JPH0715390A - 無線通信手段を備える情報処理装置 - Google Patents
無線通信手段を備える情報処理装置Info
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- JPH0715390A JPH0715390A JP14508593A JP14508593A JPH0715390A JP H0715390 A JPH0715390 A JP H0715390A JP 14508593 A JP14508593 A JP 14508593A JP 14508593 A JP14508593 A JP 14508593A JP H0715390 A JPH0715390 A JP H0715390A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、無線機器内蔵情報処理装置に関
し、不要放射電磁波による通信妨害の発生を防止する装
置を提供することにある。 【構成】 無線で通信を行う無線通信手段31と、クロ
ック信号を発生させるクロック回路2とを備え、該クロ
ック信号に基づいて動作する情報処理装置1において、
前記無線通信手段において無線接続要求があるかないか
を検出する検出手段と、該検出手段において、無線接続
要求があることを検出した場合に、前記クロック回路の
クロック信号の周波数を、前記無線通信手段における通
信帯域に当該クロック信号の高調波成分が存在しない周
波数に変更するクロック可変手段22とを有する。
し、不要放射電磁波による通信妨害の発生を防止する装
置を提供することにある。 【構成】 無線で通信を行う無線通信手段31と、クロ
ック信号を発生させるクロック回路2とを備え、該クロ
ック信号に基づいて動作する情報処理装置1において、
前記無線通信手段において無線接続要求があるかないか
を検出する検出手段と、該検出手段において、無線接続
要求があることを検出した場合に、前記クロック回路の
クロック信号の周波数を、前記無線通信手段における通
信帯域に当該クロック信号の高調波成分が存在しない周
波数に変更するクロック可変手段22とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線通信手段を持つデ
ジタル装置(情報処理装置)において、当該デジタル装
置の動作クロックの高調波による無線通信への妨害を防
ぐ手法に関する。
ジタル装置(情報処理装置)において、当該デジタル装
置の動作クロックの高調波による無線通信への妨害を防
ぐ手法に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信手段を持つデジタル装置(情報
処理装置)としては、「ISDN時代の移動体通信」
(平成4年オーム社)の50頁に記載されているように
テレターミナルシステムに対応した端末装置がある。こ
れらの中から、例えば(株)日本電気の無線パソコンR
C9801に着目すると、テレターミナルシステムの無
線における使用周波数は800MHz帯であり、CPU
(Central Processing Unit)のクロック約12MHzの
第70次高調波と高次高調波でなければ妨害は起きない
ため、特に、高調波による妨害の問題は発生していない
と思われる。
処理装置)としては、「ISDN時代の移動体通信」
(平成4年オーム社)の50頁に記載されているように
テレターミナルシステムに対応した端末装置がある。こ
れらの中から、例えば(株)日本電気の無線パソコンR
C9801に着目すると、テレターミナルシステムの無
線における使用周波数は800MHz帯であり、CPU
(Central Processing Unit)のクロック約12MHzの
第70次高調波と高次高調波でなければ妨害は起きない
ため、特に、高調波による妨害の問題は発生していない
と思われる。
【0003】また、情報処理装置から発生するテレビや
ラジオなどへの電波障害を防ぐための従来例としては、
特開昭61−86824号公報に記載されている技術が
ある。該従来例は、パーソナルコンピュータに周波数の
微小変更可能なクロック発生回路と、該クロック発生回
路の発振周波数を外部から調整できる機構とを有し、ク
ロック発生回路の発振周波数を調整することにより、テ
レビやラジオなどへの電波障害を減少させている。
ラジオなどへの電波障害を防ぐための従来例としては、
特開昭61−86824号公報に記載されている技術が
ある。該従来例は、パーソナルコンピュータに周波数の
微小変更可能なクロック発生回路と、該クロック発生回
路の発振周波数を外部から調整できる機構とを有し、ク
ロック発生回路の発振周波数を調整することにより、テ
レビやラジオなどへの電波障害を減少させている。
【0004】つぎに、図2に従来の情報処理装置のブロ
ック図を示す。図2において、情報処理装置は無線通信
手段を備えている。情報処理装置本体1に内蔵される無
線通信手段3は、無線通信用のアンテナ30と、送受信
回路31とを備え、送受信回路接続線32を介して送受
信信号を入力出力(I/O)装置16と送受信する。I
/O装置16は、無線通信手段の送受信を制御する。ま
た、I/O装置は複数台備えることができ、無線通信手
段の制御のみならず一般のI/O装置を意味し、I/O
装置17のように外部記憶装置バス86により外部記憶
装置を接続するようにしてもよい。外部記憶装置70と
しては、フロッピーデスクやハードディスクなどを備え
ることができる。また、情報処理装置本体1は、情報を
処理するCPU10と、方形波を発振して方形波発生器
出力線23から出力する方形波発生器20と、方形波発
生器20から出力されるクロック信号を増幅してクロッ
ク信号線83から85を介してクロック信号を出力する
クロックドライバ11と、I/O装置を接続するI/O
バス81の制御を行うI/Oバスコントローラ12と、
プログラム等を記憶する記憶手段のメモリ14と、記憶
手段のROM15(Read Only Memory)と、記憶手段を
制御するメモリコントローラ13と、CRTや液晶など
の表示装置71と、表示装置71に表示出力をするため
の表示回路18と、入力手段のキーボード72と、入力
手段のマウス73と、出力手段のスピーカ74と、音声
入力手段のマイクロフォン75と、入力手段および出力
手段の制御をするキーボードコントローラ19とを有す
る。また、リセット信号92は電源投入時などにアクテ
ィブになる信号である。
ック図を示す。図2において、情報処理装置は無線通信
手段を備えている。情報処理装置本体1に内蔵される無
線通信手段3は、無線通信用のアンテナ30と、送受信
回路31とを備え、送受信回路接続線32を介して送受
信信号を入力出力(I/O)装置16と送受信する。I
/O装置16は、無線通信手段の送受信を制御する。ま
た、I/O装置は複数台備えることができ、無線通信手
段の制御のみならず一般のI/O装置を意味し、I/O
装置17のように外部記憶装置バス86により外部記憶
装置を接続するようにしてもよい。外部記憶装置70と
しては、フロッピーデスクやハードディスクなどを備え
ることができる。また、情報処理装置本体1は、情報を
処理するCPU10と、方形波を発振して方形波発生器
出力線23から出力する方形波発生器20と、方形波発
生器20から出力されるクロック信号を増幅してクロッ
ク信号線83から85を介してクロック信号を出力する
クロックドライバ11と、I/O装置を接続するI/O
バス81の制御を行うI/Oバスコントローラ12と、
プログラム等を記憶する記憶手段のメモリ14と、記憶
手段のROM15(Read Only Memory)と、記憶手段を
制御するメモリコントローラ13と、CRTや液晶など
の表示装置71と、表示装置71に表示出力をするため
の表示回路18と、入力手段のキーボード72と、入力
手段のマウス73と、出力手段のスピーカ74と、音声
入力手段のマイクロフォン75と、入力手段および出力
手段の制御をするキーボードコントローラ19とを有す
る。また、リセット信号92は電源投入時などにアクテ
ィブになる信号である。
【0005】図2に示すような情報処理装置では、方形
波発生器20から出力される固定周波数のクロックによ
り動作している。
波発生器20から出力される固定周波数のクロックによ
り動作している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記情報処理装置に備
える無線通信手段により無線通信を行う場合、以下に示
すような問題がある。図10に、端末イメージの移動体
通信システムでの問題点の説明図を示す。図10におい
て、1−1および1−2は情報処理装置でありここでは
移動局として動作する。4は基地局、5は電話回線網や
LAN等のネットワークを示している。図10におい
て、矢印は電波を示し、6は基地局発信電波、7は移動
局発信電波、8は、移動局である情報処理装置1−1と
基地局4−1との通信を行っているチャネルの電波では
あるが、他の基地局に対しては妨害波となる。9は、不
要放射電磁波であり、情報処理装置における動作クロッ
クによるものである。
える無線通信手段により無線通信を行う場合、以下に示
すような問題がある。図10に、端末イメージの移動体
通信システムでの問題点の説明図を示す。図10におい
て、1−1および1−2は情報処理装置でありここでは
移動局として動作する。4は基地局、5は電話回線網や
LAN等のネットワークを示している。図10におい
て、矢印は電波を示し、6は基地局発信電波、7は移動
局発信電波、8は、移動局である情報処理装置1−1と
基地局4−1との通信を行っているチャネルの電波では
あるが、他の基地局に対しては妨害波となる。9は、不
要放射電磁波であり、情報処理装置における動作クロッ
クによるものである。
【0007】図10において、移動局である情報処理装
置1−1と基地局4−1とのペアと、情報処理装置1−
2と基地局4−2とのペアとがお互いに電波到達距離の
範囲にある場合、同一チャネルで通信しようとしても、
片方のペア(情報処理装置1−1−基地局4−1)が先
に使っているチャネルを別のペア(情報処理装置1−2
と基地局4−2)では妨害波8として検出する。これに
より当該別のペアは、別のチャネルを使い通信を開始す
る事になる。もし今度は(情報処理装置1−1と基地局
4−1に着目)、使用可能なチャネルが1チャネルしか
なく、そのチャネルの帯域に情報処理装置1−1の動作
クロックの高調波による不要放射電磁波9が存在する
と、妨害波として検出し、本来1チャネル使えるはずで
あるのに自分自身のノイズにより(受信用)空きチャネ
ルがなくなり通信できなくなるといった問題が発生す
る。
置1−1と基地局4−1とのペアと、情報処理装置1−
2と基地局4−2とのペアとがお互いに電波到達距離の
範囲にある場合、同一チャネルで通信しようとしても、
片方のペア(情報処理装置1−1−基地局4−1)が先
に使っているチャネルを別のペア(情報処理装置1−2
と基地局4−2)では妨害波8として検出する。これに
より当該別のペアは、別のチャネルを使い通信を開始す
る事になる。もし今度は(情報処理装置1−1と基地局
4−1に着目)、使用可能なチャネルが1チャネルしか
なく、そのチャネルの帯域に情報処理装置1−1の動作
クロックの高調波による不要放射電磁波9が存在する
と、妨害波として検出し、本来1チャネル使えるはずで
あるのに自分自身のノイズにより(受信用)空きチャネ
ルがなくなり通信できなくなるといった問題が発生す
る。
【0008】現在では、比較的小型の情報処理装置でも
CPUのクロック周波数は100MHz程度になってき
ており、800MHz帯でも第8次高調波程度の低次の
高調波で妨害が発生する。また、これらのデジタル機器
は各国それぞれFCC(Federal Commun
ication Commision)やVCCI(V
oluntary Control Council
for Interference by Data
Processing Equipment&Elec
tronic Office Machines)とい
った機関で、クロックの高調波による不要放射電磁波の
電界強度は規制されている。ところが、これらの規制
は、あくまでもデジタル機器と無線機器とがある程度の
距離を隔てて使用されることが前提であるので、情報処
理装置等のデジタル機器に無線機器を内蔵したり、ダイ
レクトに接続したりする場合は、規制値を満足していて
も妨害が発生するという問題がある。
CPUのクロック周波数は100MHz程度になってき
ており、800MHz帯でも第8次高調波程度の低次の
高調波で妨害が発生する。また、これらのデジタル機器
は各国それぞれFCC(Federal Commun
ication Commision)やVCCI(V
oluntary Control Council
for Interference by Data
Processing Equipment&Elec
tronic Office Machines)とい
った機関で、クロックの高調波による不要放射電磁波の
電界強度は規制されている。ところが、これらの規制
は、あくまでもデジタル機器と無線機器とがある程度の
距離を隔てて使用されることが前提であるので、情報処
理装置等のデジタル機器に無線機器を内蔵したり、ダイ
レクトに接続したりする場合は、規制値を満足していて
も妨害が発生するという問題がある。
【0009】本発明の目的は、無線機器を内蔵した情報
処理装置において、クロック高調波の不要放射電磁波に
よる妨害の発生を防止し、無線通信システムの性能を最
大限に引き出すことにある。
処理装置において、クロック高調波の不要放射電磁波に
よる妨害の発生を防止し、無線通信システムの性能を最
大限に引き出すことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、無線で通信を行う無線通信手段と、クロ
ック信号を発生させるクロック回路とを備え、該クロッ
ク信号に基づいて動作する情報処理装置において、前記
無線通信手段において無線接続要求があるかないかを検
出する検出手段と、該検出手段において、無線接続要求
があることを検出した場合に、前記クロック回路のクロ
ック信号の周波数を、前記無線通信手段における通信帯
域に当該クロック信号の高調波成分が存在しない周波数
に変更するクロック可変手段とを有することにより達成
される。また、前記無線通信の終了を検出する終了検出
手段をさらに有し、前記クロック可変手段は、前記クロ
ック信号の周波数を変更した場合に、前記終了検出手段
により無線通信の終了を検出したときに、当該クロック
信号の周波数を元の周波数に戻すようにしてもよい。
決するために、無線で通信を行う無線通信手段と、クロ
ック信号を発生させるクロック回路とを備え、該クロッ
ク信号に基づいて動作する情報処理装置において、前記
無線通信手段において無線接続要求があるかないかを検
出する検出手段と、該検出手段において、無線接続要求
があることを検出した場合に、前記クロック回路のクロ
ック信号の周波数を、前記無線通信手段における通信帯
域に当該クロック信号の高調波成分が存在しない周波数
に変更するクロック可変手段とを有することにより達成
される。また、前記無線通信の終了を検出する終了検出
手段をさらに有し、前記クロック可変手段は、前記クロ
ック信号の周波数を変更した場合に、前記終了検出手段
により無線通信の終了を検出したときに、当該クロック
信号の周波数を元の周波数に戻すようにしてもよい。
【0011】さらに、前記無線通信手段は、複数のチャ
ネルを備え、該チャネルの空きチャンネルがあるかない
かを検出する空きチャネル検出手段をさらに有し、前記
クロック可変手段は、前記空きチャネル検出手段により
空きチャネルがないと検出したとき、前記無線通信手段
における前記チャネルの少なくとも一つの通信帯域に当
該クロック信号の高調波成分が存在しないように、前記
クロック回路のクロック信号の周波数を変更することが
できる。
ネルを備え、該チャネルの空きチャンネルがあるかない
かを検出する空きチャネル検出手段をさらに有し、前記
クロック可変手段は、前記空きチャネル検出手段により
空きチャネルがないと検出したとき、前記無線通信手段
における前記チャネルの少なくとも一つの通信帯域に当
該クロック信号の高調波成分が存在しないように、前記
クロック回路のクロック信号の周波数を変更することが
できる。
【0012】また、前記クロック可変手段は、前記無線
通信手段における前記チャネルの少なくとも一つの通信
帯域に当該クロック信号の高調波成分が存在するか否か
の判断をする判断手段と、該判断手段でクロック信号の
高調波成分が存在すると判断した場合に、前記チャネル
の少なくとも一つの通信帯域に当該クロック信号の高調
波成分が存在しないクロック信号の周波数を決定する決
定手段と、該決定手段により決定したクロック信号の周
波数に変更する変更手段とを備える。
通信手段における前記チャネルの少なくとも一つの通信
帯域に当該クロック信号の高調波成分が存在するか否か
の判断をする判断手段と、該判断手段でクロック信号の
高調波成分が存在すると判断した場合に、前記チャネル
の少なくとも一つの通信帯域に当該クロック信号の高調
波成分が存在しないクロック信号の周波数を決定する決
定手段と、該決定手段により決定したクロック信号の周
波数に変更する変更手段とを備える。
【0013】複数のチャネルを備えて無線接続要求を受
け付けると無線で通信を行う無線通信手段と、クロック
信号を発生させるクロック回路とを有し、該クロック信
号に基づいて動作する情報処理装置における通信方法で
あって、前記無線通信手段において無線接続要求がある
かないかを検出し、無線接続要求があることを検出した
場合に、空きチャネルを検出し、該検出の結果、空きチ
ャネルが無い場合に、前記無線通信手段における前記一
つのチャネルの通信帯域に当該クロック信号の高調波成
分が存在しないように、前記クロック回路のクロック信
号の周波数を決定し、前記クロック信号の周波数を当該
決定した周波数に変更し、変更後、空きチャネルを検出
し、空きチャネルを検出した場合に無線通信を行うこと
ができる。
け付けると無線で通信を行う無線通信手段と、クロック
信号を発生させるクロック回路とを有し、該クロック信
号に基づいて動作する情報処理装置における通信方法で
あって、前記無線通信手段において無線接続要求がある
かないかを検出し、無線接続要求があることを検出した
場合に、空きチャネルを検出し、該検出の結果、空きチ
ャネルが無い場合に、前記無線通信手段における前記一
つのチャネルの通信帯域に当該クロック信号の高調波成
分が存在しないように、前記クロック回路のクロック信
号の周波数を決定し、前記クロック信号の周波数を当該
決定した周波数に変更し、変更後、空きチャネルを検出
し、空きチャネルを検出した場合に無線通信を行うこと
ができる。
【0014】
【作用】図8および図9を参照し、本発明の背景となる
電磁波ノイズについて説明する。図8は、クロックのみ
の回路から放射される電磁波のスペクトラム(3m離れ
た観測点)を示す。このように、方形波の高調波の電磁
波は、基本周波数(36MHz)の整数倍で観測され
る。図8においては、500MHzまでしか表示してい
ないが1GHzをこえる成分もある。また、図9は、一
般のある情報処理装置から放射される電磁波のスペクト
ラム(3m離れた観測点)を示す。図9に示されている
ように、情報処理装置内部には複数種類のクロックを持
つにもかかわらず、CPUクロックの16MHzの高調
波が特に大きいレベルを示す。従って一般的には、CP
Uクロックに着目すれば低ノイズレベルの電磁環境を実
現できると言える。
電磁波ノイズについて説明する。図8は、クロックのみ
の回路から放射される電磁波のスペクトラム(3m離れ
た観測点)を示す。このように、方形波の高調波の電磁
波は、基本周波数(36MHz)の整数倍で観測され
る。図8においては、500MHzまでしか表示してい
ないが1GHzをこえる成分もある。また、図9は、一
般のある情報処理装置から放射される電磁波のスペクト
ラム(3m離れた観測点)を示す。図9に示されている
ように、情報処理装置内部には複数種類のクロックを持
つにもかかわらず、CPUクロックの16MHzの高調
波が特に大きいレベルを示す。従って一般的には、CP
Uクロックに着目すれば低ノイズレベルの電磁環境を実
現できると言える。
【0015】電磁波の強度レベルは、発生源からの距離
が、その波長と比較して十分に大きい領域では距離に反
比例すると考えて良い。しかし、波長程度の距離の領域
では、距離の2乗や3乗に反比例する成分も無視できな
い事と、電磁波の波長は1GHzでも30cmである事
とから、情報処理装置等のデジタル機器に無線機器を内
蔵したり、ダイレクトに接続したりする場合は、デジタ
ル機器のクロック高調波の不要放射電磁波の強度レベル
は相当大きいものとなる。不要放射電磁波が無線通信シ
ステムの周波数帯域に存在する場合は、着目する不要放
射電磁波の強度レベルを下げるのは困難なため、クロッ
ク可変手段により不要放射電磁波の周波数をずらすこと
により、無線通信システムの周波数帯域に存在するノイ
ズレベルを下げる。これにより通信距離の確保、情報伝
達信頼性の向上、通信品質の確保を実現することができ
る。
が、その波長と比較して十分に大きい領域では距離に反
比例すると考えて良い。しかし、波長程度の距離の領域
では、距離の2乗や3乗に反比例する成分も無視できな
い事と、電磁波の波長は1GHzでも30cmである事
とから、情報処理装置等のデジタル機器に無線機器を内
蔵したり、ダイレクトに接続したりする場合は、デジタ
ル機器のクロック高調波の不要放射電磁波の強度レベル
は相当大きいものとなる。不要放射電磁波が無線通信シ
ステムの周波数帯域に存在する場合は、着目する不要放
射電磁波の強度レベルを下げるのは困難なため、クロッ
ク可変手段により不要放射電磁波の周波数をずらすこと
により、無線通信システムの周波数帯域に存在するノイ
ズレベルを下げる。これにより通信距離の確保、情報伝
達信頼性の向上、通信品質の確保を実現することができ
る。
【0016】また、無線通信を行う双方の機器の距離が
十分に大きい場合は、機器自身の不要放射電磁波の影響
は大きいが、通信相手から発生する不要放射電磁波の影
響は小さい事から、機器にとっての受信周波数に関して
のみ不要放射電磁波の周波数をずらすことによって通信
距離の確保、情報伝達信頼性の向上、通信品質の確保を
実現するものである。
十分に大きい場合は、機器自身の不要放射電磁波の影響
は大きいが、通信相手から発生する不要放射電磁波の影
響は小さい事から、機器にとっての受信周波数に関して
のみ不要放射電磁波の周波数をずらすことによって通信
距離の確保、情報伝達信頼性の向上、通信品質の確保を
実現するものである。
【0017】すなわち、本発明においては以下に示すよ
うに作用する。情報処理装置は、クロック回路がクロッ
ク信号を発生させ、該クロック信号に基づいて動作す
る。
うに作用する。情報処理装置は、クロック回路がクロッ
ク信号を発生させ、該クロック信号に基づいて動作す
る。
【0018】検出手段は、前記無線通信手段において無
線接続要求があるかないかを検出する。該検出手段にお
いて、無線接続要求があることを検出した場合には、ク
ロック可変手段は、前記クロック回路のクロック信号の
周波数を、前記無線通信手段における通信帯域に当該ク
ロック信号の高調波成分が存在しない周波数に変更す
る。その後、無線通信手段で無線で通信を行う。
線接続要求があるかないかを検出する。該検出手段にお
いて、無線接続要求があることを検出した場合には、ク
ロック可変手段は、前記クロック回路のクロック信号の
周波数を、前記無線通信手段における通信帯域に当該ク
ロック信号の高調波成分が存在しない周波数に変更す
る。その後、無線通信手段で無線で通信を行う。
【0019】また、終了検出手段をさらに有する場合に
は、外周料検出手段は前記無線通信の終了を検出する。
前記クロック可変手段は、前記クロック信号の周波数を
変更した場合に、前記終了検出手段により無線通信の終
了を検出したときに、当該クロック信号の周波数を元の
周波数に戻すことができる。
は、外周料検出手段は前記無線通信の終了を検出する。
前記クロック可変手段は、前記クロック信号の周波数を
変更した場合に、前記終了検出手段により無線通信の終
了を検出したときに、当該クロック信号の周波数を元の
周波数に戻すことができる。
【0020】問題となる不要放射電磁波は、クロックの
基本周波数の10から20倍程度の高調波が主であるた
め、変更させるクロックの基本周波数は無線通信システ
ムの周波数帯域の1/10から1/20程度で良いの
で、情報処理装置の能力の低下は大きくはない。
基本周波数の10から20倍程度の高調波が主であるた
め、変更させるクロックの基本周波数は無線通信システ
ムの周波数帯域の1/10から1/20程度で良いの
で、情報処理装置の能力の低下は大きくはない。
【0021】また、前記無線通信手段は、複数のチャネ
ルを備え、空きチャネル検出手段をさらに有する場合に
は、空きチャネル検出手段は該チャネルの空きチャンネ
ルがあるかないかを検出する。前記クロック可変手段
は、前記空きチャネル検出手段により空きチャネルがな
いと検出したとき、前記無線通信手段における前記チャ
ネルの少なくとも一つの通信帯域に当該クロック信号の
高調波成分が存在しない、前記クロック回路のクロック
信号の周波数に変更するようにしてもよい。この場合、
前記クロック可変手段の判断手段は、前記無線通信手段
における前記チャネルの少なくとも一つの通信帯域に当
該クロック信号の高調波成分が存在するか否かの判断を
する。決定手段は、該判断手段でクロック信号の高調波
成分が存在すると判断した場合に、前記チャネルの少な
くとも一つの通信帯域に当該クロック信号の高調波成分
が存在しないクロック信号の周波数を決定する。変更手
段は、該決定手段により決定したクロック信号の周波数
に変更する。
ルを備え、空きチャネル検出手段をさらに有する場合に
は、空きチャネル検出手段は該チャネルの空きチャンネ
ルがあるかないかを検出する。前記クロック可変手段
は、前記空きチャネル検出手段により空きチャネルがな
いと検出したとき、前記無線通信手段における前記チャ
ネルの少なくとも一つの通信帯域に当該クロック信号の
高調波成分が存在しない、前記クロック回路のクロック
信号の周波数に変更するようにしてもよい。この場合、
前記クロック可変手段の判断手段は、前記無線通信手段
における前記チャネルの少なくとも一つの通信帯域に当
該クロック信号の高調波成分が存在するか否かの判断を
する。決定手段は、該判断手段でクロック信号の高調波
成分が存在すると判断した場合に、前記チャネルの少な
くとも一つの通信帯域に当該クロック信号の高調波成分
が存在しないクロック信号の周波数を決定する。変更手
段は、該決定手段により決定したクロック信号の周波数
に変更する。
【0022】これにより、変更させる量を、無線通信シ
ステムの周波数帯域全体でなく通信チャネルの1チャネ
ルに抑えることにより、偏倚させるクロックの基本周波
数はさらに1/10から1/100程度に抑える事が可
能となる。
ステムの周波数帯域全体でなく通信チャネルの1チャネ
ルに抑えることにより、偏倚させるクロックの基本周波
数はさらに1/10から1/100程度に抑える事が可
能となる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図14を適
宜参照して説明する。
宜参照して説明する。
【0024】図1に本発明の一実施例のブロック図を示
す。図1において、1は、情報処理装置本体であり、無
線通信手段を備えている。このような情報処理装置とし
ては、無線通信システムなどの移動端末装置などがあ
る。可変クロック回路2は、発振周波数を変更すること
ができ、方形波を発振して方形波発生器出力線23から
出力する方形波発生器20と、方形波発生器20から出
力された方形波を指示された分周数で分周してクロック
信号を出力するPLL回路21と、PLL回路21に偏
倚レジスタ出力線25を介して分周数を指示し、クロッ
ク信号の周波数を変更(偏倚)するための設定手段であ
る偏倚レジスタ22とを備える。可変クロック回路2
は、本実施例のハードウェア上の特徴を備える。可変ク
ロック回路2およびCPU10は、クロック可変手段と
して機能する。前記クロック可変手段は、前記無線通信
手段における前記チャネルの少なくとも一つの通信帯域
に当該クロック信号の高調波成分が存在するか否かの判
断をする判断手段と、該判断手段でクロック信号の高調
波成分が存在すると判断した場合に、前記チャネルの少
なくとも一つの通信帯域に当該クロック信号の高調波成
分が存在しないクロック信号の周波数を決定する決定手
段と、該決定手段により決定したクロック信号の周波数
に変更する変更手段とを備える。情報処理装置本体1に
内蔵される無線通信手段3は、無線通信用のアンテナ3
0と、送受信回路31とを備え、送受信回路接続線32
を介して送受信信号を入力出力(I/O)装置16と送
受信する。前記無線通信手段は、複数のチャネルを備
え、該チャネルの空きチャンネルがあるかないかを検出
する空きチャネル検出手段をさらに有しする。無線通信
手段3に入力出力装置16を含めてもよい。I/O装置
16は、無線通信手段の送受信を制御する。また、I/
O装置は複数台備えることができ、無線通信手段の制御
のみならず一般のI/O装置を意味し、I/O装置17
のように外部記憶装置バス86により外部記憶装置を接
続するようにしてもよい。外部記憶装置70としては、
フロッピーデスクやハードディスクなどを備えることが
できる。また、情報処理装置本体1は、情報を処理する
CPU10と、PLL回路21から出力されるクロック
信号を増幅してクロック信号線83から85を介してク
ロック信号を出力するクロックドライバ11と、I/O
装置を接続するI/Oバス81の制御を行うI/Oバス
コントローラ12と、プログラム等を記憶する記憶手段
のメモリ14と、記憶手段のROM15(Read Only Me
mory)と、記憶手段を制御するメモリコントローラ13
と、CRTや液晶などの表示装置71と、表示装置71
に表示出力をするための表示回路18と、入力手段のキ
ーボード72と、入力手段のマウス73と、出力手段の
スピーカ74と、音声入力手段のマイクロフォン75
と、入力手段および出力手段の制御をするキーボードコ
ントローラ19とを有する。また、リセット信号92は
電源投入時などにアクティブになる信号である。
す。図1において、1は、情報処理装置本体であり、無
線通信手段を備えている。このような情報処理装置とし
ては、無線通信システムなどの移動端末装置などがあ
る。可変クロック回路2は、発振周波数を変更すること
ができ、方形波を発振して方形波発生器出力線23から
出力する方形波発生器20と、方形波発生器20から出
力された方形波を指示された分周数で分周してクロック
信号を出力するPLL回路21と、PLL回路21に偏
倚レジスタ出力線25を介して分周数を指示し、クロッ
ク信号の周波数を変更(偏倚)するための設定手段であ
る偏倚レジスタ22とを備える。可変クロック回路2
は、本実施例のハードウェア上の特徴を備える。可変ク
ロック回路2およびCPU10は、クロック可変手段と
して機能する。前記クロック可変手段は、前記無線通信
手段における前記チャネルの少なくとも一つの通信帯域
に当該クロック信号の高調波成分が存在するか否かの判
断をする判断手段と、該判断手段でクロック信号の高調
波成分が存在すると判断した場合に、前記チャネルの少
なくとも一つの通信帯域に当該クロック信号の高調波成
分が存在しないクロック信号の周波数を決定する決定手
段と、該決定手段により決定したクロック信号の周波数
に変更する変更手段とを備える。情報処理装置本体1に
内蔵される無線通信手段3は、無線通信用のアンテナ3
0と、送受信回路31とを備え、送受信回路接続線32
を介して送受信信号を入力出力(I/O)装置16と送
受信する。前記無線通信手段は、複数のチャネルを備
え、該チャネルの空きチャンネルがあるかないかを検出
する空きチャネル検出手段をさらに有しする。無線通信
手段3に入力出力装置16を含めてもよい。I/O装置
16は、無線通信手段の送受信を制御する。また、I/
O装置は複数台備えることができ、無線通信手段の制御
のみならず一般のI/O装置を意味し、I/O装置17
のように外部記憶装置バス86により外部記憶装置を接
続するようにしてもよい。外部記憶装置70としては、
フロッピーデスクやハードディスクなどを備えることが
できる。また、情報処理装置本体1は、情報を処理する
CPU10と、PLL回路21から出力されるクロック
信号を増幅してクロック信号線83から85を介してク
ロック信号を出力するクロックドライバ11と、I/O
装置を接続するI/Oバス81の制御を行うI/Oバス
コントローラ12と、プログラム等を記憶する記憶手段
のメモリ14と、記憶手段のROM15(Read Only Me
mory)と、記憶手段を制御するメモリコントローラ13
と、CRTや液晶などの表示装置71と、表示装置71
に表示出力をするための表示回路18と、入力手段のキ
ーボード72と、入力手段のマウス73と、出力手段の
スピーカ74と、音声入力手段のマイクロフォン75
と、入力手段および出力手段の制御をするキーボードコ
ントローラ19とを有する。また、リセット信号92は
電源投入時などにアクティブになる信号である。
【0025】図7に、本実施例のハードウェア上の特徴
である可変クロック回路2の構成図を示す。図7におい
て、方形波発生器20は周波数f0の方形波を出力す
る。201は、N分周器であり、指示された分周数N
(Nは自然数)で方形波発生器20から出力された方形
波を分周する。202は、M分周器であり、指示された
分周数M(Mは自然数)でVCOから出力されるクロッ
クを分周する。203は、位相比較器であり、N分周器
201およびM分周器202から出力された分周された
信号の位相を比較する。204はチャージポンプであ
り、205はループフィルタ、206は、VCO(Volt
age Control Oscillator)である。偏倚レジスタ22
は、N分周レジスタ207と、M分周レジスタ208
と、各レジスタに分周数を設定するレジスタ制御回路2
11とを備える。レジスタ制御回路211は、分周レジ
スタデータバス209およびレジスタ制御信号210を
介して各レジスタを制御する。
である可変クロック回路2の構成図を示す。図7におい
て、方形波発生器20は周波数f0の方形波を出力す
る。201は、N分周器であり、指示された分周数N
(Nは自然数)で方形波発生器20から出力された方形
波を分周する。202は、M分周器であり、指示された
分周数M(Mは自然数)でVCOから出力されるクロッ
クを分周する。203は、位相比較器であり、N分周器
201およびM分周器202から出力された分周された
信号の位相を比較する。204はチャージポンプであ
り、205はループフィルタ、206は、VCO(Volt
age Control Oscillator)である。偏倚レジスタ22
は、N分周レジスタ207と、M分周レジスタ208
と、各レジスタに分周数を設定するレジスタ制御回路2
11とを備える。レジスタ制御回路211は、分周レジ
スタデータバス209およびレジスタ制御信号210を
介して各レジスタを制御する。
【0026】図7において、この回路から出力されるク
ロックの基本周波数は、以下に示す関係が成り立つ。
ロックの基本周波数は、以下に示す関係が成り立つ。
【0027】
【数1】(方形波発生器出力23の周波数f0)/N=
(PLL回路出力24の周波数f’0)/M 従って、この式を変形すると以下のようになる。
(PLL回路出力24の周波数f’0)/M 従って、この式を変形すると以下のようになる。
【0028】
【数2】 (PLL回路出力24から出力される周波数f’0)=
(M/N)×(方形波発生器出力23の周波数f0) 以上の式に示すように、N分周レジスタ207とM分周
レジスタ208とに書き込むMおよびNのデータによ
り、所望の値だけ動作クロックを偏倚した周波数を得る
ことができる。
(M/N)×(方形波発生器出力23の周波数f0) 以上の式に示すように、N分周レジスタ207とM分周
レジスタ208とに書き込むMおよびNのデータによ
り、所望の値だけ動作クロックを偏倚した周波数を得る
ことができる。
【0029】本実施例においては、通信を行なう時だけ
動作クロックの基本周波数を下げることにより妨害波と
なるのを防ぐ。その方法として、使用する通信システム
に割り当てられた周波数帯域全体を妨害波とならないよ
うに動作クロックを設定する方法と、割り当て周波数帯
域のなかの何れかのチャネルには重なるが、装置自身が
そのチャネルを使用するときのみ妨害波とならないよう
に動作クロックを設定する方法とがある。前者の方が処
理が単純となる。従って、割り当て周波数帯域全体を避
けるのに、動作クロックの基本周波数がより少ない偏倚
量(ここでは、通常の動作クロックの基準周波数から他
の周波数に変更した場合の周波数差をいう)で設定が可
能な場合は前者の方法が有利であり、偏倚量が大きくな
る場合は後者のチャネル単位にダイナミックに偏倚を行
なう方法が偏倚量が少なくなるので有利となる。クロッ
クの基本周波数をより少なく偏倚させることにより、処
理性能の低下を防ぎ、回路システム設計時のマージン計
算も簡単になり、設計工数や物量ともに増加を防ぐこと
ができる。
動作クロックの基本周波数を下げることにより妨害波と
なるのを防ぐ。その方法として、使用する通信システム
に割り当てられた周波数帯域全体を妨害波とならないよ
うに動作クロックを設定する方法と、割り当て周波数帯
域のなかの何れかのチャネルには重なるが、装置自身が
そのチャネルを使用するときのみ妨害波とならないよう
に動作クロックを設定する方法とがある。前者の方が処
理が単純となる。従って、割り当て周波数帯域全体を避
けるのに、動作クロックの基本周波数がより少ない偏倚
量(ここでは、通常の動作クロックの基準周波数から他
の周波数に変更した場合の周波数差をいう)で設定が可
能な場合は前者の方法が有利であり、偏倚量が大きくな
る場合は後者のチャネル単位にダイナミックに偏倚を行
なう方法が偏倚量が少なくなるので有利となる。クロッ
クの基本周波数をより少なく偏倚させることにより、処
理性能の低下を防ぎ、回路システム設計時のマージン計
算も簡単になり、設計工数や物量ともに増加を防ぐこと
ができる。
【0030】まず、図13に、前者の割当て周波数帯域
全体から高調波をシフトする場合のフローチャートを示
す。この方法は無線通信の使用時に、割当て周波数帯域
全体から高調波をシフトするものであり、図13に示す
ようなフローチャートに従って制御部のCPU10が処
理する。
全体から高調波をシフトする場合のフローチャートを示
す。この方法は無線通信の使用時に、割当て周波数帯域
全体から高調波をシフトするものであり、図13に示す
ようなフローチャートに従って制御部のCPU10が処
理する。
【0031】図13において、情報処理装置の電源がO
Nされリセット信号92が出力される(ステップ13
0)と、PLL回路出力24の周波数f’0は、最大周
波数である、方形波発生器出力23の周波数f0に等し
くなるように設定される(ステップ131)。前述の数
2に示す式により、M=Nのときにf’0=f0とな
る。無線通信が使用されているか否かを判断し(ステッ
プ132)、無線通信が使用されている場合には、対象
の通信帯域に、通常これらの通信帯域は予め決められて
いるので、あらかじめステップ133における判断の結
果を設定しておいてもよい。高調波成分が存在する場合
には、高調波成分が通信帯域にはいらないようにPLL
回路出力24の周波数f’0をシフトさせる(ステップ
134)。シフトさせる方向は、周波数が小さくなる方
向にシフトさせるとよい。例えば、f0=10MHzの
場合に、f’0=8MHzにすれば高調波成分が通信帯
域に含まれないようになる場合には、数2に示す式より
M=4,N=5に設定する。この場合、CPU10はI
/Oバスコントローラ12を介して偏倚レジスタ22に
MおよびNの値を設定する。設定されると、通常の通信
処理が行われ(ステップ135)、通信処理が終了する
(ステップ136)と通常の他の処理が行われ(ステッ
プ137)ステップ132にループする。無線通信が使
用されていない場合と、対象の通信帯域に、PLL回路
出力24の周波数f’0×nが存在しない場合も通常の
処理を行った後にステップ132にループする。
Nされリセット信号92が出力される(ステップ13
0)と、PLL回路出力24の周波数f’0は、最大周
波数である、方形波発生器出力23の周波数f0に等し
くなるように設定される(ステップ131)。前述の数
2に示す式により、M=Nのときにf’0=f0とな
る。無線通信が使用されているか否かを判断し(ステッ
プ132)、無線通信が使用されている場合には、対象
の通信帯域に、通常これらの通信帯域は予め決められて
いるので、あらかじめステップ133における判断の結
果を設定しておいてもよい。高調波成分が存在する場合
には、高調波成分が通信帯域にはいらないようにPLL
回路出力24の周波数f’0をシフトさせる(ステップ
134)。シフトさせる方向は、周波数が小さくなる方
向にシフトさせるとよい。例えば、f0=10MHzの
場合に、f’0=8MHzにすれば高調波成分が通信帯
域に含まれないようになる場合には、数2に示す式より
M=4,N=5に設定する。この場合、CPU10はI
/Oバスコントローラ12を介して偏倚レジスタ22に
MおよびNの値を設定する。設定されると、通常の通信
処理が行われ(ステップ135)、通信処理が終了する
(ステップ136)と通常の他の処理が行われ(ステッ
プ137)ステップ132にループする。無線通信が使
用されていない場合と、対象の通信帯域に、PLL回路
出力24の周波数f’0×nが存在しない場合も通常の
処理を行った後にステップ132にループする。
【0032】以上のように処理することにより、システ
ムの動作クロックの周波数による通信時の妨害を防ぐこ
とができる。また、上記処理において、通信終了時に、
f’0=f0となるように再設定してもよい。この場合
には、通信中のみ周波数をシフトすることができる。こ
のように、上記処理においては、装置自身のクロック周
波数と無線通信に使用する周波数の情報があれば簡単な
計算で処理可能である。また、自機が受信する周波数を
対象とするとあるが、前述の理由により無線通信システ
ムの形態によっては送信/受信の周波数を対象とするこ
ともできる。
ムの動作クロックの周波数による通信時の妨害を防ぐこ
とができる。また、上記処理において、通信終了時に、
f’0=f0となるように再設定してもよい。この場合
には、通信中のみ周波数をシフトすることができる。こ
のように、上記処理においては、装置自身のクロック周
波数と無線通信に使用する周波数の情報があれば簡単な
計算で処理可能である。また、自機が受信する周波数を
対象とするとあるが、前述の理由により無線通信システ
ムの形態によっては送信/受信の周波数を対象とするこ
ともできる。
【0033】つぎに、図14に、後者の場合の、チャネ
ル単位で高調波をシフトするフローチャート示す。
ル単位で高調波をシフトするフローチャート示す。
【0034】図14において、情報処理装置の電源がO
Nされリセット信号92が出力される(ステップ14
0)と、PLL回路出力24の周波数f’0は、システ
ムの処理性能が最大となる、方形波発生器出力23の周
波数f0(最大基本周波数)に設定される(ステップ1
41)。この場合、初期の受信チャネル帯域はf’0×
nを除いて設定しておく(ステップ142)。ただし、
制御チャネルが固定の無線システム専用装置ではこの限
りではない。また、PLL回路出力24の周波数f’0
を変更したことを示すフラグFを用意しておき、初期に
おいてはフラグをリセットしておく。次に、ROM15
上のブートプログラムや、外部記憶装置70上の初期設
定プログラムで以下に示すような処理を行う。まず、無
線接続要求があるか否かを検出手段により判断し(ステ
ップ143)、ある場合にはキャリアセンスを行う(ス
テップ144)。この場合、最初にキャリアセンスを行
なうチャネルをクロック周波数の高調波に当たらないよ
うに優先的に選択するようにしてもよい。選択したチャ
ネルが使用中である場合には、チャネルをインクリメン
トもしくはデクリメントして次のチャネルを選択する。
チャネルを選択すると、フラグF=0か否かを判断し
(ステップ146)、フラグF=0ならば、いずれかの
チャネルの周波数帯域にPLL回路出力24の周波数
f’0×n(nは自然数)が存在するか否かを判断手段
により判断する(ステップ147)。高調波成分が存在
する場合には、高調波成分が通信帯域にはいらないよう
にPLL回路出力24の周波数f’0を決定手段により
決定し、周波数を変更手段によりシフトさせる(ステッ
プ148)。この場合、PLL回路出力24の周波数
f’0を周波数β分低くして設定し(変更後の周波数を
gとする)、また、フラグFをセットする。再度キャリ
アセンスを行い(ステップ144)、空きチャネルを検
出する。このように処理するのは、現在使用しているシ
ステムの動作クロックの高調波成分の影響により現実に
使用中でないチャネルを使用中と判断している恐れがあ
るためであり、動作クロックを変更することにより、そ
の影響をなくして空きチャネルを検出している。また、
ステップ144およびステップ145において、空きチ
ャネルがなく全てのチャネルが使用中の場合にステップ
146以降の処理をしてもよい。フラグF=1ならば、
いずれかのチャネルの周波数帯域にPLL回路出力24
の周波数g×n(nは自然数)が存在するか否かを判断
手段により判断する(ステップ149)。高調波成分が
存在する場合には、高調波成分が通信帯域にはいらない
ようにPLL回路出力24の周波数gをシフトさせても
との周波数f’0にシフトさせる(ステップ150)。
また、フラグFをリセットする。再度キャリアセンスを
行い(ステップ144)、空きチャネルを検出する。こ
の場合、シフト量の周波数βは、高調波成分が存在する
チャネルの周波数帯域のみを避けるように設定するの
で、変更後の周波数gが他のチャネルにおいては、妨害
となる場合もあるためこのような処理を行う。空きチャ
ネル検出後は、通常の通信プロトコルを実行し(ステッ
プ151)、終了する(ステップ152)。
Nされリセット信号92が出力される(ステップ14
0)と、PLL回路出力24の周波数f’0は、システ
ムの処理性能が最大となる、方形波発生器出力23の周
波数f0(最大基本周波数)に設定される(ステップ1
41)。この場合、初期の受信チャネル帯域はf’0×
nを除いて設定しておく(ステップ142)。ただし、
制御チャネルが固定の無線システム専用装置ではこの限
りではない。また、PLL回路出力24の周波数f’0
を変更したことを示すフラグFを用意しておき、初期に
おいてはフラグをリセットしておく。次に、ROM15
上のブートプログラムや、外部記憶装置70上の初期設
定プログラムで以下に示すような処理を行う。まず、無
線接続要求があるか否かを検出手段により判断し(ステ
ップ143)、ある場合にはキャリアセンスを行う(ス
テップ144)。この場合、最初にキャリアセンスを行
なうチャネルをクロック周波数の高調波に当たらないよ
うに優先的に選択するようにしてもよい。選択したチャ
ネルが使用中である場合には、チャネルをインクリメン
トもしくはデクリメントして次のチャネルを選択する。
チャネルを選択すると、フラグF=0か否かを判断し
(ステップ146)、フラグF=0ならば、いずれかの
チャネルの周波数帯域にPLL回路出力24の周波数
f’0×n(nは自然数)が存在するか否かを判断手段
により判断する(ステップ147)。高調波成分が存在
する場合には、高調波成分が通信帯域にはいらないよう
にPLL回路出力24の周波数f’0を決定手段により
決定し、周波数を変更手段によりシフトさせる(ステッ
プ148)。この場合、PLL回路出力24の周波数
f’0を周波数β分低くして設定し(変更後の周波数を
gとする)、また、フラグFをセットする。再度キャリ
アセンスを行い(ステップ144)、空きチャネルを検
出する。このように処理するのは、現在使用しているシ
ステムの動作クロックの高調波成分の影響により現実に
使用中でないチャネルを使用中と判断している恐れがあ
るためであり、動作クロックを変更することにより、そ
の影響をなくして空きチャネルを検出している。また、
ステップ144およびステップ145において、空きチ
ャネルがなく全てのチャネルが使用中の場合にステップ
146以降の処理をしてもよい。フラグF=1ならば、
いずれかのチャネルの周波数帯域にPLL回路出力24
の周波数g×n(nは自然数)が存在するか否かを判断
手段により判断する(ステップ149)。高調波成分が
存在する場合には、高調波成分が通信帯域にはいらない
ようにPLL回路出力24の周波数gをシフトさせても
との周波数f’0にシフトさせる(ステップ150)。
また、フラグFをリセットする。再度キャリアセンスを
行い(ステップ144)、空きチャネルを検出する。こ
の場合、シフト量の周波数βは、高調波成分が存在する
チャネルの周波数帯域のみを避けるように設定するの
で、変更後の周波数gが他のチャネルにおいては、妨害
となる場合もあるためこのような処理を行う。空きチャ
ネル検出後は、通常の通信プロトコルを実行し(ステッ
プ151)、終了する(ステップ152)。
【0035】以上のようにして、常に自分自身のクロッ
ク周波数の高調波とキャリアセンスを行なうチャネルと
がぶつからないように制御する。また、上記処理におい
て、通信終了時に、f’0=f0となるように再設定し
てもよい。さらに、周波数を変更する際に、処理に時間
がかかる場合には、キャリアセンスを行う前にウエイト
時間を挿入し、周波数が変更された後にキャリアセンス
を行うようにしてもよい。
ク周波数の高調波とキャリアセンスを行なうチャネルと
がぶつからないように制御する。また、上記処理におい
て、通信終了時に、f’0=f0となるように再設定し
てもよい。さらに、周波数を変更する際に、処理に時間
がかかる場合には、キャリアセンスを行う前にウエイト
時間を挿入し、周波数が変更された後にキャリアセンス
を行うようにしてもよい。
【0036】つぎに、図11に実際の通信システムで使
用している周波数一覧を示す。このなかで、テレターミ
ナルシステムを例にとり、図12に示す説明図を参照し
て具体的なクロックの高調波と通信周波数の関係を説明
する。
用している周波数一覧を示す。このなかで、テレターミ
ナルシステムを例にとり、図12に示す説明図を参照し
て具体的なクロックの高調波と通信周波数の関係を説明
する。
【0037】図12においては、ある情報処理装置が1
28MHzのクロックf0を使用しているとする。この
場合、そのクロックの7次高調波である896MHzが
テレターミナルシステムの移動局側周波数のチャネルと
ぶつかる。前述の図13に示す処理において、この高調
波をテレターミナルシステムの移動局側全周波数帯域か
らずらすには高調波の周波数を約3MHz下げる必要が
ある(下げると表現したのはシステム設計上上限のクロ
ックを使用しているはずであるので上げることは不可能
な場合が殆どであるという理由からであるが、何も本発
明に限定を与えるものではない)。この場合、システム
クロックの周波数は、3MHz÷7=約428kHzに
シフトすることにより高調波が通信帯域に含まれないよ
うにできる。
28MHzのクロックf0を使用しているとする。この
場合、そのクロックの7次高調波である896MHzが
テレターミナルシステムの移動局側周波数のチャネルと
ぶつかる。前述の図13に示す処理において、この高調
波をテレターミナルシステムの移動局側全周波数帯域か
らずらすには高調波の周波数を約3MHz下げる必要が
ある(下げると表現したのはシステム設計上上限のクロ
ックを使用しているはずであるので上げることは不可能
な場合が殆どであるという理由からであるが、何も本発
明に限定を与えるものではない)。この場合、システム
クロックの周波数は、3MHz÷7=約428kHzに
シフトすることにより高調波が通信帯域に含まれないよ
うにできる。
【0038】また、前述の図13に示す処理において、
1チャネルシフトするだけならば、チャネル間隔の1
2.5KHz下げるだけでよい。システムクロックの周
波数でみると1チャネルシフトするだけならばβ=1
2.5KHz÷7=約1.8KHzの偏倚で十分とな
る。従って、変更後のg=128MHz−1.8KHz
=約127.9MHzとし、この場合、以下に示す式よ
りM=04FF(H),N=0500(H)に設定する。これ
により、初期状態においては、M=0500(H),N=
0500(H)に設定しておき、その後、図14に示すス
テップ148において、M=04FF(H),N=050
0(H)に設定することにより、Mの値を変更することで
対応できる。
1チャネルシフトするだけならば、チャネル間隔の1
2.5KHz下げるだけでよい。システムクロックの周
波数でみると1チャネルシフトするだけならばβ=1
2.5KHz÷7=約1.8KHzの偏倚で十分とな
る。従って、変更後のg=128MHz−1.8KHz
=約127.9MHzとし、この場合、以下に示す式よ
りM=04FF(H),N=0500(H)に設定する。これ
により、初期状態においては、M=0500(H),N=
0500(H)に設定しておき、その後、図14に示すス
テップ148において、M=04FF(H),N=050
0(H)に設定することにより、Mの値を変更することで
対応できる。
【0039】
【数3】 g/f0=127.9/128=1279/1280=M/N この程度の偏倚量ならば、前者の方法で0.3%、後者
の方法では0.0014%であり、処理性能上全く問題
なく、マージン設計も簡便となるし、表示装置用のクロ
ックもこの程度偏倚量ならば問題無く動作する。
の方法では0.0014%であり、処理性能上全く問題
なく、マージン設計も簡便となるし、表示装置用のクロ
ックもこの程度偏倚量ならば問題無く動作する。
【0040】また、システムクロックf0が64MHz
の場合には、第14次高調波がぶつかるので、同様に、
移動局側全周波数帯域からずらすにはβ=3MHz÷1
4=約214.3kHzの偏倚で十分となる。従って、
変更後のg=64MHz−214.3KHz=約63.
7857MHzであるので63.5MHzとし、この場
合、M=00EF(H),N=0080(H)に設定する。
の場合には、第14次高調波がぶつかるので、同様に、
移動局側全周波数帯域からずらすにはβ=3MHz÷1
4=約214.3kHzの偏倚で十分となる。従って、
変更後のg=64MHz−214.3KHz=約63.
7857MHzであるので63.5MHzとし、この場
合、M=00EF(H),N=0080(H)に設定する。
【0041】今後、無線LAN等の帯域の広い無線シス
テムの場合は全周波数帯域からずらす方法では対応でき
なくなってくると予想される。現在、日本国内では割当
て周波数帯域は決まってないが、無線LANシステムは
1チャネルの帯域が10MHz、全帯域は140MHz
程度と予想される。2GHz帯域と想定し、クロックが
100MHzを想定すると、全周波数帯域からずらす方
法では高調波を100MHz、チャネル単位では10M
Hzとすれば、前者の方法で5%、後者の方法では0.
5%となる。無線LAN等の帯域の広い無線システムの
場合はチャネルごとにダイナミックに制御する方法が非
常に有利となる。
テムの場合は全周波数帯域からずらす方法では対応でき
なくなってくると予想される。現在、日本国内では割当
て周波数帯域は決まってないが、無線LANシステムは
1チャネルの帯域が10MHz、全帯域は140MHz
程度と予想される。2GHz帯域と想定し、クロックが
100MHzを想定すると、全周波数帯域からずらす方
法では高調波を100MHz、チャネル単位では10M
Hzとすれば、前者の方法で5%、後者の方法では0.
5%となる。無線LAN等の帯域の広い無線システムの
場合はチャネルごとにダイナミックに制御する方法が非
常に有利となる。
【0042】本実施例明によれば、システム処理性能の
低下を最小に抑えつつ、無線システム全体の通信性能向
上の効果がある。さらに、基本クロック周波数のシフト
を最小に抑える事により、マージン設計の容易さ、つま
り設計工数の低減が図れる。また、放射電磁波をむやみ
に抑制する必要がないため、シールド筐体等のコスト低
減が期待できる。
低下を最小に抑えつつ、無線システム全体の通信性能向
上の効果がある。さらに、基本クロック周波数のシフト
を最小に抑える事により、マージン設計の容易さ、つま
り設計工数の低減が図れる。また、放射電磁波をむやみ
に抑制する必要がないため、シールド筐体等のコスト低
減が期待できる。
【0043】また、無線通信システムの観点からは、チ
ャネルを無駄にすることの無い、周波数資源を有効に利
用可能なシステムを提供できる効果がある。
ャネルを無駄にすることの無い、周波数資源を有効に利
用可能なシステムを提供できる効果がある。
【0044】つぎに、他の実施例について図3を参照し
て説明する。図3に、レジスタをメモリバスに接続した
ブロック図を示す。図3に示すように、に本発明のハー
ドウェア上の特徴である可変クロック回路2を構成する
偏倚レジスタは、I/Oバス81に接続されるとは限ら
ず、メモリバス82に接続される場合もある。この場
合、記憶手段のメモリに周波数変更時のレジスタの値を
あらかじめ記憶させておき、読みだすようにできる。ま
た、レジスタの形態を取らず、状態を示す単なるステー
タス信号で代用することもできる。例えば、I/Oバス
81のスロット(コネクタ)に無線通信手段3をカード
やモジュールといったイメージで実装する時に、その無
線システム固有のコードをプルアップ/プルダウンした
固定信号でI/Oバス81のスロットに出力する場合等
などがある。
て説明する。図3に、レジスタをメモリバスに接続した
ブロック図を示す。図3に示すように、に本発明のハー
ドウェア上の特徴である可変クロック回路2を構成する
偏倚レジスタは、I/Oバス81に接続されるとは限ら
ず、メモリバス82に接続される場合もある。この場
合、記憶手段のメモリに周波数変更時のレジスタの値を
あらかじめ記憶させておき、読みだすようにできる。ま
た、レジスタの形態を取らず、状態を示す単なるステー
タス信号で代用することもできる。例えば、I/Oバス
81のスロット(コネクタ)に無線通信手段3をカード
やモジュールといったイメージで実装する時に、その無
線システム固有のコードをプルアップ/プルダウンした
固定信号でI/Oバス81のスロットに出力する場合等
などがある。
【0045】また、図4に、無線通信手段分離タイプの
ブロック図を示す。図4において、33は情報処理装置
本体側インタフェース、34はインタフェースケーブ
ル、35は無線通信手段側インタフェース、36はデー
タコントロール部、37はデータバス、38は可変クロ
ック回路制御バスである。本実施例は、無線通信手段3
を情報処理装置本体1に内蔵した場合だけでなく、図4
に示すようにインタフェースケーブル34で接続して使
用する形態においても上記処理が適用可能である。
ブロック図を示す。図4において、33は情報処理装置
本体側インタフェース、34はインタフェースケーブ
ル、35は無線通信手段側インタフェース、36はデー
タコントロール部、37はデータバス、38は可変クロ
ック回路制御バスである。本実施例は、無線通信手段3
を情報処理装置本体1に内蔵した場合だけでなく、図4
に示すようにインタフェースケーブル34で接続して使
用する形態においても上記処理が適用可能である。
【0046】さらに、図5に、複数の無線通信機能をも
つタイプのブロック図を示す。図5において、3−1
は、例えばWAN系のテレターミナルシステムの無線通
信手段、3−2は、例えばLAN系の無線LANシステ
ムの無線通信手段、30−1および30−2はそれぞれ
のアンテナであるとする。このように、2種類以上の無
線システムに対応する場合は、それぞれの周波数帯域そ
れぞれにおいて妨害が発生しないようにコントロールす
る。
つタイプのブロック図を示す。図5において、3−1
は、例えばWAN系のテレターミナルシステムの無線通
信手段、3−2は、例えばLAN系の無線LANシステ
ムの無線通信手段、30−1および30−2はそれぞれ
のアンテナであるとする。このように、2種類以上の無
線システムに対応する場合は、それぞれの周波数帯域そ
れぞれにおいて妨害が発生しないようにコントロールす
る。
【0047】また、図6に複数の可変クロックを持つ情
報処理装置のブロック図を示す。図6において、2−1
は、CPU10、I/Oバスコントローラ12、メモリ
コントローラ13などのクロックである。また、2−2
は、I/O装置n17のクロック、2−3は、表示回路
18のクロックである。一般的な情報処理装置では、C
PU10のクロックを考慮すれば良いが、特殊な装置で
は、表示回路18やI/O装置n17のクロックをも考
慮する必要があるがこの様な場合でも本発明は適用可能
である。
報処理装置のブロック図を示す。図6において、2−1
は、CPU10、I/Oバスコントローラ12、メモリ
コントローラ13などのクロックである。また、2−2
は、I/O装置n17のクロック、2−3は、表示回路
18のクロックである。一般的な情報処理装置では、C
PU10のクロックを考慮すれば良いが、特殊な装置で
は、表示回路18やI/O装置n17のクロックをも考
慮する必要があるがこの様な場合でも本発明は適用可能
である。
【0048】以上のように、上記実施例によれば、不要
放射電磁波による通信妨害の発生を防止することができ
る。これにより、情報処理装置本体の性能低下は最小限
に抑えて、通信性能は最大限に確保できる効果がある。
放射電磁波による通信妨害の発生を防止することができ
る。これにより、情報処理装置本体の性能低下は最小限
に抑えて、通信性能は最大限に確保できる効果がある。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、無線通信手段を備える
情報処理装置において、不要放射電磁波による通信妨害
の発生を防止することができる。
情報処理装置において、不要放射電磁波による通信妨害
の発生を防止することができる。
【図1】本発明の一実施例のブロック図。
【図2】従来の情報処理装置のブロック図。
【図3】レジスタをメモリバスに接続したブロック図。
【図4】無線通信手段分離タイプのブロック図。
【図5】複数の無線通信機能をもつタイプのブロック
図。
図。
【図6】複数の可変クロックを持つ装置のブロック図。
【図7】可変クロック回路の内部構成図。
【図8】クロックのみの回路から放射される電磁波のス
ペクトラムを示すグラフ。
ペクトラムを示すグラフ。
【図9】一般のある情報処理装置から放射される電磁波
のスペクトラムを示すグラフ。
のスペクトラムを示すグラフ。
【図10】端末イメージ移動体通信システムでの問題点
の説明図。
の説明図。
【図11】実際の通信システムで使用している周波数一
覧を示す説明図。
覧を示す説明図。
【図12】クロックの高調波と通信周波数の関係の説明
図。
図。
【図13】割当て周波数帯域全体から高調波をシフトす
る場合のフローチャート。
る場合のフローチャート。
【図14】チャネル単位で高調波をシフトする場合のフ
ローチャート。
ローチャート。
1…情報処理装置本体、2…可変クロック回路、3…無
線通信手段、4…基地局、5…ネットワーク、6…基地
局発信電波、7…移動局発信電波、8…他の基地局への
妨害波、9…不要放射電磁波、10…CPU、11…ク
ロックドライバ、12…I/Oバスコントローラ、13
…メモリコントローラ、14…メモリ、15…ROM、
16…I/O装置1、17…I/O装置n、18…表示
回路、19…キーボードコントローラ、20…方形波発
生器、21…PLL回路、22…偏倚レジスタ、23…
方形波発生器出力、24…PLL回路出力、25…偏倚
レジスタ出力、30…アンテナ、31…送受信回路、3
2…送受信回路接続線、33…本体側インタフェース、
34…インタフェースケーブル、35…無線通信手段側
インタフェース、36…データコントロール部、37…
データバス、38…可変クロック回路制御バス、70…
外部記憶装置、71…表示装置、72…キーボード、7
3…マウス、74…スピーカ、75…マイクロフォン、
80…CPUバス、81…I/Oバス、82…メモリバ
ス、83…クロック、84…クロック、85…クロッ
ク、86…外部記憶装置バス、87…表示出力、88…
キーボードケーブル、89…マウスケーブル、90…ス
ピーカケーブル、91…マイクロフォンケーブル、92
…リセット信号、201…N分周器、202…M分周
器、203…位相比較器、204…チャージポンプ、2
05…ループフィルタ、206…VCO、207…N分
周レジスタ、208…M分周レジスタ、209…分周レ
ジスタデータバス、210…レジスタ制御信号、211
…レジスタ制御回路。
線通信手段、4…基地局、5…ネットワーク、6…基地
局発信電波、7…移動局発信電波、8…他の基地局への
妨害波、9…不要放射電磁波、10…CPU、11…ク
ロックドライバ、12…I/Oバスコントローラ、13
…メモリコントローラ、14…メモリ、15…ROM、
16…I/O装置1、17…I/O装置n、18…表示
回路、19…キーボードコントローラ、20…方形波発
生器、21…PLL回路、22…偏倚レジスタ、23…
方形波発生器出力、24…PLL回路出力、25…偏倚
レジスタ出力、30…アンテナ、31…送受信回路、3
2…送受信回路接続線、33…本体側インタフェース、
34…インタフェースケーブル、35…無線通信手段側
インタフェース、36…データコントロール部、37…
データバス、38…可変クロック回路制御バス、70…
外部記憶装置、71…表示装置、72…キーボード、7
3…マウス、74…スピーカ、75…マイクロフォン、
80…CPUバス、81…I/Oバス、82…メモリバ
ス、83…クロック、84…クロック、85…クロッ
ク、86…外部記憶装置バス、87…表示出力、88…
キーボードケーブル、89…マウスケーブル、90…ス
ピーカケーブル、91…マイクロフォンケーブル、92
…リセット信号、201…N分周器、202…M分周
器、203…位相比較器、204…チャージポンプ、2
05…ループフィルタ、206…VCO、207…N分
周レジスタ、208…M分周レジスタ、209…分周レ
ジスタデータバス、210…レジスタ制御信号、211
…レジスタ制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉留 等 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 廣田 和夫 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内
Claims (4)
- 【請求項1】無線で通信を行う無線通信手段と、 クロック信号を発生させるクロック回路とを備え、 該クロック信号に基づいて動作する情報処理装置におい
て、 前記無線通信手段において無線接続要求があるかないか
を検出する検出手段と、 該検出手段において、無線接続要求があることを検出し
た場合に、前記クロック回路のクロック信号の周波数
を、前記無線通信手段における通信帯域に当該クロック
信号の高調波成分が存在しない周波数に変更するクロッ
ク可変手段とを有することを特徴とする無線通信手段を
備える情報処理装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記無線通信の終了を
検出する終了検出手段をさらに有し、 前記クロック可変手段は、前記クロック信号の周波数を
変更した場合に、前記終了検出手段により無線通信の終
了を検出したときに、当該クロック信号の周波数を元の
周波数に戻すことを特徴とする無線通信手段を備える情
報処理装置。 - 【請求項3】請求項1または2において、前記無線通信
手段は、複数のチャネルを備え、 該チャネルの空きチャンネルがあるかないかを検出する
空きチャネル検出手段をさらに有し、 前記クロック可変手段は、 前記無線通信手段における前記チャネルの少なくとも一
つの通信帯域に当該クロック信号の高調波成分が存在す
るか否かの判断をする判断手段と、 該判断手段でクロック信号の高調波成分が存在すると判
断した場合に、前記チャネルの少なくとも一つの通信帯
域に当該クロック信号の高調波成分が存在しないクロッ
ク信号の周波数を決定する決定手段と、 該決定手段により決定したクロック信号の周波数に変更
する変更手段とを備えることを特徴とする無線通信手段
を備える情報処理装置。 - 【請求項4】複数のチャネルを備えて無線接続要求を受
け付けると無線で通信を行う無線通信手段と、クロック
信号を発生させるクロック回路とを有し、該クロック信
号に基づいて動作する情報処理装置における通信方法で
あって、 前記無線通信手段において無線接続要求があるかないか
を検出する第1のステップと、 無線接続要求があることを検出した場合に、空きチャネ
ルを検出する第2のステップと、 該検出の結果、空きチャネルが無い場合に、前記無線通
信手段における前記チャネルの一つの通信帯域に当該ク
ロック信号の高調波成分が存在しないように、前記クロ
ック回路のクロック信号の周波数を決定する第3のステ
ップと、 前記クロック信号の周波数を当該決定した周波数に変更
する第4のステップと、 該ステップ4における周波数の変更後、前記第2のステ
ップを行う第5のステップと、 前記第2のステップにおいて、空きチャネルを検出した
場合に無線通信を行う第6のステップとを処理すること
を特徴とする通信方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14508593A JPH0715390A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 無線通信手段を備える情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14508593A JPH0715390A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 無線通信手段を備える情報処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0715390A true JPH0715390A (ja) | 1995-01-17 |
Family
ID=15377041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14508593A Pending JPH0715390A (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | 無線通信手段を備える情報処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715390A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6850754B2 (en) | 2001-03-23 | 2005-02-01 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Information processing apparatus and clock control method |
| WO2007099411A1 (en) * | 2006-02-28 | 2007-09-07 | Nokia Corporation | Reducing electromagnetic interferences |
| JP2008512884A (ja) * | 2004-09-06 | 2008-04-24 | フリースケール セミコンダクター インコーポレイテッド | 無線通信装置及びデータ・インターフェース |
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| JP2011030157A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-10 | Nec Corp | 無線装置、制御方法、制御プログラム及び記録媒体 |
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| US9184856B2 (en) | 2005-01-26 | 2015-11-10 | Lenovo Enterprise Solutions (Singapore) Pte. Ltd. | Detecting wireless noise within time period in which no data is purposefully wirelessly communicated |
| JP2018501715A (ja) * | 2014-12-05 | 2018-01-18 | クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated | 送信の干渉を低減させるためのシステムおよび方法 |
-
1993
- 1993-06-16 JP JP14508593A patent/JPH0715390A/ja active Pending
Cited By (13)
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