JPH0715455Y2 - 高さ調節テーブル - Google Patents
高さ調節テーブルInfo
- Publication number
- JPH0715455Y2 JPH0715455Y2 JP1991112329U JP11232991U JPH0715455Y2 JP H0715455 Y2 JPH0715455 Y2 JP H0715455Y2 JP 1991112329 U JP1991112329 U JP 1991112329U JP 11232991 U JP11232991 U JP 11232991U JP H0715455 Y2 JPH0715455 Y2 JP H0715455Y2
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Links
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Landscapes
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は高さ調節テーブルに関
する。さらに詳しくは、手動により天板の高さを調節す
ることができ、しかも折りたたむことができるテーブル
に関する。なお本明細書においてテーブルとは、食卓や
机のほか、アイロン台などの各種の台状の家具を含む概
念である。
する。さらに詳しくは、手動により天板の高さを調節す
ることができ、しかも折りたたむことができるテーブル
に関する。なお本明細書においてテーブルとは、食卓や
机のほか、アイロン台などの各種の台状の家具を含む概
念である。
【0002】
【従来の技術】従来より、4本の脚の下部を上部に対し
て着脱自在に螺合し、テーブルと座卓とを兼ねさせるよ
うにしたものが知られている。またX字状に交差した2
本の脚を立てたり寝かせたりすることにより、その上端
に載置する天板の高さを変えるようにしたものも知られ
ている。
て着脱自在に螺合し、テーブルと座卓とを兼ねさせるよ
うにしたものが知られている。またX字状に交差した2
本の脚を立てたり寝かせたりすることにより、その上端
に載置する天板の高さを変えるようにしたものも知られ
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の高さ変更テ
ーブルは、いずれも高さ変更に要する作業が煩雑であ
り、高さの選択幅も少なく、しかもいったん高さを決め
れば容易に変更できない。一方、比較的容易に高さ調節
できるものとして、たとえば中心近辺で交差させて回動
自在にピン結合した一対の脚を有し、一方の脚の上端を
天板に対してヒンジ連結すると共に、天板の裏面に他方
の脚の上端を係合させる係合部を複数箇所刻設したもの
が考えられる。しかしこのものは前記他方の脚と天板と
を分離して単に係止させる構造であるので、誤って天板
を持ち上げたりするとテーブルが折りたたまれてしまう
おそれがある。しかも前記他方の脚が天板に対して片寄
るため、不安定になるという問題がある。
ーブルは、いずれも高さ変更に要する作業が煩雑であ
り、高さの選択幅も少なく、しかもいったん高さを決め
れば容易に変更できない。一方、比較的容易に高さ調節
できるものとして、たとえば中心近辺で交差させて回動
自在にピン結合した一対の脚を有し、一方の脚の上端を
天板に対してヒンジ連結すると共に、天板の裏面に他方
の脚の上端を係合させる係合部を複数箇所刻設したもの
が考えられる。しかしこのものは前記他方の脚と天板と
を分離して単に係止させる構造であるので、誤って天板
を持ち上げたりするとテーブルが折りたたまれてしまう
おそれがある。しかも前記他方の脚が天板に対して片寄
るため、不安定になるという問題がある。
【0004】本考案は、安全で、左右の脚が天板に対し
て均等に開閉し、しかも高さ調節がきわめて簡単な高さ
調節テーブルを提供することを目的としている。
て均等に開閉し、しかも高さ調節がきわめて簡単な高さ
調節テーブルを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案の高さ調節テー
ブルは、天板と、該天板を支えるように天板の両端下面
にそれぞれ結合される一対の脚とからなり、該一対の脚
のそれぞれが、その上端が天板に対して回転自在にヒン
ジ結合される上部材と、該上部材の下側を互いに独立的
に摺動自在に収容すると共に、下端が自由端となってい
るパイプ状の下部材と、前記上部材と下部材との間の摺
動を少なくとも両側の脚の対応する位置でロックするた
めのロック機構とを備えており、かつ前記一対の脚の下
部材同士が互いに交差するように回動自在に結合されて
いることを特徴としている。
ブルは、天板と、該天板を支えるように天板の両端下面
にそれぞれ結合される一対の脚とからなり、該一対の脚
のそれぞれが、その上端が天板に対して回転自在にヒン
ジ結合される上部材と、該上部材の下側を互いに独立的
に摺動自在に収容すると共に、下端が自由端となってい
るパイプ状の下部材と、前記上部材と下部材との間の摺
動を少なくとも両側の脚の対応する位置でロックするた
めのロック機構とを備えており、かつ前記一対の脚の下
部材同士が互いに交差するように回動自在に結合されて
いることを特徴としている。
【0006】かかる高さ変更テーブルにおいては、前記
上部材と下部材との間に、両者を伸ばす方向に付勢する
バネを介在させるのが好ましい。
上部材と下部材との間に、両者を伸ばす方向に付勢する
バネを介在させるのが好ましい。
【0007】
【作用】請求項1のテーブルにおいては、脚(上部材)
の上端が天板にヒンジ結合されており、両脚とも天板か
ら分離しない。また上部材と下部材とをロック機構で固
定しておくと、脚の長さも変わらない。さらに下部材同
士が回転自在に結合されているので、両脚と天板とでし
っかりした三角形が構成され、そのため安定して高さが
維持される。
の上端が天板にヒンジ結合されており、両脚とも天板か
ら分離しない。また上部材と下部材とをロック機構で固
定しておくと、脚の長さも変わらない。さらに下部材同
士が回転自在に結合されているので、両脚と天板とでし
っかりした三角形が構成され、そのため安定して高さが
維持される。
【0008】 他方、高さを調節するばあいは、まず一
方の脚のロックを解除して、脚を伸ばすか、あるいは縮
めるかして所望の長さにし、再度ロック機構でその脚の
上部材と下部材とを結合する。ついで他方の脚について
も同様に調節する。このばあい、一方の脚を伸縮させる
にしたがって、その脚および他の脚と天板の角度も一意
的に連動して変化する。そのため片側ずつ容易に脚の伸
縮の調節を行なうことができる。さらに脚同士および脚
と天板の角度は脚の伸縮を助長するように変化する。そ
のため高さ調節作業が迅速にできる。
方の脚のロックを解除して、脚を伸ばすか、あるいは縮
めるかして所望の長さにし、再度ロック機構でその脚の
上部材と下部材とを結合する。ついで他方の脚について
も同様に調節する。このばあい、一方の脚を伸縮させる
にしたがって、その脚および他の脚と天板の角度も一意
的に連動して変化する。そのため片側ずつ容易に脚の伸
縮の調節を行なうことができる。さらに脚同士および脚
と天板の角度は脚の伸縮を助長するように変化する。そ
のため高さ調節作業が迅速にできる。
【0009】請求項2のテーブルにおいては、脚を伸ば
す方向にバネが付勢しているので、高さを変更するため
にロックを解除したとき、バネの付勢力で天板の重量を
バランスさせうる。そのため、とくに天板を上昇させる
ときに労力を大幅に軽減でき、高さ調節作業が楽にな
る。
す方向にバネが付勢しているので、高さを変更するため
にロックを解除したとき、バネの付勢力で天板の重量を
バランスさせうる。そのため、とくに天板を上昇させる
ときに労力を大幅に軽減でき、高さ調節作業が楽にな
る。
【0010】 さらにバネの弾発力を天板の重量を支え
る以上の強さにしておくと、ロックを解除するだけで天
板が上昇する。そのため高さ調節作業は、両方のロック
を解除した後、天板を所望の高さまで押し下げ、その位
置でロックするという簡単な操作ですむ。
る以上の強さにしておくと、ロックを解除するだけで天
板が上昇する。そのため高さ調節作業は、両方のロック
を解除した後、天板を所望の高さまで押し下げ、その位
置でロックするという簡単な操作ですむ。
【0011】なおバネの弾発力は、バネを押し縮めるよ
うに脚を縮めたとき、すなわち天板を下げたときに大き
くなる。他方、そのバネの弾発力(すなわち脚の伸びよ
うとする力)に基づく天板を上昇させる力は、脚と天板
のなす角度が小さいとき、すなわち天板を下げたときに
小さくなる。したがって、高さの調節の全域にわたっ
て、必要とする調節力が大きく変化しない利点がある。
うに脚を縮めたとき、すなわち天板を下げたときに大き
くなる。他方、そのバネの弾発力(すなわち脚の伸びよ
うとする力)に基づく天板を上昇させる力は、脚と天板
のなす角度が小さいとき、すなわち天板を下げたときに
小さくなる。したがって、高さの調節の全域にわたっ
て、必要とする調節力が大きく変化しない利点がある。
【0012】つぎに図面を参照しながら本考案のテ−ブ
ルの好ましい実施例を説明する。
ルの好ましい実施例を説明する。
【0013】図1は本考案のテ−ブルの一実施例を示す
一部切欠正面図、図2は図1のテ−ブルの折りたたんだ
状態を示す正面図、図3は図1のテ−ブルの要部拡大
図、図4は図1のテ−ブルの折りたたんだ状態を示す底
面図、図5は図4のピンジョイントまわりの拡大断面
図、図6は本考案にかかわるロック機構の一実施例を示
す斜視図、図7は図6のロック機構の断面図、図8は図
1のテ−ブルの斜視図である。
一部切欠正面図、図2は図1のテ−ブルの折りたたんだ
状態を示す正面図、図3は図1のテ−ブルの要部拡大
図、図4は図1のテ−ブルの折りたたんだ状態を示す底
面図、図5は図4のピンジョイントまわりの拡大断面
図、図6は本考案にかかわるロック機構の一実施例を示
す斜視図、図7は図6のロック機構の断面図、図8は図
1のテ−ブルの斜視図である。
【0014】図1のテ−ブルは、天板1と、その天板1
の下面に設けられるX字状に交差した一対の脚2、3と
から構成されている。
の下面に設けられるX字状に交差した一対の脚2、3と
から構成されている。
【0015】脚2、3は、図4に示すようにそれぞれT
字状の上部材4と下部材5とに分かれている。上部材4
の横杆6は、天板1の下面に取りつけたL形金具7に回
動自在に取りつけられる丸パイプであり、縦杆8は角パ
イプである。
字状の上部材4と下部材5とに分かれている。上部材4
の横杆6は、天板1の下面に取りつけたL形金具7に回
動自在に取りつけられる丸パイプであり、縦杆8は角パ
イプである。
【0016】下部材5の横杆9は両端に底つき円筒状の
すべり止め10を設けた丸パイプであり、縦杆11は前
記上部材4の縦杆8より一回り大きい角パイプである。
上部材4の縦杆8は下部材5の縦杆11内に入れ子式に
摺動自在に挿入されている。
すべり止め10を設けた丸パイプであり、縦杆11は前
記上部材4の縦杆8より一回り大きい角パイプである。
上部材4の縦杆8は下部材5の縦杆11内に入れ子式に
摺動自在に挿入されている。
【0017】さらに前記両脚2、3の下部材5同士は、
図5に示すように両者を貫通するピンジョイント12に
より回動自在に結合されている。前記それぞれの縦杆
8、11を角パイプとしているのは、両者がピンジョイ
ント12まわりに回動するとき、その回動を案内させる
ためであり、しかも下部材5が自軸まわりに回転しない
ようにするための廻り止めをも兼ねさせているのであ
る。なお両角パイプの間にすべり材13を入れてもよ
い。
図5に示すように両者を貫通するピンジョイント12に
より回動自在に結合されている。前記それぞれの縦杆
8、11を角パイプとしているのは、両者がピンジョイ
ント12まわりに回動するとき、その回動を案内させる
ためであり、しかも下部材5が自軸まわりに回転しない
ようにするための廻り止めをも兼ねさせているのであ
る。なお両角パイプの間にすべり材13を入れてもよ
い。
【0018】 図1のテーブルにおいては、下部材5の
縦杆11の内部に圧縮コイルバネ16が挿入されてお
り、上部材4の縦杆8の下端17を常時上方に付勢して
いる。したがって各脚2、3は常時伸びようとしてお
り、天板1などの重量をバランスしうる。なお上部材4
の下端17は、図3および図5に示すように、前記圧縮
コイルバネ(以下、単にバネという)16の上端を受け
るために閉じており、しかもピンジョイント12よりも
下方に伸びている。そのため上部材4の縦杆8の側壁に
は、ピンジョイント12と干渉しないようにスリット1
8が形成されている。
縦杆11の内部に圧縮コイルバネ16が挿入されてお
り、上部材4の縦杆8の下端17を常時上方に付勢して
いる。したがって各脚2、3は常時伸びようとしてお
り、天板1などの重量をバランスしうる。なお上部材4
の下端17は、図3および図5に示すように、前記圧縮
コイルバネ(以下、単にバネという)16の上端を受け
るために閉じており、しかもピンジョイント12よりも
下方に伸びている。そのため上部材4の縦杆8の側壁に
は、ピンジョイント12と干渉しないようにスリット1
8が形成されている。
【0019】一方、下部材5の上端近辺の下面側には、
図6〜7に詳細に示すようにロック機構19が取りつけ
られている。ロック機構19は下部材5に取りつけられ
るガイド20と、そのガイド20内に摺動自在に設けら
れるロックピン21と、ロックピン21を常時先端22
側(矢印A)に付勢するためのバネ23とから構成され
る。さらに上部材4の縦杆8の下面には、図3に示すよ
うにロックピン21の先端22を嵌入させうる孔24が
長手方向に6個並んで形成されている。すなわちこの実
施例では、5段階の高さ調節位置を選択することがで
き、最上端の孔24は後述する折りたたんだ状態を確実
にするためのものである。
図6〜7に詳細に示すようにロック機構19が取りつけ
られている。ロック機構19は下部材5に取りつけられ
るガイド20と、そのガイド20内に摺動自在に設けら
れるロックピン21と、ロックピン21を常時先端22
側(矢印A)に付勢するためのバネ23とから構成され
る。さらに上部材4の縦杆8の下面には、図3に示すよ
うにロックピン21の先端22を嵌入させうる孔24が
長手方向に6個並んで形成されている。すなわちこの実
施例では、5段階の高さ調節位置を選択することがで
き、最上端の孔24は後述する折りたたんだ状態を確実
にするためのものである。
【0020】前記ロック機構19においては、通常はロ
ックピン21がバネ23によって矢印A方向に付勢さ
れ、その先端22は下部材(外側の角パイプ)5の孔2
5と上部材(内側の角パイプ)4の孔24とを貫通して
おり、上部材4と下部材5とを相互に伸縮できないよう
にロックする。他方、ロックピン21を矢印B方向に引
っ張って先端22を孔24から抜き出せば、上部材4を
矢印C、D方向にスライドさせうる。
ックピン21がバネ23によって矢印A方向に付勢さ
れ、その先端22は下部材(外側の角パイプ)5の孔2
5と上部材(内側の角パイプ)4の孔24とを貫通して
おり、上部材4と下部材5とを相互に伸縮できないよう
にロックする。他方、ロックピン21を矢印B方向に引
っ張って先端22を孔24から抜き出せば、上部材4を
矢印C、D方向にスライドさせうる。
【0021】つぎに叙上のごとく構成されるテ−ブルの
高さを調節する手順を説明する。
高さを調節する手順を説明する。
【0022】通常の状態では、前記ロックピン21が上
部材4と下部材5の摺動を拘束している。そのためL形
金具7とピンジョイント12間の距離L1は不変であ
り、それらでつくられる三角形がしっかりと維持され
る。そのためテ−ブルの高さは安定している。図1およ
び図2の実線で示す状態においては、ロックピン21は
上部材4のもっとも下側の孔24と係合しており、その
ためL形金具7とピンジョイント12間の距離L1がも
っとも長くなっている。したがって脚2、3自体の長さ
Lももっとも長くなり、さらに脚2、3と天板1とのな
す角度θももっとも大きくなっている。そのばあい上部
材4の縦杆8が下部材5の縦杆11からもっとも抜け出
ている状態であるので、バネ16の長さがもっとも長
く、それゆえ天板1をそれ以上上昇させようとする力は
小さい。
部材4と下部材5の摺動を拘束している。そのためL形
金具7とピンジョイント12間の距離L1は不変であ
り、それらでつくられる三角形がしっかりと維持され
る。そのためテ−ブルの高さは安定している。図1およ
び図2の実線で示す状態においては、ロックピン21は
上部材4のもっとも下側の孔24と係合しており、その
ためL形金具7とピンジョイント12間の距離L1がも
っとも長くなっている。したがって脚2、3自体の長さ
Lももっとも長くなり、さらに脚2、3と天板1とのな
す角度θももっとも大きくなっている。そのばあい上部
材4の縦杆8が下部材5の縦杆11からもっとも抜け出
ている状態であるので、バネ16の長さがもっとも長
く、それゆえ天板1をそれ以上上昇させようとする力は
小さい。
【0023】その状態から天板1を下げるには、まずロ
ックピン21を抜いてロックを解除する。そのばあいで
もバネ16の付勢力により、天板1は勝手に下がらな
い。またピンジョイント12がスリット18の下端に当
接しているので、それ以上勝手に上がることもない。こ
の場合、スリット18とピンジョイント12とはストッ
パを兼ねている。
ックピン21を抜いてロックを解除する。そのばあいで
もバネ16の付勢力により、天板1は勝手に下がらな
い。またピンジョイント12がスリット18の下端に当
接しているので、それ以上勝手に上がることもない。こ
の場合、スリット18とピンジョイント12とはストッ
パを兼ねている。
【0024】その状態から天板1をバネ16の付勢力に
抗して下方に押し下げ(図8の矢印E)、所望の高さで
ロックピン21を再び孔24に嵌入して、ロック状態に
する。それによりテ−ブルが再びその高さでしっかりと
安定することになる。なお天板1を押し下げていくと
き、バネ16が縮んでいくので、その付勢力が次第に大
きくなる。しかしこれとは逆に、脚2、3の天板1に対
する角度θが次第に小さくなるので、バネ16による天
板1を押し上げる力(上向きの分力)が小さくなる。し
たがつて両者が相殺することになり、天板1を押し下げ
るに要する力は直線的に増加することはなく、調節の領
域全体で大きく変化しない。なお所望により、バネ16
の巻きピッチを不均一にし、バネの圧縮長さと付勢力と
の関係を非線形にすることにより、天板1を低くしたと
きのバネ付勢力の分力を補償する設計とすることもでき
る。
抗して下方に押し下げ(図8の矢印E)、所望の高さで
ロックピン21を再び孔24に嵌入して、ロック状態に
する。それによりテ−ブルが再びその高さでしっかりと
安定することになる。なお天板1を押し下げていくと
き、バネ16が縮んでいくので、その付勢力が次第に大
きくなる。しかしこれとは逆に、脚2、3の天板1に対
する角度θが次第に小さくなるので、バネ16による天
板1を押し上げる力(上向きの分力)が小さくなる。し
たがつて両者が相殺することになり、天板1を押し下げ
るに要する力は直線的に増加することはなく、調節の領
域全体で大きく変化しない。なお所望により、バネ16
の巻きピッチを不均一にし、バネの圧縮長さと付勢力と
の関係を非線形にすることにより、天板1を低くしたと
きのバネ付勢力の分力を補償する設計とすることもでき
る。
【0025】前記天板1の高さを低くする手順は以上の
通りであるが、高くする場合もほぼ同じである。すなわ
ち天板1の上昇力を抑えながらロックを解除し、バネ1
6の力で天板1を上昇させ(図8の矢印F)、所望の高
さで再びロックすればよい。あるいは一旦もっとも高く
しておき、再度必要な高さまで押し下げればよい。なお
天板1の高さ調節は上記のように両脚2、3の角度を同
時に変えていけば、脚2、3の下端の横杆が均等に開い
たり閉じたりする(図8の矢印G、H)ので、脚の中心
が天板1の一方に片寄ることはない。しかしたとえばテ
−ブルを上下逆にして、片脚ずつ調節することもでき
る。なおすべり止め10を円筒状にしておくと、脚2、
3の開閉角度にかかわらずそのすべり止め作用が維持さ
れる利点がある。
通りであるが、高くする場合もほぼ同じである。すなわ
ち天板1の上昇力を抑えながらロックを解除し、バネ1
6の力で天板1を上昇させ(図8の矢印F)、所望の高
さで再びロックすればよい。あるいは一旦もっとも高く
しておき、再度必要な高さまで押し下げればよい。なお
天板1の高さ調節は上記のように両脚2、3の角度を同
時に変えていけば、脚2、3の下端の横杆が均等に開い
たり閉じたりする(図8の矢印G、H)ので、脚の中心
が天板1の一方に片寄ることはない。しかしたとえばテ
−ブルを上下逆にして、片脚ずつ調節することもでき
る。なおすべり止め10を円筒状にしておくと、脚2、
3の開閉角度にかかわらずそのすべり止め作用が維持さ
れる利点がある。
【0026】 テーブルを折りたたむ場合は、前述と同
じようにしてロックを解除し、図2に示すように天板1
を脚2、3が完全に折りたたまれるまで下向きに押しつ
けるようにすればよい。この場合はバネ16の付勢力が
もっとも大きくなっているが、天板1と脚2、3とがほ
ぼ平行であるので、天板1を持ち上げる力はほとんどな
い。この状態で再びロックすればよい。
じようにしてロックを解除し、図2に示すように天板1
を脚2、3が完全に折りたたまれるまで下向きに押しつ
けるようにすればよい。この場合はバネ16の付勢力が
もっとも大きくなっているが、天板1と脚2、3とがほ
ぼ平行であるので、天板1を持ち上げる力はほとんどな
い。この状態で再びロックすればよい。
【0027】 前記実施例においては、少なくともテー
ブルが立ち上がっているときは、バネ16の付勢力が天
板1の重量を充分に支持できるような強さにしている。
しかし本考案はかかる場合に限定されるものではない。
すなわちバネ16の付勢力がそれほど大きくなく、ロッ
クを解除すれば天板1が下がっていくような場合でも、
下降速度を緩やかにし、天板を持ち上げる力を軽減しう
るバランス効果がある。またバネをまったく用いなくて
も、両方の脚をロックした状態では左右が対称となるの
で、従来のテーブルに比して、一定の高さでしっかりと
安定する効果がある。またこのような作用を得るべく5
個の部品を5個所で可動的に連結しているが、一方のロ
ック機構を解除した状態では4個の部品を4個所で可動
的に連結したリンク機構となるので、伸縮操作が容易で
ある。しかも脚を伸縮するときに両脚間の角度が伸縮を
助長するように開閉するので、高さ調節作用を迅速に行
うことができる。
ブルが立ち上がっているときは、バネ16の付勢力が天
板1の重量を充分に支持できるような強さにしている。
しかし本考案はかかる場合に限定されるものではない。
すなわちバネ16の付勢力がそれほど大きくなく、ロッ
クを解除すれば天板1が下がっていくような場合でも、
下降速度を緩やかにし、天板を持ち上げる力を軽減しう
るバランス効果がある。またバネをまったく用いなくて
も、両方の脚をロックした状態では左右が対称となるの
で、従来のテーブルに比して、一定の高さでしっかりと
安定する効果がある。またこのような作用を得るべく5
個の部品を5個所で可動的に連結しているが、一方のロ
ック機構を解除した状態では4個の部品を4個所で可動
的に連結したリンク機構となるので、伸縮操作が容易で
ある。しかも脚を伸縮するときに両脚間の角度が伸縮を
助長するように開閉するので、高さ調節作用を迅速に行
うことができる。
【0028】また前記実施例では、ロック機構としてバ
ネ23で突出する方向に付勢したロックピン21を採用
しているが、本考案におけるロツク機構としては、かか
る機構のほか、たとえば下部材5に取りつけたナット
と、そのナットに螺合したネジなどによって構成するこ
ともできる。このものはネジの先端で上部材4の縦杆8
(またはそれに設けた縦長の孔)をロックし、あるいは
解除することができる。その場合、摩擦力でロックする
ようにすれば無段階の調節も可能である。
ネ23で突出する方向に付勢したロックピン21を採用
しているが、本考案におけるロツク機構としては、かか
る機構のほか、たとえば下部材5に取りつけたナット
と、そのナットに螺合したネジなどによって構成するこ
ともできる。このものはネジの先端で上部材4の縦杆8
(またはそれに設けた縦長の孔)をロックし、あるいは
解除することができる。その場合、摩擦力でロックする
ようにすれば無段階の調節も可能である。
【0029】また前記実施例では両脚2、3とも1本の
縦杆8、11を有するが、いずれか一方、あるいは両方
が2本ないしそれ以上の縦杆を有していてもよい。たと
えば両方の脚をそれぞれU字状に構成しても同じ効果を
奏しうる。
縦杆8、11を有するが、いずれか一方、あるいは両方
が2本ないしそれ以上の縦杆を有していてもよい。たと
えば両方の脚をそれぞれU字状に構成しても同じ効果を
奏しうる。
【0030】さらに前記実施例の場合とは逆に、上部材
4の縦杆8内に下部材5の縦杆11を入れ子状に挿入す
るようにしてもよい。
4の縦杆8内に下部材5の縦杆11を入れ子状に挿入す
るようにしてもよい。
【0031】
【考案の効果】 請求項1のテーブルにおいては、一旦
天板の高さを定めるとその状態が安定して維持される。
さらに、左右の両脚が天板に対して対称に開閉するの
で、安全である。またこのような作用を得るべく5個の
部品を5個所で可動的に連結しているが、一方のロック
機構を解除した状態では4個の部品を4個所で可動的に
連結したリンク機構となる。そのため脚の伸縮と開閉を
同時に行うことができ、高さ調節作業を迅速に、かつ簡
単にできる利点がある。
天板の高さを定めるとその状態が安定して維持される。
さらに、左右の両脚が天板に対して対称に開閉するの
で、安全である。またこのような作用を得るべく5個の
部品を5個所で可動的に連結しているが、一方のロック
機構を解除した状態では4個の部品を4個所で可動的に
連結したリンク機構となる。そのため脚の伸縮と開閉を
同時に行うことができ、高さ調節作業を迅速に、かつ簡
単にできる利点がある。
【0032】請求項2のテ−ブルは、バネが天板の重量
の一部ないし全部を支えてバランスさせるので、天板の
高さ調節作業が一層楽にできる利点がある。
の一部ないし全部を支えてバランスさせるので、天板の
高さ調節作業が一層楽にできる利点がある。
【図1】本考案のテ−ブルの一実施例を示す一部切欠正
面図。
面図。
【図2】図1のテ−ブルの折りたたんだ状態を示す正面
図。
図。
【図3】図1のテ−ブルの要部拡大図。
【図4】図1のテ−ブルの折りたたんだ状態を示す底面
図。
図。
【図5】図4におけるピンジョイントまわりの拡大断面
図。
図。
【図6】本考案にかかわるロック機構の一実施例を示す
斜視図。
斜視図。
【図7】図6のロック機構の断面図。
【図8】図1のテ−ブルの斜視図。
1 天板 2、3 脚 4 上部材 5 下部材 7 L形金具 12 ピンジョイント 16 圧縮コイルバネ 19 ロック機構
Claims (2)
- 【請求項1】 天板と、該天板を支えるように天板の両
端下面にそれぞれ結合される一対の脚とからなり、該一
対の脚のそれぞれが、その上端が天板に対して回転自在
にヒンジ結合される上部材と、該上部材の下側を互いに
独立的に摺動自在に収容すると共に、下端が自由端とな
っているパイプ状の下部材と、前記上部材と下部材との
間の摺動を少なくとも両側の脚の対応する位置でロック
するためのロック機構とを備えておりかつ前記一対の脚
の下部材同士が互いに交差するように回動自在に結合さ
れてなる、折り畳式の高さ調節テーブル。 - 【請求項2】 前記それぞれの脚の内部に、上部材と下
部材とを伸ばす方向に付勢するためのバネが収容されて
いる請求項1記載の高さ調節テーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991112329U JPH0715455Y2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 高さ調節テーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991112329U JPH0715455Y2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 高さ調節テーブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0553528U JPH0553528U (ja) | 1993-07-20 |
| JPH0715455Y2 true JPH0715455Y2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=14583957
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991112329U Expired - Lifetime JPH0715455Y2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 高さ調節テーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715455Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5848875B2 (ja) * | 2011-01-12 | 2016-01-27 | 株式会社タイトー | ゲーム装置 |
| KR101929233B1 (ko) * | 2016-11-11 | 2018-12-17 | 주식회사 그린케이 | 높이 및 각도 조절이 가능한 받침대 |
| JP7306189B2 (ja) * | 2019-09-26 | 2023-07-11 | コクヨ株式会社 | テーブル |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61162496A (ja) * | 1984-12-29 | 1986-07-23 | 住友電気工業株式会社 | 上下動装置 |
| JPH0733238B2 (ja) * | 1990-03-27 | 1995-04-12 | 株式会社彦間製作所 | 高所作業車 |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP1991112329U patent/JPH0715455Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0553528U (ja) | 1993-07-20 |
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