JPH0715048Y2 - ケーブル加熱装置 - Google Patents
ケーブル加熱装置Info
- Publication number
- JPH0715048Y2 JPH0715048Y2 JP1988108709U JP10870988U JPH0715048Y2 JP H0715048 Y2 JPH0715048 Y2 JP H0715048Y2 JP 1988108709 U JP1988108709 U JP 1988108709U JP 10870988 U JP10870988 U JP 10870988U JP H0715048 Y2 JPH0715048 Y2 JP H0715048Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- cover
- heater
- antenna
- heating device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、人工衛星等宇宙空間での機器に使用される
ケーブルに好適なケーブル加熱装置に関する。
ケーブルに好適なケーブル加熱装置に関する。
(従来の技術) 人工衛星等宇宙航行体には、対地上機器との通信用に通
信用アンテナが搭載される。このとき、複数の地上局と
選択的に通信を行う場合、そのビームを所望の地球局方
向に指向させるよう機械的に走査することが考えられ
る。
信用アンテナが搭載される。このとき、複数の地上局と
選択的に通信を行う場合、そのビームを所望の地球局方
向に指向させるよう機械的に走査することが考えられ
る。
宇宙空間においては、温度は−100℃以下にも低下し、
その中でアンテナを機械的に走査させ、対地球局との通
信を行うものであるが、アンテナビーム走査と一体にな
って回動するアンテナと、人工衛星内の通信機器等との
間の信号授受には、同軸ケーブルなどのケーブルが使用
される。
その中でアンテナを機械的に走査させ、対地球局との通
信を行うものであるが、アンテナビーム走査と一体にな
って回動するアンテナと、人工衛星内の通信機器等との
間の信号授受には、同軸ケーブルなどのケーブルが使用
される。
アンテナに接続されるケーブルは、アンテナの回転に伴
う接続端子の位置変動に支障がないよう予め余裕を持た
せた長さとされる。
う接続端子の位置変動に支障がないよう予め余裕を持た
せた長さとされる。
しかしながら、宇宙空間においては温度低下が大きく、
そのため接続されたケーブルは硬化し柔軟性を失うの
で、予めそれに打勝つだけのアンテナ回転力を保持させ
る必要があった。
そのため接続されたケーブルは硬化し柔軟性を失うの
で、予めそれに打勝つだけのアンテナ回転力を保持させ
る必要があった。
人工衛星等宇宙航行体は、可能な限り小形軽量化され、
省電力で高信頼性であることが要求されるので、もとよ
りアンテナ駆動力も必要最少限であることが望ましく、
ケーブル硬化に対応してより大きな駆動力を求めること
は、設計上の障害となるものであった。
省電力で高信頼性であることが要求されるので、もとよ
りアンテナ駆動力も必要最少限であることが望ましく、
ケーブル硬化に対応してより大きな駆動力を求めること
は、設計上の障害となるものであった。
(考案が解決しようとする課題) 従来の通信機器に接続されるケーブルは、宇宙空間など
極低温環境においては硬化し可撓性を失い、接続される
機器の移動に追随して変形させることは容易でなかっ
た。
極低温環境においては硬化し可撓性を失い、接続される
機器の移動に追随して変形させることは容易でなかっ
た。
そこでこの考案は、極低温環境時にあっては、ケーブル
の変形箇所を加熱することによって接続ケーブルの硬化
を防止し可撓性を保持できるケーブル加熱装置を提供す
ることを目的とする。
の変形箇所を加熱することによって接続ケーブルの硬化
を防止し可撓性を保持できるケーブル加熱装置を提供す
ることを目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) この考案のケーブル加熱装置は、宇宙空間で使用され、
かつ電子機器に接続されるケーブルと、このケーブルの
外側を筒状に覆うように形成された金属の熱幅射用カバ
ーと、この熱幅射用カバーに取着されたヒータとを具備
し、ヒータによる加熱によりケーブルの可撓性を得るこ
とを特徴としている。
かつ電子機器に接続されるケーブルと、このケーブルの
外側を筒状に覆うように形成された金属の熱幅射用カバ
ーと、この熱幅射用カバーに取着されたヒータとを具備
し、ヒータによる加熱によりケーブルの可撓性を得るこ
とを特徴としている。
(作用) この考案のケーブル加熱装置は、ケーブルの外側を覆う
ように金属の熱幅射用カバーを取付け、この金属の熱幅
射用カバーにヒータを取着して加熱することにより、ケ
ーブルの温度低下が防止され、ケーブルの可撓性が保持
されるものである。
ように金属の熱幅射用カバーを取付け、この金属の熱幅
射用カバーにヒータを取着して加熱することにより、ケ
ーブルの温度低下が防止され、ケーブルの可撓性が保持
されるものである。
この結果、宇宙空間等温度低下の著しい所でもケーブル
自体の温度低下は防止され、接続機器の回転移動に追随
して、ケーブルのスムーズな変形が可能となるものであ
る。
自体の温度低下は防止され、接続機器の回転移動に追随
して、ケーブルのスムーズな変形が可能となるものであ
る。
(実施例) 以下、この考案によるケーブル加熱装置の実施例を図面
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
第1図はこの考案装置の一実施例を人工衛星搭載機器に
適用した状態を示す構成図、第2図は第1図に示したこ
の考案装置の一部切り欠き拡大側面図である。
適用した状態を示す構成図、第2図は第1図に示したこ
の考案装置の一部切り欠き拡大側面図である。
即ち、第1図並びに第2図において、ビーム走査等を行
うアンテナ1に送受信機等の通信機器2が固定して接続
され、この通信機器2には衛星本体3内に設けられ中継
器あるいはデータ信号処理を行う制御器3aとの間に、同
軸ケーブル4が接続される。この同軸ケーブル4はアン
テナ1の回転駆動に伴い、通信機器2の位置変動ととも
に曲折し、本来はフレキシブルなものである。
うアンテナ1に送受信機等の通信機器2が固定して接続
され、この通信機器2には衛星本体3内に設けられ中継
器あるいはデータ信号処理を行う制御器3aとの間に、同
軸ケーブル4が接続される。この同軸ケーブル4はアン
テナ1の回転駆動に伴い、通信機器2の位置変動ととも
に曲折し、本来はフレキシブルなものである。
同軸ケーブル4の曲折箇所4a近傍でケーブル4の外周を
筒状に覆うようにカバー5が取付けられる。カバー5に
はその内側、即ちケーブル4に面した側にシート状のヒ
ータ6が取付けられ、少なくとも、前記アンテナ1がモ
ータ7a,7bにより駆動回転時には、通電され曲折箇所4a
の温度低下が防止されるよう構成される。なお、第2図
はヒータ6とともにカバー5を中央から長さ方向に切り
欠いた状態を示している。
筒状に覆うようにカバー5が取付けられる。カバー5に
はその内側、即ちケーブル4に面した側にシート状のヒ
ータ6が取付けられ、少なくとも、前記アンテナ1がモ
ータ7a,7bにより駆動回転時には、通電され曲折箇所4a
の温度低下が防止されるよう構成される。なお、第2図
はヒータ6とともにカバー5を中央から長さ方向に切り
欠いた状態を示している。
勿論、ヒータ6への通電は、通信機器2側から行っても
良いし、あるいは衛星本体3側から行っても良い。
良いし、あるいは衛星本体3側から行っても良い。
前記カバー5は加熱による熱伝導効率を高めるため高熱
伝導率の金属材料で構成するとともに、カバー5の内側
面はケーブル4への熱幅射効率を上げるため黒色に着色
し、他方外側面は熱幅射を防ぐため金めっきを施した
り、あるいは断熱材を張付けるようにしても良い。
伝導率の金属材料で構成するとともに、カバー5の内側
面はケーブル4への熱幅射効率を上げるため黒色に着色
し、他方外側面は熱幅射を防ぐため金めっきを施した
り、あるいは断熱材を張付けるようにしても良い。
宇宙区間では、一般に真空状態にあるため、熱伝導は直
接接触または幅射によって行われるが、表面を黒色着色
すると熱幅射率は約0.85程度となり、金めっきの場合は
約0.05程度とされる。
接接触または幅射によって行われるが、表面を黒色着色
すると熱幅射率は約0.85程度となり、金めっきの場合は
約0.05程度とされる。
なお、この実施例では、カバー5及びヒータ6の熱幅射
による加熱構成としたが、ケーブル4の曲り易さを損な
わない範囲で、部分的にカバー5及びヒータ6とケーブ
ル4との間を接触あるいは緊締させる構成としてもよ
い。
による加熱構成としたが、ケーブル4の曲り易さを損な
わない範囲で、部分的にカバー5及びヒータ6とケーブ
ル4との間を接触あるいは緊締させる構成としてもよ
い。
また、この実施例では、カバー5自体がケーブル4に接
触して、ケーブル4の曲折の障害とならないように、図
示のように外側に広がる円錐形としたが、勿論これに限
らず等径の円筒形のように円錐形と同様にケーブルに非
接触で筒状に覆うものであればよく、又同じくカバーの
長さ方向にいくつかのスリットを形成し、カバー5自体
にも若干の可撓性を持たせるようにすることができる。
触して、ケーブル4の曲折の障害とならないように、図
示のように外側に広がる円錐形としたが、勿論これに限
らず等径の円筒形のように円錐形と同様にケーブルに非
接触で筒状に覆うものであればよく、又同じくカバーの
長さ方向にいくつかのスリットを形成し、カバー5自体
にも若干の可撓性を持たせるようにすることができる。
このような、ケーブル加熱装置を人工衛星機器に使用
し、実際に地上機器と通信を行う状況を、第3図に示し
た通信装置のネットワークにより簡単に説明する。な
お、第1図及び第2図と同一構成には同一符号を付し、
詳細な説明は省略する。
し、実際に地上機器と通信を行う状況を、第3図に示し
た通信装置のネットワークにより簡単に説明する。な
お、第1図及び第2図と同一構成には同一符号を付し、
詳細な説明は省略する。
即ち、地球上には、距離を離れて2グルーブに夫々2
個,計4個の地球局8a〜8dがあるものとする。これに対
し衛星本体3側には、前記各グループに対応した受信機
2a及び送信機2bを備え、衛星3を介して2グループ相互
間で走査的かつ選択的に送受信可能としたものである。
個,計4個の地球局8a〜8dがあるものとする。これに対
し衛星本体3側には、前記各グループに対応した受信機
2a及び送信機2bを備え、衛星3を介して2グループ相互
間で走査的かつ選択的に送受信可能としたものである。
受信アンテナ1aと送信アンテナ1bの地球局方向への指向
制御は、人工衛星本体3内の制御機器の制御を受けたモ
ータ7a,7b等の駆動機構により行われるものであるが、
各送受信機間及び制御機器との間に接続され信号授受す
るケーブル4には、第2図に示したようなカバー5を有
するケーブル加熱装置を取着し、アンテナビーム走査に
伴う、ケーブル4の曲折を容易とするものである。
制御は、人工衛星本体3内の制御機器の制御を受けたモ
ータ7a,7b等の駆動機構により行われるものであるが、
各送受信機間及び制御機器との間に接続され信号授受す
るケーブル4には、第2図に示したようなカバー5を有
するケーブル加熱装置を取着し、アンテナビーム走査に
伴う、ケーブル4の曲折を容易とするものである。
なお、第1図並びに第2図に示した上記実施例では、ヒ
ータとカバーとを別構成として説明したが、構成によっ
ては、ヒータをそのままカバー状に形成し、ヒータがカ
バーを兼ねるように構成してもよく、この考案はそれら
を含むものとする。また、ヒータはカバーの外側に取付
けるようにしても良く、あるいはカバーに埋め込むよう
にしても良い。
ータとカバーとを別構成として説明したが、構成によっ
ては、ヒータをそのままカバー状に形成し、ヒータがカ
バーを兼ねるように構成してもよく、この考案はそれら
を含むものとする。また、ヒータはカバーの外側に取付
けるようにしても良く、あるいはカバーに埋め込むよう
にしても良い。
以上のように、この考案の装置は、ケーブルの曲折部の
外側を筒状に覆うように、ヒータを取着したカバーを形
成し、これによる熱幅射により加熱する構成としてい
る。したがって、ケーブルに対し全方向から加熱でき、
また、アンテナ等の回転走査に伴うケーブルの動きを妨
げることもない。また、カバーからの幅射で加熱してい
るので等価的に熱の幅射面積が大きくなり、周囲温度が
低下した状態でも特に大きなアンテナ回転駆動力を与え
なくとも、容易に回転駆動し得るものである。
外側を筒状に覆うように、ヒータを取着したカバーを形
成し、これによる熱幅射により加熱する構成としてい
る。したがって、ケーブルに対し全方向から加熱でき、
また、アンテナ等の回転走査に伴うケーブルの動きを妨
げることもない。また、カバーからの幅射で加熱してい
るので等価的に熱の幅射面積が大きくなり、周囲温度が
低下した状態でも特に大きなアンテナ回転駆動力を与え
なくとも、容易に回転駆動し得るものである。
[考案の効果] この考案は、人工衛星等に搭載使用して、ケーブルの硬
化を防止し、円滑な曲折運動を保障するものであり、実
用上の効果大である。
化を防止し、円滑な曲折運動を保障するものであり、実
用上の効果大である。
第1図はこの考案によるケーブル加熱装置の一実施例を
適用した人工衛星搭載機器を示す構成略図、第2図は第
1図に示した装置の一部切り欠き要部拡大側面図、第3
図は第1図に示した装置を適用した通信装置のネットワ
ークを示した構成図である。 4……ケーブル 5……カバー 6……ヒータ
適用した人工衛星搭載機器を示す構成略図、第2図は第
1図に示した装置の一部切り欠き要部拡大側面図、第3
図は第1図に示した装置を適用した通信装置のネットワ
ークを示した構成図である。 4……ケーブル 5……カバー 6……ヒータ
Claims (1)
- 【請求項1】宇宙空間で使用され、かつ電子機器に接続
されるケーブルと、このケーブルの外側を筒状に覆うよ
うに形成された金属の熱幅射用カバーと、この熱幅射用
カバーに取着されたヒータとを具備し、ヒータによる加
熱によりケーブルの可撓性を得ることを特徴としたケー
ブル加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988108709U JPH0715048Y2 (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 | ケーブル加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988108709U JPH0715048Y2 (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 | ケーブル加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0229117U JPH0229117U (ja) | 1990-02-26 |
| JPH0715048Y2 true JPH0715048Y2 (ja) | 1995-04-10 |
Family
ID=31344299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988108709U Expired - Lifetime JPH0715048Y2 (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 | ケーブル加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715048Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5359181B2 (ja) * | 2008-10-21 | 2013-12-04 | 三菱電機株式会社 | エレベーターの制御ケーブル装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5171978A (ja) * | 1974-12-18 | 1976-06-22 | Hitachi Cable |
-
1988
- 1988-08-18 JP JP1988108709U patent/JPH0715048Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0229117U (ja) | 1990-02-26 |
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