JPH07151065A - 内接歯車ポンプ - Google Patents
内接歯車ポンプInfo
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- JPH07151065A JPH07151065A JP32984993A JP32984993A JPH07151065A JP H07151065 A JPH07151065 A JP H07151065A JP 32984993 A JP32984993 A JP 32984993A JP 32984993 A JP32984993 A JP 32984993A JP H07151065 A JPH07151065 A JP H07151065A
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- JP
- Japan
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- seal piece
- gear pump
- discharge area
- internal gear
- recess
- Prior art date
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- Rotary Pumps (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Abstract
面にキャビテーションエロージョンが生じることを防止
する。 【構成】 シール片8の吐出域側端部には、内周面に吐
出域10に向けてシール片8を突出させる底部4Aに至
るまで漸次高さが低くなる傾斜線15を形成する切欠部
14を設けた。
Description
の外歯数より2多く、内歯と外歯の各歯先が摺接するシ
ール片を設けて吸入域と吐出域を分離している内接歯車
ポンプに関する。
願人の出願に係る実公昭4−35589号に記載のもの
がある。そして、このものでは、ケーシング凹部底壁か
ら突出しているシール片の突出側端面に、吐出域側端部
においてテーパー状の浅い段部が形成され、先行する内
歯、外歯がシール片から離れて内歯、外歯の歯溝が吐出
域に開く前に、この歯溝が段部を介して吐出域に通じる
ようにし、これにより歯溝の圧力を吐出域に開く前に漸
次上昇させて歯溝が吐出域に開いたときの衝撃の減少を
はかっている。
では、回転数が、例えば5000rpm以上と、高い状
態で使用するとき、シール片の吐出域側端部における内
側面で、シール片を突出させる凹部底壁近くの位置に集
中してキャビテーションエロージョンが生じることがわ
かった。このため、シール片の吐出側端部は径方向に厚
いものではなく、また、さらに、軽量化のためシール片
を、ケーシングと一体にアルミ合金で製作する場合には
シール片が強度的にさほど強いものではないのでなおの
こと、このようなエロージョンにより、シール片が短時
間のうちに大きな損傷を受けるという問題点があること
がわかった。
によるとみられる。キャビテーションで生じた気泡は、
これがポンプで移送される液体より軽いことから、主に
外歯の歯溝の底側に収容されて、シール片区間を移動し
ていく。しかし、高速回転でキャビテーションが激し
く、気泡が多くなると、外歯の歯溝の、回転方向前側に
存在して、シール片内側面に接した状態で移送される気
泡も生じてくる。そして歯溝がシール片の段部に通じら
れると、そこから流入する圧力液体で、シール片内側面
に接していた気泡がこの内側面から離れることなく凹部
の底壁側へ圧縮され、これがそのまま、あるいは歯溝が
吐出域に開くことで一層多くの圧力液体が歯溝に導入さ
れて圧壊し、これによりシール片吐出側端部における内
側面の凹部底壁近くに集中してエロージョンが生じるの
である。
く前にこの歯溝へ吐出側からの圧力液体を導入する際、
シール片内側面から気泡を分離することができるように
して、シール片内側面におけるエロージョンの集中を防
止し、シール片の耐久性に優れた内接歯車ポンプを実現
しようとするものである。
ル片の吐出域側端部には、少くとも外歯が摺接する内側
面に、凹部底壁からの突出側端が吐出域に向けて凹部底
壁に至るまで漸次低くされた傾斜縁を形成する、常時吐
出域に通じた切欠部を設けており、この切欠部によるシ
ール片内側面での傾斜縁の周方向の長さは、歯幅の半分
以上となるようにした。
に接する如く気泡が在存していても、内輪における歯溝
が、回転方向前側の外歯が傾斜縁に達して切欠部に通じ
始めると、回転に伴う外歯の移動に応じ、切欠部との連
通幅がシール片の高さ全域まで、漸次大きくなり、そこ
から歯溝へ導入される圧力液体で、凹部底壁近くのシー
ル片内側面に接して留まろうとする気泡がシール片内側
面から押し離され、気泡の圧壊がシール片内側面から隔
てた所で生じて、従来の如き、シール片内側面へのエロ
ージョンの集中が防止される。
る。図1から図4において、1は、内歯2を有した外輪
3を回転自在に収容する凹部4を形成したケーシングで
あり、5は、凹部4の開口側を閉じる蓋体である。な
お、ケーシング1や蓋体5は、アルミ合金で製作されて
いる。凹部4内には、外輪3内部で、内歯2と噛み合う
外歯6を有した内輪7が外輪3と偏心状に配置され、さ
らに、外輪3内には、凹部4の底壁4Aから、ケーシン
グ1と一体状のシール片8が突出配置され、外歯3と内
歯2の歯先が、このシール片8の内側面と外側面にそれ
ぞれ摺接して、外輪3内を吸入域9と吐出域10とに区
画している。
外輪3と内輪7を収容して一体的に組み付けられ、例え
ばミッションケースのような機械のケース10に組み付
けられて、駆動軸11により内輪7が回転駆動されるよ
うになっている。12、12Aは吸入域9に通じる吸入
ポート、13は吐出域に通じる吐出ポートであり、駆動
11の回転時には、ケース10内の図示略の通路をへて
吸入ポート12、12Aから作動液が吸入域9へ導か
れ、吐出域10において吐出ポート13から排出されて
図示略のケース10内の通路を介し使用部に送られるも
のである。
3、図4に拡大して示すように、凹部4の底壁4Aに至
るまでシール片8の端部を斜めに削ぎおとした如き形状
の切欠部14が形成されている。この切欠部14によ
り、シール片8の吐出域10側端部の内側面と外側面に
は、底部4Aからの突出高さが、吐出域10側へ、底壁
4Aに達するまで漸次低くなった傾斜縁15A、15B
が形成されている。なお、この切欠部14の傾斜は、先
述した実公平4−35589号公報に記載された、シー
ル片の吐出側端面に設けられる鋳造製作での型ぬきのた
めの抜きテーパの如き小さな傾斜とは異なり、内側面に
おける傾斜縁15Aが周方向に少なくとも、シール片8
の高さの半分以上、すなわち、内外歯26の歯幅の半分
以上の間に亘って存在するようにした大きな傾斜となっ
ている。
11の回転数がさほど高くないとき、吸入域9でキャビ
テーションがたとえ生じたとしても激しいものではな
く、キャビテーションにより生じる気泡は、移送される
作動液より軽いことから、主に内輪7の歯溝の底側に位
置してシール片8に沿い移送される。そして、内輪7、
外輪3の各歯溝は、先行する歯が、傾斜縁15A、15
Bに達すると、吐出域10に通じている切欠部14か
ら、歯溝内へ吐出域10の圧力液体が導かれ始める。そ
して、傾斜縁15A、15Bを介する各歯溝と切欠部1
4との連通度合は回転に応じ漸次大きくなるので、この
圧力液体の導入量は漸次多くなり、これにより各歯溝間
の圧力が漸次高くなり、これにより、先行する歯がシー
ル片8を離脱して各歯溝が吐出域10に開いたとき、吐
出域10から歯溝へ急激に圧力液体が流入して衝撃が生
じる事態を防止する。このとき、内輪7の歯溝底側に存
在した気泡は、傾斜縁15Aを介する圧力液体の導入に
伴う歯溝内の漸次の圧力上昇で再び作動液に溶解し、あ
るいは、気泡のまま残って歯溝が吐出域10に開いたと
き圧壊したとしても、シール片8から隔てた位置であ
り、シール片8にエロージョンが生じることはないので
ある。
域9でキャビテーションが激しく生じ、発生する気泡も
多くなる。このため、内輪7の歯溝内では、底側のみで
なく、先行する歯側にもシール片8の内側面に接した状
態で気泡が存在するようになる。そして、傾斜縁15A
区間を歯が通過する時間が短くなるので、傾斜縁15A
を介する切欠部14からの圧力液体の導入によって歯溝
の大量の気泡を完全に消すことが困難となり、歯溝が吐
出域10に開いたとき、気泡の圧壊が生じる。
歯が傾斜縁15A区間を通過する際、シール片8内側面
の高さ方向全域に亘って傾斜線15Aを介して圧力液体
を導入するので、シール片8内側面に接していた気泡が
この導入される圧力液体で内側面から押し離され、シー
ル片8内側面の近くで気泡が圧壊することが防止され、
このため、圧壊に伴い、シール片8内側面にエロージョ
ンが生じる事態が防止される。これにより、シール片8
がケーシング1と共にアルミ合金で製作され、エロージ
ョンによって損傷を受けやすくても、シール片8の耐久
性を増すことができる。
外側面に傾斜縁15A、15Bを形成するよう設けてい
るので、外輪3の歯溝への圧力導入をはかる手段を他に
設ける必要がない。そして、切欠部14は、吐出域10
側に低くなった傾斜状であり、鋳造等でケーシング1を
製作するとき、シール片8と共に容易に製作できる。
ともシール片8の高さの半分すなわち内輪7、外輪3の
各歯6、2の歯幅の半分以上は必要で、大きい方が望ま
しいが、あまり大きいと、吸入域9への漏れが増すか
ら、選宜、試験等で長さを定めればよく、傾斜縁15A
と凹部4底壁4Aとの角度(図4にZで示す)を45°
から60°に選んで良好に作動した。
では、切欠部14をシール片8の内側面にのみ傾斜縁1
5Aを形成するよう、内側面に設け、外輪3の歯溝への
圧力導入のための溝16を、吐出ポート13から延ばす
よう、凹部4の底壁4Aに別途設けている。この場合
も、切欠部14によって外輪3の歯溝へ圧力液体を導入
できない点を除き、先の実施例と同様の作用効果が得ら
れる。さらに、切欠部14の深さによって傾斜線15A
を介し内輪7の歯溝へ導かれる圧力液体の流量を変える
ことができるので、切欠部14の深さの調整により、回
転数が低い場合で内輪7の歯溝が吐出域10へ開く以前
に過剰にこの歯溝へ圧力液体が導かれて衝撃を生じるよ
うな事態を防止できる。
5、図6のものと同様、切欠部14をシール片8の内側
面に設けると共に、シール片8の突出側端面には、吐出
域10に開く浅い切欠段部17が形成され、この切欠段
部17を介し外輪3の歯溝へ吐出域10からの圧力液体
を導くようになっている。そして、このものは、図7、
図8のものと同様の作用効果が得られると共に、外輪3
の歯溝へ圧力液体を導く手段を切欠段部17としてシー
ル片8に設けているので、図7、図8のものと比較する
と、凹部4の底壁4Aが、溝16が不要となって簡略化
される。
ール片の内側面に設けられる傾斜縁より、回転に応じ内
輪の歯溝へシール片の高さ方向全域に亘って圧力液体が
導入されるので、歯溝内に存在するシール片内側面に接
している気泡をこの圧力液体でシール片内側面から押し
離すことができ、このため、気泡がシール片内側面近く
で圧壊することが防止されて、従来の如く、シール片吐
出域側端部で、内側面の凹部底壁近くにエロージョンが
集中することを防止できる。これにより、シール片の耐
久性が向上し、高速駆動下で寿命の長い内接歯車ポンプ
が得られる。
沿う部分断面図。
図。
図。
図。
Claims (8)
- 【請求項1】 ケーシングの凹部に収容する内歯を有し
た外輪内に、この内歯と噛み合う外歯を有した内輪が外
輪と偏心して配置され、内歯の数は外歯の数より2多
く、外輪内は、ケーシングの凹部底壁から突出して内歯
と外歯の歯先が摺接するシール片により、吸入域と吐出
域に分離される内接歯車ポンプにおいて、シール片の吐
出域側端部には、少くとも外歯が摺接する内側面に、凹
部底壁からの突出側端が吐出域に向けて凹部底壁に至る
まで漸次低くされた傾斜縁を形成する、常時吐出域に通
じた切欠部を設けており、この切欠部によるシール片内
側面での傾斜縁は、周方向に歯幅の半分以上の長さに亘
って延びていることを特徴とする内接歯車ポンプ。 - 【請求項2】 切欠部がシール片の径方向全域に亘って
設けられて、傾斜縁がシール片の内側面と外側面に形成
される請求項1に記載の内接歯車ポンプ。 - 【請求項3】 切欠部がシール片の内側面に、外側面に
至らない深さで形成され、切欠部による傾斜縁がシール
片の内側面にのみ形成される請求項1に記載の内接歯車
ポンプ。 - 【請求項4】 シール片の吐出域側端部でシール片の外
側面へ吐出域の圧力流体を導く通路手段をシール片に設
けた請求項3に記載の内接歯車ポンプ・ - 【請求項5】 凹部の底壁から突出するシール片の突出
側端面に、吐出域側端面に至る切欠段部が形成され、こ
の切欠段部により通路手段を形成した請求項4に記載の
内接歯車ポンプ。 - 【請求項6】 切欠部による傾斜縁が、凹部底壁と45
°から60°の角度を有している請求項1に記載の内接
歯車ポンプ。 - 【請求項7】 ケーシングが、凹部底壁から突出した突
出部分としてシール片を一体に有している請求項1から
請求項6のいずれかに記載の内接歯車ポンプ。 - 【請求項8】 ケーシングをアルミ合金で形成した請求
項7に記載の内接歯車ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32984993A JP3397411B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 内接歯車ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32984993A JP3397411B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 内接歯車ポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07151065A true JPH07151065A (ja) | 1995-06-13 |
| JP3397411B2 JP3397411B2 (ja) | 2003-04-14 |
Family
ID=18225926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32984993A Expired - Fee Related JP3397411B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 内接歯車ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3397411B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6089843A (en) * | 1997-10-03 | 2000-07-18 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Sliding member and oil pump |
| JP2010138905A (ja) * | 2008-12-10 | 2010-06-24 | Zahnradfab Friedrichshafen Ag | 最適化された騒音抑制部が設けられた内接ギヤポンプ |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US11965509B2 (en) | 2022-02-28 | 2024-04-23 | Genesis Advanced Technology Inc. | Energy transfer machine for corrosive fluids |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP32984993A patent/JP3397411B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6089843A (en) * | 1997-10-03 | 2000-07-18 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Sliding member and oil pump |
| JP2010138905A (ja) * | 2008-12-10 | 2010-06-24 | Zahnradfab Friedrichshafen Ag | 最適化された騒音抑制部が設けられた内接ギヤポンプ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3397411B2 (ja) | 2003-04-14 |
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