JPH0715090Y2 - プリント配線板用小形ヒュ−ズ - Google Patents

プリント配線板用小形ヒュ−ズ

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JPH0715090Y2
JPH0715090Y2 JP1986014028U JP1402886U JPH0715090Y2 JP H0715090 Y2 JPH0715090 Y2 JP H0715090Y2 JP 1986014028 U JP1986014028 U JP 1986014028U JP 1402886 U JP1402886 U JP 1402886U JP H0715090 Y2 JPH0715090 Y2 JP H0715090Y2
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JP
Japan
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fuse
printed wiring
heat
wiring board
cover
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JP1986014028U
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JPS62127645U (ja
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利男 小西
浩 鈴木
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大東通信機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は高遮断性能を要求されるプリント配線板用小形
ヒューズの構造に関するものである。
(従来の技術) 第3図は、従来のプリント配線板用小形ヒューズの一例
の外観斜視図(A)と断面図(B)を示すもので、この
種のヒューズは高さ9.5mm、幅10mm、奥行6mm程度の外形
寸法のものが多い。第3図(A)(B)において、1は
ヒューズエレメント、2はカバー、3はボディ、4は絶
縁材、5は端子(金属板または線)である。カバー2を
透明な樹脂にて作り、ヒューズエレメント1の溶断を目
視によっても確認することができるプリント板用小形ヒ
ューズとして広く実用されている。
また、第4図は別な小形ヒューズの構造例を示す断面図
で(実開昭56−107654号公報)、この例では絶縁カバー
およびベースの代わりに金属カバー6および金属ベース
7を用い、端子5との絶縁にはガラス8を用いている。
(考案が解決しようとする課題) 第3図のヒューズは比較的小さい過電流が流れた場合
は、支障なく遮断することができるが、負荷短絡などに
よる過大電流が流れると、その遮断時に発生するヒュー
ズ内部の気圧増加によって絶縁カバー2が破壊し、同時
に内部の高温金属性ガスが噴出し、周辺の部品の破壊や
焼損を招くなどの危険がある。
第4図のヒューズは回路短絡時などの過大電流によって
遮断した場合には、ヒューズエレメント1は一瞬にして
高温ガス化し、密封された内部空間に充満する。この金
属ガスがヒューズ内部の気圧を増加させることになる。
ところがこの例ではカバー6の材質が熱容量が大きく、
熱伝導の良好な金属であるため、カバー6は金属ガスの
持っている熱エネルギを吸収してガスを冷却する。この
効果はヒューズの内部気圧の増加を抑えると共に、この
金属ガスを通して流れるアーク電流を阻止することにあ
って、遮断性能を向上させることができる。しかしこの
ような構造ではカバー6全体が金属であるため、ヒュー
ズの溶断を目視で確認することができず、さらに金属カ
バー6が露出していることから高密度実装のプリント配
線板に取付けた場合には、他の部品相互間を短絡させた
り、人体への感電の危険もある。またカバー6の材質は
加工性の点から、アルミニウムなどの展性に富んだ数種
の材料に限られること、および端子5との絶縁にガラス
を用いているので自動化組立ははなはだ困難であって、
コストが高くなるなどの理由で現在まで実用化されてい
ない。
本考案の目的は、従来技術のこのような欠点を解消し
て、溶断状態を目視で容易に確認し得る構造と周辺の部
品の破壊や焼損を招くことなく遮断性能を向上し得る構
造とを兼ね備えたプリント配線板用小形ヒューズを提供
することにある。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するために、本考案によるプリント配線
板用小形ヒューズは、耐熱樹脂製のボディと耐熱樹脂製
の透明なカバーとにより密閉構造のハウジングが形成さ
れ、前記ボディを貫通して固定された一対のプリント配
線板接続用金属端子が前記ハウジング内部の空間部に突
出したそれぞれの一端間にヒューズエレメントが架橋接
続され、該ヒューズエレメントと前記金属端子との接続
部分が耐熱絶縁材により被覆されたプリント配線板用小
形ヒューズにおいて、 前記ヒューズが短絡遮断したときの前記ハウジングの破
壊を防ぐために、 前記空間部に、前記ヒューズエレメントと所定の間隔を
保って該ヒューズエレメントを覆うように固定され該ヒ
ューズエレメントの短絡遮断時に発生する高熱を吸収す
る熱容量の黄銅板または銅網線の冷却体が設けられたこ
とを特徴とする構成を有している。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の実施例の断面図(A)と冷却体の斜視
図(B)である。この外形と寸法は第3図と同様である
が、例えば耐熱性のポリカーボネイト樹脂を用いた透明
な絶縁カバー2の内側には厚さ0.4mmの黄銅板製冷却体
9が挿入されており、この冷却体9の両端部9aは図示の
ようにカバー2とボディ3の隙間にきちんと収まる構造
寸法としてから、冷却体9はガタガタ動いたりヒューズ
エレメント1に接触する危険はない。
冷却体9の挿入効果を確認するために短絡遮断を行い、
黄銅板冷却体の有無による遮断性能の差を調べた。第1
表はその結果であって、表中の数は試験数20に対する
「失敗」の回数を示している。
ここで、「失敗」というのは次のような現象である。
すなわち、ヒューズエレメントに大電流が流れると、エ
レメントは一瞬のうちに気化し、高温の金属性ガスにな
り、その熱はヒューズ内部の気圧増加を引き起こす。こ
れは、ヒューズエレメントの金属量が多い程、つまりヒ
ューズの定格電流が大きい程、内部の気圧も高くなる。
この気圧増加により、カバーの割れ、又はボディか
らのカバー離脱、が発生する。この構成物の破壊状態が
「失敗」である。このような「失敗」があった場合に
は、ヒューズが破壊されるだけでなく、ヒューズ内部の
金属性ガスが放出され、近傍の電子部品の破壊や焼損、
及び配線材の短絡等の2次障害を引き起こす危険があ
る。
第1表から明らかなように、黄銅銅板冷却体9の挿入に
よって遮断性能は明らかに向上したと言える。
また、前記黄銅板製の冷却体の代わりに、0.02mmφの銅
線よりなる金属網を用いた冷却体を使用した場合には、
冷却に有効な表面積が増加する効果および高温金属性ガ
スの吸収性が向上する効果により、黄銅板冷却体よりさ
らに安定した遮断特性があることが確かめられた。
以上のように、金属冷却体のヒューズ近傍への挿入およ
び冷却体の実効表面積の拡大は、ヒューズエレメントの
遮断時に発生するヒューズエレメントが気化した高温金
属性ガスを冷却し、ヒューズ内部の気圧の増加を抑制す
る効果があることが確かめられ、ヒューズの遮断性能の
改善に非常に有効な手段であることが明らかになった。
第2図は本考案の別な実施例である円筒形構造のものの
断面図であり、(A)は縦断面図、(B)は横断面図で
ある。この場合には、円筒状の冷却体9を透明な円筒形
絶縁カバー2の内壁に沿わせて挿入しはめ込んである。
この構造のヒューズも、第1のヒューズと比べて冷却体
の位置が多少異なるだけであるため、短絡遮断性能も第
1図のものと同様である。
(考案の効果) 以上の説明から明らかなように、本考案による小形ヒュ
ーズは透明樹脂製のカバー2の内側に少なくともカバー
の一方向から内部が目視できるように、金属の冷却体を
挿入することによってヒューズの溶断を目視によっても
確認可能とした利点を損なうことなく、ヒューズに期待
される最重要条件の1つである短絡遮断性能と安全性を
大幅に向上させたものである。
また、冷却体の金属部分がヒューズの外部に露出してい
ないため、高密度実装のプリント板にも使用することが
可能である。さらに構造も従来のヒューズの内部に、例
えば第1図(B)の例では高さ4mm幅(折り曲げ足の両
端まで)8mm、奥行2mm程度の冷却体を追加するのみであ
るため、コストの上昇はほとんどなく従来のように信頼
性が高く、価格の安いしかも遮断性能が遥かに改善され
たプリント配線板用小形ヒューズが実現できることにな
った。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による小形ヒューズの構造例断面図
(A)と冷却体の斜視図(B)、第2図は本考案による
別の小形ヒューズの構造例断面図、第3図は従来のプリ
ント配線板用小形ヒューズの一例の外観斜視図(A)と
断面図(B)、第4図は従来の別な小形ヒューズの構造
を示す断面図である。 1……ヒューズエレメント、2……カバー、3……ボデ
ィ、4……絶縁材、5……端子、6……金属カバー、7
……金属ベース、8……ガラス、9……冷却体、9a……
冷却体の脚。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−87455(JP,U) 実開 昭57−183654(JP,U) 実公 昭40−20505(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】耐熱樹脂製のボディと耐熱樹脂製の透明な
    カバーとにより密閉構造のハウジングが形成され、前記
    ボディを貫通して固定された一対のプリント配線板接続
    用金属端子が前記ハウジング内部の空間部に突出したそ
    れぞれの一端間にヒューズエレメントが架橋接続され、
    該ヒューズエレメントと前記金属端子との接続部分が耐
    熱絶縁材により被覆されたプリント配線板用小形ヒュー
    ズにおいて、 前記ヒューズが短絡遮断したときの前記ハウジングの破
    壊を防ぐために、 前記空間部に、前記ヒューズエレメントと所定の間隔を
    保って該ヒューズエレメントを覆うように固定され該ヒ
    ューズエレメントの短絡遮断時に発生する高熱を吸収す
    る熱容量の黄銅板または銅網線の冷却体が設けられたこ
    とを特徴とするプリント配線板用小形ヒューズ。
JP1986014028U 1986-02-04 1986-02-04 プリント配線板用小形ヒュ−ズ Expired - Lifetime JPH0715090Y2 (ja)

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JP1986014028U JPH0715090Y2 (ja) 1986-02-04 1986-02-04 プリント配線板用小形ヒュ−ズ

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Publication Number Publication Date
JPS62127645U JPS62127645U (ja) 1987-08-13
JPH0715090Y2 true JPH0715090Y2 (ja) 1995-04-10

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6087455U (ja) * 1983-11-21 1985-06-15 エナジーサポート株式会社 ヒユ−ズ

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JPS62127645U (ja) 1987-08-13

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