JPH07150236A - 冷間加工性に優れた高張力鋼の製造方法 - Google Patents
冷間加工性に優れた高張力鋼の製造方法Info
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- JPH07150236A JPH07150236A JP6832894A JP6832894A JPH07150236A JP H07150236 A JPH07150236 A JP H07150236A JP 6832894 A JP6832894 A JP 6832894A JP 6832894 A JP6832894 A JP 6832894A JP H07150236 A JPH07150236 A JP H07150236A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 建築鋼構造物、建築機械、海洋鋼構造物、橋
梁、圧力容器、溶接鋼管、その他の溶接用構造物に適し
た冷間加工性に優れた50〜80kgf/mm2 の高張力鋼の
製造方法。 【構成】 鋼片の成分を限定し、これ等の成分による焼
入れ臨界直径Di(cal)が25mm以上である2枚の鋼片
の間に、焼入れ臨界直径Di(cal)が15mm以上であ
り、かつ鋼板より15〜40mm低く、鋼片と同成分範囲
の鋼片を鋳造あるいは溶接した後900℃以上で再加熱
し、仕上げ温度700℃以上で所定の厚板に圧延後水冷
することを特徴とする、冷間加工性に優れた高張力鋼の
製造方法。
梁、圧力容器、溶接鋼管、その他の溶接用構造物に適し
た冷間加工性に優れた50〜80kgf/mm2 の高張力鋼の
製造方法。 【構成】 鋼片の成分を限定し、これ等の成分による焼
入れ臨界直径Di(cal)が25mm以上である2枚の鋼片
の間に、焼入れ臨界直径Di(cal)が15mm以上であ
り、かつ鋼板より15〜40mm低く、鋼片と同成分範囲
の鋼片を鋳造あるいは溶接した後900℃以上で再加熱
し、仕上げ温度700℃以上で所定の厚板に圧延後水冷
することを特徴とする、冷間加工性に優れた高張力鋼の
製造方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築鋼構造物、建築機
械、海洋鋼構造物、橋梁、圧力容器、溶接鋼管その他の
溶接用構造物に適した冷間加工性に優れた50〜80kg
f/mm2 の極厚高張力鋼の製造法に関するものである。
械、海洋鋼構造物、橋梁、圧力容器、溶接鋼管その他の
溶接用構造物に適した冷間加工性に優れた50〜80kg
f/mm2 の極厚高張力鋼の製造法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、建築鋼構造部の柱は便利さと価格
面の優位性から、溶接四面ボックスの代替品として冷間
成形角型鋼管が大々的に使用されだしている。又、建築
鋼構造物は首都圏の過密化により超高層化の傾向にあ
り、そのため建造に際して使用される冷間成形角型鋼管
は極厚小径化で更に高張力化の傾向にある。そこで、冷
間成形角型鋼管の加工率は増大し、従来材では加工時の
表面割れの問題が生じ、その改善が望まれている。
面の優位性から、溶接四面ボックスの代替品として冷間
成形角型鋼管が大々的に使用されだしている。又、建築
鋼構造物は首都圏の過密化により超高層化の傾向にあ
り、そのため建造に際して使用される冷間成形角型鋼管
は極厚小径化で更に高張力化の傾向にある。そこで、冷
間成形角型鋼管の加工率は増大し、従来材では加工時の
表面割れの問題が生じ、その改善が望まれている。
【0003】図1は板厚40mmの高張力鋼を用いて、引
張強度と冷間曲げ加工による割れ発生限界の関係を求め
たものである。これより強度の上昇に伴い加工率は低下
することがわかる。従って、加工率の上昇は強度の低下
が必要となる。又、80kgf/mm2 クラスでは加工率の限
界は10%程度であり、冷間成形角型鋼管として適用す
るには更に5%程度の上昇が望まれる。
張強度と冷間曲げ加工による割れ発生限界の関係を求め
たものである。これより強度の上昇に伴い加工率は低下
することがわかる。従って、加工率の上昇は強度の低下
が必要となる。又、80kgf/mm2 クラスでは加工率の限
界は10%程度であり、冷間成形角型鋼管として適用す
るには更に5%程度の上昇が望まれる。
【0004】曲げ加工性を上げるため、従来、特開平1
−4419号公報により曲げ加工性に優れた耐摩耗用鋼
板の製造方法が提案されている。これは、熱間圧延した
鋼板の焼入れに際し、鋼板の片面のみを焼入れし、ある
いは更に焼戻しすることにより、鋼板の厚さ方向に硬度
勾配を設けて片面は曲げ加工性に優れ、片面は耐摩耗性
に優れた鋼板としたものである。
−4419号公報により曲げ加工性に優れた耐摩耗用鋼
板の製造方法が提案されている。これは、熱間圧延した
鋼板の焼入れに際し、鋼板の片面のみを焼入れし、ある
いは更に焼戻しすることにより、鋼板の厚さ方向に硬度
勾配を設けて片面は曲げ加工性に優れ、片面は耐摩耗性
に優れた鋼板としたものである。
【0005】又耐摩耗性鋼板の曲げ加工性を上げるた
め、特開平2−301511号公報により曲げ加工性に
優れた耐摩耗用鋼板の製造方法が提案されている。これ
は、焼入れを行った鋼板1を50mm以上の厚さの厚鋼板
2に重ね合わせて焼戻しを行うもので、この方法により
鋼板2と接触する鋼1の面の昇温を抑え、鋼板の厚さ方
向に硬度勾配を設けて片面は曲げ加工性に優れ、片面は
耐摩耗性に優れた鋼板としたものである。
め、特開平2−301511号公報により曲げ加工性に
優れた耐摩耗用鋼板の製造方法が提案されている。これ
は、焼入れを行った鋼板1を50mm以上の厚さの厚鋼板
2に重ね合わせて焼戻しを行うもので、この方法により
鋼板2と接触する鋼1の面の昇温を抑え、鋼板の厚さ方
向に硬度勾配を設けて片面は曲げ加工性に優れ、片面は
耐摩耗性に優れた鋼板としたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平1−4419号
公報及び特開平2−301511号公報は曲げ加工性に
優れた耐摩耗用鋼板の製造方法としてその効果を発揮す
るが、表裏面の強度が異なるため、本発明の目的とする
溶接用構造物の構造材として使用することは困難であ
る。又、特開平1−4419号公報での片面のみの焼入
れコントロールは非常に困難であり、特開平2−301
511号公報での重ね合わせての焼戻しは煩雑である。
本発明は建築鋼構造物、建築機械、海洋鋼構造物、橋
梁、圧力容器、溶接鋼管その他の溶接用構造物に適する
冷間加工性に優れた50〜80kgf/mm2 以上の高張力鋼
の製造方法を提供することを目的とするものである。
公報及び特開平2−301511号公報は曲げ加工性に
優れた耐摩耗用鋼板の製造方法としてその効果を発揮す
るが、表裏面の強度が異なるため、本発明の目的とする
溶接用構造物の構造材として使用することは困難であ
る。又、特開平1−4419号公報での片面のみの焼入
れコントロールは非常に困難であり、特開平2−301
511号公報での重ね合わせての焼戻しは煩雑である。
本発明は建築鋼構造物、建築機械、海洋鋼構造物、橋
梁、圧力容器、溶接鋼管その他の溶接用構造物に適する
冷間加工性に優れた50〜80kgf/mm2 以上の高張力鋼
の製造方法を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは係る課題を
解決するため加工性に優れた50〜80kgf/mm2 の製造
方法を検討した結果、焼入れ臨界直径Di(cal)を15
mm低下させれば、加工率は約5〜10%上昇でき、一
方、5〜10%の冷間加工は加工硬化によって10〜1
5kgf/mm2 強度が上昇すること、従って、加工を実施す
る部位のみ焼入れ臨界直径Di(cal)を低下させれば、
冷間加工性は上昇でき、強度は冷間加工時の加工硬化に
よって確保できることを明らかにした。
解決するため加工性に優れた50〜80kgf/mm2 の製造
方法を検討した結果、焼入れ臨界直径Di(cal)を15
mm低下させれば、加工率は約5〜10%上昇でき、一
方、5〜10%の冷間加工は加工硬化によって10〜1
5kgf/mm2 強度が上昇すること、従って、加工を実施す
る部位のみ焼入れ臨界直径Di(cal)を低下させれば、
冷間加工性は上昇でき、強度は冷間加工時の加工硬化に
よって確保できることを明らかにした。
【0008】図2(1)に示すように加工を実施する部
位のみの焼入れ臨界直径Di(cal)を15mm低下させる
方法として、2枚の鋼片1の間にそれより焼入れ臨界直
径Di(cal)が15mm低い鋼片2を鋳造あるいは溶接に
よって介在させた後、図2(2)に示すように加熱圧延
によって板厚とするものである。なお、焼入れ臨界直径
Di(cal)を15mm低下させたことによる強度の低下は
冷間加工を与えれば、強度が確保できる。
位のみの焼入れ臨界直径Di(cal)を15mm低下させる
方法として、2枚の鋼片1の間にそれより焼入れ臨界直
径Di(cal)が15mm低い鋼片2を鋳造あるいは溶接に
よって介在させた後、図2(2)に示すように加熱圧延
によって板厚とするものである。なお、焼入れ臨界直径
Di(cal)を15mm低下させたことによる強度の低下は
冷間加工を与えれば、強度が確保できる。
【0009】すなわち本発明の要旨とするところは、
(1)重量比にて、C:0.02〜0.20%、Si:
0.01〜0.5%、Mn:0.3〜2.0%を含有
し、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、これ等の成
分による焼入れ臨界直径Di(cal)が25mm以上である
鋼片1の間に、重量比にて、C:0.02〜0.20
%、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.6超〜2.
0%を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、
焼入れ臨界直径Di(cal)が15mm以上でありかつ鋼片
1より15〜40mm低い鋼片2を鋳造あるいは溶接した
後900℃以上で加熱し、仕上げ温度700℃以上で圧
延後水冷することを特徴とする、冷間加工性に優れた高
張力鋼の製造方法。
(1)重量比にて、C:0.02〜0.20%、Si:
0.01〜0.5%、Mn:0.3〜2.0%を含有
し、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、これ等の成
分による焼入れ臨界直径Di(cal)が25mm以上である
鋼片1の間に、重量比にて、C:0.02〜0.20
%、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.6超〜2.
0%を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物からなり、
焼入れ臨界直径Di(cal)が15mm以上でありかつ鋼片
1より15〜40mm低い鋼片2を鋳造あるいは溶接した
後900℃以上で加熱し、仕上げ温度700℃以上で圧
延後水冷することを特徴とする、冷間加工性に優れた高
張力鋼の製造方法。
【0010】
【数4】
【0011】(2)又、鋼片2においてMn:0.3〜
0.6%の場合、Ca:0.0005〜0.01%を更
に加えることを特徴とする冷間加工性に優れた高張力鋼
の製造方法。 (3)又、鋼片2においてMn:0.3〜0.6%の場
合、水冷後に表裏を研削することを特徴とする冷間加工
性に優れた高張力鋼の製造方法。
0.6%の場合、Ca:0.0005〜0.01%を更
に加えることを特徴とする冷間加工性に優れた高張力鋼
の製造方法。 (3)又、鋼片2においてMn:0.3〜0.6%の場
合、水冷後に表裏を研削することを特徴とする冷間加工
性に優れた高張力鋼の製造方法。
【0012】(4)鋼片1に更に、Cu:0.1〜2.
5%、Ni:0.1〜10.0%、Cr:0.1〜3.
0%、Mo:0.1〜1.5%、V:0.005〜0.
05%、Al:0.01〜0.08%、B:0.000
3〜0.0020%、Nb:0.005〜0.05%、
Ti:0.005〜0.03%を一種あるいは二種以上
含有することを特徴とする前記(1)ないし(3)何れ
かに記載の冷間加工性に優れた高張力鋼の製造方法。
5%、Ni:0.1〜10.0%、Cr:0.1〜3.
0%、Mo:0.1〜1.5%、V:0.005〜0.
05%、Al:0.01〜0.08%、B:0.000
3〜0.0020%、Nb:0.005〜0.05%、
Ti:0.005〜0.03%を一種あるいは二種以上
含有することを特徴とする前記(1)ないし(3)何れ
かに記載の冷間加工性に優れた高張力鋼の製造方法。
【0013】(5)鋼片2に更に、Cu:0.1〜2.
5%、Ni:0.1〜10.0%、Cr:0.1〜3.
0%、Mo:0.1〜1.5%、V:0.005〜0.
05%、Al:0.01〜0.08%、B:0.000
3〜0.0020%、Nb:0.005〜0.05%、
Ti:0.005〜0.03%を一種あるいは二種以上
含有することを特徴とする前記(1)ないし(4)何れ
かに記載の冷間加工性に優れた高張力鋼の製造方法。
5%、Ni:0.1〜10.0%、Cr:0.1〜3.
0%、Mo:0.1〜1.5%、V:0.005〜0.
05%、Al:0.01〜0.08%、B:0.000
3〜0.0020%、Nb:0.005〜0.05%、
Ti:0.005〜0.03%を一種あるいは二種以上
含有することを特徴とする前記(1)ないし(4)何れ
かに記載の冷間加工性に優れた高張力鋼の製造方法。
【0014】
【作用】以下本発明を詳細に説明する。まず、鋼片1の
成分を限定した理由について説明する。Cは強度確保の
上から必須元素であり、0.02%未満であると他の合
金元素を増加しても必要な強度を確保できない。しか
し、0.20%を超える添加量では高炭素マルテンサイ
ト組織となり低温靭性が低下する。従って、その添加量
を0.02〜0.20%とする。Siは焼入れ性のみで
なく製鋼上脱酸元素として必要な元素であり、その量が
増えると母材靭性、HAZ靭性、溶接性を低下させるた
め、添加量を0.01〜0.5%とする。Mnは焼入れ
性を向上させ強度・靭性の確保のため0.3%以上必要
である。しかし、2.0%超では溶接性を低下させ、又
焼戻し感受性が増すので靭性が低下する。従って、添加
量を0.3〜2.0%とした。
成分を限定した理由について説明する。Cは強度確保の
上から必須元素であり、0.02%未満であると他の合
金元素を増加しても必要な強度を確保できない。しか
し、0.20%を超える添加量では高炭素マルテンサイ
ト組織となり低温靭性が低下する。従って、その添加量
を0.02〜0.20%とする。Siは焼入れ性のみで
なく製鋼上脱酸元素として必要な元素であり、その量が
増えると母材靭性、HAZ靭性、溶接性を低下させるた
め、添加量を0.01〜0.5%とする。Mnは焼入れ
性を向上させ強度・靭性の確保のため0.3%以上必要
である。しかし、2.0%超では溶接性を低下させ、又
焼戻し感受性が増すので靭性が低下する。従って、添加
量を0.3〜2.0%とした。
【0015】更に必要により以下に示す一種あるいは二
種以上の元素を含有することを特徴とする。Cu,N
i,Cr,Mo,V,Al,B,Nb,Tiは全て強度
を向上させる元素として有効である。以下に、各元素の
強度とその他の効果に対する成分限定理由を述べる。ま
ずCuは強度を向上させる元素として有効であるが、
0.1%未満では強度の向上の効果は見られず、一方、
2.5%超では溶接時に熱間割れを生じやすくするた
め、その添加量を0.1〜2.5%以下とする。Niは
焼入れ性を高めて強度を上昇させる。この効果を得るに
はその添加量は0.1%以上必要であるが、10%を超
えると溶接硬化性が増し溶接性の低下を招くことと、経
済性を損なう。そこでその添加量を0.1〜10%とす
る。
種以上の元素を含有することを特徴とする。Cu,N
i,Cr,Mo,V,Al,B,Nb,Tiは全て強度
を向上させる元素として有効である。以下に、各元素の
強度とその他の効果に対する成分限定理由を述べる。ま
ずCuは強度を向上させる元素として有効であるが、
0.1%未満では強度の向上の効果は見られず、一方、
2.5%超では溶接時に熱間割れを生じやすくするた
め、その添加量を0.1〜2.5%以下とする。Niは
焼入れ性を高めて強度を上昇させる。この効果を得るに
はその添加量は0.1%以上必要であるが、10%を超
えると溶接硬化性が増し溶接性の低下を招くことと、経
済性を損なう。そこでその添加量を0.1〜10%とす
る。
【0016】Crは焼入れ性を上げ強度を確保する上で
0.1%以上必要である。一方、3.0%を超えると炭
化物が異常に増加し靭性を低下させる。従って、その添
加量を0.1〜3.0%とする。Moは焼入れ性と強度
を向上させる他焼戻し脆性を防止する。又、未再結晶温
度域を拡大して低温圧延による細粒化効果を助長する。
これ等の効果は0.1%未満では十分に現れない。又、
1.5%を超えると粗大な炭化物を生成して靭性を低下
させる他HAZを著しく硬化させる。従って、その添加
量を0.1〜1.5%とする。
0.1%以上必要である。一方、3.0%を超えると炭
化物が異常に増加し靭性を低下させる。従って、その添
加量を0.1〜3.0%とする。Moは焼入れ性と強度
を向上させる他焼戻し脆性を防止する。又、未再結晶温
度域を拡大して低温圧延による細粒化効果を助長する。
これ等の効果は0.1%未満では十分に現れない。又、
1.5%を超えると粗大な炭化物を生成して靭性を低下
させる他HAZを著しく硬化させる。従って、その添加
量を0.1〜1.5%とする。
【0017】Vは焼戻し時に炭・窒化物を生成して析出
硬化により強度を上昇させる。そのため0.005%以
上の添加が必要であるが、0.05%を超えるとHAZ
靭性を低下させる。従って、その添加量を0.005〜
0.05%とする。Alは焼入れ性を高めて強度を上昇
させたが、この効果を得るには添加量が0.01%以上
必要である。又脱酸のために必要な元素であると同時
に、加熱時に窒化物を形成してオーステナイト粒を細粒
化する有用な元素であるが、0.08%を超えると鋼中
にAl2 O3 系のクラスターを多く生じ、溶接時の割れ
を生じるので、その量を0.01〜0.08%とする。
Bは微量添加において焼入れ性向上効果による強度・靭
性の向上、合金元素の低減を目的に積極的に添加する。
そのためには0.0003%以上必要であるが0.00
2%を超えると靭性の低下をもたらす。従って、その添
加量を0.0003〜0.002%とする。
硬化により強度を上昇させる。そのため0.005%以
上の添加が必要であるが、0.05%を超えるとHAZ
靭性を低下させる。従って、その添加量を0.005〜
0.05%とする。Alは焼入れ性を高めて強度を上昇
させたが、この効果を得るには添加量が0.01%以上
必要である。又脱酸のために必要な元素であると同時
に、加熱時に窒化物を形成してオーステナイト粒を細粒
化する有用な元素であるが、0.08%を超えると鋼中
にAl2 O3 系のクラスターを多く生じ、溶接時の割れ
を生じるので、その量を0.01〜0.08%とする。
Bは微量添加において焼入れ性向上効果による強度・靭
性の向上、合金元素の低減を目的に積極的に添加する。
そのためには0.0003%以上必要であるが0.00
2%を超えると靭性の低下をもたらす。従って、その添
加量を0.0003〜0.002%とする。
【0018】Nbは0.005%以上の添加でMoと同
じく未再結晶温度域を拡大して低温圧延による細粒化効
果を助長するほか焼戻し時に炭・窒化物を生成して強度
を上昇させる。しかし、0.05%を超えるとHAZ靭
性を低下させる。従って、その添加量を0.005〜
0.05%とする。Tiは焼入れ性を高めて強度を上昇
させたが、この効果を得るには添加量が0.005%以
上必要である。又オーステナイト粒及びHAZ組織の粗
大化を防ぎ、母材及びHAZ靭性の向上に有効な元素で
あるが、0.005%未満ではその効果は小さく、0.
03%を超える添加はHAZ靭性だけでなく母材靭性ま
で低下させる。従って、その添加量を0.005〜0.
03%とする。上記成分の他に、不可避的不純物元素と
してN,P,S等は靭性を低下させる有害な元素である
からその量は少ない方が良く、好ましくはN≦0.01
%、P≦0.01%、S≦0.005%である。
じく未再結晶温度域を拡大して低温圧延による細粒化効
果を助長するほか焼戻し時に炭・窒化物を生成して強度
を上昇させる。しかし、0.05%を超えるとHAZ靭
性を低下させる。従って、その添加量を0.005〜
0.05%とする。Tiは焼入れ性を高めて強度を上昇
させたが、この効果を得るには添加量が0.005%以
上必要である。又オーステナイト粒及びHAZ組織の粗
大化を防ぎ、母材及びHAZ靭性の向上に有効な元素で
あるが、0.005%未満ではその効果は小さく、0.
03%を超える添加はHAZ靭性だけでなく母材靭性ま
で低下させる。従って、その添加量を0.005〜0.
03%とする。上記成分の他に、不可避的不純物元素と
してN,P,S等は靭性を低下させる有害な元素である
からその量は少ない方が良く、好ましくはN≦0.01
%、P≦0.01%、S≦0.005%である。
【0019】以上が本発明の対象とする鋼片1の成分で
あるが、更に本発明においてこれ等の成分による焼入れ
臨界直径Di(cal)が25mm以上であることを骨子の一
つとしている。Di(cal)とは丸棒をできるだけ早く水
冷した時に、中心まで焼きの入る(中心部50%マルテ
ンサイト)最大直径の成分回帰計算式を表わすもので、
(mm)単位で示される。この場合Di(cal)が25mm未
満では、組織がフェライト・パーライトである50kgf/
mm2 の強度が確保できない。又、上限は特に指定しない
が250mm超では板厚全てマルテンサイト組織となり、
冷間加工材には適さないためDi(cal)は25〜250
mmが好ましい。この場合、
あるが、更に本発明においてこれ等の成分による焼入れ
臨界直径Di(cal)が25mm以上であることを骨子の一
つとしている。Di(cal)とは丸棒をできるだけ早く水
冷した時に、中心まで焼きの入る(中心部50%マルテ
ンサイト)最大直径の成分回帰計算式を表わすもので、
(mm)単位で示される。この場合Di(cal)が25mm未
満では、組織がフェライト・パーライトである50kgf/
mm2 の強度が確保できない。又、上限は特に指定しない
が250mm超では板厚全てマルテンサイト組織となり、
冷間加工材には適さないためDi(cal)は25〜250
mmが好ましい。この場合、
【数5】 であってこの式はGrossman氏が1979年9月
25日、日刊工業新聞社初版発行の「焼入れ性」の34
頁5行で提唱した式より導かれたものであり、C%と結
晶粒度(この場合Nγ=8とした)から決まるDi値
に、各種添加元素の影響力を、各元素の倍数に元素量
(重量%)をかけて求めたものである。
25日、日刊工業新聞社初版発行の「焼入れ性」の34
頁5行で提唱した式より導かれたものであり、C%と結
晶粒度(この場合Nγ=8とした)から決まるDi値
に、各種添加元素の影響力を、各元素の倍数に元素量
(重量%)をかけて求めたものである。
【0020】次に本発明の最大の骨子である2枚の鋼片
1の間に、介在する鋼片2について説明する。本発明の
鋼片2は、焼入れ臨界直径Di(cal)が15mm以上であ
り、かつ鋼片1より15〜40mm低く、鋼片1と同成分
範囲とすることを特徴とする。すなわち、本発明におい
ては冷間加工を実施する位置の鋼片2の焼入れ臨界直径
Di(cal)を鋼片1より低め強度を低下させて冷間加工
性の上昇を図り、一方冷間加工による加工硬化を利用し
て全厚板を通して均一な強度を得るものである。
1の間に、介在する鋼片2について説明する。本発明の
鋼片2は、焼入れ臨界直径Di(cal)が15mm以上であ
り、かつ鋼片1より15〜40mm低く、鋼片1と同成分
範囲とすることを特徴とする。すなわち、本発明におい
ては冷間加工を実施する位置の鋼片2の焼入れ臨界直径
Di(cal)を鋼片1より低め強度を低下させて冷間加工
性の上昇を図り、一方冷間加工による加工硬化を利用し
て全厚板を通して均一な強度を得るものである。
【0021】ここで、鋼片2は焼入れ臨界直径Di(ca
l)が15mm以上としないと冷間加工を与えても50kgf
/mm2 の強度の確保ができない。又、鋼片1と同成分範
囲で鋼片1より15mm以上低くしないと鋼片1より5%
以上の加工率の上昇が達成できず、一方、鋼片1より4
0mm以下の低さとするのは、80kgf/mm2 で限界とされ
る10%の冷間加工を与えても強度確保が困難となるた
めである。
l)が15mm以上としないと冷間加工を与えても50kgf
/mm2 の強度の確保ができない。又、鋼片1と同成分範
囲で鋼片1より15mm以上低くしないと鋼片1より5%
以上の加工率の上昇が達成できず、一方、鋼片1より4
0mm以下の低さとするのは、80kgf/mm2 で限界とされ
る10%の冷間加工を与えても強度確保が困難となるた
めである。
【0022】又鋼片2でMnが0.6%以下の場合には
加工性は優れるが熱間圧延時に微小なキズが発生してし
まう。この微小なキズは冷間加工時に割れ発生を引き起
こすため、キズ発生防止のための何らかの対策が必要で
ある。この対策としては、研削によって除去する方法と
Caを添加する方法の2通りがある。このうち、Ca添
加は、Caが不純物として鋼中に存在するSと結びつく
ことによって微小なキズの発生を防ぐ汞化がある。Ca
を0.0005%以上添加しないと防止効果は現れず、
その量が多すぎると鋼中にCa−Al−O−S系の介在
物が多く生じて溶接時に割れの問題を生じる。従って、
Mn添加量が0.6%以下の場合、その添加量を0.0
005〜0.01%とする。なお、望ましい範囲として
は0.002〜0.004%である。
加工性は優れるが熱間圧延時に微小なキズが発生してし
まう。この微小なキズは冷間加工時に割れ発生を引き起
こすため、キズ発生防止のための何らかの対策が必要で
ある。この対策としては、研削によって除去する方法と
Caを添加する方法の2通りがある。このうち、Ca添
加は、Caが不純物として鋼中に存在するSと結びつく
ことによって微小なキズの発生を防ぐ汞化がある。Ca
を0.0005%以上添加しないと防止効果は現れず、
その量が多すぎると鋼中にCa−Al−O−S系の介在
物が多く生じて溶接時に割れの問題を生じる。従って、
Mn添加量が0.6%以下の場合、その添加量を0.0
005〜0.01%とする。なお、望ましい範囲として
は0.002〜0.004%である。
【0023】次に、製造方法は鋼片1と同成分範囲の鋼
片2を鋳造あるいは溶接した後900℃以上で加熱し、
仕上げ温度700℃以上で所定の厚さに圧延することを
特徴とする。まず接合方法は鋼片1の間に鋼片2を鋳造
あるいは溶接によって一体にするもので、その場合、鋼
片1と鋼片2の面積率は、厚板に圧延された鋼片2で加
工が実施される幅によって種々選定する。
片2を鋳造あるいは溶接した後900℃以上で加熱し、
仕上げ温度700℃以上で所定の厚さに圧延することを
特徴とする。まず接合方法は鋼片1の間に鋼片2を鋳造
あるいは溶接によって一体にするもので、その場合、鋼
片1と鋼片2の面積率は、厚板に圧延された鋼片2で加
工が実施される幅によって種々選定する。
【0024】加熱温度を900℃以上とするのは900
℃未満では、焼入れ性の低下やCu,Nb等の析出元素
の溶体化が不十分となり、強度が低下するためである。
加熱温度の上限は特に制限しないが、1200℃を超え
るとγ粒の粗大化をきたし、母材靭性が低下する。そこ
で加熱温度は900〜1200℃が望ましい。
℃未満では、焼入れ性の低下やCu,Nb等の析出元素
の溶体化が不十分となり、強度が低下するためである。
加熱温度の上限は特に制限しないが、1200℃を超え
るとγ粒の粗大化をきたし、母材靭性が低下する。そこ
で加熱温度は900〜1200℃が望ましい。
【0025】仕上げ温度700℃以上で圧延し水冷する
のは、700℃未満では圧延時の変形抵抗が増大し、圧
延が困難となるためであり、又水冷しないと50kgf/mm
2 の強度確保が困難で、更に25μm以上と粒の大きい
フェライトとアッパーベイナイトの混合組織となり、靭
性が低下するためである。
のは、700℃未満では圧延時の変形抵抗が増大し、圧
延が困難となるためであり、又水冷しないと50kgf/mm
2 の強度確保が困難で、更に25μm以上と粒の大きい
フェライトとアッパーベイナイトの混合組織となり、靭
性が低下するためである。
【0026】
【実施例】表1の組成を有する鋼を溶製して得た板厚1
20mm、幅300mm、長さ600mmの鋼片1の間に、表
2の組成を有する鋼を図2(1)に示すように鋼片2と
して鋳造した後、表3に示す種々の条件で、図2(2)
のように加熱後圧延して40mmとした。圧延後の鋼片1
及び鋼片2、更に、80kgf/mm2 で限界とされる10%
の冷間加工を鋼片2に与えた板厚1/4t部についての
引張強度を調査した。その結果を表4に示す。なお、試
験No.7にのみ水冷後表面を研削した後冷間加工を施
し、他は表面研削を行わなかった。
20mm、幅300mm、長さ600mmの鋼片1の間に、表
2の組成を有する鋼を図2(1)に示すように鋼片2と
して鋳造した後、表3に示す種々の条件で、図2(2)
のように加熱後圧延して40mmとした。圧延後の鋼片1
及び鋼片2、更に、80kgf/mm2 で限界とされる10%
の冷間加工を鋼片2に与えた板厚1/4t部についての
引張強度を調査した。その結果を表4に示す。なお、試
験No.7にのみ水冷後表面を研削した後冷間加工を施
し、他は表面研削を行わなかった。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】
【表3】
【0030】
【表4】
【0031】本発明では5kgf/mm2 の強度低下で5〜1
0%加工性が上昇する。そこで、加工性5%上昇のため
の鋼片1と鋼片2における強度差(以下ΔTs略記;Δ
Ts=引張強さ((鋼片1)−引張強さ(鋼片2))を
5kgf/mm2 以上、鋼片1及び鋼片2の強度を50kgf/mm
2 以上、更に鋼片2における加工後の強度が鋼片1と同
等あるいはそれ以上であることを目標とした。
0%加工性が上昇する。そこで、加工性5%上昇のため
の鋼片1と鋼片2における強度差(以下ΔTs略記;Δ
Ts=引張強さ((鋼片1)−引張強さ(鋼片2))を
5kgf/mm2 以上、鋼片1及び鋼片2の強度を50kgf/mm
2 以上、更に鋼片2における加工後の強度が鋼片1と同
等あるいはそれ以上であることを目標とした。
【0032】まず、比較法の結果は以下の通りである。
No.8,9は鋼片2の焼入れ臨界直径Di(cal)が鋼片
1に対して15〜40mm低い範囲にないため、No.8で
は鋼片2における加工後の強度が鋼片1より低い。一
方、No.9ではΔTsが目標を満足しないため、本発明
で目標とする鋼片2の鋼片1に対する5%の加工性の向
上が望めない。No.10,11,12は製造条件が本発
明に適合していないためNo.10,12では50kgf/mm
2 の強度が達成できず、No.11では圧延が不良となっ
ている。No.13,14は成分は本発明に適合していな
いため、No.13では加工後の強度が、No.14では鋼
片1の強度がそれぞれ50kgf/mm2 を達成できない。
No.8,9は鋼片2の焼入れ臨界直径Di(cal)が鋼片
1に対して15〜40mm低い範囲にないため、No.8で
は鋼片2における加工後の強度が鋼片1より低い。一
方、No.9ではΔTsが目標を満足しないため、本発明
で目標とする鋼片2の鋼片1に対する5%の加工性の向
上が望めない。No.10,11,12は製造条件が本発
明に適合していないためNo.10,12では50kgf/mm
2 の強度が達成できず、No.11では圧延が不良となっ
ている。No.13,14は成分は本発明に適合していな
いため、No.13では加工後の強度が、No.14では鋼
片1の強度がそれぞれ50kgf/mm2 を達成できない。
【0033】No.15では鋼片2のMnが0.45%で
あるにもかかわらずCaを添加せず、又、表裏を研削も
していないために、曲げ加工性には優れるものの圧延時
に微小な割れが発生して、10%曲げ加工時に割れが発
生している。本発明No.1〜6ではΔTsは5kgf/mm2
以上であり、鋼片1及び鋼片2の強度は50kgf/mm2以
上、更に鋼片2における加工後の強度は鋼片1と同等あ
るいはそれ以上となっている。又、No.7ではMnが
0.45%でCaを添加していないが、水冷後表面を研
削したため、10%曲げ加工性が得られている。
あるにもかかわらずCaを添加せず、又、表裏を研削も
していないために、曲げ加工性には優れるものの圧延時
に微小な割れが発生して、10%曲げ加工時に割れが発
生している。本発明No.1〜6ではΔTsは5kgf/mm2
以上であり、鋼片1及び鋼片2の強度は50kgf/mm2以
上、更に鋼片2における加工後の強度は鋼片1と同等あ
るいはそれ以上となっている。又、No.7ではMnが
0.45%でCaを添加していないが、水冷後表面を研
削したため、10%曲げ加工性が得られている。
【0034】
【発明の効果】本発明による組成範囲及び製造法によ
り、従来の高張力鋼に比べ、5〜10%冷間加工性の優
れた高強度鋼の製造が可能となった。又、建築用冷間成
形角型鋼管のように加工部が溶接されるような場合、合
金成分の低下が図られているため溶接性にも有利となっ
た。
り、従来の高張力鋼に比べ、5〜10%冷間加工性の優
れた高強度鋼の製造が可能となった。又、建築用冷間成
形角型鋼管のように加工部が溶接されるような場合、合
金成分の低下が図られているため溶接性にも有利となっ
た。
【図1】板厚40mmの従来高張力鋼を用いて、引張強度
と冷間曲げ加工による割れ発生限界の関係を求めた図
表。
と冷間曲げ加工による割れ発生限界の関係を求めた図
表。
【図2】本発明の製造工程を示し(1)は接合方法の断
面図、(2)は加熱圧延後の断面図。
面図、(2)は加熱圧延後の断面図。
Claims (5)
- 【請求項1】 重量比にて、 C :0.02〜0.20%、 Si:0.01〜0.5%、 Mn:0.3〜2.0%、 残部が鉄及び不可避的不純物からなり、これ等の成分に
よる焼入れ臨界直径Di(cal)が25mm以上である鋼片
1の間に、重量比にて、 C :0.02〜0.20%、 Si:0.01〜0.5%、 Mn:0.6超〜2.0%、 残部が鉄及び不可避的不純物からなり、焼入れ臨界直径
Di(cal)が15mm以上でかつ鋼片1より15〜40mm
低い鋼片2を鋳造あるいは溶接した後900℃以上で加
熱し、仕上げ温度700℃以上で圧延後水冷することを
特徴とする、冷間加工性に優れた高張力鋼の製造方法。 【数1】 - 【請求項2】 重量比にて、 C :0.02〜0.20%、 Si:0.01〜0.5%、 Mn:0.3〜2.0%、 残部が鉄及び不可避的不純物からなり、これ等の成分に
よる焼入れ臨界直径Di(cal)が25mm以上である鋼片
1の間に、重量比にて、 C :0.02〜0.20%、 Si:0.01〜0.5%、 Mn:0.3〜0.6%、 Ca:0.0005〜0.01%、 残部が鉄及び不可避的不純物からなり、焼入れ臨界直径
Di(cal)が15mm以上でかつ鋼片1より15〜40mm
低い鋼片2を鋳造あるいは溶接した後900℃以上で加
熱し、仕上げ温度700℃以上で圧延後水冷することを
特徴とする、冷間加工性に優れた高張力鋼の製造方法。 【数2】 - 【請求項3】 重量比にて、 C :0.02〜0.20%、 Si:0.01〜0.5%、 Mn:0.3〜2.0%、 残部が鉄及び不可避的不純物からなり、これ等の成分に
よる焼入れ臨界直径Di(cal)が25mm以上である鋼片
1の間に、重量比にて、 C :0.02〜0.20%、 Si:0.01〜0.5%、 Mn:0.3〜0.6%、 残部が鉄及び不可避的不純物からなり、焼入れ臨界直径
Di(cal)が15mm以上でかつ鋼片1より15〜40mm
低い鋼片2を鋳造あるいは溶接した後900℃以上で加
熱し、仕上げ温度700℃以上で圧延後水冷し、表面を
研削することを特徴とする、冷間加工性に優れた高張力
鋼の製造方法。 【数3】 - 【請求項4】 鋼片1に、 Cu:0.1〜2.5%、 Ni:0.1〜10.0%、 Cr:0.1〜3.0%、 Mo:0.1〜1.5%、 V :0.005〜0.05%、 Al:0.01〜0.08%、 B :0.0003〜0.0020%、 Nb:0.005〜0.05%、 Ti:0.005〜0.03% を一種あるいは二種以上含有することを特徴とする請求
項1ないし3何れかに記載の冷間加工性に優れた高張力
鋼の製造方法。 - 【請求項5】 鋼片2に、 Cu:0.1〜2.5%、 Ni:0.1〜10.0%、 Cr:0.1〜3.0%、 Mo:0.1〜1.5%、 V :0.005〜0.05%、 Al:0.01〜0.08%、 B :0.0003〜0.0020%、 Nb:0.005〜0.05%、 Ti:0.005〜0.03% を一種あるいは二種以上含有することを特徴とする請求
項1ないし4何れかに記載の冷間加工性に優れた高張力
鋼の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6832894A JPH07150236A (ja) | 1993-10-07 | 1994-04-06 | 冷間加工性に優れた高張力鋼の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-251936 | 1993-10-07 | ||
| JP25193693 | 1993-10-07 | ||
| JP6832894A JPH07150236A (ja) | 1993-10-07 | 1994-04-06 | 冷間加工性に優れた高張力鋼の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07150236A true JPH07150236A (ja) | 1995-06-13 |
Family
ID=26409549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6832894A Pending JPH07150236A (ja) | 1993-10-07 | 1994-04-06 | 冷間加工性に優れた高張力鋼の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07150236A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113913696A (zh) * | 2021-10-13 | 2022-01-11 | 新余钢铁股份有限公司 | 一种420MPa级高层建筑用钢板及其生产方法 |
-
1994
- 1994-04-06 JP JP6832894A patent/JPH07150236A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113913696A (zh) * | 2021-10-13 | 2022-01-11 | 新余钢铁股份有限公司 | 一种420MPa级高层建筑用钢板及其生产方法 |
| CN113913696B (zh) * | 2021-10-13 | 2022-11-25 | 新余钢铁股份有限公司 | 一种420MPa级高层建筑用钢板及其生产方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030819 |