JPH07150543A - 地盤改良工法およびその装置 - Google Patents
地盤改良工法およびその装置Info
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- JPH07150543A JPH07150543A JP25874594A JP25874594A JPH07150543A JP H07150543 A JPH07150543 A JP H07150543A JP 25874594 A JP25874594 A JP 25874594A JP 25874594 A JP25874594 A JP 25874594A JP H07150543 A JPH07150543 A JP H07150543A
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Landscapes
- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 振動を利用して効率良く地盤を改良する。
【構成】 多数の孔4を有するケーシング5内にフィル
タ手段を配設したストレーナ1の先端に横方向振動を発
生するバイブレータ2を取付け、地盤25上に載置した
載荷板26を挿通してバイブロハンマー27によりスト
レーナ1を地盤に打込み、この打込み中、バイブレータ
2からの振動で地盤中に過剰間隙水圧を発生させ、間隙
水をストレーナ1内に流入させて排水管3により外部に
強制的に排出し、地盤の圧密化を図る。
タ手段を配設したストレーナ1の先端に横方向振動を発
生するバイブレータ2を取付け、地盤25上に載置した
載荷板26を挿通してバイブロハンマー27によりスト
レーナ1を地盤に打込み、この打込み中、バイブレータ
2からの振動で地盤中に過剰間隙水圧を発生させ、間隙
水をストレーナ1内に流入させて排水管3により外部に
強制的に排出し、地盤の圧密化を図る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地盤を締固めて改良す
る地盤改良工法に係り、特に振動を利用して地盤を締固
める地盤改良工法およびその工法の実施に用いる装置に
関する。
る地盤改良工法に係り、特に振動を利用して地盤を締固
める地盤改良工法およびその工法の実施に用いる装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、振動を利用して地盤を締固める地
盤改良工法の代表的なものとしては、地盤中に振動体を
貫入すると共に振動体の周りに水を噴出し、振動体の周
りに生じた空隙に骨材を充填しながら振動体を引上げ
て、締固められた骨材の柱を造成するバイブロフローテ
ーション工法と振動を加えながら地盤に砂を圧入して圧
縮された砂柱を造成するサンドコンパクションパイル工
法とがある。かゝる工法によれば、骨材の柱または砂柱
自体の強度とこれら柱による周辺の圧密効果とにより地
盤強度が高まるようになる。
盤改良工法の代表的なものとしては、地盤中に振動体を
貫入すると共に振動体の周りに水を噴出し、振動体の周
りに生じた空隙に骨材を充填しながら振動体を引上げ
て、締固められた骨材の柱を造成するバイブロフローテ
ーション工法と振動を加えながら地盤に砂を圧入して圧
縮された砂柱を造成するサンドコンパクションパイル工
法とがある。かゝる工法によれば、骨材の柱または砂柱
自体の強度とこれら柱による周辺の圧密効果とにより地
盤強度が高まるようになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記2
つの工法によれば、何れも柱を造成することが主眼とな
っているため、地盤改良効果は柱のごく周辺にしか及ば
ず、地盤全体を改良しようとすると、これら柱を小さい
ピッチで多数造成しなければならず、広範な地盤を対象
とした場合に施工に長期間を要するばかりか、コスト負
担も著しく増大するという問題があった。
つの工法によれば、何れも柱を造成することが主眼とな
っているため、地盤改良効果は柱のごく周辺にしか及ば
ず、地盤全体を改良しようとすると、これら柱を小さい
ピッチで多数造成しなければならず、広範な地盤を対象
とした場合に施工に長期間を要するばかりか、コスト負
担も著しく増大するという問題があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、柱を造
成することなく振動を利用して効率良く地盤を改良する
ことを可能にした地盤改良工法およびその装置を提供す
ることにある。
めになされたもので、その目的とするところは、柱を造
成することなく振動を利用して効率良く地盤を改良する
ことを可能にした地盤改良工法およびその装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にかゝる地盤改良工法は、地盤中に横方向振
動を加えて過剰間隙水圧を発生させると共に、この過剰
間隙水圧を強制排水により低下させるようにしたことを
特徴とする。
め、本発明にかゝる地盤改良工法は、地盤中に横方向振
動を加えて過剰間隙水圧を発生させると共に、この過剰
間隙水圧を強制排水により低下させるようにしたことを
特徴とする。
【0006】本発明にかゝる地盤改良装置は、先端に横
方向振動を発生するバイブレータを取付けたストレーナ
と該ストレーナ内に侵入した水を強制的に外部に排出す
る強制排水手段とを備え、前記ストレーナは、多孔の管
状ケーシングと該ケーシングの内側または外側に配置さ
れたフィルタ手段とから成り、前記強制排水手段は、前
記フィルタ手段の内側でかつケーシングの先端側に位置
する部分に一端を臨ませた排水管と該排水管の他端に接
続されたポンプとから成る構成としたことを特徴とす
る。本地盤改良装置は、前記ストレーナを挿通させる貫
通孔を有し地盤上に載置される載荷板をさらに備えた構
成とすることができ、この場合は、前記載荷板の下面に
スカート部を設けるようにするのが望ましい。
方向振動を発生するバイブレータを取付けたストレーナ
と該ストレーナ内に侵入した水を強制的に外部に排出す
る強制排水手段とを備え、前記ストレーナは、多孔の管
状ケーシングと該ケーシングの内側または外側に配置さ
れたフィルタ手段とから成り、前記強制排水手段は、前
記フィルタ手段の内側でかつケーシングの先端側に位置
する部分に一端を臨ませた排水管と該排水管の他端に接
続されたポンプとから成る構成としたことを特徴とす
る。本地盤改良装置は、前記ストレーナを挿通させる貫
通孔を有し地盤上に載置される載荷板をさらに備えた構
成とすることができ、この場合は、前記載荷板の下面に
スカート部を設けるようにするのが望ましい。
【0007】
【作用】上記のように構成した本発明の方法および装置
においては、ストレーナ先端のバイブレータからの横方
向振動で地盤中に過剰間隙水圧が発生し、地盤が液状化
して圧密化が進む。また、この過剰間隙水圧をストレー
ナを通じて強制排水して低下させるので、地盤の間隙比
が小さくなってその圧密化がより一層進む。したがっ
て、地盤に与える横振動のエネルギーを適当に選択する
ことにより一回の施工で広範囲の地盤を改良することが
できるようになる。また、載荷板を付加した場合は、よ
り一層圧密化が進み、この載荷板にさらにスカート部を
設けた場合は、スカート部によって地盤表層部の側方流
動が抑えられるので、載荷重を効率良く地盤に伝達する
ことができる。
においては、ストレーナ先端のバイブレータからの横方
向振動で地盤中に過剰間隙水圧が発生し、地盤が液状化
して圧密化が進む。また、この過剰間隙水圧をストレー
ナを通じて強制排水して低下させるので、地盤の間隙比
が小さくなってその圧密化がより一層進む。したがっ
て、地盤に与える横振動のエネルギーを適当に選択する
ことにより一回の施工で広範囲の地盤を改良することが
できるようになる。また、載荷板を付加した場合は、よ
り一層圧密化が進み、この載荷板にさらにスカート部を
設けた場合は、スカート部によって地盤表層部の側方流
動が抑えられるので、載荷重を効率良く地盤に伝達する
ことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0009】図1〜図3は、本発明にかゝる地盤改良装
置を示したもので、長尺のストレーナ1と、このストレ
ーナ1の先端に取付けられ横方向の振動を発生するバイ
ブレータ2と、一端がストレーナ1の内部に挿入され他
端が排水ポンプ(図示略)に接続された排水管3とから
概略構成されている。ストレーナ1は、多数の孔4を開
けた管状ケーシング5を主体とし、このケーシング5の
内周面に沿って網状体6を配設すると共に、この網状体
6の内側に多数の粒状体7を配設している。なお、これ
ら網状体6と粒状体7とはフィルタ手段を構成するもの
である。こゝで、ケーシング5は鋼管から成り、その孔
4は口径10〜25mmでかつ開口率2〜5%となるように設
けられている。また網状体6は透水係数が約1×10-2cm
/secのステンレス鋼網から、粒状体7は直径25〜40mmの
玉砂利からそれぞれ形成されている。
置を示したもので、長尺のストレーナ1と、このストレ
ーナ1の先端に取付けられ横方向の振動を発生するバイ
ブレータ2と、一端がストレーナ1の内部に挿入され他
端が排水ポンプ(図示略)に接続された排水管3とから
概略構成されている。ストレーナ1は、多数の孔4を開
けた管状ケーシング5を主体とし、このケーシング5の
内周面に沿って網状体6を配設すると共に、この網状体
6の内側に多数の粒状体7を配設している。なお、これ
ら網状体6と粒状体7とはフィルタ手段を構成するもの
である。こゝで、ケーシング5は鋼管から成り、その孔
4は口径10〜25mmでかつ開口率2〜5%となるように設
けられている。また網状体6は透水係数が約1×10-2cm
/secのステンレス鋼網から、粒状体7は直径25〜40mmの
玉砂利からそれぞれ形成されている。
【0010】上記ケーシング5には、その先端側内部に
支持板8が固設されると共に、その後端開口部に蓋体9
が固設されており、ケーシング5の軸線上を延ばしたガ
イドシャフト10が前記支持板8と蓋体9とに両持ちで
支持されている。このガイドシャフト10は、前記バイ
ブレータ1に電力を供給するためのキャプタイヤケーブ
ル11を支持案内するためのもので、特にその先端は、
テーパコーン状の弾性部材12とこの弾性部材12を保
持する保持部材13とを介して支持板8の中心のテーパ
孔8a内に脱着可能に連結されている。しかして、前記
排水管3は、このガイドシャフト10に沿って延ばされ
ると共にその円周方向に4本配置され、それぞれの先端
が支持板8の近傍付近に位置決めされている。また、前
記フィルタ手段を構成する粒状体7は、このガイドシャ
フト10と前記網状体6との間の空所に充填されてい
る。なお、支持板8の背面側には、バイブレータ2の振
動がフィルタ手段6、7に伝わるのを防止するための弾
性部材14が配設されている。
支持板8が固設されると共に、その後端開口部に蓋体9
が固設されており、ケーシング5の軸線上を延ばしたガ
イドシャフト10が前記支持板8と蓋体9とに両持ちで
支持されている。このガイドシャフト10は、前記バイ
ブレータ1に電力を供給するためのキャプタイヤケーブ
ル11を支持案内するためのもので、特にその先端は、
テーパコーン状の弾性部材12とこの弾性部材12を保
持する保持部材13とを介して支持板8の中心のテーパ
孔8a内に脱着可能に連結されている。しかして、前記
排水管3は、このガイドシャフト10に沿って延ばされ
ると共にその円周方向に4本配置され、それぞれの先端
が支持板8の近傍付近に位置決めされている。また、前
記フィルタ手段を構成する粒状体7は、このガイドシャ
フト10と前記網状体6との間の空所に充填されてい
る。なお、支持板8の背面側には、バイブレータ2の振
動がフィルタ手段6、7に伝わるのを防止するための弾
性部材14が配設されている。
【0011】上記バイブレータ2は、先端にテーパコー
ン15を取付けた管状本体16を備えると共に、この本
体16内に偏心体17を取付けた回転軸18とこの回転
軸18を回転させるモータ19とを配設している。本体
16はストレーナ1のケーシング5よりわずか小さな外
径を有し、その後端部を前記ケーシング5内の支持板8
の前面に形成した管状ボス部8bに螺合させることによ
り該ケーシング5に脱着可能に連結されている。また、
本体16の外周面には、その軸方向に延ばすと共にその
円周方向に等配して4つの振動伝達翼20が配設されて
いる。一方、回転軸18は、本体15の軸線上を延ばさ
れると共に本体16の内周面に固定した一対の支持リン
グ21に軸受22を介して回動自在に支持されている。
また、モータ19は本体16の内面に固定され、これに
は前記ガイドシャフト10を通して案内されたキャプタ
イヤケーブル11が接続されている。かゝるバイブレー
タ2においては、モータ19の作動に応じて回転軸18
が回転することにより偏心体17が偏心回転運動をし、
本体16に横方向の振動が発生して、本体16上の振動
伝達翼20を介して外部(こゝで地盤)へ横方向振動が
伝達される。
ン15を取付けた管状本体16を備えると共に、この本
体16内に偏心体17を取付けた回転軸18とこの回転
軸18を回転させるモータ19とを配設している。本体
16はストレーナ1のケーシング5よりわずか小さな外
径を有し、その後端部を前記ケーシング5内の支持板8
の前面に形成した管状ボス部8bに螺合させることによ
り該ケーシング5に脱着可能に連結されている。また、
本体16の外周面には、その軸方向に延ばすと共にその
円周方向に等配して4つの振動伝達翼20が配設されて
いる。一方、回転軸18は、本体15の軸線上を延ばさ
れると共に本体16の内周面に固定した一対の支持リン
グ21に軸受22を介して回動自在に支持されている。
また、モータ19は本体16の内面に固定され、これに
は前記ガイドシャフト10を通して案内されたキャプタ
イヤケーブル11が接続されている。かゝるバイブレー
タ2においては、モータ19の作動に応じて回転軸18
が回転することにより偏心体17が偏心回転運動をし、
本体16に横方向の振動が発生して、本体16上の振動
伝達翼20を介して外部(こゝで地盤)へ横方向振動が
伝達される。
【0012】以下、上記のように構成した地盤改良装置
を用いて行う地盤改良工法を図4も参照して説明する。
を用いて行う地盤改良工法を図4も参照して説明する。
【0013】地盤改良に際しては、先ず改良区域の地盤
25上に載荷板26を載置する。この載荷板26は、一
例として3×3mの大きさで、3〜5tの重さを有し、
その中央にはストレーナ1を挿通させるための貫通孔2
6aが形成されている。次に、作業機械(図示略)に吊
下したバイブロハンマー27にストレーナ1の上端を支
持させ、続いて載荷板26の貫通孔26aを通してスト
レーナ1の先端のバイブレータ2を地盤25上に接地せ
しめ、バイブロハンマー27の起動によりストレーナ1
の打込みを開始する。この打込み開始と同時にバイブレ
ータ2内のモータ19を起動して偏心体17を偏心回転
運動させると共に、図示を略す排水ポンプも起動させ
る。ストレーナ1は、バイブロハンマー27の縦方向振
動を受けて次第に地盤25中に貫入し、この間、バイブ
レータ2の本体16が横方向に振動して、その横方向振
動が振動伝達翼20を介して地盤中に伝達される。
25上に載荷板26を載置する。この載荷板26は、一
例として3×3mの大きさで、3〜5tの重さを有し、
その中央にはストレーナ1を挿通させるための貫通孔2
6aが形成されている。次に、作業機械(図示略)に吊
下したバイブロハンマー27にストレーナ1の上端を支
持させ、続いて載荷板26の貫通孔26aを通してスト
レーナ1の先端のバイブレータ2を地盤25上に接地せ
しめ、バイブロハンマー27の起動によりストレーナ1
の打込みを開始する。この打込み開始と同時にバイブレ
ータ2内のモータ19を起動して偏心体17を偏心回転
運動させると共に、図示を略す排水ポンプも起動させ
る。ストレーナ1は、バイブロハンマー27の縦方向振
動を受けて次第に地盤25中に貫入し、この間、バイブ
レータ2の本体16が横方向に振動して、その横方向振
動が振動伝達翼20を介して地盤中に伝達される。
【0014】上記バイブレータ2からの横方向振動の伝
達により地盤25にせん断応力が作用し、地盤25中に
過剰間隙水圧が発生する。そして、この過剰間隙水圧の
発生により地盤は液状化し、その圧密化が進む。また、
この過剰間隙水圧により間隙水がストレーナ1側へ移動
し、ケーシング5の孔4からストレーナ1内に侵入す
る。ストレーナ1内に侵入した間隙水は、網状体6の隙
および粒状体7の隙を通ってケーシング5の先端側へ移
動し、この間、網状体6および粒状体7により粗大粒子
が捕捉されて、純度の高い水が排水管3を通して外部へ
と排出される。一方、この間隙水の排出により地盤の間
隙比は小さくなり、その圧密化が著しく進む。本実施例
においては特に、地盤25上に載荷板26を載置したの
で、前記圧密化がより一層進むようになる。また、フィ
ルタ手段を網状体6と粒状体7とからなる二重構造とし
たので、粒子の捕捉効果は著しく高まり、排水管3が詰
まることもなくなって施工は安定する。
達により地盤25にせん断応力が作用し、地盤25中に
過剰間隙水圧が発生する。そして、この過剰間隙水圧の
発生により地盤は液状化し、その圧密化が進む。また、
この過剰間隙水圧により間隙水がストレーナ1側へ移動
し、ケーシング5の孔4からストレーナ1内に侵入す
る。ストレーナ1内に侵入した間隙水は、網状体6の隙
および粒状体7の隙を通ってケーシング5の先端側へ移
動し、この間、網状体6および粒状体7により粗大粒子
が捕捉されて、純度の高い水が排水管3を通して外部へ
と排出される。一方、この間隙水の排出により地盤の間
隙比は小さくなり、その圧密化が著しく進む。本実施例
においては特に、地盤25上に載荷板26を載置したの
で、前記圧密化がより一層進むようになる。また、フィ
ルタ手段を網状体6と粒状体7とからなる二重構造とし
たので、粒子の捕捉効果は著しく高まり、排水管3が詰
まることもなくなって施工は安定する。
【0015】このようにして、ストレーナ1を所定深度
打ち込むことにより、このストレーナ1の周辺の広い範
囲の地盤25が改良される。なお、ストレーナ1を所定
深度打込んだ後は、その位置で所定時間保持して排水を
継続するのが望ましい。また、所定時間経過後、ストレ
ーナ1を引抜くと、周辺の土砂が抜け後に自然落下する
が、この自然落下量が不足する場合は、別途土砂を補充
する。
打ち込むことにより、このストレーナ1の周辺の広い範
囲の地盤25が改良される。なお、ストレーナ1を所定
深度打込んだ後は、その位置で所定時間保持して排水を
継続するのが望ましい。また、所定時間経過後、ストレ
ーナ1を引抜くと、周辺の土砂が抜け後に自然落下する
が、この自然落下量が不足する場合は、別途土砂を補充
する。
【0016】図5は、本発明の方法により改良した地盤
の強度を試験した結果を示したものである。地盤改良
は、上記ストレーナ1として外径26.74mm 、長さ3880mm
の大きさのものを、上記バイブレータ2として偏心モー
メント29.6kg・cm 、振動数1750cpm 、起振力1010kg、振
幅2.8mm の振動を発生するものをそれぞれ用いて行い、
(a) 排水管3による排水および載荷板26の載荷を行わ
ないでストレーナ1を打込んだ場合、(b) 排水管3によ
る排水を行いかつ載荷板26の載荷を行わないでストレ
ーナ1を打込んだ場合、(c) 排水管3による排水を行い
かつ載荷板26の載荷を行ってストレーナ1を打込んだ
場合についてそれぞれ試験した。なお、試験は、地盤中
にコーンを貫入するコーン試験により行い、地盤深さと
貫入抵抗力QC との相関を求めた。
の強度を試験した結果を示したものである。地盤改良
は、上記ストレーナ1として外径26.74mm 、長さ3880mm
の大きさのものを、上記バイブレータ2として偏心モー
メント29.6kg・cm 、振動数1750cpm 、起振力1010kg、振
幅2.8mm の振動を発生するものをそれぞれ用いて行い、
(a) 排水管3による排水および載荷板26の載荷を行わ
ないでストレーナ1を打込んだ場合、(b) 排水管3によ
る排水を行いかつ載荷板26の載荷を行わないでストレ
ーナ1を打込んだ場合、(c) 排水管3による排水を行い
かつ載荷板26の載荷を行ってストレーナ1を打込んだ
場合についてそれぞれ試験した。なお、試験は、地盤中
にコーンを貫入するコーン試験により行い、地盤深さと
貫入抵抗力QC との相関を求めた。
【0017】図5において、点線は改良前の地盤強度
を、実線は改良後の地盤強度をそれぞれ表している。こ
れより、排水管3による排水および載荷板26の載荷を
行わないでストレーナ1を打込んだ場合すなわちバイブ
レータ2の振動のみを利用してストレーナ1を打込んだ
場合(a) でもかなり地盤強度は向上するが、これに排水
管3による排水を組合せた場合(b) は(a) の場合に比し
て著しく地盤強度が向上し、これに、さらに載荷板26
の載荷を組合せた場合は(c) 、より一層地盤強度が向上
するようになり、本発明の優れていることが確認でき
た。
を、実線は改良後の地盤強度をそれぞれ表している。こ
れより、排水管3による排水および載荷板26の載荷を
行わないでストレーナ1を打込んだ場合すなわちバイブ
レータ2の振動のみを利用してストレーナ1を打込んだ
場合(a) でもかなり地盤強度は向上するが、これに排水
管3による排水を組合せた場合(b) は(a) の場合に比し
て著しく地盤強度が向上し、これに、さらに載荷板26
の載荷を組合せた場合は(c) 、より一層地盤強度が向上
するようになり、本発明の優れていることが確認でき
た。
【0018】ところで、上記実施例のように載荷板26
を用いる場合、地盤25の性状によっては、振動の付加
(液状化の進行)と共に載荷板26下の地盤表層部が側
方へ流動し、載荷重が地盤内部に十分に伝わらなくなる
虞がある。そこで、このような虞がある場合は、図6お
よび図7に示すように、載荷板26の下面に環状のスカ
ート部30を一体に設け、そのスカート部30を地盤2
5に差し込んだ状態で載荷板26を地盤25上に載置す
る。このようにすることにより、そのスカート部30が
載荷板26下の地盤表層部の側方流動(図7に矢印で示
す)を抑え、載荷重が地盤内部に十分に伝わって、圧密
化がより一層進むようになる。なお、このスカート部3
0の先端(下端)には、地盤25に差し込み易いように
鋭角な刃先30aを付けるのが望ましい。また、このス
カート部30は、載荷板26の周縁に沿って連続に設け
ても、断続的に設けても良いものである。
を用いる場合、地盤25の性状によっては、振動の付加
(液状化の進行)と共に載荷板26下の地盤表層部が側
方へ流動し、載荷重が地盤内部に十分に伝わらなくなる
虞がある。そこで、このような虞がある場合は、図6お
よび図7に示すように、載荷板26の下面に環状のスカ
ート部30を一体に設け、そのスカート部30を地盤2
5に差し込んだ状態で載荷板26を地盤25上に載置す
る。このようにすることにより、そのスカート部30が
載荷板26下の地盤表層部の側方流動(図7に矢印で示
す)を抑え、載荷重が地盤内部に十分に伝わって、圧密
化がより一層進むようになる。なお、このスカート部3
0の先端(下端)には、地盤25に差し込み易いように
鋭角な刃先30aを付けるのが望ましい。また、このス
カート部30は、載荷板26の周縁に沿って連続に設け
ても、断続的に設けても良いものである。
【0019】なお、上記実施例において、網状体6とし
てステンレス鋼網を、粒状体7として玉砂利をそれぞれ
用いたが、これらの素材は任意であり、例えば網状体6
としては織布、不織布等のクロス、あるいは発泡体を用
いることができ、また粒状体7としては砕石、鋼球等を
用いることができる。また、これら網状体6と粒状体7
とは、その何れか一方のみを用いることができる他、網
状体6はケーシング5の外側に配置することもできる。
また、上記実施例において、ストレーナ1の打込みにバ
イブロハンマー27を用いたが、このストレーナ1を打
込む方法も任意であり、例えば重錘の自由落下を利用す
ることができる。さらに、本発明は水上施工にも適用で
きるもので、この場合はケーシング5に摺動可能にカバ
ーを被せ、このカバーをストレーナ1の打込みに応じて
上動させるようにすれば良い。
てステンレス鋼網を、粒状体7として玉砂利をそれぞれ
用いたが、これらの素材は任意であり、例えば網状体6
としては織布、不織布等のクロス、あるいは発泡体を用
いることができ、また粒状体7としては砕石、鋼球等を
用いることができる。また、これら網状体6と粒状体7
とは、その何れか一方のみを用いることができる他、網
状体6はケーシング5の外側に配置することもできる。
また、上記実施例において、ストレーナ1の打込みにバ
イブロハンマー27を用いたが、このストレーナ1を打
込む方法も任意であり、例えば重錘の自由落下を利用す
ることができる。さらに、本発明は水上施工にも適用で
きるもので、この場合はケーシング5に摺動可能にカバ
ーを被せ、このカバーをストレーナ1の打込みに応じて
上動させるようにすれば良い。
【0020】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
地盤改良工法および装置によれば、横方向振動を利用し
て地盤中に積極的に過剰間隙水圧を発生させると共に、
強制排水によりこの過剰間隙水圧を低下させるようにし
たので、広範囲の地盤を効率良く改良することができ、
施工能率が著しく向上して工期の短縮と施工コストの低
減とに大きく寄与する効果を奏する。
地盤改良工法および装置によれば、横方向振動を利用し
て地盤中に積極的に過剰間隙水圧を発生させると共に、
強制排水によりこの過剰間隙水圧を低下させるようにし
たので、広範囲の地盤を効率良く改良することができ、
施工能率が著しく向上して工期の短縮と施工コストの低
減とに大きく寄与する効果を奏する。
【図1】本発明にかゝる地盤改良装置の全体構造を一部
開放して示す正面図である。
開放して示す正面図である。
【図2】図1のA−A矢視線に沿う断面図である。
【図3】本地盤改良装置の一部を拡大して示す断面図で
ある。
ある。
【図4】本発明にかゝる地盤改良工法の実施態様を示す
模式図である。
模式図である。
【図5】本地盤改良工法による改良地盤の強度試験結果
を示すグラフである。
を示すグラフである。
【図6】本地盤改良装置で用いる載荷板の他の形状を一
部断面として示す側面図である。
部断面として示す側面図である。
【図7】図6に示した載荷板の使用態様を示す模式図で
ある。
ある。
1 ストレーナ 2 バイブレータ 3 排水管 4 孔 5 ケーシング 10 ガイドシャフト 16 バイブレータ本体 17 偏心体 18 回転軸 19 モータ 20 振動伝達翼 26 載荷板 30 スカート部
Claims (4)
- 【請求項1】 地盤中に横方向振動を加えて過剰間隙水
圧を発生させると共に、この過剰間隙水圧を強制排水に
より低下させることを特徴とする地盤改良工法。 - 【請求項2】 先端に横方向振動を発生するバイブレー
タを取付けたストレーナと該ストレーナ内に侵入した水
を強制的に外部に排出する強制排水手段ととを備え、前
記ストレーナは、多孔の管状ケーシングと該ケーシング
の内側または外側に配置されたフィルタ手段とから成
り、前記強制排水手段は、前記フィルタ手段の内側でか
つ前記ケーシングの先端側に位置する部分に一端を臨ま
せた排水管と該排水管の他端に接続されたポンプとから
成ることを特徴とする地盤改良装置。 - 【請求項3】 ストレーナを挿通させる貫通孔を有し地
盤上に載置される載荷板をさらに備えたことを特徴とす
る請求項2に記載の地盤改良装置。 - 【請求項4】 載荷板の下面に、スカート部を設けたこ
とを特徴とする請求項3に記載の地盤改良装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25874594A JPH07150543A (ja) | 1993-09-29 | 1994-09-28 | 地盤改良工法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26571293 | 1993-09-29 | ||
| JP5-265712 | 1993-09-29 | ||
| JP25874594A JPH07150543A (ja) | 1993-09-29 | 1994-09-28 | 地盤改良工法およびその装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07150543A true JPH07150543A (ja) | 1995-06-13 |
Family
ID=26543813
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25874594A Pending JPH07150543A (ja) | 1993-09-29 | 1994-09-28 | 地盤改良工法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07150543A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102296465B1 (ko) * | 2021-05-04 | 2021-09-02 | 우리산업 주식회사 | 급경사암반 및 보도확장에 설치되는 일체형 데크시스템 |
-
1994
- 1994-09-28 JP JP25874594A patent/JPH07150543A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102296465B1 (ko) * | 2021-05-04 | 2021-09-02 | 우리산업 주식회사 | 급경사암반 및 보도확장에 설치되는 일체형 데크시스템 |
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