスルホネート; R2
は−OH、−OAc、=O又は−O(C1−C4アルキ
ル);R3は−OH、−OAc、=O又は−O(C1−C
4アルキル)を表わす。但し、R1、R2及びR3の二つ以
上が同時にOAcではないことを条件とする。]で示さ
れる化合物、又は式II:
c、C1−C4アルコキシ又はメタンスルホネート; R2
は−OH、−OAc、=O又は−O(C1−C4アルキ
ル);R3は−OH、−OAc、=O又は−O(C1−C
4アルキル)を表わす。但し、R1、R2及びR3の二つ以
上が同時にOAcではないことを条件とする。]で示さ
れる化合物、又は式II:
【0014】
【化5】 (式中、R3’は=O又は−OHを表わす。)で示され
る化合物、又は式III:
る化合物、又は式III:
【0015】
【化6】 (式中、R2'は=O又は−OHを表わし、R3'は上記の
定義と同意義である。)で示される化合物を上記の溶解
した細胞、全細胞、組織又は生物に接触させることを特
徴とする方法に関する。
定義と同意義である。)で示される化合物を上記の溶解
した細胞、全細胞、組織又は生物に接触させることを特
徴とする方法に関する。
【0016】本発明はまた、脊椎動物におけるホスファ
チジルイノシトール 3−キナーゼを阻害する方法であ
って、該脊椎動物に、式I、式II又は式IIIの化合物
を、ホスファチジルイノシトール 3−キナーゼを阻害
する量、投与することを特徴とする方法に関する。 本発明はさらに、そのような治療が必要である脊椎動物
におけるホスファチジルイノシトール 3−キナーゼに
依存する状態を治療する方法であって、上記の脊椎動物
に、式I、式II又は式IIIの化合物を、ホスファチジル
イノシトール3−キナーゼを阻害する量、投与すること
を特徴とする方法に関する。 上記した様に、本発明は溶解した細胞、全細胞、組織、
調製物又は生物内のホスファチジルイノシトール 3−
キナーゼを阻害する方法であって、上記の全細胞、溶解
した細胞、組織又は生物に式I、式II又は式IIIの化合
物を接触させることを特徴とする方法に関する。
チジルイノシトール 3−キナーゼを阻害する方法であ
って、該脊椎動物に、式I、式II又は式IIIの化合物
を、ホスファチジルイノシトール 3−キナーゼを阻害
する量、投与することを特徴とする方法に関する。 本発明はさらに、そのような治療が必要である脊椎動物
におけるホスファチジルイノシトール 3−キナーゼに
依存する状態を治療する方法であって、上記の脊椎動物
に、式I、式II又は式IIIの化合物を、ホスファチジル
イノシトール3−キナーゼを阻害する量、投与すること
を特徴とする方法に関する。 上記した様に、本発明は溶解した細胞、全細胞、組織、
調製物又は生物内のホスファチジルイノシトール 3−
キナーゼを阻害する方法であって、上記の全細胞、溶解
した細胞、組織又は生物に式I、式II又は式IIIの化合
物を接触させることを特徴とする方法に関する。
【0017】「C1−C4アルキル」とは炭素数1から4
の、直鎖又は分枝状脂肪鎖であって、例えば、エチル、
プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、se
c-ブチル及びtert-ブチル(t-ブチル)が含まれる。「O
Ac」はアセトキシを意味する。式Iの2位の波線は2位
の置換基がα−又はβ−配置のいずれかであることを示
している。式I中、B環のC−5及びC−6の間の点線
及びE環のC−4及びC−20の間の点線は二重結合が存
在するか又は存在しないことを意味する。一般に、式I
の化合物は指摘された位置は不飽和である。しかし、R
がH、R2が=Oであり、R1及びR3がOAcである場
合(ジアセチルデメトキシビリジン)にはC−5及びC
−6の結合は飽和している。RがH、R1がCH3であ
り、R2及びR3が=Oである場合(ジヒドロキシビリジ
ン)及びRがH、R1がCH3であり、R2及びR3が−O
Acである場合(ジアセチルデメトキシビリジン)には
C−4及びC−20の結合は飽和している。
の、直鎖又は分枝状脂肪鎖であって、例えば、エチル、
プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、se
c-ブチル及びtert-ブチル(t-ブチル)が含まれる。「O
Ac」はアセトキシを意味する。式Iの2位の波線は2位
の置換基がα−又はβ−配置のいずれかであることを示
している。式I中、B環のC−5及びC−6の間の点線
及びE環のC−4及びC−20の間の点線は二重結合が存
在するか又は存在しないことを意味する。一般に、式I
の化合物は指摘された位置は不飽和である。しかし、R
がH、R2が=Oであり、R1及びR3がOAcである場
合(ジアセチルデメトキシビリジン)にはC−5及びC
−6の結合は飽和している。RがH、R1がCH3であ
り、R2及びR3が=Oである場合(ジヒドロキシビリジ
ン)及びRがH、R1がCH3であり、R2及びR3が−O
Acである場合(ジアセチルデメトキシビリジン)には
C−4及びC−20の結合は飽和している。
【0018】式I、式II又は式III中、R2、R3、R2'
及びR3'置換基の各結合は一重結合であることが示され
ている。しかし置換基の内のいずれか一つが酸素である
場合には、カルボニル基を形成するために、二重結合が
存在することを当業者は理解できる。
及びR3'置換基の各結合は一重結合であることが示され
ている。しかし置換基の内のいずれか一つが酸素である
場合には、カルボニル基を形成するために、二重結合が
存在することを当業者は理解できる。
【0019】式I、式II又は式IIIの化合物は当業界に
おいて一般に周知である。α,β−ビリジン(式Iにお
いて、Rがメトキシ、R1がOH、R2及びR3が=Oで
ある場合)は、一般人が容易に入手できる菌であるGlic
ladium virens(一度は誤ってTrichoderma virideととし
て分類された)の多数の株の内のいずれかを発酵させる
ことにより生合成的に合成できることが特によく知られ
ている[例えば、Grove,J.F.ら、J.Chem.Soc.,June:3803
-3811(1965)、Neidle,S.ら、J.Chem.Soc.Perkin Trans.
II:760-766(1972)、Blight,M.M.ら、J.Chem.Soc.Perkin
Trans.I:1317-1322(1986)及びJones,R.W.ら、Can.J.M
icrobiol. ,33:963-966(1987)を参照]。
おいて一般に周知である。α,β−ビリジン(式Iにお
いて、Rがメトキシ、R1がOH、R2及びR3が=Oで
ある場合)は、一般人が容易に入手できる菌であるGlic
ladium virens(一度は誤ってTrichoderma virideととし
て分類された)の多数の株の内のいずれかを発酵させる
ことにより生合成的に合成できることが特によく知られ
ている[例えば、Grove,J.F.ら、J.Chem.Soc.,June:3803
-3811(1965)、Neidle,S.ら、J.Chem.Soc.Perkin Trans.
II:760-766(1972)、Blight,M.M.ら、J.Chem.Soc.Perkin
Trans.I:1317-1322(1986)及びJones,R.W.ら、Can.J.M
icrobiol. ,33:963-966(1987)を参照]。
【0020】上記のGliocladium virensの株の内の一つ
を発酵させている間に、通常、ビリジオール(式Iにお
いて、Rがメトキシ、R1がOH、R2が=O及びR3が
OHである場合)およびビロン(式IIにおいて、R3’
が=Oである場合)を含む二次的な代謝物が生産され
る。同様に、ウオートマンノロン(wortmannolone)(式I
IIにおいて、R2'が=O、R3'が−OHである場合)は
用意に入手できるPenicillium wortmanii菌を培養する
ことにより生産される。一旦、生産されると、それらの
化合物の各々は発酵混合物から周知方法により分離さ
れ、精製される(例えば、前記のJones,R.W.ら及びBlig
ht,M.M.らを参照)。
を発酵させている間に、通常、ビリジオール(式Iにお
いて、Rがメトキシ、R1がOH、R2が=O及びR3が
OHである場合)およびビロン(式IIにおいて、R3’
が=Oである場合)を含む二次的な代謝物が生産され
る。同様に、ウオートマンノロン(wortmannolone)(式I
IIにおいて、R2'が=O、R3'が−OHである場合)は
用意に入手できるPenicillium wortmanii菌を培養する
ことにより生産される。一旦、生産されると、それらの
化合物の各々は発酵混合物から周知方法により分離さ
れ、精製される(例えば、前記のJones,R.W.ら及びBlig
ht,M.M.らを参照)。
【0021】前記したように、ビリジン、ビリジオール
及びビロンを生産するGliocladiumvirens菌は一般人が
容易に入手できる。例えば、G.virens菌は以下の寄託番
号、ATCC 9645(G-21),ATCC 10043,ATCC 1044及びATCC10
045を有し、これらの各々はAmerican Type Culture Col
lection(ATCC)、12301Parklawn Drive,Rockville,MD208
52、から入手でき、菌CMI 24039及びCMI 45553はIntern
ational MycologicalInstitute(以前はCommonwealth My
cological Institute),Baykham Lane,Egham,Surrey,Eng
land TW209TYから入手できる。
及びビロンを生産するGliocladiumvirens菌は一般人が
容易に入手できる。例えば、G.virens菌は以下の寄託番
号、ATCC 9645(G-21),ATCC 10043,ATCC 1044及びATCC10
045を有し、これらの各々はAmerican Type Culture Col
lection(ATCC)、12301Parklawn Drive,Rockville,MD208
52、から入手でき、菌CMI 24039及びCMI 45553はIntern
ational MycologicalInstitute(以前はCommonwealth My
cological Institute),Baykham Lane,Egham,Surrey,Eng
land TW209TYから入手できる。
【0022】その他の式Iの化合物であるデメトキシビ
リジン(式Iにおいて、RがH、R 1がOH、R2及びR
3が=Oである場合)およびデメトキシビリジオール
(式Iにおいて、RがH、R1がOH、R2が=O及びR
3が−OHである場合)は当業者に周知の方法を用い
て、Nodulisporium hinnuleum菌の多数の株の内のいず
れか一つを発酵させ、標準的な単離及び精製技術により
生産される[例えば、Aldridge,D.C.ら、J.Chem.Soc.Pe
rkin Trans.I:943ー945(1975)、Hanson,J.R.ら、J.Che
m.Soc.Perkin Trans.I:1311ー1314(1985)を参照]。
リジン(式Iにおいて、RがH、R 1がOH、R2及びR
3が=Oである場合)およびデメトキシビリジオール
(式Iにおいて、RがH、R1がOH、R2が=O及びR
3が−OHである場合)は当業者に周知の方法を用い
て、Nodulisporium hinnuleum菌の多数の株の内のいず
れか一つを発酵させ、標準的な単離及び精製技術により
生産される[例えば、Aldridge,D.C.ら、J.Chem.Soc.Pe
rkin Trans.I:943ー945(1975)、Hanson,J.R.ら、J.Che
m.Soc.Perkin Trans.I:1311ー1314(1985)を参照]。
【0023】デメトキシビリジンおよびデメトキシビリ
ジオールを生物的に合成するNodulisporium hinnuleum
菌は例えば、以下の寄託番号、ATCC 24911(NRRL 6115)
及びATCC 36102(ACC 3199;CMI 214826)を有し、これら
もまた、前記の住所のATCCから一般人が容易に入手でき
る。ウオートマンノロン(式IIIの化合物において、
R2'が=O、R3'が−OHである場合)は例えばCMI 44
277のようなPenicillium wortmanii klocker(Taloromyc
es wortmanii)の菌及び種の容易に入手できる微生物の
多数の内の1つを発酵させることにより生産できる。
ジオールを生物的に合成するNodulisporium hinnuleum
菌は例えば、以下の寄託番号、ATCC 24911(NRRL 6115)
及びATCC 36102(ACC 3199;CMI 214826)を有し、これら
もまた、前記の住所のATCCから一般人が容易に入手でき
る。ウオートマンノロン(式IIIの化合物において、
R2'が=O、R3'が−OHである場合)は例えばCMI 44
277のようなPenicillium wortmanii klocker(Taloromyc
es wortmanii)の菌及び種の容易に入手できる微生物の
多数の内の1つを発酵させることにより生産できる。
【0024】一旦、ビリジン、ビリジオール、デメトキ
シビリジン、デメトキシビリジオールが単離され、精製
されれば、各々の類似化合物は周知方法により生成さ
れ、周知の式Iの化合物が得られる(例えば、前記のGro
ve,J.F.らHanson,J.R.ら、Aldridge,D.C.ら及びBlight,
M.M.らを参照)。一般に、前記定義の式Iの各化合物の
R1位ヒドロキシ官能基はアセチル化、アルキル化、酸
化又は脱水及びアルキル化され得る。同様に上記の式I
の化合物の各々のR2位の官能基(=O)はアルキル化さ
れるか、又はアルコールを形成するように還元され得
る。式Iの化合物のR3位の官能基もまた、R3が=Oの
場合、アルキル化されてアセチル基を形成しても良い。 説明のために、下記の表1において式Iの代表的な化合
物の慣用名を示す。しかし、本発明は以下の例示によっ
て限定されることを意図していない。
シビリジン、デメトキシビリジオールが単離され、精製
されれば、各々の類似化合物は周知方法により生成さ
れ、周知の式Iの化合物が得られる(例えば、前記のGro
ve,J.F.らHanson,J.R.ら、Aldridge,D.C.ら及びBlight,
M.M.らを参照)。一般に、前記定義の式Iの各化合物の
R1位ヒドロキシ官能基はアセチル化、アルキル化、酸
化又は脱水及びアルキル化され得る。同様に上記の式I
の化合物の各々のR2位の官能基(=O)はアルキル化さ
れるか、又はアルコールを形成するように還元され得
る。式Iの化合物のR3位の官能基もまた、R3が=Oの
場合、アルキル化されてアセチル基を形成しても良い。 説明のために、下記の表1において式Iの代表的な化合
物の慣用名を示す。しかし、本発明は以下の例示によっ
て限定されることを意図していない。
【0025】
【表1】ビリジン、ビリジオール、デメトキシビリジ
ン、デメトキシビリジオール及び代表的な類似体 官能基 慣用名 R R1 R2 R3 α/β−ビリジン α/β−OCH3 OH =O =O 1−アセチルビリジン OCH3 OAc =O =O ビリジンの 1−メチルエーテル OCH3 OCH3 =O =O デメトキシビリジン H OH =O =O デメトキシビリジン モノアセテート H OAc =O =O デヒドロキシビリジン H CH3 =O =O デメトキシビリジン モノ メタンスルホネート H OMs =O =O ジアセチルデメトキシ ビリドール H OAc =O −OAc ビリジオール OCH3 OH =O −OH 1−O−アセチルビリジオール OCH3 OAc =O −OH ビリジオールの1−O−メチル− メチルエーテル OCH3 OCH3 =O −OH デメトキシビリジオール H OH =O −OH 1−アセチル デメトキシビリジオール H OAc =O −OH ジメトキシビリジオールの 1−O−メチルエーテル H OCH3 =O −OH
ン、デメトキシビリジオール及び代表的な類似体 官能基 慣用名 R R1 R2 R3 α/β−ビリジン α/β−OCH3 OH =O =O 1−アセチルビリジン OCH3 OAc =O =O ビリジンの 1−メチルエーテル OCH3 OCH3 =O =O デメトキシビリジン H OH =O =O デメトキシビリジン モノアセテート H OAc =O =O デヒドロキシビリジン H CH3 =O =O デメトキシビリジン モノ メタンスルホネート H OMs =O =O ジアセチルデメトキシ ビリドール H OAc =O −OAc ビリジオール OCH3 OH =O −OH 1−O−アセチルビリジオール OCH3 OAc =O −OH ビリジオールの1−O−メチル− メチルエーテル OCH3 OCH3 =O −OH デメトキシビリジオール H OH =O −OH 1−アセチル デメトキシビリジオール H OAc =O −OH ジメトキシビリジオールの 1−O−メチルエーテル H OCH3 =O −OH
【0026】さらにビロン(式IIにおいて、R3´が=
Oである場合)のアルコールは周知方法により製造で
き、ウオートマンノロン(式IIIにおいて、R2´が=
O、R3´が−OHである場合)の類似体は、R2´官能
基を還元するか又はR3´官能基を酸化するか、又は両
方を周知方法により行うことによって製造できる。本発
明方法においては、式I、式II又は式IIIの化合物は、
溶解した細胞又は全細胞内のホスファチジルイノシトー
ル 3−キナーゼを選択的に阻害することに効果的であ
る。この方法はインビトロ系又はインビボ系において行
うことができ、例えば、有糸分裂、細胞増殖又は細胞分
化におけるPI 3−キナーゼの関連性の研究のために薬
理学の道具として利用できる。式I、式II又は式IIIの
化合物は、細胞内のそれらの化合物の検出を容易にする
ために放射能標識をすることもできる(例えば、トリチ
ウム化)。
Oである場合)のアルコールは周知方法により製造で
き、ウオートマンノロン(式IIIにおいて、R2´が=
O、R3´が−OHである場合)の類似体は、R2´官能
基を還元するか又はR3´官能基を酸化するか、又は両
方を周知方法により行うことによって製造できる。本発
明方法においては、式I、式II又は式IIIの化合物は、
溶解した細胞又は全細胞内のホスファチジルイノシトー
ル 3−キナーゼを選択的に阻害することに効果的であ
る。この方法はインビトロ系又はインビボ系において行
うことができ、例えば、有糸分裂、細胞増殖又は細胞分
化におけるPI 3−キナーゼの関連性の研究のために薬
理学の道具として利用できる。式I、式II又は式IIIの
化合物は、細胞内のそれらの化合物の検出を容易にする
ために放射能標識をすることもできる(例えば、トリチ
ウム化)。
【0027】式I、式II又は式IIIの化合物を本発明方
法に使用する場合には、それらの化合物をジメチルスル
ホキシド(DMSO)のような有機溶媒に溶解し、HEPES緩衝
液(pH 7.5、MgCl215mM及びEGTA 1mMを含む)を用いて任
意の濃度に希釈する。次に得られた溶液を当業界におい
て周知の方法により、純粋なPI 3−キナーゼ又は細胞と
接触させる。 本発明方法の他の具体例は、脊椎動物、特にヒトのホス
ファチジルイノシトール 3−キナーゼを阻害する方法
を提供することであり、式I、式II又は式IIIの化合物
を、ホスファチジルイノシトール 3−キナーゼを阻害
する量、該脊椎動物に投与する方法を提供する。
法に使用する場合には、それらの化合物をジメチルスル
ホキシド(DMSO)のような有機溶媒に溶解し、HEPES緩衝
液(pH 7.5、MgCl215mM及びEGTA 1mMを含む)を用いて任
意の濃度に希釈する。次に得られた溶液を当業界におい
て周知の方法により、純粋なPI 3−キナーゼ又は細胞と
接触させる。 本発明方法の他の具体例は、脊椎動物、特にヒトのホス
ファチジルイノシトール 3−キナーゼを阻害する方法
を提供することであり、式I、式II又は式IIIの化合物
を、ホスファチジルイノシトール 3−キナーゼを阻害
する量、該脊椎動物に投与する方法を提供する。
【0028】本発明方法の好ましい具体例は、脊椎動物
のホスファチジルイノシトール 3−キナーゼ依存状態
を治療する方法に関し、該脊椎動物に、式I、式II又は
式IIIの化合物を、ホスファチジルイノシトール 3−
キナーゼを阻害する量、該脊椎動物に投与することに関
する。PI 3−キナーゼ依存状態には、痛み、糖尿病、
炎症、血小板の凝集、アテローム性動脈硬化症及び再狭
窄のような血管の病気、オステオポローシスのような骨
の病気、歯周病、ステロイド又はグルココルチコイドの
処置による骨の減少、クッシング症、パゲット病、骨石
灰脱失症、骨軟化症、悪性の高カルシウム血症、骨転移
によるオステオペニア、上皮小体亢進症、リウマチ又は
変形性関節症などに関係する生化学的過程及び、特に腫
瘍に見られるような異常な細胞の増殖が含まれる。
のホスファチジルイノシトール 3−キナーゼ依存状態
を治療する方法に関し、該脊椎動物に、式I、式II又は
式IIIの化合物を、ホスファチジルイノシトール 3−
キナーゼを阻害する量、該脊椎動物に投与することに関
する。PI 3−キナーゼ依存状態には、痛み、糖尿病、
炎症、血小板の凝集、アテローム性動脈硬化症及び再狭
窄のような血管の病気、オステオポローシスのような骨
の病気、歯周病、ステロイド又はグルココルチコイドの
処置による骨の減少、クッシング症、パゲット病、骨石
灰脱失症、骨軟化症、悪性の高カルシウム血症、骨転移
によるオステオペニア、上皮小体亢進症、リウマチ又は
変形性関節症などに関係する生化学的過程及び、特に腫
瘍に見られるような異常な細胞の増殖が含まれる。
【0029】従って、本発明方法の、特に好ましい具体
例はホスファチジルイノシトール3−キナーゼに依存す
る腫瘍、特にリンパ肉腫を、式I、式II又は式IIIの化
合物を用いて治療する方法に関する。その他のPI 3−
キナーゼに依存する腫瘍としては、例えば、女性の乳腺
癌、大腸癌、頭及び首の表皮癌、白血病、メラノーマ、
卵巣癌、カルシノーマ、プラスマ細胞骨髄腫及び鱗状の
又は小細胞の肺癌が含まれる。具体的に示される治療方
法としては、式I、式II又は式IIIの化合物はそのまま
で投与するか、又は非経口投与、経皮投与、経直腸投
与、経鼻投与、血中投与又は好ましくは経口投与のため
に、混合及び製剤化して、一回投与剤形の医薬組成物に
することができる。このような医薬組成物は当業界にお
いて周知の方法で調製することができ、少なくとも1以
上の活性のある式I、式II又は式IIIの化合物を薬剤用
の担体と組み合わせることが含まれる。本明細書にて使
用されている「活性化合物」とは、式I、式II又は式II
Iの化合物の少なくとも一つを意味する。
例はホスファチジルイノシトール3−キナーゼに依存す
る腫瘍、特にリンパ肉腫を、式I、式II又は式IIIの化
合物を用いて治療する方法に関する。その他のPI 3−
キナーゼに依存する腫瘍としては、例えば、女性の乳腺
癌、大腸癌、頭及び首の表皮癌、白血病、メラノーマ、
卵巣癌、カルシノーマ、プラスマ細胞骨髄腫及び鱗状の
又は小細胞の肺癌が含まれる。具体的に示される治療方
法としては、式I、式II又は式IIIの化合物はそのまま
で投与するか、又は非経口投与、経皮投与、経直腸投
与、経鼻投与、血中投与又は好ましくは経口投与のため
に、混合及び製剤化して、一回投与剤形の医薬組成物に
することができる。このような医薬組成物は当業界にお
いて周知の方法で調製することができ、少なくとも1以
上の活性のある式I、式II又は式IIIの化合物を薬剤用
の担体と組み合わせることが含まれる。本明細書にて使
用されている「活性化合物」とは、式I、式II又は式II
Iの化合物の少なくとも一つを意味する。
【0030】そのような組成物中、活性化合物は「活性
成分」として知られている。組成物を製造する場合に、
通常、活性成分は担体と混合するか又は担体で希釈する
か又は担体内に封入して、カプセル、小さな袋、紙又は
その他の容器の形にすることができる。担体を希釈剤と
して作用させる場合、担体は固体、半固体又は媒体とし
て働く液状物質、活性成分のための溶媒の賦形剤でも良
い。従って、組成物は錠剤、丸剤、粉末、トローチ剤、
サシェ剤、カシェ剤、エリキシル、乳剤、溶液、シロッ
プ、懸濁液、ゼラチン軟カプセル、ゼラチン硬カプセ
ル、無菌注射溶液及び無菌パック粉末の形態を取り得
る。好適な担体、賦形剤及び希釈剤のいくつかの例とし
ては、ラクトース、デキストロース、シュークロース、
ソルビトール、マンンニトール、スターチ、アラビアガ
ム、カルシウムホスフェート、アルギネート、カルシウ
ムシリケート、微結晶セルロース、ポリビニルピロリド
ン、セルロース、トラガカントゴム、ゼラチン、シロッ
プ、メチルセルロース、メチルー及びプロピルーヒドロ
キシベンゾエート、タルク、マグネシウムステアリン
酸、水及び鉱油がある。製剤はさらに潤滑剤、湿潤剤、
乳化剤及び懸濁化剤、保存剤、甘味剤又はフレーバー剤
を含んで良い。組成物は当業界の周知方法を用いること
によって、患者投与後に活性成分の迅速な、持続的な又
は遅れた放出が提供される様に処方することができる。
成分」として知られている。組成物を製造する場合に、
通常、活性成分は担体と混合するか又は担体で希釈する
か又は担体内に封入して、カプセル、小さな袋、紙又は
その他の容器の形にすることができる。担体を希釈剤と
して作用させる場合、担体は固体、半固体又は媒体とし
て働く液状物質、活性成分のための溶媒の賦形剤でも良
い。従って、組成物は錠剤、丸剤、粉末、トローチ剤、
サシェ剤、カシェ剤、エリキシル、乳剤、溶液、シロッ
プ、懸濁液、ゼラチン軟カプセル、ゼラチン硬カプセ
ル、無菌注射溶液及び無菌パック粉末の形態を取り得
る。好適な担体、賦形剤及び希釈剤のいくつかの例とし
ては、ラクトース、デキストロース、シュークロース、
ソルビトール、マンンニトール、スターチ、アラビアガ
ム、カルシウムホスフェート、アルギネート、カルシウ
ムシリケート、微結晶セルロース、ポリビニルピロリド
ン、セルロース、トラガカントゴム、ゼラチン、シロッ
プ、メチルセルロース、メチルー及びプロピルーヒドロ
キシベンゾエート、タルク、マグネシウムステアリン
酸、水及び鉱油がある。製剤はさらに潤滑剤、湿潤剤、
乳化剤及び懸濁化剤、保存剤、甘味剤又はフレーバー剤
を含んで良い。組成物は当業界の周知方法を用いること
によって、患者投与後に活性成分の迅速な、持続的な又
は遅れた放出が提供される様に処方することができる。
【0031】経口投与の為には、化合物は担体及び希釈
剤とともに混合され、錠剤の形とするか又はゼラチンカ
プセル内に封入することができる。さもなければ、混合
物は10%グルコース水溶液、等張生理食塩水、精製水の
ような溶液に溶解して静脈内に投与するか又は注射によ
り投与することもできる。再狭窄の治療においては、本
発明の化合物の投与は、局所的又は全身的デリバリーで
行い得る。全身的デリバリーは、生物全体に本発明化合
物を導入する技術を含む。全身的デリバリーの例として
は、前記した経口及び静脈内投与がある。本発明化合物
の局所的投与は増殖部位又はその近くに化合物を投与す
る種々の技術により行う。局所的デリバリー技術の例と
しては、利用できる技術が例示され、これらは限定を意
味しない。例には、局所的デリバリーカテーテル、位置
特異的担体、インプラント又は直接注射がある。
剤とともに混合され、錠剤の形とするか又はゼラチンカ
プセル内に封入することができる。さもなければ、混合
物は10%グルコース水溶液、等張生理食塩水、精製水の
ような溶液に溶解して静脈内に投与するか又は注射によ
り投与することもできる。再狭窄の治療においては、本
発明の化合物の投与は、局所的又は全身的デリバリーで
行い得る。全身的デリバリーは、生物全体に本発明化合
物を導入する技術を含む。全身的デリバリーの例として
は、前記した経口及び静脈内投与がある。本発明化合物
の局所的投与は増殖部位又はその近くに化合物を投与す
る種々の技術により行う。局所的デリバリー技術の例と
しては、利用できる技術が例示され、これらは限定を意
味しない。例には、局所的デリバリーカテーテル、位置
特異的担体、インプラント又は直接注射がある。
【0032】カテーテルによる局所的デリバリーによる
と、医薬を直接、増殖病巣に投与することができる。バ
ルーンカテーテルを使用した局所デリバリーの例が、EP
0 383 492 A2及び米国特許第4,636,195号(Wolinsky,19
78年1月13日)に記載されている。 インプラントによる局所的デリバリーは、医薬を含むマ
トリックスを増殖部位に外科的に位置付けることを記載
している。インプラントされたマトリックスは、拡散、
化学反応又は溶媒の活性化によって、医薬を遊離する
[Langer,Science249:1527-1533(1990年9月)]。インプ
ラントによる局所的デリバリーの例はステントの使用で
ある。ステントは冠状動脈の崩壊及び再閉塞を機械的に
防ぐようにデザインされている。ステントへ医薬を挿入
することにより、薬は直接的に増殖性部位にデリバリー
される。この技術による局所的デリバリーはKohn,Pharm
aceutical Technology(1990年10月)に記載されている。
と、医薬を直接、増殖病巣に投与することができる。バ
ルーンカテーテルを使用した局所デリバリーの例が、EP
0 383 492 A2及び米国特許第4,636,195号(Wolinsky,19
78年1月13日)に記載されている。 インプラントによる局所的デリバリーは、医薬を含むマ
トリックスを増殖部位に外科的に位置付けることを記載
している。インプラントされたマトリックスは、拡散、
化学反応又は溶媒の活性化によって、医薬を遊離する
[Langer,Science249:1527-1533(1990年9月)]。インプ
ラントによる局所的デリバリーの例はステントの使用で
ある。ステントは冠状動脈の崩壊及び再閉塞を機械的に
防ぐようにデザインされている。ステントへ医薬を挿入
することにより、薬は直接的に増殖性部位にデリバリー
される。この技術による局所的デリバリーはKohn,Pharm
aceutical Technology(1990年10月)に記載されている。
【0033】第二の例は医薬を含むポリマーを溶液の形
で局所に注射するデリバリーシステムである。次にポリ
マーは系中でインプラントを形成するように矯正され
る。この技術はPCT WO 90/03768 (Donn,1990年4月19日)
に記載されている。その他の例は、ポリマーの管腔内シ
ーリングによる医薬のデリバリーである。この技術は、
管腔内表面にポリマーのインプラントを適用するため
に、カテーテルを使用する。生物的に分解可能なポリマ
ーインプラント内に挿入された医薬は、手術部位におい
て放出される。それは、PCT WO 90/01969 (Schindler,19
89年8月23日)に記載されている。インプラントによる局
所的デリバリーの最後の例は、増殖部位にベシクル又は
微粒子を直接、注射することである。これらの微粒子は
タンパク質、脂質、炭水化物又は合成ポリマーのような
物質からなるものでも良い。これらの微粒子は、微粒子
に医薬が混合されているか又はコーティングにより微粒
子の表面に医薬を有している。微粒子を組み込んだデリ
バリーシステムはLange,Science 249:1527-1533(1990年
9月)およびMathiowitzら、J.App.Poly.Sci.,26:809(198
1)に記載されている。
で局所に注射するデリバリーシステムである。次にポリ
マーは系中でインプラントを形成するように矯正され
る。この技術はPCT WO 90/03768 (Donn,1990年4月19日)
に記載されている。その他の例は、ポリマーの管腔内シ
ーリングによる医薬のデリバリーである。この技術は、
管腔内表面にポリマーのインプラントを適用するため
に、カテーテルを使用する。生物的に分解可能なポリマ
ーインプラント内に挿入された医薬は、手術部位におい
て放出される。それは、PCT WO 90/01969 (Schindler,19
89年8月23日)に記載されている。インプラントによる局
所的デリバリーの最後の例は、増殖部位にベシクル又は
微粒子を直接、注射することである。これらの微粒子は
タンパク質、脂質、炭水化物又は合成ポリマーのような
物質からなるものでも良い。これらの微粒子は、微粒子
に医薬が混合されているか又はコーティングにより微粒
子の表面に医薬を有している。微粒子を組み込んだデリ
バリーシステムはLange,Science 249:1527-1533(1990年
9月)およびMathiowitzら、J.App.Poly.Sci.,26:809(198
1)に記載されている。
【0034】部位に特異的な担体による局所的デリバリ
ーは、薬を増殖部位に導くか又は結合させる担体に医薬
を取り付けることを説明している。このデリバリー技術
の例としては、プロテインリガンド、モノクローナル抗
体又は膜固定リンカーなどのキャリヤーの使用がある
[Lange,Science 249:1527-1533(1990年9月)およびLang
worth,Genentic Engineering News(1990年9月)]。直接
的注射による局所的デリバリーは、無菌生理食塩水のよ
うな不活性のキャリヤーに懸濁された化合物の微粒子を
直接的に増殖性領域に注射することを記述する。 局所的デリバリーの例は例示にすぎず、相互排除的では
ない。例えば、増殖性平滑筋細胞への微粒子のデリバリ
ーは、局所的デリバリーカテーテル又は直接的注射によ
り行うことができる。
ーは、薬を増殖部位に導くか又は結合させる担体に医薬
を取り付けることを説明している。このデリバリー技術
の例としては、プロテインリガンド、モノクローナル抗
体又は膜固定リンカーなどのキャリヤーの使用がある
[Lange,Science 249:1527-1533(1990年9月)およびLang
worth,Genentic Engineering News(1990年9月)]。直接
的注射による局所的デリバリーは、無菌生理食塩水のよ
うな不活性のキャリヤーに懸濁された化合物の微粒子を
直接的に増殖性領域に注射することを記述する。 局所的デリバリーの例は例示にすぎず、相互排除的では
ない。例えば、増殖性平滑筋細胞への微粒子のデリバリ
ーは、局所的デリバリーカテーテル又は直接的注射によ
り行うことができる。
【0035】組成物は好ましくは、一回投与剤形に製剤
化され、各投与量は活性成分を約1から500mg、より頻
繁には、約5から300mg含む。「一回投与剤形」の用語は、
ヒト及びその他の脊椎動物に対する一回分の投与量とし
て適している物理的に分離された単位を意味し、各単位
は、望ましい治療効果を発揮する為に、計算され、予め
決定された量の活性物質を、必要な製剤上許容される担
体と共に含んでいる。「製剤上許容される」とは、担体、
希釈剤又は賦形剤が、製剤のその他の成分と両立し得る
ものであり、処方される相手にとって有害でないことを
意味する。
化され、各投与量は活性成分を約1から500mg、より頻
繁には、約5から300mg含む。「一回投与剤形」の用語は、
ヒト及びその他の脊椎動物に対する一回分の投与量とし
て適している物理的に分離された単位を意味し、各単位
は、望ましい治療効果を発揮する為に、計算され、予め
決定された量の活性物質を、必要な製剤上許容される担
体と共に含んでいる。「製剤上許容される」とは、担体、
希釈剤又は賦形剤が、製剤のその他の成分と両立し得る
ものであり、処方される相手にとって有害でないことを
意味する。
【0036】
【実施例】以下の製剤例は単なる例示であり、いかなる
意味においても本発明の範囲を限定する意図はない。
「活性成分」の用語の意味は前に定義した通りである。製剤例1 硬ゼラチンカプセルが以下の成分を用いて製造される。 配合量(mg/カプセル) 活性成分 250 乾燥スターチ 200 ステアリン酸マグネシウム 10 合計 460 mg
意味においても本発明の範囲を限定する意図はない。
「活性成分」の用語の意味は前に定義した通りである。製剤例1 硬ゼラチンカプセルが以下の成分を用いて製造される。 配合量(mg/カプセル) 活性成分 250 乾燥スターチ 200 ステアリン酸マグネシウム 10 合計 460 mg
【0037】製剤例2 下記の成分を用いて錠剤が製造される。 配合量(mg/カプセル) 活性成分 250 微結晶セルロース 400 シリコンジオキシド、発煙した 10 ステアリン酸 5 合計 665mg この成分が混合され、圧縮されて、各重量665mgの錠剤
が製造される。
が製造される。
【0038】製剤例3 以下の成分を含むエアゾル溶液が製造される。 活性成分をエタノールと混合し、この混合物をプロペラ
ント22の一部に加え、−30℃まで冷却し、充填装置に移
す。次に、必要量をステンレススチールの容器に注ぎ、
残りのプロペラントを用いて希釈する。次にバブル部分
を容器に取り付ける。
ント22の一部に加え、−30℃まで冷却し、充填装置に移
す。次に、必要量をステンレススチールの容器に注ぎ、
残りのプロペラントを用いて希釈する。次にバブル部分
を容器に取り付ける。
【0039】製剤例4 各々が活性成分60mgを含む錠剤を以下のように製造す
る。 配合量(mg/錠剤) 活性成分 60mg スターチ 45mg 微結晶性セルロース 35mg ポリビニルピロリドン (10%水溶液として) 4mg ソジウムカルボキシメチルスターチ 4.5mg ステアリン酸マグネシウム 0.5mg タルク 1mg 合計 150mg 活性成分、スターチ及びセルロースをNo.45メッシュ U.
S.ふるいを通して混合する。得られた粉末とポリビニル
ーピロリドンを含む水溶液とを混合し、次に得られた混
合物をNo.14メッシュ U.S.ふるいを通す。生成した粒を
50℃で乾燥し、No.18メッシュ U.S.ふるいを通す。先
にNo.60メッシュ U.S.ふるいを通したソジウムカルボキ
シメチルスターチ、ステアリン酸マグネシウム及びタル
クを次に粒に加えて、混合後、打錠機により打錠して、
各重量が150mgの錠剤を製造する。
る。 配合量(mg/錠剤) 活性成分 60mg スターチ 45mg 微結晶性セルロース 35mg ポリビニルピロリドン (10%水溶液として) 4mg ソジウムカルボキシメチルスターチ 4.5mg ステアリン酸マグネシウム 0.5mg タルク 1mg 合計 150mg 活性成分、スターチ及びセルロースをNo.45メッシュ U.
S.ふるいを通して混合する。得られた粉末とポリビニル
ーピロリドンを含む水溶液とを混合し、次に得られた混
合物をNo.14メッシュ U.S.ふるいを通す。生成した粒を
50℃で乾燥し、No.18メッシュ U.S.ふるいを通す。先
にNo.60メッシュ U.S.ふるいを通したソジウムカルボキ
シメチルスターチ、ステアリン酸マグネシウム及びタル
クを次に粒に加えて、混合後、打錠機により打錠して、
各重量が150mgの錠剤を製造する。
【0040】製剤例5 各々が活性成分80mgを含むカプセルを以下のように製造
する。 配合量(mg/カプセル) 活性成分 80mg スターチ 59mg 微結晶性セルロース 59mg ステアリン酸マグネシウム 2mg 合計 200mg 活性成分、セルロース、スターチ及びステアリン酸マグ
ネシウムを混合し、No.45メッシュ U.S.ふるいを通し
て、200mgの量をゼラチン硬カプセルに詰める。
する。 配合量(mg/カプセル) 活性成分 80mg スターチ 59mg 微結晶性セルロース 59mg ステアリン酸マグネシウム 2mg 合計 200mg 活性成分、セルロース、スターチ及びステアリン酸マグ
ネシウムを混合し、No.45メッシュ U.S.ふるいを通し
て、200mgの量をゼラチン硬カプセルに詰める。
【0041】製剤例6 各々が活性成分225mgを含む坐薬を以下のように製造す
る。 配合量(mg/ユニット) 活性成分 225mg 飽和脂肪酸 2,000mg グリセライド 合計 2,225mg 活性成分をNo.60メッシュ U.S.ふるいを通し、必要最小
限に加熱してあらかじめ溶解した飽和脂肪酸グリセライ
ドに懸濁させる。次に混合物を公称2gの容量の坐薬の
型に注ぎ、冷却する。
る。 配合量(mg/ユニット) 活性成分 225mg 飽和脂肪酸 2,000mg グリセライド 合計 2,225mg 活性成分をNo.60メッシュ U.S.ふるいを通し、必要最小
限に加熱してあらかじめ溶解した飽和脂肪酸グリセライ
ドに懸濁させる。次に混合物を公称2gの容量の坐薬の
型に注ぎ、冷却する。
【0042】製剤例7 各々が用量5mlに対して、活性成分50mgを含む懸濁液
を以下のように製造する。 配合量 活性成分(群) 50mg カルボキシメチルセルロースナトリウム 50mg シロップ 1.25ml 安息香酸溶液 0.10ml 香料 適量 着色料 適量 精製水にて合計 5ml 活性成分をNo.45メッシュ U.S.ふるいを通し、カルボキ
シメチルセルロースナトリウム及びシロップを混合して
滑らかなペーストを生成する。安息香酸溶液、香料及び着
色料を水の一部を用いて希釈し、加えて、撹拌する。次
に必要な容量となるのに十分な水を加える。
を以下のように製造する。 配合量 活性成分(群) 50mg カルボキシメチルセルロースナトリウム 50mg シロップ 1.25ml 安息香酸溶液 0.10ml 香料 適量 着色料 適量 精製水にて合計 5ml 活性成分をNo.45メッシュ U.S.ふるいを通し、カルボキ
シメチルセルロースナトリウム及びシロップを混合して
滑らかなペーストを生成する。安息香酸溶液、香料及び着
色料を水の一部を用いて希釈し、加えて、撹拌する。次
に必要な容量となるのに十分な水を加える。
【0043】製剤例8 静脈内製剤をを以下のように製造する。 配合量 活性成分 100mg 等張生理食塩水 1,000mL 式Iの化合物は広い用量範囲にわたってPI 3−キナーゼ
及び3−キナーゼに依存する状態に対し効果的である。
例えば、通常、一日の用量が、体重1 Kg当たり、約 0.1
gから約50mgである。成人の治療において、用量は約5m
g/kgから約25mg/kgを一回にて又は分割して投与するこ
とが好ましい。しかし、実際に投与される化合物の量
は、病気症状の相対的重篤さ、投与する化合物の選択、
年令、体重及び個々の患者の応答及び選ばれた投与経路
を含む関連の事情を考慮して、医者が決定することが理
解される。従って、上記の用量範囲はいかなる意味にお
いても本発明の範囲を限定する意図はない。
及び3−キナーゼに依存する状態に対し効果的である。
例えば、通常、一日の用量が、体重1 Kg当たり、約 0.1
gから約50mgである。成人の治療において、用量は約5m
g/kgから約25mg/kgを一回にて又は分割して投与するこ
とが好ましい。しかし、実際に投与される化合物の量
は、病気症状の相対的重篤さ、投与する化合物の選択、
年令、体重及び個々の患者の応答及び選ばれた投与経路
を含む関連の事情を考慮して、医者が決定することが理
解される。従って、上記の用量範囲はいかなる意味にお
いても本発明の範囲を限定する意図はない。
【0044】式I、II及びIIIの化合物はPI 3−キナ
ーゼ酵素に対して活性である。以下はPI 3−キナーゼ
活性を評価するために使用される試験システムである。 精製されたPI 3−キナーゼは多数の方法により調製さ
れる。一つの方法においては、PI 3−キナーゼは、ア
メリカン タイプ カルチャー コレクション、Rockvill
e,MDから得られる融合性のスイス 3T3 細胞から調製さ
れる。PI 3−キナーゼを精製する前に、10%胎児子牛
血清を補充したDulbeccoの修飾されたイーグル培地(DME
M;Sigma,St.Louis,MO) 内において大量培養物として細
胞を維持し、0,25%トリプシン及び0.02%エチレンジア
ミン四酢酸(EDTA)を用いて継代させる。四つの100mm培
養板上の24×106細胞をハンクス バランスド サル
ト溶液(HBSS;Sigma) pH7.4を用いて洗浄し、胎児子牛血
清不含のDMEM内に細胞を1時間維持した後、血小板由来
の成長因子(PDGF;Genzyme,Cambridge,MA)の組み換え
ヒトBB ホモダイマー100ng/mlを用いて15分間刺激す
る。溶媒を吸引して、137mMのNaCl 3ml、MgCl21mMを
含むトリス(pH8.0)20mM、10%グリセロール、1%トリ
トンX-100(Roman 及びHass、フイラデルフィア、PA)、
ロイヘプチン2μg/ml、アプロトニン2μg/ml、フェニ
ルメチルースルホニル フルオライド(PMSF)1mM及び
オルトバナジウム酸ナトリウム塩1mMを用いて溶解させ
る前に、細胞をHBSS10mlを用いて洗浄する。細胞を皿の
表面からかき取り、6,000xgにて10分間遠心分離する。
1.5mlチューブ内において、上清を、洗浄したIgG2bk抗
ホスホチロシン抗体ビーズ(Upstate Biotechnology In
c.,Lake Placid,NY)50μlと混合する。このチューブに
キャップをして、4℃において2時間回転し、ロイヘプ
チン2μg/ml、アプロトニン4μg/ml、PMSF1mM、アデ
ノシン200μM及びオルトバナジウム酸ナトリウム塩1mM
を含むHBSS 1mlを用いて、ビーズを二回洗浄する。10mM
トリス(pH7.5)、NaCl2M、EDTA1mM,アデノシン200μ
M及びフェニルホスフェートナトリウムを200μl/チュー
ブ10mMを用いて、チロシン リン酸化されたPI 3−キナ
ーゼをビーズから溶出する。
ーゼ酵素に対して活性である。以下はPI 3−キナーゼ
活性を評価するために使用される試験システムである。 精製されたPI 3−キナーゼは多数の方法により調製さ
れる。一つの方法においては、PI 3−キナーゼは、ア
メリカン タイプ カルチャー コレクション、Rockvill
e,MDから得られる融合性のスイス 3T3 細胞から調製さ
れる。PI 3−キナーゼを精製する前に、10%胎児子牛
血清を補充したDulbeccoの修飾されたイーグル培地(DME
M;Sigma,St.Louis,MO) 内において大量培養物として細
胞を維持し、0,25%トリプシン及び0.02%エチレンジア
ミン四酢酸(EDTA)を用いて継代させる。四つの100mm培
養板上の24×106細胞をハンクス バランスド サル
ト溶液(HBSS;Sigma) pH7.4を用いて洗浄し、胎児子牛血
清不含のDMEM内に細胞を1時間維持した後、血小板由来
の成長因子(PDGF;Genzyme,Cambridge,MA)の組み換え
ヒトBB ホモダイマー100ng/mlを用いて15分間刺激す
る。溶媒を吸引して、137mMのNaCl 3ml、MgCl21mMを
含むトリス(pH8.0)20mM、10%グリセロール、1%トリ
トンX-100(Roman 及びHass、フイラデルフィア、PA)、
ロイヘプチン2μg/ml、アプロトニン2μg/ml、フェニ
ルメチルースルホニル フルオライド(PMSF)1mM及び
オルトバナジウム酸ナトリウム塩1mMを用いて溶解させ
る前に、細胞をHBSS10mlを用いて洗浄する。細胞を皿の
表面からかき取り、6,000xgにて10分間遠心分離する。
1.5mlチューブ内において、上清を、洗浄したIgG2bk抗
ホスホチロシン抗体ビーズ(Upstate Biotechnology In
c.,Lake Placid,NY)50μlと混合する。このチューブに
キャップをして、4℃において2時間回転し、ロイヘプ
チン2μg/ml、アプロトニン4μg/ml、PMSF1mM、アデ
ノシン200μM及びオルトバナジウム酸ナトリウム塩1mM
を含むHBSS 1mlを用いて、ビーズを二回洗浄する。10mM
トリス(pH7.5)、NaCl2M、EDTA1mM,アデノシン200μ
M及びフェニルホスフェートナトリウムを200μl/チュー
ブ10mMを用いて、チロシン リン酸化されたPI 3−キナ
ーゼをビーズから溶出する。
【0045】その他の好ましい方法においては、PI 3
−キナーゼを牛の脳から調製した。近くの屠殺場から屠
殺後、数分内に得られた2つの牛の脳(湿重量、約900
g)を氷上に詰めて、1時間以内にホモジナイズした。脳
は余分な脂肪及び血管を切りとり、次にTekmar Tissuem
izer(Cincinnati,OH)を用いて、シュークロース250mM、
βーメルカプトエタノール6mM、ロイペプシン1μg/m
l、ペプスタシンA1μg/ml、PMSF 0.4mM及びMgCl21mM
を含むトリス(pH8.3)20mM内において4℃にて、ホモ
ジナイズした。60分、10,000 ×gで遠心分離した後、
上清(約1200mL)のpHを4℃において、酢酸1Mを滴加す
ることにより、5.75まで下げた。4℃において15分間さ
らに撹拌後、得られた溶液を60分間、13,500 ×gで遠
心分離した。この上清を捨てた。ペレットをバッファー
A(β−メルカプトエタノール6mM、エチレン グリコー
ル−ビス(β−アミノエチル エーテル)N,N,N',N'-四
酢酸(EGTA)0.1mM、ロイペプシン1μg/ml、ペプスタシ
ンA1μg/ml及びMgCl21mMを含むトリス20mM(pH8.3)
に再び懸濁し、Fast Flow Q セファロース カラム(300
ml)上に、速度5ml/分、4℃にて載せた。載せた後、
カラムをKCl 0.1M及びキナーゼを含むバッファーAを3
容量を用いて洗浄し、その後、バッファーA/KCl 0.1M
からバッファーA/KCl 0.6Mのリニアーグラジエントを
7容量、3mL/分、用いて、溶出した。
−キナーゼを牛の脳から調製した。近くの屠殺場から屠
殺後、数分内に得られた2つの牛の脳(湿重量、約900
g)を氷上に詰めて、1時間以内にホモジナイズした。脳
は余分な脂肪及び血管を切りとり、次にTekmar Tissuem
izer(Cincinnati,OH)を用いて、シュークロース250mM、
βーメルカプトエタノール6mM、ロイペプシン1μg/m
l、ペプスタシンA1μg/ml、PMSF 0.4mM及びMgCl21mM
を含むトリス(pH8.3)20mM内において4℃にて、ホモ
ジナイズした。60分、10,000 ×gで遠心分離した後、
上清(約1200mL)のpHを4℃において、酢酸1Mを滴加す
ることにより、5.75まで下げた。4℃において15分間さ
らに撹拌後、得られた溶液を60分間、13,500 ×gで遠
心分離した。この上清を捨てた。ペレットをバッファー
A(β−メルカプトエタノール6mM、エチレン グリコー
ル−ビス(β−アミノエチル エーテル)N,N,N',N'-四
酢酸(EGTA)0.1mM、ロイペプシン1μg/ml、ペプスタシ
ンA1μg/ml及びMgCl21mMを含むトリス20mM(pH8.3)
に再び懸濁し、Fast Flow Q セファロース カラム(300
ml)上に、速度5ml/分、4℃にて載せた。載せた後、
カラムをKCl 0.1M及びキナーゼを含むバッファーAを3
容量を用いて洗浄し、その後、バッファーA/KCl 0.1M
からバッファーA/KCl 0.6Mのリニアーグラジエントを
7容量、3mL/分、用いて、溶出した。
【0046】フラクション10μL及び下記の基質として
のホスファチジルイノシトールを用いて、フラクション
のPI 3−キナーゼ活性を調べた。PI 4−キナーゼがブ
レイクスルーに溶出した。PI 3ーキナーゼはKCl約0.3M
において溶出した。このPI 3−キナーゼのプールを40
%リン酸アンモニウムで沈殿させた。遠心分離(60分
間、13,500 ×g)後、ペレットをバッファーB(β−
メルカプトエタノール6mM、ロイペプシン1μg/ml、ペプ
スタシンA1μg/ml及びMgCl21mMを含むリン酸カリウ
ム10mM、pH 7.4)に再懸濁し、ヒドロキシアパタイトカ
ラム(Calbiochem,Inc.,La Jolla,CA)50mLの上に2.5mL/
分で載せた。このカラムをバッファーB150mLを用い
て、A280ベースラインがゼロに到達するまで洗浄し、
次にキナーゼを、1ml/分におけるKH2PO4 10-320mM、450
分以上のリニアーグラジエントを用いて溶出した。
のホスファチジルイノシトールを用いて、フラクション
のPI 3−キナーゼ活性を調べた。PI 4−キナーゼがブ
レイクスルーに溶出した。PI 3ーキナーゼはKCl約0.3M
において溶出した。このPI 3−キナーゼのプールを40
%リン酸アンモニウムで沈殿させた。遠心分離(60分
間、13,500 ×g)後、ペレットをバッファーB(β−
メルカプトエタノール6mM、ロイペプシン1μg/ml、ペプ
スタシンA1μg/ml及びMgCl21mMを含むリン酸カリウ
ム10mM、pH 7.4)に再懸濁し、ヒドロキシアパタイトカ
ラム(Calbiochem,Inc.,La Jolla,CA)50mLの上に2.5mL/
分で載せた。このカラムをバッファーB150mLを用い
て、A280ベースラインがゼロに到達するまで洗浄し、
次にキナーゼを、1ml/分におけるKH2PO4 10-320mM、450
分以上のリニアーグラジエントを用いて溶出した。
【0047】活性のあるフラクションをプールし、次
に、バッファーC(β−メルカプトエタノール6mM、EGT
A 0.1mM、ロイペプシン1μg/ml、ペプスタシンA1μg/
ml及びMgCl21mMを含むMES 50mM、pH6.2)内において平衡
化したMonoS カラム(Pharmacia,Inc.,Piscatamag,NJ,)
(8ml)上に3mL/分で載せた。PI 3−キナーゼは、バ
ッファーCにおける120分以上のKCl 0-0.4Mのリニアグ
ラジエントを用いて溶出した。分析されたフラクション
においては、PI 3-キナーゼ活性の2つのプールが型ど
おりに発見された。活性の大部分がフロースロー(flow-
through)において発見され、一方、活性の約20%はグラ
ジエントに溶出した。グラジエント内の物質は大量のPI
4ーキナーゼ活性を有していたが、フロースローにおい
て溶出したPI 3−キナーゼは本質的にPI 4−キナーゼ
活性と関係が無かった。従って、MonoS フロースローを
Mini-Ultrasette Omega 50K メンブラン(Filtron,Inc.,
Northbrough,MA)を用いるタンジェンシャルフローフィ
ルトレーション(tangential flow filtration)により濃
縮し、伝導度を下げるためにバッファーCで希釈した。
次に前記の条件を用いて、得られた物質をMonoS カラム
に再度載せた。PI 3−キナーゼは洗浄の間にカラムに
結合し、グラジエントで溶離した。グラジエントにおい
て2つのホスファチジルイノシトール キナーゼ活性の
プールが得られた。各々の3−キナーゼ活性及びPI 4
−キナーゼ活性を分析した。プールIはPI 3−キナー
ゼ活性95%(及びPI 4−キナーゼ活性5%)を含み、一
方、プールIIはPI 4−キナーゼ活性を優位に含んでい
た。
に、バッファーC(β−メルカプトエタノール6mM、EGT
A 0.1mM、ロイペプシン1μg/ml、ペプスタシンA1μg/
ml及びMgCl21mMを含むMES 50mM、pH6.2)内において平衡
化したMonoS カラム(Pharmacia,Inc.,Piscatamag,NJ,)
(8ml)上に3mL/分で載せた。PI 3−キナーゼは、バ
ッファーCにおける120分以上のKCl 0-0.4Mのリニアグ
ラジエントを用いて溶出した。分析されたフラクション
においては、PI 3-キナーゼ活性の2つのプールが型ど
おりに発見された。活性の大部分がフロースロー(flow-
through)において発見され、一方、活性の約20%はグラ
ジエントに溶出した。グラジエント内の物質は大量のPI
4ーキナーゼ活性を有していたが、フロースローにおい
て溶出したPI 3−キナーゼは本質的にPI 4−キナーゼ
活性と関係が無かった。従って、MonoS フロースローを
Mini-Ultrasette Omega 50K メンブラン(Filtron,Inc.,
Northbrough,MA)を用いるタンジェンシャルフローフィ
ルトレーション(tangential flow filtration)により濃
縮し、伝導度を下げるためにバッファーCで希釈した。
次に前記の条件を用いて、得られた物質をMonoS カラム
に再度載せた。PI 3−キナーゼは洗浄の間にカラムに
結合し、グラジエントで溶離した。グラジエントにおい
て2つのホスファチジルイノシトール キナーゼ活性の
プールが得られた。各々の3−キナーゼ活性及びPI 4
−キナーゼ活性を分析した。プールIはPI 3−キナー
ゼ活性95%(及びPI 4−キナーゼ活性5%)を含み、一
方、プールIIはPI 4−キナーゼ活性を優位に含んでい
た。
【0048】MonoS カラムからのプールIをバッファー
Aで希釈し、MonoQ(1ml)上でクロマトグラフィーにか
け、バッファーA中0-0.4 M KClのグラジエントを用い
て溶出した。最後のプールのPI 3−キナーゼ活性及び
PI 4−キナーゼ活性を分析した。最終生成物は99%以
上のPI 3−キナーゼ活性を含むことが分かった。 PI 3−キナーゼ活性は、以前にMatter.,W.F.ら、Bioche
mical and BiophysicalResearch Communications,186:6
24-631(1992)によって記載された様に測定された。最初
に抑制候補物質をDMSOに溶解し、次にMgCl2 15ml及びEG
TA 1mlを含むHEPESバッファー50mM、pH7.5を用いて10倍
に希釈した。この溶液の10μLを精製した牛の脳のPI 3
−キナーゼ(9μL)及びホスファチジルイノシトール(EG
TA 1mMを含むHEPESバッファー50mM,pH7.5におけるスト
ック溶液2mg/mLの5μL)と共にインキュベートした。最
後の反応混合物は抑制物質0.1-5ng/mL及びDMSO 3%
(v/v)を含む。このDMSO濃度はPI 3−キナーゼ活性に
影響を及ぼさない。コントロールの反応混合物は抑制物
質不含のDMSO 3%(v/v)を含む。反応物は最初に周囲温
度にて10分間、プレインキュベーションされ、次に[γ
-32P]ATP1μL(2mCi/mLストック溶液、500μM、最
後の濃縮物0.08mCi/mL、20μM、Dupont New England Nu
clear,Boston,MA)を加えて、酵素反応を開始させる。頻
繁に混合し、周囲温度にて10分間、反応を進行させ、そ
の後、1N HCl 40μLを加え、反応を止める。
Aで希釈し、MonoQ(1ml)上でクロマトグラフィーにか
け、バッファーA中0-0.4 M KClのグラジエントを用い
て溶出した。最後のプールのPI 3−キナーゼ活性及び
PI 4−キナーゼ活性を分析した。最終生成物は99%以
上のPI 3−キナーゼ活性を含むことが分かった。 PI 3−キナーゼ活性は、以前にMatter.,W.F.ら、Bioche
mical and BiophysicalResearch Communications,186:6
24-631(1992)によって記載された様に測定された。最初
に抑制候補物質をDMSOに溶解し、次にMgCl2 15ml及びEG
TA 1mlを含むHEPESバッファー50mM、pH7.5を用いて10倍
に希釈した。この溶液の10μLを精製した牛の脳のPI 3
−キナーゼ(9μL)及びホスファチジルイノシトール(EG
TA 1mMを含むHEPESバッファー50mM,pH7.5におけるスト
ック溶液2mg/mLの5μL)と共にインキュベートした。最
後の反応混合物は抑制物質0.1-5ng/mL及びDMSO 3%
(v/v)を含む。このDMSO濃度はPI 3−キナーゼ活性に
影響を及ぼさない。コントロールの反応混合物は抑制物
質不含のDMSO 3%(v/v)を含む。反応物は最初に周囲温
度にて10分間、プレインキュベーションされ、次に[γ
-32P]ATP1μL(2mCi/mLストック溶液、500μM、最
後の濃縮物0.08mCi/mL、20μM、Dupont New England Nu
clear,Boston,MA)を加えて、酵素反応を開始させる。頻
繁に混合し、周囲温度にて10分間、反応を進行させ、そ
の後、1N HCl 40μLを加え、反応を止める。
【0049】CHCl3:MeOH(1:1,v:v)80μLを加えて脂質を
抽出する。サンプルを混合し、遠心分離し、より低い有
機層をシリカゲルTLCプレート(EN Science,Gibbstown,N
J)に適用し、CHCl3:MeOH:H20:NH4OH(45:35:8.5:1.5,v:
v)で展開する。プレートを乾燥し、キナーゼ反応をオー
トラジオグラフィーによって可視化する。ホスファチジ
ルイノシトール 3−モノホスフェート領域をプレート
からかき取り、Ready Protein(Beckman Instruments,In
c.,Fullerton,CA)をシンチレーション カクテルとして
用い、液体シンチレーション分光を使用して定量する。
式I、II及びIIIの化合物の抑制レベルを対照と比較し
た1分間の[32P]−カウントのパーセンテージとして
決定される。
抽出する。サンプルを混合し、遠心分離し、より低い有
機層をシリカゲルTLCプレート(EN Science,Gibbstown,N
J)に適用し、CHCl3:MeOH:H20:NH4OH(45:35:8.5:1.5,v:
v)で展開する。プレートを乾燥し、キナーゼ反応をオー
トラジオグラフィーによって可視化する。ホスファチジ
ルイノシトール 3−モノホスフェート領域をプレート
からかき取り、Ready Protein(Beckman Instruments,In
c.,Fullerton,CA)をシンチレーション カクテルとして
用い、液体シンチレーション分光を使用して定量する。
式I、II及びIIIの化合物の抑制レベルを対照と比較し
た1分間の[32P]−カウントのパーセンテージとして
決定される。
【0050】別法として、PI 3−キナーゼ反応生成物
を、Whitman,Nature,332:644-646(1988)によって討論さ
れた様にHPLCにより確認する。リン脂質はメチルアミン
試薬中で脱アシル化し、以前にAuger,K.R.,Cell,57:167
-175(1989)により記載された様にWhatman Partisphere
SAX アニオン交換カラムを用いて分離する。Radiomatic
Model A-140 Flo-One/Beta online 放射能検出器を用
いて脱アシル化された[32P]酵素生成物をモニターす
る。脱アシル化された[3H]PI 4−モノホスフェートを
内部標準として加える。
を、Whitman,Nature,332:644-646(1988)によって討論さ
れた様にHPLCにより確認する。リン脂質はメチルアミン
試薬中で脱アシル化し、以前にAuger,K.R.,Cell,57:167
-175(1989)により記載された様にWhatman Partisphere
SAX アニオン交換カラムを用いて分離する。Radiomatic
Model A-140 Flo-One/Beta online 放射能検出器を用
いて脱アシル化された[32P]酵素生成物をモニターす
る。脱アシル化された[3H]PI 4−モノホスフェートを
内部標準として加える。
【0051】牛の脳の精製されたPI 3−キナーゼにつ
いて試験した場合、ビリジンが2分の1の最大抑制量、IC
50が、0.85 ng/mL(2.4nM)を示すという希な抑制物質で
あった。従って、本発明方法において使用された化合
物、特にビリジンはPI 3−キナーゼの有効な抑制(阻
害)物質である。
いて試験した場合、ビリジンが2分の1の最大抑制量、IC
50が、0.85 ng/mL(2.4nM)を示すという希な抑制物質で
あった。従って、本発明方法において使用された化合
物、特にビリジンはPI 3−キナーゼの有効な抑制(阻
害)物質である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マサヒコ・サト アメリカ合衆国46033インディアナ州カー メル、ホーソーン・ドライブ96番 (72)発明者 クリス・ジョン・ブラホス アメリカ合衆国46033インディアナ州カー メル、ウェストミンスター・ウェイ11203 番
Claims (3)
- 【請求項1】 式I: 【化1】 [式中、RはH又はメトキシ; R1はCH3、OH、OA
c、C1−C4アルコキシ又はメタンスルホネート; R2
は−OH、−OAc、=O又は−O(C1−C4アルキ
ル);R3は−OH、−OAc、=O又は−O(C1−C
4アルキル)を表わす。但し、R1、R2及びR3の二つ以
上が同時にOAcではないことを条件とする。]で示さ
れる化合物、式II: 【化2】 (式中、R3'は=O又は−OHを表わす。)で示される
化合物、及び式III: 【化3】 (式中、R2'は=O又は−OHを表わし、R3'は上記の
定義と同意義である。)で示される化合物からなる群か
ら選択される1つの化合物を活性成分として含むホスフ
ァチジルイノシトール 3−キナーゼ依存状態の治療の
ための製剤。 - 【請求項2】 ホスファチジルイノシトール 3−キナ
ーゼ依存状態が腫瘍である請求項1に記載の製剤。 - 【請求項3】 活性成分として、式Iにおいて、Rがメ
トキシ、R1がOH、R2が=O及びR3が=Oである化
合物を含有する請求項2又は請求項3に記載の製剤。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US13433793A | 1993-10-12 | 1993-10-12 | |
| US134337 | 1993-10-12 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07149635A true JPH07149635A (ja) | 1995-06-13 |
Family
ID=22462890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6245278A Pending JPH07149635A (ja) | 1993-10-12 | 1994-10-11 | ホスファチジルイノシトール 3−キナーゼに依存する状態の治療のための製剤 |
Country Status (4)
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|---|---|
| US (1) | US5726167A (ja) |
| EP (1) | EP0648492A3 (ja) |
| JP (1) | JPH07149635A (ja) |
| CA (1) | CA2133815A1 (ja) |
Cited By (3)
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| JP2011037730A (ja) * | 2009-08-07 | 2011-02-24 | Kobe Gakuin | Dna合成酵素阻害剤 |
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| WO2004113274A2 (en) * | 2003-05-20 | 2004-12-29 | Bayer Pharmaceuticals Corporation | Diaryl ureas with kinase inhibiting activity |
| EA010485B1 (ru) * | 2003-07-23 | 2008-10-30 | Байер Фамэсьютиклс Копэрейшн | Производное n,n'-дифенилмочевины, фармацевтическая композиция (варианты) и способ лечения и предупреждения заболеваний и состояний с его использованием (варианты) |
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| TW200616986A (en) | 2004-09-20 | 2006-06-01 | Kudos Pharm Ltd | DNA-pk inhibitors |
| JP2008529995A (ja) | 2005-02-09 | 2008-08-07 | クドス ファーマシューティカルズ リミテッド | Atm阻害剤 |
| AR054438A1 (es) | 2005-04-15 | 2007-06-27 | Kudos Pharm Ltd | Inhibidores de adn -pk |
| CA2651367A1 (en) * | 2005-05-11 | 2006-11-16 | Genetic Technologies Limited | Methods of enriching fetal cells |
| US10029034B2 (en) * | 2005-12-15 | 2018-07-24 | CARDINAL HEALTH SWITZERLAND 515 GmbH | Drug-eluting articles with improved drug release profiles |
| US20100233733A1 (en) * | 2009-02-10 | 2010-09-16 | Nodality, Inc., A Delaware Corporation | Multiple mechanisms for modulation of the pi3 kinase pathway |
| CN102532247B (zh) * | 2011-11-08 | 2013-11-13 | 华南农业大学 | 一种来自绿木霉的杀线虫化合物及其制备方法和应用 |
| WO2014203129A1 (en) | 2013-06-19 | 2014-12-24 | Olema Pharmaceuticals, Inc. | Combinations of benzopyran compounds, compositions and uses thereof |
| CN104774239B (zh) * | 2015-03-13 | 2017-01-04 | 暨南大学 | 多节孢绿胶霉素类化合物及其用途 |
-
1994
- 1994-10-06 CA CA002133815A patent/CA2133815A1/en not_active Abandoned
- 1994-10-07 EP EP94307393A patent/EP0648492A3/en not_active Withdrawn
- 1994-10-11 JP JP6245278A patent/JPH07149635A/ja active Pending
-
1997
- 1997-02-25 US US08/805,704 patent/US5726167A/en not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| US5726167A (en) | 1998-03-10 |
| CA2133815A1 (en) | 1995-04-13 |
| EP0648492A2 (en) | 1995-04-19 |
| EP0648492A3 (en) | 1997-02-26 |
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