JPH07153371A - 無電極高光度放電ランプ - Google Patents
無電極高光度放電ランプInfo
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- JPH07153371A JPH07153371A JP22230794A JP22230794A JPH07153371A JP H07153371 A JPH07153371 A JP H07153371A JP 22230794 A JP22230794 A JP 22230794A JP 22230794 A JP22230794 A JP 22230794A JP H07153371 A JPH07153371 A JP H07153371A
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- H01J65/00—Lamps without any electrode inside the vessel; Lamps with at least one main electrode outside the vessel
- H01J65/04—Lamps in which a gas filling is excited to luminesce by an external electromagnetic field or by external corpuscular radiation, e.g. for indicating plasma display panels
- H01J65/042—Lamps in which a gas filling is excited to luminesce by an external electromagnetic field or by external corpuscular radiation, e.g. for indicating plasma display panels by an external electromagnetic field
- H01J65/048—Lamps in which a gas filling is excited to luminesce by an external electromagnetic field or by external corpuscular radiation, e.g. for indicating plasma display panels by an external electromagnetic field the field being produced by using an excitation coil
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/12—Selection of substances for gas fillings; Specified operating pressure or temperature
- H01J61/125—Selection of substances for gas fillings; Specified operating pressure or temperature having an halogenide as principal component
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/24—Means for obtaining or maintaining the desired pressure within the vessel
- H01J61/26—Means for absorbing or adsorbing gas, e.g. by gettering; Means for preventing blackening of the envelope
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/82—Lamps with high-pressure unconstricted discharge having a cold pressure > 400 Torr
- H01J61/827—Metal halide arc lamps
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Discharge Lamp (AREA)
- Common Detailed Techniques For Electron Tubes Or Discharge Tubes (AREA)
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 充填物成分として少なくとも1種の金属ヨウ
化物を含む無電極高光度放電ランプにおいてランプ内の
ヨウ素レベルを制御して、アークを安定化させ、ランプ
性能を改良するヨウ素ゲッターを提供する。 【構成】 ヨウ素ゲッターとして銀を使用し、銀が無電
極高光度メタルハライド放電ランプの充填物に所定の量
で加えられる。銀は遊離したヨウ素と反応してヨウ化銀
を形成し、このヨウ化銀は比較的高い沸騰点および比較
的低い蒸気圧力を有し、ヨウ素のレベルがアークの安定
性を促進し維持するようにアーク不安定性のしきい値よ
り低いレベルに制御される。更に、銀は石英のアーク管
の壁を腐食せず、またランプの充填物内のヨウ化物の分
解を加速せず、従って石英壁の失透および腐食を増大さ
せない。このようにヨウ素ゲッターとして銀を使用する
ことによりランプ性能および寿命が改良される。
化物を含む無電極高光度放電ランプにおいてランプ内の
ヨウ素レベルを制御して、アークを安定化させ、ランプ
性能を改良するヨウ素ゲッターを提供する。 【構成】 ヨウ素ゲッターとして銀を使用し、銀が無電
極高光度メタルハライド放電ランプの充填物に所定の量
で加えられる。銀は遊離したヨウ素と反応してヨウ化銀
を形成し、このヨウ化銀は比較的高い沸騰点および比較
的低い蒸気圧力を有し、ヨウ素のレベルがアークの安定
性を促進し維持するようにアーク不安定性のしきい値よ
り低いレベルに制御される。更に、銀は石英のアーク管
の壁を腐食せず、またランプの充填物内のヨウ化物の分
解を加速せず、従って石英壁の失透および腐食を増大さ
せない。このようにヨウ素ゲッターとして銀を使用する
ことによりランプ性能および寿命が改良される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高光度メタルハライド
放電ランプに関し、更に詳しくは、メタルハライド放電
ランプ内に銀を使用することにより、メタルハライド放
電ランプ内のヨウ素レベルを制御して、アークを安定化
させ、ランプ性能を改良することに関する。
放電ランプに関し、更に詳しくは、メタルハライド放電
ランプ内に銀を使用することにより、メタルハライド放
電ランプ内のヨウ素レベルを制御して、アークを安定化
させ、ランプ性能を改良することに関する。
【0002】
【従来の技術】高光度メタルハライド放電ランプの動作
では、電流の通電によって一般に生じる励起時の比較的
高い圧力において金属ハロゲン化物の充填物の金属部分
によって可視光が放出される。高光度メタルハライドラ
ンプの1つのクラスには無電極ランプがあるが、この無
電極ランプは1種以上の金属ハロゲン化物と不活性緩衝
ガスの組合せからなる高圧ガス充填物内にソレノイド状
の電界を設定することによりアーク放電を発生する。特
に、ランプ充填物、または放電プラズマは、充填物を入
れたアーク管を取り囲んでいる励起コイルに無線周波
(RF)電流を供給することによって励起される。アー
ク管と励起コイルとの組立体は本質的にRFエネルギを
プラズマに結合する変圧器として作用する。すなわち、
励起コイルは一次コイルとして作用し、プラズマは1回
巻き(ターン)の二次コイルとして機能する。励起コイ
ルのRF電流は時間的に変化する磁界を発生し、またプ
ラズマ内に電界を形成する。この電界は完全にそれ自身
で閉じている電界、すなわちソレノイド状の電界であ
る。この電界の結果として電流が流れ、アーク管内にト
ロイド状のアーク放電を発生する。
では、電流の通電によって一般に生じる励起時の比較的
高い圧力において金属ハロゲン化物の充填物の金属部分
によって可視光が放出される。高光度メタルハライドラ
ンプの1つのクラスには無電極ランプがあるが、この無
電極ランプは1種以上の金属ハロゲン化物と不活性緩衝
ガスの組合せからなる高圧ガス充填物内にソレノイド状
の電界を設定することによりアーク放電を発生する。特
に、ランプ充填物、または放電プラズマは、充填物を入
れたアーク管を取り囲んでいる励起コイルに無線周波
(RF)電流を供給することによって励起される。アー
ク管と励起コイルとの組立体は本質的にRFエネルギを
プラズマに結合する変圧器として作用する。すなわち、
励起コイルは一次コイルとして作用し、プラズマは1回
巻き(ターン)の二次コイルとして機能する。励起コイ
ルのRF電流は時間的に変化する磁界を発生し、またプ
ラズマ内に電界を形成する。この電界は完全にそれ自身
で閉じている電界、すなわちソレノイド状の電界であ
る。この電界の結果として電流が流れ、アーク管内にト
ロイド状のアーク放電を発生する。
【0003】典型的な無電極メタルハライド放電ランプ
は一般的な照明用の白色光を発生する金属ハロゲン化物
を使用している。しかしながら、不都合なことに、無電
極高光度メタルハライド放電ランプにはプラズマアーク
放電にさらされた後に遊離したヨウ素が生成され、アー
ク管壁が失透する。アーク管における遊離したヨウ素の
量は時間とともに増大する。この累積するヨウ素がしき
い値を越えると、アークの不安定性を生じ、この結果ア
ークが消滅する。
は一般的な照明用の白色光を発生する金属ハロゲン化物
を使用している。しかしながら、不都合なことに、無電
極高光度メタルハライド放電ランプにはプラズマアーク
放電にさらされた後に遊離したヨウ素が生成され、アー
ク管壁が失透する。アーク管における遊離したヨウ素の
量は時間とともに増大する。この累積するヨウ素がしき
い値を越えると、アークの不安定性を生じ、この結果ア
ークが消滅する。
【0004】従って、無電極高光度メタルハライド放電
ランプ内のヨウ素レベルを制御して、アークの安定性を
向上するヨウ素ゲッターを設けることが望ましい。この
ようなヨウ素ゲッターはランプの有効寿命を延ばし、ア
ーク管壁の失透および腐食を増大しないように実行可能
でなければならない。
ランプ内のヨウ素レベルを制御して、アークの安定性を
向上するヨウ素ゲッターを設けることが望ましい。この
ようなヨウ素ゲッターはランプの有効寿命を延ばし、ア
ーク管壁の失透および腐食を増大しないように実行可能
でなければならない。
【0005】
【発明の概要】充填物成分として少なくとも1種の金属
ヨウ化物を含む無電極高光度メタリハライド放電ランプ
内のヨウ素の蒸気レベルを制御するために、放電ランプ
の充填物に銀が加えられる。銀は遊離したヨウ素と反応
し、ヨウ化銀(Ag I)を形成する。このヨウ化銀は比
較的高い沸騰点および比較的低い蒸気圧力を有する。ヨ
ウ素のレベルはアークを安定化して維持するようにアー
ク不安定性のしきい値より低いレベルに制御される。更
に、銀は石英のアーク管の壁を腐食しない。これはシリ
カ(Si O2 )が酸化銀(Ag2O)よりも非常に安定で
あるからである。更に、アーク管に銀を加えても、ヨウ
化ナトリウム(Na I)、ヨウ化セリウム(Ce
I3 )、ヨウ化ランタン(La I3 )、およびヨウ化ネ
オジム(Nd I3)のような充填物内のヨウ化物の分解
を加速しない。銀を加えない場合には、ヨウ化物の分解
により石英壁の失透および腐食が増大する。従って、ラ
ンプ性能および寿命はヨウ素ゲッターとして銀を使用す
ることにより改良される。
ヨウ化物を含む無電極高光度メタリハライド放電ランプ
内のヨウ素の蒸気レベルを制御するために、放電ランプ
の充填物に銀が加えられる。銀は遊離したヨウ素と反応
し、ヨウ化銀(Ag I)を形成する。このヨウ化銀は比
較的高い沸騰点および比較的低い蒸気圧力を有する。ヨ
ウ素のレベルはアークを安定化して維持するようにアー
ク不安定性のしきい値より低いレベルに制御される。更
に、銀は石英のアーク管の壁を腐食しない。これはシリ
カ(Si O2 )が酸化銀(Ag2O)よりも非常に安定で
あるからである。更に、アーク管に銀を加えても、ヨウ
化ナトリウム(Na I)、ヨウ化セリウム(Ce
I3 )、ヨウ化ランタン(La I3 )、およびヨウ化ネ
オジム(Nd I3)のような充填物内のヨウ化物の分解
を加速しない。銀を加えない場合には、ヨウ化物の分解
により石英壁の失透および腐食が増大する。従って、ラ
ンプ性能および寿命はヨウ素ゲッターとして銀を使用す
ることにより改良される。
【0006】本発明の特徴および利点は、添付図面とと
もに本発明の次の詳細な説明を閲読することにより明ら
かになるであろう。
もに本発明の次の詳細な説明を閲読することにより明ら
かになるであろう。
【0007】
【詳しい説明】図1は、典型的な無電極高光度メタルハ
ライド放電ランプ10を示している。図示のように、ラ
ンプ10は融解石英のような耐熱ガラスからなるアーク
管14を有している。一例として、アーク管14はほぼ
楕円形を有するものとして図示されている。しかしなが
ら、用途によっては他の形状のアーク管が望ましい場合
がある。例えば、アーク管14は球形、または所望によ
り丸い縁部を有する短い円筒形すなわち「ピルボック
ス」の形状のものであってもよい。
ライド放電ランプ10を示している。図示のように、ラ
ンプ10は融解石英のような耐熱ガラスからなるアーク
管14を有している。一例として、アーク管14はほぼ
楕円形を有するものとして図示されている。しかしなが
ら、用途によっては他の形状のアーク管が望ましい場合
がある。例えば、アーク管14は球形、または所望によ
り丸い縁部を有する短い円筒形すなわち「ピルボック
ス」の形状のものであってもよい。
【0008】アーク管14は少なくとも1種の金属ハロ
ゲン化物を含む充填物を収容し、この中でソレノイド状
のアーク放電がランプ動作中に励起される。適当な充填
物は、少なくとも1種の希土類金属ハロゲン化物(例え
ば、ヨウ化セリウム(Ce I 3 )、ヨウ化ランタン(L
a I3 )、ヨウ化ネオジム(Nd I3 )、ヨウ化プラセ
オジム(Pr I3 ))および少なくとも1種のアルカリ
金属ハロゲン化物(例えば、ヨウ化ナトリウム(Na
I)、ヨウ化セシウム(Cs I)、ヨウ化リチウム(L
i I))で構成する。1種の典型的な充填物は、白色温
度で高効率および良好な演色性を示す可視光を発生する
ように重量比で組み合わせられたヨウ化ナトリウム、ヨ
ウ化セリウムおよびキセノンである。このような充填物
は米国特許第4,810,938号に記載されている。
他の典型的な充填物は米国特許第4,972,120号
に記載されているようなヨウ化ランタン、ヨウ化ナトリ
ウム、ヨウ化セリウムおよびキセノンの組み合わせであ
る。
ゲン化物を含む充填物を収容し、この中でソレノイド状
のアーク放電がランプ動作中に励起される。適当な充填
物は、少なくとも1種の希土類金属ハロゲン化物(例え
ば、ヨウ化セリウム(Ce I 3 )、ヨウ化ランタン(L
a I3 )、ヨウ化ネオジム(Nd I3 )、ヨウ化プラセ
オジム(Pr I3 ))および少なくとも1種のアルカリ
金属ハロゲン化物(例えば、ヨウ化ナトリウム(Na
I)、ヨウ化セシウム(Cs I)、ヨウ化リチウム(L
i I))で構成する。1種の典型的な充填物は、白色温
度で高効率および良好な演色性を示す可視光を発生する
ように重量比で組み合わせられたヨウ化ナトリウム、ヨ
ウ化セリウムおよびキセノンである。このような充填物
は米国特許第4,810,938号に記載されている。
他の典型的な充填物は米国特許第4,972,120号
に記載されているようなヨウ化ランタン、ヨウ化ナトリ
ウム、ヨウ化セリウムおよびキセノンの組み合わせであ
る。
【0009】アーク管14の回りに設けられている励起
コイル16によって電力がランプ10に供給され、励起
コイル16は安定器18を介してRF信号で駆動され
る。適当な励起コイル16は、例えば米国特許第5,0
39,903号に記載されているような構造を有する2
巻きコイルである。このようなコイル構造は非常に効率
が高く、ランプからの光に対する妨害が最小である。米
国特許第5,039,903号に記載の励起コイルの全
体の形状は、両側辺が対称な台形を該台形と同じ平面内
に位置するが該台形と交差していないコイル中心線の回
りに回転させることによって形成される表面形状を有し
ている。しかしながら、米国特許第4,812,702
号に記載されているような他の適当なコイル構造を使用
してもよい。特に、米国特許第4,812,702号に
記載のものは、コイル中心線の両側にほぼV字形の断面
を有するように構成された6巻きのコイルである。更に
他の適当な励起コイルとしては、例えばソレノイド形状
のものであってもよい。
コイル16によって電力がランプ10に供給され、励起
コイル16は安定器18を介してRF信号で駆動され
る。適当な励起コイル16は、例えば米国特許第5,0
39,903号に記載されているような構造を有する2
巻きコイルである。このようなコイル構造は非常に効率
が高く、ランプからの光に対する妨害が最小である。米
国特許第5,039,903号に記載の励起コイルの全
体の形状は、両側辺が対称な台形を該台形と同じ平面内
に位置するが該台形と交差していないコイル中心線の回
りに回転させることによって形成される表面形状を有し
ている。しかしながら、米国特許第4,812,702
号に記載されているような他の適当なコイル構造を使用
してもよい。特に、米国特許第4,812,702号に
記載のものは、コイル中心線の両側にほぼV字形の断面
を有するように構成された6巻きのコイルである。更に
他の適当な励起コイルとしては、例えばソレノイド形状
のものであってもよい。
【0010】動作について説明すると、コイル16に供
給されるRF電流の結果として、時間的に変化する磁界
が発生し、この磁界によりアーク管14内にそれ自身で
完全に閉じる電界が発生する。このソレノイド状の電界
の結果、アーク管14内の充填物に電流が流れ、アーク
管14内にトロイド状のアーク放電20が発生する。典
型的な無電極高光度放電ランプの動作は上述の米国特許
第4,810,938号に記載されている。
給されるRF電流の結果として、時間的に変化する磁界
が発生し、この磁界によりアーク管14内にそれ自身で
完全に閉じる電界が発生する。このソレノイド状の電界
の結果、アーク管14内の充填物に電流が流れ、アーク
管14内にトロイド状のアーク放電20が発生する。典
型的な無電極高光度放電ランプの動作は上述の米国特許
第4,810,938号に記載されている。
【0011】本発明では、無電極高光度放電ランプ内の
ヨウ素の蒸気レベルを制御して、アークを安定化させる
ために、無電極高光度放電ランプの充填物に銀が加えら
れる。動作中、銀はアーク管壁での金属損失により遊離
したヨウ素と反応し、ヨウ化銀(Ag I)を形成する。
ランプの動作状態のもとで、ヨウ化銀は蒸発し、いくら
かが液体状態で残る。ヨウ化銀の蒸気圧力はその液体温
度で決まり、またこの液体温度はシステムに加えられる
電力によって制御される。液体状態で銀に結合されたヨ
ウ素は蒸気の状態に解放されない。この理由はヨウ化銀
が比較的高い沸騰点(1506゜C)および比較的低い
蒸気圧力を有しているからである。従って、蒸気状態の
全ヨウ素濃度は液体温度のみによって調整され、過剰な
ヨウ素の累積は避けられる。従って、ヨウ素の蒸気圧力
がアーク不安定性のしきい値より低いレベルに制御さ
れ、アークの安定性が促進され維持される。
ヨウ素の蒸気レベルを制御して、アークを安定化させる
ために、無電極高光度放電ランプの充填物に銀が加えら
れる。動作中、銀はアーク管壁での金属損失により遊離
したヨウ素と反応し、ヨウ化銀(Ag I)を形成する。
ランプの動作状態のもとで、ヨウ化銀は蒸発し、いくら
かが液体状態で残る。ヨウ化銀の蒸気圧力はその液体温
度で決まり、またこの液体温度はシステムに加えられる
電力によって制御される。液体状態で銀に結合されたヨ
ウ素は蒸気の状態に解放されない。この理由はヨウ化銀
が比較的高い沸騰点(1506゜C)および比較的低い
蒸気圧力を有しているからである。従って、蒸気状態の
全ヨウ素濃度は液体温度のみによって調整され、過剰な
ヨウ素の累積は避けられる。従って、ヨウ素の蒸気圧力
がアーク不安定性のしきい値より低いレベルに制御さ
れ、アークの安定性が促進され維持される。
【0012】ヨウ素の蒸気圧力をアーク不安定性のしき
い値より低いレベルに制御するために本発明によるヨウ
素ゲッターとして使用される銀の量は、充填物成分の種
類と量、アーク管の大きさおよび形状、励起電力および
動作温度に依存する。典型的な量は例えば約0.4ない
し4ミリグラムの範囲にある。有利なことに、銀は石英
のアーク管の壁を腐食(または還元)しない。これはシ
リカ(Si 02 )が酸化銀(Ag2O)よりも非常に安定
であるからである。更に、銀は、例えばヨウ化ナトリウ
ム(Na I)、ヨウ化セリウム(Ce I3 )、ヨウ化ラ
ンタン(La I3 )、ヨウ化ネオジム(Nd I3 )およ
びヨウ化プラセオジム(Pr I3 )のようなヨウ化物の
ランプ充填物よりも安定ではないので、アーク管に銀を
加えてもヨウ化物の分解を加速しない。ヨウ化物の分解
は石英壁の失透および腐食を増大させる。従って、ラン
プ性能および寿命は、ヨウ素ゲッターとして銀を使用す
ることにより改良される。
い値より低いレベルに制御するために本発明によるヨウ
素ゲッターとして使用される銀の量は、充填物成分の種
類と量、アーク管の大きさおよび形状、励起電力および
動作温度に依存する。典型的な量は例えば約0.4ない
し4ミリグラムの範囲にある。有利なことに、銀は石英
のアーク管の壁を腐食(または還元)しない。これはシ
リカ(Si 02 )が酸化銀(Ag2O)よりも非常に安定
であるからである。更に、銀は、例えばヨウ化ナトリウ
ム(Na I)、ヨウ化セリウム(Ce I3 )、ヨウ化ラ
ンタン(La I3 )、ヨウ化ネオジム(Nd I3 )およ
びヨウ化プラセオジム(Pr I3 )のようなヨウ化物の
ランプ充填物よりも安定ではないので、アーク管に銀を
加えてもヨウ化物の分解を加速しない。ヨウ化物の分解
は石英壁の失透および腐食を増大させる。従って、ラン
プ性能および寿命は、ヨウ素ゲッターとして銀を使用す
ることにより改良される。
【0013】〔実施例〕2つのグループAおよびBのラ
ンプの性能を比較した。各グループは、ヨウ素ゲッター
として銀を使用したランプおよびヨウ素ゲッターを使用
しなかった対応する参照用ランプからなるものである。
グループAおよびBのランプは、大きさが19mm×2
6mmの楕円形である。グループAの各ランプは5:1
のモル比のヨウ化ナトリウム(Na I)とヨウ化ネオジ
ム(Nd I3 )からなる混合充填物を8mg入れたもの
であった。グループBの各ランプは、7:1のモル比の
ヨウ化ナトリウム(Na I)とヨウ化ネオジム(Nd I
3 )からなる混合充填物を10mg入れたものであっ
た。グループAの本発明によるランプには1mgの銀が
加えられ、グループBの本発明によるランプには0.4
9mgの銀が加えられた。グループAのランプは31m
mの内径の励起コイルを用いて作動され、グループBの
ランプは34mmの内径の励起コイルを用いて作動さ
れ、各グループは300ワットのコイル電力レベルで試
験された。グループAおよびBの各ランプはアーク管を
囲むように窒素ガスが充填された石英の外被を有し、グ
ループAの外被の外径は30mmであり、グループBの
外被の外径は33mmであった。
ンプの性能を比較した。各グループは、ヨウ素ゲッター
として銀を使用したランプおよびヨウ素ゲッターを使用
しなかった対応する参照用ランプからなるものである。
グループAおよびBのランプは、大きさが19mm×2
6mmの楕円形である。グループAの各ランプは5:1
のモル比のヨウ化ナトリウム(Na I)とヨウ化ネオジ
ム(Nd I3 )からなる混合充填物を8mg入れたもの
であった。グループBの各ランプは、7:1のモル比の
ヨウ化ナトリウム(Na I)とヨウ化ネオジム(Nd I
3 )からなる混合充填物を10mg入れたものであっ
た。グループAの本発明によるランプには1mgの銀が
加えられ、グループBの本発明によるランプには0.4
9mgの銀が加えられた。グループAのランプは31m
mの内径の励起コイルを用いて作動され、グループBの
ランプは34mmの内径の励起コイルを用いて作動さ
れ、各グループは300ワットのコイル電力レベルで試
験された。グループAおよびBの各ランプはアーク管を
囲むように窒素ガスが充填された石英の外被を有し、グ
ループAの外被の外径は30mmであり、グループBの
外被の外径は33mmであった。
【0014】100時間,500時間,1000時間お
よび2000時間の動作時間においてグループAのラン
プの測光データが取られた。図2のグラフは、グループ
Aのヨウ素ゲッターとして銀を使用したのランプと対応
する参照用ランプの効率を比較したものである。ランプ
効率はヨウ素ゲッターとして銀を使用したランプの方が
参照用ランプよりも高かった。更に、最初の2000時
間の動作におけるルーメン損失は、ヨウ素ゲッターとし
て銀を使用したランプ(2.5%)の方が参照用ランプ
(15%)よりもはるかに少なかった。
よび2000時間の動作時間においてグループAのラン
プの測光データが取られた。図2のグラフは、グループ
Aのヨウ素ゲッターとして銀を使用したのランプと対応
する参照用ランプの効率を比較したものである。ランプ
効率はヨウ素ゲッターとして銀を使用したランプの方が
参照用ランプよりも高かった。更に、最初の2000時
間の動作におけるルーメン損失は、ヨウ素ゲッターとし
て銀を使用したランプ(2.5%)の方が参照用ランプ
(15%)よりもはるかに少なかった。
【0015】アーク管内に生じた遊離したヨウ素が51
5nmの波長で吸収分光法により測定された。グループ
AおよびBのヨウ素ゲッターとして銀を使用したランプ
とそれらの対応する参照用ランプについてのその結果が
それぞれ図3および図4にグラフで示されている。ゲッ
ターのない参照用ランプにおいては、ヨウ素が急速に累
積した。これに対して、本発明によるヨウ素ゲッターと
して銀を使用したランプでは、遊離したヨウ素のレベル
は非常に低かった。図4に示すように、グループBの参
照用ランプは、ヨウ素吸光度が0.36(これはランプ
内に形成されるI2 の0.56mgに等価である)にな
る2642時間において、アークが不安定になることが
観察された。同じ動作時間において、銀のゲッターを持
つランプではアークは安定であり、ヨウ素吸光度はゼロ
近くであった。
5nmの波長で吸収分光法により測定された。グループ
AおよびBのヨウ素ゲッターとして銀を使用したランプ
とそれらの対応する参照用ランプについてのその結果が
それぞれ図3および図4にグラフで示されている。ゲッ
ターのない参照用ランプにおいては、ヨウ素が急速に累
積した。これに対して、本発明によるヨウ素ゲッターと
して銀を使用したランプでは、遊離したヨウ素のレベル
は非常に低かった。図4に示すように、グループBの参
照用ランプは、ヨウ素吸光度が0.36(これはランプ
内に形成されるI2 の0.56mgに等価である)にな
る2642時間において、アークが不安定になることが
観察された。同じ動作時間において、銀のゲッターを持
つランプではアークは安定であり、ヨウ素吸光度はゼロ
近くであった。
【0016】有益なことに、充填物成分に銀を加えるこ
とにより、グループAおよびBのランプの色温度および
色の一貫性も改良された。図5は、グループAの銀ゲッ
ターを有するランプとグループAの参照用ランプについ
てランプ動作時間の関数として色温度を示している。参
照用ランプにおいては、2000時間で色温度が400
゜C上昇したが、銀のゲッターを有するランプでは、一
定の色温度が観察された。
とにより、グループAおよびBのランプの色温度および
色の一貫性も改良された。図5は、グループAの銀ゲッ
ターを有するランプとグループAの参照用ランプについ
てランプ動作時間の関数として色温度を示している。参
照用ランプにおいては、2000時間で色温度が400
゜C上昇したが、銀のゲッターを有するランプでは、一
定の色温度が観察された。
【0017】図6は、グループAの銀ゲッターを有する
ランプと参照用ランプについて測定された演色評価数
(CRI)を比較して示している。100時間で測定し
たCRI値は銀のゲッターを有するランプと参照用ラン
プの両方においてほとんど同じであった。ランプの動作
時間が増大するにつれて、参照用ランプのCRI値は増
大し、銀のゲッターを有するランプのCRIはほとんど
一定に留まっていた。従って、色の一貫性は充填物に銀
を加えることにより改良された。
ランプと参照用ランプについて測定された演色評価数
(CRI)を比較して示している。100時間で測定し
たCRI値は銀のゲッターを有するランプと参照用ラン
プの両方においてほとんど同じであった。ランプの動作
時間が増大するにつれて、参照用ランプのCRI値は増
大し、銀のゲッターを有するランプのCRIはほとんど
一定に留まっていた。従って、色の一貫性は充填物に銀
を加えることにより改良された。
【0018】また、グループAおよびBのランプにおい
て、ランプに銀を加えても、アーク管の壁の劣化が増大
しないことが観察された。本発明の好適実施例について
図示し説明したが、このような実施例は単なる一例であ
ることは明らかであろう。本技術分野に専門知識を有す
る者には本発明から逸脱することなく、多くの変更、変
形、置き換えが可能であろう。従って、本発明は特許請
求の範囲によって定められるものである。
て、ランプに銀を加えても、アーク管の壁の劣化が増大
しないことが観察された。本発明の好適実施例について
図示し説明したが、このような実施例は単なる一例であ
ることは明らかであろう。本技術分野に専門知識を有す
る者には本発明から逸脱することなく、多くの変更、変
形、置き換えが可能であろう。従って、本発明は特許請
求の範囲によって定められるものである。
【図1】典型的な無電極高光度メタルハライド放電ラン
プの部分断面側面図である。
プの部分断面側面図である。
【図2】ヨウ素ゲッターとして銀を使用した一群の無電
極高光度メタルハライド放電ランプの効率を、該ゲッタ
ーを使用していない対応するランプと比較して示すグラ
フである。
極高光度メタルハライド放電ランプの効率を、該ゲッタ
ーを使用していない対応するランプと比較して示すグラ
フである。
【図3】ヨウ素ゲッターとして銀を使用した一群の無電
極高光度メタルハライド放電ランプのヨウ素吸収度を、
該ゲッターを使用していない対応するランプと比較して
示すグラフである。
極高光度メタルハライド放電ランプのヨウ素吸収度を、
該ゲッターを使用していない対応するランプと比較して
示すグラフである。
【図4】ヨウ素ゲッターとして銀を使用した別の一群の
無電極高光度メタルハライド放電ランプのヨウ素吸収度
を、該ゲッターを使用していない対応するランプと比較
して示すグラフである。
無電極高光度メタルハライド放電ランプのヨウ素吸収度
を、該ゲッターを使用していない対応するランプと比較
して示すグラフである。
【図5】ヨウ素ゲッターとして銀を使用した一群の無電
極高光度メタルハライド放電ランプの色温度を、該ゲッ
ターを使用していない対応するランプと比較して示すグ
ラフである。
極高光度メタルハライド放電ランプの色温度を、該ゲッ
ターを使用していない対応するランプと比較して示すグ
ラフである。
【図6】ヨウ素ゲッターとして銀を使用した一群の無電
極高光度メタルハライド放電ランプの演色評価数を、該
ゲッターを使用していない対応するランプと比較して示
すグラフである。
極高光度メタルハライド放電ランプの演色評価数を、該
ゲッターを使用していない対応するランプと比較して示
すグラフである。
10 無電極高光度メタルハライド放電ランプ 14 アーク管 16 励起コイル 18 安定器 20 アーク放電
Claims (6)
- 【請求項1】 内部にプラズマアーク放電を生じる光透
過性アーク管と、 前記アーク管内に入れられ、少なくとも1種の金属ヨウ
化物を含んでいる充填物と、 前記アーク管の周りに設けられ、前記充填物内に前記ア
ーク放電を励起する励起コイルと、 前記充填物に所定の量加えられた銀で構成され、アーク
の安定化のためにランプ動作中のヨウ素の蒸気レベルを
制御するヨウ素ゲッターと、を有する無電極高光度放電
ランプ。 - 【請求項2】 前記少なくとも1種の金属ヨウ化物は、
ヨウ化セリウム(Ce I3 )、ヨウ化ランタン(La I
3 )、ヨウ化ネオジム(Nd I3 )、ヨウ化プラセオジ
ム(Pr I3 )、およびこれらの組み合わせからなる希
土類金属ヨウ化物のグループから選択されたものである
請求項1記載の無電極高光度放電ランプ。 - 【請求項3】 前記少なくとも1種の金属ヨウ化物は、
ヨウ化ナトリウム(Na I)、ヨウ化セシウム(Cs
I)、ヨウ化リチウム(Li I)、およびこれらの組み
合わせからなるアルカリ金属ヨウ化物のグループから選
択されたものである請求項1記載の無電極高光度放電ラ
ンプ。 - 【請求項4】 前記充填物は、少なくとも1種の希土類
金属ハロゲン化物および少なくとも1種のアルカリ金属
ハロゲン化物を有する請求項1記載の無電極高光度放電
ランプ。 - 【請求項5】 前記少なくとも1種の希土類金属ハロゲ
ン化物はヨウ化ネオジム(Nd I3 )を有し、前記少な
くとも1種のアルカリ金属ヨウ化物はヨウ化ナトリウム
(Na I)を有する請求項4記載の無電極高光度放電ラ
ンプ。 - 【請求項6】 前記所定の量は約0.4ないし4ミリグ
ラムの範囲内にある請求項1記載の無電極高光度放電ラ
ンプ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US12538893A | 1993-09-23 | 1993-09-23 | |
| US125388 | 1993-09-23 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07153371A true JPH07153371A (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=22419485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22230794A Withdrawn JPH07153371A (ja) | 1993-09-23 | 1994-09-19 | 無電極高光度放電ランプ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0645799A1 (ja) |
| JP (1) | JPH07153371A (ja) |
| CA (1) | CA2130424A1 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5866981A (en) * | 1995-08-11 | 1999-02-02 | Matsushita Electric Works, Ltd. | Electrodeless discharge lamp with rare earth metal halides and halogen cycle promoting substance |
| IT1285988B1 (it) * | 1996-11-22 | 1998-06-26 | Getters Spa | Dispensatore di ossigeno per lampade a scarica ad alta pressione |
| TW343348B (en) * | 1996-12-04 | 1998-10-21 | Philips Electronics Nv | Metal halide lamp |
| RU2231857C2 (ru) * | 2002-09-13 | 2004-06-27 | Общество с ограниченной ответственностью "Кроссовер" | Способ и устройство приготовления и подачи многокомпонентного рабочего газа в разрядное пространство газоразрядного прибора |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4360756A (en) * | 1979-11-13 | 1982-11-23 | General Electric Company | Metal halide lamp containing ThI4 with added elemental cadmium or zinc |
| JPS5914246A (ja) * | 1982-07-15 | 1984-01-25 | Toshiba Corp | メタルハライドランプ |
| US4810938A (en) * | 1987-10-01 | 1989-03-07 | General Electric Company | High efficacy electrodeless high intensity discharge lamp |
| US4929869A (en) * | 1987-11-12 | 1990-05-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | High intensity discharge lamp containing iron and silver in the arc tube filling |
| US4972120A (en) * | 1989-05-08 | 1990-11-20 | General Electric Company | High efficacy electrodeless high intensity discharge lamp |
| DE4013039A1 (de) * | 1990-04-24 | 1991-10-31 | Patent Treuhand Ges Fuer Elektrische Gluehlampen Mbh | Hochdruckentladungslampe |
-
1994
- 1994-08-18 CA CA 2130424 patent/CA2130424A1/en not_active Abandoned
- 1994-09-02 EP EP94306479A patent/EP0645799A1/en not_active Withdrawn
- 1994-09-19 JP JP22230794A patent/JPH07153371A/ja not_active Withdrawn
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0645799A1 (en) | 1995-03-29 |
| CA2130424A1 (en) | 1995-03-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011120 |